JP3958654B2 - 開閉装置および後付鍵ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉体の開移動方向への移動を適切に規制できる開閉装置および後付鍵ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の窓シャッタ装置等の開閉装置は、例えば、左右方向の両端側に出入り可能な係合部を有し昇降により開口部を開閉する開閉体と、突出状態の両係合部との係合により開閉体の上昇を規制する左右のロック装置からなる移動規制手段とを備えた構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の開閉装置では、左右のロック装置からなる1つの移動規制手段による開閉体の移動規制であるため、開閉体の開移動方向への移動を適切に規制することができないおそれがある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、開閉体の開移動方向への移動を適切に規制できる開閉装置および後付鍵ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の開閉装置は、移動方向と交差する方向の両端側に係合部を有し、閉移動方向への移動により開口部を閉鎖し、開移動方向への移動により前記開口部を開口させる開閉体と、この開閉体の移動時にこの開閉体を案内するガイドレールと、このガイドレールに取り付けられ、前記開閉体の前記両係合部との係合により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する移動規制手段と、前記開閉体の前記両係合部以外の部分との係合により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する補助移動規制手段とを備え、前記補助移動規制手段は、一方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する移動規制状態になり、他方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を許容する移動許容状態になる移動規制体と、この移動規制体を付勢する付勢体と、前記移動許容状態の移動規制体を解除可能に固定する操作体と、前記移動規制体を移動規制状態に保持するストッパとを有し、前記移動規制体は、前記操作体が操作されると前記付勢体にて付勢されて一方向に回動して移動許容状態から移動規制状態になり、この移動規制状態時には前記付勢体にて付勢された状態で先端側が前記開閉体の両係合部以外の部分と係合するものである
【0006】
請求項2記載の開閉装置は、請求項1記載の開閉装置において、開閉体は、複数のスラットを有するシャッタカーテンで、移動方向と交差する方向に沿った隣接するスラット同士の結合部分である溝部を有し、補助移動規制手段の移動規制体は、付勢体にて付勢された状態で先端側が前記溝部に食い込んでこの溝部と係合すものである
【0007】
請求項記載の後付鍵ユニットは、移動方向と交差する方向に沿った隣接するスラット同士の結合部分である溝部を有するシャッタカーテンである開閉体にて開口部を開閉するシャッタ装置の枠部材に取付可能な後付鍵ユニットであって、前記枠部材に取付可能な取付体と、この取付体に回動可能に設けられ、一方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する移動規制状態になり、他方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を許容する移動許容状態になる移動規制体と、前記取付体と前記移動規制体との間に配置された付勢体と、前記取付体に設けられ、前記移動許容状態の移動規制体を解除可能に固定する操作体と、前記取付体に設けられ、前記移動規制体を移動規制状態に保持するストッパとを備え、前記移動規制体は、前記操作体が操作されると前記付勢体にて付勢されて一方向に回動して移動許容状態から移動規制状態になり、この移動規制状態時には前記付勢体にて付勢された状態で先端側が前記溝部に食い込んでこの溝部と係合するものである
【0008】
請求項4記載の後付鍵ユニットは、請求項3記載の後付鍵ユニットにおいて、移動規制体は、係合孔部を有し、操作体は、前記係合孔部に対して係脱する係合突部を有し、取付 体に回動可能に設けられているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の開閉装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0010】
図1および図2において、1は開閉装置で、この開閉装置1は、例えば建物2に形成された窓開口等の開口部3の室外側部分を開閉する手動式の窓シャッタ等のシャッタ装置である。
【0011】
