JPH036752Y2 - - Google Patents

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JPH036752Y2
JPH036752Y2 JP1985075856U JP7585685U JPH036752Y2 JP H036752 Y2 JPH036752 Y2 JP H036752Y2 JP 1985075856 U JP1985075856 U JP 1985075856U JP 7585685 U JP7585685 U JP 7585685U JP H036752 Y2 JPH036752 Y2 JP H036752Y2
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car
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control device
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mechanical parking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は機械式駐車装置における空ケージ呼び
指令制御装置に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
従来の機械式駐車装置は、入庫時には空ケージ
に呼びを人為的に登録し、制御装置により出入口
にこの空ケージを着床停止させて自動車を格納
し、出庫時には出庫する自動車を格納した駐車ケ
ージに呼びを人為的に登録し、制御装置により出
入口にこの駐車ケージを着床停止させて自動車を
出庫するという一つ一つの呼びに対して応答した
後、次の呼びに応答するという制御方式であるた
め、特に格納ケージが多数配置された大型循環式
立体駐車装置において、駐車装置の出入口より遥
かに遠方の駐車ケージの呼びに答えて出庫運転中
に新たな入庫要求があつても、出庫動作が完了し
てからでなければ入庫運転を行なわないので、入
庫利用者は長時間待たされる欠点があつた。又、
通常、第2図に示すように駐車場出入口10には
警告灯11を設け、出庫運転中にはこの警告灯を
赤色に点灯させて利用者に注意を与えるようにし
ているが、往々にしてこの警告灯の点灯に気付か
ず手狭な駐車装置の出入口14まで侵入してくる
自動車があり、このため出庫自動車と鉢合わせす
るはめとなり混乱が生じることもあつた。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、入庫
を希望する自動車を自動的に検出して、円滑に入
庫動作を行う機械式立体駐車装置の空ケージ呼び
指令制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、空ケージ呼び信号が入力されると、
機械式駐車装置の出入口に空ケージを着床させる
制御装置が設けられたものにおいて、機械式駐車
装置が立設された駐車場の出入口には該駐車場に
出入りする物体の移動方向を判別し、該駐車場に
入場する場合には第1の出力状態を維持出力する
検出装置と、前記物体の判別を行いそれが自動車
であれば第2の出力状態を出力する判別装置とを
設け、第1の出力状態及び第2の出力状態が入力
されれば前記空ケージ呼び信号を前記制御装置に
入力させる指令装置を備えるものである。
〔作用〕
以上の如く構成すれば、入庫を希望する自動車
を自動的に検出できるため、空ケージ呼び指令を
迅速適確に指示できる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第3
図は本考案の一実施制御回路図で、図中第2図と
同一符号のものは同一のものを示すが、12は機
械式駐車装置13の出入口14前の敷地に設けら
れたターンテーブル、15は自動車が出入りする
ための手狭な通路、PH1及びPH2はそれぞれ
投光装置PH1−Aと受光装置PH1−B及び投
光装置PH2−Aと受光装置PH2−Bからなる
光電装置で、互いに近接した状態で並列に、道路
に面した駐車場出入口10付近に設けられてい
る。E+,E−は電源母線、PH1aは投光装置
PH1−Aの光線が受光装置PH1−Bに受光さ
れていれば閉路し、人あるいは車によつて遮られ
ると開路する接点、PH2aは投光装置PH2−
Aの光線が受光装置PH2−Bに受光されていれ
