JP2006152698A - 建築用開閉装置における防犯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開閉用の戸体の外側に、操作具操作に伴う開閉機の駆動に基づいて開閉する開閉体を設けた建築用開閉装置において、戸体の防犯制御を開閉体の開閉機の制御部を用いて行うように構成する。
【解決手段】 戸体8に戸体の全閉状態を検知して戸体全閉検知信号を出力する戸体近接スイッチ9を設ける一方、シャッター装置の操作スイッチ5からの操作信号が入力する開閉機3の制御部6に、前記戸体全閉検知信号の入力がなくなることを戸体8の抉じ開けと判断して防犯作動する戸体防犯手段と、操作スイッチ5の所定操作に基づいて戸体開放検知信号の入力がなくなることに伴う防犯作動を規制する防犯作動規制手段を設ける構成とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、建築物の開口部等に設けられる建築用開閉装置における防犯装置の技術分野に属するものである。
一般に、この種の建築用開閉装置のなかには、これがシャッターカーテンを備えたシャッター装置である場合、シャッターカーテンに開閉機を連動連結し、該開閉機に設けた制御部により開閉機を駆動制御することに基づいて、シャッターカーテンの開閉作動を行うように構成したものがある。このようなシャッター装置において、近年、防犯対策の一環として鍵や錠等による開放規制装置を取り付けることに加えて、シャッターカーテンの開放を未然に防止する防犯機能を付加することが要求されている。
この改善策として、例えば、開閉機の制御部に、シャッターカーテンが全閉状態あるいは中間停止状態から上方に移動したことを検知して、該検知が、開閉機の非駆動時になされた場合に、これをシャッターカーテンが抉じ開けられたと判断して、シャッター抉じ開け検知信号を出力し、該出力に基づいて例えば赤色灯を点灯する等して、侵入者を威嚇したり、住人に対して注意喚起する防犯制御を行うように構成したものが提唱されている。
特開2002−97878号公報
ところで、シャッター装置は、開口部に設けられた戸体の屋外側を開閉するように設けられることがあり、この場合、シャッターカーテンの抉じ開けを検知することとともに、戸体の抉じ開けについても検知して、防犯検知信号を出力できるように構成することが防犯の観点から一層好ましい。そこで、前記開閉機の制御部に、戸体と躯体開口部とのあいだに近接スイッチ等を接続するとともに、該近接スイッチにより戸体の閉鎖状態を検知して戸体全閉検知信号を出力する戸体全閉検知手段を設けて、シャッター抉じ開け検知信号とは別に、戸体全閉検知信号の入力がなくなった場合においても、赤色灯を点灯する等の防犯作動を行うように構成し、侵入者を威嚇したり、住人に対して注意喚起するための防犯信号を出力する構成とした防犯制御が考えられる。しかるに、このようにした場合、戸体を開放する度に防犯作動がなされることになり、換気等のために戸体を開放しようとした場合でも防犯作動がなされてしまうことになって問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、開口部に設けた開閉用の戸体の外側に、操作具操作に伴う開閉機の駆動に基づいて開閉する開閉体を設けた建築用開閉装置において、戸体に戸体の全閉状態を検知して戸体全閉検知信号を出力する戸体全閉検知具を設ける一方、前記操作具からの操作信号が入力され、開閉機を制御する制御部に、前記戸体全閉検知信号の入力がなくなることを戸体の抉じ開けと判断して防犯作動する戸体防犯手段を設けるにあたり、前記制御部に、操作具の所定操作に基づいて戸体全閉検知信号の入力がなくなることに伴う防犯作動を規制する防犯作動規制手段を設けたものである。
そして、このようにすることにより、防犯作動を伴うことなく戸体の開放をするための操作具を別途設ける必要がないうえ、操作を簡単、かつ、操作性よく行える。
請求項2の発明は、請求項1において、制御部は、戸体防犯手段に基づく戸体警戒モードと、防犯作動規制手段に基づく戸体警戒解除モードとに切り換え自在な状態で戸体の防犯制御をするよう構成し、モードの切り換えは、操作具の所定操作に基づくモード切り換え手段によりなされるように構成したものであり、このようにすることにより、モードの切換えのための操作具を別途設ける必要がないうえ、操作を簡単、かつ、操作性よく行える。
請求項3の発明は、請求項1または2において、操作具の所定操作は、停止用スイッチを予め設定される時間のあいだ操作するように構成したものであり、このようにすることにより、操作具を別途設ける必要がないうえ、操作性が向上する。
請求項4の発明は、請求項2または3において、モード切り換え手段は、戸体警戒モードから予め設定される設定時間のあいだ戸体警戒解除モードに切り換えるように構成されているものであり、このようにすることにより、モードを戸体警戒モードに切り換える必要がなく、防犯性を向上できる。
