JP3650923B2 - 電動シャッター制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
シャッターカーテンを高速で開閉し、停止時には減速して停止させる電動シャッター制御装置に関し、詳しくは全開位置での減速をリミットスイッチで、停止をタイマーにより行うようにした電動シャッター制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車の出入りの頻繁な工場等の出入り口には、開閉により空調効率の低下を来たさないよう、高速で開閉するシートシャッターが採用されており、これらのシートシャッターでは高速開閉時の衝撃や騒音を防止するために、周波数変換装置(インバータ装置)を用いて起動時には滑らかに加速(スロースタート)して高速運転に移行させ、高速運転から滑らかに減速して停止(スローストップ)する速度制御運転が行われていた。そして、このような速度制御運転を行う場合、起動時のスロースタートは制御盤に組込まれたタイマー(停止状態から所定の高速運転に移行するまでの時間を設定したタイマー)により行なわれるが、例えば全開位置での減速と停止は、全開位置の手前にセットされた減速指令用のリミットスイッチと、全開位置にセットされた停止指令用のリミットスイッチとで行われるために、開放運転側だけで二つのリミットが必要となり、電動シャッター用に通常用いられる(上、下限用)リミットに比べて高価であるばかりか、配線も複雑で面倒になるという問題があった。
そこで、減速指令のみをリミットスイッチで行い、全開位置での停止指令は前記減速指令用リミットスイッチにより起動するタイマーで行う方法が広く採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この方法を採用した場合には、全開位置から前記減速指令用リミットのセット位置(より正確にはリミットの復帰位置)の間では、全開位置から下降中のシャッターの現在位置を、減速指令用リミットより上であることしか把握できないので、シャッターがこの区間を下降中に、次の車両が進入した場合には反転上昇させることができないと言う問題があり、特に自動運転時の使い勝手が悪く、その改善が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決すべく創作されたものであって、インバータ装置を用いてシャッターカーテンの開閉を高速で行い、停止時には減速して停止させるようにした電動シャッターであって、開放運転時における全開位置での減速と停止は、全開位置の手前にセットされた開放側リミットスイッチにより減速し、該開放側リミットスイッチで起動される全開停止タイマーにより停止させることとした電動シャッター制御装置において、前記インバータ装置を介してシャッターの開閉を制御する制御部には、シャッターを自動開閉する自動運転時に全開位置からの下降距離を計測する下降距離計測手段と、下降途中であって前記開放側リミットスイッチの復帰位置より上方で開放信号が入力した場合には、前記下降距離計測手段の計測値より所定量短い距離を反転上昇させる全開上昇制御手段とを設けたことを特徴とするものである。そして、このようにすることにより、シャッターが開放側リミットスイッチより上を降下中であっても、開放信号が入力した場合は反転上昇を可能としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図において、1は建物の開口部(出入り口)に設けられたシートシャッター1(本発明の電動シャッターに相当)であって、該シートシャッター1は、開口部を開閉するシャッターカーテン2と、開口部の左右に立設され該シャッターカーテン2の左右両端を案内するガイドレール3と、開口部の上方に設置され該シャッターカーテン2を巻装する巻取シャフト4と、前記巻取シャフト4を正逆駆動する電動開閉機5と、前記巻取シャフト4、電動開閉機5を内装するシャッターケース6とから成っている。
【0006】
10は、前記電動開閉機5を駆動制御する制御盤10であって、該制御盤10は、シャッター開閉速度に対応する周波数の駆動電力を出力するインバータ装置12、マイコンを内蔵し、各種センサー・スイッチ類からの入力信号に基づいてインバータ装置12に制御指令を行う制御部11、シャッターの開閉停止操作や制御内容の変更等を行う操作スイッチ部13、電源部等から構成されている。7は、巻取シャフト4の回転数からシャッターの開閉位置を検出するリミットスイッチ7であって、開放運転時に全開位置の手前(詳しくは、後述する全開停止タイマーTugで減速運転する距離分だけ全開位置より手前)で作動(ONからOFFに切換わる)するようにセットされた開放側リミットスイッチ7aと、閉鎖運転時に全閉位置の手前で作動するようにセットされた閉鎖側リミットスイッチ7bとから構成されている。尚、開放側リミットスイッチ7aの作動位置と復帰位置とは、使われているマイクロスイッチの応差や送りギヤの遊び等で少し違う筈であるが、以下、説明上は同じとものとして説明する。
【0007】
また、ガイドレール3の上部には開口部に接近する車両を(超音波を利用して)検知する車両検知センサー21が設けられ、開口部の左右には投光器と受光器とからなり通過中の車両を検出して挟み込みを防止する障害物検知センサー22が対向して設けられている。
【0008】
