JPH11324489A - 自動ドアの開閉装置 - Google Patents

自動ドアの開閉装置

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JPH11324489A
JPH11324489A JP12869398A JP12869398A JPH11324489A JP H11324489 A JPH11324489 A JP H11324489A JP 12869398 A JP12869398 A JP 12869398A JP 12869398 A JP12869398 A JP 12869398A JP H11324489 A JPH11324489 A JP H11324489A
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JP
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door
detection sensor
person
controller
doors
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JP12869398A
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Soichi Takaku
宗一 田角
Kazue Tsunoda
和重 角田
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアを隔てた外部から内部に対しいたずらす
ることに起因する不正入室を防止する上で有効な自動ド
アの開閉装置を提供する。 【解決手段】 ドア11a,11bに近接した内部に位
置し、内部から外部へと退室する人を検知する内部検知
センサ13と、その内部検知センサ13よりもドア11
a,11bから離れた内部側に位置し、ドア11a,1
1bへ接近する人を検知する接近検知センサ14とを備
え、接近検知センサ14がドア11a,11bに接近す
る人を検知してから所定時間内に内部検知センサ13が
人を検知したとき、前記ドアを開くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物に備えつけ
られる自動ドアの開閉装置に関し、特に不正入室を防止
するための防犯技術であり、詳しくは、例えばマンショ
ンの玄関口に設置され、入室許可を受けた人だけがマン
ション内に入室できるように制御される入室管理機能を
備えた自動ドアの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動ドアは外部と内部とを仕切
り、そのドア自体がドア開閉手段によって自動的に開閉
されるドアである。こうした自動ドアを開閉制御すると
き、外部(つまり室外)から内部(つまり室内)へ入室
する場合と、内部から外部へ退出する場合とでは、ドア
の開閉に対する考え方が異なる。すなわち、入室に対し
ては、防犯上、厳しい入室管理をし、特定の人達だけが
入室できるようにすることが好ましく、他方、退室に対
しては、特別な管理をせずに比較的自由に退室できるよ
うにすることが好ましい。
【0003】こうした自動ドアの開閉制御については、
たとえば無人化したマンションの玄関口などに適用され
ることが多い。入室管理あるいは入室許可の手段として
は、入室する者が本人であるか否かを確認するための各
種の方法、たとえば入室カードやキー等の本人の所持品
を照合する方法、あるいはそうした所持品を用いずに、
本人の指紋や顔の特徴を直接照合したり、暗証番号を照
合する方法などの公知の手段を適用することもできる
(この点、たとえば塩野充、真田英彦:“個人識別技術
の最近の研究動向”信学技報 IE92−49,199
2参照)。
【0004】こうした入室管理機能を備えた自動ドア開
閉システムにおいて、入室する人は、一旦、入室許可の
判定を受けなければならない。したがって、システム
は、入室する人が入室許可者であるか否かを判定する入
室許可判定手段を備えており、この入室許可判定手段に
よる入室許可の指令が出たときにドアははじめて開く。
これによって、入室許可者だけの入室が許され、その他
の部外者の入室が禁止される。
【0005】一方、退室については、特別な操作をする
ことなく、円滑に退室できるようにすべきである。その
ため、自動ドア開閉システムは、内部のドアに近い部分
