JP5532676B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの制御装置に関するものである。
エレベータの制動時のかご減速度が過大あるいは過小であると、エレベータの安全性に懸念が生じる。このため、エレベータの制動時には、適切なかごの減速度が要求される。そして、かごが適切な減速度の範囲内で停止できることを確認するために、綱車速度検出部を用いてかご位置を把握するエレベータの制御装置が提案されている。
かかる制御装置は、まず、綱車速度検出部を用いて、非常制動指令時及び非常制動後のかご位置を得て記憶する。その後、制御装置は、かごを階床位置まで戻すことにより、非常制動前後の綱車エンコーダの出力パルスの差からロープスリップ量を得る。そして、制御装置は、上記かご位置及びロープスリップ量から制動距離を演算する。かかる演算距離により、制動装置の制動性能が確認される(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−231152号公報
しかし、特許文献1記載のものは、上述した通り、ロープスリップ量を得るために、非常制動後にかごを階床位置まで再度戻す必要があった。このため、エレベータの状態を停止後から変化させなければならず、制動装置の制動性能の確認が煩わしいという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベータの状態を停止後から変化させずに、制動装置の制動性能を容易に確認することができるエレベータの制御装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの制御装置は、エレベータの昇降路内のかごを吊持したロープが巻き掛けられた綱車と、前記綱車を駆動して、前記ロープを介して前記かごを走行させる駆動機と、前記綱車の制動及び制動の開放を行う制動装置と、前記かごの走行速度を検出する走行速度検出装置と、前記昇降路内の第1検出位置にある前記かごを検出する第1検出装置と、前記第1検出位置に近接した前記昇降路内の第2検出位置にある前記かごを検出する第2検出装置と、前記第1検出装置に検出されたときに許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記第2検出位置になるように設定された前記かごの検査速度を記憶した走行速度記憶装置と、前記走行速度検出装置が検出する前記かごの走行速度が前記検査速度となるように、前記駆動機に前記綱車を駆動させて、前記第2検出位置とは反対側から前記第1検出位置に向けて前記かごを走行させ、前記第1検出装置が前記かごを検出したときに、前記駆動機に前記綱車の駆動を停止させるとともに、前記制動装置に前記綱車を制動させる駆動制御装置と、前記駆動制御装置が前記制動装置に前記綱車を制動させてから予め設定された時間が経過したときに、前記第2検出装置による前記かごの検出状態に基づいて、前記制動装置の制動性能を判定する判定装置と、前記エレベータの乗場に対応して前記昇降路に設けられた着床プレートと、を備え、前記第1検出装置は、前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出することにより、前記乗場のドアの開閉可能区間を一部に含む前記第1検出位置にある前記かごを検出し、前記第2検出装置は、前記第1検出装置に近接して前記第1検出装置と異なる高さで前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出することにより、前記乗場のドアの開閉可能区間を一部に含む前記第2検出位置にある前記かごを検出し、前記走行速度記憶装置は、前記かごの検査速度と前記減速開始待機時間とが、許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記第1検出位置の範囲外かつ前記第2検出位置の範囲内になるように設定され、前記判定装置は、前記減速開始待機時間が経過した後に予め設定された時間が経過したときに、前記着床プレートが前記第1検出装置に検出されずに前記第2検出装置に検出されている場合に、前記制動装置の制動性能を良好と判定するものである。
