JPH11148814A - 開閉体のリミット検出装置 - Google Patents

開閉体のリミット検出装置

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JPH11148814A
JPH11148814A JP31670497A JP31670497A JPH11148814A JP H11148814 A JPH11148814 A JP H11148814A JP 31670497 A JP31670497 A JP 31670497A JP 31670497 A JP31670497 A JP 31670497A JP H11148814 A JPH11148814 A JP H11148814A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉体に負荷をかけず傷が付くことなく上限
位置で停止させることができること。 【解決手段】 シャッターカーテンの上限位置はカウン
ト値として記憶手段6に記憶される。上限位置設定時に
は、シャッターカーテンを上昇させた後、回転検出手段
5からの検出信号が上限位置を示すものであるとき、処
理手段3はこのときのカウント値を記憶手段6から読み
出し、このカウント値を上限位置から所定高さだけ下方
に相当するカウント値に変更して記憶手段6に更新記憶
させる。以降、シャッターカーテン上昇時にはこの更新
記憶されたカウント値に達したときにシャッターカーテ
ンが停止制御され、シャッターカーテンは上限位置直前
で停止でき、シャッターカーテン及び開閉機双方に負荷
が加わらず、シャッターカーテンに傷を付けることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉体開閉時の開
閉位置を検出して開閉体を停止させる開閉体のリミット
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉体に設けられるリミット検出装置
は、開閉体上昇時にこの開閉体を開閉限度位置で停止さ
せる。開閉体がシャッターである場合、このリミット装
置は、シャッターカーテンを開閉駆動する開閉機の回転
を検出し、シャッターカーテンが上限位置のマグサに接
したときの回転数の変化で上限位置と判断する構成のも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のリミット装置では、シャッターカーテンがマグサに
接した後も開閉機の回転数の変化が検出されるまで、開
閉機はシャッターカーテンを巻き上げる構成であるた
め、シャッターカーテンを構成するスラットや座板、及
び開閉機双方にそれぞれ負荷が加わり、スラットにはマ
グサに接する箇所に傷が付きやすい問題があった。同様
に、下限位置についてもシャッターカーテンが床面に接
触して開閉機の回転数の変化の検出を受けてシャッター
カーテンを停止させる構成とすると、シャッターカーテ
ンが余分に繰り出され、スラットや座板、及び開閉機双
方にそれぞれ負荷が加わることになる。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、開閉体に負荷をかけず傷が付くことな
く開閉限度位置で停止させることができる開閉体のリミ
ット検出装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の開閉体のリミット検出装置は、請求項1記
載のように、開閉体の開閉状態を検出して開閉状態に応
じた検出信号を出力する開閉検出手段と、開閉体の開閉
限度位置に対応する所定のカウント値を更新可能に記憶
保持する記憶手段と、開閉体開閉時には前記カウント値
に基づき開閉体を開閉限度位置で停止制御させ、開閉体
の開放限度位置又は閉鎖限度位置の設定時には、開閉体
を該設定しようとする開閉限度位置方向に移動制御し、
前記開閉検出手段から出力される検知信号が前記開閉体
が開閉限度位置に達したと判断するときに前記記憶手段
に記憶されている開閉限度位置のカウント値を該開閉限
度位置から所定カウント数分、開閉体開閉の内方位置に
相当するカウント値にして更新記憶させる処理手段とを
具備したことを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載のように、前記開閉検
出手段は、開閉体の開閉機構の開閉状態に対応した変化
を検出する構成としてもよい。
