JP2996180B2 - 開閉体の障害物感知装置 - Google Patents

開閉体の障害物感知装置

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JP2996180B2
JP2996180B2 JP8204917A JP20491796A JP2996180B2 JP 2996180 B2 JP2996180 B2 JP 2996180B2 JP 8204917 A JP8204917 A JP 8204917A JP 20491796 A JP20491796 A JP 20491796A JP 2996180 B2 JP2996180 B2 JP 2996180B2
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聡 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動シャッターな
どの建物の開口に付設される開閉体の安全機構として用
いられる開閉体の障害物感知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の開口に付設される電動シャッター
などは、シャッターを構成するスラットカーテンが開口
の閉鎖のために上方より降下するが、その際、スラット
カーテンの真下に物品あるいは人などがある場合、この
物品や人が障害物となり、この障害物がスラットーカー
テンと床面との間に挟まれ、損傷事故を起こす危険があ
る。
【0003】このような事故を未然に防ぐために、実公
平1−37111号公報に開示されれているようなシャ
ッタの障害物感知装置が考案されている。この障害物感
知装置は、スラットカーテンの最下端の水切となる座板
部分に、下面が開口する断面略コ字形状の化粧カバー
と、この化粧カバーの下面に上下動自在に懸垂された可
動底板と、その内空に配設されたマイクロスイッチとを
構成させ、このマイクロスイッチによって障害物に当接
した可動底板の浮き上がりを検出する構造となってい
る。
【0004】ところが、この障害物感知装置は、スラッ
トカーテンの長尺な開口幅(左右)方向に連続する可動
底板の浮き上がりを検知するために、化粧カバー内には
マイクロスイッチを多数配設させなければ検知が不可能
であり、そのため、これらマイクロスイッチの配線など
電気的な構成が煩雑なものとなり、作動不良を起こすな
ど欠点を有していた。
【0005】そこで、図7に示す実開平4−95996
号公報に開示されているように、スラットカーテン61
の最下端の座板部分に、底面が開口する化粧カバー62
と、この化粧カバー62の開口の一側縁に一方の縁部が
枢着され他方の縁部が揺動端となっている片持ち状の可
動底板63と、化粧カバー62の内部に形成された湾曲
凹溝状の受板67上面に摺動自在に配設され、外周面の
一部に作動片64が突設された中空丸パイプ形状の回転
体65と、この回転体65の作動片64に当接するマイ
クロスイッチ66とで構成されている障害物感知装置が
案出されている。
【0006】この障害物感知装置60によれば、スラッ
トカーテン61が閉鎖動作中に障害物Bに接触すると、
可動底板63が枢着部分を中心に回動して揺動端を上方
に揺動させ、同時に回転体65の作動片64を上方向に
押し上げて回転体65を受板67上面にて摺動回転させ
て、この作動片64がマイクロスイッチ66のアクチュ
エーターを押圧することで、感知するようになってい
る。
【0007】そして、この感知信号は、送受信機を介
し、シャッター制御部に送られ、スラットカーテン61
の下降を停止、または駆動モータを逆転させ再び上昇さ
せるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシャッターの障害物感知装置では、障害物の有
無を感知する可動底板63が、片持ち状に一方の縁部が
枢着されている構造であることから、軸支されていない
揺動端である他方の縁部に障害物Bが当接した場合は可
動底板63が昇動しその障害物Bを感知できるが、軸支
されている一方の縁部に障害物Bが当接された場合には
可動底板63は昇動せず、そのため障害物Bを感知でき
