JPH0240224Y2 - - Google Patents

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JPH0240224Y2
JPH0240224Y2 JP1980100164U JP10016480U JPH0240224Y2 JP H0240224 Y2 JPH0240224 Y2 JP H0240224Y2 JP 1980100164 U JP1980100164 U JP 1980100164U JP 10016480 U JP10016480 U JP 10016480U JP H0240224 Y2 JPH0240224 Y2 JP H0240224Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動扉に関するものである。
[従来の技術] 従来例を第1図に示す。この従来例は出入口両
側に設けられ検知器16の発生する超音波や光線
等の信号によつて人の有無を検知し、いずれかの
検知器16が人の存在を検知して検知信号を発生
した際、扉11を開成駆動し、所定時間経過後自
動的に扉11が閉成されるものである。
しかし乍ら、上記検知器16で扉11が走行す
るレール9(敷居部位)上の人を検知しようとす
ると超音波や光線が扉11に照射され、誤つて検
知信号を出力し、扉11が開いてしまうので、レ
ール9上に検知器16の検知信号を照射すること
ができず図中斜線で示した検知器16の検知エリ
アBに対して、検知不能である検知器16のデツ
ドエリア(図中A)とされていた。
[考案が解決しようとする課題] そのため上記従来例では検知エリアBを人が通
過して扉11が開き、デツドエリアAに人が立ち
止まると、扉11が閉まつてしまい扉11に挟ま
れてしまうという虞れがあつた。
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、誤動作することな
く検知器のデツドエリア内の人の存在を安全検知
器で検知して、安全に扉の閉成制御が行える自動
扉を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上述の目的を達成するために、扉の出
入口両側に設けた人の有無を検出する検知器の検
知信号にて扉を開成する自動扉において、敷居部
位が検知エリアとなるように扉方向に信号を照射
する安全検知器と、扉開成状態で上記検知器の検
知信号と安全検知器の検知信号が共に無くなれば
扉を閉成駆動する制御手段とを備えたものであ
る。
[作用] 而して本考案によれば、安全検知器により従来
デツドエリアであつた敷居部位を検知エリアとし
て人の存在を検知することができ、結果扉に人が
挟まるような恐れが無くなり、しかも扉開成状態
で安全検知器の検知信号の有無を判定するため、
安全検知器の扉検知による誤動作も起こすことな
く、結果誤動作を配慮した安全検知器の制御を行
なわないことも可能となる。
[実施例] 以下本考案を実施例により説明する。
第2図は実施例における検知器16と、安全検
知器40の配置構成を示しており、検知器16,
16は従来と同様に扉11の前を検知エリアB,
Bとするもので、この検知エリアB,Bを通過す
る人を検知する。安全検知器40は敷居部位たる
レール9を含むデツドエリアAを検知エリアCと
するもので、デツドエリアA内に立ち止まる人を
検知するためのものである。
次に本考案実施例の通常動作を第3図、第4図
の構成に基づいて説明する。
今、モードセレクトスイツチ回路部19を“全
開”に設定してあるとし、検知器16から検知信
号が開き処理判定回路部18に入力すると、モー
タ制御回路部13の開き信号によつてモータ5が
扉11開き方向に回動する。この回動により扉1
1は走行を開始するわけで、まず扉11が移動す
ると永久磁石3によつて最初にリードスイツチ1
dが動作し、次のリードスイツチ1cが動作する
ことになる。正常にリードスイツチ1cが扉11
の走行に伴つてオンオフ動作し、次のリードスイ
ツチ1bがオンすると、扉位置判定回路部12は
ブレーキタイマ26を例えば1秒間動作させて、
その間ブレーキ回路24の働きにより、モータ5
の回路に直流を流してモータ5の回転に制動をか
け、扉11の走行を停止させる。この時リードス
イツチ1aが永久磁石3によつてオンされ、扉位
置判定回路部12より安全検知器40に安全検知
器40の駆動用信号が出力され安全検知器40が
信号線を照射する。安全検知器40が敷居部位に
あるレール9の上にいる人を検知すれば検知信号
を開き処理判定回路部18に出力して開き処理判
定回路部18が扉11の開成状態を保持する。
ここでレール9上に人がおらず、安全検知器4
0からの検知信号が無く、しかも検知器16の検
知信号の入力がなくなると、開放タイマ21はク
ロツク回路30のクロツクを計数して定められた
個数を計数した時点で閉じ信号を出力し、モータ
制御回路部13はモータ5を反回転させ、扉11
を閉成方向に走行させる。
この走行によつてリードスイツチ1aが動作
し、次にリードスイツチ1bが動作するわけであ
るが、このリードスイツチ1bの動作後の走行中
に検知器16より検知信号が開き処理判定回路部
18に入力すると、開き信号がモータ制御回路部
13に入力し、且つ扉位置判定回路部12から徐
行信号が徐行回路25に入力し、この結果モータ
5が低速度回転に制御されて扉11を開方向に徐
行させる。
検知器16からの検知信号の入力がなく、扉1
1の閉動作が継続され、リードスイツチ1cが動