【0007】また、請求項3記載のように、前記開閉検
出手段は、開閉体の開閉位置を検出する構成としてもよ
い。
【0008】また、請求項4記載の発明は、開閉体とし
て上昇及び下降方向に移動するシャッターと、シャッタ
ーカーテンを巻き取る開閉機構の回転状態を検出して回
転状態に応じた検出信号を出力する回転検出手段と、シ
ャッターカーテンの上限位置に対応する所定のカウント
値を更新可能に記憶保持する記憶手段と、シャッターカ
ーテン上昇時には前記カウント値に基づきシャッターカ
ーテンを上限位置で停止制御させ、シャッターカーテン
の上限位置の設定時には、シャッターカーテンを上昇制
御し、前記回転検出手段から出力される検知信号が前記
シャッターカーテンが上限位置に達したと判断するとき
に前記記憶手段に記憶されている上限位置のカウント値
を該上限位置から所定高さだけ下方に相当するカウント
値にして更新記憶させる処理手段と、を具備したことを
特徴としている。
【0009】また、請求項5記載のように、前記回転検
出手段は、前記開閉機に加わる負荷変動に対応する検出
信号を出力する構成としてもよい。
【0010】開閉体がシャッターである場合を例に説明
すると、シャッターカーテン上昇時には、記憶手段6に
記憶された上限位置のカウント値に達したときに停止制
御される。この上限位置は上限位置の設定時に処理手段
3によって再設定される。処理手段3は、上限位置設定
時においてシャッターカーテンが上昇制御され、回転検
出手段5がシャッターカーテンが上限位置に達した旨を
示す検知信号を出力したときに前記記憶手段6に記憶さ
れている上限位置のカウント値を読み出す。処理手段3
は、このカウント値について、この上限位置から所定高
さだけ下方に相当するカウント値として記憶手段6に更
新記憶させる。これより以降、シャッターカーテンは上
限位置に達する直前で停止制御され、スラットが巻き締
められることなく、スラットに傷を付けることなく停止
できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による開閉体のリ
ミット検出装置を示すブロック図である。本第1の実施
の形態では開閉体としてシャッターを用いこのシャッタ
ーカーテンの上限位置を設定する構成について説明す
る。シャッターを開閉操作する操作手段1は、開放、閉
鎖、停止の各操作スイッチを有し、各操作スイッチの操
作に対応する操作信号を出力する。制御手段2は、操作
手段1の操作信号に基づき開閉機Mを同方向に開閉制御
する。この制御手段2はマイコン等で構成される処理手
段3と、モータ駆動回路4で構成されている。
【0012】処理手段3には、操作手段1の各操作スイ
ッチが入力接続され、また、開閉機Mの回転を検出する
回転検出手段5のパルスが入力される。回転検出手段5
は例えば、パルスジェネレータ(PG)で構成でき、こ
のパルスジェネレータは開閉機Mの回転軸にエンコーダ
板を固定しフォトインタラプタでエンコーダの回転状態
に対応したパルスを出力する。処理手段3は操作スイッ
チの操作信号を検出し、開放スイッチの操作時にはモー
タ駆動回路4に対し上昇信号を出力し、閉鎖スイッチの
操作時には下降信号を出力し、停止スイッチの操作時に
は停止信号を出力する。また、PG5のパルスが所定間
隔で入力されている期間は、開閉機Mが回転状態にある
と判断し、この後、パルスが所定期間継続して入力され
なくなったことに基づき上限位置での停止状態であると
判断する。
【0013】この処理手段3には記憶手段6が接続され
る。この記憶手段6にはシャッターカーテンの上下限位
置に相当するカウント値がそれぞれ設定記憶される。上
限位置は上限記憶手段6aに設定され、下限位置は下限
記憶手段6bに設定されるものとして説明する。この記
憶手段6は、シャッターカーテンの上昇時にはカウント
値を増加させ、下降時にはカウント値を減少させる。そ
して、上限記憶手段6aに設定されるシャッターカーテ
ンの上限位置に相当するカウント値は所定の手順で修正
設定されるようになっている。シャッターカーテンの下
限位置に相当するカウント値はシャッター設置時等に下
限記憶手段6bに設定される。また、シャッターカーテ
ンの下限位置検出に機械式リミットスイッチを用いたと
きには記憶手段6は上限記憶手段6aのみで構成し、処
理手段3は下限位置の検出を機械式リミットスイッチの
検出信号に基づき判断する。
【0014】モータ駆動回路4は、処理手段3からの上
