JPH046480Y2 - - Google Patents

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JPH046480Y2
JPH046480Y2 JP19539286U JP19539286U JPH046480Y2 JP H046480 Y2 JPH046480 Y2 JP H046480Y2 JP 19539286 U JP19539286 U JP 19539286U JP 19539286 U JP19539286 U JP 19539286U JP H046480 Y2 JPH046480 Y2 JP H046480Y2
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、窓の障子の一部に換気を主とした目
的で片引き状に開閉される小窓に対し、その可動
する小障子の閉鎖状態を締め付けると共に、開放
を阻止する小窓の締付け装置に関する。
(従来の技術) この種の装置として、例えば実開昭58−85062
号公報に記載されたものが知られている。当該公
報による技術は、引違い形式あるいは一方を嵌殺
しとした片引き形式の窓において、それらの室内
側の障子の一部に設けた小窓を対象とするもの
で、該小窓を構成する上枠と下枠間における室内
側の面に室内側に突出して取付けるもので、基枠
Cのベース6の室内側面にスライダー19を上下
動自在に設け、該スライダー19の作動により圧
着片10を室外側に向つて出没可能に設けたもの
である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記技術は、室内側の障子に設けるものである
から、障子の室内側に突出して設けても、障子の
開閉に何んら支障を来たすことがないが、必要に
応じて室外側の障子に小窓を取付けられる場合が
あるが、この時、前述の構成では室内側に突出す
るため、該室外側の障子を開ける時に室内側障子
の召合せ框にスライダーが突き当たり、全開する
ことが出来なくなる欠点を招く。
本考案は以上の問題点を解決するために開発し
て、室外側の障子に設けた小窓に対しても取付け
て、しかもその障子が開閉できるように構成する
小窓の締付け装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、小窓枠の室内側に取付けられる基枠
の内部にスライダーを設け、スライダーの下降に
よつて起立して設けた寄付け部材を室外側に倒伏
でき、スライダーの上昇によつて寄付け部材を起
立できるように構成したものである。即ち、基枠
に一対の窓孔を上下に配設し、基枠内に上下動す
るスライダーを、スプリングで上昇方向に付勢し
てその上昇限でスライダーの上部が前記上窓孔に
臨む状態に設けたことと、スライダーの下端より
室内外方向に揺動自在に垂設したリンクと、基枠
に室内外方向に起伏自在に枢着した寄付け部材と
を互いに枢支したことと、スライダーに段部付き
ストツパーをスプリングで室内側に付勢してある
と共に、スライダーの下降限で前記下窓孔に臨み
且つ上記段部が下窓孔の上縁に係止可能に設けた
ことによつて、前記目的を達成するものである。
(作用) 従つて、上窓孔に臨むスライダーを下方へ押し
付けることにより、寄付け部材が起伏すると共
に、ストツパーの段部が下窓孔の上縁に係合し、
スライダーの下降状態を保持している。この時小
窓の小障子が寄付け部材で閉鎖方向に締め付けら
れている。また、小障子を開放する時には、下窓
孔に臨むストツパーを室外側に押すことにより、
ストツパーの段部が上縁より外れ、ストツパーが
スプリングの反発力で上昇し、これに伴ない寄付
け部材が起立するものである。
(実施例) 本考案は下記する実施例によつて具体化できる
もので、本考案による締付け装置は横方向に走行
して開閉する室外または室内障子に設けた小窓に
取付けられるもので、例えば第5図のA図の如
く、左右に嵌殺し障子1,1を有し、その間の室
外側に引き分け式の可動障子2,2を設けた窓
で、その可動障子2に設けた小窓3、またB図の
如く、室内側に嵌殺し障子1を有し、室外側に片
引き式に開閉する可動障子2を設けた窓で、その
可動障子2に設けた小窓3、更にC図の如く引違
い式の室外側の可動障子2に設けた小窓3などを