に、退室する人を検知する内部検知センサを備える。退
室する人は、この内部検知センサの検知エリア内を通過
するだけでドアを開くことができ、スムーズに退室する
ことができる。内部検知センサは、通常、ドアへより接
近した人をも確実に検知し、人がドアに挟まれたり衝突
したりすることを避けるため、ドアに沿った検知エリア
を形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした入
室管理機能を備えたドア開閉システムにおいて、入室許
可を受けていない部外者が、外部側からドアの周辺のす
きまを通して長尺物等を内部に挿入し、内部検知センサ
をオンさせてドアを開き、内部へ不正入室するおそれが
あることが判明した。一般的な自動ドア装置の多くは、
ガイド溝がある床面とドアの下框との間などにすきまが
あり、また、ドア周辺にゴムパッキンを備えるものは、
そのゴムパッキンを弾性変形させることによって、すき
まを作ることができる。このほか、床面にガイド溝がな
い特殊なタイプの自動ドア装置では、必然的にドアの下
框と床面との間にすきまが生じる。
【0007】そのようなすきまを利用した不正入室を防
止する方法として、ドア周囲のすきまをなくすか、でき
るだけ小さくすることによって、物を内部に挿入できな
いようにすることが考えられる。しかし、それには、ド
ア設置時の工事をより厳密に行うことが必要となり、工
事の費用を高くし、また、工事自体を難しくするという
難点がある。
【0008】また、別の防止方法として、不正入室者に
いたずらされにくい内部センサを選択することが考えら
れる。この種のセンサには、光反射センサ、熱線セン
サ、タッチスイッチ、近接センサ、マットスイッチなど
いろいろとある。それらの中で、たとえば、ドアに設け
たタッチスイッチあるいは、ドアに近い内部の壁面に設
けた他のスイッチを用いれば、それらのスイッチが内部
にあり、外部から操作することが困難であるため、不正
入室を有効に防止することができる。ただ、その方法
は、退室をよりスムーズに行うという設計思想に反す
る。
【0009】この発明では、以上の検討結果に基づき、
ドアを隔てた外部から内部(つまりは、内部にある内部
検知センサ)に対しいたずらするという、本来は予想し
にくいことに起因する不正入室を防止する上で有効な自
動ドアの開閉装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、そうした
基本的な考え方に立脚し、ドアの内部にある内部検知セ
ンサについて、その内部検知センサよりも更に内部側に
ある接近検知センサが人を検知してから所定時間経過す
るまでの短い時間だけ、内部検知センサを有効にし、そ
の他の大部分の時間は内部検知センサを無効にしておく
という手段を採用し、内部検知センサに対するいたずら
でドアが開かないようにした。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明は、ドアの
外部から内部へと入室する人が入室許可であるか否かを
判定する入室許可判定手段と、前記ドアに近接した内部
に位置し、内部から外部へと退室する人を検知する内部
検知センサと、その内部検知センサよりも前記ドアから
離れた内部側に位置し、前記ドアへ接近する人を検知す
る接近検知センサとを備え、前記入室許可判定手段が人
の入室を許可したとき、あるいは、前記接近検知センサ
が前記ドアに接近する人を検知してから所定時間内に前
記内部検知センサが人を検知したとき、前記ドアを開
く、自動ドアの開閉装置である。
【0012】入室許可判定手段により、ドアの外部から
内部へと入室する人の入室許可が判定されると、ドアが
開いて、内部へ入室することができる。入室許可判定手
段による入室許可を受けていない部外者が、外部側から
ドア周辺のすきまを通して長尺物等を内部に挿入し、内
部検知センサ及び内部検知センサより更に内部側に位置
する接近検知センサをオンさせたとしても、接近検知セ
ンサがオンしてから所定時間内に内部検知センサがオン
するという条件を満足しないため、ドアは開かず、内部
への不正入室が阻止される。
【0013】内部から外部へと退室する人は、接近検知
センサの検出エリアから内部検知センサの検出エリアに
入るため、まず内部検知センサにより検出され、短い時
間を経て接近検知センサにより検出される。すると、接
近検知センサがドアに接近する人を検知してから所定時
間内に内部検知センサが人を検知するという条件を満足