昇信号入力時には、シャッターカーテンの上昇方向にモ
ータMを継続的に駆動し、下降信号入力時には、シャッ
ターカーテンの下降方向にモータMを継続的に駆動す
る。また、停止信号入力時にはモータMの駆動を停止さ
せる。所謂シャッターの自己保持動作を行う。
【0015】上記構成における基本的なシャッター上昇
動作を説明する。操作手段1の開放スイッチを操作する
と、処理手段3は上昇信号を出力しモータ駆動回路4は
シャッターカーテンの上昇方向に開閉機Mを駆動する。
シャッターカーテンが上昇しマグサに接すると開閉機M
の回転が停止し、対応してPG5からのパルス出力が停
止する。処理手段3は入力されるパルス周期の変化を受
けて上限位置であると判断し、停止信号を出力する。モ
ータ駆動回路4は停止信号の入力で開閉機Mを停止制御
し、シャッターカーテンを上限位置で停止させる。
【0016】次に、本発明による上限位置設定動作を図
2のフローチャートを用いて説明する。制御手段2を上
限位置設定モードに切り換えた状態で、上記シャッター
上昇動作を行い、シャッターカーテンを上限位置の方向
に移動させる(SP1)。処理手段3は、前記シャッタ
ー上昇時においてPG5から出力されるパルス周期が変
化した時点のカウント値を上限記憶手段6aから読み出
す(SP2)。即ち、処理手段3は、PG5から出力さ
れるパルス周期が変化した時点がシャッターカーテンが
上限位置に達したと判断して以下の処理を実行する。こ
のときの上限記憶手段6aのカウント値はいかなる数値
であっても構わない。
【0017】次に、処理手段3は、読み出したカウント
値から予め定めた更新用カウント値を減算し修正カウン
ト値を求める(SP3)。この修正カウント値を前記読
み出した上限記憶手段6aに更新して記憶する(SP
4)。この修正カウント値は、マグサとこのマグサから
所定高さ低い位置との間の距離に対応して予め設定され
た所定のカウント値である。この後、制御手段2は上限
位置設定モードから通常モードに復帰する(SP5)。
【0018】したがって、この上限位置設定モード後
に、シャッターの開閉を通常モードで実行するときにお
いて、シャッターが開放操作されたときには、シャッタ
ーが修正カウント値に達したときに制御手段2はシャッ
ターカーテンが上限位置に達したものとして停止制御さ
せる。これにより、シャッターカーテンはマグサに接触
する直前に停止される。即ち、開閉機の回転数検出等、
負荷感知してシャッターカーテンを停止させるものと異
なり、スラットに傷を付けずに上限位置直前位置で停止
させることができるようになる。
【0019】ここで、更新用カウント値の値が大きけれ
ば修正後の上限位置をマグサから下方に大きく離して設
定でき、逆に小さければ上限位置をマグサにできるだけ
近づけるよう設定でき、適宜の更新用カウント値を用い
ればよい。
【0020】上述した上限位置設定モードは、設定スイ
ッチの操作で任意の時期に起動させることができる。シ
ャッターカーテンは、経時的にスラット全体の長さが長
くなる(シャッター高さが高くなる)傾向がある。対応
して上限位置も変化することになるが、任意の時期に設
定スイッチを操作し、上限位置設定モードの処理を実行
することにより、このようにシャッターカーテン長さの
変化にも対応して上限位置を更新でき、シャッターカー
テンがマグサに接触する直前で停止させることができる
ようになる。
【0021】尚、上限位置設定モードへの移行は、設定
スイッチ操作のみならず、例えば、停止スイッチと開放
スイッチの2個の操作スイッチの同時押しで移行する構
成としてもよい。この構成によれば、これら停止スイッ
チと開放スイッチの同時押しで上限位置設定モードとな
り、同時にシャッターカーテンを上限位置まで上昇させ
前記上限位置設定モードの各処理を自動実行できるよう
になる。
【0022】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。この実施の形態では、シャッターカーテンの下
限位置に相当するカウント値を下限記憶手段6bに設定
する構成であり、図1記載の構成を用い、以下の処理内
容を実行して設定される。操作手段1の閉鎖スイッチを
操作すると、処理手段3は下降信号を出力しモータ駆動
回路4はシャッターカーテンの下降方向に開閉機Mを駆
動する。シャッターカーテンが下降し床面に接すると開
閉機Mの回転が停止し、対応してPG5からのパルス出
力が停止する。処理手段3はPG5から入力されるパル
