JP2003003740A - 開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法 - Google Patents

開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法

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JP2003003740A
JP2003003740A JP2001188060A JP2001188060A JP2003003740A JP 2003003740 A JP2003003740 A JP 2003003740A JP 2001188060 A JP2001188060 A JP 2001188060A JP 2001188060 A JP2001188060 A JP 2001188060A JP 2003003740 A JP2003003740 A JP 2003003740A
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rotation speed
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JP2001188060A
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Noriyuki Hirai
憲幸 平井
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度センサを用いることなく雰囲気温度を検出
し、その雰囲気温度の変動にかかわらず挟み込み荷重を
安定させることができる開閉部材制御装置を提供する。 【解決手段】制御部13は、駆動モータ5の回転速度の
速度変動値と基準値とを比較することにより挟み込みの
判定を行う。そして、制御部13は、駆動モータ5の回
転速度及び該モータ5に供給される駆動電源の電圧値か
ら雰囲気温度を算出し、雰囲気温度の変動にかかわらず
ルーフガラスによる挟み込み荷重が略一定となるよう
に、算出された雰囲気温度に応じて挟み込みを判定する
ための速度変動値(速度変動値を求める際に用いる温度
補正係数)を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のル
ーフガラスやウインドガラス、スライドドア等の開閉部
材の開閉動作を制御する開閉部材制御装置及び開閉部材
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に装備されるサンルーフ装
置においては、操作している間だけルーフガラスがスラ
イド開閉する通常開閉スイッチとは別にオート開閉スイ
ッチが備えられるものがある。オートスライド開スイッ
チが一旦操作されるとその後の操作を要することなく、
ルーフガラスが全閉位置から全開位置に一気にスライド
開作動するオートスライド開作動が行われるとともに、
オートスライド閉スイッチが一旦操作されると同様に、
ルーフガラスが全開位置から全閉位置に一気にスライド
閉作動するオートスライド閉作動が行われるように構成
されている。このようなオート開閉作動を行うサンルー
フ装置は、一般に、ルーフガラスがオートスライド閉作
動中に異物が挟み込まれた時、その挟み込みを検出して
ルーフガラスを全開方向に反転動作させる機能を備えて
いる。そして、従来のサンルーフ装置は、サンルーフ装
置の駆動モータの回転速度を検出し、その回転速度が基
準値より低下すると挟み込みが発生したと判定するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
サンルーフ装置は、雰囲気温度(環境温度)が様々に変
化する条件下で使用されている。そのため、雰囲気温度
が変動することにより駆動モータの回転特性が変化して
回転速度が変化するため、挟み込みを判定するための基
準値を一定の値に固定すると、挟み込み荷重が雰囲気温
度によって変化してしまう。
【0004】そこで、従来のサンルーフ装置を、例えば
特開平6−137029号公報のパワーウインド装置と
同様に構成することが考えられる。即ち、サンルーフ装
置の駆動モータに雰囲気温度を検出するための温度セン
サを搭載し、該温度センサにより検出された雰囲気温度
に応じて挟み込みを判定するための基準値を変更して挟
み込み荷重を雰囲気温度の変動にかかわらず略一定に安
定させることが考えられた。
【0005】しかしながら、雰囲気温度を検出するため
