JPH09137619A - 駐車設備のゲート落下防止装置 - Google Patents

駐車設備のゲート落下防止装置

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Publication number
JPH09137619A
JPH09137619A JP29705395A JP29705395A JPH09137619A JP H09137619 A JPH09137619 A JP H09137619A JP 29705395 A JP29705395 A JP 29705395A JP 29705395 A JP29705395 A JP 29705395A JP H09137619 A JPH09137619 A JP H09137619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
fall prevention
falling
pin
preventive
Prior art date
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Pending
Application number
JP29705395A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Iwata
龍一 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd filed Critical Furukawa Co Ltd
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Publication of JPH09137619A publication Critical patent/JPH09137619A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出庫口6のゲート7を上昇させて車両5が
出入り可能な状態にしたとき、ゲート昇降用モータ10
のブレーキの動作不良やチエン13の切断を生じてもゲ
ート7が落下しないようにする。 【解決手段】 駐車設備1にゲート7が所定の開放位置
まで上昇したことを検出するゲート開放位置検出器と、
ゲート開放位置検出器からのゲート開放信号に基づいて
退避位置から落下防止位置へ延出する落下防止ピンを備
えた落下防止機16とを設けると共に、ゲート7には、
落下防止ピンが落下防止位置に延出しているとき落下防
止ピンと係合可能なストッパ21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車設備の入出庫
口において、人の立入りを規制するゲートの落下を防止
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昇降あるいは横行するパレットに車両を
積載して格納する機械式の駐車設備では、パレットの昇
降横行等の作動時に機械設備内に人が入ると、機械に挟
まれる等の事故が生ずる危険性がある。そこで、このよ
うな駐車設備では、人が立入るのを規制するため、入出
庫口前面に鎖を取付けたり、光電管を設けて人の立入り
を検出する等の安全確保のための工夫がなされている。
中でも、安全で確実な手段として最も一般的に用いられ
ているのは、駐車設備の入出庫口前面にゲートを設置
し、ゲートを開いて人や車両の出入りが可能な状態にし
たときにはパレットの昇降横行等の作動は行わず、ゲー
トが閉じられていて人が中に入っていないときだけパレ
ットの昇降横行等の作動が行われるようにするものであ
る。
【0003】このゲートの開閉は、スペース上の制約か
ら、通常上下方向への動き即ちゲートの昇降により行わ
れ、車両の入出庫の際には、上昇したゲートの下を人や
車両が出入りすることになる。ところが、このゲートは
重いものでは200kgを超えるものもあるのに対し、
従来のゲートは、ゲートを開いたとき、ゲート昇降用モ
ータに付いているブレーキの力のみによってゲート開放
位置に保持されており、もしもブレーキの動作が不良で
あると、ゲートが落下して車両に損傷を与えるおそれが
ある。また、ゲートを吊っているチエンが切断された場
合にもゲートが落下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、駐車設備の
入出庫口のゲートにおける上記課題を解決するものであ
って、ゲートを上昇させてゲート開放位置に保持し、車
両が出入り可能な状態にしたとき、ゲート昇降用モータ
のブレーキの動作不良やチエンの切断を生じてもゲート
の落下を防止することができ、入出庫時の安全を確保で
きる駐車設備のゲート落下防止装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゲート落下防止
装置では、上記課題を解決するため、入出庫口に昇降に
より開閉するゲートを備えた駐車設備において、ゲート
が所定の開放位置まで上昇したことを検出するゲート開
放位置検出器と、このゲート開放位置検出器からのゲー
ト開放信号に基づいて退避位置から落下防止位置へ延出
する落下防止ピンを備えた落下防止機とを設けると共
に、ゲートには、落下防止ピンが落下防止位置に延出し
ているとき落下防止ピンと係合可能なストッパを設けて
いる。
【0006】車両が出入りするためにゲートをゲート開
放位置まで上昇させると、ゲート開放位置検出器がゲー
トの上昇を検出して落下防止機にゲート開放信号を送
る。このゲート開放信号により、落下防止機では落下防
止ピンが退避位置から落下防止位置へ延出する。落下防
止ピンが落下防止位置へ延出すると、ゲートのストッパ
が落下防止ピンと係合可能になるので、かりにゲート昇
降用モータのブレーキの動作不良やチエンの切断を生じ
ても、ストッパが落下防止ピンと係合してゲートの落下
が防止され、入出庫時の安全を確保することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の一形態
を示す入出庫口にゲートを備えた駐車設備の正面図、図
2はゲートの側面図、図3はゲート落下防止装置の配置
状態を示す正面図、図4は図3のA−A線断面図、図5
及び図6は落下防止機の部分断面図である。
【0008】駐車設備1は、支柱2と梁3とで構成され
た架構で上段のパレット4を昇降可能に支持する公知の
2段2列の立体駐車設備であって、車両5を積載したパ
レット4を上段まで上昇させた後、下段には車両5を自
走させて駐車させる。この駐車設備1の入出庫口6の前
面には、ゲート7が設置されている。ゲート7の左右両
端部には、支柱2に沿って立設されたガイドレール8に
案内されて上下に摺動するスライダ9が固定されてい
る。支柱2上には、ゲート昇降用モータ10が設置され
ており、このゲート昇降用モータ10の出力軸に取付け
たスプロケット11には、一端にウエイト12を取付け
たチエン13が掛回され、このチエン13の他端がゲー
ト7に取付けられている。従って、ゲート昇降用モータ
10を駆動することにより、ゲート7がガイドレール8
に案内されて昇降し開閉が行われる。
【0009】駐車設備1は、このゲート7を開いて人や
