JPH09299225A - 幕体開閉制御装置 - Google Patents

幕体開閉制御装置

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JPH09299225A
JPH09299225A JP14493396A JP14493396A JPH09299225A JP H09299225 A JPH09299225 A JP H09299225A JP 14493396 A JP14493396 A JP 14493396A JP 14493396 A JP14493396 A JP 14493396A JP H09299225 A JPH09299225 A JP H09299225A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】幕体の開閉移動が停止又は阻害される位置に停
止する制御が正確に行なえる幕体開閉制御装置を提供す
る。 【解決手段】カーテンの開閉移動に対応して開閉制御装
置を構成するエンコーダがパルス信号を出力し、そのパ
ルス信号の信号間隔時間を、カーテンの移動が停止した
ことを判定する判定時間としてCPUで随時更新してR
AMに記憶する。カーテンの開閉移動が停止又は阻害さ
れたとき、エンコーダが出力した今回の信号間隔時間
と、RAMに記憶した前回の停止判定時間とをCPUで
比較し、信号間隔時間が停止判定時間を越えるときモー
タ駆動回路に停止信号を出力して、モータ駆動部を駆動
停止するので、カーテンの開閉制御が正確に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、カーテ
ン、ブラインド、シェード、スクリーン、緞帳等の幕体
を開閉制御するときに用いられる幕体開閉制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のようなカーテンを開閉す
る装置としては、例えば、窓部、壁部、天井部等に架設
したレールに対してカーテンを開閉可能に吊設し、レー
ルの一側端部に取付けたモータ駆動部の駆動力によりカ
ーテンを上下又は左右に開閉するカーテン開閉装置があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したカー
テンを開閉制御する場合、開位置及び閉位置に取付けた
リミットスイッチでカーテンの端部を検知したとき、モ
ータ駆動部を駆動停止することで、カーテンを開位置及
び閉位置に停止できるが、各位置に取付けたリミットス
イッチとモータ駆動部とを接続しなければならず、配線
作業及び接続作業に手間が掛かる。且つ、カーテンを開
閉位置に停止したとき、上下又は左右にカーテンの端部
が揺動することがあり、リミットスイッチがカーテンの
端部を重複して検知したり、リミットスイッチに生じる
接点不良等により誤動作が起きやすく、精度及び信頼性
に欠けるという問題点を有している。
【0004】また、他の制御手段として、カーテンを開
位置及び閉位置に強制的に停止したとき、モータ駆動部
を制御する制御回路に過電流が生じるため、その制御回
路に生じる過電流を検知手段により検知してモータ駆動
部を駆動停止することで、カーテンを開位置及び閉位置
に停止できるが、モータ駆動部を駆動停止するまで制御
回路に過電流が生じているため、回路障害及び誤動作が
起きる原因となる。且つ、開位置及び閉位置に停止する
度にモータ駆動部に負荷が付与されるため、モータ駆動
部の寿命が短くなるという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、エンコーダが
出力するパルス信号の信号間隔時間と、設定手段に設定
した停止判定時間とを停止制御手段で比較して、信号間
隔時間が停止判定時間を越えたとき駆動手段を停止させ
ることで、幕体を開閉位置及び移動が阻害される位置に
即時停止することができる幕体開閉制御装置の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記幕体の開閉による移動に対応してパルス信号を出力
するエンコーダと、上記幕体の移動する状態から停止し
たことを判定するための停止判定時間を設定する設定手
段と、前記エンコーダが出力するパルス信号の信号間隔
に対応する信号間隔時間と、上記設定手段に設定された
停止判定時間とを比較して、前記パルス信号の信号間隔
時間が停止判定時間を越えるとき、前記駆動手段の駆動
を停止させる停止信号を出力する停止制御手段とを備え
た幕体開閉制御装置であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記停止制御手段を、前記エンコーダ
が出力するパルス信号の信号間隔時間を停止判定時間と
して設定手段に記憶し、その設定手段に記憶された停止
