JP2543457Y2 - 電動シャッターの制御装置 - Google Patents
電動シャッターの制御装置Info
- Publication number
- JP2543457Y2 JP2543457Y2 JP1932691U JP1932691U JP2543457Y2 JP 2543457 Y2 JP2543457 Y2 JP 2543457Y2 JP 1932691 U JP1932691 U JP 1932691U JP 1932691 U JP1932691 U JP 1932691U JP 2543457 Y2 JP2543457 Y2 JP 2543457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower limit
- shutter curtain
- count value
- setting
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動シャッターの制御装
置に係り、特にシャッターカーテンを上限位置及び下限
位置に自動的に停止させる電動シャッターの制御装置に
関する。
置に係り、特にシャッターカーテンを上限位置及び下限
位置に自動的に停止させる電動シャッターの制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロコンピュータによっ
てシャッターカーテンを上限位置及び下限位置に自動的
に停止させる制御装置が知られている。この制御装置で
は、シャッターカーテンを開閉する開閉機にロータリー
エンコーダを取付けてロータリエンコーダから出力され
るパルスをカウントし、カウント値と上下限値とを比較
し、カウント値と上下限値とが一致したときに開閉機を
自動的に停止している。この上下限値は、シャツターを
現場に据え付けたときに、シャッターカーテンを上下限
位置に停止させて設定スイッチを操作することによって
マイクロコンピュータのRAM(リードオンリメモリ)
に記憶させることによって設定される。
てシャッターカーテンを上限位置及び下限位置に自動的
に停止させる制御装置が知られている。この制御装置で
は、シャッターカーテンを開閉する開閉機にロータリー
エンコーダを取付けてロータリエンコーダから出力され
るパルスをカウントし、カウント値と上下限値とを比較
し、カウント値と上下限値とが一致したときに開閉機を
自動的に停止している。この上下限値は、シャツターを
現場に据え付けたときに、シャッターカーテンを上下限
位置に停止させて設定スイッチを操作することによって
マイクロコンピュータのRAM(リードオンリメモリ)
に記憶させることによって設定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の制御装置では、上下限値を設定するときに手動で設
定スイッチを操作しなければならないので設定に手間が
かかる、という問題がある。
来の制御装置では、上下限値を設定するときに手動で設
定スイッチを操作しなければならないので設定に手間が
かかる、という問題がある。
【0004】本考案は上記問題点を解決すべくなされた
もので、上下限値を自動的に設定することができる電動
シャッターの制御装置を提供することを目的とする。
もので、上下限値を自動的に設定することができる電動
シャッターの制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、シャッターカーテンを移動させる開閉機の
回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段と、パル
ス発生手段から発生されたパルスの数をカウントするカ
ウント手段と、パルス発生手段から発生されたパルスに
基づいてシャッターカーテンが上下限位置に到達したか
否かを判断する判断手段と、シャッターカーテンが上下
限位置に到達したと判断されたときのカウント手段のカ
ウント値に基づいて上下限値を設定する設定手段と、カ
ウント手段のカウント値と設定手段で設定された上下限
値に基づいて開閉機を制御する制御手段と、を含んで構
成したものである。
に本考案は、シャッターカーテンを移動させる開閉機の
回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段と、パル
ス発生手段から発生されたパルスの数をカウントするカ
ウント手段と、パルス発生手段から発生されたパルスに
基づいてシャッターカーテンが上下限位置に到達したか
否かを判断する判断手段と、シャッターカーテンが上下
