JP2009208900A - エレベータの防犯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごに荷重センサを設ける回路構成のみで、乗りかごに利用者と不審者が乗り合わせた際の密室化状態を防いで犯罪の発生を未然に防止する防犯システムを提供する。
【解決手段】乗りかご1には、暗証番号を入力するテンキーユニット9、行先階を指定操作する行先階ボタン7、乗りかご1に加わる荷重を検出する荷重センサ12が設けられている。乗りかご1に乗った利用者は暗証番号を入力し、行先階ボタン7を操作する。このとき、乗りかご1内に他者(不審者)が乗り込むと、その荷重が荷重センサ12により検出され、荷重変動検出部24で荷重変動ありと判断され、その信号で行先階登録部21に登録されている行先階の登録が解除される。この解除により、行先階ボタン7の操作に拘わらず乗りかご1のドア装置が閉じず、乗りかご1が運転待機状態を維持し、乗りかご1が密室化状態とることが防止される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、マンションなどの建物に設置されているエレベータの防犯システムに係り、特にエレベータ利用者が一人で乗りかごに乗り込んで目的の行先階まで移動しようとする寸前に不審者がその乗りかごに乗り込み、密室状態の乗りかご内で犯罪が行なわれるような危険を回避するための防犯システムに関する。
マンションなどの建物では、特に深夜に帰宅する住人が一人でエレベータの乗りかごに乗り、かご内操作盤の行先階ボタンを操作し、乗りかごを行先階に移動させようとする直前に不審者が乗りかごに乗り込み、そのままドアが閉じて乗りかごが移動するようなことがある。この場合、乗りかごは密室状態となり、その不審者による犯罪が発生する恐れがある。
そこで、特開2005−263363公報に見られるように、建物のエレベータ乗り場の床部および乗りかごの床部にそれぞれ荷重センサを設け、エレベータ乗り場で乗りかごの到着を待つ利用者の荷重値を乗り場用の荷重センサで検出して事前登録し、乗りかごが到着して利用者が乗り込んだときの荷重値をかご用の荷重センサで検出し、その荷重値と事前登録の荷重値とを比較してその値がほぼ一致するときにのみ、乗りかごのドアを閉じ、乗りかごの移動を許容するようにした防犯システムが提案されている。この防犯システムによれば、荷重値に関する事前登録のない不審者が乗りかごに乗り込んでも、乗りかごのドアが閉じず、密室状態となることがないから、犯罪の発生を未然に防ぐ上で効果がある。
特開2005−263363公報
しかしながら、このような防犯システムでは、乗りかごの床部と建物の各階のエレベータ乗り場にそれぞれ荷重センサを設けなければならず、荷重センサの使用数が増し、コストが嵩んでしまう。特に、高層階や超高層階の建物では、より多くの荷重センサが必要となり、益々費用が嵩み、またシステムを構成する制御回路の構造も複雑となってしまう。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、建物の各階のエレベータ乗り場に荷重センサを設けることなく、乗りかごに荷重センサを設ける回路構成のみで、乗りかごに利用者と不審者が乗り合わせた際の密室化状態を防いで犯罪の発生を未然に防止することができるエレベータの防犯システムを提供することにある。
請求項1の発明は、乗りかごに設けられた、暗証情報を入力するための暗証情報入力手段、および乗りかごの行先階を指定操作するための行先階指定手段、ならびに乗りかごに人が乗った際の乗りかごに加わる荷重を検出する荷重検出手段と、所定の暗証情報が登録されている情報記憶手段と、前記行先階指定手段で指定された行先階を登録する行先階登録手段と、乗りかごに乗った人が前記暗証情報入力手段および前記行先階指定手段を操作した際に、前記暗証情報入力手段に入力された暗証情報を前記情報記憶手段の暗証情報と照合し、その照合が一致するときに前記行先階指定手段に対する操作による行先階を前記行先階登録手段に登録する情報照合手段と、前記行先階登録手段に行先階が登録されたときにおいて、前記荷重検出手段による出力信号で乗りかごに加わる荷重の変動の有無を検出し、変動があるときに前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録を解除する荷重変動検出手段と、前記行先階登録手段での行先階の登録が所定時間維持されているときに前記乗りかごを行先階に向けて運転制御する運転制御手段とを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、乗りかごに設けられた、暗証情報を入力するための暗証情報入力手段、および乗りかごの行先階を指定操作するための行先階指定手段、ならびに乗りかごに人が乗った際の乗りかごに加わる荷重を検出する荷重検出手段と、所定のエレベータ利用者の暗証情報およびそのエレベータ利用者ごとの体重のデータが登録されている情報記憶手段と、前記行先階指定手段で指定された行先階を登録する行先階登録手段と、乗りかごに乗った人が前記暗証情報入力手段および前記行先階指定手段を操作した際に、前記暗証情報入力手段に入力された暗証情報および前記荷重検出手段が検出した荷重データを前記情報記憶手段に登録されている暗証情報および体重データと照合し、その照合が一致するときに前記行先階指定手段に対する操作による行先階を前記行先階登録手段に登録する情報照合手段と、前記行先階登録手段に行先階が登録されたときにおいて、前記荷重検出手段が検出する荷重データが前記情報記憶手段に登録されている前記体重データと照合し、その照合が一致しないときに前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録を解除する荷重変動検出手段と、前記行先階登録手段での行先階の登録が所定時間維持されているときに前記乗りかごを行先階に向けて運転制御する運転制御手段とを具備することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1に記載のエレベータの防犯システムにおいて、乗りかごの内部を撮影することが可能な監視カメラ、および前記荷重検出手段による出力信号で乗りかごに加わる荷重の変動が有ると判断され、荷重変動検出手段により前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録が解除された際にその信号をエレベータの管理センターに送信することが可能な通報手段を備えることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項2に記載のエレベータの防犯システムにおいて、乗りかごの内部を撮影することが可能な監視カメラ、および前記荷重検出手段が検出する荷重データが前記情報記憶手段に登録されている前記体重データと照合され、その照合が一致せずに前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録が解除された際にその信号をエレベータの管理センターに送信することが可能な通報手段を備えることを特徴としている。
この発明によれば、建物の各階のエレベータ乗り場に荷重センサを設けることなく、乗りかごに荷重センサを設ける回路構成のみで、乗りかごに利用者と不審者が乗り合わせた際の密室化状態を防いで犯罪の発生を未然に防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないし図3にはこの発明の第1の実施形態を示してある。図1には集合住宅としてのマンションに設置されたエレベータの乗りかご1の内部構造を示してあり、この乗りかご1は前面に出入口2を有し、この出入口2にドア装置3が設けられている。ドア装置3は、例えば一対のドアパネル3a,3bを備え、これらドアパネル3a,3bが左右に移動することで出入口2が開閉される両開き式構造となっている。
乗りかご1の内部には、出入口2の側方部において操作盤6が設けられ、この操作盤6に行先階を指定する押しボタンスイッチ式の複数の行先階ボタン7や、乗りかご1の移動の向きや階床位置を表示する位置表示パネル8などが設けられている。さらに操作盤6の下方部には、マンションの住人のみが知り得る固有の暗証情報、例えば暗証番号を入力するためのテンキーユニット9が設けられている。
乗りかご1の床部には荷重センサ12が設けられている。この荷重センサ12は、乗りかご1内に人が乗った際の乗りかご1に加わる荷重(体重)を検出する。
図2には制御回路の構成を示してあり、この制御回路は乗りかご1に設けられた行先階ボタン7、テンキーユニット9、荷重センサ12およびエレベータ制御装置20を備えている。エレベータ制御装置20は、エレベータ全体の運転制御を行なうコンピュータであり、行先階登録部21、情報照合部22、情報記憶部23、荷重変動検出部24、運転制御部25を備えている。
行先階登録部21は、情報照合部22の出力信号に基づいて、行先階ボタン7の操作で指定された行先階の登録を行なう。情報記憶部23にはマンションの住人のみが知り得る固有の暗証番号のデータが登録されている。情報照合部22はテンキーユニット9で入力された暗証番号を情報記憶部23に登録されている暗証番号と照合してその一致、不一致を判断する。荷重変動検出部24は、荷重センサ12によって検出される荷重値に基づいて乗りかご1に加わる荷重の変動を検出する。運転制御部25は、マイクロプロセッサからなり、行先階登録部21に登録された行先階信号に基づいて乗りかご1のドア装置3の開閉制御および乗りかご1の運転制御を行なう。
