JP5060754B2 - 扉装置 - Google Patents

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本発明は、扉体が回動しながら移動して出入口を開閉する扉装置に関するものである。
従来、この種の扉装置は、壁面に形成された間口の上部に笠木を設け、該笠木には上レールを固定し、該上レールを移動する吊車には扉体を吊設し、又、間口の片側にはコ字型をした枠体を旋回可能に取付するとともに、枠体の上下アームの先端を扉体の上下端に軸を介して連結し、扉体が完全に開口した場合、扉体の下端が当たるストッパー(本発明では戸当たり体)を壁面側に設けていた。(例えば、特許文献1参照。)
そして、この種の扉は洗面所等の狭い空間に使用される事が多く、室外に突出して開くと通行者等の邪魔になる事から、通常、扉体の幅の3分の2程度が室内側に突出しながら回動移動して開放状態となる場合が多い。
この場合、高齢者や病人が、発作あるいは急病のため、室内側で扉体に凭れて倒れていたり、あるいは、扉体の近くで倒れていたりすると、扉体を室内側に突出させて開くことが出来なくなり、その結果、内部の高齢者や急病人を、手際よく救出することが出来なかった。
そのため、上記非常時には、通常の扉体の動きとは関係なく、室外側から扉体を開くことができる扉装置が要望されていた。
特許第3440444号公報
本発明は、従来の問題点に鑑みて、非常時でも、扉体を開くことのできる扉装置を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、戸枠と、戸枠の戸尻側に回動自在に保持される扉支持枠と、扉支持枠に回動自在に保持される扉体と、扉体の上端に設けられたガイド部材を開閉方向に案内するレール部材と、扉体の開放方向への移動を停止させる戸当たり体等からなり、扉体が回動しながら移動して間口を開閉することができる扉装置において、レール部材の戸尻側端部は戸枠に回動自在で、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持され、非常時、ラッチ部材は室外側から操されて、レール部材の戸先側端部と戸枠の係止状態解除し、扉体及び扉支持枠レール部材と共に室外側に回動するとき、前記戸当たり体は扉体等の開放が可能な位置に移動するものである。
次に本発明が第2の手段として構成したところは、戸枠と、戸枠の戸尻側に回動自在に保持される扉支持枠と、扉支持枠に回動自在に保持される扉体と、扉体の上端に設けられたガイド部材を開閉方向に案内するレール部材と、扉体の開放方向への移動を停止させる戸当たり体等からなり、扉体が回動しながら移動して間口を開閉することができる扉装置において、レール部材の戸尻側端部は戸枠に回動自在で、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持され、非常時、ラッチ部材は、室外側からの操作によってレール部材の戸先側端部と戸枠の係止状態解除し、扉体及び扉支持枠がレール部材と共に室外側に回動するとき、前記戸当たり体は扉体等の開放が可能な姿勢に変形するものである。
次に本発明が第3の手段として構成したところは、戸枠と、戸枠の戸尻側に回動自在に保持される扉支持枠と、扉支持枠に回動自在に保持される扉体と、扉体の上端に設けられたガイド部材を開閉方向に案内するレール部材と、扉体の開放方向への移動を停止させる戸当たり体等からなり、扉体が回動しながら移動して間口を開閉することができる扉装置において、レール部材の戸尻側端部は戸枠に回動自在で、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持され、非常時、ラッチ部材は、室外側からの操作によってレール部材の戸先側端部と戸枠の係止状態解除し、扉体及び扉支持枠がレール部材と共に室外側に回動するとき、室外側方向に回動自在に扉支持枠の室外側に位置して戸枠の高さ方向ほぼ全幅に渡って設けられた戸当たり取付基板の上下端部にとりつけられた戸当たり体は、戸当たり体取付用基板の室外側方向への回動によって、扉体等の開放が可能な位置に移動するものである
