JP2001280001A - ドアの開閉装置 - Google Patents

ドアの開閉装置

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JP2001280001A
JP2001280001A JP2000093823A JP2000093823A JP2001280001A JP 2001280001 A JP2001280001 A JP 2001280001A JP 2000093823 A JP2000093823 A JP 2000093823A JP 2000093823 A JP2000093823 A JP 2000093823A JP 2001280001 A JP2001280001 A JP 2001280001A
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door
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closing
closing device
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Kazuhiro Yamate
一博 山手
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアを遠隔操作で開閉させることができると
共に、手動でも開閉することができ、後付けが可能で簡
素な構造からなるドアの開閉装置を提供する。 【解決手段】 ドア21をスライドさせて開閉する開閉
装置1を、送りねじ2と、この送りねじ2に螺合するナ
ット3と、遠隔操作で制御され、上記送りねじ2を正逆
転させる駆動手段10と、案内部6a,6bに沿って案
内されてドア21をスライド開閉する連結部材4と、こ
の連結部材4に連結され、ドア21側に固定されるブラ
ケット20と、上記ナット3に固定され、上記連結部材
4と係合する係合部材5とを有し、上記連結部材4と係
合部材5とが係合した状態で、ドア21が駆動手段10
によって遠隔操作でスライド開閉される一方で、上記係
合を解除した状態でドア21が手動で開閉可能になって
いる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアを開閉するた
めの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアは、通常は手動で開閉する構造をと
っているが、リモコンを用いてドアを自動で開閉させる
仕様になっている自動開閉装置もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動開閉装置は、装置全体が専用仕様になっているた
め、既存の開閉装置を改造して自動開閉する構造にする
ことはほとんど出来ず、既存の開閉装置を撤去して装置
全体を設置することになるため、装置が高額であること
に加えて大がかりな設置工事も必要である点で問題があ
った。
【0004】例えば、家屋の手動で開閉するドアを、高
齢者や障害者が車椅子に乗った状態や松葉杖を使用した
状態で開閉できるように、既存のドアに自動開閉装置を
後付けしたい時があるが、こうした場合には、従来の自
動開閉装置では上記した点で適さない。
【0005】仮に従来の自動開閉装置によってドアを自
動で開閉するものに取り替えたとしても、この場合に
は、安全上からドアの開閉速度が通常は低く抑えられて
いるため、健常者が手動でドアを素早く開閉することが
できなくなる点で支障がある。
【0006】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、ドアを遠隔操作で開閉させることがで
きると共に、手動でも開閉することができ、後付けが可
能で簡素な構造からなるドアの開閉装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のドアの開閉装置
は、ドアをスライドさせて開閉するものであって、送り
ねじと、この送りねじに螺合するナットと、遠隔操作で
制御され、上記送りねじを正逆転させる駆動手段と、案
内部に沿って案内されてドアをスライド開閉する連結部
材と、この連結部材に連結され、壁側又はドア側のどち
らか一方に固定されるブラケットと、上記ナットに固定
され、上記連結部材と係合する係合部材とを有し、上記
連結部材と係合部材とが係合した状態で、ドアが駆動手