また、この発明に係るエレベータの制御装置は、エレベータの昇降路内のかごを吊持したロープが巻き掛けられた綱車と、前記綱車を駆動して、前記ロープを介して前記かごを走行させる駆動機と、前記綱車の制動及び制動の開放を行う制動装置と、前記かごの走行速度を検出する走行速度検出装置と、前記昇降路内の第1検出位置にある前記かごを検出する第1検出装置と、前記第1検出位置に近接した前記昇降路内の第2検出位置にある前記かごを検出する第2検出装置と、許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記第2検出位置になるように設定された、前記かごの検査速度と前記検査速度で走行中の前記かごを前記第1検出装置が検出してから前記かごを減速させるまでの減速開始待機時間とを記憶した走行速度記憶装置と、前記走行速度検出装置が検出する前記かごの走行速度が前記検査速度となるように、前記駆動機に前記綱車を駆動させて、前記第2検出位置とは反対側から前記第1検出位置に向けて前記かごを走行させ、前記第1検出装置が前記かごを検出してから前記減速開始待機時間が経過した後に、前記駆動機に前記綱車の駆動を停止させるとともに、前記制動装置に前記綱車を制動させる駆動制御装置と、前記減速開始待機時間が経過した後に予め設定された時間が経過したときに、前記第2検出装置による前記かごの検出状態に基づいて、前記制動装置の制動性能を判定する判定装置と、前記エレベータの終端近傍の乗場に対応して前記昇降路に設けられた着床プレートと、前記かごに設けられた昇降路終端検出プレートと、を備え、前記第1検出装置は、前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出することにより、前記終端近傍の乗場のドアの開閉可能区間となる前記第1検出位置にある前記かごを検出し、前記第2検出装置は、前記昇降路の前記終端近傍に異なる高さで設けられた2つの昇降路終端検出装置を有し、前記昇降路の中央側に配置された昇降路終端検出装置が前記昇降路終端検出プレートを検出することにより、前記第1検出位置よりも前記昇降路の終端側の前記第2検出位置にある前記かごを検出し、前記走行速度記憶装置は、前記かごの検査速度と前記減速開始待機時間とが、許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記昇降路の中央側に配置された昇降路終端検出装置の前記昇降路終端検出プレートの検出範囲内かつ前記昇降路の終端側に配置された昇降路終端検出装置の前記昇降路終端検出プレートの検出範囲外になるように設定され、前記判定装置は、前記減速開始待機時間が経過した後に予め設定された時間が経過したときに、前記昇降路終端検出プレートが前記昇降路の中央側に配置された昇降路終端検出装置に検出されていて前記昇降路の終端側に配置された昇降路終端検出装置に検出されていない場合に、前記制動装置の制動性能を良好と判定するものである。

この発明によれば、制動装置の制動性能を容易に確認することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの全体構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性能を検査する方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性を検査する方法を説明するためのタイムチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性能を検査する方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性能を検査する方法を説明するためのタイムチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置が利用されるエレベータの全体構成図である。
図1において、1は昇降路である。この昇降路1は、建築物の各階間を貫くように設けられる。この昇降路1内には、ガイドレール2が設けられる。このガイドレール2には、かご3が鉛直方向に案内される。このかご3は、ロープ4の一端に結合される。このロープ4の他端には、つり合いおもり5が結合される。このロープ4は、綱車6に巻き掛けられる。これにより、かご3及びつり合いおもり5は、ロープ4に吊持される。
また、綱車6は、電動機7に連結される。この電動機7は、綱車6を回転駆動する駆動機として機能する。そして、綱車6の回転に追従して、ロープ4が駆動される。このロープ4の駆動に追従して、かご3が走行する。さらに、綱車6には、制動装置8が設けられる。この制動装置8は、綱車6の制動及び制動の開放を行う機能を備える。加えて、綱車6の回転速度は、回転速度検出装置9により検出される。これにより、かご3の走行速度が演算される。即ち、回転速度検出装置9は、かご3の走行速度を検出する走行速度検出装置として機能する。