なお、建物2の開口部3の室内側部分は、例えばサッシ装置4にて開閉される。このサッシ装置4は、例えば左右方向に移動可能なサッシ戸(図示せず)、上下方向に長手状をなす左右一対のサッシ縦枠5、左右方向に長手状をなすサッシ上横枠6およびサッシ下横枠7等を備えている。
【0012】
開閉装置1は、上下方向に長手状をなす左右一対の枠部材である縦枠としてのガイドレール11を備えている。これら両ガイドレール11は、開口部3を介して互いに離間対向した状態に配置されている。
【0013】
各ガイドレール11には、開口部3に向って開口した横断面略コ字状なす上下方向のガイド溝部12がガイドレール11の長手方向に沿って形成され、このガイド溝部12の開口面13が開口部3に面している。また、各ガイドレール11には、上下方向に細長い略矩形板状の平板部14がガイド溝部12に隣接してガイドレール11の長手方向に沿って形成されている。この平板部14は、ガイド溝部12の開口面13と略同一面上に位置して、開口部3に臨んでいる。
【0014】
また、両ガイドレール11の下端部間には、左右方向に長手状をなす下枠16が配置されている。さらに、両ガイドレール11の上端部間には、左右方向に長手状で下面を開口した略箱形状の収容ケース体17が下枠16と離間対向して配置されている。
【0015】
そして、この収容ケース体17内には、左右方向に長手状をなす巻軸等の巻体18が回転可能に配置されている。この巻体18には、開口部3の室外側部分を開閉する開閉体21が巻取りおよび巻戻し可能に設けられている。
【0016】
この開閉体21は、巻体18に対して巻取りおよび巻戻し可能なもので、閉移動方向(図示C方向)である移動方向一方としての下方への移動(下降)により開口部3を閉鎖し、開移動方向(図示O方向)である移動方向他方としての上方への移動(上昇)により開口部3を開口させるシャッタカーテンである。
【0017】
すなわち、開口部3の閉鎖の際には、開閉体21は、巻体18から巻き戻されて両ガイドレール11のガイド溝部12にて案内されつつ下降し、開口部3に沿った略平板状の閉状態となって開口部3の室外側部分を閉鎖する。また、開口部3の開口の際には、開閉体21は、巻体18にて巻き取られて両ガイドレール11のガイド溝部12にて案内されつつ上昇し、略円筒状の開状態となって収容ケース体17内に収容されて開口部3の室外側部分を開口させる。
【0018】
そして、この開閉体21は、移動方向である上下方向と交差する方向である左右方向の両端側に出入り可能な係合部23を有している。また、この開閉体21は、略平板状の閉状態時に上下方向に間隔をおいて並んで位置する左右方向に沿った複数の溝部24を有している。
【0019】
ここで、開閉体21は、例えば複数の開閉体構成部材であるスラット25、閉移動方向先端部材である幅木26等にて構成されている。
【0020】
各スラット25は、図3に示されるように、例えば金属等にて左右方向に細長い略矩形板状に一体形成されたもので、その断面形状は室内側に向って凸の略円弧状である。
【0021】
すなわち、各スラット25は、例えば上下2つの平行な溝28が形成された略矩形状の基板部29と、この基板部29の上下端部に傾斜状に連設された略矩形状の傾斜板部30と、この各傾斜板部30の端部に連設された略円弧状のカール部31とにて構成されている。隣接するスラット25同士は、カール部31の嵌合により回動自在に連結されている。そして、互いに嵌合したカール部31と、両カール部31に連設された傾斜板部30と、両傾斜板部30間の断面略2等辺三角状の空間部32とにて、1つの凹状の溝部24が構成されている。
【0022】
また、図1に示されるように、開移動方向先端つまり上端のスラット25は巻体18に取り付けられている。閉移動方向先端つまり下端のスラット25には幅木26が取り付けられている。
【0023】
この幅木26は、例えば左右方向に長手状で略中空状の幅木本体部34を有し、この幅木本体部34の左右方向両端部にこの幅木本体部34に対して出入り可能なラッチ等の係合部23が設けられている。また、この幅木本体部34の下端部からは、断面略L字状の突出部35が室内側に向って突出している。
【0024】
また、開閉装置1は、図2に示すように、開口部3の閉鎖時に幅木本体部34の側面から突出した突出状態の左右両係合部23との係合により開閉体21の上方への移動である上昇を解除可能に規制するメインロック手段である移動規制手段41を備えている。
【0025】
この移動規制手段41は、例えばガイドレール11の下端部に取り付けられたラッチ掛り等の左右のロック装置42にて構成されている。
【0026】
さらに、開閉装置1は、図1ないし図5に示すように、開口部3の閉鎖時に幅木本体部34の側面から突出した突出状態の左右両係合部23以外の部分における溝部24との係合により開閉体21の上方への移動である上昇を解除可能に規制するサブロック手段である補助移動規制手段43を備えている。
【0027】
この補助移動規制手段43は、例えばガイドレール11の上下方向略中央部にねじ等の取付具44にて後付された左右のサブロック装置である後付鍵ユニット45にて構成されている。