段によって遠隔操作でスライド開閉される一方で、上記
係合を解除した状態でドアが手動で開閉可能になってい
る。
【0008】上記構成によれば、遠隔操作で駆動手段を
制御して送りねじを回転させると、送りねじに螺合する
ナットが軸方向に移動するため、このナットに固定され
た係合部材が連結部材と係合した状態では、遠隔操作で
ドアを所定の方向にスライドさせて開閉することが可能
となる。上記係合を解除した状態では、ナットと連結部
材とが独立して移動するため、ドアを手動でスライド開
閉することが可能となる。
【0009】しかも、既存のドアに対し後付けが可能で
簡素な構造になっているため、簡単な改造を行うだけで
よく、取り付けが容易であると共に経費の低減を図るこ
とが可能となる。
【0010】本発明の他のドアの開閉装置は、開口を閉
じるドアを回動させて開閉するものであって、送りねじ
と、この送りねじに螺合するナットと、遠隔操作で制御
され、上記送りねじを正逆転させる駆動手段と、ドアに
連結された開閉リンクと、案内部に沿って案内されて開
閉リンクを介してドアを回動開閉する連結部材と、上記
開閉リンクに連結され、壁側又はドア側のどちらか一方
に固定されるブラケットと、上記ナットに固定され、上
記連結部材と係合する係合部材とを有し、上記連結部材
と係合部材とが係合した状態で、ドアが駆動手段によっ
て遠隔操作で回動開閉される一方で、上記係合を解除し
た状態でドアが手動で開閉可能になっている。
【0011】この構成によれば、先の構成とほぼ同様の
作用効果を奏し、ナットに固定された係合部材が連結部
材と係合した状態では、遠隔操作でドアを開閉リンクを
介して回動させて開閉することが可能となる。
【0012】しかも、この構成は、先の構成に開閉リン
クを追加するだけの共通の構成になっており、部品の共
有化を図りつつ適用範囲を拡大することが可能となる。
【0013】上記したドアの開閉装置において、係合部
材が、弾性変形によって連結部材との係合が解除可能に
なっている構成にすると、開閉装置における手動動作と
自動動作の切替が容易となる。しかも、衝撃もなくスム
ーズに係合が解除されるため、駆動手段が衝撃等により
破損するのを防止することが可能となる。更には、ドア
の開閉時に仮に人が挟み込まれるようなことがあって
も、上記係合が簡単に解除されるため、安全性の点でも
優れたものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。
【0015】(第1の実施形態)図1〜図5に、本発明
の第1の実施形態によるドアの開閉装置1として、ドア
21が水平滑動する形態である場合の構成例を示す。
【0016】この開閉装置1は、開口22を閉じるドア
21をスライドさせて開閉するものであって、送りねじ
2と、この送りねじ2に螺合するナット3と、遠隔操作
で制御され、上記送りねじ2を正逆転させる駆動手段1
0と、案内部6a,6bに沿って案内されてドア21を
スライド開閉する連結部材4と、この連結部材4に連結
され、ドア21側に固定されるブラケット20と、上記
ナット3に固定され、上記連結部材4と係合する係合部
材5とを有している。そして、上記連結部材4と係合部
材5とが係合した状態で、ドア21が駆動手段10によ
って遠隔操作でスライド開閉される一方で、上記係合を
解除した状態でドア21が手動で開閉可能になってい
る。
【0017】より詳しくは、上記駆動手段10は、ベー
ス部材6に固定されたモーター11の駆動軸に減速機1
2が連結されており、その出力軸に送りねじ2が連結さ
れている。この駆動手段10は、公知の電波方式、赤外
線方式等によって遠隔操作で制御する構成になってい
る。具体的には、モーター11の正逆転を制御するコン
トローラ13に受信機14を設け、コントローラ13、
モーター11を電線15で接続すると共に、電源を電線
16から供給するようにしている。そして、発信機15
の開ボタン15a又は閉ボタン15bを操作することに
よって発信部15cから発せられる信号を受信機14で
受信し、それによって駆動手段10を制御してモーター
11を正逆転させる構成をとっている。
【0018】ベース部材6は、図4に示すように、基部
がリップみぞ形鋼6gで構成されており、その両リップ
部6hの上面にL字状断面の支持部材6i、6jが長手
方向に沿って溶接され、この支持部材6i、6jの対向
する各面には案内壁を有する長穴に成形された案内溝6
a,6bがそれぞれ形成されている。また、リップみぞ