次に、この防犯システムの動作の流れについて、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
いま、例えばマンションの住人Aが深夜に一人で帰宅し、マンションの玄関ホールから乗りかご1に乗ったとする。この際、住人Aは、まずテンキーユニット9を操作して暗証番号を入力し(S1)、引き続き行先階ボタン7を操作して行先階を指定する(S2)。
暗証番号の入力信号はエレベータ制御装置20の情報照合部22に送られ、この情報照合部22において、予め登録されている暗証番号データと照合され、その入力された暗証番号と登録されている暗証番号データとが一致するか否かが判断され(S3)、一致であれば行先階ボタン7の操作による前記行先階が行先階登録部21に登録される(S4)。
住人Aが行先階ボタン7を操作して行先階を指定したときには、その時点で乗りかご1に加わる荷重の変動の有無が荷重変動検出部24により判断される(S5)。もし、住人Aが行先階を指定するために行先階ボタン7を操作しているときに、乗りかご1に他者(不審者)が乗り込んできたときには、その他者の体重(荷重)が荷重センサ12により検出され、この検出の信号が荷重変動検出部24に送られ、荷重変動有りと判断される。そして荷重変動があるときには、その信号で行先階登録部21における行先階の登録が解除され(S6)、乗りかご1はドア装置3を開いたまま運転待機状態を維持する(S7)。
すなわち、乗りかご1内に住人Aと他者が乗り合わせたときには、ドア装置3が閉じることも、乗りかご1が運転されることもない。つまり乗りかご1が密室状態となることがなく、したがって犯罪の発生を未然に防止することができる。
S3において、入力された暗証番号と登録されている暗証番号データとが不一致であると判断された場合、すなわち例えば乗りかご1に住人Aが乗り込むのとほぼ同時に他者(不審者)が乗りかご1に乗り込み、その他者がテンキーユニット9を操作して不正当な暗証番号を入力したような場合には、行先階ボタン7を操作しても行先階登録部21に行先階が登録されず(S8)、そのままS7に進む。
したがってこの場合においても、乗りかご1内に住人Aと他者が乗り合わせてはいるが、乗りかご1のドア装置3が閉じたり、乗りかご1が運転されたりすることがなく、犯罪の発生を未然に防止することができる。
S5において、乗りかご1に加わる荷重の変動がない、つまり他者の乗り込みがないと判断されたときには、行先階登録部21における行先階登録が維持される(S9)。そして一定時間(例えば2秒間)が経過したときに(S10)、行先階登録部21から運転制御部25に運転指令の信号が送られ、この信号に基づき、運転制御部25による制御で乗りかご1のドア装置3が閉じ、乗りかご1が登録された行先階に向って移動する(S11)。そして乗りかご1が行先階に到着した際に乗りかご1が停止し、ドア装置3が開き(S12)、住人Aが乗りかご1から降りる。
このように、乗りかご1に正当な住人が乗ったときにだけ、乗りかご1がその住人が指定した行先階に移動し、他者(不審者)が住人と共に乗り込んだときには乗りかご1が停止状態を維持し、ドア装置3も閉じず、したがって密室状態とならず、犯罪の発生を未然に防止することができる。
なお、乗りかご1に正当な住人が複数人同時に乗ったときには、図3におけるS5で荷重変動なしと判断されるから、各住人の行先階の登録が維持され、乗りかご1がその登録された行先階に向って移動する。
この実施形態によれば、荷重センサ12を乗りかご1に設けるだけで、建物の各階のエレベータ乗り場に荷重センサを設けるような必要がなく、したがって構成が簡単で、コストを軽減でき、特に高層階や超高層階の建物のエレベータに適用する場合に有利となる。
図4および図5には第2の実施形態を示してある。なお、前記第1の実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。この第2の実施形態においては、マンションの各住人にエレベータを利用する暗証情報としてそれぞれ異なる暗証番号が割り当てられている。そして、図4に示すように、エレベータ制御装置20の情報記憶部23に各住人の暗証番号データが登録されていると共に、さらにその各住人の体重に関する荷重値データが各住人の暗証番号データと関連付けて登録されている。
この実施形態における動作の流れについて、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
