JP4041981B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のパワーウインドウ開閉用などのモータを駆動する駆動装置に係り、車両の海などへの転落などによる水没事故が生じた場合でも、電食や誤動作が生じ難く、しかも操作に応じた動作が確実に実現される信頼性の高い駆動装置に関する。
一般に、車両のパワーウインドウ(特に運転席側ウインドウ)などの開閉機構の制御方式としては、挟み込み検出時のウインドウの自動反転機能(挟み込み防止機能)等を実現する電子制御が主流になっている。このため、前記開閉機構の駆動源であるモータに適宜電源供給してその動作を制御する駆動装置としては、例えば特許文献1或いは特許文献2に示されるように、リレーによる駆動方式を採用し、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)を含む制御回路を備えたものが一般的になっている。
即ち、基本的にこの種の駆動装置は、例えば図7(a)又は(b)に示すように、モータ1に電源供給してモータ1をそれぞれ正転方向(例えば車両ウインドウを開けるDOWN方向)又は逆転方向(例えば車両ウインドウを閉じるUP方向)に駆動するための二つのリレー2,3と、モータ1の正転方向又は逆転方向の作動を指令するための操作スイッチ4,5と、この操作スイッチ4,5の操作入力を受けてリレー2,3を制御する制御回路6(例えば、ワンチップのマイコンを含むもの)とを有する。
ここで、各リレーは、それぞれ励磁用のリレーコイル2a,3aと、例えばコモン端子(以下、C端子という。),ノルマルオープン端子(以下、N.O端子という。)及びノルマルクローズド端子(以下、N.C端子という。)を有する接点部2b,3bとよりなり、リレーコイルの通電(即ち、励磁)が行われていない非作動状態ではC端子とN.C端子が接続された状態となり、リレーコイルの通電が行われた作動状態ではC端子とN.O端子が接続された状態となる。
これらリレー2,3のN.O端子は、電源ラインL1(電源の高電位側に接続されたライン)に接続され、N.C端子は、グランドラインLGに接続されている。またリレーのC端子は、モータコイルの両端子のうちのいずれか一方(正転又は逆転を実現する所定の端子)に接続されている。
また操作スイッチ4,5は、車両の運転者などが操作可能な共通の操作部(揺動する操作ノブなど)の操作により作動するスイッチ接点(ノルマルオープン型のいわゆるa接点)を有する。各スイッチ接点は、C端子が例えばグランドラインLGに接続され、N.O端子が制御回路6の入力端子に接続されるとともに、プルアップ抵抗を介して例えば電源ラインL2に接続されている。
また制御回路6は、各リレーコイル2a,3aの通電ライン上(図7(a)では高電位側、図7(b)ではグランド側)にそれぞれ設けられたスイッチング素子(この場合、図7(a)ではNPN型トランジスタ7,8、図7(b)ではPNP型トランジスタ9,10)と、このスイッチング素子を駆動制御する処理回路11(例えば、マイコンを含むもの)とを備える。
この処理回路11は、操作スイッチ4,5の各N.O端子の端子電圧を読み込み、操作部が何れかの向きに操作されたか否かの判定を行い、その判定結果に応じて所定のリレーコイルの通電制御(即ち、モータの正転又は逆転の駆動制御)を実行する。即ち処理回路11は、操作部が例えば一方向(正転を指令する方向)に操作されて、操作スイッチ4のC端子と一方のN.O端子が接続された状態になると、このN.O端子の端子電圧がグランドレベルとなることで、モータ1を例えば正転させる操作指令が入力されたと判定し、正転側のスイッチング素子(トランジスタ7又は9)をオンする駆動信号を出力する。そして、正転側のスイッチング素子がオンすると、正転側のリレー2が作動して、そのリレー2のC端子とN.O端子を介して、モータコイルの両端子のうちの一方(正転側の端子)だけが電源ラインL1に接続されて、モータが例えば正転する。
なお、例えば車両のパワーウインドウでは、車種又は座席(特に運転席側ウインドウ)によっては、オート動作機能(例えば操作ノブを大きく開方向に操作すると、操作ノブの操作を止めても、全開位置までウインドウが自動的に動作する機能)が設けられる。この場合には、操作スイッチの接点としてオート動作用の接点がさらに設けられ、この接点がオンすると(即ち、オート動作が指令されると)、処理回路11の制御で何れかのリレーが全開又は全閉位置まで駆動され続け、指令された方向のオート動作が実現される構成となっている。
特開平11−36700号公報 特開平11−41961号公報
しかし、上記従来の駆動装置においては、水没時にリレーコイルの下流側でリークが発生した場合、そのリーク抵抗によっては、何れか一方又は両方のリレーがユーザの意思に無関係にオンして、ウインドウが勝手に作動したり、ウインドウが作動しなくなったりする問題があった。