請求項5の発明は、請求項2において、操作具の所定操作は、開閉体を開閉操作するための操作であって、これら開閉体の操作に連繋して予め設定される所定時間のあいだ戸体警戒解除モードに切り換えるように構成されているものであり、このようにすることにより、操作性に優れるうえ、操作忘れをなくすことができる。
請求項6の発明は、請求項2乃至5の何れかにおいて、制御部は、開閉体が全閉することに伴い開閉体全閉検知信号が入力される構成とし、前記開閉体全閉検知信号と戸体全閉検知信号との信号入力がなされることに基づいて、戸体警戒モードに切り換えるように構成されているものであり、このようにすることにより、開閉体と戸体とがともに全閉となることで自動的に戸体警戒モードにすることができて、操作性のよいものにできる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかにおいて、制御部には、戸体の防犯制御の過程で戸体全閉検知具の作動状態を判断する自己診断手段が設けられているものであり、このようにすることにより、戸体全閉検知具が異常となったままとなって戸体防犯制御ができなくなることを未然に防止できる。
求項8の発明は、請求項7において、自己診断手段は、戸体警戒解除モードに切り換えてから、予め設定される第二の所定時間のあいだに戸体全閉検知信号の入力がなくならないことが少なくとも一回生じることに基づいて、戸体全閉検知具の異常と判断するように構成されているものであり、このようにすることにより、戸体全閉検知具がON異常となったままとなって戸体防犯制御ができなくなることを未然に防止できる。
請求項9の発明は、請求項7または8において、自己診断は、戸体警戒解除モードに切り換えたとき、戸体全閉検知信号の入力がないことが少なくとも一回生じることに基づいて、戸体全閉検知具の異常と判断するように構成されているものであり、このようにすることにより、戸体全閉検知具がOFF異常となったままとなって戸体防犯制御ができなくなることを未然に防止できる。
請求項1の発明とすることにより、防犯作動を伴うことなく戸体の開放をするための操作具を別途設ける必要がないうえ、操作を簡単、かつ、操作性よく行える。
請求項2の発明とすることにより、モードの切換えのための操作具を別途設ける必要がないうえ、操作を簡単、かつ、操作性よく行える。
請求項3の発明とすることにより、操作具を別途設ける必要がないうえ、操作性が向上する。
請求項4の発明とすることにより、モードを戸体警戒モードに切り換える必要がなく、防犯性を向上できる。
請求項5の発明とすることにより、操作性に優れるうえ、操作忘れをなくすことができる。
請求項6の発明とすることにより、開閉体と戸体とがともに全閉となることで自動的に戸体警戒モードにすることができて、操作性がよい。
請求項7の発明とすることにより、戸体全閉検知具が異常となったままとなって戸体防犯制御ができなくなることを未然に防止できる。
請求項8の発明とすることにより、戸体全閉検知具がON異常となったままとなって戸体防犯制御ができなくなることを未然に防止できる。
請求項9の発明とすることにより、戸体全閉検知具がOFF異常となったままとなって戸体防犯制御ができなくなることを未然に防止できる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は建築物の開口部、詳しくは、住宅の窓部の屋外側に面して設けられたシャッター装置(本発明の建築用開閉装置に相当する)のシャッターカーテン(本発明の開閉体に相当する)であって、該シャッターカーテン1は、開口部上方に配されたシャッターケース2に内装された巻取りドラム(図示せず)に巻装されている。前記巻取りドラムは、シャッターケース2に収納された開閉機3に連動連結されており、該開閉機3の正逆駆動に伴い、シャッターカーテン1の巻き出し、巻き取りを行うように構成されている。これによって、シャッターカーテン1は、両側縁部が開口部両側に立設されたガイドレール4の移動案内を受ける状態で開口部を上下動し、開口部を閉鎖する全閉姿勢と、開口部を開放する全開姿勢とのあいだを姿勢変姿するように設定されている。
5はガイドレール4の屋内側部位に配された操作スイッチであって、該操作スイッチ5には、開放用操作スイッチPBU、閉鎖用操作スイッチPBD、停止用操作スイッチPBSがそれぞれ設けられている。また、シャッターケース2内には、開閉機3を駆動制御するべく開閉機3に接続される制御部6が設けられており、該制御部6はマイクロコンピュータで構成され、前記各操作スイッチPBU、PBD、PBSが接続されている。
そして、操作スイッチ5の開放用、閉鎖用、停止用の各操作スイッチPBU、PBD、PBSをワンタッチの押し操作をすることにより、制御部6に対して開放指令信号、閉鎖指令信号、停止指令信号の各信号をそれぞれ出力するように設定されている。尚、操作スイッチ5の他に、遠隔操作用の操作スイッチ(リモコン)を設けてもよく、この場合、リモコンのスイッチの押し操作により、操作スイッチ5と同様に、制御部6に開放、閉鎖、停止指令信号の入力がなされるように設定されている。
