JPH01121484A - 電動引戸装置 - Google Patents

電動引戸装置

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JPH01121484A
JPH01121484A JP62276742A JP27674287A JPH01121484A JP H01121484 A JPH01121484 A JP H01121484A JP 62276742 A JP62276742 A JP 62276742A JP 27674287 A JP27674287 A JP 27674287A JP H01121484 A JPH01121484 A JP H01121484A
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JP
Japan
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sliding door
door
spiral shaft
electric motor
shaft
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JP62276742A
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English (en)
Inventor
Osamu Yamamoto
修 山本
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Aichi Electric Co Ltd
Tostem Corp
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
Tostem Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスライド式の雨戸やガラス戸等の引戸装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の電動引戸装置としては、例えば、第9図に示すも
のがあり、その構造は、第9図において、1はケース、
2は引戸で、その上部は戸車3を介して前記ケース1内
に敷設したレール4に滑動自在に懸架され、下部は図示
しない凹溝を備えて床レールに遊嵌支持される。5はケ
ース1内の一方の端部に取付けた電動機、6は電動機5
に駆動結合した駆動プーリで、7はケース1内の電動機
5と反対側において取付けた従動プーリ、8は動力伝達
用のベルトで、両端をそれぞれ引戸2の上部の吊り下げ
部2aに結合して、前記駆動プーリ6と従動プーリ7と
の間にループ状に張架されている。そして、引戸2を所
定の格納場所に入れたり、家屋の開口部の閉塞位置に出
したりする場合は、電動機5を正転又は逆転方向に起動
すると、電動機5の動力がベルト8を経て引戸2に伝達
され、引戸2を戸車3によりレール4に沿って右又は左
方向に移動させることにより、前記出し入れ作業を電動
で行うことができるように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来の電動引戸装置の構成においては、次
に示すような問題点があった。
(1)  引戸2の移動に際し、電動機5を始動させる
と、駆動プーリ6とベルト8との間でスリップが生じた
りすることによって引戸2を円滑に移動させることがで
きない場合があった。
(2)  又、引戸をベルト駆動にて移動させる構造に
おいて、複数枚の引戸をベルト駆動する先頭の引戸に特
別な連結手段により連結して出し入れする場合、ベルト
には引戸の枚数が増える毎に大きな負担がかかり、経年
月の間に切損したり、伸長したりすることが多く、保守
、修復作業等に問題があった。
(3)  更に、前記のように引戸を複数枚連結して移
動させる場合、電動機5が故障すると、引戸自体を手動
で出し入れしたり、あるいは、部分的に開閉することが
できなかった。
(4)  又、電動操作によって引戸を出し入れする場
合、引戸と家屋の開口部端縁との間、あるいは、格納場
所内において異物が介在していると、引戸は電動機が駆
動している限り、無理に前進、後退しようとするため、
引戸が破損したり、電動機が過負荷運転となって、焼損
事故を引き起すおそれがあった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記の問題点を除去し、引戸をその出し入れ状
況等に応じて電動及び手動操作を可能とし、その上、引