ず、死角が生じるという問題があった。
【0009】また、回転体65の回転動作が受板67の
上面を摺動することによって行われている構造であるこ
とから、回転体65の回転には、過大な負荷がかかり、
これによって回転体65に設けられた作動片64がマイ
クロスイッチ66を作動させる程に上昇させるには、可
動底板63に過大な押し上げ力が加えられる必要がある
ので、高精度の障害物感知が行えないという問題があっ
た。このように、高精度の障害物感知が行えない場合、
障害物として人が挟まれた際には、人に対して過大な荷
重がかかることになり問題があった。
【0010】また、この従来の障害物感知装置では、ス
ラットカーテンが全て上昇し、全開状態となった際に、
スラットカーテン61の最下端である可動底板63が、
建物開口の上縁を構成するまぐさ間にて停止状態となる
が、この可動底板63が、片持ち状に化粧カバー62に
取り付けられていることから、可動底板63は傾斜状態
で表出してしまうこととなり、意匠的に見栄えが悪いと
いう欠点がある。
【0011】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、シャッターなどの開閉体の閉鎖動作時に障害物が
ある場合、この障害物を確実に精度良く感知でき、かつ
見栄えの良い開閉体の障害物感知装置を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の開閉体の障害物感知装置1は、
建物開口2に配設される開閉体4の移動端における前記
建物開口2の縁部2aと対向する端面に、前記建物開口
2の幅方向となる長手方向に全通して溝開口11が設け
られるとともに、該溝開口11の対向する両縁部に該溝
開口11の開口幅を狭める一対の支持条片12が設けら
れた枠体5と、前記枠体5の溝開口11を閉塞するとと
もに、該溝開口11の開口幅方向の外方向へフランジ状
に突出する一対の突条20,21が上縁19aに設けら
れ、該突条20,21が前記各支持条片12間に支持さ
れて上縁19a側が前記枠体5内に位置し、前記溝開口
11に対して出入り自在となる感知片16と、前記感知
片16の一方の突条20側の上縁19aに当接する一方
の当接部26と、前記感知片16の他方の突条21側の
上縁19aに当接する他方の当接部27とがそれぞれ設
けられるとともに、基端部23が前記枠体5内に軸支さ
れ、該枠体5内にて揺動自在とされる作動片22と、前
記枠体5内に設けられ、前記感知片16が枠体5に対し
て進入した際の前記作動片22の揺動を検知する検知手
段32と、を具備している。そして、前記作動片22が
揺動した時に前記一方の当接片26が当接することで作
動片22の揺動範囲を規制するように前記枠体5の内側
面に片部14を形成したことを特徴とする。また、前記
感知片16は、枠体5の溝開口11を閉塞閉塞可能な基
板17を有するとともに、その幅方向両端縁には上方向
に屈曲部18を介して一対の摺動側板19を略垂直上方
向に突出形成し、これら摺動側板19の先端である上縁
には幅方向の外方向へフランジ状に一対の突条20、2
1を一体に突出形成し、該突条20、21を前記各支持
条片12間に支持して感知片16の上縁側を枠体5内に
位置させる構造とする。そして、前記作動片22を、前
記軸支部分を略中心とする上向き湾曲面29とこれと逆
向きの下向き湾曲面30とを上下に有し、前記一方の当
接部26は、前記上向き湾曲面29を介して延出する平
板状に形成し、前記他方の当接部27は、前記一方の当
接部26より下方に位置し前記下向き湾曲面30に連続
する板状に形成し、該他方の当接部27の先端側外側面
が前記感知片16の他方の突条21の内角部分に当接す
るようにしたことを特徴としている。
【0013】なお、前記作動片22は、基端部23側の
中途部25に断面所定形状の中空部28が形成される構
成としてもよい。
【0014】また、前記検知手段32は、作動子33の
進退により検知を行うスイッチ機構とされ、該作動子3
3の進退方向が前記作動片22の揺動方向の接線方向と
されて前記枠体5内に配設される構成としてもよく、さ
らに、この検知手段32の作動子33は、常に作動片2
