JP3156432B2 - エレベーターのドア安全装置 - Google Patents

エレベーターのドア安全装置

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JP3156432B2 JP06785093A JP6785093A JP3156432B2 JP 3156432 B2 JP3156432 B2 JP 3156432B2 JP 06785093 A JP06785093 A JP 06785093A JP 6785093 A JP6785093 A JP 6785093A JP 3156432 B2 JP3156432 B2 JP 3156432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗場引き戸とかご引
き戸の両者を係合して開閉するドア装置におけるエレベ
ーターのドア安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図27〜図34は、例えば実開昭59−
50970号公報に類似した従来のエレベーターのドア
装置を示す図で、図27はエレベーターかごの要部正面
図、図28は図27のかごに対応する乗場の要部正面
図、図29は図27のかご及び図28の乗場の対向状態
を示す平面図、図30は図29のかご側の状態を説明し
た立面図、図31は戸開中の状態を説明した図29相当
図、図32は図31のかご側の状態を説明した立面図、
図33は戸閉中の状態を説明した図29相当図、図34
は図33のかご側の状態を説明した立面図である。
【0003】図において、(1)はエレベーターの昇降
路、(2)は昇降路(1)を昇降するかご、(3)はかご(2)の出
入口を開閉するかご引き戸で、かご(2)に設けられた開
閉装置(4)により開閉駆動される。(5)はかご引き戸(2)
に設けられて横断面溝形をなし、後述する乗場側へ突設
された係合板である。
【0004】(6)は昇降路(1)に設けられて停止したかご
(2)が対向する乗場、(7)は乗場(6)の出入口を開閉する
乗場引き戸で、乗場(6)に設けられた開閉装置(8)に案内
されて開閉動作する。(9)は乗場引き戸(7)のかご引き戸
(3)との対向面に設けられて乗場引き戸(7)面に直交した
軸線によって枢着されたラッチ、(10)は乗場引き戸(7)
のかご引き戸(3)との対向面に設けられて乗場引き戸(7)
面から突設されて係合板(5)の溝内に嵌合状態に係合す
る係合機構、(11)は乗場(6)の固定部に設けられて乗場
引き戸(7)が全閉したときにラッチ(9)が掛止されるイン
ターロックである。
【0005】(12)はかご引き戸(3)の戸当たり側の縁部
に沿って設けられてかご引き戸(3)の戸閉中に障害物が
当たったときに引退動作するセーフティシューでエレベ
ーターのドア安全装置を構成する。(13)はエレベーター
に乗り降りする乗客である。
【0006】従来のエレベーターのドア装置は上記のよ
うに構成され図27〜図30に示すように、乗場(6)に
かご(2)が対向したときにかご引き戸(3)及び乗場引き戸
(7)は共に全閉状態で、かつ互いに対面して配置され
る。この状態でラッチ(9)がインターロック(11)に掛止
されて乗場引き戸(7)が施錠され、乗場引き戸(7)は乗場
(6)側から開けられないようになっている。また、係合
機構(10)は係合板(5)の溝幅の中央に配置されて係合機
構(10)の両側の係合板(5)との間にそれぞれ図30に示
す空隙Aが形成される。これによって係合機構(10)と係
合板(5)の双方が接触することなく、かご(2)が乗場(6)
を通過するように構成されている。
【0007】そして、乗場(6)にかご(2)が着床してかご
(2)の開閉装置(4)が付勢されるとかご引き戸(3)が戸開
するが、この戸開の初期において乗場引き戸(7)の係合
機構(10)の上側ローラが係合板(5)に押されて、係合機
構(10)の下側ローラが係合板(5)に押されるまで係合機
構(10)が回動してラッチ(9)がインターロック(11)から
外れて乗場引き戸(7)が解錠される。続いてかご引き戸
(3)が戸開すると係合板(5)により係合機構(10)が押され
て図32に示す状態になり、このままで乗場引き戸(7)
が共に戸開してかご引き戸(3)及び乗場引き戸(7)が一緒
に全開する。
【0008】かご引き戸(3)及び乗場引き戸(7)の全開
後、所定時間が経過すると制御装置(図示しない)の動
作によりかご(2)の開閉装置(4)が戸開時とは逆に付勢さ
れてかご引き戸(3)が戸閉する。これにより後述するク
ローザ(図示しない)によって図32に示すのような状
態で乗場引き戸(7)が共に戸閉してかご引き戸(3)及び乗
場引き戸(7)が一緒に全閉する。全閉によってラッチ(9)
がインターロック(11)に乗り上げて掛止され乗場引き戸
(7)が施錠される。なお、乗場引き戸(7)はクローザによ
り常に戸閉方向に付勢されているので、戸閉時に乗場引
き戸(7)は係合機構(10)の係合板(5)との間の空隙Aに図
30に示す係合機構(10)の上下のローラの中心間水平距
離Bを加えた距離だけかご引き戸(3)よりも戸閉方向に
前進して戸閉する。
【0009】そして、図33に示すようにかご引き戸
(3)及び乗場引き戸(7)の戸閉中に乗場引き戸(7)に乗客
(13)が衝突した場合に、乗場引き戸(7)は衝突により停
止する。しかし、かご引き戸(3)が係合機構(10)の係合
板(5)との間の空隙Aの2倍に係合機構(10)の上下のロ
ーラの中心間水平距離Bを加えた距離だけ戸閉した後
に、乗客(13)はかご引き戸(3)の戸閉力による大きい衝
撃を受ける。なお、かご引き戸(3)及び乗場引き戸(7)の
戸閉中にかご引き戸(3)に乗客(13)が衝突したときは、
セーフティシュー(12)が引退動作する共にセーフティシ
ュー(12)の引退によりかご引き戸(3)が反転戸開するの
で乗客(13)に加わる衝撃は少なくて済むように構成され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターのドア安全装置では、かご引き戸(3)にセー
フティシュー(12)が設けられているため、かご引き戸
(3)及び乗場引き戸(7)の戸閉中に乗場引き戸(7)に乗客
(13)が衝突した場合に、セーフティシュー(12)は引退動
作しない。このため、乗客(13)は乗場引き戸(7)による
衝撃とこの衝撃の後に、かご引き戸(3)が係合機構(10)
の係合板(5)との間の空隙Aの2倍に係合機構(10)の上
下のローラの中心間水平距離Bを加えた距離だけ戸閉し
た後のかご引き戸(3)の戸閉力による大きい衝撃を受け
るという問題点があった。
【0011】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、かご引き戸及び乗場引き戸の両
者が動作中である場合に、戸閉中の乗場引き戸に乗客が
衝突すること等により上記両者に相対変位を生じたとき
に動作が制御されるエレベーターのドア安全装置を得る
