JP4974738B2 - 引戸装置 - Google Patents

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本発明は、建物内の部屋の出入り口に設けられる引戸装置に関するものである。
従来の引戸装置には鍵をかけるために例えば特許文献1に開示されているような鎌錠装置が知られている。この特許文献1に開示されている鎌錠装置は、引戸の縦框の開口部内に設けられた固定枠と、この固定枠内に組み込まれた箱状作動部材と、この箱状作動部材内に装備された鎌片を備え、この鎌片は引戸の縦框から突出して戸枠体の縦枠に取り付けられた掛止金具に係止して引戸を閉じた状態で施錠できるようになっている。
特開2001−82020号公報
上記特許文献1に開示されているような鎌錠装置を用いて引戸を閉じた状態で施錠する場合、鎌片を引戸の縦框から突出する鎌片を係止させるために戸枠体の縦枠に掛止金具を取り付ける必要があり、戸枠体側に掛止金具を嵌め込む孔加工を行なわなければならず、手間がかかるという問題があった。また、引戸の戸先側に引戸を閉じたときに戸枠体側に当接するクッション材を中空状となるように取り付ける場合、鎌片を突出させるべくクッション材の一部に孔を開けて開口させる必要があり、クッション材に孔加工を行なわなければならず、手間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、戸枠体側の孔加工やクッション材の孔加工を行なう必要がなく、引戸の戸先側にクッション材が取り付けられた状態において形成される中空部を利用して施錠装置の動作部を配設できる引戸装置を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の引戸装置は、建物内の部屋の出入り口に設けられる引戸装置であって、引戸の戸先側端部に錠箱が埋設され、この錠箱内に内蔵された駆動部を摘み部の操作によって上下させることにより錠箱から突出した位置で動作部となるロッドを昇降させ、ロッドの先端側を出入り口の戸先寄りに設けられた係止片に対し係脱自在とする施錠装置を備え、引戸の戸先側端部に断面U字状のクッション材が取り付けられ、クッション材の内側に形成される中空部を利用して施錠装置の動作部となるロッドを配設するようにしたことを特徴とする。
以上のように、本発明の引戸装置は、戸枠体側の孔加工やクッション材の孔加工を行なう必要がなく、引戸の戸先側にクッション材が取り付けられた状態において形成される中空部を有効に利用して施錠装置の動作部となるロッドを昇降自在に配設できる引戸装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図8を用いて具体的に説明する。
図において、1は引戸であって、建物内の部屋の出入り口において上枠2、戸先側竪枠3、戸尻側竪枠4および床部5で形成された開口部を開閉自在に設けられている。
引戸1の上端の戸先寄りおよび戸尻寄りの所定箇所にはそれぞれ上方に延設されたブラケット6,7を介して戸車8,9が回転自在に支持されている。
また、上枠2には、戸先側に少し下向きに傾斜する姿勢で断面ほぼL字状の傾斜フレーム10が固定され、この傾斜フレーム10に形成されたレール11上に戸車8,9が転動自在に載置されている。従って、傾斜するレール11上を戸車8,9が引戸1の自重で戸先側に転動することにより、引戸1が自動的に閉動する。
床部5には引戸1を開閉方向にガイドするガイドローラ12が立設されている。また、戸尻寄りのブラケット7には、傾斜フレーム10の戸尻寄りに設けられたストッパー13と係合するストッパーローラ14が取り付けられている。なお、上枠2の前面側には点検用カバー15が設けられている。
前記戸先寄りのブラケット6には制動装置16が取り付けられている。この制動装置16は、引戸1が閉じる直前および開き切る直前において引戸1にブレーキを掛けて制動するものであって、ケーシング17内に設けられた油の流れ抵抗を引戸1が閉じる直前および開き切る直前で受けるようになっている。この制動装置16のケーシング17の背面には油の流れ抵抗を引戸1側に伝達させるための軸が水平に突出し、この軸にピニオン18が取り付けられている。
傾斜フレーム10の下面側における戸先寄り箇所には上方に向けて歯面が設けられている閉動制動用ラック19が取り付けられており、引戸1が完全に閉じられる前の所定範囲位置で閉動制動用ラック19にピニオン18が噛合するようになっている。
従って、閉動制動用ラック19にピニオン18が噛合した状態では、引戸1が閉じる方向に移動しようとすると、ピニオン18が一方向に回転することにより制動装置16により閉動動作が制動されるものである。なお、引戸1を開く方向に移動させる場合は閉動制動用ラック19に噛合するピニオン18が逆方向に回転するが、その逆方向の回転は制動装置16には作用せず、制動装置16は働かないため引戸1を開く方向への移動を軽快に行なうことができる。
また、傾斜フレーム10の戸尻寄り箇所の上部には断面逆L字状の補助フレーム20が取り付けられるとともに、この補助フレーム20には下方に向けて歯面が設けられている開動制動用ラック21が取り付けられており、引戸1が完全に開かれる前の所定範囲位置で開動制動用ラック21にピニオン18が噛合するようになっている。
