JP2535483Y2 - 電動シャッターの障害物検知装置 - Google Patents

電動シャッターの障害物検知装置

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JP2535483Y2
JP2535483Y2 JP1990021193U JP2119390U JP2535483Y2 JP 2535483 Y2 JP2535483 Y2 JP 2535483Y2 JP 1990021193 U JP1990021193 U JP 1990021193U JP 2119390 U JP2119390 U JP 2119390U JP 2535483 Y2 JP2535483 Y2 JP 2535483Y2
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shutter curtain
seat plate
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JP1990021193U
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Inventor
隆 岩塚
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文化シャッター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電動シャッターの障害物検知装置に係り、特
にシャッターカーテン開閉移動時にシャッターカーテン
と接触する障害物を検知する電動シャッターの障害物検
知装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、第4図に示されるように、電動シャッター
のシャッターカーテンの最下部のスラット11に設けられ
た座板28に、障害物検知部Aと障害物検知部Aが押圧さ
れたときにオンする接点(図示せず)とを備えた座板ス
イッチを設けた障害物検知装置が知られている。この障
害物検知装置によれば、シャッターカーテン下降時に障
害物検知部Aが障害物と接触すると、座板スイッチがオ
ンされて障害物が検知される。障害物検知信号は制御装
置に伝送され、制御装置により駆動装置が制御され、シ
ャッターカーテンの下降動作が停止される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記のような座板スイッチを備えた障害
物検知装置では、障害物検知部A以外の部分である座板
の周辺部に障害物が接触しても座板スイッチはオンしな
い。また、スラット11のガイドレール21内に挿入されて
いる部分には障害物検知部Aが設けられていないので、
この部分に障害物が接触しても座板スイッチはオンしな
い。このため、座板の周辺部に障害物が接触したり、ガ
イドレール内に棒状の障害物が侵入してスラットに接触
しても座板スイッチはオンされず、制御装置による駆動
装置の制御がなされない。この結果、シャッターカーテ
ンと床面との間に障害物が挟まれた状態のまままたは挟
まれた障害物によってスラットが傾斜した状態のままシ
ャッターカーテンの下降動作が継続されるため、電動シ
ャッターの故障の原因となる。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもの
で、シャッターカーテンの開閉移動時に建物開口部近傍
に存在して座板の周辺部に接触する障害物やガイドレー
ル内に侵入した障害物も検知することができる電動シャ
ッターの障害物検知装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本考案に係る電動シャッ
ターの障害物検知装置は、上面がセンサ取付面とされ底
面が円柱面状に形成されるとともに、シャッターカーテ
ンの最下部にシャッターカーテンの厚さ方向に揺動可能
に取付けられた座板と、前記座板のセンサ取付面に取付
けられるとともにセンサ取付面が水平面に対して所定角
以上傾斜したときに信号を出力する傾斜センサと、前記
傾斜センサから出力された信号を制御部に伝送する伝送
装置と、を備えている。
〔作用〕
シャッターカーテン開閉移動時に、シャッターカーテ
ンの最下部にシャッターカーテンの厚さ方向に揺動可能
に取付けられた座板と建物開口部近傍に存在する障害物
とが接触すると、座板の底面が円柱面状に形成されてい
るので、座板が揺動し、座板のセンサ取付面が水平面に
対して傾斜する。センサ取付面が水平面に対して所定角
以上傾斜すると、センサ取付面に取付けられた傾斜セン
サが信号を出力する。またシャッターカーテン最下部の
座板以外の部分に障害物が接触すると座板は揺動しない
が、シャッターカーテンの最下部および最下部近傍部分
が傾斜するため、座板のセンサ取付面が傾斜する。セン
サ取付面が水平面に対して所定角以上傾斜すると上記と
同様に傾斜センサから信号が出力される。傾斜センサか
ら出力された信号は伝送装置により制御部に伝送され
る。そして、制御部はシャッターカーテンの開閉移動の
停止等の障害物検知時の制御を行う。
従って本考案によれば、座板の周辺部に接触した障害
物を検知することができると共に、ガイドレール内に侵
入した障害物も検知することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案が適用された電動シャッターの概略図
である。シャッターカーテン10は、まぐさ部16から床面
17までかけ渡された断面形状が略コ字状のガイドレール
21に両端部が案内されて上下動するように構成されてい
る。このシャッターカーテン10の上端部は巻取シャフト
23に取付けられており、この巻取りシャフト23をチェー
ン25を介して開閉機としてのモータ22によって回転させ
ることにより、シャッターカーテンが巻取りまたは巻戻
され、シャッターカーテンを上下動させることができ
る。
また、まぐさ部16の上方には、シャッターカーテンの
開閉用のモータ22に接続された駆動装置20が設けられて
いる。この駆動装置20には、開放ボタンスイッチ18A、
停止ボタンスイッチ18B、閉鎖ボタンスイッチ18Cを備え
