JPH0441376A - 自動車用エレベータの呼登録装置 - Google Patents

自動車用エレベータの呼登録装置

Info

Publication number
JPH0441376A
JPH0441376A JP2145689A JP14568990A JPH0441376A JP H0441376 A JPH0441376 A JP H0441376A JP 2145689 A JP2145689 A JP 2145689A JP 14568990 A JP14568990 A JP 14568990A JP H0441376 A JPH0441376 A JP H0441376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call registration
elevator
relay
door
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2145689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2508892B2 (ja
Inventor
Atsushi Enomoto
篤 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2145689A priority Critical patent/JP2508892B2/ja
Publication of JPH0441376A publication Critical patent/JPH0441376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508892B2 publication Critical patent/JP2508892B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は自動車を目的階床に運ぶ自動車用エレベータに
関するものであり、特に、光電装置を使用した自動車用
エレベータの呼登録装置に関するものである。 [従来の技術] 第2図は従来の自動車用エレベータの呼登録装置の光電
手段の設置状態を示す平面図、第3図は従来の自動車用
エレベータの呼登録装置の電気回路を示す基本構成図で
ある。 第2図において、(1)は自動車を目的階床に移動させ
る自動車用エレベータのかご、(2)は前記かご(1)
の出入口を開閉するエレベータ乗り場に設けられたドア
である。 (3)は前記ドア(2)の左側に配置された投光器であ
る。この投光器(3)は前記ドア(2)の前方を横切る
形状に光ビームを投光するものである。(4)は前記投
光器(3)の投光する光ビ−ムを受光する受光器である
。この受光器(4)は前記ドア(2)の左側に配置され
たものである。 そして、これら投光器(3)と受光器(4)は光ビーム
が遮られることによって自動車を検出する光電手段を構
成する。 第3図において、(11)は1階に配置された投光器(
3)から投光されている光ビームが遮断されたとき閉成
される常開接点、(LIP)は前記常開接点(11)が
閉成されたとき電圧が供給されるリレー、(11P a
)は前記リレー(11P)の常開接点である。(IIC
)は前記常開接点(11Pa)の閉成によって動作する
呼登録用リレーである。この呼登録用リレー(IIC)
は建物の1階の乗場の呼登録を行なうものである。 (12)は2階に配置された投光器(3)の光ビームが
遮断されたときに閉成される常開接点、(12P)は前
記常開接点(12)の閉成によって動作するリレー (
12Pa)は前記リレー(12P)の常開接点である。 (12C)は前記常開接点(12P a)の開成によっ
て電圧が供給され、それによって動作する呼登録用リレ
ーである。この呼登録用リレー(12C)は2階の乗場
の呼登録を行なうものである。 次に、上記のように構成された従来の自動車用エレベー
タの呼登録装置の動作について説明する。 自動車が1階のエレベータのドア(2)に接近し、投光
器(3)から投光されている光ビームを遮ると、受光器
(4)側に設けられているリレー(図示せず)が動作し
、その常開接点(11)を閉成する。この常開接点(1
1)の閉成でリレー(IIP)に電圧が供給され、前記
リレー(11P)はその常開接点(11Pa)を閉成す
る。これによって、呼登録用リレー(IIC)が動作し
、エレベータを制御する制御装置(図示せず)に呼登録
が行なわれる。 また、2階の乗場の呼登録は、2階の乗場に配置した投