また、前記開閉機3には、上下限リミットスイッチLSU、LSDがそれぞれ設けられており、シャッターカーテン1が全開または全閉姿勢に達する少し前位置に位置することに伴い、上下限検知信号を制御部6に出力するように設定されている。
さらに、開閉機3には、負荷検知機7(例えば開閉機3の電流値の検知機等)が設けられており、該負荷検知機7は、シャッターカーテン1を開閉作動するべく開閉機3が駆動している過程で開閉機3に生じる負荷を検知してその負荷検知信号を制御部6に出力するように設定されている。そして、制御部6には負荷検知手段が設けられ、前記負荷検知信号に基づいて負荷値の変化を検知するように設定されており、シャッターカーテン1が障害物や床面に当接する等して負荷値が変化し、該負荷値の変化量が予め設定される変化量を越えた(予め設定される負荷の大きさを越えた)過負荷状態となった場合に、過負荷検知信号の入力と判断するように設定されている。
そして、前記制御部6は、前記開放指令信号、閉鎖指令信号、停止指令信号、上下限検知信号、過負荷検知信号の各信号の入力に伴い、開閉機3に対して対応する駆動指令(開放駆動指令、閉鎖駆動指令、停止駆動指令)を出力して、後述するような開閉機3の開閉駆動制御に基づいてシャッターカーテン1の開閉作動を行うように設定されている。
一方、8は、シャッターカーテン1で閉鎖される住宅の窓部に設けられるサッシ窓を構成する左右一対の戸体であって、これら戸体8は、該戸体8の四周に設けた框枠8aが、躯体開口部に嵌着されたサッシ枠8bに形成された図示しないレールに沿って左右方向に移動することにより、開口部を閉鎖する全閉姿勢から、一方の戸体8が他方の戸体8に積層して開口部の半部を開放する全開姿勢とのあいだを開閉移動するように構成されている。そして、サッシ枠8bと戸体8とのあいだには、左右上方部位に位置して本発明の戸体全閉検知具に相当する戸体近接スイッチ9が設けられている。つまり、サッシ枠8b側には制御部6に接続されるスイッチ回路を備えた戸体近接スイッチ本体部9aが設けられ、各戸体框枠8a側には戸体磁性部材9bが設けられており、戸体8が全閉姿勢になって磁性部材9bが戸体近接スイッチ本体部9aを励磁することにより、スイッチ回路を切り換えるように構成されている。尚、本実施の形態では、戸体8の全閉姿勢への変姿により、スイッチ回路は開回路(OFF状態)から閉回路(ON状態)に切り換わり、該閉回路になることにより戸体全閉検知信号を制御部6に出力するように構成されているが、戸体8の全閉によりスイッチ回路を閉回路から開回路に切り換えることで戸体全閉検知信号を制御部6に出力する構成であってもよい。そして、制御部6は、後述するように、戸体近接スイッチ9の入力状態に基づいて戸体8の抉じ開けを検知して報知する戸体防犯制御を行うように設定されている。
さらに、本実施の形態では、シャッターカーテン1とガイドレール4(躯体側)とのあいだに、シャッターカーテン1の全閉姿勢を検知するシャッター近接スイッチ10が設けられている。前記シャッター近接スイッチ10は、ガイドレール4の下端部側に設けられ、制御部6に接続されるスイッチ回路を備えたシャッター近接スイッチ本体部10aと、シャッターカーテン1の下端部側に設けられるシャッター磁性部材10bとを備えて構成されており、シャッターカーテン1が全閉姿勢になることに伴い、シャッター磁性部材10bがシャッター近接スイッチ本体部10aを励磁してスイッチ回路を開回路(OFF状態)から閉回路(ON状態)に切り換えるように構成されている。そして、このようにシャッターカーテン1が全閉姿勢となって、スイッチ回路が閉回路に切り換わることに基づいて、シャッター近接スイッチ10はシャッター全閉検知信号を制御部6に出力するように設定されている。尚、シャッター近接スイッチ10は、シャッターカーテン1の全閉姿勢への変姿で、スイッチ回路を閉回路から開回路に切り換える構成であってもよいことは、戸体近接スイッチ9と同様である。
そして、制御部6は、操作スイッチ5等の操作具操作に基づいて対応する駆動指令を出力してシャッターカーテン1の開閉駆動制御を行うが、さらに制御部6にはシャッター防犯手段が設けられており、シャッター近接スイッチ10からのシャッター全閉検知信号の入力状態に基づいて、シャッターカーテン1の抉じ開けがなされたか否かを検知して使用者に報知するための防犯作動をするシャッター防犯制御を行うように設定されている。因みに、シャッター防犯手段は、シャッター近接スイッチ10のスイッチ回路が閉回路状態から開成すること、即ち、シャッターカーテン1が開放されてシャッター全閉検知信号の出力がなくなり、かつ、この状態において、制御部6に開放指令信号の入力がないことをもって、制御部6はシャッターカーテン1が抉じ開けられたと判断するように設定されている。そして、シャッターカーテン1の抉じ開けと判断された場合では、制御部6は、シャッターケース2内に配されたブザー装置11を所定の鳴動パターンで鳴動する防犯作動をするべく防犯信号を出力するように設定されている。
