JP3046547B2 - 昇降装置の安全機構 - Google Patents
昇降装置の安全機構Info
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- JP3046547B2 JP3046547B2 JP8213448A JP21344896A JP3046547B2 JP 3046547 B2 JP3046547 B2 JP 3046547B2 JP 8213448 A JP8213448 A JP 8213448A JP 21344896 A JP21344896 A JP 21344896A JP 3046547 B2 JP3046547 B2 JP 3046547B2
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- housing
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は昇降装置の安全機構
に関し、特に電動シャッター下降時に障害物に当接した
場合の安全機構に関するものである。
に関し、特に電動シャッター下降時に障害物に当接した
場合の安全機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に示す概略側面図を使用して従来
の電動シャッターの動作につき説明する。シャッター4
1は駆動用モータ42により回転駆動されるローラ43
に巻回されており、このローラ43を矢印Cの方向に回
転駆動することによりシャッター41はレール44に沿
って下降する。
の電動シャッターの動作につき説明する。シャッター4
1は駆動用モータ42により回転駆動されるローラ43
に巻回されており、このローラ43を矢印Cの方向に回
転駆動することによりシャッター41はレール44に沿
って下降する。
【0003】シャッター下降中にシャッター41が図示
せぬ障害物に当ると、駆動用モータ42は依然として回
転駆動を続けてシャッター41を送り出すようになって
いるので、シャッター41が傾斜し、やがて点線で示す
ようにレール44とローラ43との間に弛みを生じ、更
にはローラ43に巻き付く状態になる。こうなると、シ
ャッター41を送り出す方向に駆動しているにもかかわ
らず、シャッター41の巻き上げ状態になってしまう。
せぬ障害物に当ると、駆動用モータ42は依然として回
転駆動を続けてシャッター41を送り出すようになって
いるので、シャッター41が傾斜し、やがて点線で示す
ようにレール44とローラ43との間に弛みを生じ、更
にはローラ43に巻き付く状態になる。こうなると、シ
ャッター41を送り出す方向に駆動しているにもかかわ
らず、シャッター41の巻き上げ状態になってしまう。
【0004】シャッター41の下限点にはリミットスイ
ッチ(図示せず)が取付けられており、このリミットス
イッチにシャッター41の先端が接触した時にスイッチ
(図示せず)が作動してシャッター駆動が停止されるよ
うになっている。しかしながら、上述した如く、シャッ
ター41が下降途中で障害物に当ると、リミットスイッ
チは何等作動しないので、駆動状態は続行されたままに
なるという問題がある。
ッチ(図示せず)が取付けられており、このリミットス
イッチにシャッター41の先端が接触した時にスイッチ
(図示せず)が作動してシャッター駆動が停止されるよ
うになっている。しかしながら、上述した如く、シャッ
ター41が下降途中で障害物に当ると、リミットスイッ
チは何等作動しないので、駆動状態は続行されたままに
なるという問題がある。
【0005】そこで、障害物に対する安全対策として、
シャッター41の最下部(水切り板)にスイッチ(図示
せず)を取付けておき、障害物に当るとこのスイッチが
オンとなり、このオンに応答して赤外線発振器(図示せ
ず)を起動し、この赤外線を上部に設けられているコン
トローラの受信機(図示せず)にて受信し、駆動用モー
タ42を停止させる方式がある。
シャッター41の最下部(水切り板)にスイッチ(図示
せず)を取付けておき、障害物に当るとこのスイッチが
オンとなり、このオンに応答して赤外線発振器(図示せ
ず)を起動し、この赤外線を上部に設けられているコン
トローラの受信機(図示せず)にて受信し、駆動用モー
タ42を停止させる方式がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの様なシャッ
ターの安全装置では、障害検出用のスイッチ、赤外線発
振器及びコントローラ等の装置が必要であり、取付けス
ペースやコスト的にも得策ではない。また、これ等各要
素を常時故障なく正常に動作維持せしめておくためには
保守が必要であり、更に赤外線発振器の動作電源用電池
を定期的に交換する必要がある。
ターの安全装置では、障害検出用のスイッチ、赤外線発
振器及びコントローラ等の装置が必要であり、取付けス
ペースやコスト的にも得策ではない。また、これ等各要
素を常時故障なく正常に動作維持せしめておくためには
保守が必要であり、更に赤外線発振器の動作電源用電池
を定期的に交換する必要がある。