限位置に到達したと判断されたときのカウント手段のカ
ウント値に基づいて上下限値を設定する設定手段と、カ
ウント手段のカウント値と設定手段で設定された上下限
値に基づいて開閉機を制御する制御手段と、を含んで構
成したものである。
【0006】
【作用】本考案のパルス発生手段はシャッターカーテン
を移動させる開閉機の回転に応じてパルスを発生する。
このパルスの数はカウント手段によってカウントされ
る。判断手段は、パルス発生手段から発生されたパルス
に基づいてシャッターカーテンが上下限位置に到達した
か否かを判断する。シャッターカーテンが上下限位置に
到達すると、シャッターカーテンがケースや床面に当接
してパルス発生手段から出力されるパルスのパルス幅が
長くなるか発生周期が長くなるため、パルス幅が所定値
以上になったか否かまたは所定時間内の発生パルス数が
所定値以下か否かを判断することによりシャッターカー
テンが上下限位置に到達したか否かを判断することがで
きる。設定手段は、シャッターカーテンが上下限位置に
到達したと判断されたときのカウント手段のカウント値
に基づいて上下限値を自動的に設定する。この上下限値
は、シャッターカーテンが上下限位置に到達したときの
カウント値でもよいが、判断手段によって判断された上
下限位置は、シャッターカーテンがケースや床面に当接
する位置であるため、判断された上下限位置に対応する
カウント値を僅かに増減した値を用いることにより、上
下限値設定後にシャッターカーテンがケースや床面に当
接しないようにすることができる。制御手段は、カウン
ト手段のカウント値と設定手段で設定された上下限値に
基づいて開閉機を制御する。本考案によれば、上下限位
置に到達したか否かを判断し、到達したと判断されたと
きのカウント値に基づいて上下限値を設定しているた
め、上下限値を自動的に設定することができる。
を移動させる開閉機の回転に応じてパルスを発生する。
このパルスの数はカウント手段によってカウントされ
る。判断手段は、パルス発生手段から発生されたパルス
に基づいてシャッターカーテンが上下限位置に到達した
か否かを判断する。シャッターカーテンが上下限位置に
到達すると、シャッターカーテンがケースや床面に当接
してパルス発生手段から出力されるパルスのパルス幅が
長くなるか発生周期が長くなるため、パルス幅が所定値
以上になったか否かまたは所定時間内の発生パルス数が
所定値以下か否かを判断することによりシャッターカー
テンが上下限位置に到達したか否かを判断することがで
きる。設定手段は、シャッターカーテンが上下限位置に
到達したと判断されたときのカウント手段のカウント値
に基づいて上下限値を自動的に設定する。この上下限値
は、シャッターカーテンが上下限位置に到達したときの
カウント値でもよいが、判断手段によって判断された上
下限位置は、シャッターカーテンがケースや床面に当接
する位置であるため、判断された上下限位置に対応する
カウント値を僅かに増減した値を用いることにより、上
下限値設定後にシャッターカーテンがケースや床面に当
接しないようにすることができる。制御手段は、カウン
ト手段のカウント値と設定手段で設定された上下限値に
基づいて開閉機を制御する。本考案によれば、上下限位
置に到達したか否かを判断し、到達したと判断されたと
きのカウント値に基づいて上下限値を設定しているた
め、上下限値を自動的に設定することができる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に
説明する。図2は本考案の制御装置を備えた電動シャッ
ターの概略図である。シャッターカーテン10はまぐさ
部16から床面17まで掛け渡された断面形状がほぼコ
字状のガイドレール21に両端部が案内された上下動す
るように構成されている。このシャッターカーテン10
の上端部は、巻取シャフト23に取りつけられている。
巻取シャフト23をチェーン25を介して開閉機として
のモータ22によって回転することにより、シャッター
カーテン10が巻き取りまたは巻き戻され、シャッター
カーテン10を上下動させることができる。また、モー
タ22の回転軸には、モータ22の回転に応じてパルス
を出力するロータリーエンコーダ24が連結されてい
る。
説明する。図2は本考案の制御装置を備えた電動シャッ
ターの概略図である。シャッターカーテン10はまぐさ
部16から床面17まで掛け渡された断面形状がほぼコ
字状のガイドレール21に両端部が案内された上下動す
るように構成されている。このシャッターカーテン10
の上端部は、巻取シャフト23に取りつけられている。
巻取シャフト23をチェーン25を介して開閉機として