光器(3)の光ビームの遮断で、常開接点(12)が閉
成し、リレー(12P)が動作して常開接点(12P 
a)が閉成することによって、呼登録用リレー(12C
)が動作して行なわれる。 なお、上記説明の従来の自動車用エレベータの呼登録装
置に使用された光電手段の取付は技術として、特開昭6
3−282077号公報に掲載のものを挙げることがで
きる。 [発明が解決しようとする課題] 従来の自動車用エレベータの呼登録装置は、上記のよう
に構成されているから、ドア(2)に接近する自動車が
、投光器(3)で投光される光ビームを遮断すると、乗
場の呼登録が行なわれる。 しかし、自動車用エレベータの乗場は、その必要上から
一般的に道路に面して位置されると共に、前記乗場付近
には管理人室が設けられるものである。このため、光電
手段の光ビームが人或いは自動車でない他の物に遮られ
、乗場の呼登録が行なわれる可能性があった。これによ
って、自動車が利用しないのに、エレベータが駆動され
、前記乗場にかご(1)を移動させたり、或いはドア(
2)を開閉させたりする等の、無駄なエレベータの駆動
が行なわれる可能性があった。 また、これを防止するため、光電手段に代えて金属を検
知する金属センサを使用し、前記エレベータの乗場床に
埋め込む場合がある。この金属センサを使用する場合に
は、予めこのエレベータを建築する建築業者との打合わ
せを要すると共に、乗場の床下の条件、例えば、2階或
いはそれ一以−1−の階では、通常乗場の床下とその階
下の天井は同一に形成されるものであるから、金属セン
サの検出出力を伝達させる信号線の配線、或いは床の強
度等の条件で、前記金属センサの埋め込みには多くの制
約があり、また、この金属センサ自体が光電手段に比べ
て高価であるから、その使用は不経済となる。 そこで、本発明は安価な光電手段を使用して自動車の検
出機能を高めた自動車用エレベータの呼登録装置の提供
を課題とするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明にかかる自動車用エレベータの呼登録装置は、光
電手段の光ビームが遮断されたときに通電する通電手段
と、前記通電手段によって動作し、所定の時間遅れて通
電する遅延通電手段とを具備し、ドアの全閉時に前記通
電手段及び遅延通電手段の両者の動作で、前記乗場の呼
登録を行なう遅延呼登録手段と、ドアが全閉状態にない
とき、前記通電手段の動作で即時に呼登録を行なう即時
呼登録手段を備えるものである。 [作用] 本発明においては、エレベータのドアが閉じられた状態
では、光電手段の光ビームが遮断されて通電手段が動作
し、前記通電手段で、遅延通電手段を動作させる。そし
て、遅延登録手段は、前記遅延通電手段と通電手段との
両者が動作したとき通電されて呼登録する。また、前記
エレベータのドアが全閉状態にないとき、前記遅延通電
手段の動作に関係なく、通電手段の動作のみで即時呼登
録手段に通電して呼登録する。 [実施例コ 以下、本発明の詳細な説明する。 第1図は本発明の一実施例の自動車用エレベータの呼登
録装置の電気回路を示す基本構成図である。なお、図中
、従来例と同−符号及び同一記号は、従来例の構成部分
と同一または相当部分を示すものであるから、ここでは
、重複する説明を省略する。 第1図において、(11Pa)は受光器(4)側に設け
られているリレーが動作したとき、その常開接点(11
)の閉成で動作するリレー(11P)の動作で閉成され
る第1常開接点、(11Pb)は前記第1常開接点(1
1Pa)と同時に閉成される第2常間接点である。これ
らの第1常開接点(11Pa)、第2常間接点(11P
b)は1階に配置された光電手段の光ビームが遮断され
ることで閉成される。 (12Pa)、(12Pb)は2階に配置された光電手
段光ビームの遮断によって動作するリレー(12P)の
第1常間接点及び第2常間接点である。また、前記リレ
ー(11P)の第1常開接点(11Pa)とリレー(1
2P)の第1常間接点(12Pa)は並列に接続されて
いる。 (13)は前記リレー(IIP)、  (12P)の第
1常間接点(11Pa)、  (12Pa)と直列に接
続された限時リレー (13a)は前記限時リレー(1
3)の限時常開接点である。この限時常開接点(13a
)は前記限時リレー(13)が付勢されてから、所定の
時間経過後に閉成されるものである。また、前記限時常
開接点(13a)は、リレー(IIP)の第2常開接点
(11Pb)と直列接続されている。更に、前記第2常
間接点(11Pb)は1階の乗場の呼登録を行なう呼登