対象とするが、D図の如く引違いの室内側の可動
障子2に有する小窓3にも取付けられることは云
うに及ばないものであり、更に嵌殺し障子1に設
けた小窓3をも対象となるものである。
また小窓3を第6図から第9図に亘る室外側に
設けた可動障子2によつて説明すると、障子2の
上部に設けた横桟4と障子2の上框5、及び障子
2の両竪框6,7に嵌めた各竪桟8,9で小窓枠
10を形成し、小窓枠10の室内側にガラス板で
形成した小窓障子11を片引き式に嵌め、室外側
に同じくガラス板による小窓障子12を嵌殺し式
に嵌めたものである。この小窓3の中間部に閉鎖
した時の片引き小窓障子11の側部と対応して、
本考案の締付け装置を組み込んだ基枠13を固着
するものである。
そこで本考案の締付け装置を第1図から第4図
に亘つて説明すると、基枠13は帯状板の両側に
側壁14,14を突設し、上下両端に切欠き部1
5,15を有し、この両端の裏面に凹形の台座1
6,16を固着し、台座16には横長孔17が穿
設してあつて、横長孔17に第7図図示の如くビ
ス18を通して前記小窓枠10に取付けるもので
ある。上記基枠13の上部と中間部にそれぞれ窓
孔19,20があけてあり、基枠13の上下両窓
孔19,20間にカバー21を、基枠13の前壁
との間に間隔を保つて固着し、その間隔内にスラ
イダー22を上下動自在に嵌め込んだもので、前
記カバー21には、その巾方向の中心部における
上部と下部に加締ピン23を挿通するガイド2
4,24を突設し、下端の両側部に突片25,2
5を設け、ガイド24と突片25はそれぞれ前記
間隔を保つスペーサーとなるものである。
またスライダー22は、基枠13とカバー21
間の間隔内で基枠13の両側壁14,14に沿つ
て上下動する巾を有すると共に、カバー21の下
端の両突片25,25間を通じて下方に延長して
設けた軸受け部26を備えており、更に、スライ
ダー22の上部と下部にそれぞれカバー21の各
ガイド24,24が挿通する縦長孔27,27を
穿設し、且つ上下両縦長孔27,27間にストツ
パー30が嵌まる抜孔28が穿設してある。しか
も上記スライダー22が基枠13内に嵌装した状
態において、カバー21の両突片25,25とス
ライダー22間に圧縮スプリング29を介在し
て、スライダー22を上昇方向に付勢してあつ
て、その上昇限にはスライダー22の上端部が基
枠13の上窓孔19に臨み、また下降限で前記抜
孔28内に設けたストツパー30が相対向するよ
うになつている。
上記ストツパー30は、前述の如く抜孔28内
に嵌めてあると共に、その下端部をスライダー2
2に前後方向(室内及び室外側方向を指す)に揺
動自在に枢支してあり、ストツパー30の上端部
前面側に切欠いた段部31を形成している。更
に、カバー21とストツパー30間に圧縮スプリ
ング32を介在して、ストツパー30を基枠13
の前壁に向つて付勢したもので、スライダー22
を下降した際に、ストツパー30が基枠13の下
窓孔20と対向すると共に、段部31が下窓孔2
0の上縁に係止するようになつている。
更に、前記スライダー22の下端部に設けた軸
受部26にリンク33を前後方向に揺動自在に垂
設し、一方、基枠13の下部に寄付け部材34を
両側壁14間に同じく前後方向に揺動するように
起立して設け、前記リンク33の下端部と寄付け
部材34の上端部とを互いに枢支したものであ
る。尚、リンク33の下端部に基枠13の前壁に
当接する突子35を有し、スライダー13の下降
に伴ないリンク33が室外側に突出する方向性を
確定するものである。また寄付け部材34の側面
に、小窓3の小窓障子11を閉鎖方向に押し付け
るカム面36が形成してある。更に前記リンク3
3と寄付け部材34はスプリングピン37で枢支
するものである。
上記構造をもつ締付け装置の締付けを解除した
時は第1図図示の如く、スライダー22の上端部
が上窓孔19に対向し、リンク33と寄付け部材
34は突子35によつて室外側にやや屈折してい
るが殆んど直線状に基枠13内に収まつている。
そこで、上窓孔19よりスライダー22を下方へ
押圧し、ストツパー30が下窓孔20に対向する
と、ストツパー30は室内側に付勢してあるか
ら、その段部31が下窓孔20の上縁に係止して
スライダー22の上昇を停止するものであり、し
かもスライダー22の下降によつて、第2図図示