さらに、制御部6には戸体防犯手段が設けられており、シャッター近接スイッチ10がON状態になってシャッター全閉検知信号の入力がなされ、かつ、戸体近接スイッチ9がON状態になって戸体全閉検知信号の入力がなされることにより戸体警戒モードとなるように設定されている。そして、この状態において、制御部6は、戸体近接スイッチ9からの戸体全閉検知信号の入力がなくなることに基づいて、戸体8の抉じ開けがなされたと判断し、これを使用者に報知するための防犯作動を行うように設定されている。つまり、本実施の形態では、戸体全閉検知信号の入力がなくなったと判断することに基づいて、前記ブザー装置11を所定の鳴動パターンで鳴動させるべくブザー装置11に防犯信号を出力するように設定されており、該構成が戸体防犯手段に相当している。
また、制御部6には防犯作動規制手段が設けられており、該防犯作動規制手段に基づく戸体警戒解除モードとなった場合では、戸体全閉検知信号の入力がなくなっても防犯作動をしない、即ち、戸体全閉検知信号の入力がなくなったことを、戸体は使用者により意図的に開放されたと判断して防犯信号の出力を規制し、ブザー装置11が所定の鳴動パターンで鳴動する防犯作動を行わないように設定されている。これによって、換気等により必要において家人が戸体8を開放する場合に、防犯作動がいちいちなされてしまうような不具合を解消できるように構成されている。
このように、制御部6は、戸体警戒モードと戸体警戒解除モードとに基づいて戸体防犯制御を行うが、戸体警戒モードと戸体警戒解除モードとは、後述する操作具5の所定操作に基づくモード切り換え手段により切り換えられるように設定されている。
尚、本実施の形態では、モード切り換えがなされた場合、予め設定される第一タイマ時間(本発明の所定時間に相当し、本実施の形態では10秒間)のあいだ戸体警戒解除モードとなるように設定されており、第一タイマ時間が経過した場合は、戸体警戒解除モードから自動的に戸体警戒モードに復帰するように設定されている。
前記モードを切り換え手段を構成するための操作具5の所定操作としては、操作具5の予め設定される特殊な操作とすることができ、本実施の形態では、操作スイッチ5の停止用操作スイッチPBSを、予め設定される設定時間のあいだ(本実施の形態では1秒間)押し続ける操作に設定されている。そして、制御部6では、前記特殊操作である1秒間の停止信号の入力をモード切り換え信号の入力と判断して、戸体警戒モードを前記第一タイマ時間のあいだ戸体警戒解除モードに切り換えるように設定されている。
さらに、本実施の形態の制御部6には、シャッター防犯制御の過程でシャッター近接スイッチ10の異常(故障)を診断するための第一、第二自己診断手段が設けられているとともに、戸体防犯制御の過程で戸体近接スイッチ9の異常(故障)を診断するための第三、第四自己診断手段とが設けられており、各近接スイッチ10、9がOFFになったままの状態、ONになったままの状態をシャッターカーテン1の開閉作動、戸体8の開閉作動に連繋してそれぞれ判断し、それぞれの異常を検知した場合に、前記ブザー装置11を鳴動させることにより使用者に報知するように設定されている。
つぎに、制御部6における制御状態について図2〜7のブロック図、フローチャート図に基づいて説明する。
まず、開閉機3の制御について図3のフローチャート図に基づいて説明する。
前記制御部6は、初期設定がなされると開閉機3の開閉駆動制御を行うが、該開閉駆動制御では、操作スイッチ5からの指令信号の入力に伴い開閉機3に対して必要な駆動指令信号を出力するように設定されている。そして、操作スイッチ5からの指令信号が閉鎖指令信号である場合、制御部6は開閉機6に閉鎖駆動指令を出力する閉鎖制御をするが、該閉鎖制御において、制御部6は、閉鎖駆動指令とともにシャッター近接スイッチ9のOFF異常(OFFになったままの状態)を検知する第一異常検知手段を構成する第二タイマをセットする。尚、第二タイマに設定される第二タイマ時間は本実施の形態では65秒間に設定され、シャッターカーテン1が全開姿勢から全閉姿勢に変姿するのに必要とする時間よりも長い時間に設定されている。
そして、閉鎖駆動指令を出力した後、停止指令信号の入力がなく、開放指令信号の入力がなく、過負荷検知信号の入力がない状態で、下限検知信号の入力がなされた場合では、シャッターカーテン1は全閉姿勢に変姿したと判断して、全閉停止制御を行うように設定されている。一方、制御部6に停止指令信号の入力があった場合では、開閉機3に対して直ちに停止駆動指令を出力してシャッターカーテン1を停止させ、開放指令信号の入力があった場合では、開閉機3に対して開放駆動指令を出力する開放制御に移行するように設定されている。また、下限検知信号の入力のない状態で過負荷検知信号の入力がなされた場合では、制御部6はシャッターカーテン1が障害物に当接したと判断し、障害物検知制御を行うように設定されている。