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係るエレベーターのドア安全装置においては、
昇降路に設けられた乗場を開閉する乗場引き戸と、昇降
路を昇降するかごの出入口を開閉しかごが乗場に対向し
たときに乗場引き戸に対面し乗場引き戸に係合して乗場
引き戸と共に動作するかご引き戸と、投光器及び受光光
量に応じた出力を発する受光器からなりかご引き戸及び
乗場引き戸の両者の一方の上記両者の他方との対向面に
装着された検出装置と、上記両者の他方の上記両者の一
方との対向面に装着されて検出装置に対面して配置され
て検出装置の投光器の光線を反射する反射体と、上記両
者の戸閉中の受光器の出力が所定値よりも変化したとき
に上記両者の戸閉動作を制御する制御装置とが設けられ
る。
【0013】また、この発明の請求項2記載の発明に係
るエレベーターのドア安全装置においては、昇降路に設
けられた乗場を開閉する乗場引き戸と、昇降路を昇降す
るかごの出入口を開閉しかごが乗場に対向したときに乗
場引き戸に対面し乗場引き戸に係合して乗場引き戸と共
に動作するかご引き戸と、投光器及び受光光量に応じた
出力を発する受光器からなりかご引き戸及び乗場引き戸
の両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着された
第1検出装置並びにこの第1検出装置に隣接した第2検
出装置と、長手が鉛直に配置されて水平方向に並列に設
けられた複数の突条及び突条の相互間に凹部が形成され
て上記両者の他方の上記両者の一方との対向面に装着さ
れて上記第1検出装置及び第2検出装置の双方に対面し
て配置されて上記双方の投光器の光線を反射する反射体
と、上記両者の戸閉中の上記双方の受光器の出力が所定
値よりも変化したときに上記両者の戸閉動作を制御する
制御装置とが設けられる。
【0014】また、この発明の請求項3記載の発明に係
るエレベーターのドア安全装置においては、昇降路に設
けられた乗場を開閉する乗場引き戸と、昇降路を昇降す
るかごの出入口を開閉しかごが乗場に対向したときに乗
場引き戸に対面し乗場引き戸に係合して乗場引き戸と共
に動作するかご引き戸と、かご引き戸及び乗場引き戸の
両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着された投
光器並びに上記両者の他方の上記両者の一方との対向面
に装着されて投光器に対面して配置されて投光器の光線
を受光して受光光量に応じた出力を発する受光器からな
る検出装置と、上記両者の戸閉中の受光器の出力が所定
値よりも変化したときに上記両者の戸閉動作を制御する
制御装置とが設けられる。
【0015】また、この発明の請求項4記載の発明に係
るエレベーターのドア安全装置においては、昇降路に設
けられた乗場を開閉する乗場引き戸と、昇降路を昇降す
るかごの出入口を開閉しかごが乗場に対向したときに乗
場引き戸に対面し乗場引き戸に係合して乗場引き戸と共
に動作するかご引き戸と、投光器及び受光光量に応じた
出力を発する受光器からなりかご引き戸及び乗場引き戸
の両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着されて
上記両者の上端寄りに配置された上検出装置と、投光器
及び受光光量に応じた出力を発する受光器からなり上記
両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着されて上
記両者の下端寄りに配置された下検出装置と、上記両者
の他方の上記両者の一方との対向面に装着されて上検出
装置に対面して配置されて上検出装置の投光器の光線を
反射する上反射体と、上記両者の他方の上記両者の一方
との対向面に装着されて下検出装置に対面して配置され
て下検出装置の投光器の光線を反射する下反射体と、上
記両者の戸閉中の上検出装置及び下検出装置の少なくと
も一方の受光器の出力が所定値よりも変化したときに上
記両者の戸閉動作を制御する制御装置とが設けられる。
【0016】また、この発明の請求項5記載の発明に係
るエレベーターのドア安全装置においては、昇降路に設
けられた乗場を開閉する乗場引き戸と、昇降路を昇降す
るかごの出入口を開閉しかごが乗場に対向したときに乗
場引き戸に対面し乗場引き戸に係合して乗場引き戸と共
に動作するかご引き戸と、かご引き戸及び乗場引き戸の
両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着されて上
記両者の上端寄りに配置された投光器並びに上記両者の
他方の上記両者の一方との対向面に装着されて投光器に
対面して配置されて投光器の光線を受光して受光光量に
応じた出力を発する受光器からなる上検出装置と、上記
両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着されて上
記両者の下端寄りに配置された投光器並びに上記両者の
他方の上記両者の一方との対向面に装着されて投光器に
対面して配置され投光器の光線を受光して受光光量に応
じた出力を発する受光器からなる下検出装置と、上記両
者の戸閉中の上検出装置及び下検出装置の少なくとも一
方の受光器の出力が所定値よりも変化したときに上記両
者の戸閉動作を制御する制御装置とが設けられる。
【0017】
【作用】上記のように構成されたこの発明の請求項1記
載の発明のエレベーターのドア安全装置は、かご引き戸
及び乗場引き戸の両者の戸閉中に、乗場引き戸に乗客が
衝突すること等により上記両者の一方の動作が制約され
たときの上記両者の相対変位が受光器の出力を介して検
出されて上記両者の戸閉が制御される。
【0018】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項2記載の発明のエレベーターのドア安全装置は、
かご引き戸及び乗場引き戸の両者の戸閉中に、乗場引き
戸に乗客が衝突すること等により上記両者の一方の動作
が制約されたときの上記両者の相対変位が受光器の出力
を介して検出されて上記両者の戸閉が制御される。
【0019】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項3記載の発明のエレベーターのドア安全装置は、
かご引き戸及び乗場引き戸の両者の戸閉中に、乗場引き
戸に乗客が衝突すること等により上記両者の一方の動作
が制約されたときの上記両者の相対変位が受光器の出力
を介して検出されて上記両者の戸閉が制御される。
【0020】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項4記載の発明のエレベーターのドア安全装置は、
かご引き戸及び乗場引き戸の両者の戸閉中に、乗場引き
戸に乗客が衝突すること等により上記両者の一方の動作
が制約されたときの上記両者の相対変位が上検出装置及
び下検出装置の少なくとも一方の受光器の出力を介して
検出されて上記両者の戸閉が制御される。
【0021】上記のように構成されたこの発明の請求項
5記載の発明のエレベーターのドア安全装置は、かご引
