JPH0446046Y2 - - Google Patents

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JPH0446046Y2
JPH0446046Y2 JP1985167056U JP16705685U JPH0446046Y2 JP H0446046 Y2 JPH0446046 Y2 JP H0446046Y2 JP 1985167056 U JP1985167056 U JP 1985167056U JP 16705685 U JP16705685 U JP 16705685U JP H0446046 Y2 JPH0446046 Y2 JP H0446046Y2
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JP
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guide groove
guide
groove
locking step
sliding member
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JP1985167056U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転窓、外倒し、内倒し、突き出し
窓等の開き窓の開き角度を調整する装置に関す
る。
〔従来の技術〕
この種の角度調整装置としては、たとえば実開
昭55−47546号に開示したものがある。この装置
は、アームの一方に備えるスライドブロツクがガ
イド溝に沿つて摺動可能になつており、そのスラ
イドブロツクに内蔵された係止板がガイド溝の随
所に切欠した広幅溝と係合関係を保つようになつ
ている。係止板はコイルバネより付勢されている
が、その頭部には付勢力に打ち勝つて押し下げる
操作ピンが付設されている。
この装置において、障子の開き角度を調整する
ときは、操作ピンを押して係止板と広幅溝との係
合関係を解き、障子の傾斜によつてスライドブロ
ツクを移動させる。スライドブロツクが次の広幅
溝に達すると、係止板がコイルバネに付勢されて
広幅溝に係合し、障子の開き角度が調整される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような従来の装置では、障子
の開き角度を調整するにあたつて一々操作ピンを
押さなければならないため、その操作が煩雑であ
るという問題がある。また、操作ピンを押圧操作
しているとき、強風に煽られて、障子が急に閉じ
た場合、指を挟んでしまう危険性がある。
また、前記した開閉保持装置の場合には、係止
板がコイルバネにより付勢されているため、スラ
イドブロツクの摺動が摩擦等によりスムーズに行
われない場合があつた。
そこで、本考案の主たる目的は、障子の開閉操
作のみで、目的とする開き角度に設定でき、操作
性に優れかつ安全性に富む開き角度調整装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題を解決するための本考案は、次の点を
特徴としている。
窓枠と障子とを連結するアームの一端部を窓枠
および障子の一方に相対的に枢支させ、他端部に
設けられた摺動部材を他方の長手方向に形成した
ガイド溝に沿つてその一方溝壁と他方溝壁に摺動
しながら障子の開閉に伴つて閉鎖限位置と開放限
位置との間を移動するように係合させ、 前記ガイド溝の長手方向中間部にその溝面の一
方溝壁より外方に凹陥する係止段部を一以上形成
し、 弾圧性を有する案内部材を、形前記ガイド溝の
一方の開口側においてガイド溝の長手方向に沿つ
て、かつその板幅方向をガイド溝の壁方向に沿わ
せて配設し、その長手方向一端を前記他方に固定
し、他端側を自由とし、 前記案内部材は、自由端側に広幅部分を有し、
固定端側に狭幅部分を有し、広幅部分は少なくと
も自由端から前記係止段部までに達して形成さ
れ、 前記案内部材の自由端が前記閉鎖限位置に達し
ない位置まで延在し、その自由端が前記摺動部材
の開放限側先端よりガイド溝幅方向に関して前記
他方溝壁側に偏位し、 前記広幅部分の狭幅部分との境界が、係止段部
より開放限側に位置し、かつ前記摺動部材の開放
限側先端より前記一方溝壁側に偏位しており、 前記案内部材の広幅部分の側縁は、前記摺動部
材の移動路上にあり、狭幅部分の側縁は移動路と
離間しており、 前記摺動部材の閉鎖限位置から開放限位置への
移動により、前記案内部材の自由端を通つてその
案内部材を払い退け、その払い退けの反力によ
り、案内部材が逆に摺動部材に対して弾圧するよ
うにしたこと。
〔作用〕
本考案では、第1図に代表的に示されているよ
うに、ガイド溝9Aに係止段部9bが形成される
とともに、ガイド溝9Aに沿つて連結アーム6の
枢軸8bが摺動自在に係合される。したがつて、
この枢軸8bが下端の下弧部9dに位置している
状態(障子2の閉止限)から障子2を解放する
と、枢軸8bはガイド溝9Aに沿つて上昇する。
この上昇の過程で、案内部材10とガイド溝9A
の左側面との間に枢軸8bが潜り込む。これによ
つて、逆に枢軸8bは案内部材10にその反発力
によつて押圧される。さらに障子2を開放する
と、枢軸8bが係止段部9bに入り込む。このと
き、案内部材10による枢軸8bへの押圧がなさ
れているから、枢軸8bは強い力が作用しない限
り、係止段部9bに係止した状態で保持される。
その後、案内部材10の弾圧力に抗して、障子2
を強く開放すると、枢軸8bの係止段部9bとの
係止が外れる。
さらに、窓の閉窓時には、案内部材10の押圧
面側と反対面を接触しながら前記係止段部9bに
係合することなく前記ガイド溝9Aを移動するた