また、昇降路1内には、エレベータの各乗場10に対応して着床プレート11がガイドレール2に固定される。一方、かご3には、第1ドア位置検出装置12と第2ドア位置検出装置13とが互いに近接して異なる高さで並んで設けられる。具体的には、第1ドア位置検出装置12の直下に第2ドア位置検出装置13が配置される。
そして、第1ドア位置検出装置12は、各乗場10のドアの開閉可能区間を一部に含む第1検出位置にかご3があると、着床プレート11を検出する機能を備える。具体的には、第1ドア位置検出装置12は、着床プレート11の検出時にON信号を出力し、着床プレート11の非検出時にOFF信号を出力する。
また、第2ドア位置検出装置13は、各乗場10のドアの開閉可能区間を一部に含む第2検出位置にかご3があると、着床プレート11を検出する機能を備える。具体的には、第2ドア位置検出装置13は、着床プレート11の検出時にON信号を出力し、着床プレート11の非検出時にOFF信号を出力する。
さらに、昇降路1の終端近傍には、第1乃至第3昇降路終端検出装置14〜16が異なる高さで並んで設けられる。一方、かご3には、第1及び第2ドア位置検出装置12、13よりも昇降路1の終端側に、昇降路終端検出プレート17が設けられる。そして、第1昇降路終端検出装置14は、終端階の着床位置よりも中間階側にかご3があると、昇降路終端検出プレート17を検出する機能を備える。一方、第2及び第3昇降路終端検出装置15、16は、終端階の着床位置よりも昇降路1の終端側にかご3があると、昇降路終端検出プレート17を検出する機能を備える。具体的には、第1乃至第3昇降路終端検出装置14〜16は、昇降路終端検出プレート17の検出時にON信号を出力し、昇降路終端検出プレート17の非検出時にOFF信号を出力する。
かかる構成のエレベータにおいて、電動機7、制動装置8、回転速度検出装置9、第1及び第2ドア位置検出装置12、13、第1乃至第3昇降路終端検出装置14〜16は、制御盤18に接続される。この制御盤18は、駆動制御回路19、制動力制御ユニット20、試験モード切換スイッチ21、制動性能チェック回路22を備える。
駆動制御回路19は、電動機7による綱車6の回転駆動を制御する機能を備える。制動力制御ユニット20は、かご3の減速度が所望の値になるように、回転速度検出装置9が検出する綱車6の回転速度の変化に基づいて、制動装置8に綱車6への制動力の付勢及び開放を指令する機能を備える。
試験モード切換スイッチ21は、エレベータの運転モードを、通常モードから試験モードに切換える機能を備える。即ち、試験モード切換スイッチ21が所定の操作により切換えられると、制動性能チェック回路22が動作することにより、エレベータの運転モードが試験モードとなる。
制動性能チェック回路22は、第1及び第2ドア位置検出装置12、13、第1乃至第3昇降路終端検出装置14〜16の検出信号が入力される機能を備える。そして、制動性能チェック回路22は、走行速度設定部23、タイマ部24、停止指令出力部25、判定部26を備える。
走行速度設定部23は、エレベータの運転モードが試験モードのときに、かご3の検査速度と検査速度で走行中のかご3を第1検出装置が検出してからかご3を減速させるまでの減速開始待機時間とを記憶する走行速度記憶装置として機能する。ここで、かご3の検査速度と減速開始待機時間は、許容内の減速度で減速したかご3の制動位置が第1検出位置の範囲外かつ第2検出位置の範囲内になるように設定されたものである。
タイマ部24は、時間を計測する機能を備える。具体的には、タイマ部24は、エレベータの運転モードが試験モードのときに、第1ドア位置検出装置12のON信号をトリガとし、停止指令タイマのカウントを開始する。また、タイマ部24は、停止指令タイマのカウント開始から、走行速度設定部23に記憶された減速開始待機時間が経過すると、停止指令タイマを終了して、停止待機タイマを開始する。
停止指令出力部25は、タイマ部24が停止指令タイマを終了させると、非常停止指令を出力し、エレベータを非常制動させる機能、即ち、駆動制御回路19を介して電動機7に綱車6の駆動を停止させるとともに、制動力制御ユニット20を介して制動装置8に綱車6を制動させる機能を備える。