2に対して当接状態とされている構成としてもよい。
【0015】このような構成により、開閉体4が建物開
口2の縁部2aに向かって閉鎖移動する際に、その移動
軌跡上に障害物Bがある場合、その障害物Bに感知片1
6が当接して枠体5内に進入し、この感知片16の進入
により作動片22が各当接部26,27を介して軸支部
分を中心に内方へ揺動(回動)する。そして、この作動
片22の揺動を検知手段32が検知し、この検知信号に
よって開閉体4の移動を停止若しくは反転動作させる。
【0016】また、前記開閉体4の閉鎖移動時におい
て、障害物Bが枠体5に対して前後どちらかの縁部17
a,17b側に偏った位置にある場合、感知片16は枠
体5に対して斜めに進入するが、作動片22の各当接部
26,27のいずれかが当接していることにより、この
作動片22は揺動が行われ、検知が行われる。
【0017】これにより、感知片16が真直あるいは斜
め方向に障害物Bと当接する場合であっても、この感知
片16は枠体5に対して進入が可能となっており、ま
た、作動片22に一対の当接部26,27があることか
ら、この作動片22は揺動が行われ、これらのことか
ら、開閉体4の移動軌道上、すなわち枠体5と建物開口
2の縁部2aとの間にある障害物Bに対して、死角を作
ることなく確実に感知することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明による開閉体の障害
物感知装置が配設されるシャッターの概略正面図、図2
は本発明による開閉体の障害物感知装置の実施の形態を
示す側断面図である。
【0019】この開閉体の障害物感知装置1は、図1に
示すように、建物開口2に配設される電動シャッター3
などに設けられる。この電動シャッター3は、開閉体と
してスラットカーテン4より構成される軽量シャッター
や、開閉体としてパネル板より構成されるパネルシャッ
ター(図示せず)などで、開閉体(スラットカーテン)
の移動端となる最下端である水切部分に、本発明の障害
物感知装置1が配設される。
【0020】この障害物感知装置1は、枠体5と、感知
片16と、作動片22と、検知手段32とで大略構成さ
れている。
【0021】まず、枠体5は、図2に示すように、スラ
ットカーテン4と係合される連結板6が固定される垂直
な係合片7を有した上板8と、上板8の両端縁より垂直
下方に延出するとともに、互いに対向する一対の側板
9,10とを有し、下方(床面)となる建物開口2の縁
部2aに向かうとともに、建物開口2の幅方向を長手方
向として連続する溝開口11が形成された断面略コ字状
に形成されている。
【0022】この枠体5の溝開口11には、この溝開口
11の両縁部をなす各側板9,10の下端より、この枠
体5の溝開口11の互いに内方向へ延出して、この溝開
口11の開口幅を狭めるように、一対の支持条片12が
枠体5と一体に形成され設けられている。
【0023】また、この枠体5の両側板9,10の内側
面9a,10aには、互いに対向する中途位置に、枠体
5の内方向に水平に延出するように一対の片部13,1
4が、枠体5の長手方向に連続して設けられている。こ
れら片部13,14の一方の内側面9aに設けられる一
方の片部13は、先端に断面円形の軸部15が膨出形成
されている。
【0024】次に感知片16は、前記枠体5の長手方向
に沿って形成され、この枠体5の溝開口11を閉塞可能
な平板状の基板17を有するとともに、図2に示すよう
に、幅方向両端縁17a,17bに、この基板17より
上面方向に屈曲部18を介して一対の摺動側板19が略
垂直上方向に突出形成されている。
【0025】これら摺動側板19の先端である上縁19
aには、幅方向の外方向に延出するフランジ状の突条2
0,21が、各摺動側板19と一体に設けられ、この摺
動側板19とともに略L字状に形成されている。
【0026】そして、この感知片16は、図2に示すよ
うに、一対の突条20,21が、前記枠体5の各支持条
片12に掛かって懸垂状態となるように、枠体5に取り
付け支持され、これら支持条片12間に上縁19a側が
枠体5の内部に位置し、枠体5の溝開口11に対して出
入り自在、すなわち支持条片12間を両摺動側板19が