戸の移動中に異物と衝接した場合、これを感知して瞬間
的に電動機を停止させて引戸等が損傷するのを未然に阻
止するようにした電動引戸装置を提供するものである。
〔作用〕
スパイラル軸に螺合した移動環と、引戸側に設けた係止
杆とを係脱自在に係合させ、前記引戸を必要に応じて電
動あるいは手動操作によって移動させるとともに、引戸
が移動中に異物と衝突して移動が停止したとき、スパイ
ラル軸を駆動する電動機をクラッチ機構により瞬時に停
止させて引戸が損傷したり、電動機の過負荷運転を防止
するようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図ないし第8図により説明す
る。
第1図ないし第4図において、11は家屋における縁側
部分の開口部12の上縁に沿って配置した鴨居で、前記
開口部12側方の壁体W等に固定される。13は開口部
12の下縁に前記鴨居11と対向して壁体Wに取付けら
れたガイド枠体で、その幅方向には複数の凸条14が、
等間隔で前記枠体13の長さ方向に沿って平行に突設さ
れ、これら鴨居11及びガイド枠体13の開口部12内
における一方端には、戸当方立15が、他方端には戸袋
16がそれぞれ置設されている。
次に17a〜17cは引戸の実施例として示す雨戸で、
これら雨戸は第4図に示すように、上端は鴨居11内を
上、下に区画する隔壁11aに垂設したレール1日に、
吊り金具19に取付けた戸車20を介して懸架されてお
り、下端にはガイド枠体13の凸条14が嵌合する嵌合
溝21を備え、それぞれレール18及び凸条14に沿っ
て移動可能に構成されている。そして、前記雨戸のうち
、第1図において17aは先行雨戸、17bは後行雨戸
、17cは路行雨戸を示し、これら各雨戸17a−17
cはそれぞれ別々のレール18.18.18上を滑動し
て、第1、第2図で示すように、戸当方立15と戸袋1
6との間の開口部12を閉塞する閉塞位置Xと、戸袋1
6内に格納状態となる格納場所Yとの間を往復移動でき
るようになっている。
22は隔壁11a、llbにて区画された鴨居11内の
上部片側に収納設置した引戸の開閉駆動装置で、第1、
第4図及び第6図に示すように、前記開閉駆動装置22
において、23は戸袋16内に位置する鴨居11内に取
付けた電動機で、この電動1!23には、第6図の左方
に向って減速歯車群を噛合して設けた公知の減速機構2
4と、この減速機構24に駆動結合した後述するクラッ
チ機構30とが直線上に並設されている。24は戸当方
立15内において、前記電動機23と駆動結合したクラ
ッチ機構30の従動軸31と同一線上の位置に取付けた
軸受で、この軸受24には、前記従動軸31に一方端が
駆動連結されて雨戸17a〜17cの移動軸跡に沿って
配置したスパイラル軸25の他方端が回転自在に支承さ
れる。
次に前述したクラッチ機構30の構造を第6図により説
明すると、32は減速機構24の前部に突設した筒状の
支持座で、内部には減速機構24と駆動結合する突出端
を例えば、V字状に切欠いて駆動カム部片aを設けた中
空状の駆動軸24aが、軸受により回転自在に支承され
て突出しており、この支持座32と対向する位置(スパ
イラル軸25側)には、−万端を角す状に形成してスパ
イラル軸25の軸端に凹設した角孔Cに前記スパイラル
軸25と共同回転可能に嵌合支持させ、他方端側は前記
駆動軸24aと同一軸線上の位置において軸受により回
転自在に支承される従動軸31を挿通したハウジング3
1aが、取付ねじ33にて被着されている。(なお、支
持座32は減速機構24と個別に設けてこれに取付ける
ようにしてもよい)そして、前記スパイラル軸25と結
合した従動軸31のハウジング31a内に突出する胴部
dは、第6、第8図に示すように、片側はハウジング3
1aの軸受側と接触可能な鍔部eを備え、この鍔部eか
ら胴部dの中央にかけては多角形状に形成されて、その
多角形状の外周面には、駆動カム部片aと噛合する逆v
字状の従動カム部片fを設けた従動回転角筒体34が、
従動軸31を回転することなくその軸方向にのみ移動可
能に嵌合されており、更に、前記従動回転角筒体34か
ら突出する胴部dの先etag側は、円柱状に形成され
て駆動軸24a内に回転可能に挿通されており、前記従
動回転角筒体34と鍔部eとの間には圧縮ばね35が介
挿され、従動回転角筒体34を第6図のように駆動軸2
4a側に押動して、常時駆動カム部片aと従動カム部片
fとを噛合させることにより、駆動軸24aの回転は従
動軸31に前記従動回転角筒体34を介して伝達される
なお、従動回転角筒体34を駆動軸24a側に押圧して
カム部片a、fの噛合を良好に保つ圧縮ばね35の付勢
力は、雨戸17a〜17cを引出す力よりやや大きく設
定されている。
40は先行雨戸17aと開閉駆動装置22とを係脱自在
に係止する係止部材で、第1、第4図に示すように、胴
部をスパイラル軸25に螺合して両端の鍔片P、P’を
雨戸17aの裏面に矩形状に延出して形成した移動環4
1と、前記先行雨戸17aの裏面上部に取付けた保持筒
42にばね43を内挿してこのばね43の付勢力により
、上方端が常時移動環41の鍔片P、P’間に係合する
係止杆44の基端を前記保持筒42に上下動可能に挿入
してなる係止具45とからなり、この保持筒42に縦長
に穿孔した長孔46より突出する係止杆44の操作片4
7を長孔46の範囲内において上下動させると、係止杆
44の上方端が移動環41と係脱できるように構成され
ており、電動機23の始動(正転又は逆転)により、係
止杆44が移動環41に係合されておれば、移動環41
はスパイラル軸25の回転によって戸袋16あるいは戸
当方立15側に移動して先行雨戸17aを同一方向に移
動させる。この場合、移動環41の鍔片P、P’ は鴨
居11内の隔壁11a、llbに係止されていることに
より、移動環41はスパイラル軸25と共同回転するこ
となく、スパイラル軸24に沿って隔壁11a上を移動
する。
次に第1、第4図に示す符号50は先行雨戸17aと後
行雨戸I7bの一側端(雨戸閉動時の後行側の側端)に
、上、下に分けて取付けた保合片で、雨戸17a、17
b、17cの閉動時は、前記保合片50が第5図に示す
ように、後行雨戸17b、路行雨戸17cの裏面凹部の
先行側に掛止され、開動時は同じく雨戸17b、17c
の裏面後行側に凹設した保合溝51と係合して、先行雨
戸17aの移動方向に応じて後行、路行雨戸17b、1
7cと連繋して移動させる。
Ll、L2は移動環41の移動範囲を規制するリミット
スイッチで、戸袋16内及び戸当方立15に近接して鴨
居11内に取付けられ、移動環41の一方の鍔片P又は
P″が当接すると、電動機23の運転を停止して雨戸1
7a〜17cを定位置に停止させる。又、L3はクラッ
チ機構30内に取付けたリミットスイッチで、クラッチ
機構30が「切」となったとき動作するリミットスイッ
チで、常時はクラッチ機構30を構成する従動回転角筒
体34と接触して投入状態になっており、クラッチ機構
3が何かのトラブルで「切」となったときは開放して図
示しないリレー回路により電動41123の通電回路を
開路し、再度クラッチ機構30が「入」の状態に復帰し
ても、前記電動機の通電回路を開路したままの状態を維
持させ、電動機23を再始動する場合は、図示しない正
転又は逆転スイッチを投入して電動機23の始動を行う
次に、動作について説明する。
雨戸17a〜17cは閉口部12の閉塞位置Xを開放し
ているときは、第2、第4図で示すように、格納場所Y
である戸袋16内に先行、後行、路行の各雨戸17a〜
17cが重合して格納されている。そして、戸袋16内
に格納されている雨戸17a〜17cを引出す場合は、
図示しない正転スイッチを投入する。すると電動[23
が正転始動し、その回転は減速機構24を介して駆動軸
24a→従動回転角筒体34→従動軸31を経てスパイ
ラル軸25に伝達されてこれを回転する。
この際、クラッチ機構30を構成する従動回転角筒体3
4と駆動軸24aとの関係は、従動カム部片fが圧縮ば
ね35の付勢力によって駆動カム部片aと共同回転可能
に噛合しているので、従動軸31と駆動結合しているス
パイラル軸25を円滑、良好に回転させることができる
。スパイラル軸25の回転により、これと螺合している
移動環41は前記スパイラル軸25のねじ作用によって
第2図の左方向に移動する。この結果、前記移動環41
に係止杆44を介して連接されている先行雨戸17aは
、戸車20によりレール18上を滑動しながらガイド枠
体13の凸条14に沿って戸袋16より引出される。先
行雨戸17aの後行側が戸袋16から引出される直前に
、前記後行側の側端に取付けた係合片50が後行雨戸1
7bの先行側裏面の凹部端縁に掛止すると、後行雨戸1
7、bは先行雨戸17aに引張られた状態で先行雨戸1
7aと同様に戸袋16から引出される。このようにして
後行雨戸17bが戸袋16から引出されると、最後の路
行雨戸17cも後行雨戸17bの後行側に設けた保合片
50にて引張られて戸袋16から徐々に引出される。そ
して、先行雨戸17aの先行側が戸当方立15と接触す
る少し手前で移動環41の一方の鍔片Pがリミットスイ
ッチLlに接触してこれを開放すると、電動機23は通
電が断たれ、スパイラル軸25の回転を停止する。スパ
イラル軸25が停止すると、雨戸17a〜17cは第1
図に示すように、保合片50が後行、路行雨戸17b、
17cの裏面凹部の先行側端縁に掛止され、かつ、先行
雨戸17aの先行側が戸当方立15と接触した状態で移
動を停止する。これにより、閉口部12には雨戸17a
〜17cにより完全に閉じられる。
つづいて、第1図の状態、即ち、閉じている雨戸17a
〜17cを開く場合は19図示しない逆転スイッチの投
入により電動機23を逆転始動し、スパイラル軸25を
前記とは逆方向に回転させると、先行雨戸17a(7)
裏面上部に取付けた係止部材40と係合する移動環41
は戸袋16側に向って移動し、先行雨戸17aを同じ方
向に移動させて開口部12を徐々に開ける。そして、先
行雨戸17aに設けた係合片50が後行雨戸17bの裏
面後行側に凹設した保合溝51に係合すると、後行雨戸
17bは先行雨戸17aと重り合いこれに随行する状態
で戸袋16側に移動し開口部12を更に開ける。そして
、前記後行雨戸17bが第5図に1点鎖線で示すように
、路行雨戸17cに先行雨戸17a(2点鎖線)ととも
に重なり合うと、路行雨戸17cの係合溝51に後行雨
戸17bの係合片50が係合され、この状態で3つの雨
戸17 a −17cは互いに重合した状態で先行雨戸
17aの移動に従って戸袋16内に進入し、移動環41
の鍔片P°がリミットスイッチL2に当接してこれを開
放すると、電動機23は停止し、雨戸17a〜17cは
重合した状態で戸袋16内に格納されて停止する。これ
により開口部12は第2図に示すように、全面的に開け
られる。
次に雨戸を手動で開ける場合について説明する。
先づ、係止杆44の操作片47を指で押えて、係止杆4
4をばね43の付勢力に抗して下方に押下げる。これに
より、係止杆44の上方端を移動環41の鍔片P、P”
間から下方に引離して先行雨戸17aを第1図に示す閉
時位置から戸袋16側に少し移動させて、操作片47を
押圧していた指を操作片47から離すと、係止杆44は
第3図に示すように、移動環41から完全に切離される
即ち、先行雨戸Leaが係止杆44を介して移動環41
に連接されている状態を解く。この結果、先行雨戸17
aは第3図に示すように、スパイラル軸25とはフリー
の状態となり、戸車20によりレール18上を滑動して
開口部12を任意の面積だけ開口することが可能となる
従って、例え電動機23が故障した場合でも、雨戸の開
閉は手動操作により容易に行うことができる。
次に雨戸の開閉途中に、例えば、先行雨戸17aと戸当
方立15の間、あるいは路行雨戸17cと戸袋16内の
端部との間で何かのトラブルによって異物が挟まったよ
うな場合、電動機23は通電されているので、雨戸を無
理に移動させようとする。このような場合、クラッチ機
構30の従動側に過負荷が発生する。しかし、駆動軸2
4a側のトルクが一定値を越えて推力が圧縮ばね35の
力に打勝つと、従動回転角筒体34は前記圧縮ばね35
の力に抗して第6図の左方向に2点鎖線で示すように押
動されてリミットスイッチL3を開放する。これにより
図示しないリレー回路が作動して電動機23の通電回路
を開路させ、電動8123の運転を停止させる。この際
、従動回転角筒体34は、電動機23が停止した時点で
圧縮ばね35の付勢力により駆動軸24a側に押し戻さ
れてこれを前記駆動時とは逆方向に少し回動させ、カム
部片a、fの噛合を元に戻す、この結果、リミットスイ
ッチL3は再び従動回転角筒体34が原位置に復帰する
ことによって再投入されるが、図示しないリレー回路に
よって電動機23を再通電しないようになっているので
、電動機23は停止状態にある。この状態で電動機23
が停止した原因を調べ、それが異物であるときは、係止
部材40係止杆44を下方に下げて先行雨戸17aと移
動環41との連接状態を解く、これにより、先行雨戸1
7aをはじめとする所要の雨戸はすべてスパイラル軸2
5とはフリーの関係となり、戸車20にてレール18上
を自由に滑動させて雨戸と戸当方立15あるいは戸袋1
6内端縁との間に挟っている異物を取り除く。異物を除
去したあとは、先行雨戸17aを、係止具45が移動環
41と対応する位置まで移動させ、係止杆44を移動環
41の鍔片P、P’ 間に係合させる。この状態で再度
図示しない正転又は逆転スイッチの投入により電動機2
3を始動させて雨戸の移動を開始する。
このように、雨戸の開閉途中に何らかのトラブルで開閉
操作が行えなくなったときは、前記クラ。
チ機構30の作動によって直ちに電動機23への通電を
断つように構成されているので、雨戸が破損したり、あ
るいは電動!1123が過負荷運転により焼損するとい
うようなことを未然に回避することができる。
なお、本発明は2つのカム部片a、fの噛合によってク
ラッチ機構30を構成しているが、カム部片に代えて摩
擦板を使用してクラッチ機構を構成するようにしてもよ
い。
又、係止杆44は2つの鍔片P、P’ を備えてスパイ
ラル軸25に螺合した移動環41に係合する構造となっ
ているが、これに代えて、移動環自体を例えば、鍔片P
、P’ の代りに胴部のみを大径に形成し、この胴部に
係止杆44が嵌合する孔部を設けてスパイラル軸25に
螺合して移動環として使用したり、あるいは、鍔片P、
P’を矩形状から径大な円板に形成し、これにより鍔片
が回転しても係止杆との保合が外れないように構成して
も本発明は成立するものである。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように構成されているので、次に
示すような効果を有する。
(13本発明は引戸の移動方向と平行に電動駆動するス
パイラル軸を配設し、このスパイラル軸に螺合した移動
環と、引戸に上下動可能に取付けた係止杆とを係脱自在
に係合させ、前記引戸をスパイラル軸のねじ送りにより
、かつ、その回転速度でもって正確に移動させることが
可能となり、従来のように、ベルトのスリップ等にて引
戸の移動が不円滑となる欠点を解消することができる。
(2)  又、係止杆を押下げて移動環との保合を解く
ことにより、引戸はスパイラル軸とは全(フリーの状態
で開閉することができ、緊急時あるいは、電動機の故障
等に際しても、引戸を手動により簡易に、かつ、迅速に
開けることができる。
(3)  更に、引戸の開閉時に異物等によって引戸の
移動が困難な場合は、スパイラル軸と電動機側の駆動軸
との連結がクラッチ機構により解放されてスパイラル軸
の回転を停止させるように構成されているため、引戸が
破損したり、あるいは、電動機が過負荷運転状態となっ
て焼損するといった事故を未然に回避することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すもので、第1図は引戸を
閉鎖した状態を示す引戸装置の斜視図、第2図は引戸を
開いた状態を示す引戸装置の背面図、第3図は引戸の係
止手段を解除して引戸を開いた状態を示す引戸装置の背
面図、第4図は第2図のA−A線における断面図、第5
図は引戸の連接状態を説明する引戸の横断平面図、第6
図は引戸の開閉駆動装置の要部を切欠いて示す断面図、
第7図はクラッチ機構の実施例を説明するための説明図
、第8図は第7図のB−B線における断面図、第9図は
従来例の概略構成図である。 17a〜17c・引戸(雨戸)、 25・スパイラル軸、3o・クラッチ機構、41・移動
環、44・係止杆、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口部を開閉する引戸の移動方向と平行させて前
    記開口部の上縁に電動機によって回転するスパイラル軸
    を配置し、このスパイラル軸には移動環をスパイラル軸
    のねじ送りによりスパイラル軸の軸方向にのみ移動可能
    に螺合し、前記移動環には、引戸の上部に上下動可能に
    取付けた係止杆を係脱自在に係合し、前記引戸を、スパ
    イラル軸の回転によって開口部を開閉可能に往復動させ
    るようにしたことを特徴とする電動引戸装置。
  2. (2)開口部を開閉する引戸の移動方向と平行させて前
    記開口部の上縁に電動機によって回転するスパイラル軸
    を軸を配置し、このスパイラル軸には移動環をスパイラ
    ル軸のねじ送りによりスパイラル軸の軸方向にのみ移動
    可能に螺合し、前記移動環には、引戸の上部に上下動可
    能に取付けた係止杆を係脱自在に係合し、前記引戸を、
    スパイラル軸の回転によって、開口部を開閉可能に往復
    動させるようにし、しかも、前記スパイラル軸は電動機
    に対してクラッチ機構を介して駆動結合させ、更に、ク
    ラッチ機構にはその動作時電動機の通電を断つリミット
    スイッチを付設し、引戸がその移動中に急停止したとき
    、前記クラッチ機構によりリミットスイッチを開放して
    電動機の通電を断つようにしたことを特徴とする電動引
    戸装置。
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