JPH04169478A - 身体障害者用エレベータの呼び登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は身体障害者用エレベータの呼び登録装置の改
良に関するものである。

（従来の技術） 第２図ないし第４図は例えば特公昭６１−５３３０８号
公報に示された従来の身体障害者用エレベータの呼び登
録装置を説明する図である。第２図及び第３図中、（１
）は建物、（２）は建物内に設置されたエレベータのか
ご、（３）はエレベータの乗場を形成する通路、（４）
　、　（５）は通路（３）の壁、（６）は同じく天井、
（７）　、　（８）は壁（４）　、　（５）に設けられ
た専用の乗場ボタンで、一般用の乗場ボタン（図示しな
い）の位置よりも下方の位置に設けられている。（９）
は専用の乗場ボタン（７）を操作する車いす（！０）使
用の身体障害者（以下、身障者と略す）、　　（１１）
は専用の乗場ボタン（８）を操作しようとしている一般
利用者、（１２）、　（１３）は専用の乗場ボタン（７
）　、　（８）の上方に設置され水平面に対し角度θ上
方へ投射される光線（１２ａ）　、　（１３ａ）を発す
る投光器、（１４）は天井（６）に設けられ光線（ｔ２
ａ）　。

（１３ａ）を受光する受光器、（１５）は通路（３）を
通行する通行人である。

また、第４図中、（＋）　、　（−）は直流電源、（７
ａ）。

（８ａ）はそれぞれ専用の乗場ボタン（７）　、　（８
）　に組み込まれた上りボタン、（１６）は受光器（１
４）が光線（１２ａ）及び光線（１３ａ）の一方でも受
光していないときは開放し両方共受光すると閉成する身
障者検出リレー接点、（１７）は付勢されると専用乗場
上り呼びを登録する専用乗場上り呼び登録リレーで、（
１７ａ）はその常開接点、（１８）はかごがこの階に到
着すると開放するかご位置リレー接点である。

次に、上記構成に係る動作について説明する。

今、車いす使用の身障者（９）が専用の乗場上りボタン
（７ａ）を操作すると、第３図に示すように、投光器（
１２）の光線（１２ａ）は角度θだけ上方を向いている
ので、身障者（９）にさえざらねることはなく、受光器
（１４）に受光される。また、通路（３）を通行人（１
５）が通行していても、この通行人（１５）によって光
線（１２ａ）　、　（１３ａ）がさえぎられることはな
い。したがって、身障者検出リレー接点（１６）は閉成
している。これで、（＋）　−（７ａ）　−（１６）−
（１７）　−（−）の回路により、この階の専用乗場上
り呼び登録リレー（１７）は付勢され、接点（１７ａ）
の閉成により自己保持する。そして、この階の上り呼び
は登録され、該当するかごは群管理から切り放されてこ
の呼びに応答することになる。かごがこの階に到着すれ
ば、位置リレー接点（１８）は開放するので、上り呼び
登録リレー（１７）は消勢されて接点（１７ａ）は開放
し、この階の上り呼びは解除される。

一方、一般利用者（１１）が誤って専用乗場上りボタン
（８ａ）を操作したとすると、第３図に示すように、一
般利用者（１１）は身障者（９）よりも身長が犬である
ため、投光器（１３）からの光線（１３ａ）は一般利用
者（１１）によりさえぎられ、受光器（１４）に到達し
ない。そのため、身障者検出リレー接点（１６）は開放
する。したがって、上りボタン（８ａ）が操作されても
、上り呼び登録リレー（１７）は付勢されず、上り呼び
は登録されない。

（発明が解決しようとする課題〕 従来の身体障害者用エレベータの呼び登録装置は以上の
様に構成されているので、車椅子を使用していない身障
者が身障者呼びボタンを押した場合は身障者と見做さず
身障者用呼びが登録されないので、不快感を与えること
になる。また、車椅子検出手段が正常に動作しなかった
場合は車椅子呼びによる本来の車椅子専用運転が行なえ
ず車椅子の身障者の安全が損なわれることになる。

この発明は、上記のような従来の問題点を解消するため
になされたもので、車椅子を使用しない身障者や車椅子
検出が正常に動作しなかった身障者の利用時にも確実に
身障者用呼びを登録できる身体障害者用エレベータの呼
び登録装置を提供するものである。

