JPH0647883Y2 - エレベータの戸開閉制御装置 - Google Patents

エレベータの戸開閉制御装置

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JPH0647883Y2
JPH0647883Y2 JP1988073761U JP7376188U JPH0647883Y2 JP H0647883 Y2 JPH0647883 Y2 JP H0647883Y2 JP 1988073761 U JP1988073761 U JP 1988073761U JP 7376188 U JP7376188 U JP 7376188U JP H0647883 Y2 JPH0647883 Y2 JP H0647883Y2
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JP
Japan
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door
elevator
closing
photoelectric device
door closing
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JP1988073761U
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JPH01176673U (ja
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順司 梶田
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Fujitec Co Ltd
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Fujitec Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの戸開閉制御装置に係り、特に安全
装置として光電装置等を備えた戸開閉制御装置の改良に
関するものである。
〔従来の技術〕
エレベータの戸の安全装置には、乗客等がその先端に衝
突すると、これを検出して戸閉動作を阻止するセフティ
装置の他に、光電装置がある。光電装置は、エレベータ
の出入口の間口方向に光線を通し、この光線が乗客等に
よって遮断されると、戸閉を阻止し、戸が乗客等に衝突
することを防止している。このように光電装置は、乗客
等に衝突する前に作動するため安全性が高いという利点
があるが、その反面、いたずらによって光線が遮断され
ると、戸閉不能になり、エレベータは運転不能になると
いう問題があった。また光電装置の投光器のランプが断
線したり、投光器から受光器に到る光軸がずれた場合に
は、光線が遮断されたのと同じ状態になるため、上記と
同様にエレベータは運転不能になるという問題があっ
た。
このため従来は、かご内の操作盤に設置されている戸閉
ボタンが押されると光電装置の動作如何にかかわらず戸
閉動作を行わせる装置が考えられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の装置は、光電装置が通常の作動状態にある場
合であっても、戸閉ボタンを押せば戸閉するため、安全
装置としての光電装置本来の動作を制限することにな
り、安全上好ましくないという課題があった。
本考案は上記の課題を解決することを目的としたもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、光電装置の光線が遮断された状態になると戸
閉ボタンの操作に係わらず戸閉動作を阻止する戸閉阻止
手段と、上記光線の遮断された状態が所定時間以上継続
すると作動し、その後も光線の遮断状態が継続中は作動
状態を継続する監視手段と、この監視手段の作動中は上
記戸閉阻止手段を無効として、上記戸閉ボタンによる戸
閉を可能とする強制戸閉手段とを備えたものである。
〔作用〕
本考案は、長時間に亘るいたずらや光電装置の投光器の
ランプの断線、或いは光軸のずれのように光電装置の光
線が遮断された状態が所定時間以上継続した場合には戸
閉ボタンによる強制戸閉が有効となり、光線の遮断され
た状態が短時間である通常の作動状態の場合には戸閉ボ
タンによる強制戸閉は阻止される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図により説明する。
図において、+,−は電源母線、1は光電装置の出力接
点であり、光電装置の受光器への入力光線が無くなると
閉路する。2は光電装置作動検出リレー、2aはリレー2
の常開接点、2bは同じく常閉接点、3は作動遅延タイマ
ーで、光電装置の受光器への入力光線が所定時間以上遮
断されると作動する。3aはタイマー3の常開接点、4は
戸閉ボタン、5は戸閉ボタン作動検出リレー、5aはリレ
ー5の常開接点、6はセフティ装置の接点、7は戸開ボ
