JP2650704B2 - 上下動開閉体電動開閉装置 - Google Patents
上下動開閉体電動開閉装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電動シャッタや電動ブラインドなどの上下動
開閉体における電動開閉装置にかかわり、特に安全性の
改良を図った上下動開閉体電動開閉装置に関するもので
ある。
開閉体における電動開閉装置にかかわり、特に安全性の
改良を図った上下動開閉体電動開閉装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 建物の入口や窓等に設ける電動シャッタや電動ブライ
ンドなどの上下動開閉体機器において、シャッタやブラ
インドなどの上下動開閉体端部と床やしきい等との間の
異物を挟んだまま、動作させると上下動開閉体を変形さ
せたり、破損させたりし、また、人間等を挟むと大きな
人身事故にも繋がるので、これを回避すべく、この上下
動開閉体下端部の接する床やしきい等の接触領域に圧力
センサや圧力スイッチ等を配置し、これらの圧力センサ
や圧力スイッチ等の出力に応動して異常検出する異常検
出装置を設けて、上下動開閉体下端部に異物が挟まった
場合、これら圧力センサや圧力スイッチの動作出力によ
り異常を検出し、上記モータの電源を遮断して開閉動作
を停止させるようにしている。ところが、このような上
下動開閉体機器においては、シャッタを対象に考えてみ
ると、上下動開閉体機器の駆動装置側が天井に近い鴨居
の側にあり、異常検出装置は床側にある。そして、建物
にシャッタを設置する場合等においては、床における防
水の問題等もあり、異常検出装置の電源を商用電源から
とることは、漏電や感電などの危険もあって安全上、好
ましくないので、異常検出装置の電源は電池を用いる。
そして、異常検出装置の出力信号はシャッタのガイドレ
ール内下部に赤外線発信器を設け、また、これに対向さ
せ赤外線検知器をガイドレール内の上方側に配して、赤
外線信号にて異物挟み込み信号及び異常検出装置の電池
切れ信号を送っていた。ここで、電池切れ信号は異常検
知装置の電池電圧が低下してきたときに、発する信号で
あり、異物挟み込み信号は圧力センサや圧力スイッチの
動作時に発生する信号である。そして、これらの信号に
より上下動開閉体機器の駆動装置側では安全機能を作動
させ、シャッタの駆動を停止させる。
ンドなどの上下動開閉体機器において、シャッタやブラ
インドなどの上下動開閉体端部と床やしきい等との間の
異物を挟んだまま、動作させると上下動開閉体を変形さ
せたり、破損させたりし、また、人間等を挟むと大きな
人身事故にも繋がるので、これを回避すべく、この上下
動開閉体下端部の接する床やしきい等の接触領域に圧力
センサや圧力スイッチ等を配置し、これらの圧力センサ
や圧力スイッチ等の出力に応動して異常検出する異常検
出装置を設けて、上下動開閉体下端部に異物が挟まった
場合、これら圧力センサや圧力スイッチの動作出力によ
り異常を検出し、上記モータの電源を遮断して開閉動作
を停止させるようにしている。ところが、このような上
下動開閉体機器においては、シャッタを対象に考えてみ
ると、上下動開閉体機器の駆動装置側が天井に近い鴨居
の側にあり、異常検出装置は床側にある。そして、建物
にシャッタを設置する場合等においては、床における防
水の問題等もあり、異常検出装置の電源を商用電源から
とることは、漏電や感電などの危険もあって安全上、好
ましくないので、異常検出装置の電源は電池を用いる。
そして、異常検出装置の出力信号はシャッタのガイドレ
ール内下部に赤外線発信器を設け、また、これに対向さ
せ赤外線検知器をガイドレール内の上方側に配して、赤
外線信号にて異物挟み込み信号及び異常検出装置の電池
切れ信号を送っていた。ここで、電池切れ信号は異常検
知装置の電池電圧が低下してきたときに、発する信号で
あり、異物挟み込み信号は圧力センサや圧力スイッチの
動作時に発生する信号である。そして、これらの信号に
より上下動開閉体機器の駆動装置側では安全機能を作動
させ、シャッタの駆動を停止させる。
[発明が解決しようとする課題] このように、シャッタのような上下動開閉体機器はそ
の駆動装置側が天井の側にあり、異常検出装置は床側に
ある。そして、建物にシャッタを設置する場合等におい
ては、床における防水の問題等もあり、異常検出装置の