の如く、リンク33と寄付け部材34とが室外側
に屈折しながら突出し、寄付け部材34のカム面
36で小窓障子11を閉鎖方向に締め付け、且つ
小窓障子11の開放を阻止するものである。
解除する時には、第2図図示の如く、下窓孔2
0に係止するストツパー30を室外側に向つて押
し付ければ、ストツパー30が下窓孔20の上縁
より外れ、スライダー22がスプリング29で元
の状態に上昇し、屈折していたリンク33と寄付
け部材34が基枠13内に収められるものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案による小窓の締付け装置によれば、基枠
内にスライダーを収め、上昇限で基枠にあけた上
窓孔に臨み、下降限でスライダーに設けたストツ
パーが基枠の下窓孔の上縁に係止されるものであ
り、またスライダーより垂下したリンクと基枠内
に起立した寄付け部材とを互いに枢支し、スライ
ダーの上昇時にはリンクと寄付け部材とが殆んど
直線状に収まり、スライダーを下降した時にリン
クと寄付け部材が室外側に屈折して突出するもの
であるから、本装置を薄くコンパクトに仕上げら
れ、窓の室外側の障子に設けた小窓に対して取り
付けても、支障なくその室外側の障子を開閉する
ことが出来るものである。更に、スライダーの上
端部が上窓孔に臨ましてあるため、押下げ操作が
容易であり、また下窓孔に係止するストツパーを
押すのみでスライダーを上昇して、締付け状態を
解除することが出来るので、その解除操作も容易
になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による小窓の締付け装置を解除
した状態で示す断面図、第2図は同じく締付け状
態で示す断面図、第3図は基枠の一部を切欠し内
部構造を示す正面図、第4図は分解して示す斜視
図、第5図のA,B,C,D図は本考案による小
窓の締付け装置を使用し得る各種窓の構造を略示
する平面図、第6図は本考案による小窓の締付け
装置を使用した窓を室内側より見た正面図、第7
図は第6図の小窓部を拡大して示す正面図、第8
図は第7図A−A線矢視の断面図、第9図は第7
図B−B線矢視の断面図である。 3……小窓、13……基枠、19……上窓孔、
20……下窓孔、22……スライダー、29,3
2……スプリング、30……ストツパー、31…
…段部、33……リンク、34……寄付け部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基枠13に一対の窓孔19,20を上下に配設
    し、基枠13内にスライダー22を上下動自在に
    且つスプリング29で上昇方向に付勢いしている
    と共に、その上昇限でスライダー22の上部が前
    記上窓孔19に臨む状態に設け、スライダー22
    の下端より室内外方向に揺動自在に垂設したリン
    ク33と、基枠13に室内外方向に起伏自在に枢
    着した寄付け部材34とを互いに枢支し、スライ
    ダー22にその下降限で前記下窓孔20に臨むと
    共に、下窓孔20の上縁に係止する段部31を備
    えたストツパー30を、スプリンク32で下窓孔
    20に向かつて付勢可能に設けている小窓の締付
    け装置。
JP19539286U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH046480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19539286U JPH046480Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19539286U JPH046480Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6398980U JPS6398980U (ja) 1988-06-27
JPH046480Y2 true JPH046480Y2 (ja) 1992-02-21

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ID=31153242

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