判定時間と、前回に出力された信号間隔時間とを比較す
るように設定した幕体開閉制御装置であることを特徴と
する。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、前記停止制御手段を、前記幕体の開閉
移動前に予め設定手段に記憶した幕体が停止したことを
判定する停止判定時間と、前記エンコーダが出力するパ
ルス信号の信号間隔時間とを比較するように設定した幕
体開閉制御装置であることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の幕体開閉制御装置は、駆動手段
により幕体を上下又は左右に開閉移動すると共に、幕体
の開閉移動に対応してエンコーダから一定間隔のパルス
信号が出力され、その信号間隔時間と、設定手段に設定
した停止判定時間とを停止制御手段で比較して、パルス
信号の信号間隔時間が停止判定時間を越えたとき幕体の
移動が停止したものと判定し、駆動手段に停止信号を出
力して、その位置に幕体を停止させる。すなわち、幕体
の開閉移動が停止又は阻害されたとき、エンコーダから
パルス信号が続いて出力されなくなるので、信号間隔時
間と停止判定時間とを比較すれば、信号間隔時間が停止
判定時間を越えることになり、幕体の停止を判定でき
る。
【0010】請求項2記載の幕体開閉制御装置は、上記
請求項1記載の発明の作用と併せて、エンコーダが出力
するパルス信号の信号間隔時間を、停止判定時間として
設定手段に随時更新しながら記憶し、コンコーダが出力
した今回の信号間隔時間と、前回の幕体の移動を判定し
て設定手段に記憶した停止判定時間とを比較して、信号
間隔時間が停止判定時間を越えたとき駆動手段に停止信
号を出力することで、その位置に幕体を即時停止でき
る。設定手段に記憶される信号間隔時間を随時更新して
比較することで、例えば、供給される電源電圧が基準値
よりも高い又は低いときでも、幕体の開閉制御が安定し
て行える。
【0011】請求項3記載の幕体開閉制御装置は、上記
請求項1記載の発明の作用と併せて、幕体の開閉移動前
に於いて、幕体の停止を判定する停止判定時間を予め設
定手段に記憶しておき、エンコーダが出力するパルス信
号の信号間隔時間と、設定手段に記憶された停止判定時
間とを停止制御手段で比較し、信号間隔時間が停止判定
時間を越えたとき駆動手段に停止信号を出力すること
で、その位置に幕体を即時停止できる。停止判定時間を
予め設定しておくことで、例えば、設置場所の電源電圧
に対応して装置を微調整する必要がない。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、エンコーダが出力す
るパルス信号の信号間隔時間と、設定手段に設定された
停止判定時間とを停止制御手段で比較して、その信号間
隔時間が停止判定時間を越えたとき駆動手段に停止信号
を出力するので、従来例のようにリミットスイッチや過
電流を検知して駆動停止する方法よりも幕体の開閉制御
が正確に行え、停止判定時間を越えたとき幕体を即時停
止できる。且つ、駆動系に付与される負荷が軽減され、
回路障害及び誤動作が起きるのを防止できると共に、駆
動手段の寿命が長くなり、装置として精度及び信頼性が
向上する。
【0013】しかも、幕体を開位置又は閉位置のストッ
パに当接したとき、或いは、人間や物品等の障害物に幕
体が接触したとき、幕体の開閉移動が停止又は阻害され
るため、停止制御手段による判定に基づいて駆動手段を
即時停止させることで、幕体が破損したり、障害物が損
傷するのを確実に防止できる。
【0014】さらに、エンコーダから出力される今回と
前回の信号間隔時間とを停止制御手段で比較すること
で、例えば、電源電圧が設置場所によって変動している
ときでも、正常な開閉制御ができる。また、停止判定時
間を予め設定した場合、その設定時間にエンコーダで出
力される信号間隔時間に許容動作時間を加算設定するこ
とで、電源電圧が変動しても、その変動を許容して正確
に開閉制御できる。
【0015】
【実施例】図面は、幕体の一例として上下方向に開閉移
動されるカーテンの開閉を制御する開閉制御装置を備え
た第1実施例のカーテン開閉装置を示し、図1に於い
て、このカーテン開閉装置1は、例えば、窓部、壁部、
天井部等の取付け部(図示省略)に架設したレール2の
前面側に面ファスナー等の貼着部材を介してカーテン3
の上縁部を吊設し、レール2の下面側又は内部に取付け
た各巻取りドラム4…の中心部に回転軸5を挿通して、
レール2の右側下面に取付けたモータ駆動部6の駆動力
により回転軸5を介して各巻取りドラム4…を正逆回転
させ、各巻取りドラム4…に巻回した各昇降コード7…
を巻取り動作及び引出し動作してカーテン3を上下開閉
すると共に、モータ駆動部6に接続した有線式又は無線