そして、シャッターカーテン1が全閉姿勢となって、前記全閉停止制御がなされた場合に、制御部6はシャッター全閉検知信号の入力があるか否か(シャッター近接スイッチ10がON状態か否か)を判断し、入力がある(ON状態である)場合には、後述するシャッター防犯制御を行うように設定されている。
これに対し、前記第二タイマによる第二タイマ時間を経過しても、シャッター全閉検知信号の入力がない(シャッター近接スイッチ10がON状態に切り換えられていない(OFF状態のままである))と判断した場合では、制御部6は、シャッター近接スイッチ10がOFFのままの状態となるOFF異常であると診断(判断)し、ブザー装置11に対し異常指令信号を出力し、0.5秒間の間隔を置いた0.5秒の二回の鳴動を2秒間隔で三回行うパターンBの鳴動によるOFF異常報知作動を行うように設定されており、該構成が本発明の第一自己診断手段に相当している。
これに対し、操作スイッチ5からの指令信号が開放指令信号である場合、制御部6は開閉機3に対して開放駆動指令を出力する開放制御を行うが、該開放制御になると、制御部6は、開放駆動指令とともに、シャッター近接スイッチ9のON異常(ONになったままの状態)を検知する第二自己診断手段を構成する第三タイマをセットする。尚、第三タイマに設定される第三タイマ時間は本実施の形態では15秒間に設定されている。
そして、開放駆動指令を出力した後、停止指令信号の入力がなく、閉鎖指令信号の入力がなく、シャッター全閉検知信号の入力がない場合、過負荷検知信号の入力がない状態で、上限検知信号の入力がなされた場合では、シャッターカーテン1は全開姿勢に変姿したと判断して、全開停止制御を行うように設定されている。また、上限検知信号の入力のない状態で過負荷検知信号の入力がなされた場合では、制御部6はシャッターカーテン1が障害物に当接した(シャッターカーテン1が引っ張られている状態)と判断し、障害物検知制御を行うように設定されている。
また、シャッターカーテン1の開放作動の過程で、シャッター近接スイッチ10がONのままの状態(シャッター全閉検知信号の入力)が第三タイマ時間を経過してもなされており、OFF状態に切り換えられないと診断(判断)された場合では、制御部6は、シャッター近接スイッチ10がONのままの状態となるON異常と判断し、ブザー装置11に対し異常指令信号を出力し、0.5秒間の間隔を置いた0.5秒の二回の鳴動を2秒間隔で三回行うパターンBの鳴動によるON異常報知作動を行うように設定されており、該構成が本発明の第二自己診断手段に相当している。
一方、制御部6に停止指令信号の入力があった場合では、開閉機3に対して直ちに停止駆動指令を出力してシャッターカーテン1を停止させ、閉鎖指令信号の入力があった場合では開閉機3に対して閉鎖駆動指令を出力する閉鎖制御に移行するように設定されている。
つぎに、制御部6によるシャッター防犯制御について説明する。
シャッター防犯制御において、制御部6は、開放指令信号の入力があるか否かを判断し、入力された場合では開放制御に移行し、入力されない場合ではシャッター全閉検知信号の入力があるか否かを判断する。そして、シャッター全閉検知信号の入力がある場合では、シャッターカーテン1は全閉姿勢のままであるとしてシャッター防犯制御を続行し、シャッター全閉検知信号の入力がなくなった場合では、第四タイマをセットし、該第四タイマ時間(本実施の形態では2秒間)のあいだシャッター全閉検知信号の入力がないことに基づいて、操作具5による操作がないのにシャッターカーテン1が開放される状態であり、シャッターカーテン1が抉じ開けられたと判断し、ブザー装置11に対して防犯信号を出力し、ブザー装置11を5分間のあいだ連続鳴動させるパターンAの鳴動による防犯作動を行うように設定されている。尚、シャッター全閉検知信号の入力がなくなる時間が2秒以内である場合は防犯作動をすることなく、再度シャッター防犯制御を継続するように設定されている。
つぎに、戸体8の抉じ開けを防犯する戸体防犯制御について説明する。
前記制御部6は、シャッター近接スイッチ10からのシャッター全閉検知信号の入力があり、かつ、戸体近接スイッチ9からの戸体全閉検知信号の入力があった場合、戸体8とシャッターカーテン1とが全閉状態となっており、この状態では、戸体8の抉じ開けを検知して防犯する戸体警戒モードに自動的に移行するように設定されている。
