JP2000073679A - 開閉体の制御装置 - Google Patents

開閉体の制御装置

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JP2000073679A
JP2000073679A JP10247572A JP24757298A JP2000073679A JP 2000073679 A JP2000073679 A JP 2000073679A JP 10247572 A JP10247572 A JP 10247572A JP 24757298 A JP24757298 A JP 24757298A JP 2000073679 A JP2000073679 A JP 2000073679A
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opening
closing body
displacement
closing
shutter
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Ayumi Kikuta
歩充 菊田
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止中の開閉体に外力が印加された際には停
止状態の変化を通知する等の、開閉体停止中における異
常状態を検出できること。 【解決手段】 シャッターカーテン8aの座板8bに
は、障害物感知器3aが設けられる。シャッター下降
時、作動スイッチ3cがONすると開閉機Mが停止し全
閉停止となる。この全閉時に座板8b部分が持ち上げら
れる等、不正にこじ開けられた際に作動スイッチ3cは
OFFする。障害物感知器3aは感知信号を送信する。
制御手段5は受信器3bを介して感知信号を受信したと
き防犯信号を外部出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉体を開閉制御
する開閉体の制御装置に係り、特に、開閉体の全閉時及
び途中停止時等、停止期間中に開閉体への外力の印加を
検出して防犯や、対風注意喚起、異常当接通知等の所定
処理を行う開閉体の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、シャッターの制御装置において、
全閉停止状態を検出するものとして、シャッターの下限
リミットスイッチを設けたものがある。この下限リミッ
トスイッチとしては、1.ガイドレールの下端部に設け
られ座板部分の接触で検出するスイッチやセンサ、2.
シャッターの巻取部に設けられ、巻取部の回転により作
動するスイッチがある。さらに、3.シャッター上限付
近のスラットに反射板を取り付け、シャッターケース等
上限位置近傍の不動箇所に設けられた近赤外線センサで
検出するものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】全閉状態にあるシャッ
ターのこじ開け等の不正行為は、座板部から無理やり行
われることが多い。このような場合、上記のような巻取
部に取り付けられた下限リミットスイッチや、近赤外線
センサ等では、このようなこじ開けを検出することがで
きなかった。昇降するシャッターカーテンは、複数枚の
スラットが連結して構成されており、スラット同士の連
結部のガタや隙間などがある。このため、座板部分が上
方に持ち上げられても、シャッターカーテンの上方が移
動せず検出できないことがあった。
【0004】上記ガイドレールに加減リミットスイッチ
を設けた構成とした場合には、開閉の制御部が設けられ
た箇所(例えばシャッターケース内)からガイドレール
端部まで配線が必要となった。同時に泥、埃等による誤
動作を防止するための特別な構成が必要となった。
【0005】上記のように、開閉体の防犯対策が必要で
あることの他、開閉体に対する外力、例えば台風時の風
や、異常当接時等には対応して注意喚起するための通知
が必要となる。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、停止中の開閉体に外力が印加された際
には停止状態の変化を通知する等の、開閉体停止中にお
ける異常状態を検出できる機能を有した開閉体の制御装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による開閉体の制御装置は、請求項1記載の
ように、開閉機の作動により該開口部を閉鎖すべく移動
自在な開閉体と、前記開閉体に設けられ、該開閉体の振
動等の変位を検出出力する変位検出手段と、前記開閉体
