JPS6344546Y2 - - Google Patents

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JPS6344546Y2
JPS6344546Y2 JP1981181259U JP18125981U JPS6344546Y2 JP S6344546 Y2 JPS6344546 Y2 JP S6344546Y2 JP 1981181259 U JP1981181259 U JP 1981181259U JP 18125981 U JP18125981 U JP 18125981U JP S6344546 Y2 JPS6344546 Y2 JP S6344546Y2
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JP
Japan
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rope
lever
entrance
dog
contact
Prior art date
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JP1981181259U
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JPS5885088U (ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工場等の建物の出入口を開閉するシヤ
ツタに係り、とくに閉止動作の途中においてシヤ
ツタ下端に人あるいは物が当接した場合の非常停
止装置に関する。
工場等の建物においてトラツクやフオークリフ
トトラツク等の通行頻度の高い出入口は、開放状
態のままとしておくのが便利であるが、建物内に
冷暖房の空調設備が施され、それが運転中である
ときは、その出入口を通じて外気が流入したり、
室内空気が流出して極めて効率の悪い運転状態と
なつて、省エネルギーの機運に逆行する結果とな
つたり、作業環境の悪化を招来し、また塵埃の自
由な流入を許す結果、工場内の機械や製品に悪影
響を及ぼすという種々の欠点があつた。
そこで、比較的軽量で可撓性の幕体を高速度で
開閉するようになしたシヤツタが、上記出入口に
適用されるという技術が提案されるに至つたが、
今度はその開閉動作が高速度であるが故に、閉止
動作の途中で前記シヤツタの下縁部が、通行中の
人やトラツク、フオークリフトトラツク等の物に
衝突する可能性があり、そのとき前記閉止動作を
さらに継続するならば、人を押しつぶしたり、上
記物を破損するという危険を有しており、さらに
シヤツタ自体も損傷するという恐れがあつた。
本考案は上記に鑑み、閉止動作中のシヤツタ下
縁部が、人もしくは物に当接した場合に非常停止
させるための装置を提供することを目的としてな
され、その要旨とするところは、出入口のほぼ全
面を覆う可撓性幕体を適宜間隔をおいて配設され
た適数本の横支棒にて支持し、該横支棒のうち最
下段のものをロープで懸吊するとともに、該ロー
プを巻上げ・巻戻しすることによつて前記出入口
の開閉を行うものにおいて、前記ロープの弛みを
検知して非常停止させるように構成したことにあ
る。以下、図示の実施例に基づき本考案を詳述す
る。
図において、1は工場等の建物の出入口であ
り、該出入口1は床面2上に立設された柱3,3
と、該柱3,3の上端部に架橋された梁4とによ
り囲繞されている。前記柱3,3の内部(たとえ
ば〓型断面形状の中空状とされている。)には鉛
直状の案内棒5,5が配設され、該案内棒5,5
に架橋係留される適数本(該実施例においては3
本)の横支棒6a,6b,6cは、ベルト7,
7,7によつて適宜間隔をおいて互に連結されて
いる。ベルト7,7,7の上端は、梁4に固定さ
れた横支棒8に取付けられており、出入口1のほ
ぼ全面を覆う可撓性幕体(たとえばビニールシー
ト)9が、上記横支棒6a,6b,6c,8およ
びベルト7,7,7に対し取付けられる。前記横
支棒6a,6b,6cの両端部には、案内棒5,
5と係留するガイドローラ10,10が配設さ
れ、該ガイドローラ10を転動自在に支持するブ
ラケツト11,11aは延在した部分で前記案内
棒5,5を挾んだ形で、前記横支棒6a,6b,
6cの上下動を案内するように構成されている。
なお最下段に配置される横支棒6cのブラケツト
11aには、これらを懸吊支持するためのロープ
12を連結するピン13が取付けられるととも
に、柱3,3に取付けられ、シヤツタ全体として
の閉止位置、通常開放位置および特別大開放位置
を検知するためのリミツトスイツチ14a,14
b,14cを作動させるドツグ15が形成されて
いる。梁4に回転可能に支持された軸16には、
前記ロープ12を巻き付けるためのドラム17が
取付けられるとともに、減速機付モータ18が連
結されている。横支棒6cの下側には、シヤツタ
の閉止時に床面2と当接すべく可撓性幕体9が延
在されるか、もしくはより柔軟な材料よりなる密
閉片19が取付けられている。
つぎに、第1図および第2図には省略したが、
両ドラム17,17のそれぞれの近傍に配設され
ロープ12,12の弛みを検出する装置に関し、
第3図に基づきながら説明を行う。ドラム17の
近傍には柱3もしくは梁に固定されたフレーム2
0上に支片21が取付けられ、該支片21の先端
には、ドラム17の周面に巻かれるロープ12の
躍りを制限する抑制ローラ22が配設されるとと
もに、その中途位置には支軸であるピン23を介
してレバー24が回動可能に取付けられている。
前記レバー24の下端部には、ドラム17より垂
下するロープ12に当接可能なローラ25が配設
されるとともに、その上端部にはバネ26が固定
フレーム27との間に係装され、該レバー24を
その下端のローラ25が直線状に懸垂されたロー
プ12に押圧されるよう付勢している。28はレ
バー24に取付けられたドツグであつて、該レバ
ー24が回動したときにリミツトスイツチ29を
作動するように構成されている。該ドツグ28は
レバー上のピン23からの距離が前記ローラ25
よりも長い位置に設けられており、これによつて
前記ドツグ28はレバー上のピン23からの距離
に比例して前記ローラ25の揺動よりも大きく揺
動する。
上述のごとき構成になる本考案装置の作用をつ
ぎに説明する。
ドラム17,17よりロープ12,12を巻戻
した状態においては、横支棒6cは最下降位置に
あつて、リミツトスイツチ14a,14aが作動
してモータ18が停止状態にある。このとき出入
口1は可撓性幕体9(シヤツタ)によつて閉止さ
れ、建物内部は外界と遮断される。なお前記可撓
性幕体9を透明のビニールシート等より構成した
場合には、建物内への明り取りが可能であるとと