上下動自在となるように設けられるようになっている。
【0027】次に、作動片22は、前記感知片16と同
様に枠体5の長手方向に全通する長尺な部材で、基端部
23に断面C字状の軸受部24が形成され、この基端部
23から中空な中途部25を介して先端に長短一対の当
接部26,27が延出形成されている。
【0028】本実施の形態では、中途部25の中空部2
8の形状が、図2に示すように、径の異なる1/4円弧
よりなる扇形状を2つ組み合わせて連続した空間部分を
形成した略S字状に形成され、軸受部24を略中心とす
る上向き湾曲面29と、この上向き湾曲面29と逆向き
の下向き湾曲面30とを有しており、各当接部26,2
7の一方の当接部26は、基端部の軸受部24に対して
中空部28を介し、かつ上向き湾曲面29を介して真直
に延出する平板状に形成され、また、他方の当接部27
は、一方の当接部26より下方に位置し、中空部28の
下向き湾曲面30に連続する湾曲した短尺な板状に形成
されている。なお、一方の当接部26の中途部25寄り
の上面には、略蒲鉾状の接触凸部31が形成されてい
る。
【0029】そして、この作動片22は、基端部23の
軸受部24が、前記枠体5の一方の内側面9aに突設さ
れた軸部15に嵌合されて軸支され、この枠体5内にて
先端側の各当接部26,27が上下方向に揺動自在とさ
れ、一方の当接部26が、感知片16の一方の突条20
側の上縁に当接し、また、他方の当接部27が、感知片
16の他方の突条21側の上縁に当接する。なお、本実
施の形態では、図2に示すように、一方の当接部26
は、その先端縁が、作動片22の基端部23から離れた
位置の一方の突条(図2中左側)20上面に当接し、他
方の当接部27は、その先端側外側面が、作動片22の
基端部23に近い位置の他方の突条(図2中右側)21
の内角部分に当接するようになっている。
【0030】次に検知手段32は、作動子33が下向き
に突出して配設されるマイクロスイッチよりなり、図2
に示すように、枠体5内の上板8下面に固定されている
ブラケット34を介して所定の角度に傾けて設けられて
いる。
【0031】このマイクロスイッチ32の傾き角度は、
前記作動片22の揺動による一方の当接部26の上面に
形成されている接触凸部31の移動軌跡の接線方向と同
方向となるように設定され、すなわちこのマイクロスイ
ッチ32の作動子33の真直な進退方向が前記接線方向
となるように設定され、このマイクロスイッチ32が配
設されている。
【0032】なお、このマイクロスイッチ32の作動子
33は、マイクロスイッチ32自体のアクチュエータ部
35と、このアクチュエータ部35に常に接触状態とさ
れる中途が屈曲形成された略V字状の板バネ36とで構
成され、この板バネ36の先端は、作動片22の一方の
当接部26上面の接触凸部31に対向状態となるように
設定されている。そして、このマイクロスイッチ32
は、作動片22の揺動、すなわち作動片22の枠体5内
方向の揺動を検知する。
【0033】なお、このマイクロスイッチ32は、枠体
5の長手方向の一端近傍に1か所のみ配設され、また、
図1に示すように、枠体5の上板8上面に垂直に配設さ
れた係合片7に取付ブラケット37を介して固定された
送信機38と電気的に結線されている。
【0034】この送信機38は、図1に示すように、建
物開口2の上縁に配設されるスラットカーテン4の収納
部3a底面に設けられた受信機39と対向して配設され
ている。そして、この受信機39は図示しない制御装置
に接続され、スラットカーテン4の昇降の制御が行われ
る。
【0035】次に、上記のような構成による障害物感知
装置1の動作について説明する。まず、スラットカーテ
ン4が閉鎖動作で降下する際に、その下方に障害物Bが
ある場合、感知片16の基板17がその障害物Bに当接
する。
【0036】感知片16は、この障害物Bにより、枠体
5に対して上昇し、この感知片16の上縁19a側が枠
体5の内方向へと進入を始める。
【0037】これにより、この感知片16の上縁19a
に当接状態の各当接部26,27を介して、作動片22
が基端部23の軸支部分を中心に上方へ揺動(回動)を
開始する。