録用リレー(11C)が直列に接続されたものである。 更に、また、前記リレー(12P)の第2常間接点(1
2Pb)は2階の乗場の呼登録を行なう呼登録用リレー
(12C)が直列に接続されている。そして、前記呼登
録用リレー(IIC)と第2常間接点(11Pb)の直
列接続されたものと、前記呼登録用リレー(12C)と
第2常間接点(12Pb)の直列接続されたものが並列
に接続されている。 (14)は前記限時常開接点(13a)と並列に接続さ
れ、前記限時常開接点(13a)を短絡している常閉接
点である。この常閉接点(14)は前記ドア(2)の全
閉を確認する戸閉検出スイッチの動作で開成されるもの
である。 次に、上記のように構成された本実施例の自動車用エレ
ベータの呼登録装置の動作について説明する。 第3図において、1階のエレベータの乗り場に設けられ
た投光器(3)から投光される光ビームが遮断されると
、常開接点(11)が閉成され、リレー(11P)が動
作して第1常開接点(11Pa)及び第2常開接点(1
1Pb)が閉成される。このとき、エレベータのドア(
2)が全閉状態にあるとすると、常開接点(14)が開
放されているため、リレー(11Pb)が閉成しても1
階の乗場の呼登録用リレー(11C)は動作しない。 一方、前記リレー(11P)の第1常間接点(11Pa
)が閉成すると、限時リレー(13)が動作状態となり
、所定の時間が経過すると限時常開接点(13a)が閉
成される。このとき、前記リレー(IIP)の動作が継
続されている状態、即ち、投光器(3)から投光されて
いる光ビームが連続して遮断されたとき、前記限時常開
接点(13a)の閉成によって、リレー(IIP)の第
2常開接点(11Pb)を介してリレー(11C)に電
圧が供給され、−階の乗場の呼登録が行なわれる。これ
によって、エレベータのドア(2)が全閉状態にあると
きは、投光器(3)が投光する光ビームが遮断されてか
ら、限時常開接点(13a)が閉成されるまでの時間遅
延されて、前記乗場の呼登録が行なわれる。 また、前記エレベータのドア(2)が全閉状態でない状
態、例えば、戸閉中であるときには、前記常閉接点(1
4)は閉成されているため、前記リレー(IIP)が動
作して時点で、前記常閉接点(14)と第2常間接点(
11Pb)を介して呼登録用リレー(IIC)に電圧が
供給される。 即ち、前記エレベータのドア(2)が全開状態でない状
態で、前記投光器(3)の投光する光ビームが遮断され
たとき、前記呼登録用リレー(11C)が動作して、即
時に、前記乗場の呼登録が行なわれる。 このように、上記実施例の自動車用エレベータの呼登録
装置は、エレベータの乗場付近に配置された投光器(3
)と、前記投光器(3)から投光される光ビームを受光
する受光器(4)からなる光電手段と、前記光ビームが
遮断されたときに動作して通電するリレー(IIP)の
第1常間接点(11P a)及び第2常間接点(11P
b)から構成された通電手段と、前記第1常間接点(1
1Pa)の閉成によって動作し、遅延して通電する限時
リレー(13)の限時常開接点(13a)からなる遅延
通電手段と、前記限時常開接点(13a)と並列に接続
された常閉接点(14)が開成状態にあるとき、即ち、
前記ドア(2)が全閉状態にあるとき、前記光ビームの
遮断が継続し、前記第2常間接点(11Pb)が閉成さ
れ、続いて、所定の時間遅れて、前記限時常開接点(1
3a)が閉成されたとき、呼登録用リレー(IIC)に
通電して乗場の呼登録を行なう遅延登録手段と、前記常
閉接点(14)が閉成状態にあるとき、即ち、前記ドア
(2)が全閉状態にないとき、前記常閉接点(14)の
閉成維持によって限時常開接点が(13a)が短絡状態
となり、前記光ビームが遮断されたとき、第2常間接点
(11Pb)の閉成によって、前記呼登録用リレー(I
IC)に通電して即時に呼登録させる即時呼登録手段を
備えるものである。 したがって、上記実施例は、投光器(3)の投光する光
が所定の時間以上遮る物体を、エレベータを利用する自
動車であると判断し、乗場の呼登録を行なう。このため
、エレベータのドア(2)の全閉中に、−時的に光ビー
ムが遮られることがあっても、乗場の呼登録を行なわな
いため、エレベータの無駄な運転動作を解消できる。 また、前記エレベータのドア(2)が全閉された状態に
ないとき、例えば、エレベータのドア(2)が戸閉中で
あるとき、前記投光器(3)から投光される光が遮られ
ると、即時に呼登録を行なって、前記ドア(2)の戸閉
を停止及び反転し、戸閉中に進入してくる自動車と前記
ドア(2)との衝突を防止する。このため、自動車用エ
