JP2987773B1 - シャッターの安全装置 - Google Patents

シャッターの安全装置

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JP2987773B1
JP2987773B1 JP22169198A JP22169198A JP2987773B1 JP 2987773 B1 JP2987773 B1 JP 2987773B1 JP 22169198 A JP22169198 A JP 22169198A JP 22169198 A JP22169198 A JP 22169198A JP 2987773 B1 JP2987773 B1 JP 2987773B1
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shutter
seat frame
seat
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seat plate
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弘仁 藤野
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】シャッターの下降時に座板が障害物に当接した
場合、リンク機構の作動体の側端部をもって、ガイドレ
ール溝内のテープスイッチを押圧させシャッターを停止
させることができるシャッターの安全装置を提供する。 【解決手段】ガイドレール7の案内溝内に両端部を位置
させた座板3を座板框6aと該座板框に対し上下に移動
可能に吊下支持した可動部材3bとで構成し、座板框に
は可動部材3bによって変位し、左右又はいずれか一方
のガイドレール内の底壁に設けたテープスイッチ10を
押圧するリンク機構からなる作動体100を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部を開閉する
シャッターの下降時に、人や障害物の挟み込みによる事
故、あるいはシャッターカーテン自体の破損を防止する
シャッターの安全装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】電動シャッターの閉鎖時にシャッターの
下降経路上に人や障害物が存在すると、人身事故や障害
物の損傷を招くばかりでなく、シャッター機構そのもの
も損傷を招くおそれがある。
【0003】そこでかかる問題を克服するためガイドレ
ール内に設けたテープスイッチに対し、座板框に遊嵌さ
せた座板をリンクプレートを介して座板と連結させ、障
害物当接時に該座板の水平方向の変位を利用してテープ
スイッチを押圧させシャッター制御回路を遮断する安全
装置が創案されている(実開平2−134297号公
報)。
【0004】しかし、この考案では、可動座板は必ず一
方のガイドレール内方向にしか変位できないため、現場
の納まり上、反対側のガイドレール内にテープスイッチ
を設けなければならない場合は、左右勝手違いの座板装
置を用意しなければならない欠点があった。
【0005】また、特願昭61−27331号公報記載
の発明のように、左右両ガイドレールに設けたテープス
イッチをそれぞれ押圧する手段もあるが、この発明では
左右一対の押圧手段を設ける必要があり、障害物の検出
部材への当接部位によっては、一方のテープスイッチし
か押圧手段が作用しないといった欠点がある。また、シ
ャッターを分割して昇降させる場合(以下連窓とい
う。)の中柱の昇降用ガイドレール内にもテープスイッ
チを必要とするから、配線コードの処理が困難な場合が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の欠点を解消すべく創案もされたものであって、その目
的とするところは、シャッターの下降時に座板が障害物
に当接した場合、簡単なリンク機構の作動体の側端部を
もって、ガイドレール溝内に設けたテープスイッチを押
圧させてシャッターを停止させることができるシャッタ
ーの安全装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために、
本発明が採用した技術的手段は、ガイドレールの案内溝
内に両端部を位置させた座板を座板框と該座板框に対し
上下に移動可能に吊下支持した可動部材とで構成し、障
害物等に当接した可動部材の押し上げ作用により、座板
框に支持された作動体を変位させ、その変位させた作動
体の側端部で左右又はいずれか一方のガイドレール内の
底壁に設けたテープスイッチを押圧するように構成した
シャッターの安全装置において、前記作動体が、前記座
板框の長手方向に左右のリンクプレートと上下のラッチ
バーとで形成されたリンク機構とし、左右のリンクプレ
ートを前記座板框に支持させたことを特徴とするもので
ある。
【0008】そしてこのようにすることにより、左右い
ずれかのガイドレール内にテープスイッチを設ければ、
確実に押圧でき、安全なシャッターの開閉動作を確保す
ることができる。特に連窓時は、開口部左右のガイドレ
ールにテープスイッチを設ければ、中柱(又は中縦框)
のガイドレール内にテープスイッチを設ける必要がなく
なる。
【0009】また、このものにおいて、作動体が、座板
框の長手方向に左右のリンクプレートと上下のラッチバ
ーとで形成されたリンク機構とし、左右のリンクプレー
トを座板框に支持させたものであるから、障害物が可動
体のいずれの部位に当接した場合においても確実にテー
プスイッチを押圧できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図4の図面に基づいて説明する。1は、建物開口部に
設けられたシャッターであり、該シャッターは、多数の
スラット2a,2a・・を上下方向にインターロックさ
れて一面状に連結し、その最下端に吊持した座板3をシ
ャッターカーテン2と同幅の下向きコ字状の座板框3a
と同じくシャッターカーテン2同幅の横向きH状の可動
部材3bとで、座板框3aに可動部材3bが遊嵌状に吊
持ちされてシャッターカーテン2を形成する。
【0011】しかして、シャッターカーテン2は、開口
部上部のシャッターケース4内の図示しない巻取軸に上
記シャッターカーテン2を巻装し、駆動モータの回転駆