〔課題を解決するための手段） この発明に係る身体障害者用エレベータの呼び登録装置
は、車椅子検出手段を備え車椅子検出時に身障者用呼び
が操作された時のみ呼びを登録する身体障害者用エレベ
ータの呼び登録装置において、車椅子が検出されず上記
呼びが操作されると呼び登録を保留にする旨の報知を発
し、一定時間内に再度上記呼びが操作されると呼び登録
を有効にする登録回路を備えたものである。

〔作用〕

この発明においては、車椅子を使用していない身障者に
対しては、二環呼びを操作することにより、身障者用呼
びが登録でき、又、車椅子検出が正常に動作しなかった
場合でも、二環呼びを操作することにより身障者呼びが
登録できる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。本
実施例においては、第２図と第３図の構成に加えて第１
図に示す登録回路の電気回路図を備える。すなわち、第
１図は本実施例に係る電気回路図を示し、図中、第４図
と同一符号は同一部分を示す。この電気回路図において
、身障者検出リレー接点（１６）は、常開接点（１６ａ
）および常閉接点（１６ｂ）よりなる。（１９）は時限
タイマー付き報知リレーで、（１９ａ）はその時限接点
、（２０）は時限接点（１９ａ）が閉じた時動作するリ
レーで、（２０ａ）及び（２０ｂ）はその常開接点、（
２１）は報知発生器、（２２）は身障者専用の乗場ボタ
ン（７ａ）又は（８ａ）が閉じた時動作するリレーで、
（２２ｂ）はその常閉接点である。

上記第１図に示す登録回路図において、車椅子を使用し
ない身障者あるいは一般客が専用の乗場上りボタン（７
ａ）を操作すると、車椅子が検出されていないので、リ
レー接点（１６ａ）は開き、専用乗場上り呼び登録リレ
ー（１７）は動作されず呼び登録されない。一方、リレ
ー接点（ｌｉｉｂ）　は閉じているので、（”）　−（
７ａ）　−（ｌｆｉｂ）　−（１９）　−（−）の回路
により時限タイマー付報知リレー（１９）は動作し、時
限接点（１９ａ）が閉じることにより、報知発生器（２
１）が動作し、同時にリレー（２ｏ）が動作し接点（２
０ａ）及び（２０ｂ）は閉じる。報知発生器（２１）が
動作すると、呼び登録が保留である旨の報知を発し、呼
びを登録するか否かを専用の乗場上りボタン（７ａ）を
操作した身障者あるいは一般客に問い合わせる。コノ報
知発生器（２１）及びリレー（２ｏ）は上記報知リレー
（１９）であらかじめ設定された時間のみ接点（１９ａ
）が閉じていることにより動作しており、この時間内に
身障者が再度専用の乗場ボタン（７ａ）を操作すること
により、（＋）−（７ａ）−（２０ａ）−（１７）−（
−）回路により登録リレー（１７）が動作し上り呼びは
登録される。また、一般客は報知により身障者用の専用
呼びボタンを誤って操作してしまったことに気づき、再
度、一定時間内に乗場ボタン（７ａ）を操作しない限り
専用呼びが登録されることはない。

〔発明の効果〕

以上の様に、この発明によれば、車椅子を使用していな
い身障者や車椅子検出が正常に動作しなかった身障者の
利用時に対しても身障者用呼びが登録でき、また、誤っ
て身障者用呼び操作してしまった一般客に対してその旨
を報知するので、不快感を与えることなくエレベータの
サービスを向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による身障者用エレベータの呼び登録
装置の一実施例を示す登録回路図、第２図は身障者用エ
レベータの呼び登録装置の従来技術を示す建物のエレベ
ータ乗場部分の平面断面図、第３図は第２図のＩＩ　−
ＩＩ線断面図、第４図は従来の登録回路の電気回路図で
ある。 （７）及び（８）：身障者専用の乗場ボタン、（９）：
身障者、（１０）　：車椅子、（１１）ニ一般利用者、
（１２）及び（１３）　：投光器、（１４）　：受光器
、（１６）　：身障者検出リレー、（１７）　：専用乗
場上り呼び登録リレー、（１９）　：時限付き報知リレ
ー、 （２１）：報知発生器。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分■ 第１図 １９二時限タイマ付報知リレー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車椅子検出手段を備え車椅子検出時に身障者用呼びが操
   作された時のみ呼びを登録する身体障害者用エレベータ
   の呼び登録装置において、車椅子が検出されず上記呼び
   が操作されると呼び登録を保留にする旨の報知を発し、
   一定時間内に再度上記呼びが操作されると呼び登録を有
   効にする登録回路を備えたことを特徴とする身体障害者
   用エレベータの呼び登録装置。