のモータ22によって回転することにより、シャッター
カーテン10が巻き取りまたは巻き戻され、シャッター
カーテン10を上下動させることができる。また、モー
タ22の回転軸には、モータ22の回転に応じてパルス
を出力するロータリーエンコーダ24が連結されてい
る。
【0008】ロータリーエンコーダ24は、RAM、R
OM、CPUを備えたマイクロコンピュータで構成され
た制御装置26に接続されている。また、この制御装置
26には、シャッターカーテン開閉用のモータ22に接
続された駆動装置20が接続されると共に、開放スイッ
チ18A、停止スイッチ18B、閉鎖スイッチ18C及
び設定スイッチ18Dを備えた操作器18が接続されて
いる。操作器18の開放スイッチ18A、停止スイッチ
18B及び閉鎖スイッチ18Cをオンすることによって
シャッターカーテンを上昇、停止、下降させることがで
きる。また、設定スイッチ18Dを操作することによっ
て以下で説明する上下限値の設定を行うことができる。
OM、CPUを備えたマイクロコンピュータで構成され
た制御装置26に接続されている。また、この制御装置
26には、シャッターカーテン開閉用のモータ22に接
続された駆動装置20が接続されると共に、開放スイッ
チ18A、停止スイッチ18B、閉鎖スイッチ18C及
び設定スイッチ18Dを備えた操作器18が接続されて
いる。操作器18の開放スイッチ18A、停止スイッチ
18B及び閉鎖スイッチ18Cをオンすることによって
シャッターカーテンを上昇、停止、下降させることがで
きる。また、設定スイッチ18Dを操作することによっ
て以下で説明する上下限値の設定を行うことができる。
【0009】次に、制御装置26による上下限値設定ル
ーチンを説明する。図1はこの上下限値設定のメインル
ーチンを示すものであり、図3はロータリーエンコーダ
24から出力されるパルスが立ち上がったときに割り込
まれる割込みルーチンを示すものである。図3のステッ
プ150では、モータ22が開方向に回転されたときに
セットされかつモータ22が閉方向に回転されたときに
リセットされるフラグFがセットされているか否かを判
断する。フラグFがセットされているときにはステップ
152においてカウント値pを1インクルメントし、フ
ラグFがリセットされているときには、ステップ154
においてカウント値pを1ディクルメントする。このた
めシャッターカーテンが上昇しているときにはアップカ
ウントされ、下降しているときにはダウンカウントされ
ることになる。そして、次のステップ156において過
負荷検出用カウント値qを1インクルメントした後メイ
ンルーチンへリターンする。
ーチンを説明する。図1はこの上下限値設定のメインル
ーチンを示すものであり、図3はロータリーエンコーダ
24から出力されるパルスが立ち上がったときに割り込
まれる割込みルーチンを示すものである。図3のステッ
プ150では、モータ22が開方向に回転されたときに
セットされかつモータ22が閉方向に回転されたときに
リセットされるフラグFがセットされているか否かを判
断する。フラグFがセットされているときにはステップ
152においてカウント値pを1インクルメントし、フ
ラグFがリセットされているときには、ステップ154
においてカウント値pを1ディクルメントする。このた
めシャッターカーテンが上昇しているときにはアップカ
ウントされ、下降しているときにはダウンカウントされ
ることになる。そして、次のステップ156において過
負荷検出用カウント値qを1インクルメントした後メイ
ンルーチンへリターンする。
【0010】メインルーチンのステップ100では、設
定スイッチ18Dがオンされたか否か、すなわち上下限
値設定モードになったか否かを判断する。この設定スイ
ッチ18Dは、シャッターを現場に設置したとき、停電
等によってRAMに記憶した上下限値データが消失した
とき等にオンされる。上下限値設定モードのときには、
操作者は設定スイッチ18Dをオンした後、開放スイッ
チ18Aをオンし、次に閉鎖スイッチ18Cをオンす
る。ステップ102では開放スイッチ18Aがオンされ
たか否かを判断し、開放スイッチ18Aがオンされたと
きにはステップ104においてモータ22を開方向に回
転させると共にステップ106においてモータ22を開
方向に回転させたことを記憶するためにフラグFをセッ
トする。次のステップ108では過負荷検出用カウント
値qをリセットし、ステップ110において停止スイッ
チ18Bがオンされたか否かを判断する。停止スイッチ
18Bがオンされたときには、ステップ112でモータ
22を停止させた後ステップ102に戻る。一方、停止