また、図7(b)に示したようなハイサイド駆動の場合には、水没によりトランジスタ9又は10のコレクタ端子とグランド間にリークが発生している状態で、このトランジスタがユーザの操作に応じた処理回路11の制御によって駆動されてオンすると、このトランジスタに大電流が流れるという問題があった。そして、この大電流による実害(トランジスタが破壊され、その後モータが駆動制御不能になること)を避けるためには、このトランジスタとして高価なW品(大容量品)を使用しなければならないという不利があった。
なお、特許文献1には、水没時にウインドウが勝手に動作する問題を解消するため、水没を検出して両リレーを同時にオンしてモータコイルの両端子を何れも電源ラインに接続する技術が開示されている。しかしこの場合には、水没時にモータコイルの両端子側が高電位になるため、グランドレベルである筐体(車両のボディ)へのリークによるモータコイルやその通電ラインを構成する回路導体等の電食(電気の流れにより生じる腐食)が著しく促進される弊害や、万が一、モータ通電ラインを構成するハーネスがドアとボディの間に挟み込まれていた場合などには、水没時に両リレーが同時にオンされた時点で発煙又は発火が発生する恐れがあるという問題がある。
また、特許文献2には、水没時にウインドウが確実に操作可能(少なくとも開方向に作動させることが可能)となるようにするため、リレーコイルの両側にスイッチング素子(トランジスタ)又はスイッチ接点を設け、スイッチ操作時には、操作方向に応じた一方のリレーコイルの両側が同期してオンすることによって、所定のリレーコイルのみを確実に駆動する構成が開示されている。しかしこの場合には、高電位側のスイッチング素子であるトランジスタのコレクタ端子とグランド間にリークが発生すると、図7(b)の場合と同様に、このトランジスタに大電流が流れるという問題(このトランジスタとして高価なW品を使用しなければならないという不利)があった。なお、単純にリレーコイルの両側をスイッチ接点により同期してオンオフする構成では、上記トランジスタの問題は発生しないが、この場合には、オート動作機能が実現できないという問題があった。
そこで本発明は、車両のパワーウインドウ開閉用などのモータを駆動する駆動装置に係り、車両の海などへの転落などによる水没事故が生じた場合でも、電食や誤動作が生じ難く、しかも操作に応じた動作(オート動作含む)が確実に実現される信頼性の高い駆動装置を提供することを目的としている。
本願第1の駆動装置は、モータに電源供給してモータを作動させるリレーを有し、モータの動作を指令する操作部の作動状態に応じて、前記リレーを作動させてモータを駆動する駆動装置であって、
前記リレーのコイルの高電位側端子と電源の高電位側との間を開閉する高電位側スイッチング素子と、
前記リレーのコイルの低電位側端子とグランド側との間を開閉する低電位側スイッチング素子と、
前記高電位側スイッチング素子と並列に接続され、前記操作部がモータのマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となるスイッチ接点と、
前記操作部が非操作状態にあるときには、前記高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子をオフ状態に維持し、前記操作部がモータのマニュアル動作を指令した操作状態にあるときには、前記低電位側スイッチング素子をオン状態とし、前記操作部がモータのオート動作を指令した操作状態になると、所定のオート動作終了タイミングまでの間、前記高電位側スイッチング素子と前記低電位側スイッチング素子をオン状態に維持する制御手段とを備えたものである。
また、本願第2の駆動装置は、モータに電源供給してそれぞれモータを正転又は逆転させる正転用リレーと逆転用リレーを有し、モータの正転方向又は逆転方向の動作を指令する操作部の作動状態に応じて、前記二つのリレーのうちのいずれか一方を作動させてモータを正転方向又は逆転方向に駆動する駆動装置であって、
前記正転用リレーのコイルの高電位側端子と電源の高電位側との間を開閉する正転用高電位側スイッチング素子と、
前記逆転用リレーのコイルの高電位側端子と電源の高電位側との間を開閉する逆転用高電位側スイッチング素子と、
前記正転用リレーのコイルの低電位側端子とグランド側との間を開閉する正転用低電位側スイッチング素子と、
前記逆転用リレーのコイルの低電位側端子とグランド側との間を開閉する逆転用低電位側スイッチング素子と、
前記正転用高電位側スイッチング素子と並列に接続され、前記操作部がモータの正転方向のマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となる正転用スイッチ接点と、