【0038】同時に、作動片22の一方の当接部26の
先端側上面が、図3に示すように、マイクロスイッチ3
2の作動子33を押し上げ、これにより、マイクロスイ
ッチ32が検出信号を出力し、送信機38を介して受信
機39へとこの信号を例えば赤外線などの無線にて送出
する。
【0039】受信機39側では、この検出信号を図示し
ない制御装置へ送り、これにより、図1に示す駆動モー
タMの停止、あるいはこの駆動モータMの反転駆動を行
い、スラットカーテン4の下降を停止、あるいは反転上
昇の動作が行われる。
【0040】なお、作動片22の揺動(回動)は、枠体
5に形成されている他方の内側面10aの片部14に一
方の当接部26の上面が当接することでその揺動が規制
され、すなわち、この作動片22の揺動範囲が設定され
ており、マイクロスイッチ32を作動子33とともに破
損させることはない。
【0041】そして、スラットカーテン4が上昇し、感
知片16が障害物Bから離脱すると、感知片16は自重
で初期の状態に戻るとともに、マイクロスイッチ32に
設けられた板バネ36の復帰力とマイクロスイッチ32
のアクチュエータ部35に内蔵される図示しない圧縮バ
ネの微小な復帰力とによって、作動片22も初期の状態
に戻る(図2参照)。
【0042】次に、前記スラットカーテン4の下降時に
おいて、図4に示すように、障害物Bがスラットカーテ
ン4に対する前または後の位置(図4中左寄り)に偏っ
てある場合、感知片16は、その基板17の一方の縁部
17aに障害物が当接するが、図4に示すように、障害
物Bの当接する一方の縁部17aと相反する他方の縁部
17b側の突条21先端と支持条片12の内側面を支点
として回転するように斜めに上昇を行う。
【0043】そして、感知片16の一方の突条20側の
上縁19aが作動片22の一方の当接部26を押し上げ
て上昇させ、この作動片22を、軸部15を中心に上方
へ揺動させる。
【0044】これにより、この作動片22の揺動をマイ
クロスイッチ32が検知し、上記同様にスラットカーテ
ン4の下降の停止、あるいは反転上昇となる。
【0045】また、スラットカーテン4の下降時におい
て、図5に示すように、障害物Bがスラットカーテン4
に対して後または前の位置(図5中右寄り)に偏ってあ
る場合、感知片16は、その基板17の他方の縁部17
bに障害物Bが当接するが、図5に示すように、障害物
Bの当接する他方の縁部17bと相反する一方の縁部1
7a側の突条20先端と支持条片12の内側面を支点と
して回転するように斜めに上昇を行う。
【0046】そして、感知片16の他方の突条21側の
上縁19aが作動片22の他方の当接部27を、図5に
示すように湾曲面に沿わせて上昇させ、この作動片22
を、軸部15を中心として上方に揺動させる。
【0047】これにより、上記同様に、この作動片22
の揺動をマイクロスイッチ32が検知し、スラットカー
テン4の下降の停止、あるいは反転上昇となる。
【0048】従ってこのように構成された開閉体の障害
物感知装置1では、障害物Bに当接し、上昇する感知片
16が、枠体5の溝開口11を覆うように、枠体5の底
面を構成するように吊下状態に設けられ、かつこの感知
片16の上昇方向が真直あるいは斜め方向であっても、
これに伴って作動片22を上昇させるように揺動させる
ことが可能となっていることから、電動シャッター3の
スラットカーテン4の移動軌道上、すなわち建物開口2
の下部にある障害物Bに対し、死角を作ることなく感知
することが可能となる。
【0049】また、枠体5内に揺動自在に配設された作
動片22が、この枠体5内にて基端部23が軸支される
構成であることから、その揺動が軽快に行われることと
なり、電動シャッター3のスラットカーテン4の移動軌
道上、すなわち建物開口2の下部にある障害物Bに対す
る感知を精度よく行うことが可能となる。
【0050】さらに、この障害物感知装置1によれば、
障害物Bを感知する感知片16が、枠体5に対して懸垂
状態で、従来のように片持ち状の構成ではなく、感知片
16が水平状態となっていることから、スラットカーテ
ン4が上昇して収納状態となり、最下端であるこの障害
物感知装置1がまぐさ間に位置する状態となっても、見
