JPH0314747B2 - - Google Patents

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JPH0314747B2
JPH0314747B2 JP59039452A JP3945284A JPH0314747B2 JP H0314747 B2 JPH0314747 B2 JP H0314747B2 JP 59039452 A JP59039452 A JP 59039452A JP 3945284 A JP3945284 A JP 3945284A JP H0314747 B2 JPH0314747 B2 JP H0314747B2
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JP
Japan
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signal
car
circuit
floor
passengers
Prior art date
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JP59039452A
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English (en)
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JPS60183478A (ja
Inventor
Hiroshi Ko
Toshihisa Ikeda
Yoshikazu Matsuno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Tetsuku Kk
Original Assignee
Fuji Tetsuku Kk
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Publication date
Application filed by Fuji Tetsuku Kk filed Critical Fuji Tetsuku Kk
Priority to JP59039452A priority Critical patent/JPS60183478A/ja
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Publication of JPH0314747B2 publication Critical patent/JPH0314747B2/ja
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の人体の発する赤外線から人数を測定す
る装置を利用した、エレベータの防犯装置に関す
るものである。
エレベータ犯罪に関して警察庁がまとめた調査
によると、凶悪犯(強盗及び強姦)と強制わいせ
つの被害に関わる認知または検挙事件が年間に56
年度71件、57年度85件であるが、軽微ないたずら
等はかなりの数に達していると予想される。実際
に日本建築学会で報告された犯罪被害実態調査の
結果によると(奈良女子大住居学科、瀬渡章子助
手)、京都府下のある団地のアンケート回答者
(380人)の6.8%の女性が何らかの被害を受けて
いる(58.9.27朝日新聞)。こういつたエレベータ
犯罪の被害者は全て女性で加害者は男性1名の時
がほとんどである(被害者2名の事件は56年度1
件でほとんどがかご内に2名の状態の時である)。
次に警察庁発表(56年度)の犯罪の時間帯を見る
と午後6時〜午前6時迄が全体の70%であり、こ
のうち特に午後6時〜7時と午前1時〜2時がエ
レベータ利用上の危険時間帯と言われている。又
午後10時以後の深夜の被害は全体の40%にも達し
被害者は風俗営業や深夜飲食店等の従事者であ
る。
従来、エベータの防犯装置としては (1) 通報装置(インターホン) (2) 各階強制停止装置 (3) ガラス窓付扉 があり、住宅用エレベータでは上記(1)と(2)は建築
基準法で設置が義務づけられており、(3)につては
行政指導がなされている。このうち(2)の各階強制
停止装置は、この装置が作動すると、かご内の行
先ボタンが押された場合、目的階に達する迄は乗
客の意志とは無関係に出入口のある各階床に順次
停止し、扉の開閉を自動的に繰返しながら昇降す
る。これは深夜運転時に利用者の安全をはかるた
め、管理者の判断によりこの装置による運転に切
り換えられており、万一犯人に襲われても被害者
には逃げる機会が増すことになるし、又犯行が外
部の人の服に触れ易くして密室化を防ぎ犯罪を行
ないにくくする効果をねらつている。住宅公団の
高層共同住宅ではタイマーによつて自動的に深夜
の間、この運転に切り換わるようにしている。し
かし、この運転に切り換わると乗客は非常にいら
いらさせられるので(通常深夜の乗客は1人の場
合が多く、見知らぬ人との2人の相乗りは少な
い)、心理的に直行運転の方が安心という意見も
あり、乗客1人の場合が多い為、各階強制停止に
対する入居者からの苦情もあつて、この装置の運
転に切り換えていない所が多い。警察庁の調べに
よると、被害に関係したエレベータの約70%がこ
の装置を作動させていなかつたものであり、防犯
上の問題点として指摘されている。警察庁(保安
部防犯課)では当面の防犯対策として (1) 利用者の少ない時間帯、特に夜間には各階強
