JP2568999Y2 - 電動式シャッターの安全装置 - Google Patents

電動式シャッターの安全装置

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JP2568999Y2
JP2568999Y2 JP7509092U JP7509092U JP2568999Y2 JP 2568999 Y2 JP2568999 Y2 JP 2568999Y2 JP 7509092 U JP7509092 U JP 7509092U JP 7509092 U JP7509092 U JP 7509092U JP 2568999 Y2 JP2568999 Y2 JP 2568999Y2
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screen door
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shutter
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JP7509092U
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JPH0640298U (ja
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住 宏 奥
田 一 男 三
越 洋 子 水
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、左右引き違いに開閉す
る窓や出入口に障害物がないときのみシャッターカーテ
ンを開閉することのできる電動式シャッターの安全装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】シャッターカーテンをモータ駆動によっ
て自動的に昇降させる電動式シャッターには、降下中の
シャッターカーテンが障害物に当たったことを検知して
シャッターの駆動を停止させる安全装置が備えられてい
る。この種の安全装置は、シャッターカーテンの下端を
成す座板の底面に沿ってテープ状の感圧スイッチを設
け、当該感圧スイッチが障害物に当たった時に出力され
るスイッチ信号を無線信号化してシャッターの駆動を司
るコントローラに送信する方式が主流を占めているが
(実公昭54−7908号公報)、シャッターカーテン
のような昇降部材に設けた感圧スイッチや無線装置の電
源としては乾電池を用いる以外にないので、電池交換の
ための定期点検が欠かせないという面倒があり、また、
高価な無線装置も必要であるからコスト高になってい
た。
【0003】このため、シャッターの座板を受けるシャ
ッターラインの床面に沿って形成した凹溝にテープ状の
感圧スイッチを敷設し、その床面に障害物が載った時に
感圧スイッチがオンしてシャッターの駆動を停止させる
ようにしたり(特開昭62−55391号公報)、ある
いはガイドレールに沿って上下方向にテープ状の感圧ス
イッチを貼設すると共に、シャッターカーテンの下端に
設ける座板を上下動可能な可動座板とし、その可動部分
が障害物に当たって引っ込んだときに圧し動かされて感
圧スイッチを押圧するレバー装置を設け、乾電池や無線
装置を不要にする試みが成された。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、床面に
沿ってテープ状の感圧スイッチを敷設したものは、障害
物が感圧スイッチの上に載らなければ検出することがで
きず、また、シャッターの座板が障害物に圧し当たった
ときの圧力で感圧スイッチを作動させる安全装置は、シ
ャッターの座板が障害物に当たってから停止するまでに
多少のタイムラグがあるので、座板が傷付くだけでな
く、障害物がシャッターカーテンの重量を受けて傷つい
たり破損する危険が大である。特に、最近では複数のシ
ャッターを中央の制御盤から遠隔操作するホームオート
メーションが普及しており、この場合は開閉操作を行う
際にシャッターカーテンを目視することができないので
障害物の有無を確認することもできない。そこで、本考
案は、シャッターの開口部の窓や戸が開放しているとき
は、シャッターの開閉動作を行うことができないように
して、座板が障害物に当たることを未然に防止できるよ
うにすることを技術的課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案は、引き違いのサッシ及び網戸が取り付けら
れた建築物の開口部に、その開口部を開閉するシャッタ
ーカーテンを設けた電動式シャッターの安全装置におい
て、前記各サッシ及び網戸の上縁を案内する上レール
に、開口部の左右片方側に位置するサッシ及び網戸の上