の温度センサを特別に設ける必要があるため、その分、
駆動モータ(サンルーフ装置)を構成する部品数が多く
なり、部品数が多くなることによる種々の弊害が生じて
しまう。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、温度センサを用いる
ことなく雰囲気温度を検出し、その雰囲気温度の変動に
かかわらず挟み込み荷重を安定させることができる開閉
部材制御装置及び開閉部材制御方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、往復スライド移動可能に
配設された開閉部材を開閉作動させる駆動モータと、前
記駆動モータの回転速度を演算する回転速度演算手段
と、前記駆動モータの回転速度に基づいた被判定値と基
準値とを比較して前記開閉部材による挟み込みを判定
し、挟み込みが発生していると判定すると、前記駆動モ
ータを逆転駆動して挟み込みを解除する挟み込み制御手
段と、を備えた開閉部材制御装置において、前記駆動モ
ータの回転速度及び該モータに供給される駆動電源の電
圧値から雰囲気温度を算出する温度演算手段と、雰囲気
温度の変動にかかわらず前記開閉部材による挟み込み荷
重が略一定となるように、前記温度演算手段により算出
された雰囲気温度に応じて前記被判定値、若しくは前記
基準値を補正する補正手段と、を備えた。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の開閉部材制御装置において、前記駆動モータの回転速
度に基づいた被判定値と第2基準値とを比較して該装置
に供給される駆動電源の電圧変動値が所定値より小さい
か否かを判定する電圧変動判定手段を備え、前記補正手
段は、前記電圧変動判定手段によりその駆動電源の電圧
変動値が所定値より小さいと判定された場合に、前記被
判定値、若しくは前記基準値の補正を行う。
【0009】請求項3に記載の発明は、往復スライド移
動可能に配設された開閉部材を開閉作動させる駆動モー
タと、前記駆動モータの回転速度を演算するとともに、
前記駆動モータの回転速度に基づいた被判定値と基準値
とを比較して前記開閉部材による挟み込みを判定し、挟
み込みが発生していると判定すると、前記駆動モータを
逆転駆動して挟み込みを解除する制御手段と、を備えた
開閉部材制御装置において、前記制御手段は、前記駆動
モータの回転速度及び該モータに供給される駆動電源の
電圧値から雰囲気温度を算出し、雰囲気温度の変動にか
かわらず前記開閉部材による挟み込み荷重が略一定とな
るように、算出された雰囲気温度に応じて前記被判定
値、若しくは前記基準値を補正する。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の開閉部材制御装置において、前記制御手段は、前記駆
動モータの回転速度に基づいた被判定値と第2基準値と
を比較して該装置に供給される駆動電源の電圧変動値が
所定値より小さいか否かを判定し、その駆動電源の電圧
変動値が所定値より小さいと判定された場合に、前記被
判定値、若しくは前記基準値の補正を行う。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の開閉部材制御装置において、前記駆動モータ及
び前記制御手段は、駆動ユニットとして一体に構成され
ている。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の開閉部材制御装置において、前記
被判定値は、前記駆動モータの回転速度の変動値であ
る。請求項7に記載の発明は、往復スライド移動可能に
配設された開閉部材を開閉作動する駆動モータの回転速
度を演算するとともに、該駆動モータの回転速度に基づ
いた被判定値と基準値とを比較して開閉部材による挟み
込みを判定し、挟み込みが発生していると判定すると、
駆動モータを逆転駆動して挟み込みを解除するようにし
た開閉部材制御方法において、前記駆動モータの回転速
度及び該モータに供給される駆動電源の電圧値から雰囲
気温度を算出し、雰囲気温度の変動にかかわらず前記開
閉部材による挟み込み荷重が略一定となるように、算出
された雰囲気温度に応じて前記被判定値、若しくは前記
基準値を補正する。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の開閉部材制御方法において、前記駆動モータの回転速
度に基づいた被判定値と第2基準値とを比較して前記開
閉部材を開閉する装置に供給される駆動電源の電圧変動
