JP2002194976A - 開閉体の制御装置 - Google Patents

開閉体の制御装置

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JP2002194976A
JP2002194976A JP2000395320A JP2000395320A JP2002194976A JP 2002194976 A JP2002194976 A JP 2002194976A JP 2000395320 A JP2000395320 A JP 2000395320A JP 2000395320 A JP2000395320 A JP 2000395320A JP 2002194976 A JP2002194976 A JP 2002194976A
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JP2000395320A
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Kazuki Odate
一樹 大館
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Bunka Shutter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉体の基準位置の設定を電源の変動等設定
に影響を与える事象が発生してもこの影響を受けにくく
して設定でき、誤設定を極力防止できること。 【解決手段】 処理手段3は、シャッターを開放させて
開閉機Mへの負荷感知が検出されたときに全開位置であ
ると判断し、全開位置を示す基準のパルスカウント値を
記憶手段5に記憶させる。この全開位置の設定時、電源
状態判別手段が、電源検出手段4aが検出した外部電源
の電圧の変動と判断すると、全開位置の設定を実行しな
い。これにより、シャッター開放時に電源変動が生じ開
閉の途中位置を全開位置として誤設定することを未然に
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッタ等の開閉
体を制御する開閉体の制御装置に係り、特に開閉体を開
閉させるに必要な基準位置の設定時にこの設定に影響を
与える事象が発生しても誤設定を防止し基準位置を安定
して設定できる開閉体の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開閉機の回転数を位置検出手段が
カウントして、開閉体、例えばシャッタの開閉範囲を設
定する構成としては、上限位置を基準位置として下降方
向に開閉機が何回転したかをカウントし、上昇時には再
度上限位置に相当するカウント値に達すると自動停止さ
せるものがある。このカウント値は不揮発性メモリに記
憶され、電源断時でも消えないようになっている。
【0003】上記基準位置の設定方法(例として上限位
置設定)を説明すると、開閉体を上昇開閉駆動させて開
閉機に加わる負荷を検出し、ある一定以上の負荷が加わ
った際に制御部が上限位置と判別し、この上限位置をカ
ウントの基準値として上記不揮発性メモリに記憶するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、上
限位置設定時において開閉機の動作中に設定に影響を与
える所定の事象、例えば、供給される外部電源が変動、
あるいは瞬断が発生すると、開閉機のトルクが変動して
制御部が負荷感知状態であると判別し上昇の途中位置に
上限位置が設定され、基準位置になると上限位置がずれ
てしまうおそれがある。すなわち、上述のような事象が
発生すると、制御部が上限位置にあると判断しても、シ
ャッタが実際には中途位置にあり上限位置に達していな
いので、この場合には、上限位置を再度設定し直す必要
がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、開閉体の基準位置の設定を電源の変動
等設定に影響を与える事象が発生してもこの影響を受け
にくくして設定でき、誤設定を極力防止できる開閉体の
制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の開閉体の制御装置は、開閉体を予め設定し
た所定の基準位置を基準として開閉制御する開閉体の制
御装置において、前記開閉体の所定の基準位置を設定す
るものであり、該基準位置の設定時に該設定に影響を与
える事象の変動が所定範囲外であると判断した場合には
該基準位置の設定を不実行とする制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0007】また、前記制御手段は、前記開閉体の移動