ス周期の変化を受けて下限位置であると判断し、停止信
号を出力する。モータ駆動回路4は停止信号の入力で開
閉機Mを停止制御し、シャッターカーテンを下限位置で
停止させる。
【0023】そして、下限位置設定は、図2のフローチ
ャートに記載した内容と同様の処理を経てなされる。ま
ず、制御手段2下限限位置設定モードに切り換えた状態
で、上記シャッター下降動作を行い、シャッターカーテ
ンを下限位置の方向に移動させる(SP1)。処理手段
3は、前記シャッター下降時においてPG5から出力さ
れるパルス周期が変化した時点のカウント値を下限記憶
手段6aから読み出す(SP2)。このときの下限記憶
手段6aのカウント値はいかなる数値であっても構わな
い。
【0024】次に、処理手段3は、読み出したカウント
値から予め定めた更新用カウント値を減算し修正カウン
ト値を求める(SP3)。この修正カウント値を前記読
み出した下限記憶手段6aに更新して記憶する(SP
4)。この修正カウント値は、床面とこの床面から所定
高さ高い位置との間の距離に対応して予め設定された所
定のカウント値である。この後、制御手段2は下限位置
設定モードから通常モードに復帰する(SP5)。
【0025】したがって、この下限位置設定モード後
に、シャッターの開閉を通常モードで実行するときにお
いて、シャッターカーテンが閉鎖操作されたときには、
シャッターカーテンが修正カウント値に達したときに制
御手段2はシャッターカーテンが下限位置に達したもの
として停止制御させる。これにより、シャッターカーテ
ンは床面に接触したときに直ちに停止される。即ち、開
閉機の回転数検出等、床面に接触してから所定時間経過
後に負荷感知してシャッターカーテンを停止させるもの
と異なり、スラットに傷を付けずに下限位置で停止させ
ることができるようになる。
【0026】上記実施の形態では、回転検出手段5が開
閉機の回転を検出する構成としたが、これに限らずシャ
ッターカーテンを巻き取る巻取り軸の回転を検出する構
成としてもよい。また、回転検出手段5にPGを用いる
構成としたが、他、タコジェネレータを用いてもよい。
また、開閉機MがDCモータである場合には、DCモー
タへの供給電流の変化を検出し、電流の増加時に過負荷
と判断して停止状態である旨の信号を処理手段3に出力
する構成とすることもできる。
【0027】また、開閉体の開閉状態は、上記回転検出
手段5で検知する構成に限られたものではない。即ち、
大別して開閉体を開閉する開閉機構の動作状態、あるい
は開閉体そのものの開閉状態を検出するものがあり、い
ずれの構成であってもよく開閉検出手段によって開閉体
の開閉位置が検出される。開閉機構のものについては、
開閉体を開閉させたときの機構の変化状態に対応して開
閉体の開閉位置を検出する構成とすればよい。例えば、
開閉機の回転駆動によって連動して回転駆動されシャッ
ターカーテンを巻き取る巻取り軸の回転を検出する構成
とする。この他、開閉体の開閉に伴い受動的に連動する
機構が設けられているときには、この機構に連結して開
閉体の開閉位置を検出する構成とすることができる。一
方、開閉体の開閉状態は直接開閉体の開閉位置を検出す
る構成とすればよい。例えば、ガイドレールの高さ方向
に複数のセンサを設けてシャッターカーテンの開閉位置
を検出したり、シャッターのスラット数をセンサで検出
してシャッターカーテンの開閉位置を求めたり、シャッ
ターカーテンの昇降位置を超音波センサで検出する。こ
れにより、上記実施形態で説明した回転検出手段5は、
開閉体の開閉位置を検出する開閉検出手段の一構成例に
相当する。さらに、上記実施の形態では開閉体として上
下に昇降するシャッターを例に説明したが、この他、左
右や前後方向に開閉する開閉体(例えばドア等)でもよ
く、上記開閉機構あるいは開閉体そのものの動作を検出
する開閉検出手段によって開閉位置が検出されれば、こ
のドアの開閉限度位置、即ち開放限度位置(全開状態)
と、閉鎖限度位置(全閉状態)を設定する構成に適用す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、開閉体の開閉限度位置
を検出してこの開閉限度位置に達する直前位置で停止す
るよう再設定される構成であるため、開閉体が開閉限度
位置を越えて移動しようとすることがなくなり、開閉体
を傷付けることがない。これにより、従来、開閉体が開
閉限度位置に達する毎に開閉体及び開閉機双方に負荷が