スイッチ18Bがオンされていないときはステップ11
4において所定時間(例えば250msec)経過したか否
かを判断する。所定時間経過していないときにはステッ
プ110に戻り、所定時間経過したときには、ステップ
116において過負荷検出用カウント値qが所定値(例
えば、通常状態の所定時間内の発生パルス数の70%の
値)以下になったか否かを判断する。過負荷検出用カウ
ント値qが所定値を越えているときにはシャッターカー
テンが上限位置に到達していないため、次の所定時間内
にシャッターカーテンが上限位置に到達したことを検出
するために、ステップ108において過負荷検出用カウ
ント値qをリセットする。一方、過負荷検出用カウント
値qが所定値以下のときには、所定時間内の発生パルス
数が所定値以下であり、パルスの発生周期が長くなった
ためシャッターカーテンが上限位置に到達したと判断
し、ステップ118においてこのときのカウント値pを
上原点として記憶すると共に、ステップ120において
このときのカウント値pから所定値p0 を減算した値を
上限値としてRAMに記憶する。この所定値p0 はシャ
ッターカーテンを停止させる上限位置でシャッターカー
テンがシャッターケース等に当接しない値であり、この
ようにステップ116で検出された上限位置よりもわず
かに下側にシャッターカーテンを停止させる上限位置を
設定することによりシャッターカーテンのスラット等へ
の傷付き等を防止することができる。そして次のステッ
プ122においてモータを停止する。
定スイッチ18Dがオンされたか否か、すなわち上下限
値設定モードになったか否かを判断する。この設定スイ
ッチ18Dは、シャッターを現場に設置したとき、停電
等によってRAMに記憶した上下限値データが消失した
とき等にオンされる。上下限値設定モードのときには、
操作者は設定スイッチ18Dをオンした後、開放スイッ
チ18Aをオンし、次に閉鎖スイッチ18Cをオンす
る。ステップ102では開放スイッチ18Aがオンされ
たか否かを判断し、開放スイッチ18Aがオンされたと
きにはステップ104においてモータ22を開方向に回
転させると共にステップ106においてモータ22を開
方向に回転させたことを記憶するためにフラグFをセッ
トする。次のステップ108では過負荷検出用カウント
値qをリセットし、ステップ110において停止スイッ
チ18Bがオンされたか否かを判断する。停止スイッチ
18Bがオンされたときには、ステップ112でモータ
22を停止させた後ステップ102に戻る。一方、停止
スイッチ18Bがオンされていないときはステップ11
4において所定時間(例えば250msec)経過したか否
かを判断する。所定時間経過していないときにはステッ
プ110に戻り、所定時間経過したときには、ステップ
116において過負荷検出用カウント値qが所定値(例
えば、通常状態の所定時間内の発生パルス数の70%の
値)以下になったか否かを判断する。過負荷検出用カウ
ント値qが所定値を越えているときにはシャッターカー
テンが上限位置に到達していないため、次の所定時間内
にシャッターカーテンが上限位置に到達したことを検出
するために、ステップ108において過負荷検出用カウ
ント値qをリセットする。一方、過負荷検出用カウント
値qが所定値以下のときには、所定時間内の発生パルス
数が所定値以下であり、パルスの発生周期が長くなった
ためシャッターカーテンが上限位置に到達したと判断
し、ステップ118においてこのときのカウント値pを
上原点として記憶すると共に、ステップ120において
このときのカウント値pから所定値p0 を減算した値を
上限値としてRAMに記憶する。この所定値p0 はシャ
ッターカーテンを停止させる上限位置でシャッターカー
テンがシャッターケース等に当接しない値であり、この
ようにステップ116で検出された上限位置よりもわず
かに下側にシャッターカーテンを停止させる上限位置を
設定することによりシャッターカーテンのスラット等へ
の傷付き等を防止することができる。そして次のステッ
プ122においてモータを停止する。
【0011】次のステップ124では閉鎖スイッチ18
Cがオンされたか否かを判断し、閉鎖スイッチ18Cが
オンされたときにはステップ126においてモータ22
を閉方向に回転するとともにステップ128においてフ
ラグFをリセットする。次のステップ130では過負荷
検出用カウント値qをリセットし、ステップ132にお
いて停止スイッチ18Bがオンされたか否かを判断す
る。停止スイッチ18Bがオンされたときにはステップ
134においてモータ22を停止させ、停止スイッチ1