判定部26は、停止待機タイマ開始後に予め設定された時間が経過したときに、第1及び第2ドア位置検出装置12、13のかご3の検出状態に基づいて、制動装置8の制動性能を判定する機能を備える。具体的には、判定部26は、着床プレート11が第1ドア位置検出装置12に検出されずに第2ドア位置検出装置13に検出されていると、制動装置8の制動性能を良好と判定する。
さらに、制御盤18は、表示装置27に接続される。この表示装置27は、制動性能チェック回路22の判定部26が判定した制動装置8の制動性能の判定結果を表示する機能を備える。
次に、図2及び図3を用いて、第1及び第2ドア位置検出装置12、13を利用して、制動装置8の制動性能を検査する方法をより詳細に説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性能を検査する方法を説明するための図である。
図2において、28は第1検出位置である。29は第2検出位置である。即ち、第1及び第2検出位置28、29の高さ方向の重複範囲が、ドア開閉可能位置となる。そして、第1及び第2検出位置28、29がずれていることで、かご3の走行方向を確認できるようになっている。
ここで、第1ドア位置検出装置12の着床プレート11上下端検出位置間の距離をl、第1ドア位置検出装置12の着床プレート11下端検出位置と第2ドア位置検出装置13の着床プレート11上端検出位置との間の距離をlとする。この場合、許容するかご3の減速度aをa<a<aとし、第1ドア位置検出装置12からの制動距離lがl<l<lのときに制動装置8の制動性能を良好とするとき、かご3の検査速度u、実際の非常停止指令出力位置l、減速開始待機時間tは、以下の(1)式乃至(3)式のように設定される。
Figure 0005532676
従って、実際の非常停止指令出力位置lは、かご3の検査速度uと減速開始待機時間tとの積で求まる位置となる。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性能を検査する方法を説明するためのタイムチャートである。
図3において、まず、試験モード切換スイッチ21の操作により、エレベータの運転モードが試験モードに切換えられると、制御盤18は、かご3を最下階へ走行させ、停止させる。その後、制御盤18は、かご3を上方向へ検査速度で走行させる。この走行中に、第1ドア位置検出装置12が着床プレート11を検出する。この検出をトリガにして、制御盤18のタイマ部24が、停止指令タイマを開始させる。
その後、制動性能チェック回路22のタイマ部24が、停止指令タイマを終了させるとともに、停止待機タイマを開始させる。このとき、制動性能チェック回路22の停止指令出力部25が、非常停止指令を出力する。この非常停止指令により、エレベータが非常制動を開始する。即ち、制御盤18は、第2検出位置29とは反対側から第1検出位置28に向けてかご3を走行させ、エレベータを非常制動させる駆動制御装置として機能する。
その後、かご3が、非常制動により停止する。そして、停止待機タイマ終了後、制動性能チェック回路22の判定部26が、制動装置8の制動性能の判定結果を確定する。
次に、図4を用いて、制御盤18による制動装置8の制動性能の判定動作を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、試験モード切換スイッチ21の操作により、エレベータの運転モードが試験モードに切換えられると、ステップS1で、かご3が最下階へ移動され、ステップS2に進む。ステップS2では、かご3が無負荷で上方向に移動され、ステップS3に進む。ステップS3では、第1ドア位置検出装置12のON信号をトリガにして、停止指令タイマが開始され、ステップS4に進む。
ステップS4では、停止指令タイマが終了すると、非常停止指令が出力される。この非常停止指令が入力された制動装置8が、制動力を綱車6に付勢する。また、これと同時に、制動装置8の制動性能の判定が開始されるとともに、停止待機タイマが開始され、ステップS5に進む。ステップS5では、第1ドア位置検出装置12のOFF信号があるか否かが判断される。
そして、第1ドア位置検出装置12のOFF信号がないと、ステップS6に進む。ステップS6では、停止待機タイマが終了したか否かが判断される。停止待機タイマが停止していない場合は、ステップS5に戻り、第1ドア位置検出装置12のOFF信号があるか否かの判断が繰り返される。