制停止装置を作動させ、自動的に各階止りとす
る。
(2) 非常ベル、インターホンなどの使い方の周知
徹底を図る。
(3) 扉を網入りガラス製にし内部が見えるように
する。
などを薦め指導している。
一方、出願人は先に人体の発する赤外線から人
数を精度よく、しかも簡単かつ安価な構成で検出
することを目的として、特願昭57−172379号「混
雑度検出装置」や特願昭57−192763号「混雑度検
出装置」を提案している。これらの詳細な説明に
ついては省略するが、その基本的な構成について
の一実施例を第1図に示す。
第1図において、1は集光レンズ2と一定の周
期で回転する平面反射鏡3と入射される赤外線の
変化に応動する赤外線検知素子(以下単に検知素
子という)4とを収容した光学系収容ケース、5
は平面反射鏡3を駆動する走査用モータ、6は前
置増幅器、7はノイズ成分等を除去するための帯
域通過フイルタ、8は主増幅器、9は所定のレベ
ル以上の入力信号でパルス信号を出力するコンパ
レータ、10は該パルス信号のパルス幅に対応し
たクロツクパルス数の列として出力を発するマル
チプレクサ回路、11は計数回路である。以上の
構成において、視野の設定は平面反射鏡3と同軸
に取付けられたスリツト付円板(図示省略)とフ
オトインタラプタ(図示省略)によつて平面反射
鏡3の回転位置を検出することにより行ない、平
面反射鏡3による視野の走査によつて得られた検
知素子4の出力信号の波形の幅が、測定人数にほ
ぼ比例するという関係を利用して、マルチプレク
サ10の出力であるクロツクパルス数を計数し、
視野内の人数を測定するものである。なお、第1
図は検知素子4を1個として1チヤンネル分のみ
を図示し、他のチヤンネルについては図示を省略
している。
この混雑度検出装置はエレベータホールの待客
検出等に効果を発揮するものであるが、これをエ
レベータのかご内に設けることによつて、かご内
の乗客数と更には後述のように乗客の位置関係を
も知ることが可能である。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、前
記混雑度検出装置を利用することにより各階強制
停止装置の有効活用を図ることを目的とし、その
特徴とするところは、夜間においてかご内に2名
の乗客が乗り、その乗客同士が極めて接近した状
態になつた時のみ各階強制停止装置を作動させる
ことにある。また、この時同時に管理人室やエレ
ベータホールに表示を行なつたり、或いはインタ
ーホンを作動させてかご内の様子を知ることがで
きるようにすればより一層の効果がある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図は本発明の構成を示すブロツク図で、第
1図と同一のものは同一の符号にて示している。
図中、6aは前置増幅器6の出力信号、9aはコ
ンパレータ9の出力信号、20はかご内の乗客が
所定距離以上接近した場合に信号20aを出力す
る距離検出回路、30はマルチプレクサ10の出
力であるクロツクパルス数を計数し、かご内の乗
客が2人である場合にのみ信号30aを出力する
人数検出回路、40はANDゲート、40aはそ
の出力信号、41は出力回路、42は各階強制停
止装置である。なお、第2図では1チヤンネル分
のみを図示し、他のチヤンネルについては省略し
ているが、以下は第1〜第3の3チヤンネルで構
成されている場合について説明し、各信号の各チ
ヤンネルとの対応は各記号の末尾に小文字1〜3
を付して区別している。
第3図aは、第1チヤンネルの視野内に乗客2
人が離れて立つている場合及び無人の場合の、前
置増幅器6とコンパレータ9の出力信号6a1及び
9a1をそれぞれ示し、第3図bは同様に第1チヤ
ンネルにおいて、2人が極めて接近して立つてい
る場合、1人の場合及び無人の場合の信号6a1
び9a1をそれぞれ示したものである。第3図か
ら、コンパレータの出力信号9a1のパルス幅或い
はパルスとパルスの間隔を検出することにより乗
客間の距離を検出することができる。また異なる
チヤンネルに人がそれぞれ存在する場合は隣接す
るチヤンネルのみを考えればよい。いま第1チヤ
ンネルと第2チヤンネルに1人ずつ存在している
とすると、前置増幅器の出力信号6a1及び6a2
コンパレータの出力信号9a1及び9a2はそれぞ
れ、2人が離れている場合は第4図aに示すよう
に、2人が接近している場合は第4図bに示すよ
うになつている。従つてこの場合もコンパレータ
の出力信号であるパルスの間隔により乗客の距離
を知ることができる。
第5図はこの距離検出回路の詳細を示すブロツ
ク図で、図中、9a1〜9a3はそれぞれ第1チヤン
ネル〜第3チヤンネルのコンパレータの出力信
号、21及び27はANDゲート、22は単安定
マルチバイブレータ23遅延回路24及びAND
ゲート25からなる第1チヤンネルの距離比較回
路、同様に26及び28はそれぞれ第2及び第3
チヤンネルの距離比較回路、29はORゲートで
ある。距離比較回路22では、第1チヤンネル内
に人が接近して存在する場合に出力を発する。こ
れを第6図により説明する。第6図aは、第3図
aの状態の場合の距離比較回路22の各部の信号
波形を示す図で、23aは単安定マルチバイブレ
ータ23の出力信号、24aは遅延回路24(遅
れ時間τ)の出力信号、25aはANDゲート2
5の出力信号である。ANDゲート25では信号
9a1と信号24aのANDをとつているので、信