車両5の出入り可能な状態にしたときにはパレット4の
昇降作動は行わず、ゲート7が閉じられていて人が中に
入っていないときだけパレット4の昇降作動が行われる
ようになっている。車両5の入出庫の際には、上昇した
ゲート7の下を人や車両5が出入りすることになる。
【0010】この駐車設備1において、ガイドレール8
の上部には、ゲート7が図1に仮想線で示す所定の開放
位置まで上昇したことを検出するためのゲート開放位置
検出器14が設けられている。このゲート開放位置検出
器14としては、通常リミットスイッチや近接スイッチ
等が用いられる。梁3上には、ゲート7の左右端部とガ
イドレール8との間に位置するように、ブラケット15
が固設されており、このブラケット15に落下防止機1
6が取付けられている。落下防止機16は、コイル17
と、その中心に設けた鉄芯18と、鉄芯18に連結され
た落下防止ピン19と、落下防止ピン19を図5に示す
退避位置から図6に示す落下防止位置へ延出するよう付
勢するスプリング20とを備えている。
【0011】ゲート7の昇降作動時には、コイル17は
通電され、励磁されたコイル17が、鉄芯18と落下防
止ピン19とを、スプリング20の力に抗して図5に示
す退避位置に保持する。ゲート7が所定の開放位置まで
上昇すると、ゲート開放位置検出器14がゲートの上昇
を検出し、ゲート開放位置検出器14からのゲート開放
信号に基づいてコイル17への通電が遮断され、コイル
17が消磁されるので、鉄芯18と落下防止ピン19と
は、スプリング20の力で退避位置から図6に示す落下
防止位置へ延出する。
【0012】ゲート7には、開放位置まで上昇したとき
落下防止ピン19より上になり、落下防止ピン19が落
下防止位置に延出しているとき落下防止ピン19と係合
可能な位置にストッパ21が設けられている。入出庫の
際には、駐車設備1に車両5が出入りするために、ゲー
ト7をゲート開放位置まで上昇させる。このときには、
前記の如く落下防止機16の落下防止ピン19は退避位
置に保持されていて、落下防止ピン19とストッパ21
とは係合しないので、ゲート7は支障なく上昇すること
ができる。
【0013】ゲート7が開放位置まで上昇すると、ゲー
ト開放位置検出器14がゲート7の上昇を検出して落下
防止機16にゲート開放信号を送る。このゲート開放信
号により、落下防止機16ではコイル17が消磁され落
下防止ピン19が退避位置から落下防止位置へ延出す
る。落下防止ピン19が落下防止位置へ延出すると、ゲ
ート7のストッパ21が落下防止ピン19と係合可能に
なるので、かりにゲート昇降用モータ10のブレーキの
動作不良やチエン13の切断を生じても、ストッパ21
が落下防止ピン19と係合してゲート7の落下が防止さ
れる。
【0014】従って、ゲート7を開放位置に保持した状
態で車両5がゲート7の下を出入りするとき安全を確保
することができる。入出庫が終了すると、ゲート7を下
降させる。ゲート7が開放位置から下降を開始すると、
ゲート開放位置検出器14からは落下防止機16へのゲ
ート開放信号が送出されなくなる。そこで、落下防止機
16の落下防止ピン19は退避位置に後退して保持さ
れ、落下防止ピン19とストッパ21とは係合しなくな
るので、ゲート7は支障なく下降することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駐車設備
のゲート落下防止装置は、ゲートを上昇させてゲート開
放位置に保持し、車両が出入り可能な状態にしたとき、
ゲート昇降用モータのブレーキの動作不良やチエンの切
断を生じてもゲートが落下するのを防止でき、入出庫時
の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す入出庫口にゲート
を備えた駐車設備の正面図である。
【図2】ゲートの側面図である。
【図3】ゲート落下防止装置の配置状態を示す正面図で
ある。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】落下防止ピンが退避位置にある状態を示す落下
防止機の部分断面図である。
【図6】落下防止ピンが落下防止位置にある状態を示す
落下防止機の部分断面図である。
【符号の説明】
1 駐車設備 2 支柱 3 梁 4 パレット 5 車両 6 入出庫口 7 ゲート 8 ガイドレール 9 スライダ 10 ゲート昇降用モータ 13 チエン 14 ゲート開放位置検出器 15 ブラケット 16 落下防止機 17 コイル 18 鉄心 19 落下防止ピン 20 スプリング 21 ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出庫口に昇降により開閉するゲートを
    備えた駐車設備において、ゲートが所定の開放位置まで
    上昇したことを検出するゲート開放位置検出器と、該ゲ
    ート開放位置検出器からのゲート開放信号に基づいて退
    避位置から落下防止位置へ延出する落下防止ピンを備え
    た落下防止機とを設けると共に、前記ゲートには、落下
    防止ピンが落下防止位置に延出しているとき落下防止ピ
    ンと係合可能なストッパを設けてなる駐車設備のゲート
    落下防止装置。
JP29705395A 1995-11-15 1995-11-15 駐車設備のゲート落下防止装置 Pending JPH09137619A (ja)

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JP29705395A JPH09137619A (ja) 1995-11-15 1995-11-15 駐車設備のゲート落下防止装置

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JP29705395A JPH09137619A (ja) 1995-11-15 1995-11-15 駐車設備のゲート落下防止装置

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JPH09137619A true JPH09137619A (ja) 1997-05-27

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003082879A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 機械式駐車装置用の安全装置
JP2013249672A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Nippon Cable Co Ltd 機械式立体駐車装置のゲート装置
KR101393401B1 (ko) * 2013-11-29 2014-05-13 (주)금강오토텍 모노레일용 낙하 방지 장치
JP2019132044A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 極東開発工業株式会社 駐車場用ゲート

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