前記逆転用高電位側スイッチング素子と並列に接続され、前記操作部がモータの逆転方向のマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となる逆転用スイッチ接点と、
前記操作部が非操作状態にあるときには、前記正転用高電位側スイッチング素子、前記正転用低電位側スイッチング素子、前記逆転用高電位側スイッチング素子、及び前記逆転用低電位側スイッチング素子をオフ状態に維持し、前記操作部がモータの正転方向のマニュアル動作を指令した操作状態にあるときには、前記正転用低電位側スイッチング素子をオン状態とし、前記操作部がモータの逆転方向のマニュアル動作を指令した操作状態にあるときには、前記逆転用低電位側スイッチング素子をオン状態とし、前記操作部がモータの正転方向のオート動作を指令した操作状態になると、所定の正転方向オート動作終了タイミングまでの間、前記正転用高電位側スイッチング素子と前記正転用低電位側スイッチング素子をオン状態に維持し、前記操作部がモータの逆転方向のオート動作を指令した操作状態になると、所定の逆転方向オート動作終了タイミングまでの間、前記逆転用高電位側スイッチング素子と前記逆転用低電位側スイッチング素子をオン状態に維持する制御手段とを備えたものである。
ここで、「グランド側」とは、アースライン又は電源の低電位側に接続されたラインを意味する。
また、「モータ」とは、電力によって機械的な駆動力を出力するアクチュエータであって、必ずしも回転型モータに限られず、例えばリニアモータであってもよいことはいうまでもない。また、第2の駆動装置における「正転」又は「逆転」とは、「モータ」の一方向又は他方向の動作を意味し、必ずしも一方向又は他方向の回転運動に限定されるものでない。
また、「所定のオート動作終了タイミング」とは、パワーウインドウの場合には、通常は全閉又は全開が検出されたタイミングであるが、これに限定されない。適用されるシステムによっては、例えばモータが規定量又は規定時間作動したタイミングであってもよい。
なお、本願第2の駆動装置は、モータの作動方向が2方向ある場合であって、各方向の駆動制御系に本願第1の駆動装置の思想を適用したものである。一方、本願第1の駆動装置は、モータが常に一方向に作動する態様でもよいし、モータが両方向に作動する態様でもよい。
本願の第1の駆動装置では、操作部が非操作状態にあるときには、高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子がオフ状態に維持され、また、高電位側スイッチング素子と並列に接続されたスイッチ接点も開状態(オフ状態)に維持されるから、リレーコイルが通電ラインから完全に切り離された状態(リレー接点はオフ状態)に維持される。これにより、既述した電食や発火の問題が解消されるとともに、操作部が非操作状態にあるときには、水没時にリレーコイルにリーク電流が流れることは有り得ないため、水没によるリークでモータが勝手に動作してしまう誤動作(例えば、パワーウインドウのウインドウが勝手に動作する現象)が発生しない。
また、操作部がモータのマニュアル動作を指令した操作状態にあるときには、高電位側スイッチング素子と並列に接続されたスイッチ接点が閉状態(オン状態)となり、低電位側スイッチング素子がオン状態とされる。これにより、リレーコイルが電源の高電位側とグランド側との間(即ち、通電ライン上)に接続されて、リレーコイルが確実に駆動される(リレーコイルに確実に所定の両端電位差が発生する)ため、モータが操作部の操作に応じて確実に作動する。
さらに、操作部がモータのオート動作を指令した操作状態になると、所定のオート動作終了タイミングまでの間(例えば、ウインドウが全閉又は全開となるまでの間)、高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子がオン状態に維持される。これにより、リレーコイルが通電ライン上に接続されて、リレーコイルが確実に駆動されるため、モータが操作部の操作に応じてオート動作終了タイミングまで確実に作動し、オート動作が確実に実現される。
しかも、操作部がモータのオート動作を指令した操作状態になった時には、高電位側スイッチング素子と並列に接続されたスイッチ接点も閉状態(オン状態)となる。このため、この状態で水没によるリークが発生(高電位側スイッチング素子である例えばトランジスタのコレクタ端子とグランド間にリークが発生)しても、このリークによる大電流は抵抗値の小さい上記スイッチ接点を流れる(高電位側スイッチング素子には流れない)。また、万が一高電位側スイッチング素子が故障しても、前記スイッチ接点と低電位側スイッチング素子の働きによりマニュアル動作に支障はない。したがって、高電位側スイッチング素子として高価なW品を使用しなくてもよいという優れた効果が得られる。