式のコントローラ8により正逆回転及び回転停止を操作
し、モータ駆動部6に内蔵した開閉制御装置9で開閉を
制御する。なお、レール2の外部又は内部に開閉制御装
置9を取付けてもよい。
【0016】図2は開閉制御装置9の制御回路ブロック
図を示し、CPU10は、ROM11に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を駆動制御すると共に、必要
な演算処理を実行して、RAM12には処理動作に必要
なデータを記憶する。エンコーダ13は、モータ駆動部
6に装着され、その回転に対応して、例えば、180度
回転したとき1パルスの信号を出力するように一定の間
隔でパルス信号を出力する。或いは、回転軸5又は巻取
りドラム4の回転量、昇降コード7の移動量に対応して
一定の間隔でパルス信号を出力する。モータ駆動回路1
4は、モータ駆動部6の駆動を制御し、有線式又は無線
式のコントローラ8は、モータ駆動回路14に接続され
たモータ駆動部6を正逆回転及び回転停止を操作する信
号を出力する。なお、コントローラ8の操作面には、開
スイッチ8aと、閉スイッチ8bと、停止スイッチ8c
とを配列し、それぞれの操作に対応してスイッチ信号を
出力する。
【0017】CPU10は、モータ駆動部6の立上りが
安定してからエンコーダ13が出力するパルス信号に基
づいて、パルス信号の信号間隔時間tを内蔵のタイマで
計時し、その計時した信号間隔時間tを、カーテン3の
移動が停止したことを判定する停止判定時間tとして随
時更新しながらRAM12に記憶すると共に、コンコー
ダ13が出力した今回の信号間隔時間tn と、そのエン
コーダ13が出力した前回の停止判定時間tn −1 とを
比較して、カーテン3が移動状態にあるか、停止状態に
あるかを判定する。例えば、カーテン3が開位置又は閉
位置のストッパに当接し、人間や物品等の障害物に接触
したとき、カーテン3の開閉移動が停止又は阻害され、
モータ駆動部6の回転が停止されるので、エンコーダ1
3からパルス信号が続いて出力されなくなる。その時、
エンコーダ13が出力した今回の信号間隔時間tn と、
RAM12に記憶されたカーテン3の停止を判定する前
回の停止判定時間tn −1 とをCPU10の比較処理に
より比較して、信号間隔時間tn が停止判定時間tn −
1 を越えるとき又は越えたとき、モータ駆動回路14に
停止信号を出力して、モータ駆動部6を駆動停止させ
る。信号間隔時間tnが停止判定時間tn −1 を越えな
いとき、カーテン3の正常な移動であると判定して、停
止信号を出力せず、モータ駆動部6を連続駆動させる。
【0018】図示実施例は上記の如く構成するもにし
て、以下、カーテン開閉装置1を構成するカーテン3の
開閉移動を、開閉制御装置9を構成するCPU10で開
閉制御するときの処理動作を説明する。先ず、図1に示
すように、カーテン3を上下方向に開閉移動する場合、
コントローラ8の操作面に配列した開スイッチ8a又は
閉スイッチ8bを押圧操作する。この押圧操作の信号が
入力されると、モータ駆動回路14を駆動制御して、モ
ータ駆動部6を駆動させ、その駆動力により各巻取りド
ラム4…を正回転又は逆回転させ、各巻取りドラム4…
に巻回した各昇降コード7…を巻取り動作又は引出し動
作してカーテン3を上方向又は下方向に開閉移動する。
これに伴って、エンコーダ13からパルス信号が出力さ
れ、このパルス信号が入力されると内蔵のタイマで信号
間隔時間tを計時し、その信号間隔時間tを、前回計時
した時間と比較して、カーテン3が正常に移動している
か、又は、停止する状態にあるかを判定する。計時の初
期段階(1回目)では、前回計時の時間が無いので、比
較は無視され、その計時した1回目の信号間隔時間tを
RAM12の所定のエリアに記憶し、2回目以降の比較
からは、前回計時の信号間隔時間tn −1 と、今回計時
の信号間隔時間tn とを比較する。
【0019】例えば、カーテン3の下端部を開位置(集
束限界位置)及び閉位置(展開限界位置)に移動したと
き、カーテン3の移動が停止又は阻害されると、モータ
駆動部6の回転が減速されて、ついには停止されること
になる。その時、図3に示すように、エンコーダ13か
ら出力される次のパルス信号は遅延するか又は出力され
なくなるので、そのエンコーダ13が出力した今回の信
号間隔時間tn はその分間隔が長くなり、RAM12に
記憶された前回の停止判定時間tn −1 と比較したと
き、今回の信号間隔時間tn が停止判定時間tn −1 を
越えることになるので、このとき、カーテン3の停止と
判定する。この判定により、モータ駆動回路14に停止
信号を出力して、モータ駆動部6を駆動停止する。その
結果、カーテン3を開位置又は閉位置、移動が阻害され
る位置に即時停止できる。なお、前述の比較判定で、前
回の停止判定時間tn −1 と、今回の信号間隔時間tn