き戸及び乗場引き戸の両者の戸閉中に、乗場引き戸に乗
客が衝突すること等により上記両者の一方の動作が制約
されたときの上記両者の相対変位が上検出装置及び下検
出装置の少なくとも一方の受光器の出力を介して検出さ
れて上記両者の戸閉が制御される。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1〜図7は、この発明の一実施例を示す図
で、図1は戸開中におけるかごと乗場の対向状態を示す
平面図、図2は図1のかご側の状態を説明した立面図、
図3は図1のエレベーターのドア安全装置の機器の電気
的接続を示す概念回路図、図4は戸閉中の状態を説明し
た図2相当図、図5は図4のかご側の状態を説明した立
面図、図6は図1のエレベーターのドア安全装置の通常
戸閉時の検出判定器の出力線図、図7は図1のエレベー
ターのドア安全装置の異常戸閉時の検出判定器の出力線
図である。なお、図1〜図7の他は前述の図27及び図
28と同様に構成され、各図において、(1)はエレベー
ターの昇降路、(2)は昇降路(1)を昇降するかご、(3)は
かご(2)の出入口を開閉するかご引き戸、(5)はかご引き
戸(3)に設けられて横断面溝形をなし、後述する乗場側
へ突設された係合板である。
【0023】(6)は昇降路(1)に設けられて停止したかご
(2)が対向する乗場、(7)は乗場(6)の出入口を開閉する
乗場引き戸、(9)は乗場引き戸(7)のかご引き戸(3)との
対向面に設けられて乗場引き戸(7)面に直交した軸線に
よって枢着されたラッチ、(10)は乗場引き戸(7)のかご
引き戸(3)との対向面に設けられて乗場引き戸(7)面から
突設されて係合板(5)の溝内に嵌合状態に係合する係合
機構、(12)はかご引き戸(3)の戸当たり側の縁部に沿っ
て設けられて戸閉中のかご引き戸(3)に障害物が当たっ
たときに引退動作するセーフティシュー、(13)はエレベ
ーターに乗り降りする乗客である。
【0024】(14)は投光器及び受光光量に応じた出力を
発する受光器からなりかご引き戸(3)の乗場引き戸(7)と
の対向面に装着された検出装置、(15)は乗場引き戸(7)
のかご引き戸(3)との対向面に装着されて検出装置(14)
に対面して配置されて検出装置(14)の投光器の光線を反
射する反射体、(16)は検出判別器、(17)は戸位置検出
器、(18)はエレベーター制御盤、(19)は戸開閉制御装
置、(20)は戸開閉制御装置(19)に接続されたスピーカで
ある。(21)は検出判別器(16)及び戸開閉制御装置(19)を
主要部として構成された制御装置で、乗場引き戸(7)及
びかご引き戸(3)の戸閉中の検出装置(14)受光器の出力
が所定値よりも減少したときに乗場引き戸(7)及びかご
引き戸(3)の戸閉動作を制御する。
【0025】上記のようなエレベーターのドア装置にお
いても、前述の図27〜図34のドア装置と同様な戸
開、戸閉動作が行われる。そして、上記のように構成さ
れたエレベーターのドア安全装置において、かご引き戸
(3)に設けられた検出装置(14)が付勢されて投光器の光
線が対面した乗場引き戸(7)の反射体(15)によって反射
されて反射光が検出装置(14)の受光器により受光され
る。そして戸閉時において、通常状態、すなわち乗場引
き戸(7)及びかご引き戸(3)の両者に相対変位がなければ
受光器の出力が減少することはない。
【0026】この状態では検出判別器(16)は図6に示す
ように出力Hを発することはなく戸開閉制御装置(19)は
戸閉動作指令を継続して上記両者が戸閉される。そし
て、上記両者が全閉直前位置に達すると上記両者の係合
板(5)と係合機構(10)の係合が外れて検出装置(14)の投
光器と反射体(15)が正対しなくなるため検出装置(14)の
受光器の受光量が減少して図6の右端に示すように検出
判別器(16)が動作して出力Hを発する。しかし、ドア位
置検出器(17)の動作を介して戸開閉制御装置(19)、すな
わち制御装置(21)により検出判別器(16)の出力Hが消去
されて上記両者が全閉される。
【0027】そして、図4に示すように乗客(13)が乗場
引き戸(7)に衝突すると乗場引き戸(7)の戸閉動作が制約
される。これによって、かご引き戸(3)は乗場引き戸(7)
に対して係合機構(10)の係合板(5)との間の空隙Aの2
倍に係合機構(10)の上下のローラの中心間水平距離Bを
加えた距離だけ戸閉方向に変位する。したがって、検出
装置(14)の投光器と反射体(15)が正対しなくなることに
より検出装置(14)の受光器の受光量が減少して図7に示
すように検出判別器(16)が動作して出力Hを発する。こ
のため戸開閉制御装置(19)、すなわち制御装置(21)によ
り乗場引き戸(7)及びかご引き戸(3)の戸閉動作が制御さ
れ、反転戸開、急減速、非常停止等が行われる。
【0028】このように、乗客(13)が乗場引き戸(7)に
衝突して乗場引き戸(7)の戸閉動作が制約されたとき
に、乗場引き戸(7)及びかご引き戸(3)の両者の相対変位
によって、かご引き戸(3)の衝撃が乗客(13)に作用する
前に上記両者の戸閉動作が制御される。したがって、乗
客(13)が受ける衝撃を乗場引き戸(7)のみに減少するこ
とができる。
【0029】また、乗場引き戸(7)及びかご引き戸(3)の
両者の一方が、対応した出入口下縁部の敷居案内溝に異
物が嵌入して戸閉動作が制約された場合にも、上記両者
に相対変位が生じる。したがって、このような異物嵌入
による戸閉動作制約時にも異常発生を検出して乗場引き
戸(7)及びかご引き戸(3)の戸閉動作を制御し、また、ス
ピーカ(20)等により異常発生を報知して不具合の解消を
計ることが可能である。
【0030】実施例2.図8〜図11は、この発明の他
の実施例を示す図で、図8は戸開中におけるかごと乗場
の対向状態を示す平面図、図9は図8のエレベーターの
ドア安全装置の通常戸閉時の受光器の出力線図、図10
は図8のエレベーターのドア安全装置の異常戸閉時の受
光器の出力線図、図11は図8のエレベーターのドア安
全装置の検出判定器の出力線図である。なお、図8〜図
11の他は前述の図1〜図7と同様に構成され、各図に
おいて、(1)はエレベーターの昇降路、(2)は昇降路(1)
を昇降するかご、(3)はかご(2)の出入口を開閉するかご
引き戸、(5)はかご引き戸(3)に設けられて横断面溝形を
なし、後述する乗場側へ突設された係合板である。
【0031】(6)は昇降路(1)に設けられて停止したかご
(2)が対向する乗場、(7)は乗場(6)の出入口を開閉する
乗場引き戸、(10)は乗場引き戸(7)のかご引き戸(3)との
対向面に設けられて乗場引き戸(7)面から突設されて係
合板(5)の溝内に嵌合状態に係合する係合機構、(12)は
かご引き戸(3)の戸当たり側の縁部に沿って設けられて
戸閉中のかご引き戸(3)に障害物が当たったときに引退
動作するセーフティシュー、(13)はエレベーターに乗り
降りする乗客である。
【0032】(14)は投光器及び受光光量に応じた出力を
発する受光器からなりかご引き戸(3)の乗場引き戸(7)と