動で巻取軸を正逆回転し、シャッターカーテン2の両端
縁を開口部両側に立設したガイドレール7,7の案内溝
7a,7a内に案内されて昇降可能に構成されている。
なお、8は、シャッター開閉用の操作スイッチである。
【0012】図2は座板が障害物に当接していない状態
における座板框の作動体100の納まりおよびガイドレ
ールとの取り合いを示したものである。
【0013】作動体100は、101,102は左右一
対のリンクプレートと、上下一対のラッチバー111,
112とで平行四辺形を形成したリンク機構としたもの
であるが、菱形のリンク機構としてもよい。ラッチバー
111,112は、互いに反対方向にリンク部より延出
した突出部111a,112aを有し、該突出部111
a,112aの先端にはローラ151,151が設けら
れている。なお、該突出部111a,112aは、図4
のように曲設状突出部111b,112bにしてもよ
い。
【0014】103は補助用リンクプレートで、シャッ
ターカーテン2の幅が大きい場合にリンク機構に用い
る。
【0015】左右のリンクプレート101,102の略
中間部は、回動自在に座板框3aに螺子121で支持さ
れている。141はリンクプレート101の回動を規制
するスプリングで、コイル部は螺子121に支持され、
一端ははリンクプレート上の小穴106に掛止され、他
端は後記するストッパー201の座板框への締結螺子1
22に係止されている。
【0016】201はシャッターカーテン2のシャッタ
ーケース4内への巻き込み防止のストッパーで、シャッ
ターカーテンの昇降時にガイドレールに摺接しない位置
で螺子121,122によって座板框に螺着されてい
る。
【0017】また、本実施の形態では、作動体100は
座板框3aに収納されており、スプリング141の作用
により、下部ラッチバー112は可動部材3bの吊持支
持辺3cの上面と接触押圧状態となっている。
【0018】つぎにガイドレール7,7のうち、一方の
ガイドレール7または両方のガイドレール7,7の底壁
7aには、平袋状に形成した中空弾性体10aの内部に
一対のスイッチ板10b,10bを封入したテープスイ
ッチ10が、底壁7aの開口高さ全域に亘って延設され
ており、図示しないガイドレール7の上端に位置するス
イッチ板10b,10bには、リード線11がシャッタ
ーの制御回路に接続されている。7bはガイドレール7
の溝内を前部案内室Cと後部案内室Dとを仕切る対向状
のフィンで、シャッターカーテン2の両端部は前部案内
室Cにあってフィン7bを臨むように延設され、上下の
ラッチバーの延出部111a,112a先端は、テープ
スイッチ10を臨むように後部案内室Dまで延出されて
いる。
【0019】そしてこのものにおいて、通常時、つまり
シャッターの昇降時に障害物がないときは、可動部材3
bは、座板框3bに吊り持ち状態となっているから、作
動体100は、テープスイッチを押圧することなく後部
案内室Dを昇降する。なお、シャッターカーテン2aの
側端部が左右いずれかのガイドレール7,7の一方のフ
ィン7b,7bに摺接して昇降することがあっても、ラ
ッチバーの延出部111a,112aがテープスイッチ
10と接触しないよう設計されている。
【0020】一方、可動部材3bが障害物に当接した場
合は、図3のように、可動部材3bが押し上げられる。
したがってスプリング141の規制力に抗してリンクプ
レート101が回動し、上下ラッチバー111,112
が矢印方向に変位することによりテープスイッチ10を
押圧する。その結果、シャッター制御回路が開回路とな
り、駆動モータは停止する。
【0021】従って、テープスイッチ10が両側又は一
方のガイドレール溝の底部に装備されている場合、座板
が障害物に当接した時点でシャッターを停止させること
ができる。
【0022】もとより障害物が除去された場合は、可動
部材3bはもとの吊持ち状態にもどる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の概略納まり図
【図2】通常開閉時における本発明に係る作動体を装備
する座板の正面図および該正面図を上方から見たガイド
レールとの取り合いを示す平面図、ならびに座板を断面
して示す側面図である。
【図3】障害物当接時における本発明に係る作動体を装
備する座板の正面図および該正面図を上方から見たガイ
ドレールとの取り合いを示す平面図、ならびに座板を断
面して示す側面図である。
【図4】障害物当接時における本発明に係る第2の実施
の形態の突出部を有する作動体を装備する座板の正面図
および該正面図を上方から見たガイドレールとの取り合
いを示す平面図、ならびに座板を断面して示す側面図で
ある。
【符号の説明】
2a スラット 3 座板 3a 座板框 3b 可動部材 7 ガイドレール 10 テープスイッチ 100 作動体 101 リンクプレート 111 ラッチバー 141 スプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレールの案内溝内に両端部を位置さ
    せた座板を座板框と該座板框に対し上下に移動可能に吊
    下支持した可動部材とで構成し、障害物等に当接した可
    動部材の押し上げ作用により、座板框に支持された作動
    体を変位させ、その変位させた作動体の側端部で左右又
    はいずれか一方のガイドレール内の底壁に設けたテープ
    スイッチを押圧するように構成したシャッターの安全装
    置において、 前記作動体が、前記座板框の長手方向に左右のリンクプ
    レートと上下のラッチバーとで形成されたリンク機構と
    し、左右のリンクプレートを前記座板框に支持させたこ
    とを特徴とするシャッターの安全装置。
JP22169198A 1998-08-05 1998-08-05 シャッターの安全装置 Expired - Lifetime JP2987773B1 (ja)

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JP4596317B2 (ja) * 2005-02-25 2010-12-08 三和シヤッター工業株式会社 障害物検知装置
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