端から突出形成されたスイッチングプレートに押圧され
て開口部の片方側が閉じられていることを検出するリミ
ットスイッチと、開口部の他方側に位置するサッシ及び
網戸の上端から突出形成されたスイッチングプレートに
押圧されて開口部の他方側が閉じられていることを検出
するリミットスイッチが、前記各サッシ及び網戸を閉成
したときに前記各スイッチングプレートで押圧される位
置に夫々配設され、前記リミットスイッチの双方からス
イッチ信号が出力されたときにのみシャッターカーテン
を開閉可能にする制御装置を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案によれば、左右のリミットスイッチが、
各サッシ及び網戸を閉成したときに前記各スイッチング
プレートで押圧される位置に夫々配設され、開口部がサ
ッシ又は網戸により閉成されている場合にのみ、左右の
リミットスイッチの双方からスイッチ信号が出力され、
シャッターカーテンの開閉が可能となる。したがって、
シャッターカーテンを開閉するときは、まず、サッシ又
は網戸を閉成するので、その際に、障害物の有無を確認
することができる。
【0007】また、サッシ及び網戸が開放された状態で
は、開放されている側のリミットスイッチからスイッチ
信号が出力されないので、シャッターカーテンを開閉す
ることはできない。すなわち、この場合は開口部を横切
るように障害物が置かれる可能性があるので、障害物の
有無に拘らずシャッターカーテンを昇降させることがで
きないようになされ、万一障害物が置かれていても、座
板が障害物に衝突することがない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本考案に係る電動式シャッタ
ーの安全装置を示す平面図、図2はその側面図、図3は
リミットスイッチを示す平面図である。
【0009】図中1は、引き違いのサッシ2R,2L及
び網戸3が取り付けられた建築物の開口部に、その開口
部を開閉するシャッターカーテン4が設けられたシャッ
ター付の窓である。サッシ2R及び2L,網戸3の上端
側を案内する上レール5には、開口部の右側を閉じるサ
ッシ2R及び網戸3の右端側上方に突出形成されたスイ
ッチングプレート6R,7Rに押圧されて開口部の右側
が閉じていることを検出するリミットスイッチ8Rと、
開口部の左側を閉じるサッシ2L及び網戸3の左端側上
方に突出形成されたスイッチングプレート6L,7Lに
押圧されて開口部の左側が閉じていることを検出するリ
ミットスイッチ8Lが、前記各サッシ2R,2L及び網
戸3を閉成したときに前記各スイッチングプレート6
R,7R,6L,7Lで押圧される位置に夫々配設され
ている。
【0010】リミットスイッチ8Rは、開口部の右側を
閉じるサッシ2R及び網戸3のスイッチングプレート6
R及び7Rに押圧されて所定角度回動するアクチュエー
タ9Rを備えており、リミットスイッチ8Lは、開口部
の左側を閉じるサッシ2L及び網戸3のスイッチングプ
レート6L及び7Lに押圧されて所定角度回動するアク
チュエータ9Lを備えている。したがって、開口部の右
側がサッシ2R又は網戸3で閉じられていればリミット
スイッチ8Rからスイッチ信号が出力され、開口部の左
側がサッシ2L又は網戸3で閉じられていれば、リミッ
トスイッチ8Lからスイッチ信号が出力される。
【0011】10は、リミットスイッチ8R及び8Lの
双方からスイッチ信号が出力されたとき、即ち、サッシ
2R,2L又は網戸3で開口部を閉じたときにシャッタ
ーカーテン4の開閉機11を駆動可能にする制御装置で
あって、その入力側に、前記リミットスイッチ8R,8
Lの他、開閉機11を起動させてシャッターカーテン4
を昇降させる開閉スイッチ12が接続されている。
【0012】そして,開閉スイッチ12の開ボタン12
U又は閉ボタン12Dを押したときに、前記リミットス
イッチ8R及び8Lの双方からスイッチ信号が出力され
ていれば、開閉機11が起動されてシャッターカーテン
4が開閉される。また、開口部が開放されているとき
は、リミットスイッチ8R及び8Lの少なくとも一方か
らスイッチ信号が出力されていないので、開閉スイッチ
12を操作しても開閉機11は起動されない。
【0013】以上が本考案の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。シャッターカーテン4を閉じ
るときは、まず、サッシ2R,2L又は網戸3を閉め
る。この場合、サッシ2R,2Lを両方閉めてもよい
し、サッシ2R,2Lの片方側を開放してその片方側を
網戸3で閉めてもよい。このとき、サッシ2R,2Lを
閉めればスイッチングプレート6R,6Lがリミットス
イッチ8R,8Lのアクチュエータ9R,9Lに当接さ
れ、網戸3で片方側を閉めればそのスイッチングプレー
ト7R,7Lの一方がアクチュエータ9R,9Lの一方
に当接されるので、リミットスイッチ8R,8Lの双方
からスイッチ信号が出力されることとなり、開閉機11
は駆動可能な状態になる。
【0014】ここで、開閉スイッチ12の閉ボタン12
Dを押せば、開閉機11が起動されてシャッターカーテ
ン4が閉まり、このとき、サッシ2R,2L又は網戸3
が閉まっているので、開口部を横切る障害物はなく、し
たがって、座板が障害物に衝突するおそれはない。ま
た、開口部を横切るように障害物が置いてあれば、サッ
シ2R,2L及び網戸3を閉めるときに気付いて取り除
くので、座板が障害物に衝突することを未然に防止でき
る。また、シャッターカーテン4を開放するときは、サ
ッシ2R,2L及び網戸3が閉まっていれば、リミット
スイッチ8R,8Lの双方からスイッチ信号が出力され
るので、開閉スイッチ12の開ボタン12Dを押すこと
により、開閉機11が起動されてシャッターカーテン4
が開く。
【0015】なお、網戸3に二枚のスイッチングプレー
ト7R,7Lを設ける場合に限らず、網戸3の中央に一
枚のスイッチングプレート(図示せず)を設け、網戸3
を開口部の左側及び右側に寄せた場合に前記スイッチン
グプレートと対応する位置にリミットスイッチ8R,8
Lを設ける場合であってもよい。この場合、各サッシ2
R,2Lのスイッチングプレート6R,6Lも、リミッ
トスイッチ8R,8Lのアクチュエータ9R,9Lを押
圧する位置に取り付けておけばよい。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、窓
や戸が開放しているときは障害物の有無に拘らずシャッ
ターカーテンの開閉動作を行うことができず、シャッタ
ーカーテンを開閉するときは窓や戸を閉める際に障害物
の有無を確認することができ、座板が障害物に衝突する
ことを未然に防止することができるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動式シャッターの安全装置を示
す斜視図。
【図2】その側面図。
【図3】リミットスイッチを示す平面図。
【符号の説明】
1・・・・・・・シャッター付の窓 2R,2L・・・サッシ 3・・・・・・・網戸 4・・・・・・・シャッターカーテン 5・・・・・・・上レール 6R,6L・・・スイッチングプレート 7R,7L・・・スイッチングプレート 8R,8L・・・リミットスイッチ 10・・・・・・・制御装置 11・・・・・・・開閉機 12・・・・・・・開閉スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き違いのサッシ(2R,2L)及び網戸
    (3)が取り付けられた建築物の開口部に、その開口部
    を開閉するシャッターカーテン(4)を設けた電動式シ
    ャッターの安全装置において、前記各サッシ(2R,2L)及
    び網戸(3)の上縁を案内する上レール(5)に、開口
    部の左右片方側に位置するサッシ(2R)及び網戸(3)
    の上端から突出形成されたスイッチングプレート(6R,7
    R) に押圧されて開口部の片方側が閉じられていること
    を検出するリミットスイッチ(8R)と、開口部の他方側に
    位置するサッシ(2L)及び網戸(3)の上端から突出形成
    されたスイッチングプレート(6L,7L) に押圧されて開口
    部の他方側が閉じられていることを検出するリミットス
    イッチ(8L)が、前記各サッシ(2R,2L) 及び網戸(3)を
    閉成したときに前記各スイッチングプレート(6R,7R,6L,
    7L) で押圧される位置に夫々配設され、前記リミットス
    イッチ(8R,8L) の双方からスイッチ信号が出力されたと
    きにのみシャッターカーテン(4)を開閉可能にする制
    御装置(10) を備えたことを特徴とする電動式シャッタ
    ーの安全装置。
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JP2006152698A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sanwa Shutter Corp 建築用開閉装置における防犯装置
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JP5556722B2 (ja) * 2011-03-28 2014-07-23 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 製品移載システム

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