の対向面に装着された検出装置で、受光器は受光光量に
対応したアナログ電圧を出力する。(15)は乗場引き戸
(7)のかご引き戸(3)との対向面に装着されて検出装置(1
4)に対面して配置されて検出装置(14)の投光器の光線を
反射する反射体で、乗場引き戸(7)の戸袋側寄りが乗場
引き戸(7)面に接近する傾斜面により構成されている。
【0033】上記のようなエレベーターのドア装置にお
いても、前述の図1〜図7のドア装置と同様な戸開、戸
閉動作が行われる。そして、上記のように構成されたエ
レベーターのドア安全装置において、かご引き戸(3)に
設けられた検出装置(14)が付勢されて投光器の光線が対
面した乗場引き戸(7)の反射体(15)によって反射されて
反射光が検出装置(14)の受光器により受光される。そし
て戸閉時において、通常状態、すなわち乗場引き戸(7)
及びかご引き戸(3)の両者に相対変位がなければ検出装
置(14)の受光器と反射体(15)の間隔が一定に保持され
る。このため受光器の出力が所定値に保持される。
【0034】この状態では検出判別器(16)は動作せず戸
開閉制御装置(19)は戸閉動作指令を継続して上記両者が
戸閉される。そして、上記両者が全閉直前位置に達する
と上記両者の係合板(5)と係合機構(10)の係合が外れて
検出装置(14)の受光器と反射体(15)の間隔が縮小するた
め検出装置(14)の受光器の受光量が増大して図9の右端
に示すようになる。このため検出判別器(16)が動作する
がドア位置検出器(17)の動作を介して戸開閉制御装
置(19)、すなわち制御装置(21)により検出判別器(1
6)の動作が消去されて上記両者が全閉される。
【0035】そして、図8に示すように乗客(13)が乗場
引き戸(7)に衝突すると乗場引き戸(7)の戸閉動作が制約
される。これによって、かご引き戸(3)は乗場引き戸(7)
に対して係合機構(10)の係合板(5)との間の空隙Aの2
倍に係合機構(10)の上下のローラの中心間水平距離Bを
加えた距離だけ戸閉方向に変位する。したがって、検出
装置(14)の受光器と反射体(15)の間隔が減少して検出装
置(14)の受光器の受光量が図10に示すように増大す
る。これによって、図11に示すように検出判別器(16)
が動作して出力Hを発し戸開閉制御装置(19)、すなわち
制御装置(21)により乗場引き戸(7)及びかご引き戸(3)の
戸閉動作が制御され、例えば反転戸開される。
【0036】したがって、詳細な説明を省略するが図8
〜図11の実施例においても、図1〜図7の実施例と同
様な作用が得られることは明白である。
【0037】実施例3.図12〜図15も、この発明の
他の実施例を示す図で、図12は戸開中におけるかごと
乗場の対向状態を示す平面図、図13は図12のエレベ
ーターのドア安全装置の通常戸閉時の受光器の出力線
図、図14は図12のエレベーターのドア安全装置の異
常戸閉時の受光器の出力線図、図15は図12のエレベ
ーターのドア安全装置の検出判定器の出力線図である。
なお、図12〜図15の他は前述の図1〜図7と同様に
構成され、各図において、(1)はエレベーターの昇降
路、(2)は昇降路(1)を昇降するかご、(3)はかご(2)の出
入口を開閉するかご引き戸、(5)はかご引き戸(3)に設け
られて横断面溝形をなし、後述する乗場側へ突設された
係合板である。
【0038】(6)は昇降路(1)に設けられて停止したかご
(2)が対向する乗場、(7)は乗場(6)の出入口を開閉する
乗場引き戸、(10)は乗場引き戸(7)のかご引き戸(3)との
対向面に設けられて乗場引き戸(7)面から突設されて係
合板(5)の溝内に嵌合状態に係合する係合機構、(12)は
かご引き戸(3)の戸当たり側の縁部に沿って設けられて
戸閉中のかご引き戸(3)に障害物が当たったときに引退
動作するセーフティシュー、(13)はエレベーターに乗り
降りする乗客である。
【0039】(14)は投光器及び受光光量に応じた出力を
発する第1受光器からなりかご引き戸(3)の乗場引き戸
(7)との対向面に装着された第1検出装置で、受光器は
受光光量に対応したアナログ電圧を出力する。(141)は
第1検出装置(14)と同様な第2検出装置で、第2受光器
が設けられて第1検出装置(14)と隣接して配置されてい
る。(15)は複数の凹凸部が形成された反射体で、乗場引
き戸(7)のかご引き戸(3)との対向面に装着されて、凹部
が第1検出装置(14)と第2検出装置(141)の双方の一方
の投光器に対向し、凸部が上記双方の他方の投光器に対
向して配置されていて上記双方の投光器の光線を反射す
る。
【0040】上記のようなエレベーターのドア装置にお
いても、前述の図1〜図7のドア装置と同様な戸開、戸
閉動作が行われる。そして、上記のように構成されたエ
レベーターのドア安全装置において、かご引き戸(3)に
設けられた第1検出装置(14)と第2検出装置(141)が付
勢されて投光器の光線が対面した乗場引き戸(7)の反射
体(15)によって反射されて反射光が検出装置(14)の受光
器により受光される。そして戸閉時において、通常状
態、すなわち乗場引き戸(7)及びかご引き戸(3)の両者に
相対変位がなければ検出装置(14)の受光器と反射体(15)
の反射部との間隔が一定に保持される。このため第1検
出装置(14)の第1受光器と第2検出装置(141)の第2受
光器の出力が所定値に保持される。
【0041】この状態では検出判別器(16)は動作せず戸
開閉制御装置(19)は戸閉動作指令を継続して上記両者が
戸閉される。そして、上記両者が全閉直前位置に達する
と上記両者の係合板(5)と係合機構(10)の係合が外れて
第1検出装置(14)の第1受光器と第2検出装置(141)の
第2受光器の出力が所定値から外れて図13の右端に示
すようになる。このため検出判別器(16)が動作するがド
ア位置検出器(17)の動作を介して戸開閉制御装置(19)、
すなわち制御装置(21)により検出判別器(16)の動作が消
去されて上記両者が全閉される。
【0042】そして、図12に示すように乗客(13)が乗
場引き戸(7)に衝突すると乗場引き戸(7)の戸閉動作が制
約される。これによって、かご引き戸(3)は乗場引き戸
(7)に対して係合機構(10)の係合板(5)との間の空隙Aの
2倍に係合機構(10)の上下のローラの中心間水平距離B
を加えた距離だけ戸閉方向に変位する。したがって、第
1検出装置(14)の第1受光器と第2検出装置(141)の第
2受光器の出力が所定値から外れて図14に示すように
なる。これによって、図15に示すように検出判別器(1
6)が動作して出力Hを発し戸開閉制御装置(19)、すなわ
ち制御装置(21)により乗場引き戸(7)及びかご引き戸(3)
の戸閉動作が制御され、例えば反転戸開される。
【0043】したがって、詳細な説明を省略するが図1
2〜図15の実施例においても、図1〜図7の実施例と
同様な作用が得られることは明白である。
【0044】実施例4.図16〜図19も、この発明の
他の実施例を示す図で、図16は戸開中におけるかごと
乗場の対向状態を示す平面図、図17は図16のエレベ