とが同時間であると判定したときは、今回の信号間隔時
間tn を、次回に比較する停止判定時間tとして更新
し、RAM12に記憶する。そして、上述のような比較
判定は、エンコーダ13からパルス信号を出力する毎に
実行される。また、カーテン3の開閉移動中に於いて、
コントローラ8の停止スイッチ8cを押圧操作すること
で、開位置と閉位置との間でカーテン3を任意に停止で
きる。
【0020】以上のように、エンコーダ13がパルス信
号を出力する毎に信号間隔時間tを計時して、前回計時
した停止判定時間tと比較し、比較の結果、同一時間で
あれば、今回計時した信号間隔時間tを次回に比較判定
する停止判定時間tとしてRAM12に更新記憶する。
そして、エンコーダ13が出力した今回の信号間隔時間
tn と、RAM12に記憶された前回の停止判定時間t
n −1 とを比較して、今回の信号間隔時間tn が停止判
定時間tn −1 を越えるとき又は越えたとき、カーテン
3の移動が停止すると判定して、モータ駆動部6を即時
停止させるので、従来例のようにリミットスイッチや過
電流を検知して駆動停止する方法よりもカーテン3の開
閉制御が正確に行え、カーテン3を開閉位置又は任意位
置に停止できる。且つ、モータ駆動部6に付与される負
荷が軽減され、回路障害及び誤動作が起きるのを防止で
きると共に、モータ駆動部6の寿命が長くなり、装置と
して精度及び信頼性が向上する。
【0021】しかも、カーテン3を開位置又は閉位置に
移動したとき、人間や物品等の障害物がカーテン3に接
触したとき、カーテン3の開閉移動が停止又は阻害され
るため、CPU10による判定に基づいてモータ駆動部
6を即時停止させることで、カーテン3が破損したり、
障害物が損傷するのを確実に防止できる。さらに、エン
コーダ13が出力する今回と前回の信号間隔時間t1…t
n をCPU10により比較することで、例えば、電源電
圧が設置場所によって変動しているときでも、カーテン
3の正常な開閉制御ができる。また、エンコーダ13が
出力する信号間隔時間tn に許容動作時間αを加算して
設定することで、電源電圧が変動しても、その変動を許
容して正確に開閉制御でき、設置場所の電源電圧に対応
して装置を微調整する必要がない。
【0022】他の制御方法として、図4に示すように、
カーテン3の移動前或いは装置の出荷前に於いて、予め
カーテン3の移動が停止したことを判定する停止判定時
間tを設定して、これをRAM12に記憶しておき、エ
ンコーダ13が出力するパルス信号の信号間隔時間tα
と比較する。カーテン3の開閉移動が停止又は阻害され
たとき、エンコーダ13が出力した今回の信号間隔時間
tn と、予め設定した停止判定時間tαとをCPU10
により比較して、信号間隔時間tn が停止判定時間tα
を越えるとき又は越えたとき、カーテン3が停止すると
判定して、モータ駆動回路14に停止信号を出力し、モ
ータ駆動部6を駆動停止させる。従って、カーテン3を
開位置又は閉位置、移動が阻害される位置に即時停止で
きる。なお、上述の信号間隔時間tαは、カーテン3が
停止と判定した前述の停止判定時間tに許容動作時間α
を加算して設定し、この許容動作時間αを、電源電圧の
変動やノイズ等が起きても誤動作しない値に設定する。
【0023】図5は左右方向に開閉移動されるカーテン
18の開閉を制御する開閉制御装置9を備えた第2実施
例のカーテン開閉装置15を示し、取付け部(図示省
略)に架設したレール16の下面側に各ランナー17…
を介してカーテン18の上縁部を吊設し、レール16の
左右端部に軸支した各プーリ19,19間にループ状の
開閉コード20を張架し、先頭用のランナ17に開閉コ
ード20の一端側を結止め固定して、レール16の右側
端部に取付けたモータ駆動部21の駆動力により各プー
リ19,19を介して開閉コード20を正逆回転させ、
先頭用及び追従用の各ランナー17…を走行移動してカ
ーテン18を左方向又は右方向に開閉移動する。同時
に、開閉制御装置9を構成するエンコーダ13でモータ
駆動部21の回転状態に対応するパルス信号を出力し、
エンコーダ13が出力するパルス信号の信号間隔時間t
を、カーテン3の移動が停止したことを判定する停止判
定時間tとして随時更新しながらRAM12に記憶する
と共に、有線式又は無線式のコントローラ22に配列し
た各スイッチ22a,22b,22cを操作して、モー
タ駆動部21を正逆回転及び回転停止する。
【0024】次に、カーテン18の左側端部を開位置
(集束限界位置)又は閉位置(展開限界位置)に左右移
動し、或いは、レール16の左側端部に先頭用ランナー
17を当接又は右側端部に全ランナー17…を集合した
とき、カーテン3の開閉移動が停止又は阻害され、エン
コーダ13が出力したパルス信号の間隔が長くなるの
