JPH0640298U - 電動式シャッターの安全装置 - Google Patents

電動式シャッターの安全装置

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JPH0640298U
JPH0640298U JP7509092U JP7509092U JPH0640298U JP H0640298 U JPH0640298 U JP H0640298U JP 7509092 U JP7509092 U JP 7509092U JP 7509092 U JP7509092 U JP 7509092U JP H0640298 U JPH0640298 U JP H0640298U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッターの開口部の窓や戸が開放している
ときは、シャッターの開閉動作を行うことができないよ
うにして、座板が障害物に当たることを未然に防止でき
るようにする。 【構成】 引き違いの各サッシ2R,2L及び網戸3の
上縁を案内する上レールに、開口部の左右片方側に位置
するサッシ2R及び網戸3の上端から突出形成されたス
イッチングプレート6R,7Rに押圧されて開口部の片
方側が閉じられていることを検出するリミットスイッチ
8Rと、開口部の他方側に位置するサッシ2L及び網戸
3の上端から突出形成されたスイッチングプレート6
L,7Lに押圧されて開口部の他方側が閉じられている
ことを検出するリミットスイッチ8Lが夫々配設され、
リミットスイッチ8R,8Lの双方からスイッチ信号が
出力されたときにのみシャッターカーテン4を開閉可能
にする制御装置10を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、左右引き違いに開閉する窓や出入口に障害物がないときのみシャッ ターカーテンを開閉することのできる電動式シャッターの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シャッターカーテンをモータ駆動によって自動的に昇降させる電動式シャッタ ーには、降下中のシャッターカーテンが障害物に当たったことを検知してシャッ ターの駆動を停止させる安全装置が備えられている。 この種の安全装置は、シャッターカーテンの下端を成す座板の底面に沿ってテ ープ状の感圧スイッチを設け、当該感圧スイッチが障害物に当たった時に出力さ れるスイッチ信号を無線信号化してシャッターの駆動を司るコントローラに送信 する方式が主流を占めているが(実公昭54−7908号公報)、シャッターカ ーテンのような昇降部材に設けた感圧スイッチや無線装置の電源としては乾電池 を用いる以外にないので、電池交換のための定期点検が欠かせないという面倒が あり、また、高価な無線装置も必要であるからコスト高になっていた。
【0003】 このため、シャッターの座板を受けるシャッターラインの床面に沿って形成し た凹溝にテープ状の感圧スイッチを敷設し、その床面に障害物が載った時に感圧 スイッチがオンしてシャッターの駆動を停止させるようにしたり(特開昭62− 55391号公報)、あるいはガイドレールに沿って上下方向にテープ状の感圧 スイッチを貼設すると共に、シャッターカーテンの下端に設ける座板を上下動可 能な可動座板とし、その可動部分が障害物に当たって引っ込んだときに圧し動か されて感圧スイッチを押圧するレバー装置を設け、乾電池や無線装置を不要にす る試みが成された。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、床面に沿ってテープ状の感圧スイッチを敷設したものは、障害 物が感圧スイッチの上に載らなければ検出することができず、また、シャッター の座板が障害物に圧し当たったときの圧力で感圧スイッチを作動させる安全装置 は、シャッターの座板が障害物に当たってから停止するまでに多少のタイムラグ があるので、座板が傷付くだけでなく、障害物がシャッターカーテンの重量を受 けて傷ついたり破損する危険が大である。 特に、最近では複数のシャッターを中央の制御盤から遠隔操作するホームオー トメーションが普及しており、この場合は開閉操作を行う際にシャッターカーテ ンを目視することができないので障害物の有無を確認することもできない。 