してドアが開く。ここで、所定時間として1〜5秒の間
の時間が選択される。所定時間が短すぎると、ゆっくり
とドアに近づく人が出られなくなる恐れがある。所定時
間が長すぎると、退出した人が去ったのち、所定時間内
に、入室許可を受けていない部外者が外部側からドアの
周辺のすきまを通して長尺物等を内部に挿入し、内部検
知センサをオンさせて不正にドアを開く恐れがある。
【0014】請求項2記載の発明は、前記内部検知セン
サと前記接近検知センサとに接続され、前記接近検知セ
ンサが前記ドアに接近する人を検知してから前記内部検
知センサが人を検知するまでの時間を計測して、ドアを
開くための信号を発信するためのセンサ制御器が設けら
れた請求項1記載の自動ドアの開閉装置である。
【0015】接近検知センサを取付け、ドアの開閉を制
御する標準の自動ドアコントローラに対して、上記機能
を有するセンサ制御器を接続することにより、入室許可
を受けていない部外者による不正入室を阻止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施例であ
る自動ドアの開閉装置10の概略構成図である。
【0017】自動ドア開閉装置10は、ドア11a、1
1bをエンジンカバー15内の上部レールに吊り下げ支
持し、ドアエンジン16によって開閉する構成であり、
開いたドア11a、11bを収納する左右の固定部分1
2a、12bを備える構成となっている。
【0018】エンジンカバー15内には自動ドアコント
ローラ17、ドア11a、11bの駆動源となるドアエ
ンジン16、全開から全閉に至る間のドア11a、11
bの位置を検出するためのエンコーダ19、ドア11
a、11b全閉位置を検出する全閉検知スイッチ20、
そして全閉位置のドア11a、11bを施錠する電磁錠
18を備える。
【0019】ドア11a、11bに近接した内部に位置
し、内部から外部へと退室する人を検知する内部検知セ
ンサ13と、その内部検知センサ13よりもドア11
a、11bから離れた内部側に位置し、ドア11a、1
1bへ接近する人を検知する接近検知センサ14とがそ
れぞれ備えられている。
【0020】図3は、内部検知センサ13及び接近検知
センサ14の検知エリアの一例を示す。内部検知センサ
13は、内部から外部へと退室する人を検知するもので
あり、全閉状態のドア11a、11bに沿った長さL1
と所定奥行き幅M1の長方形の検知エリア31をドア1
1a、11bに近接させた状態で有する。
【0021】接近検知センサ14は、ドア11a、11
bへ接近する人を検知するものであり、長さL1×幅M
2の長方形の検出エリア32を前記検知エリア31に奥
行き方向で近接させた状態で有する。なお、接近検知セ
ンサ14を複数にし、検知エリア31のドア開閉方向の
両側にも検知エリアを設けることができる。
【0022】内部検知センサ13には、比較的広範囲の
検知エリア31を有するよう、赤外線反射スイッチや電
子マットなどの適宜のセンサが使用される。接近検知セ
ンサ14には、細長い検知エリア32を有するよう、赤
外線反射スイッチや光線センサなどの適宜のセンサが用
いられる。
【0023】図1において、左右の固定部分12a、1
2bの先端には、投光器21aと受光器21bとからな
る補助光線センサ21を備える。この補助光線センサ2
1は、ドア11a、11bの軌道上に位置する人を検知
し、人がドアに挟まれないようにドア11a,11bの
閉じ動作を制限するために設けられる。
【0024】さらに、自動ドア開閉装置10には、入室
する人を検知するように屋外側のドアの前面に設置さ
れ、24時間タイマ24に接続される外部検知センサ2
2、登録者であるか否かを判定するための照合装置であ
るテンキー及び室内外をつなぐインターホンを有する集
合玄関機23、そして集合玄関機23と自動ドアコント
ローラ17との仲介を果たすインターホン制御器25な
どが設けられている。
【0025】図2はこの開閉装置10の制御ブロック図
である。ドアエンジン16を制御する自動ドアコントロ
ーラ17は、電源スイッチ26を介して電源31を接続
し、電気錠18を開閉する電気錠制御器32及び補助光
線センサ21を接続する構成である。電気錠制御器32
は、センサ制御器28と、インターホーン制御器25
と、オープンスイッチ27と、外部検知センサ22と、
自火報制御器33と、外部非常開放スイッチ36とを接
続する構成であり、電気錠18を開閉を行うと同時にド
ア開閉に関する信号を自動ドアコントローラ17に出力
する。