レベータの安全性が高くなる。 ところで、上記実施例の光電手段は全階に設置されたも
のとしたが、本発明を実施する場合には、これに限定さ
れるものではな(、投光器(3)の光を遮る可能性の高
い交通量の多い乗場のみに設置した場所にも同様となる
。 [発明の効果] 以上のように、本発明の自動車用エレベータの呼登録装
置は、エレベータのドア付近に配置された光電手段の光
ビームが遮断されたとき通電する通電手段と、前記通電
手段によって動作し、所定の時間遅れて通電する遅延通
電手段と、エレベータのドアが全閉状態のとき、通電手
段と遅延通電手段が同時に動作されたとき通電されて呼
登録を行なう遅延呼登録手段と、前記ドアが全閉状態に
ないとき、通電手段の動作のみで通電されて呼登録を行
なう即時呼登録手段を備えるものであるから、エレベー
タのドアが全閉状態のとき、遅延通電手段が動作するの
に必要な所定の時間以上、光ビームを遮断した物体を自
動車であると判断して呼登録を行ない、前記光ビームが
一時的に遮断されたものについては、乗場の呼登録を行
なわないので、エレベータの無駄な運転動作を解消でき
、信頼性の高い乗場の呼登録を行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車用エレベータの呼登
録装置の電気回路を示す基本構成図、第2図は従来の自
動車用エレベータの呼登録装置の光電手段の設置状態を
示す平面図、第3図は従来の自動車用エレベータの呼登
録装置の電気回路を示す基本構成図である。 図において、 3:投光器 4:受光器 11Pa:第1常開接点 11Pb:第2常開接点 13a:限時常開接点 11C:呼登録用リレー 14:常閉接点 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 大音  増雄 外2名1Pb 3a 1C :第2常開接点 :限時常開接点 :呼登録用リレー :常閉接点 3:投光器 4:受光器 手 続 補 正 書 (自発) 平成 2年11月19 1、事件の表示 特願平2−145689号 2、発明の名称 自動車用エレベータの呼登録装置 3、補正をする者 代表者 志 岐 守 哉 5、補正の対象 (1) 明細書全文 明細書 1、発明の名称 自動車用エレベータの呼登録装置 6、補正の内容 (1) 明細書全文を別紙のとおり補正する。 2、特許請求の範囲 エレベータの乗場のドア付近に配置された投光器と、前
記投光器が投光する光ビームを受光する受光器からなる
光電手段と、 前記光ビームが遮断されたことを検出する遮断検出手段
と、 前記ドアの全閉時、前記遮断継続検出手段の検出により
前記乗場の呼登録を行なう遅延呼登録手段と、 前記ドアが全閉状態にないとき、前記遮断検出手段の検
出により即時に呼登録を行なう即時呼登録手段と を具備することを特徴とする自動車用エレベータの呼登
録装置。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は自動車を目的階床に運ぶ自動車用エレベータに
関するものであり、特に、充電装置を使用した自動車用
エレベータの呼登録装置に関するものである。 [従来の技術] 第2図は従来の自動車用エレベータの呼登録装置の光電
手段の設置状態を示す平面図、第3図は従来の自動車用
エレベータの呼登録装置の電気回路を示す基本構成図で
ある。 第2図において、(1)は自動車を目的階床に移動させ
る自動車用エレベータのかご、(2)は前記かご(1)
の出入口を開閉するエレベータ乗り場に設けられたドア
である。 (3)は前記ドア(2)の左側に配置された投光器であ
る。この投光器(3)は前記ドア(2)の前方を横切る
形状に光ビームを投光するものである。(4)は前記投
光器(3)の投光する光ビームを受光する受光器である
。この受光器(4)は前記ドア(2)の右側に配置され
たものである。 そして、これら投光器(3)と受光器(4)は光ビーム
が遮られることによって自動車を検出する光電手段を構
成する。 第3図において、(11)は1階に配置された投光器(
3)から投光されている光ビームが遮断されたとき閉成
される常開接点、(11P)は前記常開接点(11)が
閉成されたとき電圧が供給されるリレー (11P a
)は前記リレー(11P)の常開接点である。(11C
)は前記常開接点(11Pa)の閉成によって動作する
呼登録用リレーである。この呼登録用リレー(IIC)
は建物の1階の乗場の呼登録を行なうものである。 (12)は2階に配置された投光器(3)の光ビームが
遮断されたときに閉成される常開接点、(12P)は前