一方、シャッター全閉検知信号の入力がなく、かつ、戸体全閉検知信号の入力もない場合では、戸体警戒解除モードとなっているが、この状態では、モード切り換え信号の入力があるか否かを判断し、入力がない場合では、シャッター全閉検知信号の入力と戸体全閉検知信号の入力を監視する。一方、モード切り換え信号の入力がなされ、かつ、この状態で戸体全閉検知信号の入力があると判断された場合では、シャッターカーテン1は開放していても戸体8の閉鎖がなされて家人が戸体警戒モードを要求したと判断して戸体警戒モードに移行するように設定されている。これに対し、モード切り換え信号の入力があったにもかかわらず、戸体全閉検知信号の入力がない場合、使用者が戸体警戒モードを要求している状態、即ち、戸体8が全閉である状態であるにもかかわらず、戸体全閉検知信号の入力がなされていないと判断し、戸体近接スイッチ9がOFFのままとなるOFF異常と診断するように設定されている。この状態となると、制御部6は、ブザー装置11に対し異常指令信号を出力し、0.5秒間の間隔を置いた0.5秒の二回の鳴動を2秒間隔で三回行うパターンBの鳴動によるOFF異常報知作動を行うように設定されており、該構成が本発明の第三自己診断手段に相当している。尚、本実施の形態では、戸体警戒解除モードから戸体警戒モードに移行する場合に戸体全閉検知信号の入力がないことが一回生じるとOFF異常と判断しているが、制御部6においてこれを記憶するように構成し、前記現象が複数回(例えば三回)生じることに基づいてOFF異常と診断するように構成してもよい。
これに対し、戸体警戒モードに移行した場合では、モード切り換え手段である操作スイッチ5の停止操作スイッチPBSからのモード切り換え信号の入力があるか否かを判断し、入力がなく戸体全閉検知手段に基づく戸体警戒モードによる戸体防犯制御では、戸体全閉検知信号の入力がなくなることに基づいて戸体の抉じ開けと判断し、ブザー装置11に対して防犯信号を出力し、ブザー装置11を5分間のあいだ連続鳴動させるパターンAの鳴動による防犯作動を行うように設定されている。尚、戸体警戒モードに移行したときに、ブザー装置11を予め設定された鳴動パターンで鳴動させる構成とすることも可能である。
これに対し、モード切り換え信号の入力があった場合に、戸体警戒モードから戸体警戒解除モードに切り換えられるが、この状態となると、モード切り換えがなされたことを報知するべく切り換え報知信号をブザー装置11に出力するように設定されている。この場合、制御部6は、ブザー装置11を、0.1秒の鳴動を0.1秒間隔で間隔で三回鳴動させるパターンCの鳴動をさせるように構成されるが、ブザー装置11を敢えて鳴動させる必要は必ずしもなく、鳴動させない設定としてもよい。
さらに、モード切り換え信号の入力があって戸体警戒解除モードに切り換えられた場合、制御部6は前記第一タイマをセットするように設定されており、該第一タイマの第一タイマ時間(10秒間であって、本発明の予め設定される所定時間に相当する)のあいだは、戸体全閉検知信号の入力がなくなっても防犯信号の出力によるブザー装置11の鳴動(防犯作動)を規制するように設定されており、該構成が防犯作動規制手段に相当している。そして、この状態で第一タイマ時間が経過すると、自動的に戸体警戒解除モードから戸体警戒モードにモードが切り換えられるように設定されている。そして、本実施の形態では、第一タイマ時間が経過する過程で戸体全閉検知信号の入力がなくなると、該入力のないことをもってリターンするように設定されている。これによって、開放された戸体8が全閉して全閉検知信号が入力されることで、再度戸体警戒モードに移行して防犯制御を行うようになり、戸体警戒モードへのモード切り換えの際に特別な切り換え操作が不要になるという利点がある。
これに対し、戸体警戒解除モードに移行した過程において、前記第一タイマ時間のあいだは戸体警戒解除モードが維持されるように構成することもでき、このようにした場合では、第一タイマ時間のあいだは戸体8を何回開閉しても防犯作動を行わないようにすることができる。
尚、戸体警戒解除モードにおいて、前記第一タイマは第四自己診断手段の構成部材ともなっており(第一タイマ時間は本発明の予め設定される第二の所定時間に相当する)、前記第一タイマ時間のあいだに戸体8の開放がなされず、戸体全閉検知信号の入力がなされ続けていて、第一タイマ時間のあいだに戸体全閉検知信号の入力がなくならない場合、制御部6は、戸体8を開放したにもかかわらず、戸体全閉検知信号の入力があって戸体近接スイッチ9がONのままとなるON異常となっていると診断するように設定されている。そしてこの状態となると、制御部6は、ブザー装置11に対し異常指令信号を出力し、0.5秒間の間隔を置いた0.5秒の二回の鳴動を2秒間隔で三回行うパターンBの鳴動によるON異常報知作動を行うように設定されており、該構成が本発明の第四自己診断手段に相当している。尚、本実施の形態では、第一タイマ時間のあいだに戸体全閉検知信号の入力がなくならないことが一回生じるとON異常と判断しているが、制御部6においてこれを記憶するように構成し、前記現象が複数回(例えば三回)生じることに基づいてON異常と判断するようにしてもよい。
ここで、本実施の形態において、戸体8近傍の屋内側に表示灯を設けることもでき、該表示灯の点灯パターン(連続点灯、所定の間隔を存した点滅点灯等)により、シャッターカーテン1の抉じ開けがなされたとき、戸体8の抉じ開けがなされたときのそれぞれの表示、また、戸体警戒モードと戸体警戒解除モードとを区別するための表示、シャッター近接スイッチ10または戸体近接スイッチ9の異常があったときの表示等をすることができ、このようにすることにより、使用者が視覚的に開閉装置の操作状況を判断できて、操作性の一層の向上を図ることができる。
