JP2000014192A - 車載モータの正逆転制御回路 - Google Patents

車載モータの正逆転制御回路

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JP2000014192A
JP2000014192A JP10171197A JP17119798A JP2000014192A JP 2000014192 A JP2000014192 A JP 2000014192A JP 10171197 A JP10171197 A JP 10171197A JP 17119798 A JP17119798 A JP 17119798A JP 2000014192 A JP2000014192 A JP 2000014192A
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健二 小谷
Shigeru Uehara
茂 上原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で小型の車載モータの正逆転制御回路を
提供することである。 【解決手段】 車載モータの正逆転を制御する車載モー
タの正逆転制御回路において、前記車載モータ10に対
する正転指示に応答して、前記車載モータ10に対し
て、このモータ10を正転方向に駆動するための電流を
供給するリレー14と、前記車載モータ10に対する逆
転指示に応答して、前記車載モータ10に対して、この
モータ10を逆転方向に駆動するための電流を供給する
リレー16と、前記車載モータ10の下流側に設けら
れ、前記リレー14及び前記リレー16により前記車載
モータ10に対して供給される電流量を制御するパワー
トランジスタ(パワーMOS)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーウィンド
ウ、サンルーフ等を駆動する車載モータの正逆転制御回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車載モータの正逆転を制御する車
載モータの正逆転制御回路として、特開平7−2224
77号公報等に開示されているH型ブリッジのモータ制
御回路が存在する。図2に示すようにH型ブリッジのモ
ータ制御回路は、半導体素子により構成された4個のス
イッチング素子50,52,54,56をH型ブリッジ
に組み、このスイッチング素子50〜56をオン、オフ
制御することによりモータ58を正転、逆転させると共
にモータ58の回転速度の制御を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで半導体素子に
より構成されたH型ブリッジのモータ制御回路により、
パワーウィンドウを駆動するためのモータ等、高負荷の
モータを制御する場合には、ロック電流を流すことが可
能な大電流用の半導体素子を用いる必要があるため、半
導体素子が大型化しモータ制御回路が大型化すると共に
モータ制御回路のコストが高くなるという問題があっ
た。
【0004】この発明の課題は、安価で小型の車載モー
タの正逆転制御回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車載モー
タの正逆転制御回路は、車載モータの正逆転を制御する
車載モータの正逆転制御回路において、前記車載モータ
に対する正転指示に応答して、前記車載モータに対し
て、このモータを正転方向に駆動するための電流を供給
する第1の電流供給手段と、前記車載モータに対する逆
転指示に応答して、前記車載モータに対して、このモー
タを逆転方向に駆動するための電流を供給する第2の電
流供給手段と、前記車載モータの下流側に設けられ、前
記第1の電流供給手段及び前記第2の電流供給手段によ
り前記車載モータに対して供給される電流量を制御する
1つの半導体素子とを備えることを特徴とする。
【0006】この請求項1記載の車載モータの正逆転制
御回路によれば、車載モータの下流側に設けられている
1つの半導体素子のオン・オフを制御することにより、
第1の電流供給手段又は第2の電流供給手段により車載
モータに対して供給される電流量を制御することができ
る。従って、回路の小型化を実現することができると共
にコストの低減を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の車載モータの正逆転制
御回路は、請求項1記載の車載モータの正逆転制御回路
に更に、前記車載モータのロック状態を検出するロック
状態検出手段と、前記半導体素子に対して並列に接続さ
れたリレーとを備え、前記ロック状態検出手段により前
記モータのロック状態が検出された場合に前記リレーに
ロック電流を流すことを特徴とする。
【0008】この請求項2記載の車載モータの正逆転制
御回路によれば、ロック状態検出手段によりモータのロ
ック状態が検出された場合に、リレーにロック電流を流
すことができるため、車載モータの下流側に設けられて
いる1つの半導体素子に低容量の半導体素子を用いるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態の説明を行う。図1は実施の形態にかかる
パワーウィンドウを駆動するためのモータの正逆転を制
御する車載モータの正逆転制御回路2の回路図である。
【0010】この車載モータの正逆転制御回路2におい
ては、モータ10と車載バッテリ12との間に、モータ
10を正方向、即ちパワーウィンドウを上昇させる方向
にモータ10を駆動するための電流を供給するための第
1のリレー14及びモータ10を逆方向、即ちパワーウ
ィンドウを下降させる方向にモータ10を駆動するため
の電流を供給するための第2のリレー16が設けられて
いる。
【0011】また第1のリレー14を構成するコイルに
は、第1のリレー14の接点の開閉を指示するためのア
ップスイッチ18が接続されており、第2のリレー16
を構成するコイルには、第2のリレー16の接点の開閉
を指示するためのダウンスイッチ20が接続されてい
る。
【0012】更にモータ10の下流側には、パワートラ
ンジスタ(パワーMOS)22が設けられていると共に
このパワートランジスタ22に並列に第3のリレー24
が設けられている。なお、パワートランジスタ22の制
御及び第3のリレー24の接点の開閉の制御はマイクロ
コンピュータ26により行われる。またモータ10に
は、回転センサ28が設けられており、この回転センサ
の出力がマイクロコンピュータ26に入力されている。
【0013】この車載モータの正逆転制御回路2におい
ては、パワーウィンドウを上昇させるためにアップスイ
ッチ18がオンされることにより、車載バッテリ12か
ら第1のリレー14を構成するコイルに電流が流れ、第
1のリレー14の接点がモータ10に対して電流を供給
する側に閉じる。また、マイクロコンピュータ26は、
パワートランジスタ22をオン状態にする。これにより