一方、ステップS6で、停止待機タイマが停止している場合は、ステップS7に進み、表示装置27に、制動装置8の制動性能を不良と判定した旨の表示、即ち、NG表示がなされる。このNG表示により、制動装置8の制動性能の判定動作が終了する。これに対し、ステップS5で、第1ドア位置検出装置12のOFF信号があると、ステップS8に進む。ステップS8では、第2ドア位置検出装置13のOFF信号があるか否かが判断される。
そして、第2ドア位置検出装置13のOFF信号があると、ステップS7に進み、表示装置27に、制動装置8の制動性能を不良と判定した旨の表示、即ち、NG表示がなされる。このNG表示により、制動装置8の制動性能の判定動作が終了する。一方、ステップS8で、第2ドア位置検出装置13のOFF信号がないと、ステップS9に進む。ステップS9では、停止待機タイマが終了したか否かが判断される。
そして、停止待機タイマが終了していない場合は、ステップS8に戻り、第2ドア位置検出装置13のOFF信号があるか否かの判断が繰り返される。一方、ステップS9で、停止待機タイマが終了していると、ステップS10に進む。ステップS10では、表示装置27に、制動装置8の制動性能を良好と判定した旨の表示、即ち、OK表示がなされる。このOK表示により、制動装置8の制動性能の判定動作が終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、第1及び第2ドア位置検出装置12、13のかご3の検出状態に基づいて、制動装置8の制動性能が判定される。このため、ロープ4のスリップを含んだかご3自体の制動距離を得ることができ、制動装置8の制動性能を容易に確認することができる。また、かご3の走行速度を調整することにより、既存の第1及び第2ドア位置検出装置12、13を利用して、制動装置8の制動性能が確認される。このため、新たにかご3の位置を確認する装置を導入する必要がない。
さらに、制動性能チェック回路22のタイマ部24で、制動装置8による綱車6の制動のタイミングを調整できる。このため、試験モードでのかご3の走行速度の設定に自由度を持たせることができる。加えて、表示装置27が、制動性能チェック回路22の判定部26の判定した制動装置8の制動性能の判定結果を表示する。このため、制動装置8の制動性能を容易に視認することができる。また、かご3の減速度が所望の値になるように、回転速度検出装置9が検出する綱車6の回転速度の変化に基づいて、制動装置8による綱車6の制動を制御する制動力制御ユニット20を備えたエレベータの試験でも、上記同様の試験方法を用いることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、第1及び第2ドア位置検出装置12、13を利用して、制動装置8の制動性能を判定した。一方、実施の形態2では、第2及び第3昇降路終端検出装置15、16を利用して、制動装置8の制動性能を判定する。実施の形態2における制動装置8の制動性能の判定は、特に、2停止のエレベータに適している。以下、図5〜図7を用いて、実施の形態2のエレベータの制御装置を説明する。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性能を検査する方法を説明するための図である。
図5において、30は第1検出位置である。31は第2検出位置である。ここで、第1ドア位置検出装置12の着床プレート11検出位置と第2昇降路終端検出装置15の昇降路終端検出プレート17検出位置との間の距離をl3、第1ドア位置検出装置12の着床プレート11検出位置と第3昇降路終端検出装置16の昇降路終端検出プレート17検出位置との間の距離をl4とする。
この場合、許容するかご3の減速度aをa1<a<a2とし、第1ドア位置検出装置12からの制動距離lがl<l<lのときに制動装置8の制動性能を良好とするとき、かご3の検査速度u2、実際の非常停止指令出力位置l、減速開始待機時間t2は、以下の(4)式乃至(6)式のように設定される。
Figure 0005532676
従って、実際の非常停止指令出力位置lは、かご3の検査速度u2と減速開始待機時間tとの積で求まる位置となる。
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置によって制動装置の制動性能を検査する方法を説明するためのタイムチャートである。