動作に関する情報に基づき前記開閉体の所定の基準位置
を設定する構成にもできる。
【0008】また、本発明は、開閉体を予め設定した所
定の基準位置を基準として開閉制御する開閉体の制御装
置において、前記開閉体の所定の基準位置を設定するも
のであり、該基準位置の設定時に該設定に影響を与える
供給電源の変動が所定範囲外であると判断した場合には
該基準位置の設定を不実行とする制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0009】また、前記開閉体の実際の開閉状態に対応
した検出情報を出力する位置検出手段と、前記基準位置
の設定時に該基準位置を記憶保持する記憶手段とを備
え、前記電源検出手段は、開閉体を開閉駆動する開閉機
への供給電源の変動を検出し、前記制御手段は、前記記
憶手段に記憶された基準位置を基準として前記位置検出
手段の検出情報の変化に基づき前記開閉体を開閉制御す
るものであり、該制御手段には、前記基準位置の設定時
には、前記位置検出手段の検出情報に基づき開閉機の開
閉状態の変動から前記開閉体の基準位置を判断する手段
と、前記電源検出手段が検出した供給電源の変動が所定
範囲内であるか外かを判断する電源状態判別手段とを備
え、前記基準位置の判断時に前記供給電源の変動が所定
範囲外であると判断した場合には該基準位置の設定を不
実行とする構成にもできる。
【0010】また、前記制御手段は、前記位置検出手段
の検出情報に基づき開閉機に加わる負荷を検出する負荷
検出手段を備え、前記負荷検出手段による負荷検出時を
開閉体の前記所定の基準位置と判断する構成にもでき
る。
【0011】また、前記位置検出手段は、開閉体を開閉
駆動する開閉機の回転数に対応したパルスを検出信号と
して出力し、前記制御手段は、前記所定の基準位置のパ
ルスの基準カウント値を前記記憶手段に記憶させ、前記
位置検出手段が出力する検出信号のパルス入力に基づき
前記基準カウント値から増減カウントして開閉体の論理
的な開閉位置を検出する構成としてもよい。
【0012】また、前記開閉体は上下に開閉するシャッ
タであり、前記制御手段は、前記所定の基準位置として
の前記シャッタの全開位置設定時には、前記負荷検出手
段による負荷検出時を前記シャッタの全開位置と判断
し、該全開位置の判断時に前記供給電源の変動が所定範
囲外であると判断した場合には該全開位置の設定を不実
行とする構成にもできる。
【0013】上記構成によれば、制御手段は、開閉体を
予め設定した所定の基準位置を基準として開閉制御す
る。そして、開閉体の所定の基準位置の設定時に該設定
に影響を与える事象の変動が所定範囲外であると判断し
た場合には該基準位置の設定を不実行とする。これによ
り、開閉体の所定の基準位置を誤った位置に設定するこ
とを防止する。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の開閉体の制御装置を示すブロック図である。本発明の
開閉体は、所定の基準位置を設定しこの基準位置を基準
として開閉する。そして、この基準位置の設定時に基準
位置の設定に影響を与える事象の変化があれば基準位置
の設定を不実行とすることにより、基準位置の誤設定等
を防止しようとするものである。
【0015】以下の実施形態では、開閉体として昇降す
るシャッタを例に説明する。また、開閉体の移動動作に
関する情報に基づいて開閉体の基準位置を設定する構成
であり、設定するこの基準位置は、シャッタの上限位置
(全開位置)であるとする。また、基準位置の設定に影
響を与える事象としては、開閉体を開閉駆動する開閉機
に供給される電源の1次側(商用交流電源)電圧変動で
あるとする。
【0016】操作手段1は、シャッタを開閉停止させる
複数のスイッチからなる。制御手段2には、CPU等か
らなる処理手段3、電源回路4、電源検出手段4a、開
閉体の開閉位置をカウントするための記憶手段5、処理
手段3の制御出力により開閉機Mを駆動制御するモータ
ドライブ回路6が設けられる。処理手段3に対するシャ
ッタの開閉停止の指令は、操作手段1の手動操作に限ら
ず、外部から回線等を経由して入力される接点信号やデ
ータで構成してもよい。
【0017】この制御手段2は、電源回路4により外部
から供給される1次側交流電圧を整流、平滑化した2次
側直流電圧の供給を受けて作動するものであり、電源回
路4の機能により供給側(1次側)が電源断を除く電圧
変動が生じても制御回路2(2次側)の電圧変動を生じ
ず、制御回路2を安定して動作できるようになってい
る。