請求項1に記載の発明によると、通常時、扉体の上端に設けられたガイド部材はレール部材に案内されるので、扉体は回動しながら移動し、やがて、戸当たり体によって開放方向への移動が停止され、間口を開放することができる。しかしながら、レール部材の戸尻側端部が戸枠に回動自在に連結され、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持されているので、ラッチ部材を室外側からの操作によって、容易に戸枠とレール部材の戸先側端部の係止状態が解除でき、レール部材は、扉体を伴って室外側に回動し、通常時は扉体の戸当たりとしての機能を発揮する戸当たり体が、非常時には、扉体の開放を妨げない位置に移動するので、戸当たり体に影響されることがなく、レール部材と共に扉体開放操作を容易に行なうことが出来る。
請求項2に記載の発明によると、通常時、扉体の上端に設けられたガイド部材はレール部材に案内されて、扉体は回動しながら移動し、やがて、戸当たり体によって開放方向への移動が停止され、間口を開放することができる。しかしながら、レール部材の戸尻側端部が戸枠に回動自在に連結され、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持されているので、ラッチ部材を室外側からの操作によって、容易に戸枠とレール部材の戸先側端部の止状態が解除でき、レール部材は、扉体を伴って室外側に回動し、通常時は扉体の戸当たりとしての機能を発揮する戸当たり体が、非常時には、扉体の開放を妨げない姿勢変形するので、戸当たり体に影響されることがなく、レール部材と共に扉体の開放操作を容易に行なうことが出来る。
請求項3に記載の発明によると、通常時、扉体の上端に設けられたガイド部材はレール部材に案内されて、扉体は回動しながら移動し、やがて、戸当たり体によって開放方向への移動が停止され、間口を開放することができる。しかしながら、レール部材の戸尻側端部が戸枠に回動自在に連結され、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持されているので、ラッチ部材を室外側からの操作によって、容易に戸枠とレール部材の戸先側端部の係止状態が解除でき、レール部材は、扉体を伴って室外側に回動し、通常時は扉体の戸当たりとしての機能を発揮する戸当たり体が、戸枠に設けられた室外側方向に回動可能な戸当たり体取付用基板にとりつけられているので、戸当たり取付基板の回動によって、戸当たり体は非常時には、扉体の開放を妨げない位置に移動するので、戸当たり体に影響されることがなく、レール部材と共に扉体の開放操作を簡単に行なうことが出来る。
本発明は、戸枠と、戸枠の戸尻側に回動自在に保持される扉支持枠と、扉支持枠に回動自在に保持される扉体と、扉体の上端に設けられたガイド部材を開閉方向に案内するレール部材と、扉体の開放方向への移動を停止させる戸当たり体等からなり、扉体が回動しながら移動して間口を開閉することができる扉装置において、レール部材の戸尻側端部は戸枠に回動自在で、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持され、ラッチ部材は、室外側からの操作によってレール部材と戸枠の係止状態を解除し、室外側方向に回動自在に扉支持枠の室外側に位置して戸枠の高さ方向ほぼ全幅に渡って設けられた戸当たり取付基板の上下端部に戸当たり体が取りつけられ、扉体及び扉支持枠がレール部材と共に室外側に回動するとき、戸当たり体は戸当たり体取付用基板の室外側方向への回動によって、扉体等の開放が可能な位置に移動するものである。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の閉鎖状態での正面図を示し、符号1は戸枠、符号2は戸枠1に回動自在に取り付けられた扉支持枠を示し、符号3は、扉支持枠2に回動自在に枢着された扉体、符号9は室内側に着脱自在に設けられた点検パネル、符号90(図2に示す。)は室外側に設けられたランマパネル、符号8、8は戸枠1の室外側に設けられた戸当たり部材を示している。
