JP3198963B2 - 上下開閉式扉のストッパー装置 - Google Patents

上下開閉式扉のストッパー装置

Info

Publication number
JP3198963B2
JP3198963B2 JP03525697A JP3525697A JP3198963B2 JP 3198963 B2 JP3198963 B2 JP 3198963B2 JP 03525697 A JP03525697 A JP 03525697A JP 3525697 A JP3525697 A JP 3525697A JP 3198963 B2 JP3198963 B2 JP 3198963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
door
stopper
inclined surface
stopper body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03525697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10231652A (ja
Inventor
弘二 小川
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP03525697A priority Critical patent/JP3198963B2/ja
Publication of JPH10231652A publication Critical patent/JPH10231652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198963B2 publication Critical patent/JP3198963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下開閉式扉のス
トッパー装置に係わり、更に詳しくはドラフトチャンバ
ーや窓サッシ、更には各種開閉扉等の上下開閉式の扉を
開放途中又は閉止途中の状態で保持するためのストッパ
ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の上下開閉式扉のストッパ
ー装置は各種提供されている。例えば、本出願人の先願
に係る実開平3−86039号公報には、ドラフトチャ
ンバー本体内に扉のガイドレールに沿って回転軸を並設
し、該回転軸にストッパーの一端を固定するとともに、
該回転軸の下端部と、ドラフトチャンバー本体の前面に
設けた操作ハンドルとをリンク機構によって連動させ、
操作ハンドルを回転操作することによって回転軸を回転
させて前記ストッパーを扉の通過領域に突出させ、該ス
トッパーで扉の上縁又は下縁を当止できるようになした
ストッパー装置が開示されている。
【0003】しかし、前述のストッパー装置は、ドラフ
トチャンバーの前面の操作パネルに設けた操作ハンドル
を操作してストッパーに扉を係脱することが簡単にでき
る利点があるものの、ストッパーの連動機構が複雑であ
り、コスト高となる欠点を有している。
【0004】そこで、本出願人は、実開平4−1014
86号公報にて開示される如く、扉を上下方向へ摺動自
在に案内するガイドレールに、上部に扉下端縁を支持す
る支持部を有するストッパーをガイドレールの開口部の
内外に垂直な軸にて回動して出没するように取付け、且
つその先端部がガイドレールの溝内に設けた縦凸条に係
止し得るようになした簡易な構造のストッパー装置が提
供されている。このストッパー装置は、ストッパーの単
又は複数個をガイドレールの所定高さ位置に取付けてお
き、扉を開放途中の状態に保持するときには、扉をその
扉下端縁が一旦前記ストッパーの位置より上方に位置す
るところまで引き上げ、このストッパーをガイドレール
内に回動してその先端部をガイドレール内に設けた縦凸
条に係止した状態となした後、扉を降ろしてストッパー
上部の支持部にて前記扉下端縁を支持することにより、
扉を所定高さ位置に保持するのである。また、扉を閉止
する場合には、前述の保持状態から一旦扉を引き上げ、
ストッパーをガイドレールの開口部より外側まで回動し
た後、扉を引き下げるようにするのである。尚、この例
は、扉が無負荷の状態で下がる構造のものであるが、扉
を常時上方へ付勢した構造の場合には、ストッパー装置
の上下関係を逆にすればよいのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のストッパー装置にあっては、扉の開放方向と同方
向、即ち垂直方向にストッパーの回動軸を設けているの
で、該ストッパーが不意に水平方向に回動して扉に接触
したり、ストッパーが手前側に突出する恐れがある。ま
た、保持状態を解除する場合には、ガイドレールの開口
部内に位置した先端部を手前に引き出さなければなら
ず、その作業性において若干の問題を残していた。