マンションの住人Aが玄関ホールから乗りかご1に乗ったときに、テンキーユニット9を操作してその住人Aのみが知っている固有の暗証番号を入力し(S1)、引き続き行先階ボタン7を操作して行先階を指定する(S2)。S1で入力した暗証番号の信号は情報照合部22に送られる。
乗りかご1に乗った住人Aの体重は荷重センサ12により検出され(S3)、その荷重値の信号が情報照合部22に送られる。そして、情報照合部22において、入力された暗証番号および荷重センサ12で検出された荷重値と、情報記憶部23に記憶されている暗証番号データおよび荷重値データとが照合され、それが一致するか否かが判断され(S4)、一致すれば行先階ボタン7の操作による前記行先階が行先階登録部21に登録される(S5)。なお、荷重センサ12で検出された荷重値と情報記憶部23に登録されている荷重値データとの比較照合は、住人Aの衣服を含む体重はその都度若干変わるから、荷重センサ12で検出された荷重値が情報記憶部23に登録されている荷重値データの例えば±10%の範囲内であればその誤差は無視して荷重値が一致していると判断する。
ところで、住人Aが行先階ボタン7を操作し、S4で暗証番号および荷重値が一致すると判断され、S5で行先階が登録されたときに、乗りかご1に咄嗟に他者(不審者)が乗り込んだような場合には、その他者の体重(荷重)と住人Aの体重(荷重)が荷重センサ12により検出され、この検出の信号が荷重変動検出部24に送られ、情報記憶部23に登録されている住人Aの体重に関する荷重値データと比較照合される(S6)。この場合には、荷重センサ12で検出された荷重値が、登録されている住人Aの体重に関する荷重値データと大きく異なるから比較照合は不一致となり、その信号で行先階登録部21における行先階の前記登録が解除され(S7)、乗りかご1はドア装置3を開いたまま運転待機状態を維持する(S8)。
すなわち、乗りかご1内に住人Aと他者が乗り合わせたときには、ドア装置3が閉じることも、乗りかご1が運転されることもない。つまり乗りかご1が密室状態となることがなく、したがって犯罪の発生を未然に防止することができる。
S4における照合が不一致であると判断された場合、すなわち例えば乗りかご1に住人Aが乗り込むのとほぼ同時に他者(不審者)が乗りかご1に乗り込んだような場合には、行先階ボタン7を操作しても行先階登録部21に行先階が登録されず(S9)、そのままS8に進む。
したがってこの場合においても、乗りかご1内に住人Aと他者が乗り合わせているが、乗りかご1のドア装置3が閉じたり、乗りかご1が運転されたりすることがなく、犯罪の発生を未然に防止することができる。
S6において、荷重センサ12による検出荷重値と情報記憶部23に登録されている住人Aの体重に関する荷重値データとの比較照合が一定の誤差範囲内で一致していると判断されたとき、つまり他者の乗り込みがないと判断されたときには、行先階登録部21における行先階登録が維持される(S10)。そして一定時間(例えば2秒間)が経過したときに(S11)、行先階登録部21から運転制御部25に運転指令の信号が送られ、この信号に基づき運転制御部25による制御で乗りかご1のドア装置3が閉じ、乗りかご1が登録された行先階に向って移動する(S12)。そして乗りかご1が行先階に到着した際に乗りかご1が停止し、ドア装置3が開き(S13)、住人Aが乗りかご1から降りる。
このように、この実施形態においても、乗りかご1に正当な住人が乗ったときにだけ、乗りかご1がその住人が指定した行先階に移動し、他者(不審者)が住人と共に乗り込んだときには乗りかご1が停止状態を維持し、ドア装置3も閉じず、したがって密室状態とならず、犯罪の発生を未然に防止することができる。
図6には第3の実施形態を示してある。この実施形態においては、乗りかご1内に監視カメラ40が設置され、この監視カメラ40を介してエレベータの管理センター(警備会社)において乗りかご1内の状況を視覚的に把握することができるようになっている。そして図3のフローチャートにおけるS3やS5、あるいは図5のフローチャートにおけるS4やS6において情報照合が不一致である判断されたときに、その信号が前記管理センターに送られようになっている。
したがって、この実施形態によれば、乗りかご1に住人Aと他者(不審者)とが乗り合わせたような場合に、その情報が管理センターに通報され、この通報に基づいて管理センターの担当者が監視カメラ40で乗りかご1内の状況を把握して他者(不審者)の行動を監視することができる。
なお、前記実施形態では、暗証情報入力手段として暗証番号方式を用いたが、指紋認証方式、顔認証方式、カードリーダー方式、キー操作方式などを採用することも可能である。