戸枠1は、建物側の鉄骨にブラケットを介して固定された、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12と、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12との上端間に配設され、建物側の鉄骨にブラケットを介して固定された上枠13より門形に形成されている。
以下、閉鎖側縦枠11側を戸先側、開放側縦枠12側を戸尻側、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12と上枠13で囲まれた空間を間口として説明する。
閉鎖側縦枠11は図15に示すように、横断面扁平横向き略コ字型に形成され、室内側の間口側内面に、閉鎖時戸先側戸当たり111を有する閉鎖時戸先側戸当たり部110が上下方向全幅に渡って形成されて、間口側所定位置にレバーハンドル114のラッチ受け部材113が設けられている。
開放側縦枠12は図15に示すように、横断面扁平横向き略コ字型の基枠121と、基枠121の内面で高さ方向ほぼ全幅に渡って配設された内面補強枠122と、基枠121の室内側、室外側で間口側に突出し上下方向ほぼ全幅に渡って形成された室内側突縁123、室外側突縁124等より形成されている。
そして、開放側縦枠12の上端部の間口側と下端部の間口側に、扉支持枠2を回動自在に保持する上部回動支持部材4と下部回動支持部材40が設けられ、上部回動支持部材4に対応して、閉鎖側縦枠11の上端部の間口側に上部保持部材50が設けられ、上部回動支持部材4と上部保持部材50間にレール部材60が配設され、レール部材60はランマパネル90と点検パネル9によって隠蔽されている。
上枠13は、室外側、室内側の下端部に、点検パネル用段部131と、ランマパネル用段部132を有する縦断面略コ字型に形成され、戸先側端部と戸尻側端部内面に取付られた逆L字型の連結金具130、130を介して、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12の上端部内面にネジ止め連結されている。
扉支持枠2は、上下端面を閉塞材にて閉塞した略角パイプ状の縦枠21と、縦枠21の上下端部から戸先側に突出する上下支持枠22、23より略コ字型に形成され、縦枠21の上下端面に、前記上回動支持部材4に設けられる上回動支持軸431と、下部回動支持部材40に形成された下回動支持軸401が嵌入し、上部回動支持部材4及び下部回動支持部材40を介して、戸枠1に回動自在に保持されている。
上下支持枠22、23は、扉体3の幅寸法の略3分の1程度の長さに形成されており、戸先側端部で、扉体3を回動自在に支持している。
すなわち、扉体3の戸尻側端部から上支持枠22にほぼ一致する寸法の上下端面に取り付けられた上下枢軸31、32と上下支持枠22、23は連結ナット310等にて回動自在に連結されている。
符号211は縦枠21の戸先側面の室外側端部に取付金具212を介して上下方向に設けられた閉鎖時戸先側戸当たり111に対応する閉鎖時戸尻側戸当たりを示している。(図15、図16に示す。)
扉体3は、上記上枢軸31が取付く位置と戸先側端部間のほぼ中間部に蓄力装置6を設け、蓄力装置6の上端にガイド部材5を連結している。符号115は扉体3の室内側面に取付けられた補助取手を示している。
ガイド部材5は、上端に開閉方向に所定間隔を有する2つのローラー500、500が、回転自在に取り付けられるローラー取付片51と、ローラー取付片51の室外側端部から下方に突出するレール支持材取付片52と、レール支持材取付片52の下端から室内側に突出する連結片53と、ローラー取付片51と連結片53間に形成されたシリンダー当たり片54より形成され、レール支持材取付片52の室外側面には逆L字型のレール支持片55が取付けられている。