【0007】さらに、シャッターの下限点にリミットス
イッチを取付けている場合や、シャッターの最下部(水
切り板)にスイッチを取付けておき、障害物に当るとこ
のスイッチをオンとして赤外線発振器を起動する場合に
は、シャッターの最下部が水没したり、シャッターの最
下部まで浸水したりしてリミットスイッチやスイッチが
作動しなくなる恐れがある。そのため、上記のような電
気・電子部品特有の弱点を防御する必要がある。
イッチを取付けている場合や、シャッターの最下部(水
切り板)にスイッチを取付けておき、障害物に当るとこ
のスイッチをオンとして赤外線発振器を起動する場合に
は、シャッターの最下部が水没したり、シャッターの最
下部まで浸水したりしてリミットスイッチやスイッチが
作動しなくなる恐れがある。そのため、上記のような電
気・電子部品特有の弱点を防御する必要がある。
【0008】これらの問題を解決するために、図11に
示すように、シャッター41の下部の水切り板47にワ
イヤ46の先端を取付け、シャッター41の上部にワイ
ヤ巻取り器45を設け、ワイヤ46をシャッター41の
下降と共に引き出し、その引き出し速度をワイヤ巻取り
器45の速度検出機能により検出する方法もある。この
方法ではシャッター41が障害物に当ると、ワイヤ46
の引き出し速度が変化(遅くなる)するので、そのとき
にシャッター41を止めるようにしている。上記の方法
については、実願平6−015455号(登録第301
2501号)の明細書に開示されている。
示すように、シャッター41の下部の水切り板47にワ
イヤ46の先端を取付け、シャッター41の上部にワイ
ヤ巻取り器45を設け、ワイヤ46をシャッター41の
下降と共に引き出し、その引き出し速度をワイヤ巻取り
器45の速度検出機能により検出する方法もある。この
方法ではシャッター41が障害物に当ると、ワイヤ46
の引き出し速度が変化(遅くなる)するので、そのとき
にシャッター41を止めるようにしている。上記の方法
については、実願平6−015455号(登録第301
2501号)の明細書に開示されている。
【0009】しかしながら、シャッター41の下部の水
切り板47に取付けたワイヤ46をワイヤ巻取り器45
で巻き取る場合、特に大型シャッター向けの場合、シャ
ッターの開閉距離に対応した長物ワイヤの巻取りにおい
て、重ね巻きによってワイヤに癖が付いたり、あるいは
切断が生じたりするとともに、巻取り器の巻きドラム上
の巻取り距離の不均一が生じやすい。
切り板47に取付けたワイヤ46をワイヤ巻取り器45
で巻き取る場合、特に大型シャッター向けの場合、シャ
ッターの開閉距離に対応した長物ワイヤの巻取りにおい
て、重ね巻きによってワイヤに癖が付いたり、あるいは
切断が生じたりするとともに、巻取り器の巻きドラム上
の巻取り距離の不均一が生じやすい。
【0010】また、シャッターの下部に上下可動部を含
む下部衝突検出部材を取付けた装置も上記の実願平6−
015455号の明細書に開示されているが、この装置
ではシャッター間口寸法によって安全装置の重量感度が
左右され、その感度設定が難しくなる。
む下部衝突検出部材を取付けた装置も上記の実願平6−
015455号の明細書に開示されているが、この装置
ではシャッター間口寸法によって安全装置の重量感度が
左右され、その感度設定が難しくなる。
【0011】そこで、本発明の目的は従来のかかる欠点
を解決すべくなされたものであって、その目的とすると
ころは、ワイヤの重ね巻きによる不都合を除去し、シャ
ッター間口寸法によって重量感度が左右されることな
く、特別な保守点検や電池交換等が不要な簡単な構成の
昇降装置(特に、電動シャッター)の安全機構を提供す
ることにある。
を解決すべくなされたものであって、その目的とすると
ころは、ワイヤの重ね巻きによる不都合を除去し、シャ
ッター間口寸法によって重量感度が左右されることな
く、特別な保守点検や電池交換等が不要な簡単な構成の
昇降装置(特に、電動シャッター)の安全機構を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による昇降装置の
安全機構は、上下可動部材を駆動装置からの駆動力によ
り上昇及び下降させる昇降装置の安全機構であって、前
記上下可動部材の下部に取付けられかつ障害物に当接し
た時に縮退する下部衝突検出部材と、前記下部衝突検出
部材に一端が取付けられたワイヤ部材と、前記ワイヤ部
材の他端を固定する固定部材と、前記ワイヤ部材に前記
上下可動部材の上昇方向に張力を付与する張力付与部材
と、前記固定部材の近傍で前記ワイヤ部材を巻張しかつ
前記上下可動部材の上昇及び下降に応じた前記ワイヤ部
材の伸縮に応じて移動する移動滑車部材と、 予め設定さ
れた所定位置に軸支されかつ前記固定部材と前記移動滑
車部材との間において前記ワイヤ部材を巻張する固定滑
車部材と、 前記移動滑車部材を案内する案内部材と、 前
記移動滑車部材を前記張力付与部材に連結する連結部材
と、 前記固定滑車部材の回転速度及び回転数を検出して
前記ワイヤ部材の下降速度及び前記下部衝突検出部材の
縮退を検知する検知手段と、 前記検知手段で前記下降速