図6において、まず、試験モード切換スイッチ21の操作により、エレベータの運転モードが試験モードに切換えられると、制御盤18は、かご3を最下階へ走行させ、停止させる。その後、制御盤18は、かご3を上方向へ検査速度で走行させる。この走行中に、第1ドア位置検出装置12が着床プレート11を検出する。この検出をトリガにして、制動性能チェック回路22のタイマ部24が、停止指令タイマを開始させる。
その後、制動性能チェック回路22のタイマ部24が、停止指令タイマを終了させるとともに、停止待機タイマを開始させる。このとき、制動性能チェック回路22の停止指令出力部25が、非常停止指令を出力する。この非常停止指令により、エレベータが非常制動を開始する。即ち、制御盤18は、第2検出位置31とは反対側から第1検出位置30に向けてかご3を走行させ、エレベータを非常制動させる駆動制御装置として機能する。
その後、かご3が、非常制動により停止する。そして、停止待機タイマ終了後、制動性能チェック回路22の判定部26が、制動装置8の制動性能の判定結果を確定する。具体的には、昇降路終端検出プレート17が第2昇降路終端検出装置15に検出されていて、第3昇降路検出装置16に検出されていないときに、制動性能チェック回路22の判定部26は、制動装置8の制動性能を良好と判定する。
一方、制動性能チェック回路22の判定部26は、第3昇降路終端検出装置16が昇降路終端検出プレート17を検出しているときは、制動装置8の制動性能を不良と判定する。即ち、エレベータは、第2昇降路終端検出装置15に検出された後、第2昇降路終端検出装置15の検出範囲を超える程走行しないため、第2昇降路終端検出装置15のみでは、かご位置の範囲を特定できない。しかし、制動性能チェック回路22の判定部26は、第2昇降路終端検出装置15及び第3昇降路終端検出装置16双方の昇降路終端検出プレート17の検出状態を考慮することにより、制動装置8の制動性能を判定することができる。
次に、図7を用いて、制御盤18による制動装置8の制動性能の判定動作を説明する。
図7はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、試験モード切換スイッチ21の操作により、エレベータの運転モードが試験モードに切換えられると、ステップS11で、かご3が最下階へ移動され、ステップS12に進む。ステップS12では、かご3が無負荷で上方向に移動され、ステップS13に進む。ステップS13では、第1ドア位置検出装置12のON信号をトリガにして、停止指令タイマが開始され、ステップS14に進む。
ステップS14では、停止指令タイマが終了すると、非常停止指令が出力される。この非常停止指令が入力された制動装置8が、制動力を綱車6に付勢する。また、これと同時に、制動装置8の制動性能の判定が開始されるとともに、停止待機タイマが開始され、ステップS15に進む。ステップS15では、第2昇降路終端検出装置15のON信号があるか否かが判断される。
そして、第2昇降路終端検出装置15のON信号がないと、ステップS16に進む。ステップS16では、停止待機タイマが終了したか否かが判断される。停止待機タイマが停止していない場合は、ステップS15に戻り、第2昇降路終端検出装置15のON信号があるか否かの判断が繰り返される。
一方、ステップS16で、停止待機タイマが終了している場合は、ステップS17に進み、表示装置27に、制動装置8の制動性能を不良と判定した旨の表示、即ち、NG表示がなされる。このNG表示により、制動装置8の制動性能の判定動作が終了する。これに対し、ステップS15で、第2昇降路終端検出装置15のON信号があると、ステップS18に進む。ステップS18では、第3昇降路終端検出装置16のON信号があるか否かが判断される。
そして、第3昇降路終端検出装置16のON信号があると、ステップS17に進み、表示装置27に、制動装置8の制動性能を不良と判定した旨の表示、即ち、NG表示がなされる。このNG表示により、制動装置8の制動性能の判定動作が終了する。一方、ステップS18で、第3昇降路終端検出装置16のON信号がないと、ステップS19に進む。ステップS19では、停止待機タイマが終了したか否かが判断される。