従って、開動制動用ラック21にピニオン18が噛合した状態では、引戸1が開く方向に移動しようとすると、ピニオン18が一方向に回転することにより制動装置16により開動動作が制動されるものである。なお、引戸1を閉じる方向に移動させる場合は開動制動用ラック21に噛合するピニオン18が逆方向に回転するが、その逆方向の回転は制動装置16には作用せず、制動装置16は働かないため引戸1を閉じる方向への移動を軽快に行なうことができる。
以上のように構成された引戸装置において、本実施の形態では引戸1の戸先側端部に樹脂製で断面U字状のクッション材22が取り付けられ、クッション材22の内側に形成される中空部を利用して施錠装置23の動作部24を配設するようにしてある。前記施錠装置23は引戸1の戸先側端部に錠箱25が埋設され、この錠箱25内に内蔵された駆動部を上下させることによって錠箱25から突出した位置で動作部24となるロッド26を昇降させ、ロッド26の上端の係止具27を前記傾斜フレーム10の戸先寄りに設けられた係止片28に対し係脱自在としている。さらに詳しくは、前記錠箱25内の駆動部は引戸1の内側に取り付けられた摘み部29によって回転するカムプレート30と、このカムプレート30の両端に係合しカムプレート30の回転により互いに相反する方向に上下動するように設けられた一対の可動体31,31と、この可動体31,31に延設され錠箱25のフロントプレート32の縦溝33から引戸1の戸先側に水平に突出する連結板34,34とから構成される。そして、この連結板34,34の内、上側の連結板34に取り付けられる前記動作部24は連結板34に重なってねじ止めされる下端の取付片35およびこの取付片35の上部に繋がり前記ロッド26の下端がねじ止めされる上端の取付片36とからなるジョイント部材37と、このジョイント部材37の取付片36にねじ止めされる前記ロッド26と、このロッド26の上端に取り付けた前記係止具27とから構成され、前記引戸1の戸先側端部に取り付けられるクッション材22の内側に形成される中空部内に収納されるように構成されている。なお、引戸1の戸先側端部における上端には前記ロッド26の上端の係止具27の昇降を案内するガイド部材38が取り付けられ、係止具27はこのガイド部材38に形成された孔部38aに嵌入した状態で昇降するようになっている。また、前記クッション材22は引戸1の戸先側端部における引戸1の両角部に上下方向に取り付けたアルミ製の支持金具39,39の溝39a,39aにクッション材22の遊端部に取り付けた装着金具40,40を係合させることにより引戸1の戸先側端部に装着されるものである。
ところで、図面に示す実施の形態では一対の可動体31,31に延設された連結板34,34の内、上側の連結板34にのみ動作部24が取り付けられて上端側で施錠するようにしているが、上側の連結板34に動作部24を取り付ける代わりに下側の連結板34に動作部を取り付けて下端側で施錠することも可能であり、さらに上下の連結板34に動作部を取り付けて上下両端で施錠することも可能である。また、図面に示す実施の形態では傾斜するレール11上を戸車8,9が引戸1の自重で戸先側に転動することにより、引戸1が自動的に閉動するようになっているが、水平なレールに引戸1を吊り下げ、戸先側に設けたぜんまいばねにより引っ張ることにより引戸1を閉じるようにした場合などにも実施できることはいうまでもない。
本発明の一実施の形態において点検用カバーを外した状態での引戸装置の全体構成を示す正面図である。 同引戸装置のクッション材を外した状態での側面図である。 同施錠が解除された状態での要部拡大正面図である。 同施錠状態での要部拡大正面図である。 同引戸の戸先側端部のクッション材を外した状態での拡大斜視図である。 同引戸の戸先側端部にクッション材を装着した状態での拡大断面図である。 同施錠装置の分解斜視図である。 同施錠装置取付部の拡大断面図である。
符号の説明
1 引戸
2 上枠
3 戸先側竪枠
4 戸尻側竪枠
5 床部
6,7 ブラケット
8,9 戸車
11 レール
22 クッション材
23 施錠装置
24 動作部
25 錠箱
26 ロッド
27 係止具
28 係止片
29 摘み部
30 カムプレート
31 可動体
32 フロントプレート
33 縦溝
34 連結板
35 取付片
36 取付片
37 ジョイント部材
38 ガイド部材
38a 孔部
39 支持金具
39a 溝
40 装着金具

Claims (1)

  1. 建物内の部屋の出入り口に設けられる引戸装置であって、
    引戸の戸先側端部に錠箱が埋設され、この錠箱内に内蔵された駆動部を摘み部の操作によって上下させることにより錠箱から突出した位置で動作部となるロッドを昇降させ、ロッドの先端側を出入り口の戸先寄りに設けられた係止片に対し係脱自在とする施錠装置を備え、
    引戸の戸先側端部に断面U字状のクッション材が取り付けられ、クッション材の内側に形成される中空部を利用して施錠装置の動作部となるロッドを配設するようにしたことを特徴とする引戸装置。
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