なお、本願の第2の駆動装置であっても、基本的に上記第1の駆動装置と同様の作用効果が得られる。但し、本願第2の駆動装置は、パワーウインドウなどのようにモータが両方向に駆動される態様であり、しかも各方向の駆動制御系に本願発明の思想が適用されている。このため、水没時にモータが何れの方向にも勝手に作動しない(例えばウインドウが何れの方向にも勝手に作動しない)という効果に加え、水没時でもモータをユーザが意図する操作方向に確実にマニュアル動作又はオート動作させることができる(ウインドウを開方向又は閉方向に確実にマニュアル動作又はオート動作させることができる)という効果が得られる。前述した作用によって、非操作状態では、水没時でも両方のリレーが非駆動状態に維持されるとともに、何れか一方向への操作が指令されると、水没時でもその方向のリレーのみが確実に駆動されるからである。
本発明の駆動装置によれば、既述した電食や発火の問題が解消され、水没によるリークでモータが勝手に作動してしまう誤動作が防止できるとともに、モータを操作部の操作に応じて確実に動作(マニュアル動作及びオート動作)させることができる。しかも、水没によるリークが発生(高電位側スイッチング素子である例えばトランジスタのコレクタ端子とグランド間にリークが発生)しても、このリークによる大電流の問題を解消できるため、高電位側スイッチング素子として高価なW品を使用しなくてもよいという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本例の駆動装置(車両のパワーウインドウの駆動装置)の回路構成の要部(正転方向の駆動制御系)を示す図であり、図2は、同装置の回路構成の全体を示す図である。なお、装置の外観やスイッチの操作部の機械的構造などは図示省略している。また、図7に示した従来の装置と同様の構成要素には、同符号を使用して説明を省略する。また以下では、ウインドウの開方向がモータ1の正転方向であるとして説明する。
本装置は、図2に示すように、トランジスタ21(Tr1)と、トランジスタ22(Tr2)と、トランジスタ23(Tr3)と、トランジスタ24(Tr4)と、正転用スイッチ接点25(DNSW)と、逆転用スイッチ接点26(UPSW)と、正転用オートスイッチ接点27(AUTODNSW)と、逆転用オートスイッチ接点28(AUTOUPSW)と、制御処理回路40とを備える。また図において、符号29〜37で示すものは、分圧用又はプルダウン或いはプルアップ用の抵抗であり、符号38で示すものは、サージ吸収用のダイオードである。なお、トランジスタ22,24のコレクタ端子とグランド間にサージ吸収用のツェナーダイオードを接続してもよい。また、リレーコイル2a,3aとトランジスタ22,24の間にある抵抗35は、水没時にトランジスタ22,24へのリーク流れ込み電流量を制限するためのものであるが、例えば図4に示すようにパターン設計の最適化等によって削除することもできる。
トランジスタ21(Tr1)は、正転用リレー2のコイル2aの高電位側端子と電源の高電位側(電源ラインL1)との間を開閉する正転用高電位側スイッチング素子である。
トランジスタ22(Tr2)は、正転用リレー2のコイル2aの低電位側端子とグランド側との間を開閉する正転用低電位側スイッチング素子である。
トランジスタ23(Tr3)は、逆転用リレー3のコイル3aの高電位側端子と電源の高電位側との間を開閉する逆転用高電位側スイッチング素子である。
トランジスタ24(Tr4)は、逆転用リレー3のコイル3aの低電位側端子とグランド側との間を開閉する逆転用低電位側スイッチング素子である。
なおこの場合、トランジスタ21,23はPNP型トランジスタであり、トランジスタ22,24はNPN型トランジスタであるが、例えばFET(電界効果型トランジスタ)によって、これらスイッチング素子を構成してもよい。また、昇圧回路を別途設けることにより、トランジスタ21,23をNPN型トランジスタとすることもできる。
正転用スイッチ接点25(DNSW)は、トランジスタ21と並列に接続され、操作部がモータ1の正転方向のマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となるノーマルオープン型のスイッチ接点(いわゆるa接点)である。
逆転用スイッチ接点26(UPSW)は、トランジスタ23と並列に接続され、操作部がモータ1の逆転方向のマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となるa接点である。
正転用オートスイッチ接点27(AUTODNSW)は、操作部がモータ1の正転方向のオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となるa接点である。
逆転用オートスイッチ接点28(AUTOUPSW)は、操作部がモータ1の逆転方向のオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となるa接点である。
