JP2019099325A - エレベーター - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施の形態によるエレベーター1の全体構成例を示す側面図である。エレベーター1は、その昇降路50内に少なくとも、乗りかご10、巻上機20、主ロープ30及びコントローラ(制御盤)40を備えている。このエレベーター1には、図示しない各種の安全装置が設けられている。
図2は、コントローラ40が実行する事前処理の一例を示す。この事前処理では、上述した急行ゾーンに含まれる各階床の乗場の位置を通常運行に先立って事前に記憶する処理である。
図3は、乗りかご10が急行ゾーンを走行中に地震感知器が所定の状態を検出した時における動作例を示す。図示の例は、コントローラ40によって実行される。
以上の本実施の形態によれば、昇降路50内における急行ゾーン内の各階床に本来上記遮蔽板81,82,83とは別途追加して設置しておくべきであった各遮蔽板(以下「設置予定遮蔽板」ともいう)を設けておかなくても、コントローラ40が、上記事前処理を通常運行に先立って実行しておくことにより、急行ゾーン内の各階床の乗場の位置を事前に把握可能となる。従って、急行ゾーン内の各階床の乗場の位置を把握するための各設置予定遮蔽板を追加しなくても良くなり、このような簡単な構成により製造コストを抑制できるとともに、このように追加しなくても良くなった各設置予定遮蔽板に関する点検作業の負担を軽減することができる。一方、このような設置予定遮蔽板が存在しないことにより昇降路50内での機器の破損を防止しながらも、地震感知器が所定の状態を検出した時に、停車階床間隔が通常よりも長い急行ゾーン内を走行中の乗りかご10が安全に誘導されるようになる。
上記実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。本実施の形態では、ガバナ37に取り付けられたロータリエンコーダ38のパルス信号をコントローラ40の安全コントローラ42に出力する構成としたが、このように安全コントローラ42を用いる代わりに、これをコントローラ40の制御コントローラ41に出力する構成であっても同様の効果を得ることが可能である。また、本実施の形態では、乗りかご10の位置、急行ゾーンの上下各乗場までの乗りかご10の走行時間が10秒以内である急行ゾーン内の位置を算出するのに、巻上機20に取り付けられたロータリエンコーダ26、及び、ガバナ37に取り付けられたロータリエンコーダ38を用いているが、これに限らず、その代わりに、例えば、巻上機20に取り付けられたロータリエンコーダ26、及び、ガバナ37に取り付けられたロータリエンコーダ38の一方を用いても、上記同様な効果を得ることができる。なお、両エンコーダ26,38を用いた方が、より精度良く上記位置を把握することができることは云うまでもない。
Claims (3)
- 一端に乗りかごが接続された主ロープを巻き上げることにより昇降路内において前記乗りかごを昇降する巻上機と、
前記巻上機による前記主ロープの巻き上げ動作を停止させる巻上機ブレーキと、
前記乗りかごの昇降動作に連動した信号を出力するロータリエンコーダと、
前記ロータリエンコーダからの信号を取り込んで前記乗りかごの速度及び垂直方向の位置を算出しつつ前記巻上機を制御する制御部と、
前記昇降路内における各階床のうち前記乗りかごが停車する階床間隔が通常よりも長い急行ゾーンに含まれる各階床に本来取り付けられる筈であった各遮蔽板の設置予定位置が予め記憶されている記憶装置と、
地震に関する所定の状態を検出する地震感知器と、を備え、
前記制御部は、
前記地震感知器によって前記所定の状態が検出された時に、前記急行ゾーンに対応する前記各遮蔽板の設置予定位置に基づいて、前記乗りかごが前記急行ゾーン内を走行していると判定した場合、前記乗りかごが前記急行ゾーンの上下の階床にまで着床するまでの走行時間が、前記所定の状態が検出された時から予め定められた時間以内であるか否かを判断し、前記予め定められた時間以内である場合には前記乗りかごが前記急行ゾーンに隣接する階床の乗場に到着するよう前記巻上機を制御する一方、前記予め定められた時間以内ではない場合には前記巻上機ブレーキを作動させて前記乗りかごを非常停止させる
ことを特徴とするエレベーター。 - 前記制御部は、
前記乗りかごが前記急行ゾーンの上下の階床にまで着床するまでの走行時間が予め定められた時間以内となる位置を通常運行に先立ち事前に前記記憶装置に記憶しておき、
前記通常運行において前記地震感知器が前記所定の状態を検出すると、前記記憶装置に事前に記憶されている前記位置に基づいて、前記乗りかごが、前記急行ゾーンに隣接する各階床の乗場にまで前記予め定められた時間以内で走行可能な位置に配置しているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のエレベーター。 - 前記ロータリエンコーダは、
前記巻上機のモータの回転量に基づく信号を出力する第1のロータリエンコーダと、
前記乗りかごに接続されたガバナロープの動きに従って回転する調速機に取り付けられており前記ガバナロープの動きに応じた信号を出力する第2のロータリエンコーダと、を備え、
前記制御部は、
前記第1のロータリエンコーダからの信号を取り込んで前記乗りかごの速度及び位置を算出する第1の制御部と、
前記第2のロータリエンコーダからの信号を取り込んで前記乗りかごの速度及び位置を算出する第2の制御部と、
を備える請求項1に記載のエレベーター。
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