【0018】電源検出手段4aは、電源回路4に供給さ
れる電源の1次側の電圧変動を検出し、電圧情報を処理
手段3に出力する。記憶手段5は、EEPROM等の不
揮発性メモリ、データ内容を常時保持するバッテリバッ
クアップ機能を備えたRAM、RAMとEEPROMを
併用しRAMのデータを電源断時にEEPROMに退避
させる等の構成がある。
【0019】開閉機Mは、誘導電動機(IM)であり、
モータドライブ回路6により駆動されシャッタを開閉さ
せる。この開閉機Mは、供給される交流電源の電圧の変
動が直接、駆動トルクの変動を発生する特性を有してい
る。位置検出手段7は、例えば、固定された一対の投受
光センサと開閉機Mの回転軸に固定されたスリット板か
らなるパルスジェネレータが用いられ、開閉機Mの回転
軸の回転状態を検出し、この回転数に対応したパルスを
処理手段3に出力する。
【0020】処理手段3は、シャッタの施工時や、施工
後任意の時期に上限位置を設定する。この処理手段3に
は負荷検出手段、及び電源状態判別手段が設けられる。
負荷検出手段は、シャッタの開動作時に位置検出手段7
から出力されるパルス周期の変化に基づき、シャッタの
負荷を検出して上限位置を判断する。電源状態判別手段
は、上限位置設定時に電源検出手段4aが検出した電圧
値が所定値以上変動したり瞬断した場合には、負荷検出
手段による負荷検出状態を無効とし、上限位置の設定処
理を実行させない。
【0021】次に、上記構成による上限設定内容を図2
のフローチャートを参照して説明する。上限位置の設定
時、処理手段3は、位置検出手段7が出力する開閉機の
回転状態と、電源検出手段4aが出力する外部電源の供
給状態を監視しながら行う。
【0022】操作手段1を開操作して、開閉機Mを駆動
させるとシャッタが上昇する(SP1)。シャッタの座
板がまぐさにあたると、開閉機Mの回転数が低下し、位
置検出手段7が出力するパルス周期は対応して長くなる
(SP2ーYES)。処理手段3の負荷検出手段は、こ
のパルス周期の変化を検出して上限位置と判断する。こ
の際、電源状態判別手段は、電源検出手段4aが出力す
る電圧値が規定した電圧範囲内にあると判断した場合に
は(SP3ーNO)、上限位置設定処理を問題なく遂行
できると判断し実行する(SP4)。上限位置設定処理
は、負荷検出状態の開閉機Mを上限位置で停止させ、基
準カウント値(例えば0の値)を記憶手段5に記憶させ
る。なお、この際には、前に既に基準カウント値が記憶
されていればこれを無効とするよう、例えば上書きする
等により記憶させる。
【0023】上限位置設定処理において、処理手段3は
操作者や保守者等が分かるように、上限位置を設定した
旨の通知処理を実行する構成にもできる。この通知処理
は、例えば、上限位置の設定を実行とした旨を記憶手段
5の所定領域に履歴記憶する。この際、実行とした年月
時刻等の付帯情報を履歴記憶してもよい。図示しないブ
ザー等の報知部に報知信号として出力する。外部装置に
不実行とした旨及び付帯情報を送信等を行う等がある。
【0024】一方、この上限設定時に供給される外部電
源の電圧が変動した場合には、電源状態判別手段は、電
源検出手段4aが出力する電圧値が規定した電圧範囲を
越えたと判断し(SP3ーYES)、上限位置設定処理
の実行に不適であるとしてSP4の上限位置設定処理を
実行せず、SP1に復帰する。この場合、負荷検出手段
が例え開閉機Mの負荷検出状態と判断しても、座板がマ
グサに当接したこと等による負荷検出状態ではなくて電
圧低下が駆動トルクの低下を招いたものであるため、誤
って負荷検出状態と見なさないよう、この判断結果を用
いた処理を何ら実行しないようにしている。
【0025】上限位置の設定を不実行と判断した場合
(SP3−YES)であっても、操作者や保守者等が分
かるように、処理手段3は不実行とした旨の通知処理を
実行する構成にもできる。この通知処理は、上述した上
限位置設定時の内容と同様に、例えば、上限位置の設定
を不実行とした旨を記憶手段5の所定領域に履歴記憶す
る。この際、不実行とした年月時刻等の付帯情報を履歴
記憶してもよい。図示しないブザー等の報知部に報知信
号として出力する。外部装置に不実行とした旨及び付帯
情報を送信等を行う等がある。
【0026】処理手段3は、上限位置設定後は、記憶手
段5を用いたカウント値に基づきシャッタを開閉制御す
る。開閉機Mがシャッタを閉動作させる場合には、位置
検出手段7から出力されたパルスを記憶手段5に記憶さ
れた基準カウント値に加算していく。また、シャッタを
開動作させる場合、位置検出手段7から出力されたパル
スを加算後のカウント値から減算していく。そして、カ