記常開接点(12)の閉成によって動作するリレー (
12Pa)は前記リレー(12P)の常開接点である。 (12C)は前記常開接点(12Pa)の閉成によって
電圧が供給され、それによって動作する呼登録用リレー
である。この呼登録用リレー(12C)は2階の乗場の
呼登録を行なうものである。 次に、上記のように構成された従来の自動車用エレベー
タの呼登録装置の動作について説明する。 自動車が1階のエレベータのドア(2)に接近し、投光
器(3)から投光されている光ビームを遮ると、受光器
(4)側に設けられているリレー(図示せず)が動作し
、その常開接点(11)を閉成する。この常開接点(1
1)の閉成でリレー(LIP)に電圧が供給され、前記
リレー(11P)はその常開接点(11P a)を閉成
する。これによって、呼登録用リレー(IIC)が動作
し、エレベータを制御する制御装置(図示せず)に呼登
録が行なわれる。 また、2階の乗場の呼登録は、2階の乗場に配置した投
光器(3)の光ビームの遮断で、常開接点(12)が閉
成し、リレー(12P)が動作して常開接点(12Pa
)が閉成することによって、呼登録用リレー(12C)
が動作して行なわれる。 なお、上記説明の従来の自動車用エレベータの呼登録装
置に使用された光電手段の取付は技術として、特開昭6
3−282077号公報に掲載のものを挙げることがで
きる。 [発明が解決しようとする課題] 従来の自動車用エレベータの呼登録装置は、上記のよう
に構成されているから、ドア(2)に接近する自動車が
、投光器(3)で投光される光ビームを遮断すると、乗
場の呼登録が行なわれる。 しかし、自動車用エレベータの乗場は、その必要上から
一般的に道路に面して位置されると共に、前記乗場付近
には管理人室が設けられるものである。このため、光電
手段の光ビームが人或いは自動車でない他の物に遮られ
、乗場の呼登録が行なわれる可能性があった。これによ
って、自動車が利用しないのに、エレベータが駆動され
、前記乗場にかご(1)を移動させたり、或いはドア(
2)を開閉させたりする等の、無駄なエレベータの駆動
が行なわれる可能性があった。 また、これを防止するため、光電手段に代えて金属を検
知する金属センサを使用し、前記エレベータの乗場床に
埋め込む場合がある。この金属センサを使用する場合に
は、予めこのエレベータを建築する建築業者との打合わ
せを要すると共に、乗場の床下の条件、例えば、床下に
埋設の金属類との距離、金属センサの検出出力を伝達さ
せる信号線の配線、或いは床の強度等の条件で、前記金
属センサの埋め込みには多くの制約があり、また、この
金属センサ自体が光電手段に比べて高価であるから、そ
の使用は不経済となる。 そこで、本発明は安価な光電手段を使用して自動車の検
出機能を高めた自動車用エレベータの呼登録装置の提供
を課題とするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明にかかる自動車用エレベータの呼登録装置は、光
電手段の光ビームが遮断されたことを検出する遮断検出
手段と、前記遮断検出手段によって検出される光ビーム
の遮断状態が所定時間継続したことを検出する遮断継続
検出手段とを具備し、ドアの全閉時に前記遮断継続検出
手段の検出により前記乗場の呼登録を行なう遅延呼登録
手段と、ドアが全閉状態にないとき、前記遮断検出手段
の検出により即時に呼登録を行なう即時呼登録手段とを
備えるものである。 [作用] 本発明においては、エレベータのドアが閉じられた状態
では、光電手段の光ビームが遮断されたことを遮断検出
手段が検出し、この検出により遮断継続検出手段を動作
させる。そして、遅延呼登録手段が前記遮断検出手段と
遮断継続検出手段との両者の検出に応じて呼登録をする
。また、前記エレベータのドアが全開状態にないときは
、前記遮断継続検出手段の動作に関係なく、遮断検出手
段通電手段の検出のみで即時呼登録手段が呼登録をする
。 [実施例] 以下、本発明の詳細な説明する。 第1図は本発明の一実施例の自動車用エレベータの呼登
録装置の電気回路を示す基本構成図である。なお、図中
、従来例と同−符号及び同一記号は、従来例の構成部分
と同一または相当部分を示すものであるから、ここでは
、重複する説明を省略する。 第1図において、(11P a)は受光器(4)側に設
けられているリレーが動作したとき、その常開接点(1
1)の閉成で動作するリレー(11P)の動作で閉成さ
れる第1常間接点、(11Pb)は前記第1常間接点(
11Pa)と同時に閉成される第2常間接点である。こ