形鋼6gの両端部の下面には固定用支え6m、6nが溶
接されており、この固定用支え6m、6nでベース部材
6は取付穴6fによってボルトで壁等の固定側に固定さ
れる。
【0019】固定用支え6mの上面には、減速機12の
取付面6kが形成されており、この取付面6kに減速機
12が取付穴6eによってボルトで固定される。また、
ベース部材6の一方の端部には、リップみぞ形鋼6gの
みぞ部の底面6pにL字状断面の支持部6cが設けられ
ており、この支持部6cの支持穴6dに駆動手段10に
連結された送りねじ2の一方端が軸支される。
【0020】送りねじ2に螺合するナット3は、略直方
体の形状で、その底部の両側面に回転防止案内部3aが
側方に張り出しており、この回転防止案内部3aがベー
ス部材6のリップみぞ形鋼6gの両リップ部6hとみぞ
部の底面6pとの間で案内されて、送りねじ2の回転に
よってナット3が回転することなく軸方向に移動するよ
うになっている。このナット3の上面には、係合部材5
が取付穴3bにねじで固定される。この係合部材5は、
弾性体からなり、方形状の取付部5cの両側から逆J字
状断面の係合部5a,5bが立ち上がった形状になって
おり、取付部5cの取付穴5dでナット3の取付穴3b
にねじで固定される。
【0021】上記ベース部材6の案内部6a,6bに
は、案内部6bに滑り用ブシュ7を、案内部6aに滑り
用ブシュ8をそれぞれ填め込んだ状態で、連結部材4が
ブラケット20の連結穴20a、滑り用ブシュ7,8の
各中心穴7a,7bを貫通するようにしてナット9でね
じ固定されている。この連結部材4は、図2及び図5
(a)に示すように、ベース部材6の案内部6a,6b
沿って案内されて移動し、送りねじ2に螺合するナット
3に固定された係合部材5と係合した状態で、ブラケッ
ト20を介してドア21を開閉する。尚、ドア21の手
懸21aによって開閉方向に少し力を加えると、図5
(b)に示すように、係合部材5の係合部5b(又は5
a)が弾性変形し、連結部材4は係合部材5との係合が
解除された状態になり、連結部材4がナット3とは独立
して移動するようになるため、手懸21aによってドア
21を手動で素早く開閉することができる。
【0022】また、上記連結部材4と係合部材5との係
合が、係合部材5の係合部5b(又は5a)の弾性変形
により、衝撃もなくスムーズに係合が解除されるため、
駆動手段10が衝撃等により破損するのを防止すること
ができる。更には、ドア21の開閉時に仮に人が挟み込
まれるようなことがあっても、上記係合が簡単に解除さ
れるため、安全性の点でも優れている。尚、モーター1
1の負荷電流を検知し、負荷電流が所定値以上になった
時に、駆動手段10を停止するように制御する構成にす
れば、上記挟み込みに対する安全性を更に向上させるこ
とができる。
【0023】尚、上記では、開閉装置1のユニット全体
を壁側F1に設け、ブラケット20をドア21側に設け
る構成例について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、開閉装置1のユニット全体をドア21
側に設け、ブラケット20を壁側F1に設ける構成とし
てもよい。
【0024】(第2の実施形態)図6〜図8に、本発明
の第2の実施形態によるドアの開閉装置30として、ド
ア32が回動する形態である場合の構成例を示す。
【0025】この開閉装置30は、図7と図4の対比に
より明らかなように、上記した第1の実施形態による開
閉装置1に対し、連結部材4が開閉リンク31を介して
ブラケット20によってドア32に連結される点で相違
し、その他の構成を第1の実施形態の場合と同様とする
ものである。従って、以下ではその相違点について説明
する。
【0026】すなわち、この開閉装置30は、壁側F1
に蝶番33を介して固定され、開口36を閉じるドア3
2を回動させて開閉するものであって、送りねじ2と、
この送りねじ2に螺合するナット3と、遠隔操作で制御
され、上記送りねじ2を正逆転させる駆動手段10と、
ドア32に連結された開閉リンク31と、案内部6a,
6bに沿って案内されて開閉リンク31を介してドア3
2を回動開閉する連結部材4と、上記開閉リンク31に
連結され、ドア32側に固定されるブラケット20と、
上記ナット3に固定され、上記連結部材4と係合する係
合部材5とを有している。そして、上記連結部材4と係
合部材5とが係合した状態で、ドア32が駆動手段10