そして、ローラー500、500は、後記するレール部材60のガイド溝601の幅に一致する大きさに形成され、ガイド溝601内を摺動する事により、ガイド部材5は、ガイド溝601対し回動不能に案内される。
蓄力装置6は、ガイド部材5の連結片53と連結されるセンター軸61と、センター軸61を回動自在に保持する保持筒62と、保持筒62の下端に設けられ、保持筒62を扉本3に回動不能に連結される連結脚63と、保持筒62内に一端が係止された状態で収納されたスプリング(図示せず。)と、スプリングの他端を係止し、スプリングの回動力を調節すると共に、スプリングの回動力をセンター軸61に伝達する回動力調節部材(図示せず。)より構成されている。
すなわち、実施例では、ガイド部材5と連結されたセンター軸61は保持筒62に回動自在に保持され、ガイド部材5がローラー500、500によってガイド溝601対し回動不能に案内されているので、扉体3が開放されるにしたがって、スプリングの反発回動力を強めながら、保持筒62は扉体3と共に回動し、やがて、扉体3は開放状態となるが、扉体3に対する開放力が除去されると、蓄えられたスプリングの反発回動力は保持筒62を扉体3と共に、扉体3を閉鎖する方向に回動させるので、扉体3は自閉する。
符号20は、レール部材60の室内側から取付金具201を介し、扉体3が閉鎖する時のガイド部材5の通過路に、レール部材60の室内側から取付金具201を介して設けられたエアーシリンダーを示している。
エアーシリンダー20は、ピストンロッドの先端に設けられた磁石が、前記ガイド部材のシリンダー当たり片54に吸着した状態から、扉体3が開放されるに伴って、ピストンロッドが引き出され、最も伸長した状態で磁石の吸着が解除され、ピストンロッドは最も伸長した状態で維持される。
扉体3が開放された状態から自閉していくと、やがて、ピストンロッドの先端に設けられた磁石にガイド部材5のシリンダー当たり片54が当接し、次に、ピストンロッドを縮小させながら(閉鎖スピードを減速させながら)移動し、扉体3が閉鎖される。この状態で、ピストンロッドの先端に設けられた磁石が、前記ガイド部材のシリンダー当たり片54に吸着した状態となっている。
エアーシリンダ−20、ガイド部材5、レール部材60を隠蔽し、必要時には取外されて、内部の点検、修理を行えるようにした点検パネル9は、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12の室内側面とほぼ面一で、レール部材60を隠蔽する上部隠蔽部91と、閉鎖状態での扉支持体2の上支持枠22の戸先側で、扉体3の上方を隠蔽し、上部隠蔽部91よりやや室外側に位置する下部隠蔽部92が一体となって構成され、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12の室内側内面上端部に戸尻側と戸先側に向かって突出した点検パネル取付座93、93に連結ネジにて着脱自在に取付けられている。
レール部材60及び扉支持枠2をそれぞれの位置で回動自在に支持する上部回動支持部材4は、開放側縦枠12の上部内面にネジ止め連結される側壁41と、側壁41の上下端部で内方に突出して形成された上下壁42、43より断面略コ字型に形成され、側壁41には、上下方向に所定間隔を有して、取付高さの調節が若干可能なように上下方向の長孔410、410が形成され、上壁42、下壁43の室外側よりの端部には、前記レール部材60の戸尻側端部を連結ピン600にて回動自在に連結するための連結孔400、400が形成され、下壁43の室内側よりの下面には扉支持枠2を回動自在に支持する為の上回動支持軸431が下方に向けて突設されている。
レール部材60は、下面が開口する下向きコ字型の案内支持部材602と、案内支持部材602の上方に位置する上部補強部材604と、上部補強材604の室外側に固着され、ランマパネル90がネジ止め連結される下端部を逆L字型としたランマパネル取付材603と、案内支持部材602とランマパネル取付材603と上部補強部材604の戸先側端面に固着されたラッチ係合部材64と、戸尻側端面に固着された回動用連結部材65より構成されている。