度の変化及び前記下部衝突検出部材の縮退のいずれかが
検知された時に前記昇降装置の停止制御を行うコントロ
ール基板とを備えている。
安全機構は、上下可動部材を駆動装置からの駆動力によ
り上昇及び下降させる昇降装置の安全機構であって、前
記上下可動部材の下部に取付けられかつ障害物に当接し
た時に縮退する下部衝突検出部材と、前記下部衝突検出
部材に一端が取付けられたワイヤ部材と、前記ワイヤ部
材の他端を固定する固定部材と、前記ワイヤ部材に前記
上下可動部材の上昇方向に張力を付与する張力付与部材
と、前記固定部材の近傍で前記ワイヤ部材を巻張しかつ
前記上下可動部材の上昇及び下降に応じた前記ワイヤ部
材の伸縮に応じて移動する移動滑車部材と、 予め設定さ
れた所定位置に軸支されかつ前記固定部材と前記移動滑
車部材との間において前記ワイヤ部材を巻張する固定滑
車部材と、 前記移動滑車部材を案内する案内部材と、 前
記移動滑車部材を前記張力付与部材に連結する連結部材
と、 前記固定滑車部材の回転速度及び回転数を検出して
前記ワイヤ部材の下降速度及び前記下部衝突検出部材の
縮退を検知する検知手段と、 前記検知手段で前記下降速
度の変化及び前記下部衝突検出部材の縮退のいずれかが
検知された時に前記昇降装置の停止制御を行うコントロ
ール基板とを備えている。
【0013】
【0014】本発明による別の昇降装置の安全機構は、
上記の構成のほかに、予め設定された第1の所定位置に
配置されかつ前記第1の所定位置で前記移動滑車部材に
当接した時に前記上下可動部材が上昇限度位置に達した
ことを通知する第1の通知手段と、予め設定された第2
の所定位置に配置されかつ前記第2の所定位置で前記移
動滑車部材に当接した時に前記上下可動部材が下降限度
位置に達したことを通知する第2の通知手段とを具備し
ている。
上記の構成のほかに、予め設定された第1の所定位置に
配置されかつ前記第1の所定位置で前記移動滑車部材に
当接した時に前記上下可動部材が上昇限度位置に達した
ことを通知する第1の通知手段と、予め設定された第2
の所定位置に配置されかつ前記第2の所定位置で前記移
動滑車部材に当接した時に前記上下可動部材が下降限度
位置に達したことを通知する第2の通知手段とを具備し
ている。
【0015】上記の如く、シャッター上部からのワイヤ
と下部衝突検出部材からのワイヤを下部付近で結合し、
シャッターの下降と共にシャッター上部からのワイヤも
引き出されるようにしておく。障害物にシャッターの下
部衝突検出部材の可動部が当たると、ワイヤがシャッタ
ー上部に向けて引き戻され、ワイヤで駆動される固定軸
滑車ユニットのタコジェネレーターの発電電圧が0状態
または極端に低い状態となる。この発電電圧の変化によ
り障害物への衝突を検知してシャッターを止める。
と下部衝突検出部材からのワイヤを下部付近で結合し、
シャッターの下降と共にシャッター上部からのワイヤも
引き出されるようにしておく。障害物にシャッターの下
部衝突検出部材の可動部が当たると、ワイヤがシャッタ
ー上部に向けて引き戻され、ワイヤで駆動される固定軸
滑車ユニットのタコジェネレーターの発電電圧が0状態
または極端に低い状態となる。この発電電圧の変化によ
り障害物への衝突を検知してシャッターを止める。
【0016】また、上記の構成とすることで、下部衝突
検出部材が障害物に当たらなくとも、シャッター本体が
下降途中でガイドレールに食い込む等の何らかの理由で
停止した場合にも、ワイヤが停止状態となるので、上述
したような障害物に衝突した場合と同様にしてワイヤの
停止状態が検知されるので、シャッターを止める。
検出部材が障害物に当たらなくとも、シャッター本体が
下降途中でガイドレールに食い込む等の何らかの理由で
停止した場合にも、ワイヤが停止状態となるので、上述
したような障害物に衝突した場合と同様にしてワイヤの
停止状態が検知されるので、シャッターを止める。
【0017】したがって、ワイヤの重ね巻きによる不都
合を除去し、特別な保守点検や電池交換等が不要な簡単
な構成の昇降装置(特に、電動シャッター)の安全機構
を提供することが可能となる。
合を除去し、特別な保守点検や電池交換等が不要な簡単
な構成の昇降装置(特に、電動シャッター)の安全機構
を提供することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の一実
施例の構成を示す図である。図1は本発明の一実施例に
よる電動シャッター機構及びその安全機構を側面から見
た図であり、図2は本発明の一実施例による電動シャッ
ター機構及びその安全機構を正面から見た図である。
図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の一実
施例の構成を示す図である。図1は本発明の一実施例に
よる電動シャッター機構及びその安全機構を側面から見
た図であり、図2は本発明の一実施例による電動シャッ
ター機構及びその安全機構を正面から見た図である。
【0019】これらの図において、ワイヤ2の一端はシ
ャッター6の下部に取付けられた衝突センサー3内の下
部衝突検出用ワイヤ30に接続されており、ワイヤ2の