車載バッテリ12から第1のリレー14を介してモータ
10に対して、モータ10を正転させるための電流が供
給され、パワーウィンドウを上昇させる。
【0014】ここでマイクロコンピュータ26は、パワ
ートランジスタ22をオン状態にする場合に、パワート
ランジスタ22をオンさせる時間とオフさせる時間の比
率を制御することにより、モータ10に対して供給され
る電流量を制御しパワーウィンドウの上昇速度の制御を
行う。
【0015】このパワーウィンドウの上昇中において、
回転センサ28によりモータ10の回転が検出されなく
なった場合、即ちモータ10がロック状態になったこと
が検出された場合には、マイクロコンピュータ26は、
パワートランジスタ22をオフ状態にすると共に、第3
のリレー24を構成するコイルに対して電流が流れる状
態にする。これにより第3のリレー24の接点が閉じ
て、モータのロック電流が第3のリレー24側に流され
る。
【0016】一方、パワーウィンドウを下降させるため
にダウン20がオンされることにより、車載バッテリ1
2から第2のリレー16を構成するコイルに電流が流
れ、第2のリレー16の接点がモータ10に対して電流
を供給する側に閉じる。また、マイクロコンピュータ2
6は、パワートランジスタ22をオン状態にする。これ
により車載バッテリ12から第2のリレー16を介して
モータ10に対して、モータ10を逆転させるための電
流が供給され、パワーウィンドウを下降させる。この場
合においてもパワーウィンドウ上昇させる場合と同様に
して、パワーウィンドウの下降速度を制御する。
【0017】このパワーウィンドウの下降中において、
回転センサ28によりモータ10がロック状態になった
ことが検出された場合には、マイクロコンピュータ26
は、パワートランジスタ22をオフ状態にすると共に、
第3のリレー24を構成するコイルに対して電流が流れ
る状態にする。これにより第3のリレー24の接点が閉
じて、モータのロック電流が第3のリレー24側に流さ
れる。
【0018】従って、この実施の形態にかかる車載モー
タの正逆転制御回路2によれば、モータロック時のロッ
ク電流を、第3のリレー24側に流すことができるた
め、モータ10に供給される電流量を制御するためのパ
ワートランジスタとして低容量のパワートランジスタの
使用が可能となる。更に1つのパワートランジスタのみ
を用いれば良いことから車載モータの正逆転制御回路2
の小型化とコストの低減を図ることができる。
【0019】また、パワートランジスタ22の制御によ
り、パワーウィンドウの上昇速度及び下降速度の制御が
容易に行えるため、パワーウィンドウの動作等において
高級感を創出することができ、また挟み込み防止制御を
行う際に制御精度を向上させることができる。即ち、挟
み込みが生じる状況、例えば、ウィンドウが閉じる直前
においてウィンドウの上昇速度を遅くすることにより、
挟み込みを検出するための十分な時間を確保することが
でき、挟み込みを確実に検出できかつ安全性も向上させ
ることができる。
【0020】なお、上述の実施の形態においては、車載
モータの正逆転制御回路をパワーウィンドウを駆動する
ためのモータの制御に用いた場合について説明したが、
これに限らずサンルーフ、パワーシート等を駆動するた
めのモータの制御に用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、車載モー
タの下流側に設けられている1つの半導体素子のオン・
オフを制御することにより、第1の電流供給手段又は第
2の電流供給手段により車載モータに対して供給される
電流量を制御することができる。従って、回路の小型化
を実現することができると共にコストの低減を図ること
ができる。
【0022】また請求項2記載の発明によれば、ロック
状態検出手段によりモータのロック状態が検出された場
合に、リレーにロック電流を流すことができるため、車
載モータの下流側に設けられている1つの半導体素子に
低容量の半導体素子を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる車載モータの正
逆転制御回路の回路図である。
【図2】従来の車載モータの正逆転制御回路の回路図で
ある。
【符号の説明】
2…車載モータの正逆転制御回路、10…モータ、12
…車載バッテリ、14…第1のリレー、16…第2のリ
レー、18…アップスイッチ、20…ダウンスイッチ、
22…パワートランジスタ、24…第3のリレー、26
…マイクロコンピュータ、28…回転センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 EA14 EA15 EB01 EC01 GA00 GB00 GB06 GC02 GC06 GD05 HA01 KA08 KA12 KA13 5H571 AA03 BB03 BB07 CC04 EE02 FF06 GG01 HA04 HA08 HA09 JJ03 LL32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載モータの正逆転を制御する車載モー
    タの正逆転制御回路において、 前記車載モータに対する正転指示に応答して、前記車載
    モータに対して、このモータを正転方向に駆動するため
    の電流を供給する第1の電流供給手段と、 前記車載モータに対する逆転指示に応答して、前記車載
    モータに対して、このモータを逆転方向に駆動するため
    の電流を供給する第2の電流供給手段と、 前記車載モータの下流側に設けられ、前記第1の電流供
    給手段及び前記第2の電流供給手段により前記車載モー
    タに対して供給される電流量を制御する1つの半導体素
    子と、 を備えることを特徴とする車載モータの正逆転制御回
    路。
  2. 【請求項2】 前記車載モータのロック状態を検出する
    ロック状態検出手段と、前記半導体素子に対して並列に
    接続されたリレーとを更に備え、 前記ロック状態検出手段により前記モータのロック状態
    が検出された場合に前記リレーにロック電流を流すこと
    を特徴とする請求項1記載の車載モータの正逆転制御回
    路。
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JP2011178184A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nsk Ltd 電動式ステアリング位置調整装置
CN112285556A (zh) * 2020-09-27 2021-01-29 芜湖莫森泰克汽车科技股份有限公司 一种天窗调速电机快速检测方法
CN114420505A (zh) * 2022-01-25 2022-04-29 西安微电子技术研究所 一种用于解决磁保持继电器小电流失效的电路

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