栄えが良好で、シャッター装置としての意匠性が向上す
る。
【0051】また、この障害物感知装置1は、感知片1
6の上昇に伴って揺動する作動片22が、当接部26,
27を有することで揺動するようになっており、この当
接部26,27が幅方向に一対、上記実施の形態では長
短一対となって設けられているとともに、これら当接部
26,27が感知片16と当接状態であることから、感
知片16が偏って上昇してもこの感知片16の動きに対
応して各当接部26,27を介し作動片22の揺動が行
われ、このことから確実な障害物Bの感知を行うことが
できるようになっている。
【0052】さらに、枠体5内の作動片22に、所定の
断面形状の中空部28を形成させた構成としたので、こ
の作動片22が建物開口2の幅(左右)方向となる長手
方向に全通して配設されても、この作動片22は捩じれ
や撓みなどの不具合が発生せず、障害物感知を確実に精
度よく行うことが可能となる。
【0053】また、上述した実施の形態においては、マ
イクロスイッチ(検出手段)32の配設位置が傾いて設
けられており、その傾きの角度である作動子33の進退
方向の角度を作動片22の当接部26,27における揺
動方向の接線方向とされ、かつ作動子33が作動片22
に常に当接状態とされて構成されていることから、作動
片22の揺動に対しての検知を短い距離で行うことが可
能となり、すなわち、障害物Bに対する反応が速く、精
度のよい検知を行うことが可能となる。
【0054】さらに、上記のように作動子33が作動片
22に常に当接状態とされ、作動片22の揺動に対して
の検知を短い距離で行うことが可能であり、かつ作動子
33の進退方向と当接部26,27の揺動方向の接線方
向が同方向とされていることから、揺動方向と進退方向
との作動方向が分散されず、枠体5内にコンパクトに収
容でき、このことから、枠体5を小型に形成させること
が可能となり、障害物感知装置1としての小型化を図る
ことが可能となる。
【0055】なお、上述した実施の形態では、作動片2
2の形状を、略S字状の中空部28を有する形状とした
例について述べたが、この作動片22の形状は特に限定
されることはなく、所定の断面形状として形成すればよ
く、上述した実施の形態のように中空部28を有する形
状とすれば、この作動片22は捩じれに対して剛性を有
することとなるが、図6に示す概略図のように、基端部
23の軸支部分に対して真直で長尺な一方の当接部26
と、やや湾曲し一方の当接部26より短尺な他方の当接
部27を具備させる構成であれば、上述した効果と同様
の効果を得ることができる。
【0056】また、上述した実施の形態では、検知手段
32をマイクロスイッチにて構成し、このマイクロスイ
ッチを傾けて配設させる例について述べたが、好ましく
は、作動子33の進退方向が作動片22の揺動方向の接
線方向とされていればよく、図6に示すように、真直に
配設してもよい。
【0057】また、上述した実施の形態では、検知手段
32の構成をマイクロスイッチよりなる構成としたが、
これに限定されることはなく、各種センサなどにて構成
してもよい。
【0058】さらに、上述した各実施の形態では、マイ
クロスイッチ32の検知後に作動片22および感知片1
6が初期状態へ復帰する際、マイクロスイッチ32に設
けられた板バネ36の復帰力とマイクロスイッチ32の
アクチュエータ部35が持つ微小な復帰力と各部16,
22の自重によってそれぞれが初期の位置に戻るように
なっているが、各々、若しくはいずれか1つに強制的に
元の位置に戻るための付勢手段を設ける構成としてもよ
い。この場合、この付勢手段は、圧縮コイルバネや、引
張コイルバネ、捩じりコイルバネ、板バネなどにて構成
し、一端を枠体5に固定し、他端を復帰させる部材に連
結する構成とする。そして、このような付勢手段を設け
る構成とすれば、この障害物感知装置1を備えた装置に
おいて、開閉体の移動方向が、上述した実施の形態のよ
うな上方から下降するシャッター装置3でなくても適応
でき、例えば、左右方向に開閉体が移動する横引きシャ
ッター装置や、建物開口の下縁から開閉体(スラットカ
ーテン)が上昇するシャッター装置、パネル板で構成さ