そこで、本考案は、シャッターの開口部の窓や戸が開放しているときは、シャ ッターの開閉動作を行うことができないようにして、座板が障害物に当たること を未然に防止できるようにすることを技術的課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、引き違いのサッシ及び網戸が取り付け られた建築物の開口部に、その開口部を開閉するシャッターカーテンを設けた電 動式シャッターの安全装置において、前記各サッシ及び網戸の上縁を案内する上 レールに、開口部の左右片方側に位置するサッシ及び網戸の上端から突出形成さ れたスイッチングプレートに押圧されて開口部の片方側が閉じられていることを 検出するリミットスイッチと、開口部の他方側に位置するサッシ及び網戸の上端 から突出形成されたスイッチングプレートに押圧されて開口部の他方側が閉じら れていることを検出するリミットスイッチが、前記各サッシ及び網戸を閉成した ときに前記各スイッチングプレートで押圧される位置に夫々配設され、前記リミ ットスイッチの双方からスイッチ信号が出力されたときにのみシャッターカーテ ンを開閉可能にする制御装置を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、左右のリミットスイッチが、各サッシ及び網戸を閉成したと きに前記各スイッチングプレートで押圧される位置に夫々配設され、開口部がサ ッシ又は網戸により閉成されている場合にのみ、左右のリミットスイッチの双方 からスイッチ信号が出力され、シャッターカーテンの開閉が可能となる。 したがって、シャッターカーテンを開閉するときは、まず、サッシ又は網戸を 閉成するので、その際に、障害物の有無を確認することができる。
【0007】 また、サッシ及び網戸が開放された状態では、開放されている側のリミットス イッチからスイッチ信号が出力されないので、シャッターカーテンを開閉するこ とはできない。 すなわち、この場合は開口部を横切るように障害物が置かれる可能性があるの で、障害物の有無に拘らずシャッターカーテンを昇降させることができないよう になされ、万一障害物が置かれていても、座板が障害物に衝突することがない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は本考案に係る電動式シャッターの安全装置を示す平面図、図2はその側 面図、図3はリミットスイッチを示す平面図である。
【0009】 図中1は、引き違いのサッシ2R,2L及び網戸3が取り付けられた建築物の 開口部に、その開口部を開閉するシャッターカーテン4が設けられたシャッター 付の窓である。 サッシ2R及び2L,網戸3の上端側を案内する上レール5には、開口部の右 側を閉じるサッシ2R及び網戸3の右端側上方に突出形成されたスイッチングプ レート6R,7Rに押圧されて開口部の右側が閉じていることを検出するリミッ トスイッチ8Rと、開口部の左側を閉じるサッシ2L及び網戸3の左端側上方に 突出形成されたスイッチングプレート6L,7Lに押圧されて開口部の左側が閉 じていることを検出するリミットスイッチ8Lが、前記各サッシ2R,2L及び 網戸3を閉成したときに前記各スイッチングプレート6R,7R,6L,7Lで 押圧される位置に夫々配設されている。
【0010】 リミットスイッチ8Rは、開口部の右側を閉じるサッシ2R及び網戸3のスイ ッチングプレート6R及び7Rに押圧されて所定角度回動するアクチュエータ9 Rを備えており、リミットスイッチ8Lは、開口部の左側を閉じるサッシ2L及 び網戸3のスイッチングプレート6L及び7Lに押圧されて所定角度回動するア クチュエータ9Lを備えている。 したがって、開口部の右側がサッシ2R又は網戸3で閉じられていればリミッ トスイッチ8Rからスイッチ信号が出力され、開口部の左側がサッシ2L又は網 戸3で閉じられていれば、リミットスイッチ8Lからスイッチ信号が出力される 。
【0011】 10は、リミットスイッチ8R及び8Lの双方からスイッチ信号が出力された とき、即ち、サッシ2R,2L又は網戸3で開口部を閉じたときにシャッターカ ーテン4の開閉機11を駆動可能にする制御装置であって、その入力側に、前記 リミットスイッチ8R,8Lの他、開閉機11を起動させてシャッターカーテン 4を昇降させる開閉スイッチ12が接続されている。
【0012】 そして,開閉スイッチ12の開ボタン12U又は閉ボタン12Dを押したとき に、前記リミットスイッチ8R及び8Lの双方からスイッチ信号が出力されてい れば、開閉機11が起動されてシャッターカーテン4が開閉される。 また、開口部が開放されているときは、リミットスイッチ8R及び8Lの少な くとも一方からスイッチ信号が出力されていないので、開閉スイッチ12を操作 しても開閉機11は起動されない。
【0013】 以上が本考案の一例構成であって、次にその作用について説明する。 シャッターカーテン4を閉じるときは、まず、サッシ2R,2L又は網戸3を 閉める。この場合、サッシ2R,2Lを両方閉めてもよいし、サッシ2R,2L の片方側を開放してその片方側を網戸3で閉めてもよい。 このとき、サッシ2R,2Lを閉めればスイッチングプレート6R,6Lがリ ミットスイッチ8R,8Lのアクチュエータ9R,9Lに当接され、網戸3で片 方側を閉めればそのスイッチングプレート7R,7Lの一方がアクチュエータ9 R,9Lの一方に当接されるので、リミットスイッチ8R,8Lの双方からスイ ッチ信号が出力されることとなり、開閉機11は駆動可能な状態になる。