【0006】そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決
しようとするところは、扉の一部がストッパー装置を通
過する際に、上下一方向の移動においては抵抗を少な
く、上下他方向の移動においては抵抗を大きくすること
により、ストッパー装置を操作することなく、扉を開放
途中又は閉止途中で係止でき、また強制通過させること
が可能な上下開閉式扉のストッパー装置を提供する点に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、開口部を上下方向に開閉する扉を開放途中
又は閉止途中の状態で保持する上下開閉式扉のストッパ
ー装置であって、扉の側部に突設した突部に対応する開
口部側部の所定高さ位置に、ストッパー体を開口部の奥
行方向に固定した上下の支軸に該ストッパー体の上下部
横設した二つの円弧孔それぞれ遊挿して取付け且つ
該ストッパー体の上下中央部を開口部の中心側へ弾性付
勢する弾性付勢手段を設け、前記ストッパー体の側面に
急傾斜面と緩傾斜面を有する山形の係止部を形成し、前
記扉が上下一方向に移動する際に前記突部が緩傾斜面を
抵抗少なく摺動通過し、扉が上下他方向に移動する際に
前記突部が急傾斜面を摺動通過する抵抗力を扉の自由移
動力よりも大きく設定してなる上下開閉式扉のストッパ
ー装置を構成した。
【0008】更に具体的には、前記開口部側部の所定高
さ位置に、開口部の中心側に開放した断面略コ字形の保
持体を取付け、該保持体の凹溝内にストッパー体を配設
するとともに、保持体の両側板間の奥行方向に架設した
上下の支軸をストッパー体の上下部に設けた二つの横長
円弧孔に遊挿し且つ該ストッパー体の上下中央部と保持
体の底板との間に該ストッパー体を開口部の中心側へ弾
性付勢する弾性付勢手段を設け、前記保持体から突出し
たストッパー体の側面に急傾斜面と緩傾斜面を有する山
形の係止部を形成し、前記急傾斜面は上下の支軸の間に
位置し、該急傾斜面より上方部分は前記突部に接触しな
いようにするとともに、前記緩傾斜面は、上下の支軸の
間から下方の支軸より下方まで延長されていることが好
ましい。
【0009】ここで、前記二つの円弧孔の内、前記緩傾
斜面側を第1円弧孔とし、前記急傾斜面側を第2円弧孔
とし、第1円弧孔は第2円弧孔に遊挿した支軸を中心と
した円弧であり、第2円弧孔は第1円弧孔と略同一の曲
率で若干短い円弧に設定してなることがより好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を添付図面
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明の上下開閉
式扉のストッパー装置を適用したドラフトチャンバー1
の全体を示し、図2は要部の拡大斜視図、図3はその断
面図をそれぞれ示している。
【0011】前記ドラフトチャンバー1は、内部に処理
室2を有し、その前面を開口部3となしたものであり、
処理室2は排気ダクト4を通じて図示しない排気装置に
よって排気できるものである。そして、前記開口部3に
は、その両側に縦設した一対のガイドレール5,5に沿
って上下方向に開閉するガラス製の扉6が設けられてい
る。
【0012】本実施形態では、前記扉6が図示しないカ
ウンターウエイトにワイヤーを介して連結されていて、
上方へ開放する方向に付勢されているが、扉6の自重が
勝っていて、扉6は閉止方向、即ち下動する方向に付勢
されている(自由移動力)とするが、カウンターウエイ
トとバランスがとれている場合も同様である。また、カ
ウンターウエイトによる上方付勢力が扉6の自重より勝
っている場合は、以下に示すストッパー装置Aを上下逆
にすれば良い。
【0013】そして、前記扉6は、ガラス板7の両側に
断面コ字形のガイドレール5の溝内でガタつきなく摺動
するためのスライダーを兼ねた側枠8を固定し、下縁に
把手9を固定したものである。また、前記把手9は手前
側に突出してあり、その側部を突部10としている。そ
のため、前記ストッパー装置Aは、前記ガイドレール5
の手前側に沿って固定し、扉6の開閉動作に伴って把手
9の突部10が移動する空間に位置させている。
【0014】そこで、本発明に係るストッパー装置Aを
より具体的に示せば、開口部3の両側に縦設した一対の
ガイドレール5,5に沿って上下方向に開閉する扉6を
開放途中又は閉止途中の状態で保持する上下開閉式扉の
ストッパー装置Aであって、扉6の側部に奥行方向に突
出した突部10を有し、該突部10に対応する前記ガイ
ドレール5に沿った開口部3の所定高さ位置に、開口部
3の中心側に開放した断面略コ字形の保持体11を取付
け、該保持体11の凹溝12内にストッパー体13を配
設するとともに、保持体11の両側板14,14間の奥
行方向に架設した上下の支軸15,16をストッパー体
13の上下部に設けた長孔としての二つの横長円弧孔1
7,18にそれぞれ遊挿し且つ該ストッパー体13の上