【0026】センサ制御器28は、内部検知センサ13
と接近検知センサ14とを並列に接続する構成である。
接近検知センサ14が人を検知すると、内部のオープン
タイマー(タイマー手段)が時間を計測し始め、所定時
間内に内部検知センサ13が人を検知すると、電気錠制
御部32に電磁錠18の解錠信号およびドアエンジン1
6のドアの開信号を出力する。
【0027】インターホーン制御器25は、各住戸に設
置された住戸子機34と、集合玄関機23とを接続する
構成であり、住戸子機34又は集合玄関機23からの所
定の操作により電気錠制御部32に電磁錠18の解錠信
号およびドアエンジン16のドアの開信号を出力する。
インターホーン制御器25、住戸子機34及び集合玄関
機23がドアの外部から内部へと入室する人が入室許可
であるか否かを判定する入室許可判定手段15を構成す
る。
【0028】オープンスイッチ27は、例えば管理人室
に設置され、ドアを強制的に開くためのものである。2
4時間タイマ24は、夜間には外部検知センサ22を無
効にして外部から内部への通行を制限し、昼間には外部
検知センサ22により普通の自動ドアとして機能させる
ように、セキュリティシステムの作動・非作動を切り換
えるものである。自火報制御器33は、自火報連動機3
5を接続する構成であり、非常時に電気錠18を開くも
のである。外部非常開放スイッチ36は、非常時に外部
の操作でドアを強制開放するための隠しスイッチであ
る。
【0029】つぎに、上述した自動ドア開閉装置の作動
を図1及び図2に基づいて説明する。まず、外部から内
部への普通の入室動作を説明する。
【0030】24時間タイマ24により外部検知センサ
22が不作動であって入室の制限を行う夜間などの時間
帯に入室する人は、テンキー23で登録者か否かの照合
を行うか、インターホン23によって室内側の人と連絡
をとって入出許可を得る。室内側の人は入室を許可する
か否かを判定し、許可する場合には入室許可信号をイン
ターホン制御器25へ出力する。入室許可信号を受けた
インターホン制御器25は、自動ドアコントローラ17
に対し、電磁錠18の解錠信号およびドアエンジン16
のドアの開信号を出力する。これに応じてドア11a、
11bが開かれ、全開位置に達した時点からオープンタ
イマ(自動ドアコントローラ17に内蔵)のセット時間
だけその全開状態を保ち、人の入室を可能とする。
【0031】オープンタイマのセット時間が終了する
と、自動ドアコントローラ17はドア11a、11bを
閉じ始める。ドア11a、11bを閉じている間、補助
光線センサ21によりその軌道上に人等の存在が検知さ
れた場合、それが挟まれることを防止するために、自動
ドアコントローラ17は再びドア11a、11bを開
く。この補助光線センサ21は、エンコーダ19からの
ドア位置信号に基づいて自動ドアコントローラ17の制
御によってドア11a、11bが開いている間だけ有効
とされる。また、ドア11a、11bが開いている間、
接近検知センサ14及び内部検知センサ13もそれぞれ
有効とされ、各検知エリア32、31で人等の存在が検
知された場合、自動ドアコントローラ17はドア11
a、11bを開く。よって、通行者が閉じてくるドア1
1a、11bに挟まれたり、衝突したりすることを防
ぐ。その後、ドア11a、11bが全閉すると、電磁錠
18が施錠される。
【0032】なお、24時間タイマ24により外部検知
センサ22が作動し、入室の制限を行わない昼間などの
時間帯は、外部検知センサ22が人を検知すると、自動
ドアコントローラ17に対し、電磁錠18の解錠信号お
よびドアエンジン16のドアの開信号を出力する。これ
により、昼間は通常の自動開閉ドアとなる。
【0033】つぎに、内部から外部へと退出する場合を
説明する。退出しようとする人は、ドア11a、11b
に向かって進み、接近検知センサ14の検知エリア32
に入る(図3参照)。そのため、接近検知センサ14は
センサ制御器28に対して検知信号を出力し、センサ制
御器28に内蔵されたオープンタイマ(タイマー手段)
で時間をカウントしはじめる。退出しようとする人は、
接近検知センサ14の検知エリア32から内部検知セン
サ13の検知エリア31(図3参照)に入り、内部検知
センサ13はセンサ制御器28に対して検知信号を出力
する。センサ制御器28内のオープンタイマ(タイマー
手段)でカウントした時間が所定時間内であると、セン
サ制御器28は、自動ドアコントローラ17に対し、電