の停止を判断する停止判別手段と、前記停止判別手段に
より開閉体が停止であると判断したときに、前記変位検
出手段が検出した信号に基づいて所定の処理を行う制御
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載のように、前記制御手
段は、少なくとも前記開閉体の閉動作中に前記変位検出
手段の検出出力に基づき障害物感知処理を行い、前記開
閉体の停止中に前記変位検出手段の検出出力に基づき変
位を検出した旨の通知を行う構成としてもよい。
【0009】また、請求項3記載のように、前記制御手
段は、前記開閉体の停止中には前記変位検出手段が検出
した信号に基づいて所定の処理を行い、前記開閉体が停
止状態から移動する際に前記変位検出手段の検出信号の
変化に基づき前記変位検出手段の動作を判断して故障診
断を行う構成としてもよい。
【0010】また、請求項4記載のように、前記変位検
出手段は、前記開閉体に設けられ振動を検出する加速度
センサで構成することもできる。
【0011】また、請求項5記載のように、前記開閉体
は、開閉機の作動により開口部を閉鎖する開閉体と、前
記変位検出手段は、開閉体全閉時における該開閉体と開
口部の全閉接触箇所との接触状態に応じた検出信号を出
力し、前記制御手段は、前記開閉体全閉時に前記変位検
出手段の検出信号の変化に基づき、前記開閉体の全閉状
態の変化と判断し所定の処理を行う構成としてもよい。
【0012】また、請求項6記載のように、前記開閉体
は、開口部をシャッターカーテンが昇降するシャッター
であり、前記変位検出手段は、前記シャッターカーテン
下端部に設けられ、振動等の変位を検出する構成とする
ことができる。
【0013】図2の構成を例に説明する。シャッターカ
ーテン8aは、閉鎖時に開閉機Mの駆動により開口部の
上部から繰り出され下端部の座板8bが床面に接触して
停止する。変位検出手段3は、座板8bに設けられた障
害物感知器3aで構成され、床面接触で作動スイッチ3
cが作動(ON)した状態となる。全閉状態において、
座板8b部分が上方に持ち上げられると、作動スイッチ
3cが復帰(OFF)し、障害物感知器3aは感知信号
を制御手段5に送信する。制御手段5は、全閉状態のと
きに受信器3bを介して感知信号を受信すると、防犯信
号を外部出力する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の開閉体の制御装
置を示すブロック図である。装置は、開閉スイッチ等の
操作手段1、開閉体の全閉検出手段2、開閉体の開閉移
動を検出する変位検出手段3、これら手段1〜3の各信
号が入力されて開閉体を開閉制御する制御手段5、開閉
体を開閉駆動する開閉機Mなどで構成されている。以下
の説明では、開閉体が昇降移動するシャッターで構成さ
れ防犯のための構成例を説明する。
【0015】図2は、このシャッターを示す構成図であ
る。図示のようにシャッターは、ガイドレール8cに沿
って昇降方向に開閉移動するシャッターカーテン8aを
有する。上部のシャッターケース8d内には、シャッタ
ーカーテン8aを開閉駆動する開閉機Mが設けられる。
開閉機Mには、シャッターカーテン8aの全閉位置を検
出する全閉検出手段2が連結されている。この全閉検出
手段2は、開閉機Mの回転数をカウントするカウンタで
あり、このカウンタには、シャッターが全閉位置に達し
たカウント時に作動する下限リミットスイッチ2aが設
けられている。この下限リミットスイッチが全閉検出手
段2に相当する。
【0016】変位検出手段3は、シャッターカーテン8
a下端部の座板8bに設けられた障害物感知器3aで構
成されている。座板8bの下面は昇降方向に移動自在な
移動板を有し、この移動板の移動は障害物感知器3aの
作動スイッチ3cで検出される。作動スイッチ3cは、
マイクロスイッチで構成される。開閉体の開閉中におけ
る障害物感知時や、シャッターの全閉時には作動スイッ
チ3cが作動する。
【0017】障害物感知器3aは、この作動スイッチ3
cの作動により赤外線等で上部の受信器3bに感知信号
を無線送信し、受信器3bは感知信号を制御手段5に出
力する。なお、制御手段5は、この感知信号受信により
シャッターカーテン8aを停止させる等の感知制御を実
行する。そして、変位検出手段3は、この障害物感知器
3aの機能を利用する。即ち、全閉時に座板8b部分が
持ち上げられた際の作動スイッチ3cの復帰時(OF
F)には感知信号を制御手段5に出力する。
【0018】制御手段5には、停止判別手段5aが設け
られる。停止判別手段5aは、シャッターカーテン8a
が下降し、座板8bが床面に接触した際に作動する作動