値が所定値より小さいか否かを判定し、その駆動電源の
電圧変動値が所定値より小さいと判定された場合に、前
記被判定値、若しくは前記基準値の補正を行う。
【0014】(作用)請求項1,3,7に記載の発明に
よれば、駆動モータの回転速度及び該モータに供給され
る駆動電源の電圧値から雰囲気温度が算出され、雰囲気
温度の変動にかかわらず開閉部材による挟み込み荷重が
略一定となるように、算出された雰囲気温度に応じて挟
み込みを判定するための被判定値、若しくはその基準値
が補正される。つまり、このような雰囲気温度を、温度
センサを用いることなく駆動モータの回転速度及び該モ
ータに供給される駆動電源の電圧値から算出するように
したので、開閉部材を開閉する装置を構成する部品数を
少なくすることができ、部品数が多くなることによる種
々の弊害の発生を抑制できる。
【0015】請求項2,4,8に記載の発明によれば、
駆動モータの回転速度に基づいた被判定値と第2基準値
とを比較して開閉部材を開閉する装置に供給される駆動
電源の電圧変動値が所定値より小さいか否かが判定さ
れ、その駆動電源の電圧変動値が所定値より小さいと判
定された場合に、挟み込みを判定するための被判定値、
若しくはその基準値の補正が行われる。つまり、雰囲気
温度は駆動モータの回転速度を用いて求められるので、
電圧変動が大きく駆動モータの回転速度が大きく変動し
た時に求めた雰囲気温度には電圧変動による誤差が多く
含まれている。従って、電圧変動が小さいときに求めた
雰囲気温度を用いて挟み込みを判定するための被判定
値、若しくはその基準値の補正を行うことで、より正確
な挟み込み判定を行うことができ、挟み込み荷重をより
安定させることができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、開閉制御
装置を構成する駆動モータ及び制御手段は、駆動ユニッ
トとして一体に構成されるので、該装置の組み付け作業
を容易とすることができる。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、駆動モー
タの回転速度の変動値を用いて挟み込み判定が行われ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図3は、サンルーフ装置
を装備した自動車の要部斜視図であって、自動車1のル
ーフパネル2に形成した天窓3に対して開閉部材として
のルーフガラス4が設けられている。ルーフガラス4
は、前後方向に往復スライド移動可能、かつ、その前端
部において車幅方向を支点として上下動可能に設けられ
ている。つまり、ルーフガラス4は、スライド開閉作動
及びチルト開閉作動するように設けられている。そし
て、ルーフガラス4は、同図3の破線で示す駆動モータ
5の駆動に基づいて図示しない駆動伝達機構を介してス
ライド開閉作動及びチルト開閉作動が行われる。この駆
動モータ5は、該モータ5を駆動制御する後述の駆動制
御回路11とともに駆動ユニット10を構成しており、
該駆動ユニット10は、天窓3の前方におけるルーフパ
ネル2と室内側の成形天井パネル(図示略)との間に配
設されている。
【0019】図1は、駆動モータ5を駆動制御するサン
ルーフ装置の電気的構成を説明するための電気ブロック
図を示す。駆動モータ5を駆動制御する駆動制御回路1
1はバッテリ(図示略)に接続され、該回路11にはバ
ッテリから駆動電源+Bが供給される。駆動電源+B
は、駆動制御回路11内において電源供給回路12にて
所定電源電圧に調整されて回転速度演算手段、挟み込み
制御手段、温度演算手段、補正手段、電圧変動判定手段
及び制御手段としての制御部13に供給される。
【0020】駆動制御回路11は、イグニッションスイ
ッチSW1が接続される。イグニッションスイッチSW
1は、駆動制御回路11内において入力回路14を介し
て制御部13に接続される。イグニッションスイッチS
W1は、操作されると操作信号(オン信号)を入力回路
14を介して制御部13に出力する。制御部13は、イ
グニッションスイッチSW1のオン信号に基づいて電源
供給回路12から供給される駆動電源に基づいて動作す
る。
【0021】又、駆動制御回路11は、前記ルーフガラ
ス4を開閉操作するための各種スイッチSW2〜SW
7、即ち通常スライド開スイッチSW2、通常スライド
閉スイッチSW3、オートスライド開スイッチSW4、
オートスライド閉スイッチSW5、チルト開スイッチS
W6、及びチルト閉スイッチSW7がそれぞれ接続され
る。各種スイッチSW2〜SW7は、駆動制御回路11
内において入力回路14を介して制御部13に接続され
る。各種スイッチSW2〜SW7は、それぞれ操作され
ると、指令信号(オン信号)を入力回路14を介して制
御部13に出力する。
【0022】制御部13には、該制御部13の動作に必
要な基準クロック信号がクロック発信回路15から入力
される。又、制御部13は、電圧モニタ回路16により
前記駆動モータ5に供給される駆動電圧が監視されてい
る。
【0023】又、前記制御部13は、駆動回路17を介
して前記駆動モータ5に駆動電源を供給して該モータ5
の制御を行う。具体的には、制御部13は、通常スライ
ド開スイッチSW2を操作している間、即ち該スイッチ
SW2からオン信号が入力されている間、前記ルーフガ
ラス4を通常スライド開作動させるべく駆動モータ5に
駆動電源を供給し、該モータ5を駆動する。一方、制御
部13は、通常スライド閉スイッチSW3を操作してい
る間、即ち該スイッチSW3からオン信号が入力されて
いる間、前記ルーフガラス4を通常スライド閉作動させ
るべく駆動モータ5に駆動電源を供給し、該モータ5を
駆動する。尚、制御部13は、通常スライド開閉スイッ
チSW2,SW3の操作を止める、即ち該スイッチSW
2,SW3からオフ信号が入力されると、前記ルーフガ
ラス4の作動を停止させるべく駆動モータ5への駆動電
源の供給を停止する。
【0024】又、制御部13は、オートスライド開スイ
ッチSW4が一旦操作される、即ち該スイッチSW4か
らオン信号が一旦入力されると、その後該スイッチSW
4からオフ信号が入力されても前記ルーフガラス4を全
閉位置から全開位置に一気に開作動するオート開作動さ
せるべく駆動モータ5に駆動電源を供給し、該モータ5
を駆動する。そして、制御部13は、後述するルーフガ
ラス4の開閉位置の検出によって該ルーフガラス4が全
開位置に配置されたことが検出されると、駆動モータ5
への駆動電源を停止して、ルーフガラス4の作動を停止
する。一方、制御部13は、オートスライド閉スイッチ
SW5が一旦操作される、即ち該スイッチSW5からオ
ン信号が一旦入力されると、その後該スイッチSW5か
らオフ信号が入力されても前記ルーフガラス4を全開位
置から全閉位置に一気に閉作動するオート閉作動させる
べく駆動モータ5に駆動電源を供給し、該モータ5を駆
動する。そして、制御部13は、後述するルーフガラス
4の開閉位置の検出によって該ルーフガラス4が全閉位
置に配置されたことが検出されると、駆動モータ5への
駆動電源を停止して、ルーフガラス4の作動を停止す
る。
【0025】又、制御部13は、チルト開スイッチSW
6を操作している間、即ち該スイッチSW6からオン信
号が入力されている間、前記ルーフガラス4をチルト開
作動させるべく駆動モータ5に駆動電源を供給し、該モ
ータ5を駆動する。一方、制御部13は、チルト閉スイ
ッチSW7を操作している間、即ち該スイッチSW7か
らオン信号が入力されている間、前記ルーフガラス4を
チルト閉作動させるべく駆動モータ5に駆動電源を供給
し、該モータ5を駆動する。尚、制御部13は、チルト
開閉スイッチSW6,SW7の操作を止める、即ち該ス
イッチSW6,SW7からオフ信号が入力されると、前
記ルーフガラス4の作動を停止させるべく駆動モータ5
への駆動電源の供給を停止する。
【0026】前記駆動制御回路11には、駆動モータ5
の回転速度(回転周期)及び回転方向を検出する一対の
ホール素子磁気センサ18a,18bが該回路11を構
成する基板上に配設されている。具体的には、駆動モー
タ5の回転軸(図示略)には回転方向に多極着磁された
センサマグネットが一体回転するように設けられ、その
センサマグネットの近傍位置にホール素子磁気センサ1
8a,18bが互いに回転方向に所定間隔を有して配置
されている。つまり、本実施形態の回転センサは、磁気
を用いた非接触型の回転センサが用いられている。各ホ
ール素子磁気センサ18a,18bは、駆動モータ5が
回転するとそのモータ5の回転に応じたパルス状の出力
信号をそれぞれ検出回路19に出力する。又、各ホール
素子磁気センサ18a,18bから出力される出力信号
(パルス信号)は、互いに位相差(例えば、1/2周
期)を有している。検出回路19は、各出力信号(パル
ス信号)の波形を成形する等して制御部13に出力す
る。
【0027】前記制御部13は、各ホール素子磁気セン
サ18a,18bから検出回路19を介して入力される
出力信号(パルス信号)の周期に基づいて駆動モータ5
の回転速度(回転周期)を算出する。又、制御部13
は、前記通常スライド開スイッチSW2及び前記オート
スライド開スイッチSW4が操作されオン信号が入力さ
れると、出力信号(パルス信号)の1周期毎に(例え
ば、立ち上がりエッジに基づいて)カウント数に「1」
を加算する。尚、カウント数は、ルーフガラス4が全閉
位置に配置されている時、「0」となるように設定され
ている。一方、制御部13は、前記通常スライド閉スイ
ッチSW3及び前記オートスライド閉スイッチSW5が
操作されオン信号が入力されると、出力信号(パルス信
号)の1周期毎に開時において加算されたカウント数か
ら「1」を減算する。そして、制御部13は、そのカウ
ント数に応じてルーフガラス4の開閉位置を検出するよ
うになっている。尚、制御部13は、ルーフガラス4の
チルト開閉作動時においてカウント動作は行わない。
又、制御部13は、各出力信号(パルス信号)の位相差
に応じて駆動モータ5の回転方向を検出し、その駆動モ
ータ5の回転方向の検出に基づいてルーフガラス4の開
閉方向を検出している。
【0028】又、制御部13は、前記ルーフガラス4が
オート閉作動を行っている間、駆動モータ5の回転速度
(回転周期)に基づいてその時々の被判定値としての速
度変動値を算出し、その速度変動値が該制御部13内に
予め格納されている基準値より大きくなると、前記ルー
フガラス4と前記ルーフパネル2との間で異物が狭持さ
れて回転速度が遅くなったために速度変動値が大きくな
ったと判定する。尚、このとき、速度変動値は、後述す
るが雰囲気温度に対応した温度補正係数を加味して算出
される。制御部13は、閉作動中のルーフガラス4によ
り挟み込んだ異物を解放すべく駆動モータ5を逆転さ
せ、該ルーフガラス4を所定カウント数だけ開作動させ
る。このとき、制御部13は、駆動モータ5の逆転に基
づいて、カウント数を減算から加算に切り換える。
【0029】更に、制御部13は、前記駆動モータ5に
供給される駆動電源の電圧値を前記電圧モニタ回路16
から入力し、駆動モータ5の作動中において各ホール素
子磁気センサ18a,18bから検出回路19を介して
入力される出力信号(パルス信号)の1周期毎に(例え
ば、立ち上がりエッジに基づいて)、その駆動電源の電
圧値と該モータ5の回転速度とを用いて雰囲気温度を演
算する。そして、制御部13は、演算した雰囲気温度に
基づいて温度補正係数を算出する。この温度補正係数
は、挟み込みの判定を行うための速度変動値を算出する
ときに用いられる。具体的には、制御部13は、雰囲気
温度が高くなって駆動モータ5の回転速度が速くなった
場合に挟み込みが発生すると速度変動値が大きくなる一
方、雰囲気温度が低くなって駆動モータ5の回転速度が
遅くなった場合に挟み込みが発生すると速度変動値が小
さくなるため、挟み込み発生時の速度変動値を雰囲気温
度の変動にかかわらず略同様に変化するように温度補正
係数を変更するようになっている。つまり、制御部13
は、このように温度補正係数を変更して挟み込み発生時
の速度変動値を雰囲気温度にかかわらず略一定とし、ル
ーフガラス4による挟み込み荷重が略一定となるように
なっている。尚、制御部13は、装置に供給される駆動
電源+Bの電圧変動が小さい場合に温度補正係数の更新
を行っている。つまり、駆動電源+Bの電圧変動が大き
い場合においては、制御部13は、温度補正係数の更新
を行わないようになっている。
【0030】次に、図2は、制御部13の挟み込み動作
に関する処理フローを示す。上記したように、この制御
フローは、前記出力信号(パルス信号)の1周期毎に
(例えば、立ち上がりエッジに基づいて)実行される。
【0031】ステップS1において、制御部13は、入
力された出力信号に基づいて駆動モータ5の回転速度を
算出し、ステップS2に進む。ステップS2において、
制御部13は、前記ステップS1で算出した駆動モータ
5の回転速度と、前回算出した駆動モータ5の回転速度
とに基づいて速度変動値が算出される。この場合、制御
部13は、速度変動値の算出の際に雰囲気温度に応じて
変更される温度補正係数が加味される。つまり、制御部
13は、挟み込み発生時における速度変動値が雰囲気温
度によらず略同様に変化するようにして、挟み込み荷重
が略一定となるようにしている。そして、制御部13
は、ステップS3に進む。
【0032】ステップS3において、制御部13は、前
記速度変動値が基準値より大きいか否かを判定する。即
ち、速度変動値が基準値より大きいと、制御部13は、
挟み込みが発生したことにより駆動モータ5の回転速度
が低下し速度変動値が大きくなったと判定し、速度変動
値が基準値より小さいと、制御部13は、駆動モータ5
が負荷なく回転しており、挟み込みが発生していないと
判定する。従って、速度変動値が基準値より小さいと、
制御部13は、挟み込みが発生していないと判定し、ス
テップS4に進む。
【0033】ステップS4において、制御部13は、前
記ステップS1で算出した回転速度と、電圧モニタ回路
16から入力したモータ5の駆動電源の電圧値とから雰
囲気温度を算出し、ステップS5に進む。
【0034】ステップS5において、制御部13は、算
出した雰囲気温度に応じて温度補正係数を変更する。温
度補正係数は、上記したように、挟み込み発生時におけ
る速度変動値が雰囲気温度によらず略同様に変化させる
係数である。そして、制御部13は、ステップS6に進
む。
【0035】ステップS6において、制御部13は、前
記速度変動値が第2基準値より大きいか否かを判定す
る。この第2基準値は、挟み込みを判定するための前記
基準値より小さい値である。つまり、装置に供給される
駆動電源+Bの電圧変動により一時的に駆動モータ5の
回転速度が変化しているのか否かを判定する。前記速度
変動値が第2基準値より小さい場合、装置に供給される
駆動電源+Bの電圧変動値が所定値より小さいと判定し
て、制御部13は、ステップS7に進む。
【0036】ステップS7において、制御部13は、装
置に供給される駆動電源+Bの電圧変動が小さいため、
温度補正係数に含まれる誤差が小さいと判定する。これ
は、温度補正係数は駆動モータ5の回転速度を用いて求
められるので、電圧変動が大きく駆動モータ5の回転速
度が大きく変動した時に求めた温度補正係数には、電圧
変動による誤差が多く含まれているためである。そし
て、制御部13は、次回の速度変動値を算出する際に用
いる温度補正係数が雰囲気温度に応じて変更された温度
補正係数に更新し、処理を終了する。
【0037】一方、ステップS6において、前記速度変
動値が第2基準値より大きい場合、装置に供給される駆
動電源+Bの電圧変動値が前記所定値より大きいと判定
して、制御部13は、ステップS8に進む。
【0038】ステップS8において、制御部13は、装
置に供給される駆動電源+Bの電圧変動が大きいため、
温度補正係数に含まれる誤差が大きいと判定して、次回
の速度変動値を算出する際に用いる温度補正係数の更新
を行わず、今回前記ステップS2で用いた温度補正係数
のまま維持し、処理を終了する。つまり、制御部13
は、温度補正係数の誤差を極力小さくして、挟み込み判
定の精度をより向上させている。
【0039】前記ステップS3において、制御部13
は、速度変動値が基準値より大きいと次のステップS9
に進み、ステップS9において、挟み込みが発生したこ
とにより駆動モータ5の回転速度が低下し速度変動値が
大きくなったと判定する。このとき、本実施形態では、
制御部13が前記ステップS2において雰囲気温度に応
じて温度補正値を変更し、挟み込み発生時における速度
変動値が雰囲気温度によらず略同様に変化させているの
で、挟み込み荷重が略一定となり、適切な挟み込み判定
が行われる。そして、制御部13は、ステップS10に
おいて、閉作動中のルーフガラス4により挟み込んだ異
物を解放すべく駆動モータ5を逆転させ、例えば所定カ
ウント数だけ該ルーフガラス4を開作動させる。
【0040】上記したように、本実施形態のサンルーフ
装置は、以下のような特徴がある。 (1)制御部13は、駆動モータ5の回転速度の速度変
動値と基準値とを比較することにより挟み込みの判定を
行う。そして、制御部13は、駆動モータ5の回転速度
及び該モータ5に供給される駆動電源の電圧値から雰囲
気温度を算出し、雰囲気温度の変動にかかわらずルーフ
ガラス4による挟み込み荷重が略一定となるように、算
出された雰囲気温度に応じて挟み込みを判定するための
速度変動値(速度変動値を求める際に用いる温度補正係
数)を補正する。つまり、このような雰囲気温度を、温
度センサを用いることなく駆動モータ5の回転速度及び
該モータ5に供給される駆動電源の電圧値から算出する
ようにしたので、サンルーフ装置を構成する部品数を少
なくすることができ、部品数が多くなることによる種々
の弊害の発生を抑制することができる。
【0041】(2)制御部13は、駆動モータ5の回転
速度の速度変動値と第2基準値とを比較して装置に供給
される駆動電源+Bの電圧変動値が所定値より小さいか
否かを判定し、その駆動電源+Bの電圧変動値が所定値
より小さいと判定した場合に、挟み込みを判定するため
の速度変動値(速度変動値を求める際に用いる温度補正