【0014】 ここで、開閉スイッチ12の閉ボタン12Dを押せば、開閉機11が起動され てシャッターカーテン4が閉まり、このとき、サッシ2R,2L又は網戸3が閉 まっているので、開口部を横切る障害物はなく、したがって、座板が障害物に衝 突するおそれはない。 また、開口部を横切るように障害物が置いてあれば、サッシ2R,2L及び網 戸3を閉めるときに気付いて取り除くので、座板が障害物に衝突することを未然 に防止できる。 また、シャッターカーテン4を開放するときは、サッシ2R,2L及び網戸3 が閉まっていれば、リミットスイッチ8R,8Lの双方からスイッチ信号が出力 されるので、開閉スイッチ12の開ボタン12Dを押すことにより、開閉機11 が起動されてシャッターカーテン4が開く。
【0015】 なお、網戸3に二枚のスイッチングプレート7R,7Lを設ける場合に限らず 、網戸3の中央に一枚のスイッチングプレート(図示せず)を設け、網戸3を開 口部の左側及び右側に寄せた場合に前記スイッチングプレートと対応する位置に リミットスイッチ8R,8Lを設ける場合であってもよい。この場合、各サッシ 2R,2Lのスイッチングプレート6R,6Lも、リミットスイッチ8R,8L のアクチュエータ9R,9Lを押圧する位置に取り付けておけばよい。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、窓や戸が開放しているときは障害物の有 無に拘らずシャッターカーテンの開閉動作を行うことができず、シャッターカー テンを開閉するときは窓や戸を閉める際に障害物の有無を確認することができ、 座板が障害物に衝突することを未然に防止することができるという優れた効果を 有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動式シャッターの安全装置を示
す斜視図。
【図2】その側面図。
【図3】リミットスイッチを示す平面図。
【符号の説明】
1・・・・・・・シャッター付の窓 2R,2L・・・サッシ 3・・・・・・・網戸 4・・・・・・・シャッターカーテン 5・・・・・・・上レール 6R,6L・・・スイッチングプレート 7R,7L・・・スイッチングプレート 8R,8L・・・リミットスイッチ 10・・・・・・・制御装置 11・・・・・・・開閉機 12・・・・・・・開閉スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7238−2E E06B 9/20 A (72)考案者 水 越 洋 子 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き違いのサッシ(2R,2L)及び網戸
    (3)が取り付けられた建築物の開口部に、その開口部
    を開閉するシャッターカーテン(4)を設けた電動式シ
    ャッターの安全装置において、前記各サッシ(2R,2L)及
    び網戸(3)の上縁を案内する上レール(5)に、開口
    部の左右片方側に位置するサッシ(2R)及び網戸(3)
    の上端から突出形成されたスイッチングプレート(6R,7
    R) に押圧されて開口部の片方側が閉じられていること
    を検出するリミットスイッチ(8R)と、開口部の他方側に
    位置するサッシ(2L)及び網戸(3)の上端から突出形成
    されたスイッチングプレート(6L,7L) に押圧されて開口
    部の他方側が閉じられていることを検出するリミットス
    イッチ(8L)が、前記各サッシ(2R,2L) 及び網戸(3)を
    閉成したときに前記各スイッチングプレート(6R,7R,6L,
    7L) で押圧される位置に夫々配設され、前記リミットス
    イッチ(8R,8L) の双方からスイッチ信号が出力されたと
    きにのみシャッターカーテン(4)を開閉可能にする制
    御装置(10) を備えたことを特徴とする電動式シャッタ
    ーの安全装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006124931A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Sanwa Shutter Corp 建築用開閉装置における防犯装置
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