そして、案内支持部材602内に隙間調整部材605をネジ止めしてガイド溝601の幅を調節し、ガイド部材5のローラー500、500との隙間を最適なものとする。
ランマパネル90は、前記ランマパネル取付材603に上下端部がネジ止め連結されるランマパネル裏面板901と、ランマパネル裏面板901と一体に室外側に設けられたランマパネル表面板902より構成されている。
すなわち、レール部材60が室外側に回動した時、万一戸先側が垂れ下がっても、扉支持枠2に支持された扉体3に設けられたガイド部材5のレール支持片55に、ランマパネル取付材603、及びランマパネル裏面板901の段部903が当接して、それ以上の垂れ下がりを防止する。
レール部材60の戸尻側端部に設けられた回動用連結部材65は、前記上部回動支持部材4の上壁42、下壁43間の内面上下に位置する上下回動用突壁651、652と連結用壁653等からなり、上下回動用突壁651、652には前記上部回動支持部材4の連結孔400、400に対応して回動用孔(図示せず。)が形成され、連結ピン600を、連結孔400、400、回動用孔に挿通し、抜け止めピンにて抜け止めを行ない上部回動支持部材4と連結される。
すなわち、レール部材60の戸尻側端部は戸枠1に回動自在に連結される。
又、ラッチ係合部材64は、上部保持部材50に取り付けられたラッチ部材7に係脱自在となる係合軸部641と、係合軸部641の戸先側端部に回転自在に設けられたゴム製の圧接用ローラー642等より構成され、ラッチ部材7との係止状態で、上部保持部材50に保持された状態となる。
上部保持部材50は、 閉鎖側縦枠11の上部内面にネジ止め連結される連結用側壁501と、連結用側壁501の室内側端部から戸尻側に突出する突出壁502と、突出壁502の戸尻側端部から室内側に突出するラッチ部材連結用壁503と、ラッチ部材連結用壁503の室内側端部の下端部で戸尻側に突出するレール部材保持用突出壁504と、連結用側壁501と突出壁502の上下方向中央部内面に固着され、圧接用ローラー642を支持するローラー支持壁505と、ローラー支持壁505の室外側前端部から下方に傾斜突出する案内傾斜壁506と、ローラー支持壁505の戸尻側端部から戸尻側に突出するラッチ部材支持壁507より構成されている。
そして、連結用側壁501には上下方向に所定間隔を有して、上部保持部材50の取付高さの調節が若干可能なように上下方向の長孔が形成され、突出壁502の室外側面には、レール部材60がラッチ部材7に係止された状態でレール部材60がガタつかないよう、
前記圧接用ローラー642の端面が圧接するゴム製のローラー当り521が取り付けられ、ラッチ部材連結用壁503の戸尻側面には、ラッチ部材支持壁507の上方に位置してラッチ部材7が回動自在に連結され、ラッチ部材連結用壁503の閉鎖側縦枠11側の面には逆L字形のバネ取付座508が設けられている。
又、ラッチ部材7とレール部材60の係止状態が解除された時、急にレール部材60が室外側に回動して、作業者に危険が及ばないよう、ラッチ部材7にレール部材60が係止された状態で、上部補強部材604の室内側面に取付けられた磁石650がレール材保持用突出壁504の室外側面に吸着するよう構成されている。
ラッチ部材7は、ラッチ部材連結用壁503に回動自在に連結され、室外側端部の下端部に前記係合軸部641に係止する係止部711が形成された連結用係止片71と、連結用係止片71の上端部で戸尻側に突出する操作用突片72より構成され、操作用突片72の室内側端部とバネ取付座508の上端部間に引張りバネ73が配設され、ラッチ部材7は常に係合軸部641に係止する方向に回動するよう付勢されている。
符号74は、係合軸部641がレール部材60と共に室外側に移動したときに、引張りバネ73によって、ラッチ部材7が必要以上に回動しないよう、下端面がラッチ部材支持壁507に当接する回動規制部を示している。
そして、ラッチ部材7と係合軸部641の係止状態は操作部75によって解除される。