8Bがオンされていないときには、ステップ136にお
いて所定時間(例えば250msec)経過したか否かを判
断する。所定時間経過したときにはステップ138にお
いて過負荷検出用カウント値qが所定値以下か否かを判
断する。過負荷検出用カウント値qが所定値を越えてい
るときにはステップ130へ戻り、所定値以下のときに
は、所定時間内の発生パルス数が所定値以下であること
からシャッターカーテンが下限位置に到達したと判断
し、ステップ140においてこのときのカウント値pを
下原点としてRAMに記憶するとともに、ステップ14
2においてこのときのカウント値pに所定値p0 を加算
した値を下限値としてRAMに記憶する。この結果、シ
ャッターカーテンが停止される下限位置はステップ13
8で検出された下限位置よりもわずかに上側になり、シ
ャッターカーテンのスラットへの傷付き等を防止するこ
とができる。そしてステップ144においてモータを停
止し、ステップ146において設定スイッチ18Dがオ
フされたか否かを判断し、オフされたときにはこのルー
チンを終了する。
Cがオンされたか否かを判断し、閉鎖スイッチ18Cが
オンされたときにはステップ126においてモータ22
を閉方向に回転するとともにステップ128においてフ
ラグFをリセットする。次のステップ130では過負荷
検出用カウント値qをリセットし、ステップ132にお
いて停止スイッチ18Bがオンされたか否かを判断す
る。停止スイッチ18Bがオンされたときにはステップ
134においてモータ22を停止させ、停止スイッチ1
8Bがオンされていないときには、ステップ136にお
いて所定時間(例えば250msec)経過したか否かを判
断する。所定時間経過したときにはステップ138にお
いて過負荷検出用カウント値qが所定値以下か否かを判
断する。過負荷検出用カウント値qが所定値を越えてい
るときにはステップ130へ戻り、所定値以下のときに
は、所定時間内の発生パルス数が所定値以下であること
からシャッターカーテンが下限位置に到達したと判断
し、ステップ140においてこのときのカウント値pを
下原点としてRAMに記憶するとともに、ステップ14
2においてこのときのカウント値pに所定値p0 を加算
した値を下限値としてRAMに記憶する。この結果、シ
ャッターカーテンが停止される下限位置はステップ13
8で検出された下限位置よりもわずかに上側になり、シ
ャッターカーテンのスラットへの傷付き等を防止するこ
とができる。そしてステップ144においてモータを停
止し、ステップ146において設定スイッチ18Dがオ
フされたか否かを判断し、オフされたときにはこのルー
チンを終了する。
【0012】図4は動作ルーチンを示すもので、ステッ
プ160においてモータ22を操作器18によってオン
されたスイッチに応じて、開閉方向に回転させると共に
停止させる。次のステップ162、164では、ステッ
プ152及びステップ154でアップダウンカウントさ
れたカウント値pがステップ120及びステップ142
で設定された上下限値内の値か否かを判断し、p≧上限
値またはp≦下限値のときにはシャッターカーテンが停
止させるべき上限位置または下限位置に到達したため、
ステップ166においてモータ22を停止させる。これ
によって、シャッターカーテンが上限位置または下限位
置で自動的に停止される。
プ160においてモータ22を操作器18によってオン
されたスイッチに応じて、開閉方向に回転させると共に
停止させる。次のステップ162、164では、ステッ
プ152及びステップ154でアップダウンカウントさ
れたカウント値pがステップ120及びステップ142
で設定された上下限値内の値か否かを判断し、p≧上限
値またはp≦下限値のときにはシャッターカーテンが停
止させるべき上限位置または下限位置に到達したため、
ステップ166においてモータ22を停止させる。これ
によって、シャッターカーテンが上限位置または下限位
置で自動的に停止される。
【0013】なお、上記では所定時間内のパルス数が所
定値以下か否かを判断することによりシャッターカーテ
ンが上限位置及び下限位置に到達したか否かを判断した
が、ロータリーエンコーダ24から発生されるパルスの
パルス幅が所定値を越えたか否かによってシャッターカ
ーテンの上下限位置を判断するようにしてもよい。
定値以下か否かを判断することによりシャッターカーテ
ンが上限位置及び下限位置に到達したか否かを判断した
が、ロータリーエンコーダ24から発生されるパルスの
パルス幅が所定値を越えたか否かによってシャッターカ