ーターのドア安全装置の通常戸閉時の受光器の出力線
図、図18は図16のエレベーターのドア安全装置の異
常戸閉時の受光器の出力線図、図19は図16のエレベ
ーターのドア安全装置の検出判定器の出力線図である。
なお、図16〜図19の他は前述の図1〜図7と同様に
構成され、各図において、(1)はエレベーターの昇降
路、(2)は昇降路(1)を昇降するかご、(3)はかご(2)の出
入口を開閉するかご引き戸、(5)はかご引き戸(3)に設け
られて横断面溝形をなし、後述する乗場側へ突設された
係合板である。
【0045】(6)は昇降路(1)に設けられて停止したかご
(2)が対向する乗場、(7)は乗場(6)の出入口を開閉する
乗場引き戸、(10)は乗場引き戸(7)のかご引き戸(3)との
対向面に設けられて乗場引き戸(7)面から突設されて係
合板(5)の溝内に嵌合状態に係合する係合機構、(12)は
かご引き戸(3)の戸当たり側の縁部に沿って設けられて
戸閉中のかご引き戸(3)に障害物が当たったときに引退
動作するセーフティシュー、(13)はエレベーターに乗り
降りする乗客である。
【0046】(14)は投光器を有する検出装置で、かご引
き戸(3)の乗場引き戸(7)との対向面に装着されている。
(142)は乗場引き戸(7)のかご引き戸(3)との対向面に装
着されて検出装置(14)の投光器に対向して配置された検
出装置(14)の受光器で、検出装置(14)の投光器の光線を
受光して受光光量に対応したアナログ電圧を出力する。
【0047】上記のようなエレベーターのドア装置にお
いても、前述の図1〜図7のドア装置と同様な戸開、戸
閉動作が行われる。そして、上記のように構成されたエ
レベーターのドア安全装置において、かご引き戸(3)に
設けられた検出装置(14)が付勢されて投光器の光線が対
面した乗場引き戸(7)に設けられた受光器(142)により受
光される。そして戸閉時において、通常状態、すなわち
乗場引き戸(7)及びかご引き戸(3)の両者に相対変位がな
ければ検出装置(14)の受光器(142)の出力が所定値に保
持される。
【0048】この状態では検出判別器(16)は動作せず戸
開閉制御装置(19)は戸閉動作指令を継続して上記両者が
戸閉される。そして、上記両者が全閉直前位置に達する
と上記両者の係合板(5)と係合機構(10)の係合が外れて
検出装置(14)の受光器(142)の出力が所定値から外れて
図17の右端に示すようになる。このため検出判別器(1
6)が動作するがドア位置検出器(17)の動作を介して戸開
閉制御装置(19)、すなわち制御装置(21)により検出判別
器(16)の動作が消去されて上記両者が全閉される。
【0049】そして、図16に示すように乗客(13)が乗
場引き戸(7)に衝突すると乗場引き戸(7)の戸閉動作が制
約される。これによって、かご引き戸(3)は乗場引き戸
(7)に対して係合機構(10)の係合板(5)との間の
空隙Aの2倍に係合機構(10)の上下のローラの中心間水
平距離Bを加えた距離だけ戸閉方向に変位する。したが
って、検出装置(14)の受光器(142)の出力が所定値から
外れて図18に示すようになる。これによって、図19
に示すように検出判別器(16)が動作して出力Hを発し戸
開閉制御装置(19)、すなわち制御装置(21)により乗場引
き戸(7)及びかご引き戸(3)の戸閉動作が制御され、例え
ば反転戸開される。したがって、詳細な説明を省略する
が図12〜図15の実施例においても、図1〜図7の実
施例と同様な作用が得られることは明白である。
【0050】実施例5.図20〜図26も、この発明の
他の実施例を示す図で、図20は戸の全閉時におけるか
ごと乗場の対向状態を示す平面図、図21は図20のか
ご側の状態を示す立面図、図22は図20のエレベータ
ーのドア安全装置において戸の下部に異物が嵌入して戸
が傾いた状態を説明した図20相当図、図23は図22
のかご側の状態を示す立面図、図24は図20のエレベ
ーターのドア安全装置の通常戸閉時の受光器の出力線
図、図25は図20のエレベーターのドア安全装置の異
常戸閉時の受光器の出力線図、図26は図20のエレベ
ーターのドア安全装置の検出判定器の出力線図である。
【0051】なお、図20〜図26の他は前述の図1〜
図7と同様に構成され、各図において、(1)はエレベー
ターの昇降路、(2)は昇降路(1)を昇降するかご、(3)は
かご(2)の出入口を開閉するかご引き戸、(5)はかご引き
戸(3)に設けられて横断面溝形をなし、後述する乗場側
へ突設された係合板である。
【0052】(6)は昇降路(1)に設けられて停止したかご
(2)が対向する乗場、(7)は乗場(6)の出入口を開閉する
乗場引き戸、(9)は乗場引き戸(7)のかご引き戸(3)との
対向面に設けられて乗場引き戸(7)面に直交した軸線に
よって枢着されたラッチ、(10)は乗場引き戸(7)のかご
引き戸(3)との対向面に設けられて乗場引き戸(7)面から
突設されて係合板(5)の溝内に嵌合状態に係合する係合
機構、(12)はかご引き戸(3)の戸当たり側の縁部に沿っ
て設けられて戸閉中のかご引き戸(3)に障害物が当たっ
たときに引退動作するセーフティシュー、(13)はエレベ
ーターに乗り降りする乗客である。
【0053】(14)は投光器及び受光光量に応じた出力を
発する受光器からなりかご引き戸(3)上端寄りの乗場引
き戸(7)との対向面に装着された上検出装置、(15)は乗
場引き戸(7)上端寄りのかご引き戸(3)との対向面に装着
されて検出装置(14)に対面して配置されて上検出装置(1
4)の投光器の光線を反射する上反射体である。(141)は
投光器及び受光光量に応じた出力を発する受光器からな
りかご引き戸(3)下端寄りの乗場引き戸(7)との対向面に
装着された下検出装置、(151)は乗場引き戸(7)下端寄り
のかご引き戸(3)との対向面に装着されて下検出装置(14
1)に対面して配置されて下検出装置(141)の投光器の光
線を反射する下反射体である。
【0054】上記のようなエレベーターのドア装置にお
いても、前述の図1〜図7のドア装置と同様な戸開、戸
閉動作が行われる。そして、上記のように構成されたエ
レベーターのドア安全装置において、かご引き戸(3)に
設けられた上検出装置(14)及び下検出装置(141)が付勢
されて投光器の光線が対面した乗場引き戸(7)に設けら
れた上反射体(15)、下反射体(151)により反射される。
そして戸閉時において、通常状態、すなわち乗場引き戸
(7)及びかご引き戸(3)の両者に相対変位がなければ上検
出装置(14)の受光器、下検出装置(141)の受光器の出力
が所定値に保持される。
【0055】この状態では検出判別器(16)は動作せず戸
開閉制御装置(19)は戸閉動作指令を継続して上記両者が
戸閉される。そして、上記両者が全閉直前位置に達する
と上記両者の係合板(5)と係合機構(10)の係合が外れて
上検出装置(14)の受光器、下検出装置(141)の受光器の
出力が所定値から外れて図24の右端に示すようにな
る。このため検出判別器(16)が動作するがドア位置検出