他端はワイヤ巻取りユニット1内に固定されている。ま
た、下部衝突検出用ワイヤ30に接続されたワイヤ2は
L字金具10のプーリーによって巻取りユニット1側に
案内される。
ャッター6の下部に取付けられた衝突センサー3内の下
部衝突検出用ワイヤ30に接続されており、ワイヤ2の
他端はワイヤ巻取りユニット1内に固定されている。ま
た、下部衝突検出用ワイヤ30に接続されたワイヤ2は
L字金具10のプーリーによって巻取りユニット1側に
案内される。
【0020】シャッター6は駆動用モータ4により回転
駆動されるローラ5に巻回されており、このローラ5を
回転駆動することによりシャッター6はレール7に沿っ
て下降する。シャッター6が下降すると、ワイヤ2も同
一の速度で巻取りユニット1から徐々に引き出されるよ
うになっている。
駆動されるローラ5に巻回されており、このローラ5を
回転駆動することによりシャッター6はレール7に沿っ
て下降する。シャッター6が下降すると、ワイヤ2も同
一の速度で巻取りユニット1から徐々に引き出されるよ
うになっている。
【0021】ワイヤ2の弛み防止のために、巻取りユニ
ット1はワイヤ2を巻き取るような一定の張力を常時か
けており、この張力はバネ(図示せず)等により発生さ
れる。そして、この巻取りユニット1はワイヤ2の下降
速度及び距離を測定するための機能が予め設けられてお
り、この機能としてはワイヤ巻取りのための固定軸滑車
ユニット(図示せず)の回転速度や回転数を検出する回
転計(タコジェネレーター)(図示せず)を使用するこ
とで実現することができる。
ット1はワイヤ2を巻き取るような一定の張力を常時か
けており、この張力はバネ(図示せず)等により発生さ
れる。そして、この巻取りユニット1はワイヤ2の下降
速度及び距離を測定するための機能が予め設けられてお
り、この機能としてはワイヤ巻取りのための固定軸滑車
ユニット(図示せず)の回転速度や回転数を検出する回
転計(タコジェネレーター)(図示せず)を使用するこ
とで実現することができる。
【0022】かかる構成において、シャッター6が一定
速度で下降すると、ワイヤ2も同一速度で巻取りユニッ
ト1から徐々に引き出されるが、図示せぬ障害物に衝突
センサー3が衝突すると、タコジェネレーターの発電電
圧が0状態または極端に低い状態となるので、この発電
電圧の変化を検出して衝突の検知を自動的に行うことが
できる。よって、発電電圧の変化に応答してシャッター
6の駆動用モータ4を停止せしめることにより、安全機
構としての機能が図れるのである。
速度で下降すると、ワイヤ2も同一速度で巻取りユニッ
ト1から徐々に引き出されるが、図示せぬ障害物に衝突
センサー3が衝突すると、タコジェネレーターの発電電
圧が0状態または極端に低い状態となるので、この発電
電圧の変化を検出して衝突の検知を自動的に行うことが
できる。よって、発電電圧の変化に応答してシャッター
6の駆動用モータ4を停止せしめることにより、安全機
構としての機能が図れるのである。
【0023】尚、シャッター6が上昇する場合には、ワ
イヤ2はワイヤ巻取りユニット1の内部の引っ張り張力
により巻取りユニット1に巻き取られる。
イヤ2はワイヤ巻取りユニット1の内部の引っ張り張力
により巻取りユニット1に巻き取られる。
【0024】図3は図1の巻取りユニット1の構成を示
す図であり、図4は図3のAA線に沿う矢視方向の拡大
断面図であり、図5は図3のBB線に沿う矢視方向の拡
大断面図であり、図6は図3の巻取りユニット1の右半
分の拡大図であり、図7は図3の巻取りユニット1の左
半分の拡大図である。
す図であり、図4は図3のAA線に沿う矢視方向の拡大
断面図であり、図5は図3のBB線に沿う矢視方向の拡
大断面図であり、図6は図3の巻取りユニット1の右半
分の拡大図であり、図7は図3の巻取りユニット1の左
半分の拡大図である。
【0025】これらの図において、巻取りユニット1内
に配設された固定金具13はプーリー12を介して巻取
りユニット1内部に収納するワイヤ2の一端を固定す
る。この固定金具13に固定されたワイヤ2は固定軸滑
車ユニット14と移動連滑車ユニット15とに夫々巻張
されている。ここで、固定軸滑車ユニット14及び移動
連滑車ユニット15は夫々6個のプーリーを重ねたもの
であり、ワイヤ2はそれら6個のプーリー(併せて12
個のプーリー)間に張り巡らされている。
に配設された固定金具13はプーリー12を介して巻取
りユニット1内部に収納するワイヤ2の一端を固定す
る。この固定金具13に固定されたワイヤ2は固定軸滑
車ユニット14と移動連滑車ユニット15とに夫々巻張
されている。ここで、固定軸滑車ユニット14及び移動
連滑車ユニット15は夫々6個のプーリーを重ねたもの
であり、ワイヤ2はそれら6個のプーリー(併せて12
個のプーリー)間に張り巡らされている。
【0026】また、固定軸滑車ユニット14の6個のプ
ーリーは予め設定された位置に軸支されており、ワイヤ
2が巻取りユニット1から引き出されたり、あるいは引
き戻されたりする際のワイヤ2の伸縮に応じて回転する
ようになっている。固定軸滑車ユニット14の固定滑車