め、摩擦等による抵抗も少なく窓の閉鎖がスムー
ズに行われる。
このように、障子2の開閉操作のみで、所望の
開き角度位置に設定でき、操作的に容易かつ安全
性に富む。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一具体例を説明
する。
この開き角度調整装置は、例えば第5図に示す
ような開き窓1に使用される。この場合における
開き窓1は、障子2が水平軸回りに回転する構造
で、障子2が回転軸3により窓枠4に支承されて
いる。
角度調整装置5は、実施例として、回転軸3の
下方に位置し、障子2と窓枠4との間に配置され
る。この角度調整装置5の構造を第1図〜第3図
を参照して説明すると、障子2を構成するタテ框
2aには連結アーム6の一端6aが、窓枠4を構
成するタテ枠4aにはアーム6の他端6bが、
夫々回転自在に枢支されている。一端6aにおけ
る枢支の態様はタテ框2aに付設された座受7に
よりアーム6の枢軸8aを支承するもので、他端
6bはタテ枠4aに付設された箱形ケース9のガ
イド溝9Aによりアーム6の本考案に言う摺動部
材としての枢軸8bを溝9Aの長手方向に沿つて
摺動自在に支承する構造である。
箱形ケース9にガイド溝9Aがタテ枠4aの長
手方向に沿つて長く伸びて形成されており、その
ガイド溝9Aの一端(第1図上端)は溝9A幅よ
り一回り大きい円弧状の孔9cで、後述するよう
に開放限を構成し、下端は溝9A幅と同じ円弧9
dであり、後述するように閉鎖限を構成してい
る。ガイド溝9Aの溝壁の一方溝壁(第1図左
方)には、凹陥する係止段部9bが形成れてい
る。他方の溝壁(第1図右方)は直線となつてい
る。この係止段部9bは、アーム6が、詳細には
枢軸8bがこの段部9bの位置に来たとき、アー
ム6を長手方向で受けるようにアーム6の長手方
向とほぼ同じ方向に切欠して設けられている。
箱形ケース9内にはガイド溝9Aに沿つて弾性
を有する案内部材10が配設されている。この案
内部材10は、アーム6の他端6bに有する枢軸
8bを往復動で異なつた経路をとらせるためのも
ので、たとえば板ばねを素材とし、その面方向が
ガイド溝9A(すなわちケース9上面)と直交す
るように一端10aがリベツト11により箱形ケ
ース9にカシメられている。
上記案内部材10は、第2図に示す如く、長手
方向に関し幅が異なつており、係止段部9bより
案内部材10のリベツト11固定がわのほぼ上半
分が、枢軸8bの端部と接触することのない狭幅
部10b、下半分が枢軸8bの端部と接触する広
幅部10cとなつている。
さらに、第1図のように、枢軸8bを係止段部
9bに導き、かつ係止段部9b内に入り込んだと
き、枢軸8bを押圧するために、案内部材10の
下端を自由端10dとし、この自由端10d位置
をガイド溝9A中心より第1図右方(係止段部9
bの形成がわと反対側)に偏位させるとともに、
広幅部10cをガイド溝9Aの左方に傾斜させて
ある。広幅部10cと狭幅部10bとの境位置
は、第1図に示すように、ガイド溝9A中心より
左方に偏位している。
以上、構成について説明したので、次に第4図
を参照して作用を説明する。
障子が閉じた状態から、第1図矢印の如く回転
させると、タテ框2aに枢支されたアーム6が上
方に引つ張られ、他端6bに有する枢軸8bがガ
イド溝9Aの下端円弧部9dより溝9A内を摺動
して上方に移動する。このとき、枢軸8bは、そ
の開放限側先端、すなわち円筒軸の開放限側先端
の法線が案内部材10の自由端としての下端より
一方溝壁側に位置しているために、案内部材10
の下端10dとガイド溝9Aの係止段部9b形成
がわ面との間に潜り込みながら移動し、やがて枢
軸8bは案内部材10の広幅部10cにより押圧
されるため、係止段部9bに入り込んで係止状態
が維持される。このときの開き角度であるが、さ
らに強く障子を回転させると、図示Aの如く枢軸
8bが案内部材10の付勢力に抗して係止溝9b
を抜け出し、上方へと移動する。ある程度上がる
と、狭幅部10bとなるため、枢軸8bと案内部
材10とは無接触状態となり、その後枢軸8bは
ガイド溝9Aの孔9cに達する。このときの障子
の開き角度は最大となる。
障子を閉じるときは、一旦上加減としてから、
反対方向に回転させる。これに伴つて、枢軸8b
が下方に向つて移動し、狭幅部10bと広幅部1
0cとの境位置がガイド溝9A中心より左方に偏
位しているので、係止段部9bの手前で案内部材
10の広幅部10cと接触しながら、広幅部10
cの右面とガイド溝9A左面との間に入り込みな
がら、係止段部9b位置を通過する。その後枢軸
8bが案内部材10を左方にはらい除けながら図
示Bの如く溝9A内を摺動して下端の円弧部9d
に達する。案内部材10は枢軸8bの通過により
元の位置へ復元する。そして枢軸8bとともに回
転してアーム6が鉛直状態となり障子が閉じられ
る。かかる動作が障子の開閉ごと繰り変えされ
る。
ところで、上記例では、係止段部9bとして、
1つのみを形成した例であるが、第6図のよう
に、ガイド溝9Aの長手方向に複数9b1,9b2
つてもよい。また、同図のように、ガイド溝片側
のみでなく、他側に設けてもよい(符号9b3)。
この場合、障子の閉止過程で、開き角度を設定で
きる。さらに、案内部材としては、枢軸を押圧す
るものであればよく、案内部材自体が弾性を有し
なくとも、第7図のように、単なる可撓性案内部
材10Aとし、これと別部材のスプリング20等
の弾性部材によつて弾性を付与してもよい。要は
案内部材10を弾圧しかつ可撓性を有するするも
のであればよい。
なお、案内部材10としては同一の広幅でもよ
い。この場合、係合溝9Aの一側のみを枢軸8b
が常時通ることとなるので、閉止の過程でも係止