作すると、扉位置判定回路部12よりブレーキタ
イマ26に信号が出力し、ブレーキタイマ26よ
り1秒間ブレーキタイマ信号がブレーキ回路24
に入力し、ブレーキ回路24の働きにより、モー
タ5の回転に制動をかける。
この間に検知器16から検知入力があれば、開
き処理判定回路部18より開き信号がモータ制御
回路部13に出力して、モータ制御回路部13で
は上述と同様に扉11を開成方向に走行反転させ
る。
検知信号の入力がなく上述のブレーキがかかる
のが終了すると、扉位置判定回路部12より徐行
信号が出力して、徐行回路25の働きによりモー
タ5の回転速度を落とし、扉11を閉じ方向に徐
行させる。そして扉11の走行に伴つて、リード
スイツチ1dが動作するとブレーキタイマ26へ
扉位置判定回路部12から信号を出力してブレー
キタイマ26より1秒間ブレーキ信号をモータ制
御回路部13へ出力する。このブレーキ信号によ
つて、再びモータ5の回転に制動をかける。また
リードスイツチ1dが動作するまでの間に検知器
16より検知信号の入力があれば、開き処理判定
回路部18より開き信号が扉位置判定回路部12
へ出力して上述の開き動作を行うように設定され
る。検知信号の入力がなければブレーキタイマ2
6のタイムアツプと同時に押動作タイマ27へブ
レーキタイマ26より信号が出力して、この信号
により押動作タイマ27が動作させる。押動作タ
イマ27は1秒間動作し、この1秒間に再び徐行
回路25の働きによりモータ5を低速度回転させ
て扉11を徐行させて全閉に至る。この徐行区間
が所謂押し動作区間である。
扉11が全閉するとリードスイツチ1dが動作
し、扉位置判定回路部12は各リードスイツチ1
a〜1dに対応するメモリ内容を“0”に戻し、
待期状態となる。
第5図は扉11の動作モードを示すフローチヤ
ートで、同図中Aは扉11の開き動作区間でイ点
はブレーキ回路26の動作タイミング、Bは扉1
1の閉じ動作区間でロ点はブレーキ回路24の動
作タイミング、Cは徐行区間で、ハ点はブレーキ
回路24の動作タイミング、Dは押し動作区間で
ある。
上述の全開の動作モードにおいて、扉11が開
き始めてから開き終わるまでの時間は半開・全開
の3/4時間記憶回路部15の開放動作記憶用タイ
マ31によつてカウントされて記憶演算部32に
記憶される。この記憶した時間は後の“半開”、
“3/4開き”モードにおいて、扉11の開き位置の
設定に利用される。
次にモードセレクトスイツチ回路部19によつ
て“半開”にモード設定を行なうと、検知器16
より検知信号が開き処理判定回路部18に入力し
この入力によつて開き信号がモータ制御回路部1
3に入力し、上述と同様にモータ5が回転して扉
11を開き方向に走行させ、この開き動作開始と
同時に開放動作記憶用タイマ31が時間をカウン
トする。一方記憶演算部32の記憶時間はモード
セレクトに応じた演算係数によつて割算器33で
半開に要する時間が割出され、その割出された目
標時間と経過時間とが比較器34で比較されて一
致すると、比較器34から比較出力が出力し、こ
の出力とモードセレクトスイツチ回路部19の
“半開”セレクト信号とがモード判定回路部20
のアンド回路35で論理演算されてゲート出力が
ブレーキタイマ26へ出力する。ブレーキタイマ
26は1秒間ブレーキ信号をモータ制御回路部1
3に出力してブレーキ回路24の働きによりモー
タ5の回転に制動をかけ、扉11の走行を停止さ
せる。次に検知器16からの検知信号の入力がな
く且つ安全検知器40が検知信号を出力せず、開
放タイマ21が作動して所定時間経過してタイム
アツプすると、閉じ信号をモータ制御回路部13
へ出力する。モータ制御回路部13は閉じ信号の
入力と同時にモータを逆回転させて扉11を閉じ
方向に走行させ、上述の“全開”モードと同様に
扉11の走行を制御して、扉11が全閉に至る。
またモードセレクトスイツチ回路部19の設定
モードを“3/4開き”に設定すると、割算器33
の割算係数がモードセレクトに応じて与えられて
比較器34より比較出力が発生するタイミングが
変更され、全開に要する時間の約3/4で扉11の
開き動作が停止されるようにモータ5が制御され
ることになる。尚扉11の動作モードは“半開”
のときと同様である。
次にモードセレクトスイツチ回路部19の設定
モードを“自動”に設定した際の動作を説明す
る。この“自動”モードは一定時間内の人間の出
入りを計数し、その数値により扉11の開き量を
決定し、冷房、暖房のエネルギーの外部への放出
を防止しようとするものである。即ち検知器16
の検知信号を通過人員判定回路部17のカウンタ
50でカウントし、クロツク回路部30のクロツ
クパルスを例えば3秒間隔として9段のシフトレ
ジスタ36をカウンタ50出力でシフトさせて過
去30秒間の検知器16の検知信号出力回数を加算
器37を通じて検数し、この検数結果と比較基準
値を比較器38で比較し、通過人員が基準値より
少ない場合比較出力を発生し、この比較出力をモ
ード判定回路部20のアンド回路39に入力す
る。アンド回路39はモードセレクトスイツチ回
路部19の“自動”セレクト信号と、別のアンド
回路35のゲート出力と、上記比較出力とを論理
演算を行なうようになつている。しかして今検知
器16より検知信号の入力があると、開き処理判
定回路部18より開き信号がモータ制御回路部1
3に出力し、この出力によりモータ5が回転駆動
され、扉11は開き始める。そして半開状態に至
るとアンド回路35に“自動”セレクト信号が入
力しているため比較器34から比較出力が発生す
るタイミングでアンド回路35より別のアンド回
路39へゲート出力が出力する。このときシフト
レジスタ36の内容を加算器37で加算して得ら
れた過去30秒間の人の出入り数が比較基準値(例
えば3人)より少なければ、アンド回路35の残
りの入力に比較器38の比較出力が入力している
ため、アンド回路39よりゲート出力が開放タイ
マ21へ出力し、“半開”モードと同様な扉11
の動作モードとなる。この場合“半開”で扉11
の開成が停止していて開放タイマ21が動作して
いるときに比較器38の比較出力がなくなれば、
即ち過去30秒間の出入り人数が比較基準値を越え
たとすると開放タイマ21をリセツトすると同時
に“全開”モードと同様な扉11の開閉動作モー
ドに移る。
もし前記半開状態に扉11が開成された時点で
比較出力がなければ、即ち検知器16で検知され
た過去30秒間の出入りの人数の数が比較基準値を
越えている場合にはアンド回路39からのゲート
出力が無いため“全開”モードと同様な扉11の
動作モードとなる。
尚第3図中のスタートタイマ回路28は最初の
電源投入時において、徐行信号をモータ制御回路
13に所定時間入力させるためのもので、徐行回
路25が一定時間モータ5を低速回転させて扉1
1の走行速度を徐行速度に制御し、扉11を初期
状態に設定する。またセレクタ21aは開放タイ
マ21の動作時間設定のためのセレクタである。
走行抵抗チエツクスイツチ回路29はスイツチ
SWaの投入により動作を開始して、扉11を試
験的に所定速度で走行させ、扉11のねじれ、レ
ール9への異物侵入、扉11の吊り込み不良等を
確認するためのものである。
第4図中の4は無目、6は主動プーリ、7は従
動プーリ、8はVベルト、10,10′は吊り下
げ金具である。
[考案の効果] 本考案は、安全検知器により従来デツドエリア
であつた、敷居部位を検知エリアとして人の存在
を検知することができ、結果デツドエリアに人が
立ち止まつても、扉に人が挟まるような事故の発
生の恐れが無くなり、しかも扉開成状態で安全検
知器の検知信号の有無を判定するため、安全検知
器の扉検知による誤動作も起こすことなく、従つ
て誤動作を配慮した安全検知器の制御を行なわな
いことも可能となり、判定プロセスを簡易化でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の使用状態を示す断面図、第2
図は本考案の一実施例の使用状態を示す断面図、
第3図は同上の全体概略構成図、第4図は同上の
概略拡大構成図、第5図は同上の扉の動作モード
を示すタイムチヤートであつて、9はレール、1
1は扉、16は検知器、21は開放タイマ、40
は安全検知器を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉の出入口両側に設けた人の有無を検出する検
    知器の検知信号にて扉を開成する自動扉におい
    て、敷居部位が検知エリアとなるように扉方向に
    信号を照射する安全検知器と、扉開成状態で上記
    検知器の検知信号と安全検知器の検知信号が共に
    無くなれば扉を閉成駆動する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする自動扉。
JP1980100164U 1980-07-15 1980-07-15 Expired JPH0240224Y2 (ja)

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JP1980100164U JPH0240224Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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JP1980100164U JPH0240224Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS5721777U JPS5721777U (ja) 1982-02-04
JPH0240224Y2 true JPH0240224Y2 (ja) 1990-10-26

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ID=29461751

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JP1980100164U Expired JPH0240224Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018024U (ja) * 1983-07-15 1985-02-07 株式会社クボタ 車両用変速操作装置
JPS6024624U (ja) * 1983-07-27 1985-02-20 トヨタ自動車株式会社 車両用フロアシフト機構

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JPS5037697U (ja) * 1973-08-02 1975-04-19
JPS55152284A (en) * 1979-05-15 1980-11-27 Matsushita Electric Works Ltd Automatic door

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