によって遠隔操作で回動開閉される一方で、上記係合を
解除した状態でドア32が手動で開閉可能になってい
る。
【0027】より詳しくは、図7に示すように、上記ベ
ース部材6の案内部6a,6bには、案内部6bに滑り
用ブシュ7を、案内部6aに滑り用ブシュ8をそれぞれ
填め込んだ状態で、連結部材4が開閉リンク31の連結
穴31a、滑り用ブシュ7,8の各中心穴7a,7bを
貫通するようにしてナット9で固定されている。この開
閉リンク31の他方の連結穴31bとブラケット20の
連結穴20aがボルト34とナット35で固定されてい
る。
【0028】この連結部材4は、図8及び図5(a)に
示すように、案内部6a,6b沿って案内されて移動
し、送りねじ2に螺合するナット3に固定された係合部
材5と係合した状態で、開閉リンク31を介してドア3
2を回動させて開閉する。尚、この連結部材4は、図5
(b)に示すように、係合部材5の係合部5b(又は5
a)を弾性変形させて、係合部材5との係合を解除した
状態では、ナット3とは独立して移動するため、ドア3
2がノブ32aによって手動で開閉可能になる。図8で
は、ドア32が開いた状態を想像線で、ドア32が閉じ
た状態を実線で表している。
【0029】図9は、上記した第2の実施形態によるド
アの開閉装置30を用いた他の使用例を示しており、開
閉装置30のユニット全体をドア32側に設け、ブラケ
ット20を壁側F1に設ける構成をとっている。この構
成によっても、上記と同様に、送りねじ2に螺合するナ
ット3に固定された係合部材5と連結部材4とが係合し
た状態で、開閉リンク31を介してドア32を回動させ
て開閉することができる一方で、上記係合を解除した状
態では、ドア32を手動で開閉することができる。図9
では、ドア32が開いた状態を想像線で、ドア32が閉
じた状態を実線で表している。
【0030】以上、本発明のドアの開閉装置は、上記し
た各実施形態の具体的構成に限定されるものではなく、
必要に応じ適宜構成を変形、追加又は削除した構成とし
てもよいことは言うまでもない。
【0031】例えば、上記では、ドアの開閉装置につい
て説明したが、ドアが窓等の開口を閉じる他のものであ
ってもよい。
【0032】また、ドアの移動方向は、水平移動に限ら
ず、垂直移動等の他の方向であってもよいし、ドアは垂
直面内だけでなく、水平面や傾斜面に設置される構成と
してもよい。
【0033】また、ドアが回動する形態である場合に、
回動軸を垂直方向以外の他の方向としてもよい。
【0034】また、上記では係合部材を弾性体で構成
し、連結部材との係合を係合部材を弾性変形させること
によって解除する例を示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、係合部材と連結部材との係合をアク
チュエータを用いて解除する構成として、開閉装置にお
ける手動動作と自動動作の切替を遠隔操作で行う構成と
してもよい。
【0035】加えて、駆動手段として減速機を介してモ
ーターで送りねじを回転する駆動伝達機構の構成例を示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、送り
ねじにモーターを直結して駆動する構成としてもよい。
【0036】更には、ドアの開閉装置のコントローラに
おいて、ドアロック機能と連動させてドアの開閉動作を
制御させる構成としてもよい。
【0037】また、上記ではドアの開閉装置を遠隔操作
する方法として、電波方式、赤外線方式等のワイヤレス
リモコンで行う例を示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、他の遠隔操作方法を用いてもよい。例
えば、入口側と出口側にそれぞれ操作スイッチを設け、
この操作スイッチによってドアを開閉する構成としても
よい。その場合には、操作スイッチとコントローラをケ
ーブルで接続するようにしてもよく、操作スイッチとし
て例えばタッチセンサを用いる。また、センサによって
人がドアに接近したことを検知する構成にして、この検
知信号に応じてドアの開閉を自動で行う構成としてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドアの開
閉装置によれば、送りねじに螺合するナットに固定され
た係合部材が連結部材と係合した状態では、遠隔操作で
ドアを所定の方向にスライドさせて(又は回動させて)
開閉することができる一方で、上記係合を解除した状態