れるパネルシャッターなど種々の開閉体を備える装置に
用いることができ、かつ上記のような効果を得ることが
可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明による開閉体
の障害物感知装置では、障害物に当接し、枠体内に進入
する感知片が、枠体の溝開口を覆うように設けられ、か
つこの感知片の進入方向が真直あるいは斜め方向であっ
ても、これに伴って作動片を進入させるように揺動させ
ることが可能となっていることから、開閉体の移動軌道
上、すなわち建物開口の縁部にある障害物に対し、死角
を作ることなく感知することができるという効果があ
る。
【0060】また、枠体内に揺動自在に配設された作動
片が、この枠体内にて基端が軸支される構成であること
から、その揺動が軽快に行われることとなり、開閉体の
移動軌道上、すなわち建物開口の縁部にある障害物に対
する感知を精度よく行うことができるという効果があ
る。
【0061】さらに、この障害物感知装置は、感知片の
進入に伴って揺動する作動片が、当接部を有することで
揺動するようになっており、この当接部が幅方向に一対
となって設けられているとともに、これら当接部が感知
片と当接状態であることから、感知片が偏って枠体内方
向に進入してもこの感知片の動きに対応して各当接部を
介し作動片の揺動が行われ、このことから確実な障害物
の感知を行うことができる効果がある。
【0062】また、枠体内の作動片に、所定の断面形状
の中空部を形成させた構成とした場合では、この作動片
が建物開口の幅方向となる長手方向に全通して配設され
ても、この作動片は捩じれや撓みなどの不具合が発生せ
ず、障害物感知を確実に精度よく行うことが可能とな
る。
【0063】さらに、検出手段をスイッチ機構とし、こ
の検出手段の配設位置を傾けて設ける構成とした場合、
その傾きの角度である作動子の進退方向の角度を作動片
の当接部における揺動方向の接線方向とし、かつ作動子
が作動片に常に当接状態とさせて構成させることから、
作動片の揺動に対しての検知を短い距離で行うことが可
能となり、すなわち、障害物に対する反応が速く、精度
のよい検知を行うことが可能となる。
【0064】また、作動子が作動片に常に当接状態とさ
れ、作動片の揺動に対しての検知を短い距離で行うこと
が可能であり、かつ作動子の進退方向と当接部の揺動方
向の接線方向が同方向とされていることから、揺動方向
と進退方向との作動方向が分散されず、枠体内にコンパ
クトに収容でき、このことから、枠体を小型に形成させ
ることが可能となり、障害物感知装置としての小型化を
図ることができるという効果がある。
【0065】さらに、この障害物感知装置によれば、シ
ャッター装置に備える構成とした場合、障害物を感知す
る感知片が水平状態となっていることから、スラットカ
ーテンが上昇して収納状態となり、最下端であるこの障
害物感知装置がまぐさ間に位置する状態となっても、見
栄えが良好で、シャッター装置としての意匠性が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による開閉体の障害物感知装置が配設さ
れるシャッターの概略正面図
【図2】開閉体の障害物感知装置の実施の形態を示す側
断面図
【図3】同障害物感知装置による障害物の感知状態を示
す側断面図
【図4】同障害物感知装置による障害物の感知状態を示
す側断面図
【図5】同障害物感知装置による障害物の感知状態を示
す側断面図
【図6】他の実施の形態の障害物感知装置の概略側断面
【図7】従来の障害物感知装置の側断面図
【符号の説明】
1…障害物感知装置 2…建物開口 2a…縁部 4…開閉体(スラットカーテン) 5…枠体 11…溝開口 12…支持条片 16…感知片 19a…上縁 20…一方の突条 21…他方の突条 22…作動片 23…基端部 25…中途部 26…一方の当接部 27…他方の当接部 28…中空部 32…検知手段(マイクロスイッチ) 33…作動子

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物開口に配設される開閉体の移動端に
    おける前記建物開口の縁部と対向する端面に、前記建物