で、エンコーダ13が出力した今回の信号間隔時間tn
と、RAM12に記憶された前回の停止判定時間tn −
1 とを比較することで、カーテン3が停止する状態にあ
るかを判定できる。また、予めカーテン3が停止したこ
とを判定する停止判定時間tを設定してRAM12に記
憶しておき、エンコーダ13が出力した今回の信号間隔
時間tn と、予め設定した停止判定時間tとを比較する
ことで、カーテン3が停止する状態にあるかを判定でき
る。上述した比較判定により、モータ駆動回路14に停
止信号を出力して、モータ駆動部21を駆動停止するの
で、カーテン3を開位置又は閉位置、移動が阻害される
位置に即時停止できる。
【0025】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の幕体は、実施例のカーテン3に対
応し、以下同様に、幕体開閉制御装置は、開閉制御装置
9に対応し、駆動手段は、モータ駆動部6,21に対応
し、設定手段は、CPU10の処理動作に対応し、停止
制御手段は、CPU10及びモータ駆動回路14に対応
するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【0026】上述した第1及び第2実施例の開閉制御装
置9は、1枚のカーテン3を上下開閉又は左右開閉する
カーテン開閉装置1,15に備えられているが、例え
ば、複数枚又は多数枚のカーテン3を単独又は連動して
開閉する装置に備えるもよく、実施例の装置のみに用途
が限定されるものではない。
【0027】且つ、第1及び第2実施例では、カーテン
3を上下開閉又は左右開閉する例を説明しているが、例
えば、ブラインド、シェード、スクリーン、緞帳等の幕
体を開閉する装置にも適用することができ、実施例のカ
ーテン3のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のカーテン開閉装置によるカーテン
の上下開閉移動を示す正面図。
【図2】開閉制御装置の構成を示す制御回路ブロック
図。
【図3】移動停止時に検出するパルス信号の出力状態を
示すタイムチャート図。
【図4】移動時及び停止時に検出するパルス信号の出力
状態を示すタイムチャート図。
【図5】第2実施例のカーテン開閉装置によるカーテン
の左右開閉移動を示す正面図。
【符号の説明】
1,15…カーテン開閉装置 2,16…レール 3,18…カーテン 4…巻取りドラム 5…回転軸 6,21…モータ駆動部 7…昇降コード 8,22…コントローラ 9…開閉制御装置 10…CPU 11…ROM 12…RAM 13…エンコーダ 14…モータ駆動回路 17…ランナー 19…プーリ 20…開閉コード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幕体を開閉移動する駆動手段を正逆方向に
    駆動制御して、該幕体の開閉移動を制御する幕体開閉制
    御装置であって、上記幕体の開閉移動に対応してパルス
    信号を一定間隔で出力するエンコーダと、上記幕体の移
    動する状態から停止したことを判定するための停止判定
    時間を設定する設定手段と、前記エンコーダが出力する
    パルス信号の出力間隔に対応する信号間隔時間と、上記
    設定手段に設定された停止判定時間とを比較して、前記
    パルス信号の信号間隔時間が停止判定時間を越えると
    き、前記駆動手段の駆動を停止させる停止信号を出力す
    る停止制御手段とを備えた幕体開閉制御装置。
  2. 【請求項2】上記停止制御手段を、前記エンコーダが出
    力するパルス信号の信号間隔時間を停止判定時間として
    設定手段に記憶し、その設定手段に記憶された停止判定
    時間と、前回に出力された信号間隔時間とを比較するよ
    うに設定した請求項1記載の幕体開閉制御装置。
  3. 【請求項3】前記停止制御手段を、前記幕体の開閉移動
    前に予め設定手段に記憶した幕体が停止したことを判定
    する停止判定時間と、前記エンコーダが出力するパルス
    信号の信号間隔時間とを比較するように設定した請求項
    1記載の幕体開閉制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007125275A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Nabio Kk 電動サンシェード装置、その最下点ストップリミッターおよびシェード最下点検知方法
JP2019187688A (ja) * 2018-04-23 2019-10-31 トーソー株式会社 電動カーテンの制御装置および電動カーテンの制御方法

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