JP3824978B2 - 開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法 - Google Patents

開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のルーフガラスやウインドガラス、スライドドア等の開閉部材の開閉動作を制御する開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に装備されるサンルーフ装置において、ロータリスイッチよりなるプリセレクトスイッチを所定の選択位置に回動操作することにより、ルーフガラスを予め設定された複数の開閉位置まで一気にスライド開閉作動させるように構成したものが種々提案されている。このようなプリセレクトスイッチは、該スイッチの選択位置に応じて抵抗値を変化させる可変抵抗器を有しており、その可変抵抗器により抵抗体の両端子間に供給される電圧を分圧して、該スイッチの選択位置に応じたスイッチ電圧を出力するように構成され、該スイッチ電圧の電圧値に対応した各開閉位置までルーフガラスがスライド開閉作動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、エレクトロマイグレーション等により可変抵抗器における分圧抵抗の各抵抗値が変化したり、外部の電磁波等の影響でプリセレクトスイッチのスイッチ電圧の電圧値が変化する場合がある。このようにスイッチ電圧が変化すると、プリセレクトスイッチを操作したものと誤認識し、実際、該スイッチを操作していないにもかかわらず、ルーフガラスが意に反して作動してしまうことがあり、使用者に違和感を与えてしまう。
【0004】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、各選択位置に応じて抵抗値を異ならせ供給される電圧を分圧し、その分圧した電圧をスイッチ電圧として出力する多段階選択スイッチからの該スイッチ電圧に基づいてその選択位置を判定し、該位置に対応する開閉位置まで駆動モータにより開閉部材を作動させる開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法であって、該スイッチを操作していないにもかかわらず、スイッチ電圧の不意の電圧変動により開閉部材が誤作動することを防止し、使用者の違和感を軽減することができる開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、開閉部材を開閉作動させる駆動モータと、前記開閉部材の開閉位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出に基づいて前記開閉部材を予め定めた複数の所定開閉位置のいずれかに配置すべく各位置に応じた選択位置を有し、各選択位置に応じて抵抗値を異ならせ供給される電圧を分圧し、その分圧した電圧をスイッチ電圧として出力する多段階選択スイッチと、前記スイッチから出力されたスイッチ電圧に基づいて選択位置を判定し、該位置に対応する開閉位置まで前記開閉部材を作動すべく前記駆動モータを制御する開閉制御手段とを備えた開閉部材制御装置であって、前記スイッチから出力されたスイッチ電圧が該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのいずれかに変化してから該範囲内において所定時間が経過すると、そのスイッチ電圧に基づいて前記スイッチの選択位置を確定するスイッチ位置確定手段と、前記スイッチ位置確定手段により前回及び今回のスイッチの選択位置がともに前記スイッチ電圧が選択位置設定範囲となる正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチの選択位置に対応する開閉位置まで前記開閉制御手段による前記開閉部材の作動を許可する作動許可手段とを備えた。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の開閉部材制御装置において、前記スイッチ位置確定手段は、前記スイッチから出力されたスイッチ電圧に基づいて、該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのそれぞれに対応する数値のスイッチデータを作成するスイッチデータ作成手段と、前記スイッチデータ作成手段にてスイッチデータが変化してから所定時間が経過すると、前記スイッチデータを確定するスイッチデータ確定手段とを備え、前記作動許可手段は、前記スイッチデータ確定手段により前回及び今回のスイッチデータに対応する選択位置がともに正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチデータに対応する開閉位置まで前記開閉制御手段による前記開閉部材の作動を許可するようにした。