器(17)の動作を介して戸開閉制御装置(19)、すなわち制
御装置(21)により検出判別器(16)の動作が消去されて上
記両者が全閉される。
【0056】そして、図23に示すように例えばかご引
き戸(3)の下部に異物が嵌入したり、かご引き戸(3)の下
部に乗客の荷物が挟み込まれたりしてかご引き戸(3)が
傾くと乗場引き戸(7)とかご引き戸(3)が相対変位する。
これによって、上検出装置(14)の受光器の出力は所定値
に保たれ、下検出装置(141)の受光器の出力が所定値か
ら外れて図25に示すようになる。したがって、図26
に示すように検出判別器(16)が動作して出力Hを発し戸
開閉制御装置(19)、すなわち制御装置(21)により乗場引
き戸(7)及びかご引き戸(3)の戸閉動作が制御され、例え
ば反転戸開される。
【0057】したがって、詳細な説明を省略するが図2
0〜図26の実施例においても、図1〜図7の実施例と
同様な作用が得られることは明白である。
【0058】また、かご引き戸(3)、乗場引き戸(7)の全
閉時の傾きを検出することによりかご引き戸(3)、乗場
引き戸(7)への荷物等の挟み込みを検出して、かご(2)内
の乗客に注意を促したり、再度戸開したりすることも可
能である。
【0059】さらに、出入口の戸の敷居の塵詰まりや乗
客の荷物の挟み込みが生じた場合であっても、かご引き
戸(3)の上部に装着された戸全閉検出スイッチ(図示し
ない)が動作するときがあって、戸の下端部に隙間があ
るなどして不安定な状態のままエレベーターが走行する
ことがある。このような場合に、振動や挟み込みこまれ
た荷物が抜き取られる動作等により戸全閉検出スイッチ
が不動作となりエレベーターが急停止するという不具合
を未然に防止することができる。
【0060】なお、図20〜図26の実施例において、
次に述べるようにエレベーターのドア安全装置を構成す
ることが容易に可能である。すなわち、上検出装置(14)
及び下検出装置(141)がかご引き戸(3)に設けられて、そ
れぞれ投光器を有する検出装置で構成する。そして、上
検出装置(14)の投光器に対応して乗場引き戸(7)に設け
られた上受光器及び下検出装置(141)の投光器に対応し
て乗場引き戸(7)に設けられた下受光器を配置してエレ
ベーターのドア安全装置を構成する。このように構成さ
れたエレベーターのドア安全装置の上受光器と下受光器
により、かご引き戸(3)及び乗場引き戸(7)の相対変位を
検出するようにしたものであっても、図20〜図26の
実施例と同様な作用が得られることは明白である。
【0061】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、昇降路に設けられた乗場を開閉する乗場
引き戸と、昇降路を昇降するかごの出入口を開閉しかご
が乗場に対向したときに乗場引き戸に対面し乗場引き戸
に係合して乗場引き戸と共に動作するかご引き戸と、投
光器及び受光光量に応じた出力を発する受光器からなり
かご引き戸及び乗場引き戸の両者の一方の上記両者の他
方との対向面に装着された検出装置と、上記両者の他方
の上記両者の一方との対向面に装着されて検出装置に対
面して配置されて投光器の光線を反射する反射体と、上
記両者の戸閉中の受光器の出力が所定値よりも変化した
ときに上記両者の戸閉動作を制御する制御装置とを設け
たものである。
【0062】これによって、かご引き戸及び乗場引き戸
の両者の戸閉中に、乗場引き戸に乗客が衝突すること等
により上記両者の一方の動作が制約されたときの上記両
者の相対変位が受光器の出力を介して検出されて上記両
者の戸閉が制御される。したがって、かご引き戸による
衝撃が乗客に作用する前に上記両者の戸閉動作が制御さ
れ、乗客の受ける衝撃を減少する効果がある。
【0063】また、乗場引き戸及びかご引き戸の両者の
一方が、対応した出入口下縁部の敷居案内溝に異物が嵌
入して戸閉動作が制約された場合等であっても、上記両
者に相対変位が生じたときには異常発生を検出して戸閉
動作制御を可能とする効果がある。
【0064】また、この発明の請求項2記載の発明は以
上説明したように、昇降路に設けられた乗場を開閉する
乗場引き戸と、昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
かごが乗場に対向したときに乗場引き戸に対面し乗場引
き戸に係合して乗場引き戸と共に動作するかご引き戸
と、投光器及び受光光量に応じた出力を発する受光器か
らなりかご引き戸及び乗場引き戸の両者の一方の上記両
者の他方との対向面に装着された第1検出装置並びにこ
の第1検出装置に隣接した第2検出装置と、長手が鉛直
に配置されて水平方向に並列に設けられた複数の突条及
び突条の相互間に凹部が形成されて上記両者の他方の上
記両者の一方との対向面に装着されて上記第1検出装置
及び第2検出装置の双方に対面して配置されて上記双方
の投光器の光線を反射する反射体と、上記両者の戸閉中
の上記双方の受光器の出力が所定値よりも変化したとき
に上記両者の戸閉動作を制御する制御装置とを設けたも
のである。
【0065】これによって、かご引き戸及び乗場引き戸
の両者の戸閉中に、乗場引き戸に乗客が衝突すること等
により上記両者の一方の動作が制約されたときの上記両
者の相対変位が受光器の出力を介して検出されて上記両
者の戸閉が制御される。したがって、かご引き戸による
衝撃が乗客に作用する前に上記両者の戸閉動作が制御さ
れ、乗客の受ける衝撃を減少する効果がある。
【0066】また、乗場引き戸及びかご引き戸の両者の
一方が、対応した出入口下縁部の敷居案内溝に異物が嵌
入して戸閉動作が制約された場合等であっても、上記両
者に相対変位が生じたときには異常発生を検出して戸閉
動作制御を可能とする効果がある。
【0067】また、この発明の請求項3記載の発明は以
上説明したように、昇降路に設けられた乗場を開閉する
乗場引き戸と、昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
かごが乗場に対向したときに乗場引き戸に対面し乗場引
き戸に係合して乗場引き戸と共に動作するかご引き戸
と、かご引き戸及び乗場引き戸の両者の一方の上記両者
の他方との対向面に装着された投光器並びに上記両者の
他方の上記両者の一方との対向面に装着されて投光器に
対面して配置されて投光器の光線を受光して受光光量に
応じた出力を発する受光器からなる検出装置と、上記両
者の戸閉中の受光器の出力が所定値よりも変化したとき
に上記両者の戸閉動作を制御する制御装置とを設けたも
のである。
【0068】これによって、かご引き戸及び乗場引き戸
の両者の戸閉中に、乗場引き戸に乗客が衝突すること等
により上記両者の一方の動作が制約されたときの上記両
者の相対変位が受光器の出力を介して検出されて上記両
者の戸閉が制御される。したがって、かご引き戸による
衝撃が乗客に作用する前に上記両者の戸閉動作が制御さ
れ、乗客の受ける衝撃を減少する効果がある。
【0069】また、乗場引き戸及びかご引き戸の両者の
一方が、対応した出入口下縁部の敷居案内溝に異物が嵌