ウント値が記憶手段5に記憶された基準カウント値に達
したときに(厳密には基準カウント値に達する直前に)
上限位置と判断して開閉機Mを停止させる。
【0027】上記説明した上限設定処理によれば、上限
設定時に外部電源の電圧が変動したり瞬断した場合の不
都合を未然に防止することができる。例えば、上限設定
時に外部電源の電圧が低下して開閉機Mの回転数が低下
したときに処理手段3が負荷検出状態と誤判断して上限
設定処理を実行したとすると、シャッタが実際の上限位
置に達しない途中位置が上限位置として設定され、この
途中位置の基準カウンタ値が記憶手段5に記憶されるこ
ととなり、以降のシャッタ開閉時にシャッタを実際の上
限位置まで上昇できなくなる、という不都合を未然に防
ぐことができる。
【0028】上記実施形態の開閉機MがDCモータであ
るときには、過電流を検出する過電流検出回路を設け、
処理手段3の負荷検出手段がこの過電流検知時に負荷状
態であると判断する構成としてもよい。この他、負荷検
出手段は、開閉機Mのトルク変動を検出する構成として
もよい。
【0029】また、位置検出手段7は開閉機Mの回転軸
の回転状態を検出する構成としたが、これに限らず、開
閉機Mから開閉体に至る連結機構部の回転状態を検出す
る構成としてもよい。例えばシャッタのスラットを巻き
取る巻取ドラムの回転軸の回転状態を検出する構成にで
きる。また、シャッタの移動状態を直接検出する構成と
してもよい。例えば、上下のスラットの連結部の段差を
センサで検出しカウントしたり、スラットに高さ方向に
複数の穴や反射面を設けセンサで検出しカウントする構
成がある。この他、位置検出手段7を、例えば開閉機M
や巻取ドラムの回転軸に連動させたタコジェネレータで
構成し、負荷検出手段6は、タコジェネレータの周波数
に基づき負荷状態を判断する構成にもできる。
【0030】第1実施形態で説明した、所定の基準値
(上限位置設定)の設定は、予め定めた頻度(所定時
期)に自動的に実行させることができる。例えば、常時
実行することができる。常時実行とは、シャッタが開放
動作をしているときには図2に記載の処理を実行するこ
とである。上限位置の設定を常時実行することにより、
上限位置を設定する頻度(回数)が増え、上限位置を常
時最適な位置にできる。そして、上限設定時に電源電圧
の変動に遭遇する可能性が高くなるが、上記の上限位置
設定処理によれば、電圧変動が生じても上限位置の誤設
定を防止して最適な位置を維持できるようになる。
【0031】この他、制御手段2に対する予めの設定で
操作手段1等に設けられる特定キーの操作時や、温度セ
ンサを設けて検出温度が所定の範囲を外れた場合に自動
実行させることもできる。なお、処理手段3は、この常
時実行においては、上述した上限位置設定の実行、不実
行の通知に関する処理を行わないことが望ましい。
【0032】また、基準位置(上限位置)の設定は、上
記のような常時実行等、予め定めた頻度(所定時期)に
自動的に実行させるに限らず、所定の事象発生時を除い
て常時実行させる構成にもできる。この基準位置の設定
を実行させない所定の事象とは、開閉体の移動時に変動
を与える事象、例えば電源変動が所定範囲外に至らない
ものの異常な場合がある。また、開閉体が停止状態から
開、閉等の所定動作を開始し始めた初期段階であり、例
えばモータの回転や開閉体移動動作が不安定な可能性が
ある所定時間がある。また、これと逆の場合であり、開
閉体が所定の動作中から停止指示を受けて停止状態に移
行するまでの所定時間がある。
【0033】この他、開閉体の環境変動が所定範囲を超
えた(上回った、下回った)場合、例えば、開閉体に加
わる風力が所定以上の場合や気温が所定範囲外に至った
場合がある。さらには、シャッタが予め定めた所定回数
の開閉動作を完了するまでの間や所定時間を経過するま
での間、特定日時、等が考えられる。なお、これら回
数、時間、温度等はカウンタ、タイマ、温度センサ等を
用いて容易に検出できる。
【0034】上記のように、所定の事象発生時を除いた
場合においても、原則として基準位置の設定が常時実行
されるため、この基準位置設定時に電源電圧の変動に遭
遇する可能性が高いことは常時実行と同じであり、基準
位置設定時における誤設定を上記同様に防止できる作用
効果を有する。
【0035】(第2実施形態)第2実施形態では、処理
手段3が通常モードと、上限位置の設定モードを有し、
各独立した制御処理を行う構成である。通常モード時に
は、記憶手段5に記憶されている上限位置を基準として
シャッタの開閉を制御する。
【0036】処理手段3は、予め定めた所定の事象の発
生時に通常モードから設定モードに切り替わり、上限位