ーテンの上下限位置を判断するようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、上
下限位置に到達したか否かを判断し、到達したと判断さ
れたときのカウント値を上下限値として設定しているた
め、上下限値を自動的に設定できる、という効果が得ら
れる。
下限位置に到達したか否かを判断し、到達したと判断さ
れたときのカウント値を上下限値として設定しているた
め、上下限値を自動的に設定できる、という効果が得ら
れる。
【図1】本考案の実施例の上下限値設定ルーチンのメイ
ンルーチンを示す流れ図である。
ンルーチンを示す流れ図である。
【図2】本考案が適用可能な電動シャッターの概略図で
ある。
ある。
【図3】ロータリエンコーダから発生されるパルスの立
上がりによって割り込まれる割込みルーチンを示す流れ
図である。
上がりによって割り込まれる割込みルーチンを示す流れ
図である。
【図4】シャッターカーテンを動作させるルーチンを示
す流れ図である。
す流れ図である。
【符号の説明】 18 操作器 18D 設定スイッチ 24 ロータリーエンコーダ
Claims (1)
- 【請求項1】 シャッターカーテンを移動させる開閉機
の回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段と、 パルス発生手段から発生されたパルスの数をカウントす
るカウント手段と、 パルス発生手段から発生されたパルスに基づいてシャッ
ターカーテンが上下限位置に到達したか否かを判断する
判断手段と、 シャッターカーテンが上下限位置に到達したと判断され
たときのカウント手段のカウント値に基づいて上下限値
を設定する設定手段と、 カウント手段のカウント値と設定手段で設定された上下
限値に基づいて開閉機を制御する制御手段と、 を含む電動シャッターの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1932691U JP2543457Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 電動シャッターの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1932691U JP2543457Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 電動シャッターの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524898U JPH0524898U (ja) | 1993-03-30 |
JP2543457Y2 true JP2543457Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=11996288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1932691U Expired - Lifetime JP2543457Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 電動シャッターの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543457Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4585270B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2010-11-24 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP7185206B2 (ja) * | 2018-11-28 | 2022-12-07 | 株式会社Lixil | シャッター装置 |
JP2021110143A (ja) * | 2020-01-09 | 2021-08-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 開閉体電動化ユニット、開閉体システム、プログラム |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP1932691U patent/JP2543457Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524898U (ja) | 1993-03-30 |
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