入して戸閉動作が制約された場合等であっても、上記両
者に相対変位が生じたときには異常発生を検出して戸閉
動作制御を可能とする効果がある。
【0070】また、この発明の請求項4記載の発明は以
上説明したように、昇降路に設けられた乗場を開閉する
乗場引き戸と、昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
かごが乗場に対向したときに乗場引き戸に対面し乗場引
き戸に係合して乗場引き戸と共に動作するかご引き戸
と、投光器及び受光光量に応じた出力を発する受光器か
らなりかご引き戸及び乗場引き戸の両者の一方の上記両
者の他方との対向面に装着されて上記両者の上端寄りに
配置された上検出装置と、投光器及び受光光量に応じた
出力を発する受光器からなり上記両者の一方の上記両者
の他方との対向面に装着されて上記両者の下端寄りに配
置された下検出装置と、上記両者の他方の上記両者の一
方との対向面に装着されて上検出装置に対面して配置さ
れて上検出装置の投光器の光線を反射する上反射体と、
上記両者の他方の上記両者の一方との対向面に装着され
て下検出装置に対面して配置されて下検出装置の投光器
の光線を反射する下反射体と、上記両者の戸閉中の上検
出装置及び下検出装置の少なくとも一方の受光器の出力
が所定値よりも変化したときに上記両者の戸閉動作を制
御する制御装置とを設けたものである。
【0071】これによって、かご引き戸及び乗場引き戸
の両者の戸閉中に、乗場引き戸に乗客が衝突すること等
により上記両者の一方の動作が制約されたときの上記両
者の相対変位が上検出装置及び下検出装置の少なくとも
一方の受光器の出力を介して検出されて上記両者の戸閉
が制御される。したがって、かご引き戸による衝撃が乗
客に作用する前に上記両者の戸閉動作が制御され、乗客
の受ける衝撃を減少する効果がある。
【0072】また、乗場引き戸及びかご引き戸の両者の
一方が、対応した出入口下縁部の敷居案内溝に異物が嵌
入して戸閉動作が制約された場合等であっても、上記両
者の少なくとも一方に開閉方向に対する傾きによる相対
変位が生じたときには異常発生を検出して戸閉動作制御
を可能とし、不完全戸閉状態でエレベーターが走行する
ことによって生じる不具合を未然に防止する効果があ
る。
【0073】また、この発明の請求項5記載の発明は以
上説明したように、昇降路に設けられた乗場を開閉する
乗場引き戸と、昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
かごが乗場に対向したときに乗場引き戸に対面し乗場引
き戸に係合して乗場引き戸と共に動作するかご引き戸
と、かご引き戸及び乗場引き戸の両者の一方の上記両者
の他方との対向面に装着されて上記両者の上端寄りに配
置された投光器並びに上記両者の他方の上記両者の一方
との対向面に装着されて投光器に対面して配置されて投
光器の光線を受光して受光光量に応じた出力を発する受
光器からなる上検出装置と、上記両者の一方の上記両者
の他方との対向面に装着されて上記両者の下端寄りに配
置された投光器並びに上記両者の他方の上記両者の一方
との対向面に装着されて投光器に対面して配置されて投
光器の光線を受光して受光光量に応じた出力を発する受
光器からなる下検出装置と、上記両者の戸閉中の上検出
装置及び下検出装置の少なくとも一方の受光器の出力が
所定値よりも変化したときに上記両者の戸閉動作を制御
する制御装置とを設けたものである。
【0074】これによって、かご引き戸及び乗場引き戸
の両者の戸閉中に、乗場引き戸に乗客が衝突すること等
により上記両者の一方の動作が制約されたときの上記両
者の相対変位が上検出装置及び下検出装置の少なくとも
一方の受光器の出力を介して検出されて上記両者の戸閉
が制御される。したがって、かご引き戸による衝撃が乗
客に作用する前に上記両者の戸閉動作が制御され、乗客
の受ける衝撃を減少する効果がある。
【0075】また、乗場引き戸及びかご引き戸の両者の
一方が、対応した出入口下縁部の敷居案内溝に異物が嵌
入して戸閉動作が制約された場合等であっても、上記両
者の少なくとも一方に開閉方向に対する傾きによる相対
変位が生じたときには異常発生を検出して戸閉動作制御
を可能とし、不完全戸閉状態でエレベーターが走行する
ことによって生じる不具合を未然に防止する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図で、戸開中におけ
るかごと乗場の対向状態を示す平面図。
【図2】図1のかご側の状態を説明した立面図。
【図3】図1のエレベーターのドア安全装置の機器の電
気的接続を示す概念回路図。
【図4】戸閉中の状態を説明した図2相当図。
【図5】図4のかご側の状態を説明した立面図。
【図6】図1のエレベーターのドア安全装置の通常戸閉
時の検出判定器の出力線図。
【図7】図1のエレベーターのドア安全装置の異常戸閉
時の検出判定器の出力線図。
【図8】この発明の実施例2を示す図で、戸開中におけ
るかごと乗場の対向状態を示す平面図。
【図9】図8のエレベーターのドア安全装置の通常戸閉
時の受光器の出力線図。
【図10】図8のエレベーターのドア安全装置の異常戸
閉時の受光器の出力線図。
【図11】図8のエレベーターのドア安全装置の検出判
定器の出力線図。
【図12】この発明の実施例3を示す図で、戸開中にお
けるかごと乗場の対向状態を示す平面図。
【図13】図12のエレベーターのドア安全装置の通常
戸閉時の受光器の出力線図。
【図14】図12のエレベーターのドア安全装置の異常
戸閉時の受光器の出力線図。
【図15】図12のエレベーターのドア安全装置の検出
判定器の出力線図。
【図16】この発明の実施例4を示す図で、戸開中にお
けるかごと乗場の対向状態を示す平面図。
【図17】図16のエレベーターのドア安全装置の通常
戸閉時の受光器の出力線図。
【図18】図16のエレベーターのドア安全装置の異常
戸閉時の受光器の出力線図。
【図19】図16のエレベーターのドア安全装置の検出
判定器の出力線図。
【図20】この発明の実施例5を示す図で、戸の全閉時
におけるかごと乗場の対向状態を示す平面図。
【図21】図20のかご側の状態を示す立面図。
【図22】図20のエレベーターのドア安全装置におい
て戸の下部に異物が嵌入して戸が傾いた状態を説明した
図20相当図。
【図23】図22のかご側の状態を示す立面図。
【図24】図20のエレベーターのドア安全装置の通常
戸閉時の受光器の出力線図。
【図25】図20のエレベーターのドア安全装置の異常
戸閉時の受光器の出力線図。
【図26】図20のエレベーターのドア安全装置の検出
判定器の出力線図。
【図27】従来のエレベーターのドア安全装置を示すエ
レベーターかごの要部正面図。
【図28】図27のかごに対応する乗場の要部正面図。
【図29】図27のがご及び図28の乗場の対向状態を
示す平面図。
【図30】図29のかご側の状態を説明した立面図。
【図31】戸開中の状態を説明した図29相当図。
【図32】図31のかご側の状態を説明した立面図。