【0007】
請求項3に記載の発明は、駆動モータにより開閉作動される開閉部材を予め定めた複数の所定開閉位置のいずれかに配置すべく各位置に応じた選択位置を有し、各選択位置に応じて抵抗値を異ならせ供給される電圧を分圧し、その分圧した電圧をスイッチ電圧として出力する多段階選択スイッチからの該スイッチ電圧に基づいて前記選択位置を判定し、該位置に対応する開閉位置まで前記開閉部材を作動すべく前記駆動モータを制御するようにした開閉部材制御方法であって、前記スイッチ電圧が該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのいずれかに変化してから該範囲内において所定時間が経過すると、そのスイッチ電圧に基づいて前記スイッチの選択位置を確定し、前回及び今回のスイッチの選択位置がともに前記スイッチ電圧が選択位置設定範囲となる正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチの選択位置に対応する開閉位置まで前記開閉部材の作動を許可するようにした。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の開閉部材制御方法において、前記スイッチから出力されたスイッチ電圧に基づいて、該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのそれぞれに対応する数値のスイッチデータを作成し、そのスイッチデータが変化してから所定時間が経過すると、前記スイッチデータを確定し、前回及び今回のスイッチデータに対応する選択位置がともに正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチデータに対応する開閉位置まで前記開閉部材の作動を許可するようにした。
【0009】
(作用)
請求項1,3に記載の発明によれば、多段階選択スイッチは、駆動モータにより開閉作動される開閉部材を予め定めた複数の所定開閉位置のいずれかに配置すべく各位置に応じた選択位置を有し、各選択位置に応じて抵抗値を異ならせ供給される電圧を分圧し、その分圧した電圧をスイッチ電圧として出力する。そのスイッチから出力されるスイッチ電圧が該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのいずれかに変化してから該範囲内において所定時間が経過すると、そのスイッチ電圧に基づいてスイッチの選択位置が確定される。そして、前回及び今回のスイッチの選択位置がともにスイッチ電圧が選択位置設定範囲となる正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチの選択位置に対応する開閉位置まで開閉部材の作動が許可される。ところで、エレクトロマイグレーション等によりスイッチの分圧抵抗の各抵抗値が変化したり、外部の電磁波等の影響でスイッチ電圧の電圧値が変化する等の異常が発生した場合、この場合におけるスイッチ電圧の電圧変化は、所定時間以上かかって比較的緩やかに変化することがあるため、非選択範囲で確定し得る。従って、前回及び今回のスイッチの選択位置がともに正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチの選択位置に対応する開閉位置まで開閉部材の作動が許可、言い換えれば、前回及び今回のスイッチの選択位置が非選択範囲で確定されれば開閉部材の作動が禁止されるので、エレクトロマイグレーションや外部の電磁波等で電圧値が緩やかに変化しても、スイッチを操作したものと誤認識せず、開閉部材が意に反して作動することが防止される。
【0010】
請求項2,4に記載の発明によれば、スイッチから出力されたスイッチ電圧に基づいて、該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのそれぞれに対応する数値のスイッチデータが作成され、そのスイッチデータが変化してから所定時間が経過すると、スイッチデータが確定される。そして、前回及び今回のスイッチデータに対応する選択位置がともに正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチデータに対応する開閉位置まで開閉部材の作動が許可される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図6は、サンルーフ装置を装備した自動車の要部斜視図であって、自動車21のルーフパネル22に形成した天窓23に対して開閉部材としてのルーフガラス24が設けられている。ルーフガラス24は、前後方向に往復スライド移動(スライド開閉作動)可能、かつ、その前端部において車幅方向を支点として上下動(チルト開閉作動)可能に設けられている。そして、ルーフガラス24は、同図6の破線で示す駆動モータ25の駆動に基づいて図示しない駆動伝達機構を介して開閉作動が行われる。この駆動モータ25は、該モータ25を駆動制御する後述の駆動制御回路11とともに駆動ユニット10を構成している。駆動ユニット10は、天窓23の前方におけるルーフパネル22と室内側の成形天井パネル(図示略)との間に配設されている。