スイッチ3cの感知信号でシャッターが停止状態と判別
する。この停止判別により、制御手段5は、開閉体をこ
の全閉状態で停止保持する。なお、この開閉の期間中、
作動スイッチ3cが作動して感知信号が入力された際に
は、シャッターカーテン8aを停止させる制御を実行す
る。そして、制御手段5は、停止判別手段5aが停止状
態と判別(シャッターカーテン8aが全閉状態)してい
る期間中、作動スイッチ3cの復帰を検出したときには
防犯信号を外部出力する(詳細は以下に後述する)。
【0019】図3は、上記構成における制御内容を示す
フローチャートである。上記のようにシャッターが全閉
状態であるとき、操作手段1の開放の操作スイッチが操
作されると(S1−YES)、制御手段5は、シャッタ
ーカーテン8aが上昇する方向に開閉機Mを駆動する。
【0020】一方、シャッターが全閉状態であり、操作
手段1の開放の操作スイッチが操作されない状態の(停
止判別手段5aが停止状態と判別した)期間中において
(S1−NO)、変位検出手段3からの感知信号が入力
されたときには(S2−YES)、制御手段5は、防犯
信号を外部出力する(S3)。
【0021】シャッターが全閉である期間中に、変位検
出手段3の作動スイッチ3cが復帰(OFF)すると、
座板8b部分が持ち上げられたことに相当する。制御手
段5は、開放の操作がない状態で作動スイッチ3cが復
帰し感知信号を受信したことに基づき、シャッターに対
して不正にこじ開けされる状態であると判断して防犯信
号を外部出力する。
【0022】防犯信号は、図示しない通信手段を介して
警備の統括センタに出力される構成としたり、このシャ
ッターに設けられた防犯用の警報発生器(ランプや音声
など)に出力される構成にできる。また、通信手段によ
り外線を介して管理者の携帯電話に回線を接続し報知す
る構成とすることもできる。
【0023】上記構成では、変位検出手段3としての障
害物感知器3aは、座板8bに設けられた構成とした
が、これに限らない。例えば、シャッターカーテン8a
の下方、例えば座板8b上方の所定枚数(例えば2〜3
枚)部分に障害物感知器3aを設けた構成とすることも
できる。
【0024】また、作動スイッチ3cとしては、上記マ
イクロスイッチの構成に限らず、座板8bの長さ方向に
設けられたテープスイッチを用いることもできる。
【0025】次に、図4は、本発明の第2実施形態の制
御内容を示すフローチャートである。この実施形態で
は、全閉後に操作手段1の開放スイッチが押下されたと
きに(S1−YES)、作動スイッチ3cの変化(ON
→OFF)を検出する。全閉状態で作動スイッチ3c
は、作動(ON)しており、シャッターカーテン8aの
上昇で座板8bが床面から離れ、作動スイッチ3cは復
帰(OFF)する。
【0026】通常時には、作動スイッチ3cの復帰で制
御手段5に感知信号が入力されるが(S5−YES)、
制御手段5に感知信号が入力されないときには(S5−
NO)、変位検出手段3(障害物感知器3aに相当)の
故障であると判断する(S6)。例えば、障害物感知器
3a、受信器3b、作動スイッチ3c等の故障や、結線
不良が考えられる。この故障検出時、制御手段5は、故
障信号を外部報知する。報知先は、防犯信号の出力先に
設定される。このように、シャッターが全閉から開放さ
れる都度、全閉時の不正を監視する変位検出手段3の動
作確認をすることができる。
【0027】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
この実施形態では、上述した変位検出手段3として障害
物感知器3aの機能を用いず、別体で設けた構成であ
る。座板8b上に変位検出手段3を設け、この変位検出
手段の検出スイッチの作動を検出して作動時に検知信号
を制御手段5に出力する構成とする。
【0028】これにより、制御手段5には、障害物感知
時の感知信号と、変位検出手段3の検出信号が異なる入
力端子(ポート)に入力される。これにより、制御手段
5は、通常の開閉動作時には、感知信号に基づき障害物
感知を有効にした開閉制御を実行する。また、全閉後に
は、検出信号に基づき防犯監視モードに切り替えて監視
制御が実行される。そして、障害物感知器3aの障害物
感知機能と、変位検出手段3による防犯監視の制御とを
分離構成すると、以下の制御が可能となる。
【0029】シャッターを全閉操作したとき、シャッタ
ーカーテン8aは、座板8bが床面に接触し障害物感知
器3aの作動スイッチ3cが作動(ON)したときに、
開閉機Mを停止制御する。この後、制御手段5は、この
作動スイッチ3cが復帰(OFF)するまで開閉機Mを
