JP2003037995A - モータ駆動回路及び電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

モータ駆動回路及び電動式パワーステアリング装置

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JP2003037995A
JP2003037995A JP2001223471A JP2001223471A JP2003037995A JP 2003037995 A JP2003037995 A JP 2003037995A JP 2001223471 A JP2001223471 A JP 2001223471A JP 2001223471 A JP2001223471 A JP 2001223471A JP 2003037995 A JP2003037995 A JP 2003037995A
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JP
Japan
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motor
drive circuit
driving circuit
circuit
motor driving
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JP2001223471A
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Sadaaki Nakano
禎明 仲野
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路素子を減らすことによって簡単な構成と
して、コストダウンを図ることが可能であるモータ駆動
回路、及びこのモータ駆動回路を用いた電動式パワース
テアリング装置を提供する。 【解決手段】 モータMの正方向及び逆方向への回転用
に設けてある各2個のスイッチング素子で構成されたブ
リッジ回路を有するモータ駆動回路において、前記各2
個のスイッチング素子のうち、一方はリレーの常開接点
15a、16aを用いて、常開接点15a、16aは電
源からモータMへの通電を防止するフェイルセーフの機
能を兼ね備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵補助用のモー
タを回転駆動するモータ駆動回路、及び、該モータ駆動
回路を用いた電動式パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の電動式パワーステアリン
グ装置の要部構成を示すブロック図である。この電動式
パワーステアリング装置のモータ駆動回路において、パ
ワートランジスタQ1 、Q2 、Q3 、Q4 は電源P及び
接地端子の間にブリッジ回路を構成しており、直列に接
続されたパワートランジスタQ1 、Q3 の接続点と直列
に接続されたパワートランジスタQ2 、Q4 の接続点と
を橋絡するように、モータM及びフェイルセーフリレー
の常閉接点13b1 が直列に接続されている。パワート
ランジスタQ1 、Q2 、Q3 、Q4 には、電源Pより電
流が流れる方向と逆方向に、各々ダイオードD1
2 、D3 、D4 が並列接続されている。電源P及び前
記ブリッジ回路の間には、フェイルセーフリレーの常閉
接点13b2 及び電流検出用の抵抗R1 が直列接続され
ている。
【0003】操舵軸(図示せず)に加えられたトルクを
検出するトルクセンサ10の検出トルクは、インターフ
ェイス回路11を介してCPU12へ入力される。CP
U12では、前記検出トルクに応じてモータ制御信号が
作成され、このモータ制御信号はPWM制御部21へ入
力される。
【0004】PWM制御部21は、前記モータ制御信号
に従ったデューティ比を有したPWM信号を作成し、例
えば、モータMを正方向に回転させるとき、パワートラ
ンジスタQ4 をオンすると共に前記PWM信号によりパ
ワートランジスタQ1 をスイッチングする。また、モー
タMを逆方向に回転駆動させるとき、パワートランジス
タQ3 をオンすると共にパワートランジスタQ2 を同様
にスイッチングする。
【0005】抵抗R1 の両端電圧はモータ電流検出回路
17へ入力され、モータ電流検出回路17の検出出力
は、フィードバック信号としてCPU12へ入力され
る。
【0006】CPU12から出力されるリレー制御信号
はリレー駆動回路13へ入力され、リレー駆動回路13
はリレー制御信号に従ってフェイルセーフリレーの常閉
接点13b1 及び13b2 をオン又はオフさせる。CP
U12は、モータ電流検出回路17の前記検出出力が予
め設定された上限値を超えた場合、又はトルクセンサ1
0が過大な数値を示した場合等に、前記リレー制御信号
をリレー駆動回路13へ入力して、常閉接点13b2
開いて電源Pから前記ブリッジ回路への通電を停止させ
ると同時に、常閉接点13b1 を開いてモータMが発生
させる逆起電力による前記ブリッジ回路内の通電を停止
させる。
【0007】また、CPU12から出力されるクラッチ
制御信号はクラッチ駆動回路18へ入力され、クラッチ
駆動回路18はクラッチ制御信号に従って、モータMの
駆動力を舵取機構(図示せず)に伝達または分離するク