【0012】
ここで、本実施形態のルーフガラス24は、図2に示すように、主に、全閉位置、チルト全開位置(全閉位置からルーフガラス24の後端が室外側に最も上昇した位置)、擬似全閉位置、フラップダウン位置(擬似全閉位置からルーフガラス24の後端が室内側に最も下降した位置)、及びスライド全開位置を有している。そして、本実施形態では、ルーフガラス24が全閉位置からチルト全開位置、擬似全閉位置、フラップダウン位置、及びスライド全開位置の順で開作動することをスライド開作動(図2においてS/O作動)、この逆の作動をスライド閉作動(図2においてS/C作動)という。
【0013】
又、本実施形態では、全閉位置を「P1」、スライド全開位置を「P6」とし、更にフラップダウン位置からスライド全開位置までのスライド領域をほぼ5等分する4つの中途位置「P2」〜「P5」が設定されている。これらスライド開閉作動時における各位置「P1」〜「P6」は、後述するプリセレクトスイッチSW2を各位置「P1」〜「P6」に対応した各選択位置(ポジション1〜6:図3ではPos.1〜Pos.6)に回動操作することによりそれぞれ作動配置される。
【0014】
又、ルーフガラス24が全閉位置からチルト全開位置まで開作動することをチルト開作動(図2においてT/U作動)、この逆の作動をチルト閉作動(図2においてT/D作動)という。このチルト開閉作動は、後述するチルト開閉スイッチSW3,SW4をそれぞれ操作することにより行われる。
【0015】
図1は、駆動モータ25を駆動制御するサンルーフ装置の電気的構成を説明するための電気ブロック図を示す。駆動モータ25を駆動制御する駆動制御回路11はバッテリ(図示略)に接続され、該回路11にはバッテリから駆動電源+Bが供給される。駆動電源+Bは、駆動制御回路11内において電源供給回路12にて所定電源電圧に調整されて制御部13に供給される。
【0016】
駆動制御回路11は、イグニッションスイッチSW1が接続される。イグニッションスイッチSW1は、駆動制御回路11内において入力回路14を介して制御部13に接続される。イグニッションスイッチSW1は、操作されると操作信号(オン信号)を入力回路14を介して制御部13に出力する。制御部13は、イグニッションスイッチSW1のオン信号に基づいて電源供給回路12から供給される駆動電源に基づいて動作する。
【0017】
又、駆動制御回路11は、前記ルーフガラス24を開閉操作するための各種スイッチSW2〜SW4、即ちプリセレクトスイッチSW2、チルト開スイッチSW3、及びチルト閉スイッチSW4がそれぞれ接続される。各種スイッチSW2〜SW4は、駆動制御回路11内において入力回路14を介して制御部13に接続される。
【0018】
ここで、プリセレクトスイッチSW2は、図3(a)に示すようにロータリスイッチよりなり、各選択位置(ポジション1〜6)で保持されるように構成され、各選択位置(ポジション1〜6)間で停止し難くなっている。又、プリセレクトスイッチSW2は、スイッチSW2の選択位置(ポジション1〜6)に応じて抵抗値を変化させる図3(b)に示すような可変抵抗器20を備えている。プリセレクトスイッチSW2は、可変抵抗器20により電圧V0を分圧し、図3(c)に示すように該スイッチSW2の選択位置(ポジション1〜6)に応じてそれぞれ電圧値が異なるスイッチ電圧Vsを入力回路14に出力する。この場合、スイッチSW2の選択位置をそれぞれ「ポジション1(Pos.1)」〜「ポジション6(Pos.6)」に切り換えると、スイッチ電圧Vsの電圧値が「VP1」〜「VP6」となるように予め設定されている。そして、制御部13に備えられるA/D変換部13aは、入力されたスイッチ電圧VsをA/D変換するようになっている。
【0019】
前記チルト開閉スイッチSW3,SW4は、それぞれ操作されると、指令信号(本実施形態では、Lレベル(接地レベル)のオン信号)を入力回路14を介して制御部13に出力する。
【0020】
制御部13には、該制御部13の動作に必要な基準クロック信号がクロック発振回路15から入力される。又、制御部13は、電圧モニタ回路16により前記電源供給回路12から供給される駆動電源が監視されている。
【0021】
又、前記制御部13は、駆動回路17を介して前記駆動モータ25に駆動電源を供給して該モータ25の制御を行う。