この場合、これらオートスイッチ接点27,28の一方の端子は、電源ラインL1に接続され、他方の端子は図2に示すように分圧抵抗29及びプルダウン抵抗30を介してグランドラインLGに接続されている。
なお、これらオートスイッチ接点27,28及びこれに対応する後述の入力端子PinAD,PinAUは、例えば図3に示すように一つに共通化することができる。オート動作の方向は、正転用スイッチ接点25又は逆転用スイッチ接点26の動作によって指令し、入力端子PinMD,PinMUの電圧により制御処理回路40において判別できるからである。
制御処理回路40は、マイコンを含む回路であり、信号端子としてPinAD,PoutAD,PinMD,PoutMD,PinAU,PoutAU,PinMU,PoutMUを有する。
このうち、PinADは、図2に示すように正転用オートスイッチ接点27の他方の端子に前述の分圧抵抗29を介して接続されており、正転用オートスイッチ接点27がオンすると電圧が低電位(L)から高電位(H)に変化する入力端子である。
またPoutADは、図2に示す如く抵抗32を介してトランジスタ21に接続され、出力電圧が低電位になることによりトランジスタ21をオンさせ、出力電圧が高電位になることによりトランジスタ21をオフさせる出力端子である。
またPinMDは、図2に示すようにリレーコイル2aの高電位側端子に分圧抵抗33を介して接続された入力端子である。リレーコイル2aの高電位側端子(即ち、トランジスタ21のコレクタ端子、或いは正転用スイッチ接点25の低電位側端子)は、この場合、図2に示すように上記分圧抵抗33とプルダウン抵抗34を介してグランドラインLGに接続されている。このため、トランジスタ21又は正転用スイッチ接点25がオンすると、入力端子PinMDの電圧は、低電位から高電位に変化する。
またPoutMDは、図2に示す如く抵抗36を介してトランジスタ22に接続され、出力電圧が高電位になることによりトランジスタ22をオンさせ、出力電圧が低電位になることによりトランジスタ22をオフさせる出力端子である。
またPinAUは、図2に示すように逆転用オートスイッチ接点28の他方の端子に前述の分圧抵抗29を介して接続されており、逆転用オートスイッチ接点28がオンすると電圧が低電位から高電位に変化する入力端子である。
またPoutAUは、図2に示す如く抵抗32を介してトランジスタ23に接続され、出力電圧が低電位になることによりトランジスタ23をオンさせ、出力電圧が高電位になることによりトランジスタ23をオフさせる出力端子である。
またPinMUは、図2に示すようにリレーコイル3aの高電位側端子に分圧抵抗33を介して接続された入力端子である。リレーコイル3aの高電位側端子(即ち、トランジスタ23のコレクタ端子、或いは逆転用スイッチ接点26の低電位側端子)は、この場合、図2に示すように上記分圧抵抗33とプルダウン抵抗34を介してグランドラインLGに接続されている。このため、トランジスタ23又は逆転用スイッチ接点26がオンすると、入力端子PinMUの電圧は、低電位から高電位に変化する。
またPoutMUは、図2に示す如く抵抗36を介してトランジスタ24に接続され、出力電圧が高電位になることによりトランジスタ24をオンさせ、出力電圧が低電位になることによりトランジスタ24をオフさせる出力端子である。
そして制御処理回路40は、出力端子PoutAD,PoutMD,PoutAU,PoutMUの出力電圧を変化させることによって、次のような制御を実現する処理機能を有する。
即ち、操作部が非操作状態(PinMD,PinMUなどの電圧が低電位の状態)にあるときには、全てのスイッチング素子(トランジスタ21〜24(Tr1〜Tr4))をオフ状態に維持し、操作部がモータの正転方向のマニュアル動作を指令した操作状態(PinMDの電圧のみが高電位の状態)にあるときには、トランジスタ22をオン状態とし、操作部がモータ1の逆転方向のマニュアル動作を指令した操作状態(PinMUの電圧のみが高電位の状態)にあるときには、トランジスタ24をオン状態とし、操作部がモータ1の正転方向のオート動作を指令した操作状態(PinADの電圧が高電位の状態)になると、所定の正転方向オート動作終了タイミング(ウインドウの全開検出時点)までの間、トランジスタ21とトランジスタ22をオン状態に維持し、操作部がモータ1の逆転方向のオート動作を指令した操作状態(PinAUの電圧が高電位の状態)になると、所定の逆転方向オート動作終了タイミング(ウインドウの全閉検出時点)までの間、トランジスタ23とトランジスタ24をオン状態に維持する。