置の設定に関する処理を実行する。また、この設定モー
ドを有して上限位置を設定した際には、上限位置を設定
した旨を通知処理することにより、操作者等に設定モー
ド期間中における上限位置の設定の実行完了を円滑に通
知できるようになる。
【0037】上記の所定事象としては、操作手段1等に
設けられる特定のキーの操作や、設定モード実行を示す
外部信号(トリガ等)の入力等によって、通常モードと
設定モードが切り替わるよう構成できる。なお、設定モ
ード(図2のSP4の処理)の終了で自動的に通常モー
ドに復帰する構成としたり、再度のキー操作や外部信号
の入力で通常モードに復帰することができる。この他、
上限位置設定に有効な所定事象の例としては、シャッタ
が予め定めた所定回数の開閉動作を完了した時、所定時
間経過時、月初め等の特定日時、季節の変わり目等で気
温が所定範囲を越えた時等がある。
【0038】上記各実施の形態では、所定の基準位置の
設定時に影響を与える事象として外部から供給される電
源(商用電源)の電圧の変化とした。このように装置の
外部から供給される電源に限らず、装置内部にバッテリ
を備え、このバッテリを電源として用いる構成に適用す
ることもできる。
【0039】また、上述した電圧の変動は開閉機Mの駆
動トルクの変動に直接影響を与えて基準位置の設定に影
響を与えるものであるとして説明した。基準位置の設定
時においては、このような開閉機Mへの供給電源の変動
に限らず、基準位置を記憶保持する記憶装置や、開閉体
の移動を検知するセンサへの供給電源の変動も基準位置
の設定に影響を与えることが考えられる。
【0040】記憶装置への供給電源の例を説明すると、
上記電源系統と別系統の電源供給を受けて動作する外部
記憶装置(例えばFD装置等)に上記基準位置を設定、
記憶する構成とした場合において、この外部記憶装置に
基準位置を書込処理している期間に電源変動があると、
記憶する基準位置そのものの値が不定となる可能性があ
る。なお、書込後における通常使用の期間中において
は、制御手段2内部に設けた揮発性RAM等のメモリ
に、基準位置をコピー(転送)して用いることが可能で
あるので、書き込みを伴わない通常使用の期間中におい
ては、外部記憶装置にて電源変動があっても基準位置が
不定となる可能性は少ないと考えられる。
【0041】開閉体の移動を検知するセンサは、例えば
上記位置検出センサ7として用いるパルスジェネレータ
を構成している投受光センサであり、この投受光センサ
への供給電源が変動して発光あるいは受光状態が変動
し、出力されるパルスが安定しなくなり基準位置の設定
に影響を与えることが考えられる。
【0042】上記説明した外部記憶装置、センサのいず
れに対する供給電源の変動は、前提として制御手段2へ
の供給電源の変動よりも大きい場合を前提とする。少な
くとも電源電圧の変動が制御手段2と、外部記憶装置及
びセンサで同様に生じても、制御手段2の方が影響を受
けにくい構成を前提とする。言うまでもないことである
が、本願発明では、制御手段2への所定事象変動は、設
定対象物や被測定物等への所定事象変動よりも少ない
(あるいは、変動自体は同じようかまたは多くても、こ
の変動によって受ける影響は制御手段2の方が少ない)
ことを前提としている。
【0043】また、上記の電源電圧の変動以外にも設定
時に影響を与える事象がある。事象例としては、シャッ
タの環境温度(シャッタが触れる外気温度や、開閉機、
制御手段近傍の温度)があり、基準位置の設定時、この
温度変化が所定範囲外となった時には、基準位置の設定
を不実行とすることができる。
【0044】また、シャッタを遠隔操作するためのリモ
コンの電波の安定状態がある。リモコンからの電波を受
信部で受信し制御部に送出することにより、シャッタの
開閉、及び基準位置の設定を遠隔操作する構成にでき
る。そして、基準位置の設定時、リモコンから送信され
る電波の電波強度やノイズレベルが所定範囲外となった
時には、基準位置の設定を不実行とすることができる。
さらに、位置検出手段6から出力されるパルスの安定性
(ばらつき間隔や、ばらつきの傾向等)が所定範囲外と
なった時には、基準位置の設定を不実行とすることがで
きる。
【0045】また、上記各実施形態では、所定の基準位
置としてシャッタの上限位置(全開位置)を設定する処
理について説明したが、同様の構成で下限位置(全閉位
置)を設定することもできる。下限位置設定時には、S
P1でシャッタを下降させ、SP4で下限位置設定を実
行し、記憶手段5に下限の基準カウント値を設定する。
【0046】さらに、この所定の基準位置とは、上限位
置と下限位置の1カ所に限らず、途中の中間位置を含め