れらの第1常間接点(11Pa)、第2常間接点(11
Pb)は1階に配置された光電手段の光ビームが遮断さ
れることで閉成される。 (12Pa)、(12Pb)は2階に配置された光電手
段光ビームの遮断によって動作するりレ−(12P)の
第1常間接点及び第2常間接点である。また、前記リレ
ー(11P)の第1常間接点(11Pa)とリレー(1
2P)の第1常間接点(12Pa)は並列に接続されて
いる。 (13)は前記リレー(LIP)、  (12P)の第
1常間接点(11Pa)、  (12Pa)と直列に接
続された限時リレー (13a)は前記限時リレー(1
3)の限時常開接点である。この限時常開接点(13a
)は前記限時リレー(13)が付勢されてから、所定の
時間経過後に開成されるものである。また、前記限時常
開接点(13a)は、リレー(IIP)の第2常間接点
(11Pb)と直列接続されている。更に、前記第2常
間接点(11Pb)は1階の乗場の呼登録を行なう呼登
録用リレー(IIC)が直列に接続されたものである。 更に、また、前記リレー(12P)の第2常間接点(ユ
2Pb)は2階の乗場の呼登録を行なう呼登録用リレー
(12C)が直列に接続されている。そして、前記呼登
録用リレー(IIC)と第2常間接点(11Pb)の直
列接続されたものと、前記呼登録用リレー(12C)と
第2常間接点(12Pb)の直列接続されたものが並列
に接続されている。 (14)は前記限時常開接点(13a)と並列に接続さ
れ、前記限時常開接点(13a)を短絡している常閉接
点である。この常閉接点(14)は前記ドア(2)の全
閉を確認する戸閉検出スイッチの動作で開成されるもの
である。 次に、上記のように構成された本実施例の自動車用エレ
ベータの呼登録装置の動作について説明する。 第1図において、1階のエレベータの乗り場に設けられ
た投光器(3)から投光される光ビームが遮断されると
、常開接点(11)が閉成され、リレー(IIP)が動
作して第1常間接点(11Pa)及び第2常開接点(1
1Pb)が閉成される。このとき、エレベータのドア(
2)が全閉状態にあるとすると、常閉接点(14)が開
放されているため、リレー(11Pb)が閉成しても1
階の乗場の呼登録用リレー(11C)は動作しない。 一方、前記リレー(IIP)の第1常開接点(11Pa
)が閉成すると、限時リレー(13)が動作状態となり
、所定の時間が経過すると限時常開接点(13a)が閉
成される。このとき、前記リレー(IIP)の動作が継
続されている状態、即ち、投光器(3)から投光されて
いる光ビームが連続して遮断されたとき、前記限時常開
接点(13a)の閉成によって、リレー(11P)の第
2常間接点(11Pb)を介してリレー(11C)に電
圧が供給され、−階の乗場の呼登録が行なわれる。これ
によって、エレベータのドア(2)が全閉状態にあると
きは、投光器(3)が投光する光ビームが遮断されてか
ら、限時常開接点(13a)が閉成されるまでの時間遅
延されて、前記乗場の呼登録が行なわれる。 また、前記エレベータのドア(2)が全開状態でない状
態、例えば、戸閉動作中であるときには、前記常閉接点
(14)は閉成されているため、前記リレー(IIP)
が動作して時点で、前記常閉接点(14)と第2常間接
点(11Pb)を介して呼登録用リレー(11C)に電
圧が供給される。 即ち、前記エレベータのドア(2)が全閉状態でない状
態で、前記投光器(3)の投光する光ビームが遮断され
たとき、前記呼登録用リレー(11C)が動作して、即
時に、前記乗場の呼登録が行なわれる。 このように、上記実施例の自動車用エレベータの呼登録
装置は、エレベータの乗場付近に配置された投光器(3
)と、前記投光器(3)から投光される光ビームを受光
する受光器(4)からなる光電手段と、前記光ビームが
遮断されたときに動作して通電するリレー(IIP)の
第1常間接点(11Pa)及び第2常間接点(11Pb
)から構成された前記光ビームが遮断されたことを検出
する遮断検出手段と、前記第1常間接点(11Pa)の
閉成によって動作し、遅延して通電する限時リレー(1
3)の限時常開接点(13a)からなる光ビームの遮断
状態が所定時間継続したことを検出する遮断継続検出手
段と、前記限時常開接点(13a)と並列に接続された
常閉接点(14)が開成状態にあるとき、即ち、前記ド
ア(2)が全閉状態にあるとき、前記光ビームの遮断が
継続し、前記第2常間接点(11Pb)が閉成され、続
いて、所定の時間遅れて、前記限時常開接点(13a)
が閉成されたとき、呼登録用リレー(IIC)に通電し