以上のように構成された本例の駆動装置では、操作部が非操作状態にあるときには、水没時であっても、全てのスイッチング素子がオフ状態に維持され、また、高電位側スイッチング素子と並列に接続されたスイッチ接点25,26も開状態に維持されるから、リレーコイル2a,3aが通電ラインから完全に切り離された状態(リレー接点2b,3bはオフ状態)に維持され、モータ1のコイル両端はグランドに接続された状態に維持される。これにより、既述した電食や発火が防止されるとともに、操作部が非操作状態にあるときには、水没時にリレーコイルにリーク電流2a,3aが流れることは有り得ないため、水没によるリークでモータ1が勝手に動作してしまう誤動作(ウインドウが勝手に動作する現象)が発生しない。
また、操作部が正転方向に操作されてウインドウの開方向へのマニュアル動作が指令された状態では、正転用スイッチ接点25が閉状態となり、トランジスタ22がオン状態とされる。これにより、正転用のリレーコイル2aが電源の高電位側とグランド側との間(即ち、通電ライン上)に接続されて、リレーコイル2aが確実に駆動される(リレーコイル2aに確実に所定の両端電位差が発生する)ため、水没状態であっても、モータ1が操作部の操作に応じて正転方向に確実に作動し、ウインドウが確実に開方向に動作する。なお、操作部のこの操作が解除されると、その時点で正転用スイッチ接点25が開状態に戻るので、この動作は即座に停止されウインドウの開方向へのマニュアル動作が信頼性高く実現される。
また、操作部が逆転方向に操作されてウインドウの閉方向へのマニュアル動作が指令された状態では、逆転用スイッチ接点26が閉状態となり、トランジスタ24もオン状態とされる。これにより、ウインドウの開方向と同様に、水没時であってもウインドウの閉方向へのマニュアル動作が信頼性高く実現される。
さらに、操作部がモータ1の正転方向のオート動作を指令した操作状態になると、所定のオート動作終了タイミングまでの間(ウインドウが全開となるまでの間)、トランジスタ21,22がオン状態に維持される。これにより、リレーコイル2aが通電ライン上に接続されて、リレーコイル2aが確実に駆動されるため、モータ1が操作部の操作に応じてオート動作終了タイミングまで確実に正転方向に作動し、ウインドウ開方向へのオート動作が確実に実現される。しかも、操作部がこのオート動作を指令した操作状態になった時には、正転用スイッチ接点25も閉状態となる。このため、この状態で水没によるリークが発生(例えばトランジスタ21のコレクタ端子とグランド間にリークが発生)しても、このリークによる大電流は抵抗値の小さい上記スイッチ接点25を流れる(トランジスタ21には流れない)。また、万が一高電位側のトランジスタ21が故障しても、スイッチ接点25と低電位側のトランジスタ22の働きにより正転方向のマニュアル動作に支障はない。したがって、トランジスタ21として高価なW品を使用しなくてもよいという優れた効果が得られる。
また同様に、操作部がモータ1の逆転方向のオート動作を指令した操作状態になると、所定のオート動作終了タイミングまでの間(ウインドウが全閉となるまでの間)、トランジスタ23,24がオン状態に維持される。これにより、リレーコイル3aが通電ライン上に接続されて、リレーコイル3aが確実に駆動されるため、モータ1が操作部の操作に応じてオート動作終了タイミングまで確実に逆転方向に作動し、ウインドウ閉方向へのオート動作が確実に実現される。しかも、操作部がこのオート動作を指令した操作状態になった時には、逆転用スイッチ接点26も閉状態となる。このため、この状態で水没によるリークが発生(例えばトランジスタ23のコレクタ端子とグランド間にリークが発生)しても、このリークによる大電流は抵抗値の小さい上記スイッチ接点26を流れる(トランジスタ23には流れない)。また、万が一高電位側のトランジスタ23が故障しても、スイッチ接点26と低電位側のトランジスタ24の働きにより逆転方向のマニュアル動作にも支障はない。したがって、トランジスタ23としても高価なW品を使用しなくてもよいという優れた効果が得られる。
なお、上述したオート動作中に(所定のオート動作終了タイミング前に)、ウインドウの動作を中断して停止させなければならない場合(例えば、操作部が逆向きに操作された場合、或いは異物の挟み込みを検出した場合)には、制御処理回路40の制御処理によって、オンしていたトランジスタを全てオフ状態に戻せばよい。
つまり、本例の駆動装置によれば、水没事故が生じた場合でも、モータ1が勝手に作動してウインドウが勝手に動作する誤動作が防止されるとともに、操作部の操作に応じて的確にモータ1を作動させてウインドウを開方向又は閉方向に動作(マニュアル動作又はオート動作)させることができる。しかも、水没時に高電位側のトランジスタに大電流が流れる問題が解消され、高電位側のトランジスタとして高価なW品を使用する必要がなくなる。したがって、水没時にも、パワーウインドウの開動操作が確実に可能となり、車室からの脱出が容易に可能で安全性が高まる、パワーウインドウシステムのコスト低減にも貢献できるといった各種の利点が得られる。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、同様の回路構成で車両のサンルーフやパワーシートの駆動装置を実現し、同様の効果を奏することができる。