軸には回転速度や回転数を検出するためのタコジェネレ
ーターが配設されている。
ーリーは予め設定された位置に軸支されており、ワイヤ
2が巻取りユニット1から引き出されたり、あるいは引
き戻されたりする際のワイヤ2の伸縮に応じて回転する
ようになっている。固定軸滑車ユニット14の固定滑車
軸には回転速度や回転数を検出するためのタコジェネレ
ーターが配設されている。
【0027】固定軸滑車ユニット14では2列目のプー
リーのみが固定滑車軸とともに回転し、他のプーリーは
フリーとなっている。これは構造上、1列目のプーリー
がワイヤ2との間でスリップが発生しやすい[特に、ワ
イヤ2の引き戻し方向(上昇方向)で生じやすい]ため
である。
リーのみが固定滑車軸とともに回転し、他のプーリーは
フリーとなっている。これは構造上、1列目のプーリー
がワイヤ2との間でスリップが発生しやすい[特に、ワ
イヤ2の引き戻し方向(上昇方向)で生じやすい]ため
である。
【0028】移動連滑車ユニット15は巻取りユニット
1内の所定位置に配設されたレール16上に摺動自在に
取付けられており、ワイヤ2が巻取りユニット1から引
き出されたり、あるいは引き戻されたりする際のワイヤ
2の伸縮に応じてレール16上を移動する。また、移動
連滑車ユニット15はコの字形の連結金具17によっ
て、プーリー18を介してワイヤ巻取り器19に巻き取
られる張力付与専用ワイヤ24に連結されており、この
ワイヤ巻取り器19の巻取り力によってワイヤ2に一定
の張力が常時かけられる。
1内の所定位置に配設されたレール16上に摺動自在に
取付けられており、ワイヤ2が巻取りユニット1から引
き出されたり、あるいは引き戻されたりする際のワイヤ
2の伸縮に応じてレール16上を移動する。また、移動
連滑車ユニット15はコの字形の連結金具17によっ
て、プーリー18を介してワイヤ巻取り器19に巻き取
られる張力付与専用ワイヤ24に連結されており、この
ワイヤ巻取り器19の巻取り力によってワイヤ2に一定
の張力が常時かけられる。
【0029】一方、巻取りユニット1内にはシャッター
6の上昇限度位置及び下降限度位置に夫々対応する位置
にマイクロスイッチ22,23が配設されており、マイ
クロスイッチ22,23は長穴20,21の範囲内で移
動自在となっており、任意の位置でネジ止めされる。つ
まり、長穴20,21の範囲内でシャッター6の上昇限
度位置及び下降限度位置各々の検出位置を調整すること
ができるようになっている。
6の上昇限度位置及び下降限度位置に夫々対応する位置
にマイクロスイッチ22,23が配設されており、マイ
クロスイッチ22,23は長穴20,21の範囲内で移
動自在となっており、任意の位置でネジ止めされる。つ
まり、長穴20,21の範囲内でシャッター6の上昇限
度位置及び下降限度位置各々の検出位置を調整すること
ができるようになっている。
【0030】コントロール基板11は固定軸滑車ユニッ
ト14の固定滑車軸に配設されたタコジェネレーターか
らの信号及びマイクロスイッチ22,23各々からの信
号に応じて駆動用モータ4に対する停止制御を行う。
ト14の固定滑車軸に配設されたタコジェネレーターか
らの信号及びマイクロスイッチ22,23各々からの信
号に応じて駆動用モータ4に対する停止制御を行う。
【0031】図8は図1の衝突センサー3の構成を示す
図であり、図9は図1の衝突センサー3の断面図であ
る。これらの図において、衝突センサー3はシャッター
6の下部に固定される固定用筐体3aと、その一部が固
定用筐体3a内に収納自在に固定用筐体3aに保持され
かつワイヤ2の一端が取付けられる移動用筐体3bとか
ら構成されている。
図であり、図9は図1の衝突センサー3の断面図であ
る。これらの図において、衝突センサー3はシャッター
6の下部に固定される固定用筐体3aと、その一部が固
定用筐体3a内に収納自在に固定用筐体3aに保持され
かつワイヤ2の一端が取付けられる移動用筐体3bとか
ら構成されている。
【0032】固定用筐体3a内には移動用筐体3bをシ
ャッター6の下降方向に付勢する圧縮型スプリング32
−i(i=1,……,l,l+1,……,m)が組み込
まれている。これはシャッター6の重量で障害物の衝突
検出が左右されないようにするためであり、特にシャッ
ター間口が狭い場合に、シャッター6が軽くなってワイ
ヤ2に対する付加張力で、シャッター6が障害物に接触
する前に巻取りユニット1内に引き込まれ、誤動作とな
るのを防止するためである。
ャッター6の下降方向に付勢する圧縮型スプリング32
−i(i=1,……,l,l+1,……,m)が組み込
まれている。これはシャッター6の重量で障害物の衝突
検出が左右されないようにするためであり、特にシャッ
ター間口が狭い場合に、シャッター6が軽くなってワイ
ヤ2に対する付加張力で、シャッター6が障害物に接触
する前に巻取りユニット1内に引き込まれ、誤動作とな
るのを防止するためである。
【0033】シャッター間口が通常の間口の場合にはシ
ャッター6がワイヤ2の付加張力に十分対抗する重量を
有しており、誤作動となることはない。したがって、上
記の構造をとることによって、従来、鉄やステンレス、