ラッチ19をオン又はオフさせる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動式パワース
テアリング装置におけるモータ駆動回路は、前記ブリッ
ジ回路の前記2個のスイッチング素子としてパワートラ
ンジスタを用いていたために、さらにフェイルセーフリ
レーを設ける複雑な構成となっており、回路素子が多く
コストが高かった。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、ブリッジ回路に、
電源からモータへの通電を停止するフェイルセーフの機
能を兼ね備えさせることによって、モータ駆動回路を簡
単な構成にすると共に回路素子数を減少することにより
コストダウンが可能なモータ駆動回路、及びこれを用い
た電動式パワーステアリング装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るモータ駆
動回路は、モータの正方向及び逆方向への回転用に設け
てある各2個のスイッチング素子で構成されたブリッジ
回路を有するモータ駆動回路において、前記各2個のス
イッチング素子のうち、一方はリレー接点とし、他方は
トランジスタとしてあることを特徴とする。
【0011】第1発明においては、ブリッジ回路の2個
のスイッチング素子のうち一方にリレー接点を用いて、
前記リレー接点を閉じて他方のスイッチング素子をオン
してモータを所要の回転方向に回転駆動させて、また、
大電流が流れた場合等に前記リレー接点を開いて電源か
らモータへの通電を防止するフェイルセーフの機能を兼
ね備えることにより、モータ駆動回路を簡単な構成とす
ることができ、さらに回路素子を減らすことによってコ
ストダウンを図ることが可能である。
【0012】第2発明に係る電動式パワーステアリング
装置は、第1発明に記載のモータ駆動回路と、前記モー
タの回転を舵取機構に伝達する手段とを備えていること
を特徴とする。
【0013】第2発明においては、主電源からモータへ
の通電を停止するフェイルセーフの機能を兼ね備えたブ
リッジ回路を有するモータ駆動回路を備えることによ
り、より安価な電動式パワーステアリング装置を提供す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
る電動式パワーステアリング装置の要部構成を示すブロ
ック図である。この電動式パワーステアリング装置のモ
ータ駆動回路において、パワートランジスタQ1 、Q2
及びリレーの常開接点15a、16aは電源Pと接地端
子との間にブリッジ回路を構成しており、直列に接続さ
れたパワートランジスタQ1 及び常開接点15aの接続
点と直列に接続されたパワートランジスタQ 2 及び常開
接点16aの接続点とを橋絡するように、モータM及び
フェイルセーフリレーの常閉接点13b1 が直列に接続
されている。パワートランジスタQ1、Q2 にはダイオ
ードD1 、D2 が並列に接続されている。
【0015】パワートランジスタQ1 及び常開接点15
aの接続点と抵抗R1 の接地端子側との間にフリーホイ
ールダイオードD5 が、また、パワートランジスタQ2
及び常開接点16aの接続点と抵抗R1 の接地端子側と
の間にフリーホイールダイオードD6 が接続されてい
る。前記ブリッジ回路及び接地端子の間には、電流検出
用の抵抗R1 が接続されている。
【0016】CPU12から出力されるクラッチ制御信
号はクラッチ駆動回路18へ入力され、クラッチ駆動回
路18はクラッチ制御信号に従って、モータMの駆動力
を舵取機構(図示せず)に伝達または分離するクラッチ
19をオン又はオフさせる。
【0017】操舵軸(図示せず)に加えられたトルクを
検出するトルクセンサ10の検出トルクは、インターフ
ェイス回路11を介してCPU12へ入力される。CP
U12では、前記検出トルクに応じてモータ制御信号が
作成され、このモータ制御信号はPWM制御部21へ入
力される。
【0018】PWM制御部21は、このモータ制御信号
に従ったデューティ比を有したPWM信号を作成する。
このPWM信号は、パワートランジスタQ1 又はQ2
スイッチングする。
【0019】抵抗R1 の両端電圧はモータ電流検出回路
17へ入力され、モータ電流検出回路17の検出出力
は、フィードバック信号としてCPU12へ入力され
る。
【0020】CPU12から出力されるリレー制御信号
はリレー駆動回路13、15、16へ入力され、リレー
駆動回路13はリレー制御信号に従って常閉接点13b
1 を、リレー駆動回路15は常開接点15aを、リレー
駆動回路16は常開接点16aをオン又はオフさせる。
CPU12は、モータ電流検出回路17の前記検出出力
が予め設定された上限値を超えた場合、又はトルクセン
サ10が過大な数値を示した場合等に、前記リレー制御
信号をリレー駆動回路13、15、16へ入力して、常
開接点15a、16aの両方を開いて電源Pからのモー
タMへの通電を停止させると同時に、常閉接点13b1
を開いてモータMで発生される逆起電力による前記ブリ
ッジ回路内の通電を停止させる。
【0021】本発明のモータ駆動回路において、モータ
Mを正方向に回転駆動させるとき、リレー駆動回路16
が常開接点16aを閉じると共に前記PWM信号がパワ
ートランジスタQ1 をスイッチングする。また、モータ