また、本発明の思想は、システム中の一部の駆動制御系統にのみ適用してもよい。例えば、図1に示すように、ウインドウの開方向の駆動制御系にのみ本願発明を適用し、ウインドウの閉方向については異なる回路構成(例えば、図7に示した従来と同様の回路構成)を採用してもよい。
また、水没状態を検出する検出手段を設け、この検出手段により水没が検出されると、制御処理回路40が操作入力に無関係に例えばウインドウ閉方向のトランジスタ23,24の駆動を実行しない構成として、水没時にウインドウが勝手に閉方向に作動する誤動作をより信頼性高く防止するようにしてもよい。
また、例えば図3に示すように、トランジスタ21,23の制御信号ラインに、トランジスタ51,54、及びそのための抵抗52,53,55,56を設けて、出力端子PoutAD,PoutAUの信号態様を、アクティブローからアクティブハイに変更してもよい。制御処理回路を構成するCPUの能力によっては、トランジスタ21,23の前段にこのようなトランジスタが必要になる。
また既述したように、図2におけるオートスイッチ接点27,28及びこれに対応する後述の入力端子PinAD,PinAUを、例えば図3に示すように一式のオートスイッチ接点27aと入力端子PinAに共通化してもよい。
また既述したように、図2における抵抗35は、例えば図4に示すように削除してもよい。
また、図2におけるスイッチ接点25,26を、制御処理回路40に操作信号を入力するためのスイッチ接点とは別個のスイッチ接点として設けてもよい。即ち、例えば図5に示すように、スイッチ接点57,58及びその信号入力ラインをマニュアル動作の操作指令用に別個に設け、スイッチ接点25,26の低電位側端子の電圧を上記操作信号として入力するラインを削除してもよい。
また、例えば図6に示すような回路構成として、オート動作中でもマニュアル操作(スイッチ接点25又は26のオン動作)の有無が制御処理回路40aにおいて判断できるようにしてもよい。即ち、上記形態例では、トランジスタ21又は正転用スイッチ接点25がオンすると、入力端子PinMDの電圧が高電位に変化し、またトランジスタ23又は逆転用スイッチ接点26がオンすると、入力端子PinMUの電圧が高電位に変化する構成となっているため、オート動作中にマニュアル操作(スイッチ接点25又は26のオン動作)があっても入力端子PinMDや入力端子PinMUの電圧は高電位のまま変化せず、制御処理回路40で判断できない。
しかし、例えば図6のように、スイッチ接点25や26の低電位側端子とリレーコイル2a,3aとの間に逆流防止用のダイオード39を接続し、このダイオード39のカソード側にトランジスタ21や23のコレクタ端子を接続することによって、トランジスタ21や23をリレーコイル2a,3aと接続するようにすれば、オート動作中でもマニュアル操作の有無が制御処理回路40aにおいて判断できる。この場合、入力端子PinMDや入力端子PinMUの電圧は、トランジスタ21や23の動作状態に無関係に、スイッチ接点25又は26の状態のみによって変化するからである。なお、車両のパワーウインドウなどでは、オート動作中にマニュアル操作があった場合、そのマニュアル操作がオート動作方向と同方向のものであっても、そのオート動作を中断するシステム構成とするように、車両メーカ等から要望されることがあり、図6のような回路構成とすれば、このような市場の要望に答えることが可能となる利点がある。
また、図2等により説明した前述の形態例では、操作部がマニュアル動作を指令した操作状態(PinMD又はPinMUの電圧が高電位の状態)になったときには、制御処理回路が単純に低電位側トランジスタ22又は24のみをオン状態としている。しかし、操作部がマニュアル動作を指令した操作状態(PinMD又はPinMUの電圧が高電位の状態)になったときには、トランジスタ22又は24をオン状態とするとともに、一定時間(例えば数10msec)だけ高電位側トランジスタ21又は23もオン状態とする制御内容としてもよい。このようにすると、例えば車両の振動などによってスイッチ接点25又は26が瞬間的にオン状態となった後に即座にオフ状態に戻ったような場合でも、少なくとも上記一定時間だけは、リレーがオンし続けることになり、リレーの耐久性(寿命)を向上させることができる。一般にリレーは、一度オンしたら、数10msec間はオフさせないほうが、接点磨耗が少なくなり、耐久性が向上するからである。なおここで、高電位側トランジスタ21又は23を一定時間後にオフ状態に戻すのは、マニュアル動作を止める操作(スイッチ接点25又は26がオフ状態とされる操作)を制御処理回路で判断可能とするためである。このため、前述した図6のような回路構成であれば、その必要はなく、マニュアル動作が指令されている間、高電位側トランジスタ21又は23をオン状態のままとしてもよい。但し、マニュアル動作が指令された直後は、その後すぐにマニュアル動作の指令が解除されても、最低でも上記一定時間だけは、高電位側と低電位側の両方のトランジスタをオン状態に維持する構成が好ましい。