この発明の第1の実施形態に係る防犯システムを備えるエレベータの乗りかごの内部構造を示す斜視図。 その防犯システムの制御回路の構成を示すブロック図。 その防犯システムの動作の流れを示すフローチャート。 この発明の第2の実施形態に係る防犯システムの制御回路の構成を示すブロック図。 その防犯システムの動作の流れを示すフローチャート。 この発明の第3の実施形態に係る防犯システムを備えるエレベータの乗りかごの内部構造を示す斜視図。
符号の説明
1…乗りかご
2…出入口
3…ドア装置
3a…ドアパネル
6…操作盤
7…行先階ボタン
8…位置表示パネル
9…テンキーユニット
12…荷重センサ
20…エレベータ制御装置
21…行先階登録部
22…情報照合部
23…情報記憶部
24…荷重変動検出部
25…運転制御部
40…監視カメラ

Claims (4)

  1. 乗りかごに設けられた、暗証情報を入力するための暗証情報入力手段、および乗りかごの行先階を指定操作するための行先階指定手段、ならびに乗りかごに人が乗った際の乗りかごに加わる荷重を検出する荷重検出手段と、
    所定の暗証情報が登録されている情報記憶手段と、
    前記行先階指定手段で指定された行先階を登録する行先階登録手段と、
    乗りかごに乗った人が前記暗証情報入力手段および前記行先階指定手段を操作した際に、前記暗証情報入力手段に入力された暗証情報を前記情報記憶手段の暗証情報と照合し、その照合が一致するときに前記行先階指定手段に対する操作による行先階を前記行先階登録手段に登録する情報照合手段と、
    前記行先階登録手段に行先階が登録されたときにおいて、前記荷重検出手段による出力信号で乗りかごに加わる荷重の変動の有無を検出し、変動があるときに前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録を解除する荷重変動検出手段と、
    前記行先階登録手段での行先階の登録が所定時間維持されているときに前記乗りかごを行先階に向けて運転制御する運転制御手段と、
    を具備することを特徴とするエレベータの防犯システム。
  2. 乗りかごに設けられた、暗証情報を入力するための暗証情報入力手段、および乗りかごの行先階を指定操作するための行先階指定手段、ならびに乗りかごに人が乗った際の乗りかごに加わる荷重を検出する荷重検出手段と、
    所定のエレベータ利用者の暗証情報およびそのエレベータ利用者ごとの体重のデータが登録されている情報記憶手段と、
    前記行先階指定手段で指定された行先階を登録する行先階登録手段と、
    乗りかごに乗った人が前記暗証情報入力手段および前記行先階指定手段を操作した際に、前記暗証情報入力手段に入力された暗証情報および前記荷重検出手段が検出した荷重データを前記情報記憶手段に登録されている暗証情報および体重データと照合し、その照合が一致するときに前記行先階指定手段に対する操作による行先階を前記行先階登録手段に登録する情報照合手段と、
    前記行先階登録手段に行先階が登録されたときにおいて、前記荷重検出手段が検出する荷重データが前記情報記憶手段に登録されている前記体重データと照合し、その照合が一致しないときに前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録を解除する荷重変動検出手段と、
    前記行先階登録手段での行先階の登録が所定時間維持されているときに前記乗りかごを行先階に向けて運転制御する運転制御手段と、
    を具備することを特徴とするエレベータの防犯システム。
  3. 請求項1に記載のエレベータの防犯システムにおいて、
    乗りかごの内部を撮影することが可能な監視カメラ、および前記荷重検出手段による出力信号で乗りかごに加わる荷重の変動が有ると判断され、荷重変動検出手段により前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録が解除された際にその信号をエレベータの管理センターに送信することが可能な通報手段を備えることを特徴とする防犯システム。
  4. 請求項2に記載のエレベータの防犯システムにおいて、
    乗りかごの内部を撮影することが可能な監視カメラ、および前記荷重検出手段が検出する荷重データが前記情報記憶手段に登録されている前記体重データと照合され、その照合が一致せずに前記行先階登録手段に登録されている行先階の登録が解除された際にその信号をエレベータの管理センターに送信することが可能な通報手段を備えることを特徴とする防犯システム。
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