即ち、本実施形態の制御部13は、プリセレクトスイッチSW2が回動操作され、その選択位置に応じたスイッチ電圧VsのA/D変換後の値が入力されると、そのA/D変換後の値に基づいてスイッチSW2がいずれの選択位置(ポジション1〜6)に配置されているかを判定する。この場合、制御部13は、図3(c)に示すように、入力されたスイッチ電圧Vsが各電圧値「VP1」〜「VP6」を含む選択位置設定範囲内(図3(c)の破線内)となれば、スイッチSW2がいずれの選択位置(ポジション1〜6)に配置されたと判定するようになっている。尚、スイッチSW2の各選択位置(ポジション1〜6)に応じた各選択位置設定範囲の間は、それぞれ選択位置(ポジション1〜6)以外の非選択範囲としている。この非選択範囲には、供給電圧V0の最小電圧「0」と最大電圧「V0」も含まれている。
【0022】
そして、制御部13は、現在の開閉位置P1〜P6(図2参照)から該スイッチSW2により選択された目標位置(P1〜P6)までオート開作動又はオート閉作動させるべく駆動モータ25に駆動電源を供給し、該モータ25を駆動する。やがて、後述するルーフガラス24の開閉位置の検出によって該ルーフガラス24が各位置P1〜P6に配置されたことが検出されると、制御部13は、駆動モータ25への駆動電源を停止して、ルーフガラス24の作動を停止する。
【0023】
制御部13は、チルト開スイッチSW3を操作している間、即ち該スイッチSW3からオン信号が入力されている間、ルーフガラス24を通常開作動(マニュアル開作動)させるべく駆動モータ25に駆動電源を供給し、該モータ25を駆動する。チルト開スイッチSW3の操作を止める、即ち該スイッチSW3からオフ信号が入力されると、制御部13は、ルーフガラス24の作動を停止させるべく駆動モータ25への駆動電源の供給を停止する。又、この場合、後述するルーフガラス24の開閉位置の検出によって該ルーフガラス24がチルト全開位置に配置されると、制御部13は、チルト開スイッチSW3が操作されていても、駆動モータ25への駆動電源の供給を停止して、ルーフガラス24の作動を停止する。
【0024】
又、制御部13は、チルト閉スイッチSW4を操作している間、即ち該スイッチSW4からオン信号が入力されている間、ルーフガラス24を通常閉作動(マニュアル閉作動)させるべく駆動モータ25に駆動電源を供給し、該モータ25を駆動する。チルト閉スイッチSW4の操作を止める、即ち該スイッチSW4からオフ信号が入力されると、制御部13は、ルーフガラス24の作動を停止させるべく駆動モータ25への駆動電源の供給を停止する。又、この場合、後述するルーフガラス24の開閉位置の検出によって該ルーフガラス24が全閉位置に配置されると、制御部13は、チルト閉スイッチSW4が操作されていても、駆動モータ25への駆動電源の供給を停止して、ルーフガラス24の作動を停止する。
【0025】
前記駆動制御回路11には、駆動モータ25の回転周期(回転速度)及び回転方向を検出する位置検出手段を構成する一対のホール素子磁気センサ18a,18bが該回路11を構成する基板上に配設されている。
【0026】
具体的には、駆動モータ25の回転軸(図示略)には回転方向に多極着磁されたセンサマグネットが一体回転するように設けられ、そのセンサマグネットの近傍位置にホール素子磁気センサ18a,18bが互いに回転方向に所定間隔を有して配置されている。つまり、本実施形態の回転センサは、磁気を用いた非接触型の回転センサが用いられている。各ホール素子磁気センサ18a,18bは、駆動モータ25が回転するとそのモータ25の回転に応じたパルス状の出力信号をそれぞれ検出回路19に出力する。又、各ホール素子磁気センサ18a,18bから出力される出力信号(パルス信号)は、互いに所定の位相差を有している。検出回路19は、各出力信号(パルス信号)の波形を成形する等して制御部13に出力する。
【0027】
前記制御部13は、各ホール素子磁気センサ18a,18bから検出回路19を介して入力される出力信号(パルス信号)の周期に基づいて駆動モータ25の回転周期(回転速度)を検出する。
【0028】
即ち、制御部13は、前記プリセレクトスイッチSW2及び前記チルト開スイッチSW3の操作に基づいてルーフガラス24が開作動されると、出力信号(パルス信号)の1周期毎に(例えば、立ち上がりエッジに基づいて)カウント数に「1」を加算する(図2参照)。一方、制御部13は、前記プリセレクトスイッチSW2及び前記チルト閉スイッチSW4の操作に基づいてルーフガラス24が閉作動されると、出力信号(パルス信号)の1周期毎に開時において加算されたカウント数から「1」を減算する。そして、制御部13は、そのカウント数に応じてルーフガラス24の開閉位置を検出するようになっている。
【0029】