電源を商用電源からとることは、安全上、好ましくない
ので、異常検出装置の電源は電池を用いる。そして、異
常検出装置の出力信号はシャッタのガイドレール内下部
に赤外線発信器を設け、また、これに対向させ赤外線検
知器をガイドレール内の上方側に配して、赤外線信号に
て異物挟み込み検知信号及び異常検出装置の電池切れ信
号を送っていた。そして、これらの信号により上下動開
閉体機器の駆動装置側では安全機能を作動させ、シャッ
タの駆動を停止させる。
の駆動装置側が天井の側にあり、異常検出装置は床側に
ある。そして、建物にシャッタを設置する場合等におい
ては、床における防水の問題等もあり、異常検出装置の
電源を商用電源からとることは、安全上、好ましくない
ので、異常検出装置の電源は電池を用いる。そして、異
常検出装置の出力信号はシャッタのガイドレール内下部
に赤外線発信器を設け、また、これに対向させ赤外線検
知器をガイドレール内の上方側に配して、赤外線信号に
て異物挟み込み検知信号及び異常検出装置の電池切れ信
号を送っていた。そして、これらの信号により上下動開
閉体機器の駆動装置側では安全機能を作動させ、シャッ
タの駆動を停止させる。
しかし、電池切れ信号は異常検知装置の電池電圧が低
下してきたときのみ、発する信号であるため、異常検知
装置が動作不能になるまで、電池電圧が低下した場合に
は電池切れを伝える信号を出力できない。また、なんら
かの原因で異常検知装置がこれら信号を伝送できなくな
った場合には電源開閉機器の制御部は異常を検知できな
い。従って、異物を挟み込んでもシャッタを停止させる
ことが出来なくなる。
下してきたときのみ、発する信号であるため、異常検知
装置が動作不能になるまで、電池電圧が低下した場合に
は電池切れを伝える信号を出力できない。また、なんら
かの原因で異常検知装置がこれら信号を伝送できなくな
った場合には電源開閉機器の制御部は異常を検知できな
い。従って、異物を挟み込んでもシャッタを停止させる
ことが出来なくなる。
そこで、この発明の目的とするところは、上下動開閉
体の下端部に異物を挟み込んだ時には必ずモータの電源
が切られて動作が停止され、また、異常検出装置が電池
切れになり、動作不能になったり、赤外線信号の光路遮
断により信号の伝送が不能になって、異常検出装置側の
機能が正常に作用されなくなっても異物を挟み込んだま
ま、上下動開閉体の駆動を続行させると云った危険な動
作を回避出来るようにして安全性の向上を図った上下動
開閉体電動開閉装置を提供することにある。
体の下端部に異物を挟み込んだ時には必ずモータの電源
が切られて動作が停止され、また、異常検出装置が電池
切れになり、動作不能になったり、赤外線信号の光路遮
断により信号の伝送が不能になって、異常検出装置側の
機能が正常に作用されなくなっても異物を挟み込んだま
ま、上下動開閉体の駆動を続行させると云った危険な動
作を回避出来るようにして安全性の向上を図った上下動
開閉体電動開閉装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は次のように構成す
る。すなわち、モータの駆動力を伝達して上下動開閉体
の開閉駆動制御を行うとともに挟み込み信号を受けると
モータの駆動を停止させる制御手段を設け、また、上下
動開閉体下端部の降下点領域に圧迫を受けて動作する検
出手段を設け、また、この検出手段の検出出力を受けて
挟み込み信号を発生する電池駆動の異常検出手段を設け
て構成した上下動開閉体電動開閉装置において、前記異
常検出手段には自己の正常動作期間中、一定時間間隔で
正常動作信号を発生する手段を持たせるとともに、前記
制御手段には開閉動作中に一定時間、正常動作信号を受
信できない時は正常動作信号を受信するまでモータの停
止制御を行う機能手段を持たせて構成する。
る。すなわち、モータの駆動力を伝達して上下動開閉体
の開閉駆動制御を行うとともに挟み込み信号を受けると
モータの駆動を停止させる制御手段を設け、また、上下
動開閉体下端部の降下点領域に圧迫を受けて動作する検
出手段を設け、また、この検出手段の検出出力を受けて
挟み込み信号を発生する電池駆動の異常検出手段を設け
て構成した上下動開閉体電動開閉装置において、前記異
常検出手段には自己の正常動作期間中、一定時間間隔で
正常動作信号を発生する手段を持たせるとともに、前記
制御手段には開閉動作中に一定時間、正常動作信号を受