下中央部と保持体11の底板19との間に該ストッパー
体13を開口部3の中心側へ弾性付勢する弾性付勢手段
20を設け、前記保持体11から突出したストッパー体
13の側面に急傾斜面21と緩傾斜面22を有する山形
の係止部23を形成し、前記扉6が上下一方向に移動す
る際に前記突部10が緩傾斜面22を抵抗少なく摺動通
過し、扉6が上下他方向に移動する際に前記突部10が
急傾斜面21を摺動通過する抵抗力を扉6の自由移動力
よりも大きく設定してなるものである。
【0015】また、前記二つの円弧孔17,18の内、
前記緩傾斜面22側を第1円弧孔17とし、前記急傾斜
面21側を第2円弧孔18とし、第1円弧孔17は第2
円弧孔18に遊挿した支軸16を中心とした円弧であ
り、第2円弧孔18は第1円弧孔17と略同一の曲率で
若干短い円弧に設定している。
【0016】更に詳しくは、前記ストッパー装置Aは、
両側板14,14と底板19とを有する断面略コ字形の
保持体11の該両側板14,14の上下中間部に、間隔
を隔てて支軸15,16を渡設し、保持体11の凹溝1
2内に配設したストッパー体13に穿設した第1円弧孔
17と第2円弧孔18をそれぞれ支軸15,16に遊挿
し、両支軸15,16の間であって、該ストッパー体1
3の上下中央部背面と底板19間に弾性付勢手段20と
しての圧縮コイルばね24を介在させ、そして該圧縮コ
イルばね24の装着位置の反対側であって、前記開口部
3の中心側には係止部23の頂部を位置させ、該係止部
23の頂部の上側を急傾斜面21、下側を緩傾斜面22
となしている。ここで、前記圧縮コイルばね24の一端
は、前記ストッパー体13に設けた凹部25内に嵌合保
持されている。尚、前記急傾斜面21は上下の支軸1
5,16の間に位置し、該急傾斜面21より上方部分は
前記突部10に接触しないようになっている。また、前
記緩傾斜面22は、上下の支軸15,16の間から下方
の支軸15より下方まで延長されており、下端は前記凹
溝12内に位置している。ここで、急傾斜面21とは鉛
直線となす角度が大きな斜面のことであり、緩傾斜面2
2とは鉛直線とのなす角度が小さな斜面のことである。
【0017】そして、前記緩傾斜面22の下部に保持体
11の凹溝12内へ押し込む力が作用すると、前記スト
ッパー体13は、上方の支軸16を中心として圧縮コイ
ルばね24を圧縮しながら第1円弧孔17が下方の支軸
15に摺動案内されることにより回転し、前記係止部2
3が凹溝12内側へ退避する。この場合のストッパー体
13は、支点となる上方の支軸16と圧縮コイルばね2
4の距離より、上方の支軸16と緩傾斜面22の下部の
距離が長いため、てこの原理によって比較的小さい力で
回転する。一方、前記急傾斜面21に保持体11の凹溝
12内へ押し込む力が作用すると、前記ストッパー体1
3は、圧縮コイルばね24を圧縮しながら第1円弧孔1
7と第2円弧孔18が共に上下の支軸15,16に摺動
案内されることにより略平行移動し、前記係止部23が
凹溝12内側へ退避する。この場合のストッパー体13
は、圧縮コイルばね24を直接圧縮するので、凹溝12
内側へ移動させるには比較的大きな力が必要である。
【0018】次に、図3に基づいて扉6の開閉動作及び
閉止途中の状態を保持する動作を説明する。図3(a)
は扉6を閉止状態から開放する動作を示し、扉6の開放
動作に伴って突部10が上昇すると、該突部10は前記
ストッパー体13の緩傾斜面22の下部に当接して上方
へ摺動しながら該ストッパー体13の下部を保持体11
の凹溝12内側へ押し込み、該ストッパー体13を上方
の支軸16を中心として回転させて凹溝12内側へ退避
させながら係止部23を通過する。この場合の通過抵抗
力は前述の如く比較的小さいのである。一方、図3
(b)は扉6を開放状態から閉止する動作を示し、扉6
の閉止動作に伴って突部10が下降すると、該突部10
は前記ストッパー体13の急傾斜面21に上部に当接す
る。この場合、前記ストッパー体13を平行に凹溝12
内側へ押し込むように力が作用するが、比較的大きな力
を必要とするので、突部10が急傾斜面21に当接した
状態で把手9から手を離しても扉6は閉止途中の状態を
保持するのである。また、突部10が急傾斜面21に当
接した状態で、把手9を持って力強く押し下げれば、該
突部10が急傾斜面21を摺動しながら下降して前記ス
トッパー体13を凹溝12内側へ押し込んで係止部23
を通過し、扉6を閉止することが可能である。この場合
の通過抵抗力は前述の如く比較的大きいのである。
【0019】尚、前記扉6の自由移動力が上方であれ
ば、前記ストッパー装置Aを上下逆にすれば、扉6を開
放途中の状態で保持することが可能である。従って、本
発明では扉6の付勢力の方向に応じて、ストッパー装置
Aの上下関係は決定されるのであるが、その動作は全く
同じである。
【0020】また、図4に示したストッパー装置Aの他
の実施形態は、前記弾性付勢手段20として、合成樹脂