もに、該シヤツタを挾んで両側から互に反対側の
障害物を予め見知することが可能である。つぎに
この出入口1を通過するに先立つて該可撓性幕体
9(シヤツタ)を開放するに際しては、トラツク
やフオークリフトトラツクの運転手もしくは歩行
者が、リモコン操作もしくは規定場所に設置され
た押ボタンの操作を行うことによつて、モータ1
8に作動指令を与えてドラム17にロープ12を
巻上げる。この巻き上げ動作によつて横支棒6c
が上昇して、可撓性幕体9、ベルト7さらには横
支棒6b,6aをたくし上げて該出入口1を開放
していく。そして横支棒6cのドツグ15がリミ
ツトスイツチ14bを作動させた時点でモータ1
8が停止し、通常の開放状態が得られるため、該
出入口1を自由に通行できる。(第2図参照) 該出入口1を通過し終ると、同じくリモコン操
作もしくは押ボタン操作によつて今度はモータ1
8に逆転指令を与えれば既述と逆の動作によつ
て、可撓性幕体9が出入口1を再度閉止する。な
お、丈の高い物が通過する場合には、制御盤等の
切換操作によつて、リミツトスイツチ14cの作
動によつて制御するようにさせればよい。
このように正常な作動状態にある場合には、横
支棒6cを懸吊するロープ12,12は常に緊張
状態にあるため、レバー24はバネ26によつて
ローラ25がロープ12に向けて押圧されるべく
回動付勢されているにもかかわらず、ロープ12
の緊張力による反力によつて該ロープはほぼ直線
状を保持して前記レバー24の回動が阻止され、
従つてリミツトスイツチ29を作動させることな
く通常の運転状態が得られる。
つぎに、閉止動作の途中において横支棒6c
が、人もしくは物に当接した場合には、ドラム1
7が巻房し向きに回転しつつ下降している横支棒
6cが停止するため、ロープ12が弛んで(第3
図における12′の状態)その緊張力が消失する
ため、バネ26の付勢力によつてレバー24が回
動してドツグ28による押圧力でリミツトスイツ
チ29が作動し、モータ18を緊急停止させる。
この時ドツグ28はピン23からの距離がローラ
25迄よりも長い為、この距離に比例して該ドツ
グ28の回動量は該ローラよりも大きくなるため
精度良くロープ12の弛みを検知することができ
る。その後は制御盤の手動操作等により横支棒6
cを再度上昇させてから障害物を取り除き、それ
以後は通常の運転状態が得られる。
上述のごとく、本考案によれば、シヤツタの閉
止動作中においてその下端部が、人や物等に当接
した場合にはわずかなロープの弛みが生ずること
によつて即座に停止することができるため、人を
押し倒してけがをさせたり、物を破損することを
防止することができ、またドラムよりのロープの
過剰な巻戻し等に起因するシヤツタ自体の破損を
も未然に防止することができるという種々の顕著
な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の1実施例を示したもので、第1図
は全体を示す正面図、第2図は部分斜視図、第3
図は要部を示す側面図である。 1……出入口、3……柱、4……梁、5……案
内棒、6a,6b,6c……横支棒、7……ベル
ト、9……可撓性幕体、12……ロープ、14
a,14b,14c……リミツトスイツチ、15
……ドツグ、17……ドラム、18……モータ、
24……レバー、25……ローラ、26……バ
ネ、28……ドツグ、29……リミツトスイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物の出入口のほぼ前面を覆う可撓性幕体を適
    宜間隔をおいて配設された適数本の横支棒にて支
    持し、該横支棒のうち最下段のものをロープで懸
    吊するとともに、該ロープを巻上げ・巻戻しする
    ことによつて前記出入口の開閉を行うものにおい
    て、直線状に懸吊された前記ロープに横方向より
    一端が当接して支軸を中心に回動するレバーと、
    該レバーの一端を前記ロープに当接するように付
    勢するバネと、該レバーの他端側でかつ該支軸か
    らの距離が該ロープに当接する一端迄よりも長い
    位置に設けられたドツグと、該ドツグに当接して
    前記ロープの弛緩にともなう該レバーの回動によ
    つて作動し前記巻上げおよび巻戻しの運動を司る
    原動機に対して停止命令を発するリミツトスイツ
    チとを含んでなるシヤツタの非常停止装置。
JP18125981U 1981-12-04 1981-12-04 シヤツタの非常停止装置 Granted JPS5885088U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18125981U JPS5885088U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 シヤツタの非常停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18125981U JPS5885088U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 シヤツタの非常停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5885088U JPS5885088U (ja) 1983-06-09
JPS6344546Y2 true JPS6344546Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=29978574

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18125981U Granted JPS5885088U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 シヤツタの非常停止装置

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JP (1) JPS5885088U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615355U (ja) * 1979-07-12 1981-02-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615355U (ja) * 1979-07-12 1981-02-09

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JPS5885088U (ja) 1983-06-09

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