駆動装置の要部回路構成を示す図である。 駆動装置の回路構成を示す図である。 駆動装置の他の例を示す図である。 駆動装置の他の例を示す図である。 駆動装置の他の例を示す図である。 駆動装置の他の例を示す図である。 従来の駆動装置を示す回路図である。
符号の説明
1 モータ
2 正転用リレー
3 逆転用リレー
2a 正転用リレーのコイル
3a 逆転用リレーのコイル
21 トランジスタ(正転用高電位側スイッチング素子)
22 トランジスタ(正転用低電位側スイッチング素子)
23 トランジスタ(逆転用高電位側スイッチング素子)
24 トランジスタ(逆転用低電位側スイッチング素子)
25 正転用スイッチ接点
26 逆転用スイッチ接点
40 制御処理回路(制御手段)

Claims (2)

  1. モータに電源供給してモータを作動させるリレーを有し、モータの動作を指令する操作部の作動状態に応じて、前記リレーを作動させてモータを駆動する駆動装置であって、
    前記リレーのコイルの高電位側端子と電源の高電位側との間を開閉する高電位側スイッチング素子と、
    前記リレーのコイルの低電位側端子とグランド側との間を開閉する低電位側スイッチング素子と、
    前記高電位側スイッチング素子と並列に接続され、前記操作部がモータのマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となるスイッチ接点と、
    前記操作部が非操作状態にあるときには、前記高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子をオフ状態に維持し、前記操作部がモータのマニュアル動作を指令した操作状態にあるときには、前記低電位側スイッチング素子をオン状態とし、前記操作部がモータのオート動作を指令した操作状態になると、所定のオート動作終了タイミングまでの間、前記高電位側スイッチング素子と前記低電位側スイッチング素子をオン状態に維持する制御手段と
    を備えたことを特徴とする駆動装置。
  2. モータに電源供給してそれぞれモータを正転又は逆転させる正転用リレーと逆転用リレーを有し、モータの正転方向又は逆転方向の動作を指令する操作部の作動状態に応じて、前記二つのリレーのうちのいずれか一方を作動させてモータを正転方向又は逆転方向に駆動する駆動装置であって、
    前記正転用リレーのコイルの高電位側端子と電源の高電位側との間を開閉する正転用高電位側スイッチング素子と、
    前記逆転用リレーのコイルの高電位側端子と電源の高電位側との間を開閉する逆転用高電位側スイッチング素子と、
    前記正転用リレーのコイルの低電位側端子とグランド側との間を開閉する正転用低電位側スイッチング素子と、
    前記逆転用リレーのコイルの低電位側端子とグランド側との間を開閉する逆転用低電位側スイッチング素子と、
    前記正転用高電位側スイッチング素子と並列に接続され、前記操作部がモータの正転方向のマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となる正転用スイッチ接点と、
    前記逆転用高電位側スイッチング素子と並列に接続され、前記操作部がモータの逆転方向のマニュアル動作又はオート動作を指令した状態にあるときに閉状態となる逆転用スイッチ接点と、
    前記操作部が非操作状態にあるときには、前記正転用高電位側スイッチング素子、前記正転用低電位側スイッチング素子、前記逆転用高電位側スイッチング素子、及び前記逆転用低電位側スイッチング素子をオフ状態に維持し、前記操作部がモータの正転方向のマニュアル動作を指令した操作状態にあるときには、前記正転用低電位側スイッチング素子をオン状態とし、前記操作部がモータの逆転方向のマニュアル動作を指令した操作状態にあるときには、前記逆転用低電位側スイッチング素子をオン状態とし、前記操作部がモータの正転方向のオート動作を指令した操作状態になると、所定の正転方向オート動作終了タイミングまでの間、前記正転用高電位側スイッチング素子と前記正転用低電位側スイッチング素子をオン状態に維持し、前記操作部がモータの逆転方向のオート動作を指令した操作状態になると、所定の逆転方向オート動作終了タイミングまでの間、前記逆転用高電位側スイッチング素子と前記逆転用低電位側スイッチング素子をオン状態に維持する制御手段と
    を備えたことを特徴とする駆動装置。
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