尚、このようなルーフガラス24とカウント数との相対関係を決定する原点位置設定(初期位置設定)は、例えば、ルーフガラス24を全閉側の機械的限界位置に配置した状態で、該ルーフガラス24を更に閉方向に作動させるようにチルト閉スイッチSW4を所定時間若しくは所定回数以上操作する等してカウント数を「0」に設定することにより行われる。
【0030】
又、制御部13は、各出力信号(パルス信号)の位相差に応じて駆動モータ25の回転方向を検出し、その駆動モータ25の回転方向の検出に基づいてルーフガラス24の開閉方向を検出している。
【0031】
又、制御部13は、前記ルーフガラス24が閉作動を行っている間、駆動モータ25の回転周期(回転速度)が予め定めた挟み込み判定値より長く(遅く)なると、前記ルーフガラス24と前記ルーフパネル22との間で異物が狭持されて回転周期が長くなった(回転速度が遅くなった)と判定する。すると、制御部13は、閉作動中のルーフガラス24により挟み込んだ異物を解放すべく駆動モータ25を逆転させ、該ルーフガラス24を規定量(所定カウント数)だけ開作動させる。このとき、制御部13は、駆動モータ25の逆転に基づいて、カウント数を減算から加算に切り換える。
【0032】
次に、前記プリセレクトスイッチSW2の操作による本実施形態の制御部13のより詳細な処理を図4に示すフロー図に従って説明する。
ステップS1において、制御部13は、プリセレクトスイッチSW2の回動操作により、スイッチデータ(SWデータ)に変化があったか否かを判定する。ここで、このSWデータは、図5に示すように設定される。
【0033】
ステップS21〜S26において、制御部13は、入力されたスイッチ電圧VsのA/D変換後の値がポジション1(Pos.1)〜ポジション6(Pos.6)を検知する所定の選択位置設定範囲内であるか否かを判定する。尚、図5において、ステップS24,S25はステップS21〜S23と同様であるため省略してある。そして、スイッチ電圧VsのA/D変換後の値がポジション1(Pos.1)〜ポジション6(Pos.6)の各範囲内であれば、制御部13は、各ステップS31〜S36に進み、SWデータを各選択位置設定範囲に対応する数値「1」〜「6」に置き換える。一方、スイッチ電圧VsのA/D変換後の値がポジション1(Pos.1)〜ポジション6(Pos.6)に該当しない場合、即ちスイッチ電圧Vsが各ポジション1〜6間の非選択範囲に位置する場合、ステップS37に進み、SWデータを非選択範囲に対応する数値「0」に置き換える。
【0034】
前記ステップS1において、制御部13は、SWデータに変化がなければ、プリセレクトスイッチSW2が操作されていないと判定してステップS11に進み、駆動モータ25の停止状態を維持する。一方、SWデータに変化があると、制御部13は、プリセレクトスイッチSW2が操作されたと判定し、ステップS2に進む。
【0035】
ステップS2において、制御部13は、SWデータが変化してから予め定めたスイッチ確定時間(例えば、500[ms])が経過したか否かを計時する。つまり、SWデータは、プリセレクトスイッチSW2を回動操作する際において、各ポジション1〜6間の非選択範囲や他のポジション1〜6を通過する度に変更される。従って、SWデータがスイッチ確定時間内で変化する場合、制御部13は、プリセレクトスイッチSW2を操作している途中であると判定し、ステップS11において駆動モータ25の停止状態を維持する(作動させない)。
【0036】
これに対し、SWデータがスイッチ確定時間を経過しても変化しなくなると、制御部13は、プリセレクトスイッチSW2の操作が終了し、選択位置(ポジション)が確定したと判定して、ステップS3に進む。
【0037】
ステップS3及び次のステップS4にて、制御部13は、前回確定したSWデータが記憶されているポジションデータを前回ポジションデータとして置き換えるとともに(ステップS3)、今回確定したSWデータを今回ポジションデータとして置き換える(ステップS4)。そして、制御部13は、ステップS5に進む。
【0038】
ステップS5において、制御部13は、今回ポジションデータ又は前回ポジションデータが「0」か否かを判定する。今回又は前回ポジションデータが「0」である場合、制御部13は、ステップS11において駆動モータ25の停止状態を維持する(作動させない)。
【0039】
つまり、今回又は前回ポジションデータ(SWデータ)が「0」、即ちSWデータが各ポジション1〜6以外の非選択範囲で確定している場合、制御部13は、エレクトロマイグレーション等により可変抵抗器20内の分圧抵抗の各抵抗値が変化したり、外部の電磁波等の影響でプリセレクトスイッチSW2のスイッチ電圧Vsの電圧値が変化する等の異常が発生したと判定する。即ち、これらの異常が発生した場合のスイッチ電圧Vsの電圧変化は比較的緩やかな変化であり、SWデータが各ポジション1〜6以外の非選択範囲で確定し得るためである。
