JP4684622B2 - 建築用開閉装置における防犯装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、前記開閉体の所定時間のあいだの作動は、開閉体を閉鎖作動、開放作動せしめて元位置に復帰するものであることを特徴とする請求項1記載の建築用開閉装置における防犯装置である。
請求項2の発明とすることにより、戸体の閉鎖時ごとに戸体開放検知手段が作動状態であるか否かを確認できるので、頻繁に作動状態をチェックすることができる。
請求項3の発明とすることにより、報知手段を別途特別に設ける必要がなく、構成の簡略化が図れるとともに低コスト化を実現できる。
請求項4の発明とすることにより、開閉体が全閉になっていることの確認ができる。
図面において、1は建築物の開口部、詳しくは、住宅の窓部の屋外側に面して設けられたシャッター装置(本発明の建築用開閉装置に相当する)のシャッターカーテン(本発明の開閉体に相当する)であって、該シャッターカーテン1は、開口部上方に配されたシャッターケース2に内装された巻取りドラム(図示せず)に巻装されている。前記巻取りドラムは、シャッターケース2に収納された開閉機3に連動連結されており、該開閉機3の正逆駆動に伴い、シャッターカーテン1の巻き出し、巻き取りを行うように構成されている。これによって、シャッターカーテン1は、両側縁部が開口部両側に立設されたガイドレール4の移動案内を受ける状態で開口部を上下動し、開口部を閉鎖する全閉姿勢と、開口部を開放する全開姿勢とのあいだを姿勢変姿するように設定されている。
また、本実施の形態のシャッターカーテン1は、複数枚のスラット1aを上下方向に連装して構成されており、例えば、シャッターカーテン1の全閉姿勢での停止時において、隣接するスラット1a間に空隙を形成して通風可能な姿勢を維持できる通風型(採光型)シャッターカーテン1に構成されている。
そして、操作スイッチ5の開放用、閉鎖用、停止用の各操作スイッチPBU、PBD、PBSを押し操作した場合に、制御部6に対して開放指令信号、閉鎖指令信号、停止指令信号の各信号をそれぞれ出力するように設定されている。
さらに、開閉機3には、負荷検知機7(例えば開閉機3の電流値の検知機等)が設けられており、該負荷検知機7は、シャッターカーテン1を開閉作動するべく開閉機3が駆動している過程で開閉機3に生じる負荷を検知してその負荷検知信号を制御部6に出力するように設定されている。そして、制御部6には負荷検知手段が設けられ、前記負荷検知信号に基づいて負荷値の変化を検知するように設定されており、シャッターカーテン1が障害物や床面に当接する等して負荷値が変化し、該負荷値の変化量が予め設定される変化量を越えた(予め設定される負荷の大きさを越えた)過負荷状態となった場合に、過負荷検知信号の入力と判断するように設定されている。
まず、開閉機3の駆動制御の手順について説明する。
操作スイッチ5からの指令信号の入力に伴い、制御部6は開閉機3の駆動制御を行うが、指令信号が閉鎖指令信号である場合、制御部6は開閉機3に対して閉鎖駆動指令を出力する。そして、停止指令信号の入力がなく、過負荷検知信号の入力がない状態で、下限検知信号の入力がなされた場合では、シャッターカーテン1は全閉姿勢に変姿したと判断して、全閉停止制御を行うように設定されている。一方、制御部6に停止指令信号の入力があった場合では、開閉機3に対して直ちに停止駆動指令を出力してシャッターカーテン1を停止させ、また、下限検知信号の入力のない状態で過負荷検知信号の入力がなされた場合では、制御部6はシャッターカーテン1が障害物に当接したと判断し、障害物検知制御を行うように設定されている。
尚、全閉停止制御、および、障害物検知制御は汎用の制御手順とすることができ、ここでの説明は省略する。
前記防犯制御において、制御部6は、戸体8が開放されて戸体近接スイッチ9(戸体開放検知手段)から戸体開放検知信号の入力がなされたか否かの判断を行い、入力がなされた場合では、戸体8の開放は不審者によるものと判断して、防犯信号をブザー装置11(副制御部6a側)に出力してブザーを鳴動させるように設定されている。
一方、戸体開放検知信号の入力がなく、シャッター近接スイッチ10(シャッター抉じ開け検知手段)からシャッター抉じ開け検知信号の入力があった場合では、シャッターカーテン1は不審者により抉じ開けられたとして、防犯信号をブザー装置11に出力してブザーを鳴動させるように設定され、このように、制御部6は、戸体開放検知信号、シャッター抉じ開け検知信号の何れかの信号の入力により、ブザー装置11を鳴動させるように構成され、シャッターカーテン1が開放されて、戸体8のみが閉鎖されている状態であっても防犯制御ができるように構成されている。