【図33】戸閉中の状態を説明した図29相当図。
【図34】図33のかご側の状態を説明した立面図。
【符号の説明】
1 昇降路 2 かご 3 かご引き戸 6 乗場 7 乗場引き戸 14 検出装置、第1検出装置、上検出装置 15 反射体、上反射体 141 第2検出装置、下検出装置 142 受光器 151 下反射体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−99543(JP,A) 特開 平4−55284(JP,A) 実公 昭60−32053(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/00 - 13/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に設けられた乗場を開閉する乗場
    引き戸と、上記昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
    上記かごが上記乗場に対向したときに上記乗場引き戸に
    対面し上記乗場引き戸に係合して上記乗場引き戸と共に
    動作するかご引き戸と、投光器及び受光光量に応じた出
    力を発する受光器からなり上記かご引き戸及び乗場引き
    戸の両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着され
    た検出装置と、上記両者の他方の上記両者の一方との対
    向面に装着されて上記検出装置に対面して配置されて上
    記投光器の光線を反射する反射体と、上記両者の戸閉中
    の上記受光器の出力が所定値よりも変化したときに上記
    両者の戸閉動作を制御する制御装置とを備えたエレベー
    ターのドア安全装置。
  2. 【請求項2】 昇降路に設けられた乗場を開閉する乗場
    引き戸と、上記昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
    上記かごが上記乗場に対向したときに上記乗場引き戸に
    対面し上記乗場引き戸に係合して上記乗場引き戸と共に
    動作するかご引き戸と、投光器及び受光光量に応じた出
    力を発する受光器からなり上記かご引き戸及び乗場引き
    戸の両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着され
    た第1検出装置並びにこの第1検出装置に隣接した第2
    検出装置と、長手が鉛直に配置されて水平方向に並列に
    設けられた複数の突条及び突条の相互間に凹部が形成さ
    れて上記両者の他方の上記両者の一方との対向面に装着
    されて上記第1検出装置及び第2検出装置の双方に対面
    して配置されて上記双方の投光器の光線を反射する反射
    体と、上記両者の戸閉中の上記双方の受光器の出力が所
    定値よりも変化したときに上記両者の戸閉動作を制御す
    る制御装置とを備えたエレベーターのドア安全装置。
  3. 【請求項3】 昇降路に設けられた乗場を開閉する乗場
    引き戸と、上記昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
    上記かごが上記乗場に対向したときに上記乗場引き戸に
    対面し上記乗場引き戸に係合して上記乗場引き戸と共に
    動作するかご引き戸と、上記かご引き戸及び乗場引き戸
    の両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着された
    投光器並びに上記両者の他方の上記両者の一方との対向
    面に装着されて上記投光器に対面して配置されて上記投
    光器の光線を受光して受光光量に応じた出力を発する受
    光器からなる検出装置と、上記両者の戸閉中の上記受光
    器の出力が所定値よりも変化したときに上記両者の戸閉
    動作を制御する制御装置とを備えたエレベーターのドア
    安全装置。
  4. 【請求項4】 昇降路に設けられた乗場を開閉する乗場
    引き戸と、上記昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
    上記かごが上記乗場に対向したときに上記乗場引き戸に
    対面し上記乗場引き戸に係合して上記乗場引き戸と共に
    動作するかご引き戸と、投光器及び受光光量に応じた出
    力を発する受光器からなり上記かご引き戸及び乗場引き
    戸の両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着され
    て上記両者の上端寄りに配置された上検出装置と、投光
    器及び受光光量に応じた出力を発する受光器からなり上
    記両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着されて
    上記両者の下端寄りに配置された下検出装置と、上記両
    者の他方の上記両者の一方との対向面に装着されて上記
    上検出装置に対面して配置されて上記上検出装置の投光
    器の光線を反射する上反射体と、上記両者の他方の上記
    両者の一方との対向面に装着されて上記下検出装置に対
    面して配置されて上記下検出装置の投光器の光線を反射
    する下反射体と、上記両者の戸閉中の上記上検出装置及
    び下検出装置の少なくとも一方の受光器の出力が所定値
    よりも変化したときに上記両者の戸閉動作を制御する制
    御装置とを備えたエレベーターのドア安全装置。
  5. 【請求項5】 昇降路に設けられた乗場を開閉する乗場
    引き戸と、上記昇降路を昇降するかごの出入口を開閉し
    上記かごが上記乗場に対向したときに上記乗場引き戸に
    対面し上記乗場引き戸に係合して上記乗場引き戸と共に
    動作するかご引き戸と、上記かご引き戸及び乗場引き戸
    の両者の一方の上記両者の他方との対向面に装着されて
    上記両者の上端寄りに配置された投光器並びに上記両者
    の他方の上記両者の一方との対向面に装着されて上記投
    光器に対面して配置されて上記投光器の光線を受光して
    受光光量に応じた出力を発する受光器からなる上検出装
    置と、上記両者の一方の上記両者の他方との対向面に装
    着されて上記両者の下端寄りに配置された投光器並びに
    上記両者の他方の上記両者の一方との対向面に装着され
    て上記投光器に対面して配置されて上記投光器の光線を
    受光して受光光量に応じた出力を発する受光器からなる
    下検出装置と、上記両者の戸閉中の上記上検出装置及び
    下検出装置の少なくとも一方の受光器の出力が所定値よ
    りも変化したときに上記両者の戸閉動作を制御する制御
    装置とを備えたエレベーターのドア安全装置。
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