そして前記制御部11には、開放運転時に開放側リミットスイッチ7aの作動信号により起動され、タイムアップ時にインバータ装置(及びブレーキユニット)の出力を停止するタイマーTug(本発明の全開停止タイマー)、その他の増速や停止時間等を規定する種々のタイマーが設けられている。(これらは、いずれも図示せず。)さらに該制御部11には、自動運転時に全開位置からの下降距離を計測する下降距離計測手段11aと、全開位置からの下降途中であって、開放側リミットスイッチ7aの復帰位置より上で開放信号(車両検知センサー21等からの信号)が入力した場合には、該下降距離計測手段11aの計測値Lを0.8倍した距離L´の反転上昇を指令する全開上昇制御手段11bが設けられている。尚、下降距離や反転上昇距離は、実際に距離測定を行うものではなく、制御部11においてインバータ装置12の出力時間を移動距離と見なして制御を行っているが、該インバータ装置12の出力周波数と周波数毎の出力時間の積として、より実際の距離に近いデータを用いても良い。
【0009】
以上のように構成された本発明の実施の形態において、自動運転の場合の全開全閉動作及び開放側リミットスイッチ7aより上方での反転上昇動作についてタイミングチャートに基づいて順に説明する。
全閉位置h0で停止中に、車両検知センサー21が車両を検知して制御部11に開放信号が送られると制御部11から開放指令がなされ、予め定められた(所定周波数及び動作時間の)加速運転の後に高速開放運転(速度Vu)に移行し、開放側リミットスイッチ7aの作動位置h2(スイッチがONからOFFに切換わる)まで上昇して、該開放側リミット7aの作動信号を受けた制御部11から減速指令がなされ、全開停止タイマーTugの設定時間だけ減速運転を行い、全開位置h3で停止する。
【0010】
そして、全開位置h3で(車両が通過し終ってから)所定時間が経過すると、制御部11からの下降指令により、タイマーT1時間の加速下降運転の後に高速下降運転(速度Vd)に移行し、(車両検知センサー21等からの開放信号がなければ)閉鎖側リミットスイッチ7bの作動位置h1まで降下したところで制御部11から減速指令がなされ、所定の減速動作の後に全閉位置h0で停止する。ちなみに、高速上昇時の速度Vuは高速下降時の速度Vdの約2倍に設定されているが、その他の速度比に設定を変更することも可能である。また開放信号が開放側リミットスイッチ7aの復帰位置h2より下で入力された場合は、減速停止してから反転上昇を行うが、その際の上昇速度はVuに設定されている。
尚、実際の加・減速は、低速(定速)ではなくて徐々に速度を変化させているのでタイミングチャートでは本来、曲線で表示すべきであるが、変速点を見やすくする目的で、チャート上では直線で表示している。
【0011】
次に、開放側リミットスイッチ7aより上方での反転上昇動作について説明する。車両が通過して所定時間を経過すると、シャッターは全開位置h3から予め設定された動作手順(加速下降運転(T1)−高速下降運転Vd(T2)−(途中で開放信号が入力した場合の)減速下降運転(T3)−所定時間停止−後述する反転上昇動作)に従って下降するが、下降距離測定手段11aはシャッターの下降距離Lを各動作毎の運転時間T1、T2、T3として記憶する。そして開放側リミットスイッチ7aの復帰位置h2より上で、車両検知センサー21(あるいは障害物検知センサー22)から開放信号が入力されると、前述の動作手順に従ってシャッターは減速して停止する。さらに所定の停止時間が経過すると制御部11に設けられた全開上昇制御手段11bから前記下降距離計測手段11aの計測距離Lから演算した上昇距離L´(各動作毎の運転時間を0.8倍したT1´〜T3´)の反転上昇の指令がなされて、シャッターは順に加速反転上昇(T1´)−反転上昇(T2´)−減速反転上昇(T3´)の動作を行って停止する。その後、車両が通過すると所定時間後には再度、シャッターは降下して全閉する
。尚、この区間での反転上昇速度Vu´は、下降時の速度Vdと同じに設定してあるので、狭い区間での制御が容易になっている。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】電動シャッターの全体構成を説明するための斜視図である。
【図2】制御機構の概略ブロック図である。
【図3】作用を示すタイミングチャートであって、開放側リミットより上で反転上昇する場合を実線で、反転上昇せずに閉鎖する場合(全開全閉動作)を二点鎖線で表わしている。
【符号の説明】
1 電動シャッター
2 シャッターカーテン
5 電動開閉機
7 リミットスイッチ
7a 開放側リミットスイッチ
10 制御盤
11 制御部
11a下降距離計測手段
11b全開上昇制御手段
12 インバータ装置
21 車両検知センサー
h0 全閉位置
h2 開放側リミットスイッチの復帰位置(作動位置)
h3 全開位置

Claims (1)

  1. インバータ装置を用いてシャッターカーテンの開閉を高速で行い、停止時には減速して停止させるようにした電動シャッターであって、開放運転時における全開位置での減速と停止は、全開位置の手前にセットされた開放側リミットスイッチにより減速し、該開放側リミットスイッチで起動される全開停止タイマーにより停止させることとした電動シャッター制御装置において、前記インバータ装置を介してシャッターの開閉を制御する制御部には、シャッターを自動開閉する自動運転時に全開位置からの下降距離を計測する下降距離計測手段と、下降途中であって前記開放側リミットスイッチの復帰位置より上方で開放信号が入力した場合には、前記下降距離計測手段の計測値より所定量短い距離を反転上昇させる全開上昇制御手段とを設けたことを特徴とする電動シャッター制御装置。
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