て乗場の呼登録を行なう遅延呼登録手段と、前記常閉接
点(14)が開成状態にあるとき、即ち、前記ドア(2
)が全開状態にないとき、前記常閉接点(14)の閉成
維持によって限時常開接点が(13a)が短絡状態とな
り、前記光ビームが遮断されたとき、第2常間接点(1
1Pb)の閉成によって、前記呼登録用リレー(IIC
)に通電して即時に呼登録させる即時呼登録手段とを備
えるものである。 したがって、上記実施例は、投光器(3)の投光する光
が所定の時間以上遮る物体を、エレベータを利用する自
動車であると判断し、乗場の呼登録を行なう。このため
、エレベータのドア(2)の全開中に、−時的に光ビー
ムが遮られることがあっても、乗場の呼登録を行なわな
いため、エレベータの無駄な運転動作を解消できる。 また、前記エレベータのドア(2)が全閉された状態に
ないとき、例えば、エレベータのドア(2)が戸閉動作
中であるとき、前記投光器(3)から投光される光が遮
られると、即時に呼登録を行なって、前記ドア(2)の
戸閉を停止及び反転し、戸閉中に進入してくる自動車と
前記ドア(2)との衝突を防止する。このため、自動車
用エレベータの安全性が高くなる。 ところで、上記実施例の光電手段は全階に設置されたも
のとしたが、本発明を実施する場合には、これに限定さ
れるものではなく、投光器(3)の光を遮る可能性の高
い交通量の多い乗場のみに設置した場所にも同様となる
。 [発明の効果] 以上のように、本発明の自動車用エレベータの呼登録装
置は、エレベータのドア付近に配置された光電手段の光
ビームが遮断されたことを検出する遮断検出手段と、前
記遮断検出手段によって検出される光ビームの遮断状態
が所定時間継続したことを検出する遮断継続検出手段と
、エレベータのドアが全閉状態のとき、前記遮断継続検
出手段の検出により前記乗場の呼登録を行なう遅延呼登
録手段と、前記ドアが全閉状態にないとき、前記遮断検
出手段の検出のみにより即時に呼登録を行なう即時呼登
録手段とを備えるものであるから、エレベータのドアが
全閉状態のときには、所定の時間以上継続して光ビーム
を遮断した物体を、自動車であると判断して呼登録を行
ない、前記光ビームが一時的に遮断されたものについて
は、乗場の呼登録を行なわないので、エレベータの無駄
な運転動作を解消でき、信頼性の高い乗場の呼登録を行
なえるとともに、エレベータのドアが全閉状態でないと
きには、光ビームの遮断により、即時に呼登録を行ない
、ドアの戸閉動作を停止及び反転し、自動車と前記ドア
との衝突を防止できるので、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車用エレベータの呼登
録装置の電気回路を示す基本構成図、第2図は従来の自
動車用エレベータの呼登録装置の光電手段の設置状態を
示す平面図、第3図は従来の自動車用エレベータの呼登
録装置の電気回路を示す基本構成図である。 図において、 3:投光器 4:受光器 11Pa:第1常開接点 11 P b、 :第2常開接点 13a:限時常開接点 11C:呼登録用リレー 14:常閉接点 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 大音 増雄 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エレベータの乗場のドア付近に配置された投光器と、前
    記投光器が投光する光ビームを受光する受光器からなる
    光電手段と、 前記光ビームが遮断されたときに通電する通電手段と、 前記通電手段によって動作し、所定の時間遅れて通電す
    る遅延通電手段と、 前記ドアの全閉時、前記通電手段及び遅延通電手段の両
    方の動作で、前記乗場の呼登録を行なう遅延呼登録手段
    と、 前記ドアが全閉状態にないとき、前記通電手段の動作で
    即時に呼登録を行なう即時呼登録手段とを具備すること
    を特徴とする自動車用エレベータの呼登録装置。
JP2145689A 1990-06-04 1990-06-04 自動車用エレベ―タの呼登録装置 Expired - Lifetime JP2508892B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145689A JP2508892B2 (ja) 1990-06-04 1990-06-04 自動車用エレベ―タの呼登録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145689A JP2508892B2 (ja) 1990-06-04 1990-06-04 自動車用エレベ―タの呼登録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0441376A true JPH0441376A (ja) 1992-02-12