製のストッパー体13にジグザグに折れ曲がったばね片
26を一体形成したものである。また、図5に示したス
トッパー装置Aの更に他の実施形態は、前記弾性付勢手
段20として、合成樹脂製のストッパー体13に先端が
ハ字状に拡がった一対の弾片27,27を一体形成した
ものである。何れの場合も、その他の構成は前記同様で
あるので、同一構成には同一符号を付してその説明は省
略する。
【0021】以上のようにして構成された本発明の上下
開閉式扉のストッパー装置は、ドラフトチャンバー1の
開閉方向側縁適所に使用すれば、扉6を開放途中の状態
で保持した状態で、腕等を処理室2内に差し入れて作業
を行っていても、弾性付勢手段20の弾性付勢力によっ
てストッパー体13の係止部23が突出した状態を維持
し、該係止部23の急傾斜面21によって扉6の突部1
0を当止しているため、不意に扉6が下降することがな
く、安心して作業をすることができるのである。また、
扉を半開き状態で位置固定することは、図示しないエア
ーカーテンによる空気流及び排気装置による排気能を予
め設定した最適な条件に維持するためにも重要である。
【0022】しかし、本発明は、ドラフトチャンバー1
への使用に限定するものではなく、上下に摺動する開閉
式扉を有する窓サッシやその他の扉装置のストッパー装
置として広く適用し得ることは勿論である。そして、図
示したものは、一方のガイドレール5の側縁適所にのみ
設けたものであるが、相対向する両ガイドレール5,5
の側縁適所に取付けても良いのである。更に、複数のス
トッパー装置A,…を高さ位置を変えて取付け、扉6の
開放量を多段階に調節できるようにすることも可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の上下開閉式扉の
ストッパー装置によれば、扉が上下一方向に移動する際
に突部が緩傾斜面を抵抗少なく摺動通過し、扉が上下他
方向に移動する際に突部が急傾斜面を摺動通過する抵抗
力を扉の自由移動力よりも大きく設定してなるので、上
下方向に摺動開閉する扉を開放途中又は閉止途中の状態
で、所定高さ位置に安定に保持することができ、その位
置決めにも手間がかからないとともに、扉に不意に接触
してもストッパー体の係止部の急傾斜面によって扉の突
部が確実に当止されているので、扉が移動することがな
いのである。また、扉の係止状態の解除も扉を強く上下
方向に移動させれば、突部が係止部を通過して扉を閉止
又は開放することが可能である。また、従来のようにス
トッパーが水平方向に回動することがないので、ストッ
パーが扉に接触したり、手前に突出することがなく、極
めてコンパクトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上下開閉式扉のストッパー装置を採用
したドラフトチャンバーの全体斜視図である。
【図2】同じく要部の拡大断面斜視図である。
【図3】本発明のストッパー装置の動作を説明するため
の簡略断面図であり、(a)は扉を開放する動作、
(b)は扉を閉止途中で係止する動作を示す。
【図4】ストッパー装置の他の実施形態を示す断面図で
ある。
【図5】ストッパー装置の更に他の実施形態を示す断面
図である。
【符号の説明】
A ストッパー装置 1 ドラフトチャンバー 2 処理室 3 開口部 4 排気ダクト 5 ガイドレール 6 扉 7 ガラス板 8 側枠 9 把手 10 突部 11 保持体 12 凹溝 13 ストッパー体 14 側板 15 支軸 16 支軸 17 第1円弧孔 18 第2円弧孔 19 底板 20 弾性付勢手段 21 急傾斜面 22 緩傾斜面 23 係止部 24 圧縮コイルばね 25 凹部 26 ばね片 27 弾片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 17/60 E06B 9/80 - 9/90 B01L 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を上下方向に開閉する扉を開放途
    中又は閉止途中の状態で保持する上下開閉式扉のストッ
    パー装置であって、扉の側部に突設した突部に対応する
    開口部側部の所定高さ位置に、ストッパー体を開口部の
    奥行方向に固定した上下の支軸に該ストッパー体の上下
    部に横設した二つの円弧孔それぞれ遊挿して取付け且
    つ該ストッパー体の上下中央部を開口部の中心側へ弾性
    付勢する弾性付勢手段を設け、前記ストッパー体の側面
    に急傾斜面と緩傾斜面を有する山形の係止部を形成し、
    前記扉が上下一方向に移動する際に前記突部が緩傾斜面
    を抵抗少なく摺動通過し、扉が上下他方向に移動する際
    に前記突部が急傾斜面を摺動通過する抵抗力を扉の自由
    移動力よりも大きく設定してなることを特徴とする上下
    開閉式扉のストッパー装置。
  2. 【請求項2】 前記開口部側部の所定高さ位置に、開口