段部9bに枢軸8bが係合してしまい、また開閉
時に同一経路をたどり、態様としてはベストなも
のでない。この態様の場合には、第8図のよう
に、案内部材10Bの自由端が、円弧部9dより
下方に延在しててもよい。しかし、この態様は本
考案の要旨の範囲外であり、参考までに挙げたも
のである。
さらに、ケース9を障子2側に設け、この障子
2側において連結アーム6が摺動自在に係合して
いてももよい。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案によれば、障子の開閉操作
のみで開き角度を容易に設定でき、かつ片手操作
でも足りるから、安全性の面でも優れたものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した正面図、第
2図は第1図の断面図、第3図は第1図の横断面
図、第4図は枢軸の動作を示した図、第5図は開
き角度調整装置の取り付け位置を示した開き窓の
正面図、第6図〜第8図は本考案の変形例の概略
図である。 2……障子、3……回転軸、4……窓枠、6…
…連結アーム、8a,8b……枢軸、9……ケー
ス、9A……ガイド溝、9b,9b1〜9b3……係
止段部、10,10A,10B……案内部材(板
バネ)、10b……広幅部、10c……狭幅部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1窓枠4および障子2の一方を第1部材、他方
    を第2部材とし、これらを連結するアーム6を有
    し、 前記アーム6の一端部を第1部材に相対的に枢
    支させ、アーム6の他端部に設けられた摺動部材
    8bを、第2部材の長手方向に形成したガイド溝
    9Aに沿つてその両溝壁に摺動しながら障子2の
    開閉に伴つてガイド溝9Aの長手方向一端部の閉
    鎖限部分9dと他端部の開放限部分9cとの間を
    移動するように係合させ、 前記ガイド溝9Aの長手方向中間部に外方に凹
    陥する係止段部9bを一以上形成し、 弾圧性を有する案内部材10を、前記ガイド溝
    9Aの一方の開口側の位置においてガイド溝9A
    の長手方向に沿つて、かつその板幅方向をガイド
    溝9Aの壁方向に沿わせて配設し、その開放限部
    分9c側を前記第2部材に固定し、他端側を自由
    とし、 さらに案内部材10は、自由端側に広幅部分1
    0cを有し、固定端側に狭幅部分10bを有し、
    広幅部分10cは少なくとも自由端10dから前
    記係止段部9bまでに達して形成され、かつ自由
    端10dが前記閉鎖限部分9dに達しない位置ま
    で延在し、その自由端10dが前記摺動部材8b
    の開放限部分9c側先端よりガイド溝9A幅方向
    に関して前記係止段部9bと反対側に偏位し、 前記広幅部分10cと狭幅部分10bとの境界
    が、係止段部9bより開放限部分9c側に位置
    し、かつ前記摺動部材8bの開放限部分9c側先
    端より前記係止段部9b側に偏位しており、 前記広幅部分10cの側縁は、前記摺動部材8
    bの移動路上にあり、狭幅部分10bの側縁は移
    動路と離間しており、 前記摺動部材8bが閉鎖限部分9dから開放限
    部分9cへ移動するとき、前記案内部材10の自
    由端10dを通つてその案内部材10を払い退
    け、その払い退けの反力により、案内部材10が
    逆に摺動部材8bに対して弾圧するように構成し
    たことを特徴とする開き窓の開き角度調整装置。
JP1985167056U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH0446046Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985167056U JPH0446046Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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JP1985167056U JPH0446046Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS6275175U JPS6275175U (ja) 1987-05-14
JPH0446046Y2 true JPH0446046Y2 (ja) 1992-10-29

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ID=31098625

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717655U (ja) * 1971-03-29 1972-10-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036691Y2 (ja) * 1980-03-31 1985-10-31 いすゞ自動車株式会社 車輛スイングウインドの開閉装置

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JPS4717655U (ja) * 1971-03-29 1972-10-30

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JPS6275175U (ja) 1987-05-14

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