ば閉路し、人あるいは車によつて遮られると開路
する接点、RY1〜RY7は電圧が印加されると付
勢するリレー、RY1aはリレーRY1の常開接
点、RY1b,RY1cはリレーRY1の常閉接
点、RY2aはリレーRY2の常開接点、RY2
b,RY2cはリレーRY2の常閉接点、RY3
a,RY3cはリレーRY3の常開接点、RY4a
はリレーRY4の常開接点、RY5aはリレーRY
5の常開接点、RY6aはリレーRY6の常開接
点、TRY1は作動遅延リレー、TRY1aは作動
遅延リレーTRY1の限時動作常開接点、TRY2
〜TRY4は復旧遅延リレー、TRY2a〜TRY
4aはそれぞれ復旧遅延リレーTRY2〜TRY4
の限時復帰常開接点、R1,R2は抵抗、C1,
C2はコンデンサで、このR1C1,R2C2に
よりリレーRY4,RY5に若干の限時復帰動作
機能をもたせている。Lは電圧が印加されると入
庫車優先のアナウンスあるいは表示を行なう音響
表示装置で、例えば駐車装置13の出入口14に
設けられる。
本考案は駐車場の出入口に光電装置を配置し
て、人か車かを判別し車が入場してきた際には、
自動的に機械式駐車装置の空ケージを出入口に呼
び寄せるとともに利用者及び管理人には入庫動作
優先の案内を行なうものである。
このような回路において、まず人か車かの判別
は光電装置PH1及びPH2の光線が同時に遮ら
れている時間が所定時間以上あるかないかで行な
われる。つまり所定時間以上両方同時に遮光され
ていれば車であると判別する回路を備えている。
即ち、光電装置PH1の光線が遮られていれば
接点PH1aの開路によりリレーRY1が消勢、
光電装置PH2の光線が遮られていれば接点PH
2aの開路によりリレーRY2が消勢され、車の
ように2メートル近い長さのものが駐車場の出入
口10を通れば光電装置PH1,PH2の両方の
光線を所定時間以上同時に必ず遮るため、閉回路
「E+−RY1b−RY2b−TRY1−E−」に
より作動遅延リレーTRY1を働かせ、限時動作
接点TRY1aの閉路によりリレーRY3を付勢さ
せ、閉回路「E+−RY3a−TRY2a−RY3
−E−」により自己保持させて車が出入口10を
通過していることを検出する。一方、人が通過す
る場合は、たとえ第4図のような状態が生じても
瞬間的なものであるため、作動遅延リレーTRY
1の接点TRY1aが閉じることなくリレーRY3
が付勢されることがない。ここで、復旧遅延リレ
ーTRY2は電圧の印加が解け通常車の出入に要
する時間程度経過すれば消勢されるリレーなの
で、一回の車の出入毎に、接点TRY2aの開路
によりリレーRY3の自己保持は解除される。
次に車あるいは人の移動方向の検出は一旦遮光
された光電装置PH1,PH2が再び通光される
順序を検出することにより行なわれる。つまり、
車であれ人であれ一旦遮光された後の通光される
順序を検出すれば移動方向を正確につかむことが
できる。
即ち、車であれ人であれ光電装置PH1の光線
を遮れば閉回路「E+−RY1c−RY4−E−」
によりリレーRY4が付勢され、光電装置PH2
の光線を遮れば閉回路「E+−RY2c−RY5
−E−」によりリレーRY5が付勢され、人ある
いは車の移動後光電装置PH1が光線を受光すれ
ば、R1C1による遅延動作が生きている間だけ
閉回路「E+−RY1a−RY4a−TRY3−E
−」が生じ復旧遅延リレーTRY3に電圧が印加
され、光電装置PH2が光線を受光すれば、R2
C2により遅延動作が生きている間だけ閉回路
「E+−RY2a−RY5a−RY6−E−」によ
りリレーRY6が付勢される。
一旦復旧遅延リレーTRY3に電圧が印加され
て、復旧リレーTRY3が付勢されると、通常人
あるいは車が出入りに要する時間程度は復旧遅延
リレーTRY3の接点TRY3aが閉路しているた
め、たとえば光電装置PH1→PH2の順序で遮
光から通光に変化すれば閉回路「E+−TRY3
a−RY6a−TRY4−E−」により復旧遅延リ
レーTRY4が付勢して人あるいは車(リレーRY
3が付勢していれば車、付勢していなければ人で
ある)が駐車場の出入口10を通過して入つてき
たことが判別できる。
したがつて、リレーRY3及び復旧遅延リレー
TRY4が付勢、即ち車が駐車装置13に向かつ
て出入口10から入つてくれば、閉回路「E+−
RY3c−TRY4a−RY7−E−」が生じ音響
表示装置Lに電圧が印加され、アナウンスあるい
は表示灯により入庫車が入つてきたことを利用者
及び管理人に知らせるとともに機械式駐車装置の