JP2508892B2 JP2508892B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=15390820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2145689A Expired - Lifetime JP2508892B2 (ja) 1990-06-04 1990-06-04 自動車用エレベ―タの呼登録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508892B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7308333B2 (en) 2002-01-31 2007-12-11 Melco Industries, Inc. Computerized stitching including embroidering
CN103967310A (zh) * 2014-04-29 2014-08-06 四川五新智能设备有限公司 一种安全防坠挂钩控制系统及方法
CN111099465A (zh) * 2019-11-19 2020-05-05 日立楼宇技术(广州)有限公司 汽车电梯的召梯响应方法、装置、控制器和存储介质

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7308333B2 (en) 2002-01-31 2007-12-11 Melco Industries, Inc. Computerized stitching including embroidering
CN103967310A (zh) * 2014-04-29 2014-08-06 四川五新智能设备有限公司 一种安全防坠挂钩控制系统及方法
CN111099465A (zh) * 2019-11-19 2020-05-05 日立楼宇技术(广州)有限公司 汽车电梯的召梯响应方法、装置、控制器和存储介质
CN111099465B (zh) * 2019-11-19 2022-08-12 日立楼宇技术(广州)有限公司 汽车电梯的召梯响应方法、装置、控制器和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2508892B2 (ja) 1996-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0441376A (ja) 自動車用エレベータの呼登録装置
JP4601935B2 (ja) エレベータのドア安全装置
JPH09240951A (ja) エレベータの呼び装置
JPS6149236B2 (ja)
JP3909247B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH07112881A (ja) エレベータの制御装置
JP2000219466A (ja) エレベータのドア制御装置
JPH019821Y2 (ja)
JPH04169478A (ja) 身体障害者用エレベータの呼び登録装置
JPH0138134Y2 (ja)
KR960012681B1 (ko) 엘리베이터의 절전형 운전제어방법
JP2000026039A (ja) エレベーターの防犯装置
JP2000038260A (ja) エレベータの乗場呼び登録装置
JPH01256482A (ja) エレベータの制御装置
JPH0316869Y2 (ja)
KR840002452Y1 (ko) 비상시 엘리베이터 피난층 복귀회로
JPH09169476A (ja) ダムウェーターの運転制御装置
JPS6327266B2 (ja)
JPH07291547A (ja) エレベータの運転装置
KR960007263Y1 (ko) 자동차용 엘리베이터의 승강장 자동등록장치
JPH06144754A (ja) 自動車用エレベータのドア制御装置
JP3475430B2 (ja) エレベーターの運転装置
JPH04153168A (ja) エレベーターの運転装置
JPS6147785B2 (ja)
JPH05294577A (ja) 自動車用エレベーターの火災時運転方式