【0028】
この1ユニット状の後付鍵ユニット45は、例えば施工完了した開閉装置1のガイドレール11の平板部14の上下方向略中央部の表面にこの表面に沿って取付可能(後付可能)な略矩形板状の取付体51を有している。
【0029】
この取付体51には、開閉体21の上昇を解除可能に規制する略L字板状のスラット掛りバー等の移動規制体52が左右方向の回動軸53を介して回動可能に設けられている。
【0030】
この移動規制体52は、回動軸53を中心とする一方向への回動により開閉体21の上昇を規制する移動規制状態(開閉体21に押し付けられた状態)となり、回動軸53を中心とする他方向への回動により開閉体21の上昇を許容する移動許容状態(開閉体21から離れた状態)とになる。この移動規制体52には、操作部である指掛部54が端縁部の折曲げにより形成されている。また、この移動規制体52には、指掛部54の近傍に略矩形の係合孔部55が形成されている。
【0031】
また、取付体51には、移動許容状態の移動規制体52を取付体51に対して解除可能に固定する操作レバー等の操作体57が室内外方向である前後方向の回動軸58を介して回動可能に設けられている。この操作体57には、移動規制体52の係合孔部55に対して係脱する係合突部59が端縁部の折曲げにより形成されている。
【0032】
さらに、取付体51には、移動規制体52が一方向に必要以上に回動することを阻止して移動規制体52を移動規制状態に保持する略ブロック状のストッパ60が設けられている。
【0033】
さらに、取付体51と移動規制体52との間には、移動規制体52の先端側を開閉体21側に付勢してこの開閉体21表面に押し付けるねじりばね等の付勢体61が縮んだ状態で配置されている。すなわち、移動規制体52をこの移動規制体52が一方向に回動しようする方向に付勢する付勢体61の一端部が取付片62を介して取付体51に取り付けられ、その他端部が取付片63を介して移動規制体52に取り付けられている。
【0034】
そして、係合突部59と係合孔部55との係合により取付体51に対して固定された移動許容状態の移動規制体52は、操作体57の回動操作により係合突部59と係合孔部55との係合が解除されると、付勢体61にて付勢されて回動軸53を中心として一方向に回動して移動規制状態となる。
【0035】
この移動規制状態時には、移動規制体52は、付勢体61にて開閉体21表面に圧接するように付勢された状態で、この移動規制体52の先端側が開閉体21の溝部24に食い込んでこの溝部24と係合する。
【0036】
そして、この移動規制体52の先端側と開閉体21の溝部24との嵌入係合である食い込み係合により、閉状態の開閉体21の上昇が規制される。この移動規制体52の先端側は、開閉体21の溝部24に対応した形状で、先細状の略三角形状に形成されている。
【0037】
なお、移動規制体52を移動許容状態に戻す場合、指掛部54に指を掛けて移動規制体52を付勢体61の付勢力に抗して回動軸53を中心として他方向に回動させてから、操作体57の係合突部59と係合孔部55とを係合させる。
【0038】
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
【0039】
開口部3を閉鎖する場合、開閉体21を巻体18から巻き戻しつつ下降させ、略平板状の閉状態とする。
【0040】
この開閉体21の下降の際に、突出状態の係合部23が、ロック装置42を乗り越えてこのロック装置42の下方まで移動し、その結果、移動規制手段41である左右のロック装置42にて、開閉体21の下端両側の両係合部23との係合により閉状態の開閉体21の上昇が規制される状態となる。
【0041】
また、この開口部3の閉鎖時に、操作体57の回動操作により係合突部59と係合孔部55との係合が解除されると、移動規制体52は、図5に示されるように、付勢体61の付勢により回動軸53を中心として一方向に回動し、閉状態の開閉体21表面に押し付けられた移動規制状態となる。
【0042】
この移動規制状態にある左右の移動規制体52は、付勢体61にて開閉体21表面に圧接するように付勢された状態で、この移動規制体52の先端側が開閉体21の一の溝部24の両端部に食い込んでこの溝部24と係合し、その結果、補助移動規制手段43である左右の後付鍵ユニット45にて、開閉体21の両係合部23以外の部分である一の溝部24の両端部との係合により閉状態の開閉体21の上昇が規制される状態となる。
【0043】
このため、開口部3の閉鎖時に、閉状態の開閉体21に上向きの外力が加えられたとしても、移動規制手段41と補助移動規制手段43との両方によって、閉状態の開閉体21の上昇が規制され、開閉体21の閉状態が維持される。
【0044】
なお、開口部3を開口させる場合は、移動規制状態の移動規制体52を移動許容状態に戻してから、開閉体21を上昇させればよい。
【0045】