制御装置には空ケージ呼び信号を出力する。この
空ケージ呼び信号は周知の如く例えば出入口14
に最も近い空ケージを呼ぶものであつてもよく、
又駐車装置の不平衡負荷が小さくなる空ケージ呼
びであつてもよい。
音響表示装置Lにより入庫車の存在が知らされ
ると、手段動作開始前であれば、出庫ケージ呼操
作が人為的に保留され、万一出庫動作中の場合に
は、例えば実開昭60−1854号公報のように空ケー
ジ呼びと出庫ケージ呼びとが併存するときには呼
びが登録された順序に関係なく空ケージ呼びに対
する応答を優先させる回路構成とすれば、駐車場
内で入庫車と出庫車が鉢合わせすることもない。
〔考案の効果〕
以上述べたような構成であれば、入庫車が来れ
ばいちいち管理人あるいは利用者が人為的に空ケ
ージを呼ぶ必要もなく、又出庫動作中であるにも
かかわらず不注意で駐車場の中に入つてくる車が
あつたとしても自動的に円滑に入庫動作が完了す
るため、手狭な駐車場内で入庫車と出庫車が鉢合
わせして困ることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は従来装置の平面図、第3図は本考案の一実施
例制御回路図、第4図は状態説明図である。 10……駐車場の出入口、13……機械式駐車
装置、14……機械式駐車装置の出入口、PH
1,PH2……光電装置、RY1〜RY7……リレ
ー、TRY1……作動遅延リレー、TRY2〜
TRY4……復旧遅延リレー、L……音響表示装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 空ケージ呼び信号が入力されると、機械式駐
    車装置の出入口に空ケージを着床させる制御装
    置が設けられたものにおいて、 前記機械式駐車装置が立設された駐車場の出
    入口には該駐車場に出入りする物体の移動方向
    を判別し、該駐車場に入場する場合には第1の
    出力状態を維持出力する検出装置と、前記物体
    の判別を行いそれが自動車であれば第2の出力
    状態を出力する判別装置とを設け、第1の出力
    状態及び第2の出力状態が入力されれば前記空
    ケージ呼び信号を前記制御装置に入力させる指
    令装置を備えたことを特徴とする機械式駐車装
    置の空ケージ呼び指令制御装置。 (2) 前記物体とは人あるいは自動車であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の機械式駐車装置の空ケージ呼び指令制御装
    置。 (3) 前記判別装置は二組みの光電装置が並設さ
    れ、該二組みの光電装置の光線が所定時間以上
    同時に遮断されていることを検出する装置であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の機械式駐車装置の空ケージ呼び指令
    制御装置。 (4) 前記検出装置は二組みの光電装置を隣接状態
    で並設し、各光電装置の光線の受光、遮断状態
    の変化順序を検出する装置であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の機械
    式駐車装置の空ケージ呼び指令制御装置。 (5) 前記第1の出力状態及び第2の出力状態とは
    出力接点を閉路する状態であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の機械式
    駐車装置の空ケージ呼び指令制御装置。
JP1985075856U 1985-05-21 1985-05-21 Expired JPH036752Y2 (ja)

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JPS61189937U JPS61189937U (ja) 1986-11-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561602U (ja) * 1979-06-19 1981-01-09

Patent Citations (1)

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JPS561602U (ja) * 1979-06-19 1981-01-09

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