    部の中心側に開放した断面略コ字形の保持体を取付け、
    該保持体の凹溝内にストッパー体を配設するとともに、
    保持体の両側板間の奥行方向に架設した上下の支軸をス
    トッパー体の上下部に設けた二つの横長円弧孔に遊挿し
    且つ該ストッパー体の上下中央部と保持体の底板との間
    に該ストッパー体を開口部の中心側へ弾性付勢する弾性
    付勢手段を設け、前記保持体から突出したストッパー体
    の側面に急傾斜面と緩傾斜面を有する山形の係止部を形
    成し、前記急傾斜面は上下の支軸の間に位置し、該急傾
    斜面より上方部分は前記突部に接触しないようにすると
    ともに、前記緩傾斜面は、上下の支軸の間から下方の支
    軸より下方まで延長されている請求項1記載の上下開閉
    式扉のストッパー装置。
  3. 【請求項3】 前記二つの円弧孔の内、前記緩傾斜面側
    を第1円弧孔とし、前記急傾斜面側を第2円弧孔とし、
    第1円弧孔は第2円弧孔に遊挿した支軸を中心とした円
    弧であり、第2円弧孔は第1円弧孔と略同一の曲率で若
    干短い円弧に設定してなる請求項1又は2記載の上下開
    閉式扉のストッパー装置。
JP03525697A 1997-02-19 1997-02-19 上下開閉式扉のストッパー装置 Expired - Fee Related JP3198963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03525697A JP3198963B2 (ja) 1997-02-19 1997-02-19 上下開閉式扉のストッパー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03525697A JP3198963B2 (ja) 1997-02-19 1997-02-19 上下開閉式扉のストッパー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10231652A JPH10231652A (ja) 1998-09-02
JP3198963B2 true JP3198963B2 (ja) 2001-08-13

Family

ID=12436744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03525697A Expired - Fee Related JP3198963B2 (ja) 1997-02-19 1997-02-19 上下開閉式扉のストッパー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3198963B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101939624B1 (ko) * 2018-05-18 2019-04-11 (주)유나 실험용 흄후드

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10231652A (ja) 1998-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3438153A (en) Window lock
JPS62189282A (ja) 自動車用サツシユレスドアのウインドウレギユレ−タ
JPS5926751B2 (ja) サッシの気密装置
JP3198963B2 (ja) 上下開閉式扉のストッパー装置
US5475945A (en) Window stop
JP2580077Y2 (ja) 錠におけるデッドボルトの空動き防止装置
JP3214269B2 (ja) 上下開閉式扉のストッパー装置
JPH047358Y2 (ja)
JPH0333912Y2 (ja)
JP2550540Y2 (ja) 倒し窓用ステー
JPH059411Y2 (ja)
JPS6229581Y2 (ja)
JPH0139223Y2 (ja)
JP4337068B2 (ja) 窓のロック装置
JPS62387Y2 (ja)
JPH0541791B2 (ja)
JPS5813022Y2 (ja) 開き窓等の開放保持装置
JPH069276Y2 (ja) 自動車のスライド式ドアにおけるストッパー装置
JP3258811B2 (ja) 突き出し横引き窓の障子横動規制装置
JPH046480Y2 (ja)
JP2999695B2 (ja) サッシ
JPH054538Y2 (ja)
JPS581575Y2 (ja) 網戸付窓装置
JP3517634B2 (ja) 折 戸
JP3679785B2 (ja) 自動閉扉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010515

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees