JPH0519499U - シートシヤツタの安全装置 - Google Patents

シートシヤツタの安全装置

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JPH0519499U
JPH0519499U JP7523691U JP7523691U JPH0519499U JP H0519499 U JPH0519499 U JP H0519499U JP 7523691 U JP7523691 U JP 7523691U JP 7523691 U JP7523691 U JP 7523691U JP H0519499 U JPH0519499 U JP H0519499U
Authority
JP
Japan
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seat
electric circuit
drum
shutter
safety
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Pending
Application number
JP7523691U
Other languages
English (en)
Inventor
哲夫 早水
智之 黒川
光弘 松田
郁夫 渋谷
Original Assignee
デンコー鉄構株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートが中間停止状態にあることを警報し、
建物に出入りする移動物とシートとの接触による危険を
未然に防止する。 【構成】 シートが昇降途中で中間停止したことを確認
して動力源と連通する安全電気回路と、安全電気回路内
に装備される警報手段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、門型のシートシャッタに係り、特に昇降するシートが中間停止した 際に警報を自動的に発するようにしたシートシャッタの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両やホークリフト等が出入時に開閉すると共に建物内への塵埃等の侵入を防 止するためのシャッタとして門型のシートシャッタが最近多く採用されている。 金属製のシャッタやエアカーテン等のシャッタに較ベシートシャッタは高速性, 採光性に優れ、かつ比較的安価で簡便に設置し得る等の数多くの利点を有するた めである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
シートシャッタは、地面上に立設する支柱と、その上に載置されるフレームと 、フレーム内に枢支されるドラムと、該ドラムに巻回すると共に一対の前記支柱 間に案内支持されて昇降するシートと、前記ドラムを駆動する駆動部と、シート の昇降を自動制御するための各種機器と、その制御装置等から構成される。なお 、前記シートは建物の出入口を開閉する。建物の前記出入口に車両やフォークリ フト等の移動体が近接すると前記機器がそれ等を検知し、前記制御装置を動作し てシートを上昇させると共に、前記車両等が通過すると下降するように形成され る。勿論、手動切替により手動昇降も可能である。一方、シートはその昇降途中 において一時停止させることも可能である。例えば、建物の出入口を少し開口し た状態で保持し、連続的に品物等の出入を行う等の場合である。この場合、シー トが半開き状態にあることを既知した者のみが建物の出入を行う場合には問題は ないが、シートが中間停止状態にあることを知らないで建物内に出入しようとす る場合半開き状態にあるシートが当然に全開するものと誤認する問題点が生ずる 。シートシャッタは停止解除動作をしなければもとの自動操作状態に復帰しない ため、前記の誤認は車両等とシートとが衝突して相互に損傷が発生させる原因と なる。
【0004】 本考案は、以上の事情に鑑みて創案されたものであり、シートが何等かの都合 で中間停止状態にあることを明確に認知出来、安全性を向上するようにしたシー トシャッタの安全装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、支柱上のフレーム内に枢支されるド ラムを回転駆動し、前記ドラムに巻回するシートを前記支柱に案内させながら昇 降し、建物の出入口の開閉を行う門型のシートシャッタの安全装置であって、前 記シートが昇降途中で中間停止したことを検知して動力源と連通する安全電気回 路を制御系に設けると共に該安全電気回路内に警報手段を設けてなるシートシャ ッタの安全装置を構成するものである。
【0006】
【作用】
中間停止動作をすることにより、制御装置内には警報手段を装備した安全電気 回路が制御系内に電気的に形成される。警報手段の表示により出入口まわりに非 常状態が発生していることを認知することが出来るため、そのまま通過すること が未然に防止される。以上により安全性が確保される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例における安 全電気回路と警報手段の概要を示す構成図、図2は制御装置の操作盤の操作部を 示す平面図、図3は本実施例の適用される門型のシートシャッタの全体構造を示 す上面図、図4は図3の側面図である。図3において、シートシャッタ1はドラ ム18と,ドラム18を収納して枢支するフレーム19と、ドラム18に巻回す るシート20と、フレーム19の両端を支持し地面23上に立設しシート20を 案内する一対の支柱21,21と、ドラム18を駆動する駆動部22と、それ等 を制御する各種機器類を制御系に有する制御装置4および警報手段2等から構成 される。
【0008】 ドラム18は細長の中空円筒体等からなり、その両端はフレーム19に固定す る支持ブラケット24,24により枢支される。
【0009】 フレーム19はドラム18を収納支持すると共に、ドラム18に巻回されるシ ート20を収納し得る空間部を有する枠体からなり、その下方側にはシート20 の出入するためのシート出入口25(図4)が形成される。また、フレーム止め 具26により建物27側に固定される(図3)。
【0010】 一対の支柱21,21は地面23に立設して配置され、その上端にはフレーム 19が載置される。なお、一対の支柱21,21内の間隔がシートシャッタの開 口巾に相当し、地面23とフレーム19の下面の間隔が開口高さに相当する。図 4に示すように、支柱21の中央部にはシートガイド部28が形成される。なお 、シートガイド部28はフレーム19のシート出入口25と一致する位置に配置 される。
【0011】 シート20は樹脂材からなり、ドラム18に巻回すると共に、支柱21,21 のシートガイド部28に案内されて昇降する。シート20には、その補強等のた めの複数本の補強ロッド29が縫合される。なお、シート20の基端部はドラム 18に固定される。
【0012】 駆動部は、ブレーキ付ギヤモートル10と、その回転軸に連結するスプロケッ ト30と、ドラム18の回転軸31に固定されるスプロケット32と、スプロケ ット30,32間に架設されるチェーン33等から構成される。なお、ブレーキ 付ギヤモートル10はフレーム19に連結するケース34内に収納されフレーム 19側に固持される。
【0013】 制御装置4は制御系を形成する制御盤7と、それに付設される操作盤8等とか らなる。前記制御系には後に説明する安全電気回路3が形成され、各種機器等が 配置される。前記各種機器としては光電スイッチ11,12と、センサ13等が 設けられ、それぞれ制御装置4に連結し自動制御される。操作盤8には図2によ く示すように、上昇用のボタン14と、下降用のボタン15と、自動手動切替用 のスイッチ16と中間停止切替スイッチ17がそれぞれ設けられ、それぞれ前記 制御系と連結する。
【0014】 次に、安全回転3および警報手段2について図1により説明する。制御盤7に は電源リレを始め各種電気回路構成部品が内蔵され、後に説明するようにシート シャッタの自動制御を行う(回路構成図は省略する)。制御盤7の制御系には操 作盤8の前記各ボタン14,15およびスイッチ16,17がそれぞれ連結され る。図1に示すように、各ボタン14,15およびスイッチ16,17は制御盤 7の制御回路を介してブレーキ付ギヤモートル10側に連結され、ドラム18の 正回転、停止、逆転、自動,手動の切替および中間停止入,切の切替等を行う。 各ボタン14,15およびスイッチ16,17の内、中間停止切替のスイッチ1 7を入にしておき、中間停止位置検出光電スイッチ9(以下、スイッチ9という )が作動すると、前記制御系はブレーキ付ギヤモートル10を停止するように動 作すると共に、図1に概略表示するように安全電気回路3のスイッチ9が作動し 、安全電気回路3内の警報手段2が動力源(図略)と導通するように構成される 。すなわち、シートシャッタ1の通常運転時には安全電気回路3は前記動力源側 と遮断されるが、中間停止指令がスイッチ9を介して発せられると、安全電気回 路3が働くように回路構成される。一方、安全電気回路3内に配置される警報手 段2としては各種のものが採用されるが、本実施例では、公知のパトライト5お よび警報ブザ6が装着される。パトライト5は通電により回転しながら光を点滅 するもので、一般に非常状態を表示するものとして知られている。また、警報ブ ザ6は通電により特殊音を発生するもので危険を知らすものとして知られている 。勿論、警報手段2としては前記のものに限らない。以上の構造により、安全電 気回路3が前記動力源と導通するとパトライト5および警報ブザ6が動作し、シ ートシャッタ1のシート18が中間停止状態にあることを知らせる作用をする。
【0015】 次に、本実施例におけるシートシャッタ1の昇降動作および中間停止における 安全動作作用について簡単に説明する。まず、手動運転の場合には、操作盤8の 自動手動切替用のボタン17を手動にセットする。その状態で上昇用のボタン1 4を押すとブレーキ付ギヤモートル10が駆動してドラム18が回転し、シート 20を前記開口巾一杯まで巻回して停止する。次に、下降用のボタン15を押す とシート20は最下端まで下降し停止する。中間停止切替スイッチ17を入にし ておくと上昇の動作はスイッチ9が作動した時点でブレーキ付ギヤモートル10 の回転が只ちに停止し、シート20はその位置で停止する。自動運転の場合には 、自動手動切替用のボタン17を自動側にセットする。車両,フォークリフト等 の移動物が建物の出入口に近接するとセンサ13が検知し、検出信号を制御装置 4側に送る。それによりブレーキ付ギヤモートル10がシート20の巻き上げ方 向に自動的に回転し、シート20は上昇し最上昇位置に至る。シート20は最上 昇位置で一定時間停止した後、ブレーキ付ギヤモートル10が逆転し、シート2 0は自動的に下降して最下端で停止する。移動物がなければその状態を保持する 。また、下降工程中に光電スイッチ11,12間を横切るものがあると、シート 20はその瞬間から上昇し、最上端まで上る。中間停止切替スイッチ17を入に しておくと、上昇動作はスイッチ9が作動した時点でブレーキ付ギヤモートル1 0の回転が只ちに停止しシート20はその位置で停止する。
【0016】 シート20が上昇中、スイッチ9が作動すると中間位置で停止すると共に制御 装置4の制御系の安全電気回路3が動力源と導通する。そのため、警報手段2の パトライト5および警報ブザ6側に電気が流れてそれ等を動作し、光および音を 発生して警報する。それにより、安全性が確認される。この状態で一定時間停止 した後、シートシャッタ1は下降し、スイッチ9が解除されるのでシートシャッ タ1はもとの自動運転状態に復帰し、安全電気回路3も前記動力源側と遮断され る。
【0017】 本実施例において、警報手段2は前記したようにパトライト5および警報ブザ 6を採用したが、例えば、「シートが中間停止しています」等の音声を発する警 報装置等を設けるものでもよい。また、本実施例において、図示のような光電ス イッチ11,12およびセンサ13を配置したが、その形式,内容,取り付け位 置等は図示のものに限定されない。また、図1,図4に示す門型のシートシャッ タ1はその概要構造を示すものである。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が上げられる。 (1)手動又は自動のシートシャッタ用の運転時において、シートが中間停止し た場合に安全電気回路内の警報手段が作動するため、シートが中間停止の状態に 保持されていることが明確となり、シートと車両等の移動物との衝突等の事故が 確実に防げられ、安全性が確保される。 (2)警報手段としては各種形式のものを採用し得るため安全の信頼性の向上が 図れる。 (3)制御系の内に安全電気回路を構成することは特に難しくなく、簡単に、か つ安価に実施出来ると共に、既設のシートシャッタにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の安全電気回路,警報手段の一実施例を
示す構成図である。
【図2】図1における操作盤の拡大平面図である。
【図3】本実施例の適用される門型のシートシャッタの
全体構造を示す正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【符号の説明】
1 シートシャッタ 2 警報手段 3 安全電気回路 4 制御装置 5 パトライト 6 警報ブザ 7 制御盤 8 操作盤 9 中間停止位置検出用光電スイッチ(スイッチ) 10 ブレーキ付ギヤモートル 11 光電スイッチ 12 光電スイッチ 13 センサ 14 上昇用のボタン 15 下降用のボタン 16 自動手動切替用スイッチ 17 中間停止切替用スイッチ 18 ドラム 19 フレーム 20 シート 21 支柱 22 駆動部 23 地面 24 支持ブラケット 25 シート出入口 26 フレーム止め具 27 建物 28 シートガイド部 29 補強ロッド 30 スプロケット 31 回転軸 32 スプロケット 33 チェーン 34 ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 21/00 A 7319−5G (72)考案者 渋谷 郁夫 埼玉県川越市芳野台2丁目8番76号 デン コー鉄構株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱上のフレーム内に枢支されるドラム
    を回転駆動し、前記ドラムに巻回するシートを前記支柱
    に案内させながら昇降し、建物の出入口の開閉を行う門
    型のシートシャッタの安全装置であって、前記シートが
    昇降途中で中間停止したことを検知して動力源と連通す
    る安全電気回路を制御系に設けると共に該安全電気回路
    内に警報手段を設けることを特徴とするシートシャッタ
    の安全装置。
JP7523691U 1991-08-27 1991-08-27 シートシヤツタの安全装置 Pending JPH0519499U (ja)

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JP7523691U JPH0519499U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 シートシヤツタの安全装置

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JPH0519499U true JPH0519499U (ja) 1993-03-12

Family

ID=13570384

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JP7523691U Pending JPH0519499U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 シートシヤツタの安全装置

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JP (1) JPH0519499U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017048049A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 新明和工業株式会社 塵芥収集車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017048049A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 新明和工業株式会社 塵芥収集車

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