磁錠18の解錠信号およびドアエンジン16のドアの開
信号を出力する。そのため、退出しようとする人がドア
の前で待つことなく、ドア11a、11bが自動的に開
く。
【0034】一旦、接近検知センサ14の検知エリアに
入った人が逆戻りした場合、内部検知センサ13からの
検知信号が入力されず、センサ制御器28内のオープン
タイマのカウントが続き、カウント時間が所定時間を越
える。すると、センサ制御器28は、接近検知センサ1
4の検知信号をリセットして、初期状態に戻るため、ド
ア11a、11bが開かない。
【0035】外部から故意にドアを開けようとする人
が、ドア11a、11bの周辺の隙間から異物を差し込
み内部検知センサ13を作動させ、内部検知センサ13
からセンサ制御器28に検知信号が出力させた場合につ
いて説明する。センサ制御器28は、接近検知センサ1
4が人を検知してから所定時間内に内部検知センサ13
が人を検知することを条件として、電磁錠18の解錠信
号およびドアエンジン16のドアの開信号を出力する。
そのため、外部から故意に内部検知センサ13を作動さ
せても、接近検知センサ14まで作動させることは困難
であり、ドアは開かない。
【0036】このように、内部検知センサ13の更に内
部に接近検知センサ14を設け、接近検知センサ14及
び内部検知センサ13が接続され、所定の条件で電磁錠
18の解錠信号およびドアエンジン16のドアの開信号
を出力するセンサ制御器28を設けるだけで、外部から
故意にドアを開けようとする人の入室を阻止することが
できる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、退室者を接近検
知センサに続いて所定時間内に内部検知センサが検知し
たときドアを開く構成であるため、外部からドアの周囲
の隙間を利用して内部検知センサを作動させ、不正な入
室を試みる人が入れないようにすることができる。ま
た、退出者が普通にドアに接近する動きであれば、接近
検知センサに続いて所定時間内に内部検知センサが検知
信号を出力するため、退室者が特別の操作をしなくても
ドアが自動的に開く。
【0038】請求項2記載の発明によると、接近検知セ
ンサ及び判断機能を有するセンサ制御部を付加するだけ
で、不正な入室を阻止するとともに、普通の退室者のス
ムーズな退室を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である自動ドア開閉装置
の概略構成図である。
【図2】自動ドア開閉装置の制御ブロック図である。
【図3】内部検知センサと接近検知センサの検知エリア
の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 自動ドア開閉装置 11a,11b ドア 13 内部検知センサ 14 接近検知センサ 15 入室許可判定手段 16 ドアエンジン 17 自動ドアコントローラ 23 集合玄関機 25 インターホーン制御器 28 センサ制御器 34 住戸子機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの外部から内部へと入室する人が入
    室許可であるか否かを判定する入室許可判定手段と、前
    記ドアに近接した内部に位置し、内部から外部へと退室
    する人を検知する内部検知センサと、その内部検知セン
    サよりも前記ドアから離れた内部側に位置し、前記ドア
    へ接近する人を検知する接近検知センサとを備え、前記
    入室許可判定手段が人の入室を許可したとき、あるい
    は、前記接近検知センサが前記ドアに接近する人を検知
    してから所定時間内に前記内部検知センサが人を検知し
    たとき、前記ドアを開く、自動ドアの開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記内部検知センサと前記接近検知セン
    サとに接続され、前記接近検知センサが前記ドアに接近
    する人を検知してから前記内部検知センサが人を検知す
    るまでの時間を計測して、ドアを開くための信号を発信
    するセンサ制御器が設けられた請求項1記載の自動ドア
    の開閉装置。
JP12869398A 1998-05-12 1998-05-12 自動ドアの開閉装置 Pending JPH11324489A (ja)

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