【0040】
又、エレクトロマイグレーションや外部の電磁波等で電圧値が変化する場合、プリセレクトスイッチSW2を操作していないにもかかわらず、ポジションデータが「0」から正常なポジションデータ「1」〜「6」に変化することがある。この場合、仮に、今回のポジションデータのみでルーフガラス24を作動する構成とした場合、プリセレクトスイッチSW2を操作したものと誤認識し、実際、該スイッチSW2を操作していないにもかかわらず、ルーフガラス24が意に反して作動してしまう。従って、今回及び前回ポジションデータの少なくとも一方が「0」となる場合、上記のような異常を含んでいるとして駆動モータ25の停止状態を維持する(作動させない)ことで、プリセレクトスイッチSW2を操作していないにもかかわらず、ルーフガラス24が意に反して作動することを未然に防止している。
【0041】
前記ステップS5において、今回又は前回ポジションデータがともに「0」でない場合、制御部13は、プリセレクトスイッチSW2が正常なポジションから正常なポジションに回動操作されたと判定し、ステップS6に進む。
【0042】
ステップS6において、制御部13は、今回のポジションデータに相当するルーフガラス24の目標位置(P1〜P6)を設定し、ステップS7に進む。
ステップS7において、目標位置(P1〜P6)が現在のルーフガラス24の開閉位置P1〜P6よりそのポジションデータが大きい、即ち目標位置(P1〜P6)が現在のルーフガラス24の開閉位置P1〜P6よりスライド全開側である場合、制御部13は、ステップS8においてルーフガラス24を開作動すべく駆動モータ25を駆動する。
【0043】
一方、目標位置(P1〜P6)が現在のルーフガラス24の開閉位置P1〜P6よりそのポジションデータが小さい、即ち目標位置(P1〜P6)が現在のルーフガラス24の開閉位置P1〜P6より全閉側である場合、制御部13は、ステップS9及びステップS10に進み、該ステップS10においてルーフガラス24を閉作動すべく駆動モータ25を駆動する。
【0044】
更に、目標位置(P1〜P6)が現在のルーフガラス24の開閉位置P1〜P6とそのポジションデータが同じ、即ち目標位置(P1〜P6)が現在のルーフガラス24の開閉位置P1〜P6と同じ位置である場合、制御部13は、ステップS9からステップS11に進み、駆動モータ25の停止状態を維持する(作動させない)。
【0045】
このように本実施形態では、今回又は前回ポジションデータがともに「0」でない場合、制御部13は、プリセレクトスイッチSW2が正常なポジションから正常なポジションに回動操作されたと判定し、ルーフガラス24を作動するようにした。そのため、プリセレクトスイッチSW2を操作していないにもかかわらず、エレクトロマイグレーションや外部の電磁波等で電圧値が変化して、前回ポジションデータが「0」から今回ポジションデータが正常な「1」〜「6」に変化しても、ルーフガラス24が作動することが防止でき、使用者の違和感が軽減される。
【0046】
上記したように、本実施形態のサンルーフ装置は、以下のような特徴がある。
(1)本実施形態では、プリセレクトスイッチSW2から出力されるスイッチVs電圧が該スイッチSW2の各選択位置(Pos.1〜Pos.6)に応じた各電圧値「VP1」〜「VP6」を含む選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのいずれかに変化してから所定時間(スイッチ確定時間)が経過すると、そのスイッチ電圧Vsに基づいてスイッチSW2の選択位置を確定し、前回及び今回のスイッチSW2の選択位置がともに正常な選択位置(非選択範囲以外)で確定された場合に、今回確定したスイッチSW2の選択位置に対応する開閉位置P1〜P6までルーフガラス24の作動を許可するようにした。
【0047】
ところで、エレクトロマイグレーション等によりスイッチSW2の分圧抵抗の各抵抗値が変化したり、外部の電磁波等の影響でスイッチ電圧Vsの電圧値が変化する等の異常が発生した場合、この場合におけるスイッチ電圧Vsの電圧変化は、所定時間以上かかって比較的緩やかに変化することがあるため、非選択範囲で確定し得る。
【0048】
従って、前回及び今回のスイッチSW2の選択位置がともに正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチSW2の選択位置に対応する開閉位置までルーフガラス24の作動を許可、言い換えれば、前回及び今回のスイッチSW2の選択位置が非選択範囲で確定されればルーフガラス24の作動を禁止するようにしたので、エレクトロマイグレーションや外部の電磁波等で電圧値が緩やかに変化しても、スイッチSW2を操作したものと誤認識せず、ルーフガラス24が意に反して作動することを防止することができる。