信できない時は正常動作信号を受信するまでモータの停
止制御を行う機能手段を持たせて構成する。
[作 用] 上記構成の本装置は、挟み込みを検知すると異常検出
手段は挟み込み信号を、そして、装置の正常動作期間
中、一定時間間隔で正常動作信号を発生する。また、上
下動開閉体の開閉駆動制御を行う制御手段では開閉動作
中に挟み込み信号を受けるとモータの停止制御を行い、
また、一定時間、正常動作信号を受信できない時は正常
動作信号を受信するまでモータの停止制御を行うよう動
作する。
手段は挟み込み信号を、そして、装置の正常動作期間
中、一定時間間隔で正常動作信号を発生する。また、上
下動開閉体の開閉駆動制御を行う制御手段では開閉動作
中に挟み込み信号を受けるとモータの停止制御を行い、
また、一定時間、正常動作信号を受信できない時は正常
動作信号を受信するまでモータの停止制御を行うよう動
作する。
従って、本発明によれば、上下動開閉体の下端部に異
物を挟み込んだ時には必ずモータの電源を切って動作を
停止させることが出来、また、異常検出手段が電池切れ
で動作不能になったり、異常検出手段からの信号の伝送
が不能になって、異常検出機能が正常に働かなくなって
も異物を挟み込んだまま、上下動開閉体の駆動を続行さ
せると云った危険な動作を回避出来るようになる。
物を挟み込んだ時には必ずモータの電源を切って動作を
停止させることが出来、また、異常検出手段が電池切れ
で動作不能になったり、異常検出手段からの信号の伝送
が不能になって、異常検出機能が正常に働かなくなって
も異物を挟み込んだまま、上下動開閉体の駆動を続行さ
せると云った危険な動作を回避出来るようになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本装置における回路構成のブロック図であ
り、第2図は本装置における全体的な構成を示す図であ
る。図中1は上下動開閉体例えば、シャッタの開閉駆動
制御を行う制御部である。この制御部1は例えば、制御
中枢としてマイクロプロセッサ等を用い、また、入力イ
ンターフェースや電源回路、モータの電源切替え回路等
により構成されている。2はこの制御部1の商用電源接
続用のコンセントプラグコードである。3は上下動開閉
体の開操作用の開スイッチあり、4は上下動開閉体の閉
操作用の閉スイッチである。また、5は上下動開閉体の
開閉動作を停止するための停止スイッチである。これら
スイッチ3,4,5は手動操作用のスイッチであり、例えば
壁面に設置される。6は上下動開閉体20の駆動用モータ
であり、リミットスイッチ7,8を介して制御部1より給
電を受け、回転駆動する。リミットスイッチ7,8は上下
動開閉体20の巻取り巻戻しのリミット位置に設けられ、
リミット位置に達すると動作して回路を遮断するスイッ
チである。リミットスイッチ7,8は一方を正転側駆動回
路にまた、他方は逆転側駆動回路に設けられる。9は異
常検出装置10からの赤外線信号を制御部1に伝達する赤
外線受光部であり、この赤外線受光部9は上下動開閉体
20を案内するガイドレール21a,21bのうちの一方、例え
ば、ガイドレール21a内の上方側に配置される。尚、ガ
イドレール21aは壁や柱に埋設する等して布設される。
また、上記異常検出装置10はガイドレール21a内の下端
側に設けられる。11は異常検出装置10の電源となる電池
であり、12は異常検出装置10の赤外線発光部である。こ
の赤外線発光部12もガイドレール21a内の下端側に設け
られ、前記赤外線受光部9に対向して配置される。13は
異常検出装置10の圧力スイッチであり、上下動開閉体20
の降りて来る床面に布設される。
り、第2図は本装置における全体的な構成を示す図であ
る。図中1は上下動開閉体例えば、シャッタの開閉駆動
制御を行う制御部である。この制御部1は例えば、制御
中枢としてマイクロプロセッサ等を用い、また、入力イ
ンターフェースや電源回路、モータの電源切替え回路等
により構成されている。2はこの制御部1の商用電源接
続用のコンセントプラグコードである。3は上下動開閉
体の開操作用の開スイッチあり、4は上下動開閉体の閉
操作用の閉スイッチである。また、5は上下動開閉体の
開閉動作を停止するための停止スイッチである。これら
スイッチ3,4,5は手動操作用のスイッチであり、例えば
壁面に設置される。6は上下動開閉体20の駆動用モータ
であり、リミットスイッチ7,8を介して制御部1より給
電を受け、回転駆動する。リミットスイッチ7,8は上下
動開閉体20の巻取り巻戻しのリミット位置に設けられ、
リミット位置に達すると動作して回路を遮断するスイッ
チである。リミットスイッチ7,8は一方を正転側駆動回
路にまた、他方は逆転側駆動回路に設けられる。9は異
常検出装置10からの赤外線信号を制御部1に伝達する赤
外線受光部であり、この赤外線受光部9は上下動開閉体
20を案内するガイドレール21a,21bのうちの一方、例え
ば、ガイドレール21a内の上方側に配置される。尚、ガ
イドレール21aは壁や柱に埋設する等して布設される。
また、上記異常検出装置10はガイドレール21a内の下端
側に設けられる。11は異常検出装置10の電源となる電池
であり、12は異常検出装置10の赤外線発光部である。こ
の赤外線発光部12もガイドレール21a内の下端側に設け
られ、前記赤外線受光部9に対向して配置される。13は
異常検出装置10の圧力スイッチであり、上下動開閉体20
の降りて来る床面に布設される。
前記異常検出装置10も制御中枢にマイクロプロセッサ
を用いており、この異常検出装置10は圧力スイッチ13が
作動すると挟み込み信号を、また、電池電圧が低くなる
と電池切れ信号をそして、正常時には所定の時間間隔で
正常動作信号を発生する。これらの信号は赤外線発光部
12により赤外線信号として発信され、これを赤外線受光
部9により受けて制御部1は受信信号が正常動作信号な
らば、開スイッチ3,閉スイッチ4の操作に応じて正,逆
回転側の駆動回路に駆動電源を供給し、モータ6を正,
逆回転させて上下動開閉体20を開閉駆動させ、リミット
スイッチ7,8が動作すると駆動電源を切って開,閉動作
を停止させると云った制御を行う。また、制御部1は赤
外線受光部9の受信信号を挟み込み信号ならば、直ちに
駆動電源を切って開,閉動作を停止させ、また、電池切
れ信号を受信したときも、直ちに駆動電源を切って開,
閉動作を停止させ、また、正常動作信号が受信されない
ときは正常動作信号の繰返し周期に応じて定めた適宜な
所定時間の経過により正常動作信号の受信があるまで、
モータ6の駆動電源供給路を遮断制御すると云った制御
機能を有している。これらの機能はソフトウエアで実現
しているが、ハードウエアで得る構成とすることもでき
る。
を用いており、この異常検出装置10は圧力スイッチ13が
作動すると挟み込み信号を、また、電池電圧が低くなる
と電池切れ信号をそして、正常時には所定の時間間隔で
正常動作信号を発生する。これらの信号は赤外線発光部
12により赤外線信号として発信され、これを赤外線受光
部9により受けて制御部1は受信信号が正常動作信号な
らば、開スイッチ3,閉スイッチ4の操作に応じて正,逆
回転側の駆動回路に駆動電源を供給し、モータ6を正,
逆回転させて上下動開閉体20を開閉駆動させ、リミット
スイッチ7,8が動作すると駆動電源を切って開,閉動作
を停止させると云った制御を行う。また、制御部1は赤
外線受光部9の受信信号を挟み込み信号ならば、直ちに
駆動電源を切って開,閉動作を停止させ、また、電池切
れ信号を受信したときも、直ちに駆動電源を切って開,
閉動作を停止させ、また、正常動作信号が受信されない
ときは正常動作信号の繰返し周期に応じて定めた適宜な
所定時間の経過により正常動作信号の受信があるまで、
モータ6の駆動電源供給路を遮断制御すると云った制御
機能を有している。これらの機能はソフトウエアで実現
しているが、ハードウエアで得る構成とすることもでき
る。
このような構成の本装置の作用を説明する。ここで、
第3図に異常検出装置10の動作フローチャートを、また
第4図は制御部1の動作フローチャートを示す。
第3図に異常検出装置10の動作フローチャートを、また
第4図は制御部1の動作フローチャートを示す。
異常検出装置10は第3図に示すように、圧力スイッチ
13がオンすれば挟み込み信号を(S1,S6)、また、電池
電圧が減少すれば電池切れ信号を赤外線信号の形で発生
する(S2,S7)。また、正常動作中であれば一定時間毎
に正常であることを示す正常動作信号を赤外線信号の形
で発信する(S3,S4,S5)。
13がオンすれば挟み込み信号を(S1,S6)、また、電池
電圧が減少すれば電池切れ信号を赤外線信号の形で発生
する(S2,S7)。また、正常動作中であれば一定時間毎
に正常であることを示す正常動作信号を赤外線信号の形
で発信する(S3,S4,S5)。
一方、制御部1では第4図に示すように、開,閉スイ
ッチ3,4の操作によってモータ6を正転または逆転駆動
回路に給電し、シャッタの開閉動作を行う(S11,S19,S1
2,S20)。また、停止スイッチ5が押されたならば給電
を停止しモータ6を停止する(S21a,S21)。同時に、異
常検出装置10からの信号を常時監視し、挟み込み信号を
受信した場合はモータ6への給電を停止し(S13,S2
2)、次の操作を待つ状態になり、電池切れ信号を受信
した場合はモータ6への給電を停止し(S14,S23)、電
池交換によってこの信号が停止するのを待って、次の操
作を待つ状態になる。すなわち、異常検出装置10におい
て、電池交換がなされ正常動作状態になれば、再び正常
動作信号が発信されるので、この正常動作信号が受信さ
れることにより内部タイマがリセットされ、上述の制御
が実施される(S15,S24)。
ッチ3,4の操作によってモータ6を正転または逆転駆動
回路に給電し、シャッタの開閉動作を行う(S11,S19,S1
2,S20)。また、停止スイッチ5が押されたならば給電
を停止しモータ6を停止する(S21a,S21)。同時に、異
常検出装置10からの信号を常時監視し、挟み込み信号を
受信した場合はモータ6への給電を停止し(S13,S2
2)、次の操作を待つ状態になり、電池切れ信号を受信
した場合はモータ6への給電を停止し(S14,S23)、電
池交換によってこの信号が停止するのを待って、次の操
作を待つ状態になる。すなわち、異常検出装置10におい
て、電池交換がなされ正常動作状態になれば、再び正常
動作信号が発信されるので、この正常動作信号が受信さ
れることにより内部タイマがリセットされ、上述の制御
が実施される(S15,S24)。
正常動作中であれば、正常動作信号が一定時間間隔で
発信されるので、この正常動作信号が受信されることに
より内部タイマがリセットされ、上述の制御が実施され
る(S15,S24)。これにより内部タイマが起動されて上
述の制御が実施される(S15,S24)。
発信されるので、この正常動作信号が受信されることに
より内部タイマがリセットされ、上述の制御が実施され
る(S15,S24)。これにより内部タイマが起動されて上
述の制御が実施される(S15,S24)。
電池の消耗により一定時間経過しても、正常動作信号
が受信されない場合は、内部タイマがタイムアップする
のでこのタイムアップによりモータ6への給電を停止
し、正常動作信号が受信されるまで上下動開閉体(シャ
ッタ)20は開閉動作されることがない(S16,S17,S1
8)。
が受信されない場合は、内部タイマがタイムアップする
のでこのタイムアップによりモータ6への給電を停止
し、正常動作信号が受信されるまで上下動開閉体(シャ
ッタ)20は開閉動作されることがない(S16,S17,S1
8)。
このように本装置は挟み込みを検知する異常検出装置
には挟み込みを検知すると挟み込み信号を、そして、装
置の正常動作期間中、一定時間間隔で正常動作信号を発
生させ、また、電池切れ発生時には電池切れ信号を発生
させるようにし、また、上下動開閉体の開閉駆動制御を
行う制御部側では開閉動作中に挟み込み信号、電池切れ
信号を受けるとモータの停止制御を行い、また、一定時
間、正常動作信号を受信できない時は正常動作信号を受
信するまでモータの停止制御を行う機能を持たせたもで
ある。従って、 (1)電池が極端に減少して異常検出装置10が機能しな
くなっても、この時は正常動作信号が受信されなくなる
ので、上下動開閉体(シャッタ)の開閉動作が続行され
ることがなくなる。
には挟み込みを検知すると挟み込み信号を、そして、装
置の正常動作期間中、一定時間間隔で正常動作信号を発
生させ、また、電池切れ発生時には電池切れ信号を発生
させるようにし、また、上下動開閉体の開閉駆動制御を
行う制御部側では開閉動作中に挟み込み信号、電池切れ
信号を受けるとモータの停止制御を行い、また、一定時
間、正常動作信号を受信できない時は正常動作信号を受
信するまでモータの停止制御を行う機能を持たせたもで
ある。従って、 (1)電池が極端に減少して異常検出装置10が機能しな
くなっても、この時は正常動作信号が受信されなくなる
ので、上下動開閉体(シャッタ)の開閉動作が続行され
ることがなくなる。
(2)異常検出装置が故障したり、または赤外線信号が
ごみ等で遮断されて伝送できなくなった場合にも正常動
作信号が受信できなくなるので、上下動開閉体は開閉動
作されることがなくなる。
ごみ等で遮断されて伝送できなくなった場合にも正常動
作信号が受信できなくなるので、上下動開閉体は開閉動
作されることがなくなる。
従って、上下動開閉体は異物を挟み込んだ時には必ず
モータの電源が切られて動作が停止され、また、異常検
出装置が電池切れになって動作不能になったり、赤外線
信号の光路遮断により信号の伝送が不能になった際に、
停止指令を授受できなくなっても異物を挟み込んだま
ま、開閉動作をし続けると云った危険な動作を回避出来
るようになる。
モータの電源が切られて動作が停止され、また、異常検
出装置が電池切れになって動作不能になったり、赤外線
信号の光路遮断により信号の伝送が不能になった際に、
停止指令を授受できなくなっても異物を挟み込んだま
ま、開閉動作をし続けると云った危険な動作を回避出来
るようになる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定する
ことなくその要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実
施し得るものであり、例えば、赤外線信号の他、電波を
用いたり、信号線を用いて有線による信号伝送を行うよ
うにすることもでき、また、シャッタやブラインドの
他、自動ドアの制御にも利用することが出来る。
ことなくその要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実
施し得るものであり、例えば、赤外線信号の他、電波を
用いたり、信号線を用いて有線による信号伝送を行うよ
うにすることもでき、また、シャッタやブラインドの
他、自動ドアの制御にも利用することが出来る。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明によれば、上下動開閉体
の下端部に異物を挟み込んだ時には必ずモータの電源が
切られて動作が停止でき、また、異常検出装置が電池切
れになって動作不能になったり、赤外線信号の光路遮断
により信号の伝送が不能になった際に、停止指令を授受
できなくなっても異物を挟み込んだまま、開閉動作をし
続けると云った危険な状態を回避出来るようになり、安
全性を飛躍的に向上させることが出来る上下動開閉体電
動開閉装置を提供することが出来る。
の下端部に異物を挟み込んだ時には必ずモータの電源が
切られて動作が停止でき、また、異常検出装置が電池切
れになって動作不能になったり、赤外線信号の光路遮断
により信号の伝送が不能になった際に、停止指令を授受
できなくなっても異物を挟み込んだまま、開閉動作をし
続けると云った危険な状態を回避出来るようになり、安
全性を飛躍的に向上させることが出来る上下動開閉体電
動開閉装置を提供することが出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成のブロック
図、第2図は本装置の概略的な構成を示す図、第3図は
異常検出装置の動作フローチャート、第4図は制御部の
動作フローチャートを示す。 1……制御部、2……コンセントプラグコード、3……
上下動開閉体の開スイッチ、4……上下動開閉体の閉ス
イッチ、5……停止スイッチ、6……駆動用モータ、7,
8……リミットスイッチ、9……赤外線受光部、10……
異常検出装置、11……電池、12……赤外線発光部、13…
…圧力スイッチ、20……上下動開閉体、21a,21b……ガ
イドレール。
図、第2図は本装置の概略的な構成を示す図、第3図は
異常検出装置の動作フローチャート、第4図は制御部の
動作フローチャートを示す。 1……制御部、2……コンセントプラグコード、3……
上下動開閉体の開スイッチ、4……上下動開閉体の閉ス
イッチ、5……停止スイッチ、6……駆動用モータ、7,
8……リミットスイッチ、9……赤外線受光部、10……
異常検出装置、11……電池、12……赤外線発光部、13…
…圧力スイッチ、20……上下動開閉体、21a,21b……ガ
イドレール。
Claims (1)
- 【請求項1】モータの駆動力を伝達して上下動開閉体の
開閉駆動制御を行うとともに挟み込み信号を受けるとモ
ータの駆動を停止させる制御手段を設け、また、上下動
開閉体下端部の降下点領域に圧迫を受けて動作する検出
手段を設け、また、この検出手段の検出出力を受けて挟
み込み信号を発生する電池駆動の異常検出手段を設けて
構成した上下動開閉体電動開閉装置において、前記異常
検出手段には自己の正常動作期間中、一定時間間隔で正
常動作信号を発生する手段を持たせるとともに、前記制
御手段には開閉動作中に一定時間、正常動作信号を受信
できない時は正常動作信号を受信するまでモータの停止
制御を行う機能手段を持たせて構成することを特徴とす
る上下動開閉体電動開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP761688A JP2650704B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 上下動開閉体電動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP761688A JP2650704B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 上下動開閉体電動開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01187284A JPH01187284A (ja) | 1989-07-26 |
JP2650704B2 true JP2650704B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=11670742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP761688A Expired - Fee Related JP2650704B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 上下動開閉体電動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650704B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0373396U (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-24 | ||
DE19929929B4 (de) * | 1999-06-29 | 2005-02-17 | Promos Technologies, Inc. | Verfahren und Vorrichtung zum chemisch-mechanischen Polieren von Halbleiterscheiben |
JP4993551B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2012-08-08 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP4993549B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2012-08-08 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置用物体感知装置の送信機 |
JP4809013B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2011-11-02 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
CN110320824A (zh) * | 2018-03-28 | 2019-10-11 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 一种滑盖装置控制系统及方法 |
-
1988
- 1988-01-19 JP JP761688A patent/JP2650704B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01187284A (ja) | 1989-07-26 |
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