あるいはアルミニウム等でできた長尺もののシャッター
6に軽い樹脂を素材として用いることも可能となる。
ャッター6がワイヤ2の付加張力に十分対抗する重量を
有しており、誤作動となることはない。したがって、上
記の構造をとることによって、従来、鉄やステンレス、
あるいはアルミニウム等でできた長尺もののシャッター
6に軽い樹脂を素材として用いることも可能となる。
【0034】移動用筐体3b内には一端がリング部材3
3−1,33−2でワイヤ2に接続されかつ他端が固定
金具35に固定された下部衝突検出用ワイヤ30が収納
されており、通常、移動用筐体3bが圧縮型スプリング
32−iでシャッター6の下降方向に付勢されているの
で、下部衝突検出用ワイヤ30は移動用筐体3b内に配
設されたプーリー31−j(j=1,……,n)によっ
て下方に引っ張られている。尚、リング部材33−3,
33−4は下部衝突検出用ワイヤ30同士を接続するた
めのものであり、L字金具10上に配設されたプーリー
34はリング部材33−1,33−2で下部衝突検出用
ワイヤ30に接続されたワイヤ2を上方に案内するため
のものである。
3−1,33−2でワイヤ2に接続されかつ他端が固定
金具35に固定された下部衝突検出用ワイヤ30が収納
されており、通常、移動用筐体3bが圧縮型スプリング
32−iでシャッター6の下降方向に付勢されているの
で、下部衝突検出用ワイヤ30は移動用筐体3b内に配
設されたプーリー31−j(j=1,……,n)によっ
て下方に引っ張られている。尚、リング部材33−3,
33−4は下部衝突検出用ワイヤ30同士を接続するた
めのものであり、L字金具10上に配設されたプーリー
34はリング部材33−1,33−2で下部衝突検出用
ワイヤ30に接続されたワイヤ2を上方に案内するため
のものである。
【0035】しかしながら、移動用筐体3bが障害物に
衝突し、圧縮型スプリング32−iの付勢力に抗して移
動用筐体3bの一部が固定用筐体3a内に収納される
と、つまり移動用筐体3bが縮退すると、プーリー31
−jも固定金具35側に移動するので、下部衝突検出用
ワイヤ30が緩み、ワイヤ2が巻取りユニット1内に引
き込まれることとなる。このワイヤ2の引き込みによっ
てタコジェネレーターの発電電圧が0状態または極端に
低い状態となるので、コントロール基板11からの指令
で駆動用モータ4は停止させられる。
衝突し、圧縮型スプリング32−iの付勢力に抗して移
動用筐体3bの一部が固定用筐体3a内に収納される
と、つまり移動用筐体3bが縮退すると、プーリー31
−jも固定金具35側に移動するので、下部衝突検出用
ワイヤ30が緩み、ワイヤ2が巻取りユニット1内に引
き込まれることとなる。このワイヤ2の引き込みによっ
てタコジェネレーターの発電電圧が0状態または極端に
低い状態となるので、コントロール基板11からの指令
で駆動用モータ4は停止させられる。
【0036】上記のような構成とすることで、赤外線等
を使用した従来の安全機構に比較して安価に構成でき、
電池等の保守点検交換作業が不要となる。また、ワイヤ
2が切断したとしても、引き出し速度は0になるので、
直ちに異常を検知することができ、この点でも従来の赤
外線方式に比して顕著な効果となる。
を使用した従来の安全機構に比較して安価に構成でき、
電池等の保守点検交換作業が不要となる。また、ワイヤ
2が切断したとしても、引き出し速度は0になるので、
直ちに異常を検知することができ、この点でも従来の赤
外線方式に比して顕著な効果となる。
【0037】すなわち、ワイヤ2の重ね巻きによる不都
合を除去しかつシャッター間口寸法によって重量感度が
左右されることなく、特別な保守点検や電池交換等が不
要な簡単な構成の昇降装置の安全機構を提供することが
できる。
合を除去しかつシャッター間口寸法によって重量感度が
左右されることなく、特別な保守点検や電池交換等が不
要な簡単な構成の昇降装置の安全機構を提供することが
できる。
【0038】更に、ワイヤ2の引き出し長さ及びマイク
ロスイッチ22,23によって衝突センサー3の現在の
位置を知ることができるので、上限下限リミットスイッ
チを使用することなく、シャッター6の全開及び全閉動
作制御が可能になり、シャッター6の最下部の水没や浸
水による誤作動を防ぐことができる。
ロスイッチ22,23によって衝突センサー3の現在の
位置を知ることができるので、上限下限リミットスイッ
チを使用することなく、シャッター6の全開及び全閉動
作制御が可能になり、シャッター6の最下部の水没や浸
水による誤作動を防ぐことができる。
【0039】尚、上記の説明では本発明の一実施例によ
る安全機構を電動シャッター機構に用いた例について述
べたが、シャッター6のような上下可動部材を駆動力で
上下動させる昇降装置、例えば階層式立体駐車場の車両
昇降機構や2柱リフト機構等にも本発明の一実施例によ
る安全機構を適用することが可能である。
る安全機構を電動シャッター機構に用いた例について述
べたが、シャッター6のような上下可動部材を駆動力で
上下動させる昇降装置、例えば階層式立体駐車場の車両
昇降機構や2柱リフト機構等にも本発明の一実施例によ