このようにして、上記一実施の形態によれば、開閉体21の両係合部23との当接係合により開閉体21の開移動方向への移動を規制する移動規制手段41を構成する左右のロック装置42と、開閉体21の両係合部23以外の部分における溝部24との食い込み係合により開閉体21の開移動方向への移動を規制する補助移動規制手段43を構成する左右の後付鍵ユニット45とを備えるため、閉状態の開閉体21の開移動方向への移動を適切に規制でき、例えば防犯性を高めることができる。
【0046】
また、ガイドレール11の平板部14に後付した後付鍵ユニット45は、付勢体61にて開閉体21側に付勢された状態で先端側が溝部24に食い込んでこの溝部24と係合する移動規制体52を有するので、閉状態の開閉体21の開移動方向への移動を十分かつ適切に規制できる。
【0047】
さらに、ガイドレール11に対して脱着可能な後付鍵ユニット45は、ガイドレール11の平板部14の予め決められた所定位置に取り付ける必要はなく、平板部14の任意位置に取り付けても開閉体21の開移動方向への移動を規制でき、鍵の追加を容易にできる。
【0048】
また、例えば開閉体21の下端部と下枠16との間に換気用の空間を保持した状態時に、移動規制手段41では開閉体21の開移動方向への移動を規制できなくても、補助移動規制手段43である後付鍵ユニット45にて開閉体21の開移動方向への移動を適切に規制することができる。
【0049】
なお、シャッタ装置である開閉装置1の補助移動規制手段43は、開閉体21の両係合部23以外の部分における溝部24との係合により開閉体21の開移動方向への移動を規制するものには限定されず、例えば、図6ないし図8に示すように、開閉体21の両係合部23以外の部分における突出部35との係合により開閉体21の開移動方向への移動を規制するものでもよい。
【0050】
これら図6ないし図8に示す補助移動規制手段43は、例えば枠部材である下枠16の左右方向略中央部にねじ等の取付具70にて後付された1つのサブロック装置である後付鍵ユニット71にて構成されている。
【0051】
この1ユニット状の後付鍵ユニット71は、例えば施工完了した開閉装置1の下枠16の略矩形状の平板部16aの左右方向略中央部の上面にこの上面に沿って取付可能(後付可能)な略矩形板状の取付体72を有している。
【0052】
この取付体72には、開閉体21の上昇を解除可能に規制する下枠掛りバー等の移動規制体73が上下方向の回動軸74を介して回動可能に設けられている。
【0053】
この移動規制体73は、回動軸74を中心とする一方向への回動により開閉体21の上昇を規制する移動規制状態(開閉体21の突出部35上に位置した状態)となり、回動軸74を中心とする他方向への回動により開閉体21の上昇を許容する移動許容状態(開閉体21の突出部35上から離れた状態)とになる。この移動規制体73は、円筒状部分75と板状部分76とにて構成された本体部77を有し、この本体部77から略矩形板状の操作部78が上方に向って一体に突出している。なお、その他の構成部材は図1等に示す開閉装置1の構成部材と基本的に同一である。
【0054】
そして、このような図6ないし図8に示す補助移動規制手段43を備えた開閉装置1によれば、開閉体21の両係合部23との当接係合により開閉体21の開移動方向への移動、例えば上昇を規制する移動規制手段41を構成する左右のロック装置42と、開閉体21の両係合部23以外の部分における突出部35との当接係合により開閉体21の上昇を規制する補助移動規制手段43を構成する中央の後付鍵ユニット71とを備えるため、閉状態の開閉体21の上昇を適切に規制でき、例えば防犯性を高めることができる等、図1等に示すものと同様の作用効果を奏しうる。
【0055】
また、開閉装置1は、シャッタ装置の枠部材であるガイドレール11に後付鍵ユニット45を後付したものや、枠部材である下枠16に後付鍵ユニット71を後付したものには限定されず、例えば、図示しないが、後付鍵ユニット45,71を枠部材である収容ケース体17、或いはサッシ縦枠5やサッシ下横枠7等に後付したもの等でもよい。
【0056】
さらに、開閉装置1は、開口部3の周囲に固定されたシャッタ装置には限定されず、例えば、図示しないが、その他の開口部の周囲に固定された他のシャッタ装置、雨戸、引戸等のドア装置、ブラインド装置、スクリーン装置等、或いは、これら装置のうちの同種または異種を複数並設したものでもよい。
【0057】
また、開閉体21は、閉移動方向を下方としかつ開移動方向を上方とする上下方向に移動可能なものには限定されず、例えば左右方向に移動可能なもの、床面等に沿って水平方向に移動可能なもの、床面等に対して傾斜した傾斜方向に移動可能なもの、或いは、これらの複合した方向に移動可能な構成としてもよい。
【0058】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、開閉体の両係合部との係合により開閉体の開移動方向への移動を規制する移動規制手段と、開閉体の両係合部以外の部分との係合により開閉体の開移動方向への移動を規制する補助移動規制手段とを備えるため、開閉体の開移動方向への移動を適切に規制できる。