逆転駆動し、シャッターカーテン8aを若干上方に移動
させる。これにより、シャッターカーテン8aの繰り出
し(下降)によるシャッターカーテン8a下端部での床
面への負荷を緩和させることができる。なお、この状態
においてもシャッターカーテン8aは座板8bと床面間
には隙間が生じていない。
【0030】このように、床面接触時に若干、反転制御
させて停止保持する構成としたときにおいて、この全閉
期間中には、変位検出手段3の検出スイッチの検出信号
に基づき防犯制御を実行できるようになる。なお、この
全閉状態において変位検出手段3の検出スイッチは、床
面を検知(ON)している状態となり、こじ開けで復帰
(OFF)するよう調整する。
【0031】また、変位検出手段3を加速度センサで構
成することもできる。この場合、こじ開け時の振動に基
づき検出信号が出力され、同様の防犯効果を得ることが
できる。
【0032】上記各実施形態では、開閉体が全閉状態で
停止している期間中時における防犯信号を出力する構成
を例に説明した。しかし、他の機能、例えば、開閉体に
対する外力の印加に基づき、例えば以下に述べるような
所定の処理を実行する構成としてもよい。この際、開閉
体が全閉ではなく途中停止時であっても機能させること
ができる。この機能は、上記各手段を変更することなく
実施できる。
【0033】例えば、台風等の強風時に開閉体を保護す
るための対風注意喚起を通知させることができる。図5
は、この強風時における装置の制御処理を示すフローチ
ャートである。なお、ステップ(S)において上記実施
形態同様の為、内容の説明は省略している。開閉体の閉
鎖動作期間中は(S8)、変位検出手段3からの感知信
号に基づく障害物感知を監視し、もし感知信号が入力さ
れた際には(S9−YES)、開閉体を停止させる等の
感知処理を実行する(S10)。
【0034】この後、開閉体が全閉、あるいは途中停止
操作等で停止状態(停止判別手段5aにより開閉体が停
止状態と判別されている)の期間中は(S11)、障害
物感知と異なる所定の処理を実行する。停止判別手段5
aは、例えば全開時や停止スイッチの操作により停止
後、開放及び閉鎖のスイッチのいずれも操作されていな
い期間中は、開閉体が停止状態と判別する。図示のよう
に、開閉体がこの停止状態にある期間中に、変位検出手
段3から感知信号が出力されたとする(S2−YE
S)。この感知信号は、開閉体に対する外力によって開
閉体が振動することによって出力される。
【0035】通常、開閉体は停止時には振動せず感知信
号が出力されない。制御手段5は、この検出信号の出力
が強風により生じたものと判断し、所定の処理として対
風注意信号を通知出力する(S12)。例えば、ブザー
等の報知音や、表示等がなされる。この通知を受けた人
の介在等により、開閉体を対風補強するなどの処置を適
切に施せるようになる。
【0036】なお、変位検出手段3は、開閉体に対する
風圧に限らず、何者かが不正に振動させたときや、地震
発生時、あるいは何らかの異物が異常当接した時などに
も同様に感知信号を出力する。したがって、S12にお
ける信号内容は、上記対風注意に限らず、開閉体に対す
る異常な外力の付与により開閉体停止状態が変化した際
に通知する内容、例えば「開閉体異常振動」等として出
力してもよい。
【0037】また、S12において、制御手段5は、開
閉体を強制閉鎖させる構成としてもよい。この構成の場
合、開閉体が途中停止状態であったときには、防犯のた
めに開閉体を全閉させる。一方、既に開閉体が全閉状態
であったときには、開閉体が閉鎖方向に駆動されること
により全閉状態をよりきつくすることができる。このよ
うに、停止時における所定の処理として他に開閉体を駆
動制御させる構成とすることができる。
【0038】上記制御手段5による「所定の処理」の実
行内容は、予め制御手段5に設定されている。そして、
この停止時における所定の処理は、開閉体を開放方向に
駆動制御させるよう設定することもできる。この設定
は、例えば、開閉体に対する外力の印加によって開閉体
を開口部から退避(開放)させることにより、開閉体に
対する(不正な)外力の印加を避けようとする為にあ
る。また、「所定の処理」としては、上述した通知処理
や、開閉体の駆動制御に限らず、移動検出手段3からの
検出信号に基づいて行う処理であれば多様な形態が考え
られる。
【0039】上記実施形態で説明した障害物感知器3a
は、座板8bの上下方向の移動で作動スイッチ3cが作
動する構成であるが、これに加えて、座板8bの側部に
も作動スイッチを設ける構成とすれば、開閉体が前後左
右に振動した際にも感知信号が出力され、開閉体の振動