    開口の幅方向となる長手方向に全通して溝開口が設けら
    れるとともに、該溝開口の対向する両縁部に該溝開口の
    開口幅を狭める一対の支持条片が設けられた枠体と、 前記枠体の溝開口を閉塞するとともに、該溝開口の開口
    幅方向の外方向へフランジ状に突出する一対の突条が上
    縁に設けられ、該突条が前記各支持条片間に支持されて
    上縁側が前記枠体内に位置し、前記溝開口に対して出入
    り自在となる感知片と、 前記感知片の一方の突条側の上縁に当接する一方の当接
    部と、前記感知片の他方の突条側の上縁に当接する他方
    の当接部とが、それぞれ設けられるとともに、基端部が
    前記枠体内に軸支され、該枠体内にて揺動自在とされる
    作動片と、前記作動片が揺動した時に前記一方の当接片が当接する
    ことで作動片の揺動範囲を規制するように前記枠体の内
    側面に形成された片部と、 前記枠体内に設けられ、前記感知片が枠体に対して進入
    した際の前記作動片の揺動を検知する検知手段と、 を具備することを特徴とする開閉体の障害物感知装置。
  2. 【請求項2】 建物開口に配設される開閉体の移動端に
    おける前記建物開口の縁部と対向する端面に、前記建物
    開口の幅方向となる長手方向に全通して溝開口が設けら
    れるとともに、該溝開口の対向する両縁部に該溝開口の
    開口幅を狭める一対の支持条片が設けられた枠体と、 前記枠体の溝開口を閉塞可能な基板を有するとともに、
    その幅方向両端縁には上方向に屈曲部を介して一対の摺
    動側板が略垂直上方向に突出形成され、これら摺動側板
    の先端である上縁には幅方向の外方向へフランジ状に突
    出する一対の突条が一体に設けられ、該突条が前記各支
    持条片間に支持されて上縁側が前記枠体内に位置し、前
    記溝開口に対して出入り自在となる感知片と、 前記感知片の一方の突条側の上縁に当接する一方の当接
    部と、前記感知片の他方の突条側の上縁に当接する他方
    の当接部とが、それぞれ設けられるとともに、基端部が
    前記枠体内に回動自在に軸支され、前記他方の当接部の
    板状に形成され た先端側外側面が前記感知片の他方の突
    条の内角部分に当接するようになっており、前記枠体内
    にて揺動自在とされる作動片と、 前記枠体内に設けられ、前記感知片が枠体に対して進入
    した際の前記作動片の揺動を検知する検知手段と、 を具備することを 特徴とする開閉体の障害物感知装置。
  3. 【請求項3】 前記作動片は、前記該基端部の軸支部分
    を略中心とする下向き湾曲面を有し、前記他方の当接部
    は、前記一方の当接部より下方に位置し前記下向き湾曲
    面に連続する板状に形成され、該他方の当接部の先端側
    外側面が前記感知片の他方の突条の内角部分に当接する
    ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の開閉体の
    障害物感知装置。
  4. 【請求項4】 前記作動片は、基端部側の中途部に断面
    所定形状の中空部が形成されていることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の開閉体の障害物感知装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、作動子の進退により検
    知を行うスイッチ機構とされ、該作動子の進退方向が前
    記作動片の揺動方向の接線方向とされて前記枠体内に配
    設されることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の開閉体の障害物感知装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段の作動子は、常に作動片に
    対して当接状態とされていることを特徴とする請求項
    記載の開閉体の障害物感知装置。
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