る安全機構を適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、赤
外線等を使用した従来の安全機構に比較して安価に構成
でき、電池等の保守点検交換作業が不要であるという効
果がある。またワイヤが切断したとしても、引き出し速
度は0になるので、直ちに異常を検知することができ、
この点でも従来の赤外線方式に比して顕著な効果が得ら
れる。すなわち、ワイヤの重ね巻きによる不都合を除去
しかつシャッター間口寸法によって重量感度が左右され
ることなく、特別な保守点検や電池交換等が不要な簡単
な構成の昇降装置の安全機構を提供することができると
いう効果がある。
外線等を使用した従来の安全機構に比較して安価に構成
でき、電池等の保守点検交換作業が不要であるという効
果がある。またワイヤが切断したとしても、引き出し速
度は0になるので、直ちに異常を検知することができ、
この点でも従来の赤外線方式に比して顕著な効果が得ら
れる。すなわち、ワイヤの重ね巻きによる不都合を除去
しかつシャッター間口寸法によって重量感度が左右され
ることなく、特別な保守点検や電池交換等が不要な簡単
な構成の昇降装置の安全機構を提供することができると
いう効果がある。
【0041】更に、ワイヤの引き出し長さ及びマイクロ
スイッチにより下部衝突検出部の現在の位置を知ること
ができるので、上限下限リミットスイッチを使用するこ
となくシャッターの全開及び全閉動作制御が可能にな
り、シャッターの最下部の水没や浸水による誤作動を防
ぐことができるという効果もある。
スイッチにより下部衝突検出部の現在の位置を知ること
ができるので、上限下限リミットスイッチを使用するこ
となくシャッターの全開及び全閉動作制御が可能にな
り、シャッターの最下部の水没や浸水による誤作動を防
ぐことができるという効果もある。
【図1】本発明の一実施例による電動シャッター機構及
びその安全機構を側面から見た図である。
びその安全機構を側面から見た図である。
【図2】本発明の一実施例による電動シャッター機構及
びその安全機構を正面から見た図である。
びその安全機構を正面から見た図である。
【図3】図1の巻取りユニットの構成を示す図である。
【図4】図3のAA線に沿う矢視方向の拡大断面図であ
る。
る。
【図5】図3のBB線に沿う矢視方向の拡大断面図であ
る。
る。
【図6】図3の巻取りユニットの右半分の拡大図であ
る。
る。
【図7】図3の巻取りユニットの左半分の拡大図であ
る。
る。
【図8】図1の衝突センサーの構成を示す図である。
【図9】図1の衝突センサーの断面図である。
【図10】従来の電動シャッターの概要を説明する図で
ある。
ある。
【図11】従来例の構成を示す図である。
1 ワイヤ巻取りユニット 2 ワイヤ 3 衝突センサー 3a 固定用筐体 3b 移動用筐体 4 駆動用モータ 5 ローラ 6 シャッター 10 L字金具 11 コントロール基板 12,18 プーリー 13 固定金具 14 固定軸滑車ユニット 15 移動連滑車ユニット 16 レール 17 連結金具 19 ワイヤ巻取り器 20,21 長穴 22,23 マイクロスイッチ 24 張力付与専用ワイヤ 30 下部衝突検出用ワイヤ 31−1,31−n,34 プーリー 32−1,32−l, 32−(l+1),32−m 圧縮型スプリング 33−1〜33−4 リング部材 35 固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/56 - 9/80 E05F 15/16
Claims (9)
- 【請求項1】 上下可動部材を駆動装置からの駆動力に
より上昇及び下降させる昇降装置の安全機構であって、 前記上下可動部材の下部に取付けられかつ障害物に当接
した時に縮退する下部衝突検出部材と、 前記下部衝突検出部材に一端が取付けられたワイヤ部材
と、 前記ワイヤ部材の他端を固定する固定部材と、 前記ワイヤ部材に前記上下可動部材の上昇方向に張力を
付与する張力付与部材と、前記固定部材の近傍で前記ワイヤ部材を巻張しかつ前記
上下可動部材の上昇及び下降に応じた前記ワイヤ部材の
伸縮に応じて移動する移動滑車部材と、 予め設定された所定位置に軸支されかつ前記固定部材と
前記移動滑車部材との間において前記ワイヤ部材を巻張
する固定滑車部材と、 前記移動滑車部材を案内する案内部材と、 前記移動滑車部材を前記張力付与部材に連結する連結部
材と、 前記固定滑車部材の回転速度及び回転数を検出して前記
ワイヤ部材の下降速度及び前記下部衝突検出部材の縮退
を検知する検知手段と、 前記検知手段で前記下降速度の変化及び前記下部衝突検
出部材の縮退のいずれかが検知された時に前記昇降装置
の停止制御を行うコントロール基板と を有することを特
徴とする安全機構。 - 【請求項2】 予め設定された第1の所定位置に配置さ
れかつ前記第1の所定位置で前記移動滑車部材に当接し
た時に前記上下可動部材が上昇限度位置に達したことを
通知する第1の通知手段と、 予め設定された第2の所定位置に配置されかつ前記第2
の所定位置で前記移動滑車部材に当接した時に前記上下