係数)の補正を行う。つまり、雰囲気温度は駆動モータ
5の回転速度を用いて求められるので、電圧変動が大き
く駆動モータ5の回転速度が大きく変動した時に求めた
雰囲気温度には電圧変動による誤差が多く含まれてい
る。従って、電圧変動が小さいときに求めた雰囲気温度
を用いて挟み込みを判定するための速度変動値の補正を
行うことで、より正確な挟み込み判定を行うことがで
き、挟み込み荷重をより安定させることができる。
【0042】(3)駆動モータ5と、制御部13等を有
する駆動制御回路11とは駆動ユニット10として一体
に構成されるので、サンルーフ装置の組み付け作業を容
易とすることができる。
【0043】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、駆動モータ5の回転速度の速度変
動値と基準値との比較により挟み込みを判定するように
したが、挟み込みの判定はこれに限定されるものではな
い。
【0044】○上記実施形態では、雰囲気温度に基づい
て回転速度の速度変動値(被判定値)を補正するように
したが、基準値を補正するようにしてもよい。 ○上記実施形態では、出力信号の立ち上がりエッジ毎に
雰囲気温度を算出し温度補正係数を補正するようしした
が、これに限定されるものではなく、例えば所定数の立
ち上がり(又は、立ち下がり)エッジ毎に雰囲気温度を
算出するようにしてもよい。又、ルーフガラス4の位置
動作中に1回だけ雰囲気温度を算出するようにしてもよ
い。
【0045】○上記実施形態では、回転センサにホール
素子磁気センサ18a,18bを用いたが、磁界の変化
に伴って抵抗が変化する磁気抵抗素子を用いてもよい。
又、これらのような非接触型の磁気センサ以外、例えば
光学式の回転センサを用いてもよい。又、摺動接点を用
いた接触型の回転センサを用いてもよい。
【0046】○上記実施形態の駆動制御回路11の回路
構成はこれに限定されるものではなく、適宜変更しても
よい。例えば、制御部13は上記した各種制御を一括し
て行ったが、複数の制御部を設けてそれぞれで分担して
制御する構成としてもよい。
【0047】○上記実施形態では、駆動モータ5及び制
御部13等を有する駆動制御回路11とを駆動ユニット
10として一体に構成したが、これに限定されるもので
はなく、例えば、駆動制御回路11を別に設ける構成と
してもよい。
【0048】○上記実施形態では、スライド開閉作動と
チルト開閉作動をともに行うのサンルーフ装置に実施し
たが、スライド開閉作動のみ行うサンルーフ装置に実施
してもよい。
【0049】○上記実施形態では、開閉部材をルーフガ
ラスとしたサンルーフ装置に実施したが、開閉部材をウ
インドガラスとしたパワーウインド装置や、開閉部材を
スライドドアとしたスライドドア装置等、その他の装置
に実施してもよい。
【0050】上記各実施形態から把握できる技術的思想
を以下に記載する。 (イ)請求項1〜6のいずれか1項に記載の開閉部材制
御装置において、前記開閉部材は、自動車のルーフガラ
スやウインドガラス、スライドドアであることを特徴と
する開閉部材制御装置。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
温度センサを用いることなく雰囲気温度を検出し、その
雰囲気温度の変動にかかわらず挟み込み荷重を安定させ
ることができる開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のサンルーフ装置の電気的構成図
である。
【図2】 制御部の処理の流れを示すフロー図である。
【図3】 サンルーフ装置を装備した自動車の要部斜視
図である。
【符号の説明】
4…開閉部材としてのルーフガラス、5…駆動モータ、
10…駆動ユニット、13…回転速度演算手段、挟み込
み制御手段、温度演算手段、補正手段、電圧変動判定手
段及び制御手段としての制御部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復スライド移動可能に配設された開閉
    部材を開閉作動させる駆動モータと、 前記駆動モータの回転速度を演算する回転速度演算手段
    と、 前記駆動モータの回転速度に基づいた被判定値と基準値
    とを比較して前記開閉部材による挟み込みを判定し、挟
    み込みが発生していると判定すると、前記駆動モータを
    逆転駆動して挟み込みを解除する挟み込み制御手段と、
    を備えた開閉部材制御装置において、 前記駆動モータの回転速度及び該モータに供給される駆