加わっていたことが防止でき、機構の劣化、損傷を防
ぎ、また開閉体表面の美観を維持できるようになる。開
閉体としてシャッターが用いられた場合にあっては、シ
ャッターカーテンが巻き締められることなく上限位置で
停止でき、また、余分に繰り出されることなく下限位置
で停止できるようになりスラットを傷付けることがな
い。また、従来、上下限位置に達する毎にシャッターカ
ーテン及び開閉機双方に負荷が加わっていたことが防止
され機構の劣化、損傷が防止できるとともに、シャッタ
ーカーテン表面の美観を維持できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉体のリミット検出装置の実施の形
態を示すブロック図。
【図2】同装置の上限位置設定処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…操作手段、2…制御手段、3…処理手段、4…モー
タ駆動回路、5…回転検出手段、6…記憶手段、6a…
上限記憶手段、6b…下限記憶手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体の開閉状態を検出して開閉状態に
    応じた検出信号を出力する開閉検出手段と、 開閉体の開閉限度位置に対応する所定のカウント値を更
    新可能に記憶保持する記憶手段と、 開閉体開閉時には前記カウント値に基づき開閉体を開閉
    限度位置で停止制御させ、開閉体の開放限度位置又は閉
    鎖限度位置の設定時には、開閉体を該設定しようとする
    開閉限度位置方向に移動制御し、前記開閉検出手段から
    出力される検知信号が前記開閉体が開閉限度位置に達し
    たと判断するときに前記記憶手段に記憶されている開閉
    限度位置のカウント値を該開閉限度位置から所定カウン
    ト数分、開閉体開閉の内方位置に相当するカウント値に
    して更新記憶させる処理手段と、を具備したことを特徴
    とする開閉体のリミット検出装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉検出手段は、開閉体の開閉機構
    の開閉状態に対応した変化を検出する請求項1記載の開
    閉体のリミット検出装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉検出手段は、開閉体の開閉位置
    を検出する請求項1記載の開閉体のリミット検出装置。
  4. 【請求項4】 開閉体として上昇及び下降方向に移動す
    るシャッターと、 シャッターカーテンを巻き取る開閉機構の回転状態を検
    出して回転状態に応じた検出信号を出力する回転検出手
    段と、 シャッターカーテンの上限位置に対応する所定のカウン
    ト値を更新可能に記憶保持する記憶手段と、 シャッターカーテン上昇時には前記カウント値に基づき
    シャッターカーテンを上限位置で停止制御させ、シャッ
    ターカーテンの上限位置の設定時には、シャッターカー
    テンを上昇制御し、前記回転検出手段から出力される検
    知信号が前記シャッターカーテンが上限位置に達したと
    判断するときに前記記憶手段に記憶されている上限位置
    のカウント値を該上限位置から所定高さだけ下方に相当
    するカウント値にして更新記憶させる処理手段と、を具
    備したことを特徴とする開閉体のリミット検出装置。
  5. 【請求項5】 前記回転検出手段は、前記開閉機に加わ
    る負荷変動に対応する検出信号を出力する構成とされた
    請求項4に記載の開閉体のリミット検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005511935A (ja) * 2001-12-10 2005-04-28 ソムフィ 行程限界の学習方法とそのための装置
JP2010006149A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Omron Corp ミラー装置
JP2019105111A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 立川ブラインド工業株式会社 電動ブラインドの制御装置

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