尚、制御部6は、負荷検知機7により開閉機3が駆動中であるか否かを判断し、開閉機3が駆動中ではなく、かつ、シャッター全閉検知信号の入力がなくなったとき、これを抉じ開け検知信号とするが、開閉機3が駆動中にシャッター全閉検知信号の入力がなくなった場合は、開閉機3の駆動に基づいてシヤッターカーテン1が通常の開放作動を行っていると判断して、防犯制御を行うことがないように設定されている。
前記検知状態確認制御において、制御部6は、戸体8が開放状態から閉鎖状態になることの検知、即ち、戸体開放検知手段(戸体近接スイッチ9)から戸体閉鎖確認信号の入力がなされたか否かを判断する。そして、戸体閉鎖確認信号の入力がなされたと判断した場合では、戸体開放検知手段は作動状態であると判断できるが、このとき、シャッターカーテン1が全閉姿勢となっているか否かを判断する。尚、シャッターカーテン1が全閉姿勢か否かの判断は、前記シャッター抉じ開け検知手段を構成するシャッター近接スイッチ10からシャッター全閉検知信号が入力されているか否かで判断することができる。
そして、シャッター全閉検知信号の入力がなく、シャッターカーテン1が開放中である、即ち、シャッターカーテン1が全閉姿勢となっていない状態では、制御部6は、戸体開放検知手段が作動状態であることの検知がなされたことに伴い、これを使用者に認識させるべく、シャッターカーテン1を、予め設定されるタイマ時間Tのあいだ、シャッターカーテン1を閉鎖、開放させる(本実施の形態では0.5秒のあいだに閉鎖作動、開放作動せしめて元位置に復帰させる)報知作動を行うように設定されている。
一方、シャッター全閉検知信号の入力があり、シャッターカーテン1が全閉姿勢となっていると判断した場合では前記報知作動をさせることなく、停止状態を維持するように設定されている。
一方、報知作動としては、戸体の窓枠近傍の屋内側に確認ランプを設け、戸体開放検知手段の作動状態が検知されることに伴い、確認ランプを点灯するように構成することも可能である。この場合では、シャッターカーテンが全閉姿勢のときも、戸体開放検知手段の作動状態の確認ができて、戸体開放検知手段の故障を直ちに知ることが容易になる。
2 シャッターケース
3 開閉機
5 操作スイッチ
6 制御部
7 負荷検知機
8 戸体
9 戸体近接スイッチ
10 シャッター近接スイッチ
11 ブザー装置
Claims (2)
- 開口部に設けた開閉用の戸体の外側を開閉する開閉体を備えた建築用開閉装置において、開閉体を開閉する開閉機の制御部に、開閉体の全閉状態を検知して全閉検知信号を出力し、該全閉検知信号の出力がなくなり、かつ開閉機が非駆動状態であった場合に開閉体が抉じ開けられたとして開閉体抉じ開け検知信号と判断する開閉体抉じ開け検知手段と、戸体が全閉状態から開放することを検知して戸体開放検知信号を出力する戸体開放検知手段とを設けて、開閉体抉じ開け検知信号または戸体開放検知信号の入力に基づいて防犯信号を出力する防犯制御を行うにあたり、前記戸体開放検知手段は、戸体が開放状態から全閉状態になったことを検知して戸体閉鎖確認信号を出力するものとし、前記制御部には、戸体開放検知手段の故障を検知するべく前記戸体閉鎖確認信号の出力状態の検知に基づいて報知する検知状態確認手段が設けられたものであり、該検知状態確認手段は、前記戸体閉鎖確認信号が入力し、かつ開閉体抉じ開け検知手段からの全閉検知信号の出力がなく開閉体が全閉姿勢となっていないと判断されたときには、開閉体を所定時間のあいだ作動せしめることで戸体開放検知手段が故障でないことを報知するように構成したことを特徴とする建築用開閉装置における防犯装置。
- 前記開閉体の所定時間のあいだの作動は、開閉体を閉鎖作動、開放作動せしめて元位置に復帰するものであることを特徴とする請求項1記載の建築用開閉装置における防犯装置。
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JP2004310803A JP4684622B2 (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 建築用開閉装置における防犯装置 |
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JP2004310803A JP4684622B2 (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 建築用開閉装置における防犯装置 |
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JP2006124931A JP2006124931A (ja) | 2006-05-18 |
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-10-26 JP JP2004310803A patent/JP4684622B2/ja active Active
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