号9a1のパルス間隔が時間Tとτとで定まる所定
値以上、すなわち人と人とが所定距離以上離れて
いると信号25aは出力されないことになる。こ
こで、時間Tは単安定マルチバイブレータの外付
の抵抗(図示省略)とコンデンサ(図示省略)の
値を適当に選ぶことにより任意に設定でき、おお
むねT=0.5t〜t(ただしtは1人に対する信号
9a1の幅)、遅れ時間τ=1.2T程度が適当であ
る。
第5図bは、同様に第3図bの状態に対応する
距離比較回路22の各部の波形を示す図である。
人が極めて接近して2人並んでいる場合は、信号
9a1の幅は1人の場合の約2倍となるので、この
場合は信号25aが出力されることになる。第2
チヤンネル及び第3チヤンネルにおいても、同様
にして人が接近して存在する場合は距離比較回路
26或いは28により信号が出力される。
また、第4図に示すように他のチヤンネルとの
間で人が接近して存在する場合にも、ANDゲー
ト21或いは27により信号が出力されることに
なる。従つて距離検出回路20からは、エレベー
タのかご内に乗客が接近して存在すると信号20
aが出力される。なお、距離検出回路20では2
人に限らず3人以上の人間が接近して存在する場
合にも信号20aが出力されるが、信号30aは
かご内の乗客が2人の場合にのみ出力されるので
ANDゲート40を介することにより、かご内の
乗客が2人の場合にのみ出力40aが発せられ
る。なお、マルチプレクサ10の出力が視野内の
人数に対応したクロツクパルスの列となることは
前述の先願に詳細に記載しており、このパルス数
からかご内の乗客が2人である場合にのみ信号3
0aを出力する人数検出回路については計数回路
により容易に実現できるので説明は省略する。出
力40aは出力回路41を介して各階強制停止回
路42に入力され、エレベータの各階停止運転が
行なわれる。又この時、同時にインターホンスイ
ツチを入れかご内の会話を聞ける状態にしたり、
この装置が働いて防犯運転が行なわれている旨
を、エレベータホールや管理人室に報知するよう
にすれば、尚一層有効的である。
また各階強制停止装置は、時計装置により犯罪
の発生しやすい所定の時間帯のみ作動するように
設定することも容易にできる。
以上のように、本発明によればかご内の乗客が
2名で所定距離以上接近した場合にのみ各階停止
運転に切り換えるようにしたので、1人の場合な
どは直行運転により却つて安全が確保でき、各階
強制停止装置に対する利用者の不満も解消するこ
とのできる有効な防犯装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の混雑度検出装置の構成を示す
図、第2図は本発明の構成を示す図、第3図及び
第4図はかご内の乗客と出力信号波形との関係を
説明する図、第5図は距離検出回路の詳細を示す
ブロツク図、第6図は距離比較回路の動作を説明
する図である。 3……平面反射鏡、4……検知素子、6……前
置増幅器、7……帯域通過フイルタ、8……主増
幅器、9……コンパレータ、10……マルチプレ
クサ回路、20……距離検出回路、30……人数
検出回路、40……ANDゲート、41……出力
回路、42……各階強制停止装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一定の周期で回転しエレベータのかご内の走
    査を行う走査鏡、該走査鏡を介して入射された赤
    外線の変化に応じた信号を出力する赤外線検知素
    子、該赤外線検知素子の出力信号から、前記走査
    鏡の回転と同期した信号により設定された視野内
    で所定値以上となる信号のみを取り出す回路、該
    所定値以上の信号の波形の幅から前記かご内の乗
    客が2人であることを検出すると出力信号を発す
    る人数検出回路、前記所定値以上の信号の波形の
    間隔から前記かご内の乗客が所定距離以上接近し
    たことを検出すると出力信号を発する距離検出回
    路、前記人数検出回路と前記距離検出回路とが共
    に出力信号を発すると、エレベータを各階停止運
    転させる各階強制停止装置とを備えたことを特徴
    とするエレベータの防犯装置。
JP59039452A 1984-02-29 1984-02-29 エレベ−タの防犯装置 Granted JPS60183478A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020528150A (ja) * 2017-07-26 2020-09-17 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 圧力センサアセンブリ、測定装置、およびそれらの製造方法

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JPH0533500Y2 (ja) * 1985-10-28 1993-08-25
JPH0732535Y2 (ja) * 1986-12-16 1995-07-26 フジテック株式会社 エレベ−タの防犯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997981A (ja) * 1982-11-22 1984-06-06 三菱電機株式会社 エレベ−タの防犯装置

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