尚、制御部6に、外部に出力するアウトプットを設けることも可能であり、前記アウトプットを介して防犯信号の出力を警備会社が提供するホームセキュリティーシステムに送信する構成することも可能である。このようにした場合、シャッター装置に設けられたブザー装置11によるブザー鳴動で不審者を威嚇するとともに家内にいる人に報知できる一方、該不審者の侵入を警備会社に通報したり、外出先の住人に通報する等の防犯作動にリンクさせることができ、一層高度で広範な防犯体制を確立することができる。
叙述の如く構成された本形態において、窓部を、戸体8と、該戸体8の屋外側に配されるシャッターカーテン1とにより開閉する場合に、シャッターカーテン1の抉じ開けが検知された場合、また、戸体8が抉じ開けられた場合に、防犯作動としてブザー装置11が5分間鳴動する。これによって、戸体8だけを閉鎖して外出したような場合に、戸体8を不審者に開放されてしまったことに基づいて防犯信号が出力してブザー装置11が鳴動する防犯作動がなされるため、侵入者を威嚇したり、近隣者に報知する等して防犯効果を得ることができる。
そして、この場合に、使用者が換気等の目的で全閉状態の戸体8を開放しようとした場合では、戸体8の開放操作する位置の近傍に設けられた操作スイッチ5を1秒間押し操作することにより、戸体警戒解除モードに切り換えられて、戸体8を開放されてもブザー装置が鳴動する防犯作動がなされることがなく、操作性の優れた装置とすることができる。
しかも、このものにおいて、戸体警戒解除モードに切り換えるための操作を、戸体近くに配設される開閉機3を駆動制御するための操作スイッチ5としたので、操作性がよいうえ、別途モード切り換え用のスイッチを設ける必要がなく、構成の簡略化を図ることができる。
そして、本実施の形態では、モード切り換え手段は、操作スイッチ5の停止用スイッチPBSを1秒間押し操作することによりモードを切り換えるように構成したので、シャッターカーテン1を停止させたままの状態でモードを切換えることができる。
また、本実施の形態のものは、戸体警戒モードから戸体警戒解除モードに切り換えた場合では、予め設定された第一タイマ時間を経過した後は、戸体8が全閉になることに基づいて、自動的に戸体警戒モードに復帰して防犯制御を実行する構成となっているので、戸体警戒モードに戻す操作を行う必要がなく、操作を忘れる等の不具合がなく、防犯性が向上する。
また、このものにおいて、シャッター全閉検知信号と戸体全閉検知信号との両者の信号の入力が為された場合では、制御部6は、自動的に戸体警戒モードに切り換えるので、操作性がよく、しかも、防犯性の高い開閉装置を提供することができる。
さらに、このものにおいて、戸体近接スイッチ9の故障を開閉機3の制御部6の戸体防犯制御の過程において自己診断することができ、異常である場合にはそれをブザー装置11を用いて報知する構成となっているので、戸体近接スイッチ9が故障したままとなって戸体8の防犯制御ができなくなってしまうような不具合がなく、防犯性の向上を図ることができる。
この場合に、開閉機6が戸体警戒モード、戸体警戒解除モードに切り換わることに基づいて、戸体近接スイッチ9が故障してONのままの状態、または、OFFのままの状態になったことをそれぞれ診断することができ、異常がある場合では、異常をブザー装置11により報知する構成としているので、戸体近接スイッチ9の異常を検知して報知するための装置が格別必要になることがなく、構成の簡略化を図れる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、図7のフローチャート図に示す第二の実施の形態のように構成することもできる。
第二の実施の形態では、戸体警戒解除モードから戸体警戒モードへの切り換えを、操作具の所定操作をすることにより切り換えるように設定されている。つまり、第二の実施の形態では、戸体全閉検知信号の入力により戸体警戒モードに移行した状態で、停止操作スイッチPBSの所定操作に基づくモード切り換え信号の入力があるか否かを判断し、入力がない場合では戸体警戒モードを維持し、戸体全閉検知信号の入力がなくなることに基づいて防犯信号を出力して防犯作動を行い、モード切り換え信号の入力があった場合では、戸体警戒モードから戸体警戒解除モードに切り換えて、ブザー装置11をパターンCで鳴動させることは前記第一の実施の形態と同様である。そして、戸体警戒解除モードでは、戸体全閉検知信号の入力がなくなっても防犯作動をすることがなく、そして、戸体8が全閉されて全閉検知信号の入力がなされ、かつ、停止操作スイッチPBSの所定操作に基づくモード切り換え信号の入力が再度なされることに基づいて、戸体警戒モードに復帰するように設定されている。そして、このものでは、停止操作スイッチPBSの所定操作をするのを忘れて戸体警戒解除モードから戸体警戒モードに切り換えられなかったような場合でも、戸体8の開放後に戸体8が閉鎖されて戸体全閉検知信号の再入力があり、かつ、シャッターカーテン1が全閉して全閉検知信号の入力がなされた場合では、自動的に戸体警戒モードに復帰するように設定されていて、操作忘れにより防犯体制が損なわれることがないように構成されている。そして、このように構成した場合では、タイマによる設定時間のみ戸体警戒解除モードとするのではなく、使用者が自由に戸体警戒解除モードの時間を設定できるという利点がある。