をより細かく検出できるようになる。なお、変位検出手
段3として加速度センサを用いた場合においても、振動
を全方向(前後左右上下)で検出できるものを用いれ
ば、より検出精度を向上できる。
【0040】上記各実施形態では、開閉体としてシャッ
ターを例に説明したが、これに限らない。例えば、横引
きのシャッターやロールスクリーン等、繰り出し式の開
閉体であれば同様の作用効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、開閉体の停止時に開閉
体に対して外力が加えられた際に、この開閉体の振動等
の変位を検出することにより異常状態を検出できるよう
になる。変位検出手段は、開閉体そのものに設けられる
ため、配線や泥、埃の対策を考慮する必要がなく、簡単
な構成で変位を検出できる。また、開閉体の開放時毎
に、変位検出手段の監視動作が機能しているか故障診断
する構成とすることにより、振動等変位検出動作の信頼
性を向上できるようになる。このように、開閉体の振動
等の変位を検出することにより、不正なこじ開けを通知
したり強制閉鎖する防犯や、強風の風圧に対する対風補
強を注意喚起する等開閉体停止状態の変化に応じて適切
な所定の処理を実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉体の制御装置の実施の形態を示す
ブロック図。
【図2】シャッターを示す図。
【図3】装置の制御内容を示すフローチャート。
【図4】装置の他の制御内容を示すフローチャート。
【図5】装置の他の制御内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…操作手段、3…変位検出手段、3a…障害物感知
器、3b…受信器、3c…作動スイッチ、5…制御手
段、8a…シャッターカーテン、8b…座板、8c…ガ
イドレール、M…開閉機。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉機の作動により該開口部を閉鎖すべ
    く移動自在な開閉体と、 前記開閉体に設けられ、該開閉体の振動等の変位を検出
    出力する変位検出手段と、 前記開閉体の停止を判断する停止判別手段と、 前記停止判別手段により開閉体が停止であると判断した
    ときに、前記変位検出手段が検出した信号に基づいて所
    定の処理を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする
    開閉体の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、少なくとも前記開閉体
    の閉動作中に前記変位検出手段の検出出力に基づき障害
    物感知処理を行い、前記開閉体の停止中に前記変位検出
    手段の検出出力に基づき変位を検出した旨の通知を行う
    請求項1記載の開閉体の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記開閉体の停止中に
    は前記変位検出手段が検出した信号に基づいて所定の処
    理を行い、前記開閉体が停止状態から移動する際に前記
    変位検出手段の検出信号の変化に基づき前記変位検出手
    段の動作を判断して故障診断を行う請求項1記載の開閉
    体の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記変位検出手段は、前記開閉体に設け
    られ振動を検出する加速度センサからなる請求項1記載
    の開閉体の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉体は、開閉機の作動により開口
    部を閉鎖する開閉体と、 前記変位検出手段は、開閉体全閉時における該開閉体と
    開口部の全閉接触箇所との接触状態に応じた検出信号を
    出力し、 前記制御手段は、前記開閉体全閉時に前記変位検出手段
    の検出信号の変化に基づき、前記開閉体の全閉状態の変
    化と判断し所定の処理を行う請求項1記載の開閉体の制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記開閉体は、開口部をシャッターカー
    テンが昇降するシャッターであり、 前記変位検出手段は、前記シャッターカーテン下端部に
    設けられ、振動等の変位を検出する請求項1記載の開閉
    体の制御装置。
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