    動電源の電圧値から雰囲気温度を算出する温度演算手段
    と、 雰囲気温度の変動にかかわらず前記開閉部材による挟み
    込み荷重が略一定となるように、前記温度演算手段によ
    り算出された雰囲気温度に応じて前記被判定値、若しく
    は前記基準値を補正する補正手段と、を備えたことを特
    徴とする開閉部材制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の開閉部材制御装置にお
    いて、 前記駆動モータの回転速度に基づいた被判定値と第2基
    準値とを比較して該装置に供給される駆動電源の電圧変
    動値が所定値より小さいか否かを判定する電圧変動判定
    手段を備え、 前記補正手段は、前記電圧変動判定手段によりその駆動
    電源の電圧変動値が所定値より小さいと判定された場合
    に、前記被判定値、若しくは前記基準値の補正を行うこ
    とを特徴とする開閉部材制御装置。
  3. 【請求項3】 往復スライド移動可能に配設された開閉
    部材を開閉作動させる駆動モータと、 前記駆動モータの回転速度を演算するとともに、前記駆
    動モータの回転速度に基づいた被判定値と基準値とを比
    較して前記開閉部材による挟み込みを判定し、挟み込み
    が発生していると判定すると、前記駆動モータを逆転駆
    動して挟み込みを解除する制御手段と、を備えた開閉部
    材制御装置において、 前記制御手段は、前記駆動モータの回転速度及び該モー
    タに供給される駆動電源の電圧値から雰囲気温度を算出
    し、雰囲気温度の変動にかかわらず前記開閉部材による
    挟み込み荷重が略一定となるように、算出された雰囲気
    温度に応じて前記被判定値、若しくは前記基準値を補正
    することを特徴とする開閉部材制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の開閉部材制御装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記駆動モータの回転速度に基づいた
    被判定値と第2基準値とを比較して該装置に供給される
    駆動電源の電圧変動値が所定値より小さいか否かを判定
    し、その駆動電源の電圧変動値が所定値より小さいと判
    定された場合に、前記被判定値、若しくは前記基準値の
    補正を行うことを特徴とする開閉部材制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の開閉部材制御装
    置において、 前記駆動モータ及び前記制御手段は、駆動ユニットとし
    て一体に構成されていることを特徴とする開閉部材制御
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の開
    閉部材制御装置において、 前記被判定値は、前記駆動モータの回転速度の変動値で
    あることを特徴とする開閉部材制御装置。
  7. 【請求項7】 往復スライド移動可能に配設された開閉
    部材を開閉作動する駆動モータの回転速度を演算すると
    ともに、該駆動モータの回転速度に基づいた被判定値と
    基準値とを比較して開閉部材による挟み込みを判定し、
    挟み込みが発生していると判定すると、駆動モータを逆
    転駆動して挟み込みを解除するようにした開閉部材制御
    方法において、 前記駆動モータの回転速度及び該モータに供給される駆
    動電源の電圧値から雰囲気温度を算出し、雰囲気温度の
    変動にかかわらず前記開閉部材による挟み込み荷重が略
    一定となるように、算出された雰囲気温度に応じて前記
    被判定値、若しくは前記基準値を補正することを特徴と
    する開閉部材制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の開閉部材制御方法にお
    いて、 前記駆動モータの回転速度に基づいた被判定値と第2基
    準値とを比較して前記開閉部材を開閉する装置に供給さ
    れる駆動電源の電圧変動値が所定値より小さいか否かを
    判定し、その駆動電源の電圧変動値が所定値より小さい
    と判定された場合に、前記被判定値、若しくは前記基準
    値の補正を行うことを特徴とする開閉部材制御方法。
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