一方、モード切り換え手段を構成する操作具の所定操作としては、開閉体の通常の操作具による開閉操作としてもよい。つまり、通常の操作具による開閉体の開閉操作を行う状態は、家人が在宅するときである。そこで、開閉体の開閉操作がなされた後、該開閉操作に連繋する状態で予め設定される時間のあいだ、戸体警戒モードから戸体警戒解除モードとして戸体の開放があっても防犯作動をしないように構成することも可能である。このようにした場合も、モードの切り換え忘れがなく、防犯性の高い開閉装置とすることができる。
窓部に設けられる建築用シャッター装置とサッシ窓との構成を説明するパターン図である。 制御部における制御状態を説明するブロック図である。 制御部におけるシャッター装置の制御手順を説明するフローチャート図である。 制御部におけるシャッター防犯制御の制御手順を説明するフローチャート図である。 制御部における戸体防犯制御の制御手順を説明するフローチャート図である。 制御部における戸体警戒モードの制御手順を説明するフローチャート図である。 第二の実施の形態の制御部における戸体警戒モードの制御手順を説明するフローチャート図である。
符号の説明
1 シャッターカーテン
2 シャッターケース
3 開閉機
5 操作スイッチ
6 制御部
7 負荷検知機
8 戸体
9 戸体近接スイッチ
10 シャッター近接スイッチ
11 ブザー装置

Claims (9)

  1. 開口部に設けた開閉用の戸体の外側に、操作具操作に伴う開閉機の駆動に基づいて開閉する開閉体を設けた建築用開閉装置において、戸体に戸体の全閉状態を検知して戸体全閉検知信号を出力する戸体全閉検知具を設ける一方、前記操作具からの操作信号が入力され、開閉機を制御する制御部に、前記戸体全閉検知信号の入力がなくなることを戸体の抉じ開けと判断して防犯作動する戸体防犯手段を設けるにあたり、前記制御部に、操作具の所定操作に基づいて戸体全閉検知信号の入力がなくなることに伴う防犯作動を規制する防犯作動規制手段を設けた建築用開閉装置における防犯装置。
  2. 請求項1において、制御部は、戸体防犯手段に基づく戸体警戒モードと、防犯作動規制手段に基づく戸体警戒解除モードとに切り換え自在な状態で戸体の防犯制御をするよう構成し、モードの切り換えは、操作具の所定操作に基づくモード切り換え手段によりなされるように構成した建築用開閉装置における防犯装置。
  3. 請求項1または2において、操作具の所定操作は、停止用スイッチを予め設定される時間のあいだ操作するように構成した建築用開閉装置における防犯装置。
  4. 請求項2または3において、モード切り換え手段は、戸体警戒モードから予め設定される設定時間のあいだ戸体警戒解除モードに切り換えるように構成されている建築用開閉装置における防犯装置。
  5. 請求項2において、操作具の所定操作は、開閉体を開閉操作するための操作であって、これら開閉体の操作に連繋して予め設定される所定時間のあいだ戸体警戒解除モードに切り換えるように構成されている建築用開閉装置における防犯装置。
  6. 請求項2乃至5の何れかにおいて、制御部は、開閉体が全閉することに伴い開閉体全閉検知信号が入力される構成とし、前記開閉体全閉検知信号と戸体全閉検知信号との信号入力がなされることに基づいて、戸体警戒モードに切り換えるように構成されている建築用開閉装置における防犯装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかにおいて、制御部には、戸体の防犯制御の過程で戸体全閉検知具の作動状態を判断する自己診断手段が設けられている建築用開閉装置における防犯装置。
  8. 請求項7において、自己診断手段は、戸体警戒解除モードに切り換えてから、予め設定される第二の所定時間のあいだに戸体全閉検知信号の入力がなくならないことが少なくとも一回生じることに基づいて、戸体全閉検知具の異常と判断するように構成されている建築用開閉装置における防犯装置。
  9. 請求項7または8において、自己診断手段は、戸体警戒解除モードに切り換えたとき、戸体全閉検知信号の入力がないことが少なくとも一回生じることに基づいて、戸体全閉検知具の異常と判断するように構成されている建築用開閉装置における防犯装置。
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