可動部材が下降限度位置に達したことを通知する第2の
通知手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の安全
機構。 - 【請求項3】 前記第1の通知手段を前記案内部材によ
る前記移動滑車部材の案内方向と平行に案内する第1の
長穴と、前記第1の通知手段を前記第1の長穴の任意の
位置で固定する第1の取付け部材と、前記第2の通知手
段を前記案内 部材による前記移動滑車部材の案内方向と
平行に案内する第2の長穴と、前記第2の通知手段を前
記第2の長穴の任意の位置で固定する第2の取付け部材
とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載
の安全機構。 - 【請求項4】 前記張力付与部材は、前記連結部材に連
結する張力付与専用ワイヤ部材と、前記張力付与専用ワ
イヤ部材を巻取るワイヤ巻取り手段とを含むことを特徴
とする請求項1から請求項3のいずれか記載の安全機
構。 - 【請求項5】 前記下部衝突検出部材は、前記上下可動
部材の下部に固定される固定用筐体と、一部が前記固定
用筐体内に収納自在に前記固定用筐体に保持されかつ前
記ワイヤ部材の一端が取付けられる移動用筐体と、前記
固定用筐体内に配設されかつ前記移動用筐体を前記上下
可動部材の下降方向に付勢する付勢部材とを含むことを
特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の安全
機構。 - 【請求項6】 前記移動用筐体内に収納されかつ前記移
動用筐体の前記固定用筐体内への収納状態に応じて伸縮
する下部衝突検出用ワイヤ部材と、前記下部衝突検出用
ワイヤ部材を前記ワイヤ部材に接続する接続部材とを含
むことを特徴とする請求項5記載の安全機構。 - 【請求項7】 前記昇降装置は、電動シャッター機構で
あることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか
記載の安全機構。 - 【請求項8】 前記昇降装置は、階層式立体駐車場の車
両昇降機構であることを特徴とする請求項1から請求項
6のいずれか記載の安全機構。 - 【請求項9】 前記昇降装置は、2柱リフト機構である
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載
の安全機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8213448A JP3046547B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 昇降装置の安全機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8213448A JP3046547B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 昇降装置の安全機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1061355A JPH1061355A (ja) | 1998-03-03 |
JP3046547B2 true JP3046547B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=16639400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8213448A Expired - Fee Related JP3046547B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 昇降装置の安全機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046547B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4909122B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2012-04-04 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP5652998B2 (ja) * | 2008-08-07 | 2015-01-14 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置の開閉体停止装置 |
JP5689928B2 (ja) * | 2013-07-18 | 2015-03-25 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP8213448A patent/JP3046547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1061355A (ja) | 1998-03-03 |
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