て複数位置を設定することも考えられる。この中間位置
は、例えば、開閉体の開閉時における障害物感知の機能
を働かせる移動範囲に対応して、障害物感知実行開始位
置と、障害物感知無視開始位置を設定することがある。
また、中間位置の他の例として、背の低い物体の通過に
合わせて全開よりはある程度手前の開放位置に設定する
こともある。
【0047】上記した途中の中間位置を基準位置として
設定する際、同様の開閉機Mの負荷の変動に基づき設定
することもできる。例えば、この中間位置を基準位置と
して設定する際に、シャッタの開閉に負荷を与える部材
をガイドレールに突出させて行う。
【0048】また、上記の実施形態では、開閉機Mの負
荷の変動に基づき上限位置と判断し設定する構成とした
が、これに限らない。例えば、予め定めた位置に達する
までのシャッタの開閉にかかる基準の時間を記憶してお
き、実際の開閉で検出された時間と比較する構成にもで
きる。即ち、シャッタを開放、あるいは閉鎖させて予め
定めた基準位置に達したときに操作手段1等に設けられ
た特定のキー操作を行う。
【0049】このような構成の場合においても図2記載
の上限設定処理を実行すればよく、上限位置あるいは下
限位置からシャッタを移動させた時からキー操作された
時までにかかった時間をタイマ等で計測する。この計測
された時間が基準となる時間の所定範囲内であればシャ
ッタの移動にかかった時間が正常に行え、基準位置の設
定を行う(SP4)。一方、計測された時間が基準とな
る時間の所定範囲外であればシャッタの移動にかかった
時間が異常であり、基準位置の設定を不実行とする(S
P3−YES)。このように、負荷変動に限らず、基準
位置を設定する構成にもできる。
【0050】また、上記実施形態では、開閉体の移動動
作に関する情報(開閉機Mや巻取軸の回転状態の情報や
開閉体自体の移動状態の検出情報等の情報)に基づいて
開閉体の基準位置を設定する構成について説明した。こ
れに限らず、開閉体の移動動作には直接関係しない他の
情報に基づいて開閉体の基準位置を設定する構成にもで
きる。
【0051】この場合、上記説明した開閉機以外の外部
記憶装置やセンサに供給する電源状態の変動を前提とし
て、書き込む上記他の情報の収集対象は、操作手段1等
の特定のキーを用いて入力される。例えば、開閉体を設
置した現場にて開閉体の開口部長(開閉体移動距離に相
当)を測定し、この値に基づいてパルス数等に換算し
(開閉時には、この値を加減することにより開閉位置を
判断する)、この値を操作手段1等を介して外部記憶装
置に書き込む。このときの電源変動を判断することもで
きる。
【0052】また、本発明で適用する開閉体は、昇降方
向に開閉動作するシャッタに限らず、水平引きや、横引
きのシャッタに適用することもできる。窓シャッタ等に
おいては、半開きの停止位置や施錠位置が上記の中途位
置に相当し、これを基準位置として設定することができ
る。
【0053】さらに、防火シャッタに適用することもで
きる。防火シャッタは操作手段1の操作や外部指令によ
りシャッタを強制的に下降制御し間口を閉鎖する。この
ような防火シャッタにおける上限位置や下限位置の設定
を上記構成で実行することにより、これら上下限位置を
実際の上下限位置に適合するよう設定できるようにな
る。防火シャッタにおいても上記の中途位置を基準位置
として設定することがある。例えば、2段降下等、多段
降下する構成の防火シャッタでは途中位置に停止位置が
設定され、この途中の停止位置を上記基準位置として設
定することができる。この他、シャッタに限らず、スラ
イド式ドアや、開き戸などに適用することもできる。
【0054】そして、上記実施形態で用いた「開閉」、
「移動」として説明した開閉体の開閉状態、開閉制御、
開閉期間中等の用語は、開閉体を、a)停止を含み開放
させるのみの動作に適用する場合、b)停止を含み閉鎖
させるのみの動作に適用する場合、c)停止を含み開
放、閉鎖両方の動作に適用する場合を総称したものであ
り、開閉両方の動作に適用する場合に限定されない。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、開閉体の開閉のための
所定の基準位置の設定時に、電源の変動等、基準位置の
設定に影響を与える事象が発生し、事象の変動が所定範
囲外であると判断した場合には該基準位置の設定を不実
行とするので、開閉体の基準位置の設定を電源の変動等
設定に影響を与える事象が発生してもこの影響を受けに
くくして設定でき、誤設定を極力防止できるようにな
る。
【0056】記憶手段を設け基準位置を記憶手段に設定