【0049】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、プリセレクトスイッチSW2を図3のように構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、該スイッチSW2は選択位置に応じて抵抗値を変化させる可変抵抗器20を用いたが、各選択位置に対して異なる抵抗値の抵抗体をそれぞれ独立して設ける構成としてもよい。又、スイッチSW2は回動操作するロータリスイッチであったが、例えば往復直線状に操作するスイッチであってもよい。
【0050】
○上記実施形態では、図4のようにプリセレクトスイッチSW2に関する制御部13の処理フローを構成したが、これに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
【0051】
○上記実施形態では、図5のようにスイッチデータの作成に関する制御部13の処理フローを構成したが、これに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
【0052】
○上記実施形態では、チルト開スイッチSW3若しくはチルト閉スイッチSW4を操作している間だけ駆動モータ25に駆動電源を供給してルーフガラス24を通常開閉作動(マニュアル開閉作動)させたが、チルト開スイッチSW3若しくはチルト閉スイッチSW4を一旦操作しその後操作を止めても、ルーフガラス24を目的位置(チルト開作動時にはチルト全開位置、チルト閉作動時には全閉位置)まで作動させるべく駆動モータ25への電源供給を継続するオート開閉作動としてもよい。
【0053】
○上記実施形態では、駆動モータ25の回転周期が予め定めた挟み込み判定値より長くなると、ルーフガラス24により挟み込みが発生したと判定するようにしたが、挟み込みの判定はこれに限定されるものではない。
【0054】
○上記実施形態では、回転センサにホール素子磁気センサ18a,18bを用いたが、磁界の変化に伴って抵抗が変化する磁気抵抗素子を用いてもよい。又、これらのような非接触型の磁気センサ以外、例えば光学式の回転センサを用いてもよい。又、摺動接点を用いた接触型の回転センサを用いてもよい。
【0055】
○上記実施形態の駆動制御回路11の回路構成はこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
○上記実施形態では、駆動モータ25と、ホール素子磁気センサ18a,18bや制御部13等を有する駆動制御回路11とを駆動ユニット10として一体に構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、駆動制御回路11を別に設ける構成としてもよい。
【0056】
○上記実施形態では、スライド開閉作動とチルト開閉作動をともに行うのサンルーフ装置に実施したが、スライド開閉作動のみ行うサンルーフ装置に実施してもよい。
【0057】
○上記実施形態では、開閉部材をルーフガラスとしたサンルーフ装置に実施したが、開閉部材をウインドガラスとしたパワーウインド装置や、開閉部材をスライドドアとしたスライドドア装置等、その他の装置に実施してもよい。
【0058】
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1又は2に記載の開閉部材制御装置において、
前記開閉部材は、自動車のルーフガラス及びウインドガラスであることを特徴とする開閉部材制御装置。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、各選択位置に応じて抵抗値を異ならせ供給される電圧を分圧し、その分圧した電圧をスイッチ電圧として出力する多段階選択スイッチからの該スイッチ電圧に基づいてその選択位置を判定し、該位置に対応する開閉位置まで駆動モータにより開閉部材を作動させる開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法であって、該スイッチを操作していないにもかかわらず、スイッチ電圧の不意の電圧変動により開閉部材が誤作動することを防止し、使用者の違和感を軽減することができる開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のサンルーフ装置の電気的構成図である。
【図2】 ルーフガラスの開閉作動を説明するための説明図である。
【図3】 プリセレクトスイッチを説明するための説明図である。
【図4】 プリセレクトスイッチに関する制御部の処理の流れを示すフロー図である。
【図5】 スイッチデータの作成に関する制御部の処理の流れを示すフロー図である。
【図6】 サンルーフ装置を装備した自動車の要部斜視図である。