Mを逆方向に回転駆動させるとき、リレー駆動回路15
が常開接点15aを閉じると共にパワートランジスタQ
2 を同様にスイッチングする。
【0022】ここで、例えば、常開接点16aを閉じ
て、パワートランジスタQ1 を所要のデューティ比でス
イッチングする場合、PWM信号がオンすると、図2に
示す説明図において実線矢符に示すように、電源P、パ
ワートランジスタQ1 、モータM、常閉接点13b1
常開接点16a、抵抗R1 、接地端子の経路で電流が流
れ、モータMは正方向に回転駆動する。PWM信号がオ
フになると、モータMに流れていた電流により、破線矢
符に示すように、接地端子、ダイオードD5 、モータ
M、常閉接点13b1 、ダイオードD2 、電源Pの経路
で電流が流れる。
【0023】上述したモータ駆動回路においては、ブリ
ッジ回路の上流側のスイッチング素子をパワートランジ
スタQ1 、Q2 とし、下流側のスイッチング素子を常開
接点15a、16aとして、前記ブリッジ回路の下流側
に電流検出用の抵抗R1 を設ける構成としたが、図3に
示すブロック図のように、ブリッジ回路の上流側のスイ
ッチング素子を常開接点15a、16aとし、下流側の
スイッチング素子をパワートランジスタQ1 、Q2 とし
て、前記ブリッジ回路の上流側に電流検出用の抵抗R1
を設ける構成としてもよい。
【0024】
【発明の効果】第1発明によれば、ブリッジ回路の2個
のスイッチング素子のうち一方にリレー接点を用いて、
前記リレー接点を閉じて他方のスイッチング素子をオン
してモータを所要の回転方向に回転駆動させて、また、
大電流が流れた場合等に前記リレー接点を開いて電源か
らモータへの通電を防止するフェイルセーフの機能を兼
ね備えることにより、モータ駆動回路を簡単な構成とす
ることができ、さらに回路素子を減らすことによってコ
ストダウンを図ることが可能である。
【0025】第2発明によれば、主電源からモータへの
通電を停止するフェイルセーフの機能を兼ね備えたブリ
ッジ回路を有するモータ駆動回路を備えることにより、
より安価な電動式パワーステアリング装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の
要部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るモータ駆動回路の動作を示す説明
図である。
【図3】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の
他の要部構成を示すブロック図である。
【図4】従来の電動式パワーステアリング装置の要部構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
13、15、16 リレー駆動回路 13b1 、13b2 常閉接点 15a、16a 常開接点 21 PWM制御部 D1 、D2 、D3 、D4 、D5 、D6 ダイオード M モータ P 電源 Q1 、Q2 、Q3 、Q4 パワートランジスタ R1 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの正方向及び逆方向への回転用に
    設けてある各2個のスイッチング素子で構成されたブリ
    ッジ回路を有するモータ駆動回路において、前記各2個
    のスイッチング素子のうち、一方はリレー接点とし、他
    方はトランジスタとしてあることを特徴とするモータ駆
    動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータ駆動回路と、前
    記モータの回転を舵取機構に伝達する手段とを備えてい
    ることを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
JP2001223471A 2001-07-24 2001-07-24 モータ駆動回路及び電動式パワーステアリング装置 Pending JP2003037995A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6873232B2 (en) 2003-08-28 2005-03-29 Nec Tokin Corporation Miniaturizable electromagnetic relay
JP2007203798A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Nsk Ltd 電動パワーステアリング制御装置
CN111490705A (zh) * 2020-05-25 2020-08-04 齐鲁工业大学 一种h桥驱动和闭环调速控制电路设计
CN113067507A (zh) * 2019-12-30 2021-07-02 观致汽车有限公司 电机控制电路、电机控制系统和电机驱动装置

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JP2007203798A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Nsk Ltd 電動パワーステアリング制御装置
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