記憶し、この記憶情報を基に開閉制御する構成とした場
合、基準位置の設定時に電源状態等の変動が生じても誤
った位置を基準位置として設定記憶されることを防止で
きる。この基準位置は、開閉体を開閉させた際に開閉機
に加わる負荷に基づき判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉体の制御装置の実施の形態を示す
ブロック図。
【図2】上限設定内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…操作手段、2…制御手段、3…処理手段、4…電源
回路、4a…電源検出手段、5…記憶手段、6…モータ
ドライブ回路、7…位置検出手段、M…開閉機。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体を予め設定した所定の基準位置を
    基準として開閉制御する開閉体の制御装置において、 前記開閉体の所定の基準位置を設定するものであり、該
    基準位置の設定時に該設定に影響を与える事象の変動が
    所定範囲外であると判断した場合には該基準位置の設定
    を不実行とする制御手段と、を備えたことを特徴とする
    開閉体の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記開閉体の移動動作
    に関する情報に基づき前記開閉体の所定の基準位置を設
    定する請求項1記載の開閉体の制御装置。
  3. 【請求項3】 開閉体を予め設定した所定の基準位置を
    基準として開閉制御する開閉体の制御装置において、 前記開閉体の所定の基準位置を設定するものであり、該
    基準位置の設定時に該設定に影響を与える供給電源の変
    動が所定範囲外であると判断した場合には該基準位置の
    設定を不実行とする制御手段と、を備えたことを特徴と
    する開閉体の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記開閉体の実際の開閉状態に対応した
    検出情報を出力する位置検出手段と、 前記基準位置の設定時に該基準位置を記憶保持する記憶
    手段とを備え、 前記電源検出手段は、開閉体を開閉駆動する開閉機への
    供給電源の変動を検出し、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された基準位置を
    基準として前記位置検出手段の検出情報の変化に基づき
    前記開閉体を開閉制御するものであり、 該制御手段には、前記基準位置の設定時には、前記位置
    検出手段の検出情報に基づき開閉機の開閉状態の変動か
    ら前記開閉体の基準位置を判断する手段と、 前記電源検出手段が検出した供給電源の変動が所定範囲
    内であるか外かを判断する電源状態判別手段とを備え、 前記基準位置の判断時に前記供給電源の変動が所定範囲
    外であると判断した場合には該基準位置の設定を不実行
    とする請求項3記載の開閉体の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記位置検出手段の検
    出情報に基づき開閉機に加わる負荷を検出する負荷検出
    手段を備え、 前記負荷検出手段による負荷検出時を開閉体の前記所定
    の基準位置と判断する請求項4記載の開閉体の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記位置検出手段は、開閉体を開閉駆動
    する開閉機の回転数に対応したパルスを検出信号として
    出力し、 前記制御手段は、前記所定の基準位置のパルスの基準カ
    ウント値を前記記憶手段に記憶させ、前記位置検出手段
    が出力する検出信号のパルス入力に基づき前記基準カウ
    ント値から増減カウントして開閉体の論理的な開閉位置
    を検出する請求項5記載の開閉体の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記開閉体は上下に開閉するシャッタで
    あり、 前記制御手段は、前記所定の基準位置としての前記シャ
    ッタの全開位置設定時には、前記負荷検出手段による負
    荷検出時を前記シャッタの全開位置と判断し、該全開位
    置の判断時に前記供給電源の変動が所定範囲外であると
    判断した場合には該全開位置の設定を不実行とする請求
    項6記載の開閉体の制御装置。
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