【符号の説明】
13…位置検出手段、開閉制御手段、スイッチ位置確定手段、作動許可手段、スイッチデータ作成手段及びスイッチデータ確定手段を構成する制御部、18a,18b…位置検出手段を構成するホール素子磁気センサ、24…開閉部材としてのルーフガラス、25…駆動モータ、SW2…多段階選択スイッチとしてのプリセレクトスイッチ、P1〜P6…開閉位置、Vs…スイッチ電圧。

Claims (4)

  1. 開閉部材を開閉作動させる駆動モータと、
    前記開閉部材の開閉位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段の検出に基づいて前記開閉部材を予め定めた複数の所定開閉位置のいずれかに配置すべく各位置に応じた選択位置を有し、各選択位置に応じて抵抗値を異ならせ供給される電圧を分圧し、その分圧した電圧をスイッチ電圧として出力する多段階選択スイッチと、
    前記スイッチから出力されたスイッチ電圧に基づいて選択位置を判定し、該位置に対応する開閉位置まで前記開閉部材を作動すべく前記駆動モータを制御する開閉制御手段と
    を備えた開閉部材制御装置であって、
    前記スイッチから出力されたスイッチ電圧が該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのいずれかに変化してから該範囲内において所定時間が経過すると、そのスイッチ電圧に基づいて前記スイッチの選択位置を確定するスイッチ位置確定手段と、
    前記スイッチ位置確定手段により前回及び今回のスイッチの選択位置がともに前記スイッチ電圧が選択位置設定範囲となる正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチの選択位置に対応する開閉位置まで前記開閉制御手段による前記開閉部材の作動を許可する作動許可手段と
    を備えたことを特徴とする開閉部材制御装置。
  2. 請求項1に記載の開閉部材制御装置において、
    前記スイッチ位置確定手段は、
    前記スイッチから出力されたスイッチ電圧に基づいて、該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのそれぞれに対応する数値のスイッチデータを作成するスイッチデータ作成手段と、
    前記スイッチデータ作成手段にてスイッチデータが変化してから所定時間が経過すると、前記スイッチデータを確定するスイッチデータ確定手段と
    を備え、
    前記作動許可手段は、
    前記スイッチデータ確定手段により前回及び今回のスイッチデータに対応する選択位置がともに正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチデータに対応する開閉位置まで前記開閉制御手段による前記開閉部材の作動を許可するようにしたことを特徴とする開閉部材制御装置。
  3. 駆動モータにより開閉作動される開閉部材を予め定めた複数の所定開閉位置のいずれかに配置すべく各位置に応じた選択位置を有し、各選択位置に応じて抵抗値を異ならせ供給される電圧を分圧し、その分圧した電圧をスイッチ電圧として出力する多段階選択スイッチからの該スイッチ電圧に基づいて前記選択位置を判定し、該位置に対応する開閉位置まで前記開閉部材を作動すべく前記駆動モータを制御するようにした開閉部材制御方法であって、
    前記スイッチ電圧が該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのいずれかに変化してから該範囲内において所定時間が経過すると、そのスイッチ電圧に基づいて前記スイッチの選択位置を確定し、
    前回及び今回のスイッチの選択位置がともに前記スイッチ電圧が選択位置設定範囲となる正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチの選択位置に対応する開閉位置まで前記開閉部材の作動を許可するようにしたことを特徴とする開閉部材制御方法。
  4. 請求項3に記載の開閉部材制御方法において、
    前記スイッチから出力されたスイッチ電圧に基づいて、該スイッチの各選択位置に応じた選択位置設定範囲と該範囲間に設けた非選択範囲とのそれぞれに対応する数値のスイッチデータを作成し、
    そのスイッチデータが変化してから所定時間が経過すると、前記スイッチデータを確定し、
    前回及び今回のスイッチデータに対応する選択位置がともに正常な選択位置で確定された場合に、今回確定したスイッチデータに対応する開閉位置まで前記開閉部材の作動を許可するようにしたことを特徴とする開閉部材制御方法。
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