タン、8は戸開閉条件検出接点であり、不干渉時間(乗
客等の出入りのために戸を開いておく時間)の満了など
の条件が成立すると閉路し、エレベータかごが階床に着
床すると、開路する。9は戸開閉指令リレーであり、付
勢すると、戸閉指令を、消勢すると戸開指令を出力す
る。
通常の動作の場合、戸閉条件が成立して接点8が閉じる
と、(+)−6−7−2b−8−9−(−)の回路により
リレー9が付勢されて、戸閉指令が出力され、戸閉を行
う。次に乗降客等が光電装置の光線を切ると、接点1が
閉じ、リレー2が付勢されて、その接点2bが開き、リレ
ー9が消勢されて戸開指令が出力され、戸開を行う。乗
降客等による光線の遮断が終了するとリレー2は消勢さ
れ、再び戸閉を行う。このとき、リレー2の付勢により
接点2aが閉じタイマー3はカウントを開始するが、タイ
マー3は光線が通常遮断される時間より長い時間に設定
されているため、タイマー3がカウントアップすること
はない。
次に、光電装置の投光器のランプの断線や、光軸のず
れ、或いはいたずらによる光線の遮断が長時間続くと、
タイマー3がカウントアップし、その接点3aが閉じる。
その後も光線の遮断状態が続いている間は、接点3aは閉
じたままである。そしてこの状態で戸閉ボタン4を押す
と、リレー5が付勢してその接点5aが閉じ、(+)−6
−7−3a−5a−8−9−(−)の回路によりリレー9が
付勢し、戸閉を行う。
すなわち、光電装置の光線の遮断が所定時間以下の場合
には通常の作動状態であるとみなし、戸閉ボタン4によ
る強制戸閉は阻止されるが、光線が所定時間以上遮断さ
れたときは、通常の状態ではないとみなして、戸閉ボタ
ンによる強制戸閉を可能とし、その後も光線の遮断状態
が続いている間は、戸閉ボタンを押すだけで直ちに戸閉
を行うことができるようにしたものである。
上記実施例では、光電装置の光線の遮断によりリレー2
を消勢させているが、光電装置の受光器側の配線の断線
等によってもリレー2を消勢させるようにすれば、光電
装置関係の故障の際にも上記と同様に動作させることが
できる。尚、光電装置の故障の原因として接触不良の場
合が考えられるが、この場合は光電装置は故障・復旧を
繰り返すことになる。そのため、故障状態が発生する毎
にタイマー3がカウントアップする迄の間強制戸閉は行
えず、その間エレベータは運行不能になる。そこで、タ
イマー3を自己保持させ、一度光電装置の故障を検出し
てタイマー3がカウントアップしたら、以後は強制戸閉
可能にすることもできる。更に、かご内等へ表示装置を
設け、強制戸閉可能状態の場合にはその旨表示しても良
い。また、いたずらされる可能性は少ないが、セフティ
装置に適用することも可能である。更にまた、光電装置
等の異常は、戸開閉中のみならず、エレベータ走行中に
も発生しうるため、エレベータ走行中にも上記装置を有
効にしておくこともできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、光電装置等が正
常な場合は本来の安全機能を発揮し、いたずらや故障に
より正常に作動できなくなった場合には戸閉ボタンが機
能するため、安全性を損うことなく迅速な戸閉が可能で
あり、エレベータの運転不能という事態を回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図である。 1……光電装置の出力接点 2……光電装置作動検出リレー 3……タイマー、4……戸閉ボタン 5……戸閉ボタン作動検出リレー 6……セフティ装置の接点 7……戸開ボタン 8……戸開閉条件検出接点 9……戸開閉指令リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの運転状態に応じて自動的に開
    閉する戸と、この戸を戸閉させる戸閉ボタンと、エレベ
    ータの出入口に設置された光電装置とを備えたエレベー
    タの戸開閉制御装置において、 上記光電装置の光線が遮断された状態になると上記戸閉
    ボタンの操作に係わらず戸閉動作を阻止する戸閉阻止手
    段と、上記光線の遮断された状態が所定時間以上継続す
    ると作動し、その後も光線の遮断状態が継続している間
    は作動状態を継続する監視手段と、この監視手段の作動
    中は上記戸閉阻止手段を無効として、上記戸閉ボタンに
    よる戸閉を可能とする強制戸閉手段とを備えたことを特
    徴とするエレベータの戸開閉制御装置。
JP1988073761U 1988-06-02 1988-06-02 エレベータの戸開閉制御装置 Expired - Lifetime JPH0647883Y2 (ja)

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JPH01176673U JPH01176673U (ja) 1989-12-15
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