た操作器18が接続されている。操作器18のこれらのスイ
ッチを操作することによってシャッターカーテンを上
昇、停止、下降させることができる。
また、駆動装置20は制御回路26に接続されている。
シャッターカーテン10の最下部のスラット11にはヒン
ジ36を介して座板28が取付けられている。第2、3図に
示されるように、座板28のスラット11に沿った長さは、
スラット11の長さより短く形成され、幅はスラットの厚
みより大きく形成されている。また、座板28は薄板形状
でその底面は円柱面状に形成されており、頂面であるセ
ンサ取付面28Aは平面状に形成されている。センサ取付
面28Aの長さ方向中心線上には取付柱28Bがセンサ取付面
に対して垂直に立設されている。この取付柱28Bがヒン
ジ36を介してスラット11に取付けられることにより、座
板28はスラット11に取付けられている。このため座板28
はシャッターカーテン10の厚さ方向に揺動可能である。
シャッターカーテン10が正常に開閉移動しているときに
は、座板28は円柱面状部分を床面17方向に向け、かつセ
ンサ取付面28Aを水平にして垂下している。
座板28のセンサ取付面28Aには傾斜センサ30と、傾斜
センサ30に接続された伝送装置に相当する無線送信機32
とが設置されている。傾斜センサ30は、座板28のセンサ
取付面28Aが水平面に対して所定角以上傾斜したときに
信号を出力するものであり、水銀スイッチ式、ポテンシ
ュメータ式、トルクバランス式等のいずれの傾斜センサ
も使用することができる。また無線送信機32は傾斜セン
サ30より出力された検知信号を送信する。
まぐさ部16には無線送信機32から送信される検知信号
を受信する無線受信機34が設置されている。この無線受
信機34は制御回路26に接続されている。
次に本実施例の作用を説明する。開放ボタンスイッチ
18Aを操作すると、駆動装置20によりモータ22が回転さ
れ、巻取シャフト23がシャッターカーテン10を巻取り、
シャッターカーテン10が上昇される。閉鎖ボタンスイッ
チ18Cを操作すると駆動装置20によりモータ22が上記と
逆方向に回転され、巻取シャフト23がシャッターカーテ
ン10を巻戻し、シャッターカーテン10が下降される。ま
た停止ボタンスイッチ18Bを操作すると駆動装置20によ
ってモータ22が停止され、巻取シャフト23の巻取り、巻
戻しが停止することによりシャッターカーテン10が停止
する。
ここで、シャッターカーテン10の開閉動作時に座板28
と障害物40とが接触すると、座板28が揺動し、座板28の
センサ取付面28Aが水平面に対して所定角以上傾斜する
と、センサ取付面28Aに取付けられた傾斜センサ30が検
知信号を無線送信機32に出力し、無線送信機32は検知信
号を無線受信機34に送信する。このとき座板28の幅はス
ラット11の厚みより大きく形成されているため、ガイド
レール21間に存在する障害物のいずれも検知できる。無
線送信機32より送信された検知信号は無線受信機34によ
り受信され、制御回路26に入力される。検知信号が入力
されると制御回路26は駆動装置20の駆動を停止する等の
制御を実行する。この制御としては、モータ22を停止さ
せる、モータを停止した後はシャッターカーテンが開放
される方向にモータを回転させる等がある。
一方、シャッターカーテン10の開閉動作時に棒状の障
害物40がガイドレール21内に侵入してスラット11に接触
すると、障害物40との接触によりスラット11が傾斜す
る。スラット11には座板28が取付けられているため、座
板28はスラット11の傾斜に合わせて同様に傾斜する。座
板28の傾斜により座板28のセンサ取付面28Aが水平面に
対して所定角以上傾斜すると、センサ取付面28Aに設置
された傾斜センサ30が検知信号を出力し、制御回路26は
座板28が障害物40と接触したときと同様の処理を行う。
以上説明したように本実施例では、シャッターカーテ
ン10の開閉移動中に障害物40が座板28の周辺部に接触し
たり、障害物40がガイドレール21内に侵入してスラット
11と接触しても座板28に取付けられた傾斜センサ30が検
知信号を出力するので、確実に障害物40を検知すること
ができ、安全にシャッターカーテンの開閉動作を行うこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、シャッターカー
テンの最下部に底面が円柱面状に形成され且つシャッタ
ーカーテンの厚さ方向に揺動可能に取付けられた座板に
傾斜センサを取付けたので、座板に接触した障害物だけ
でなく、ガイドレール内に侵入した障害物も検知するこ
とができ、シャッターに故障を生じさせることなく安全
にシャッターカーテンの開閉移動を行うことができる、
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の概略図、第2図は本実施例の
座板の拡大斜視図、第3図は本実施例の障害物検知状態
を示す概略側面図、第4図は従来の座板スイッチの障害
物感知可能部分を説明する説明図である。 26……制御回路、28……座板、28A……センサ取付面、2
8B……取付柱、30……傾斜センサ、32……無線送信機、
34……無線受信機、36……ヒンジ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面がセンサ取付面とされ底面が円柱面状
    に形成されるとともに、シャッターカーテンの最下部に
    シャッターカーテンの厚さ方向に揺動可能に取付けられ
    た座板と、前記座板のセンサ取付面に取付けられるとと
    もにセンサ取付面が水平面に対して所定角以上傾斜した
    ときに信号を出力する傾斜センサと、前記傾斜センサか
    ら出力された信号を制御部に伝送する伝送装置と、を備
    えた電動シャッターの障害物検知装置。
JP1990021193U 1990-03-02 1990-03-02 電動シャッターの障害物検知装置 Expired - Lifetime JP2535483Y2 (ja)

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