【0059】
請求項2の発明によれば、補助移動規制手段は、付勢体にて付勢された状態で先端側が溝部に食い込んでこの溝部と係合する移動規制体を有するので、開閉体の開移動方向への移動を十分かつ適切に規制できる
【0060】
請求項の発明によれば、シャッタ装置の枠部材に後付することで、開閉体の開移動方向への移動を十分かつ適切に規制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉装置の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】 同上開閉装置の横断面図である。
【図3】 同上開閉装置の補助移動規制手段の側面図である。
【図4】 同上補助移動規制手段の移動許容状態時の斜視図である。
【図5】 同上補助移動規制手段の移動規制状態時の斜視図である。
【図6】 本発明の関連技術を示す縦断面図である。
【図7】 同上関連技術の横断面図である。
【図8】 同上関連技術の補助移動規制手段を室内からみた図である。
【符号の説明】
1 開閉装置
3 開口部
11 枠部材であるガイドレール
16 枠部材である下枠
21 開閉体
23 係合部
24 溝部
41 移動規制手段
43 補助移動規制手段
45,71 後付鍵ユニット
51,72 取付体
52,73 移動規制体
55 係合孔部
57 操作体
59 係合突部
60 ストッパ
61 付勢体

Claims (4)

  1. 移動方向と交差する方向の両端側に係合部を有し、閉移動方向への移動により開口部を閉鎖し、開移動方向への移動により前記開口部を開口させる開閉体と、
    この開閉体の移動時にこの開閉体を案内するガイドレールと、
    このガイドレールに取り付けられ、前記開閉体の前記両係合部との係合により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する移動規制手段と、
    前記開閉体の前記両係合部以外の部分との係合により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する補助移動規制手段とを備え
    前記補助移動規制手段は、
    一方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する移動規制状態になり、他方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を許容する移動許容状態になる移動規制体と、
    この移動規制体を付勢する付勢体と、
    前記移動許容状態の移動規制体を解除可能に固定する操作体と、
    前記移動規制体を移動規制状態に保持するストッパとを有し、
    前記移動規制体は、前記操作体が操作されると前記付勢体にて付勢されて一方向に回動して移動許容状態から移動規制状態になり、この移動規制状態時には前記付勢体にて付勢された状態で先端側が前記開閉体の両係合部以外の部分と係合する
    ことを特徴とする開閉装置。
  2. 開閉体は、複数のスラットを有するシャッタカーテンで、移動方向と交差する方向に沿った隣接するスラット同士の結合部分である溝部を有し、
    補助移動規制手段の移動規制体は、付勢体にて付勢された状態で先端側が前記溝部に食い込んでこの溝部と係合す
    ことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 移動方向と交差する方向に沿った隣接するスラット同士の結合部分である溝部を有するシャッタカーテンである開閉体にて開口部を開閉するシャッタ装置の枠部材に取付可能な後付鍵ユニットであって、
    前記枠部材に取付可能な取付体と、
    この取付体に回動可能に設けられ、一方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を規制する移動規制状態になり、他方向への回動により前記開閉体の開移動方向への移動を許容する移動許容状態になる移動規制体と、
    前記取付体と前記移動規制体との間に配置された付勢体と
    前記取付体に設けられ、前記移動許容状態の移動規制体を解除可能に固定する操作体と、
    前記取付体に設けられ、前記移動規制体を移動規制状態に保持するストッパとを備え、
    前記移動規制体は、前記操作体が操作されると前記付勢体にて付勢されて一方向に回動して移動許容状態から移動規制状態になり、この移動規制状態時には前記付勢体にて付勢された状態で先端側が前記溝部に食い込んでこの溝部と係合する
    ことを特徴とする後付鍵ユニット。
  4. 移動規制体は、係合孔部を有し、
    操作体は、前記係合孔部に対して係脱する係合突部を有し、取付体に回動可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の後付鍵ユニット。
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