では、ドアを手動で素早く開閉することができる。
【0039】しかも、既存のドアに対し後付けが可能で
簡素な構造になっているため、簡単な改造を行うだけで
よく、取り付けが容易であると共に経費の低減を図るこ
とができる。
【0040】加えて、ドアがスライドするものと揺動す
るものの両方に、共通のユニットを用いることができ、
部品の共有化を図りつつ適用範囲を拡大することができ
る。
【0041】また、係合部材が、弾性変形によって連結
部材との係合が解除可能になっている構成にすると、開
閉装置における手動動作と自動動作の切替を容易に行う
ことができる。しかも、衝撃もなくスムーズに係合が解
除されるため、駆動手段が衝撃等により破損するのを防
止することができる。更には、ドアの開閉時に仮に人が
挟み込まれるようなことがあっても、上記係合が簡単に
解除されるため、安全性の点でも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるドアの開閉装置
の構成例を示す正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるドアの開閉装置
の構成例を示す上視図であって、(a)はドアを閉じた
状態を、(b)はドアを開いた状態を表す。
【図3】本発明の第1の実施形態によるドアの開閉装置
の構成例の詳細を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態によるドアの開閉装置
の構成例の詳細を示す分解斜視図である。
【図5】本発明のドアの開閉装置における連結部材と係
合部材との作用を説明するための説明図であって、
(a)は連結部材と係合部材が係合した状態を、(b)
はこの係合を解除した状態を表す。
【図6】本発明の第2の実施形態によるドアの開閉装置
の構成例を示す正面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態によるドアの開閉装置
の構成例の詳細を示す分解斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態によるドアの開閉装置
における開閉動作を示す上視図である。
【図9】本発明の第2の実施形態によるドアの開閉装置
を用いた他の使用例を、開閉動作と共に表す上視図であ
る。
【符号の説明】
1,30 開閉装置 2 送りねじ 3 ナット 4 連結部材 5 係合部材 6a,6b 案内部 10 駆動手段 20 ブラケット 21,32 ドア 22,36 開口 31 開閉リンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアをスライドさせて開閉する開閉装置
    であって、 送りねじと、 この送りねじに螺合するナットと、 遠隔操作で制御され、上記送りねじを正逆転させる駆動
    手段と、 案内部に沿って案内されてドアをスライド開閉する連結
    部材と、 この連結部材に連結され、壁側又はドア側のどちらか一
    方に固定されるブラケットと、 上記ナットに固定され、上記連結部材と係合する係合部
    材とを有し、 上記連結部材と係合部材とが係合した状態で、ドアが駆
    動手段によって遠隔操作でスライド開閉される一方で、
    上記係合を解除した状態でドアが手動で開閉可能になっ
    ていることを特徴とするドアの開閉装置。
  2. 【請求項2】 ドアを回動させて開閉する開閉装置であ
    って、 送りねじと、 この送りねじに螺合するナットと、 遠隔操作で制御され、上記送りねじを正逆転させる駆動
    手段と、 ドアに連結された開閉リンクと、 案内部に沿って案内されて開閉リンクを介してドアを回
    動開閉する連結部材と、 上記開閉リンクに連結され、壁側又はドア側のどちらか
    一方に固定されるブラケットと、 上記ナットに固定され、上記連結部材と係合する係合部
    材とを有し、 上記連結部材と係合部材とが係合した状態で、ドアが駆
    動手段によって遠隔操作で回動開閉される一方で、上記
    係合を解除した状態でドアが手動で開閉可能になってい
    ることを特徴とするドアの開閉装置。
  3. 【請求項3】 上記係合部材が、弾性変形によって連結
    部材との係合が解除可能になっている請求項1又は請求
    項2記載のドアの開閉装置。
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