そして、停止待機タイマが終了していない場合は、ステップS18に戻り、第3昇降路終端検出装置16のON信号があるか否かの判断が繰り返される。一方、ステップS19で、停止待機タイマが終了していると、ステップS20に進む。ステップS20では、表示装置27に、制動装置8の制動性能を良好と判定した旨の表示、即ち、OK表示がなされる。このOK表示により、制動装置8の制動性能の判定動作が終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、既存の第2及び第3昇降路終端検出装置15、16を利用して、制動装置8の制動性能が確認される。このため、新たにかご3の位置を確認する装置を導入する必要がない。また、第2昇降路終端検出装置15に検出された後、第2昇降路終端検出装置15の検出範囲を超える程走行しないエレベータにおいても、制動装置8の制動性能を判定することができる。
なお、実施の形態1及び2では、既存の第1及び第2ドア位置検出装置12、13、第2及び第3昇降路終端検出装置15、16を利用して、制動装置8の制動性能が確認していた。しかし、第1検出位置28等とこれに近接した第2検出位置29等と検出する装置を新たに導入し、第1検出位置28等でのかご3の検出をトリガとして、第2検出位置29等によるかご3の検出状態に基づいて、制動装置8の制動性能を判定してもよい。この場合も、ロープ4のスリップを含んだかご3自体の制動距離を得ることができ、制動装置8の制動性能を容易に確認することができる。
また、実施の形態1及び2では、第1ドア位置検出装置12による着床プレート11の検出をトリガとして、制動装置8の制動性能を判定した。しかし、減速開始前であれば、通常、ロープ4は、スリップを起こさない。従って、トリガとなる第1検出位置28等でのかご3の検出は、回転速度検出装置9の検出した回転速度から演算した綱車6の回転量に基づいて行ってもよい。
1 昇降路、 2 ガイドレール、 3 かご、 4 ロープ、
5 つり合いおもり、 6 綱車、 7 電動機、 8 制動装置、
9 回転速度検出装置、 10 乗場、 11 着床プレート、
12 第1ドア位置検出装置、 13 第2ドア位置検出装置、
14 第1昇降路終端検出装置、 15 第2昇降路終端検出装置、
16 第3昇降路終端検出装置、 17 昇降路終端検出プレート、18 制御盤、
19 駆動制御回路、 20 制動力制御ユニット、 21 試験モード切換スイッチ、22 制動性能チェック回路、23 走行速度設定部、 24 タイマ部、
25 停止指令出力部、 26 判定部、 27 表示装置、 28 第1検出位置、
29 第2検出位置、 30 第1検出位置、 31 第2検出位置

Claims (4)

  1. エレベータの昇降路内のかごを吊持したロープが巻き掛けられた綱車と、
    前記綱車を駆動して、前記ロープを介して前記かごを走行させる駆動機と、
    前記綱車の制動及び制動の開放を行う制動装置と、
    前記かごの走行速度を検出する走行速度検出装置と、
    前記昇降路内の第1検出位置にある前記かごを検出する第1検出装置と、
    前記第1検出位置に近接した前記昇降路内の第2検出位置にある前記かごを検出する第2検出装置と、
    許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記第2検出位置になるように設定された、前記かごの検査速度と前記検査速度で走行中の前記かごを前記第1検出装置が検出してから前記かごを減速させるまでの減速開始待機時間とを記憶した走行速度記憶装置と、
    前記走行速度検出装置が検出する前記かごの走行速度が前記検査速度となるように、前記駆動機に前記綱車を駆動させて、前記第2検出位置とは反対側から前記第1検出位置に向けて前記かごを走行させ、前記第1検出装置が前記かごを検出してから前記減速開始待機時間が経過した後に、前記駆動機に前記綱車の駆動を停止させるとともに、前記制動装置に前記綱車を制動させる駆動制御装置と、
    前記減速開始待機時間が経過した後に予め設定された時間が経過したときに、前記第2検出装置による前記かごの検出状態に基づいて、前記制動装置の制動性能を判定する判定装置と、
    前記エレベータの乗場に対応して前記昇降路に設けられた着床プレートと、
    を備え
    前記第1検出装置は、前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出することにより、前記乗場のドアの開閉可能区間を一部に含む前記第1検出位置にある前記かごを検出し、
    前記第2検出装置は、前記第1検出装置に近接して前記第1検出装置と異なる高さで前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出することにより、前記乗場のドアの開閉可能区間を一部に含む前記第2検出位置にある前記かごを検出し、
    前記走行速度記憶装置は、前記かごの検査速度と前記減速開始待機時間とが、許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記第1検出位置の範囲外かつ前記第2検出位置の範囲内になるように設定され、
    前記判定装置は、前記減速開始待機時間が経過した後に予め設定された時間が経過したときに、前記着床プレートが前記第1検出装置に検出されずに前記第2検出装置に検出されている場合に、前記制動装置の制動性能を良好と判定することを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. エレベータの昇降路内のかごを吊持したロープが巻き掛けられた綱車と、
    前記綱車を駆動して、前記ロープを介して前記かごを走行させる駆動機と、
    前記綱車の制動及び制動の開放を行う制動装置と、
    前記かごの走行速度を検出する走行速度検出装置と、
    前記昇降路内の第1検出位置にある前記かごを検出する第1検出装置と、
    前記第1検出位置に近接した前記昇降路内の第2検出位置にある前記かごを検出する第2検出装置と、
    許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記第2検出位置になるように設定された、前記かごの検査速度と前記検査速度で走行中の前記かごを前記第1検出装置が検出してから前記かごを減速させるまでの減速開始待機時間とを記憶した走行速度記憶装置と、
    前記走行速度検出装置が検出する前記かごの走行速度が前記検査速度となるように、前記駆動機に前記綱車を駆動させて、前記第2検出位置とは反対側から前記第1検出位置に向けて前記かごを走行させ、前記第1検出装置が前記かごを検出してから前記減速開始待機時間が経過した後に、前記駆動機に前記綱車の駆動を停止させるとともに、前記制動装置に前記綱車を制動させる駆動制御装置と、
    前記減速開始待機時間が経過した後に予め設定された時間が経過したときに、前記第2検出装置による前記かごの検出状態に基づいて、前記制動装置の制動性能を判定する判定装置と、
    前記エレベータの終端近傍の乗場に対応して前記昇降路に設けられた着床プレートと、
    前記かごに設けられた昇降路終端検出プレート
    を備え、
    前記第1検出装置は、前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出することにより、前記終端近傍の乗場のドアの開閉可能区間となる前記第1検出位置にある前記かごを検出し、
    前記第2検出装置は、前記昇降路の前記終端近傍に異なる高さで設けられた2つの昇降路終端検出装置を有し、前記昇降路の中央側に配置された昇降路終端検出装置が前記昇降路終端検出プレートを検出することにより、前記第1検出位置よりも前記昇降路の終端側の前記第2検出位置にある前記かごを検出し、
    前記走行速度記憶装置は、前記かごの検査速度と前記減速開始待機時間とが、許容内の減速度で減速した前記かごの制動位置が前記昇降路の中央側に配置された昇降路終端検出装置の前記昇降路終端検出プレートの検出範囲内かつ前記昇降路の終端側に配置された昇降路終端検出装置の前記昇降路終端検出プレートの検出範囲外になるように設定され、
    前記判定装置は、前記減速開始待機時間が経過した後に予め設定された時間が経過したときに、前記昇降路終端検出プレートが前記昇降路の中央側に配置された昇降路終端検出装置に検出されていて前記昇降路の終端側に配置された昇降路終端検出装置に検出されていない場合に、前記制動装置の制動性能を良好と判定することを特徴とするエレベータの制御装置。
  3. 前記綱車の回転速度を検出する回転速度検出装置と、
    前記かごの減速度が所望の値になるように、前記回転速度検出装置が検出する前記回転速度の変化に基づいて、前記制動装置による前記綱車の制動を制御する制動力制動ユニットと、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項に記載のエレベータの制御装置。
  4. 前記判定装置が判定した前記制動装置の制動性能の判定結果を表示する表示装置、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
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