操作部75は、押上げ操作部材76と、押上げ操作部材76を上下動可能に保持する操作用保持部材77と、押上げ操作部材76を操作するための操作孔78より構成されている。
押上げ操作部材76は、上端にラッチ部材7方向(室内側方向)に突出し、操作用突片72の室外側端部の下方に位置する押上げ突片761と、押上げ突片761の室外側端部で下方に延設された垂下片762と、垂下片762の下端部で室内側に突設された操作突片763と、垂下片762の開閉側端部で室内側に突出する補強突片764、764より構成されている。
操作用保持部材77は、レール部材60の室外側に設けられたランマパネル90の裏面側の所定位置(ラッチ部材7に対応する個所)に固着され、前記垂下片762と、補強突片764、764の上下方向の中央部分を保持しており、操作孔78はランマパネル90の下面で操作突片763の下面が臨む位置に形成されている。
そして、非常時には、操作孔78よりドライバー等を差し込んで先端を操作突片763の下面に当接させ上方に押し上げると、押上げ部材76は上方に移動し、同時に押上げ突片761は引張りバネ73の弾性に抗して操作用突片72の室外側端部を押上げ、係合軸部641と係止部711の係止状態を解除し(図17に示す状態。)、レール部材60の戸先側端部を室外側に引き出すと、扉体3のガイド部材5のローラー500、500をガイド溝601内に嵌合した状態で、扉支持部材2と共に、連結ピン600及び上回動支持軸431を回動中心として室外側に回動可能となる。
上記、レール部材60、ガイド部材5、ラッチ部材7,ラッチ係合部材64、回動用連結部材65等を隠蔽する点検パネル9は図17に示すように、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12の室内側面とほぼ面一で、レール部材60を隠蔽する上部隠蔽部91と、閉鎖状態での扉支持体2の上支持枠22の戸先側で、扉体3の上方を隠蔽し、上部隠蔽部91よりやや室外側に位置する下部隠蔽部92が一体となって構成され、閉鎖側縦枠11と開放側縦枠12の室内側内面上端部に戸尻側と戸先側に向かって突出した点検パネル取付座93、93に連結ネジにて着脱自在に取付けられている。
本発明は、戸当たり部材8を除いては上記のように構成され、通常使用では、図1に示す閉鎖状態からレバーハンドル114をまわして室外側に押すと、扉体3のガイド部材5のローラー500、500はガイド溝601に嵌合しているので、この部分を回動中心として扉体の戸尻側は室内側に回動移動し、同時に、扉支持枠2と扉体3は上下枢軸31、32と回動自在に連結され、扉支持枠2は戸枠1に回動自在に連結されているので、扉体3は回動しながら戸尻側に移動し、やがて、扉体3の室外側面が戸当たり部材8に当接して全開姿勢となる。(図16に示す状態。)
この時、戸尻側のローラー500は、ガイド溝601の戸尻側内面に設けられた板バネ材からなる山形の全開時ストッパー606を戸尻側に乗り上げることで、扉体3は全開状態が維持される。(図9に示す。)
又、全開状態の扉体3を閉鎖する場合、補助取手115を図3の状態で戸先側に引っ張ると、弾性に抗してローラー500は全開時ストッパー606を乗り越し、その後、扉体3は蓄力装置6の自閉力によって自閉する。 この時前述したようにエアーシリンダー20によって全閉時近くでの急激な閉鎖は緩和される。
一方、室内側で異常が発生した場合、扉体3は、回動させながら移動させることができないので、扉支持枠2の縦枠21を中心に扉体3は閉鎖姿勢(扉支持体2の上下支持枠22、23とほぼ平行な状態)のまま回動させることとなるが、この時、前記戸当たり部材8に開放途中で当接し(図17に示す状態)、室内側に救助に入ることができる程度まで十分に開放することができない。本発明の戸当たり部材8は、特別な構成とする事でこれを解決している。
本発明の第1実施例の戸当たり部材8は、図15、図16、図18に示すように開放側縦枠12の室外側突縁124の室内側で、基枠121の間口側面に位置する戸当たり体取付基板81と、戸当たり体取付基板81の内面側の上下端部に設けられえたマグネット用吸着板82、82と、戸当たり体取付基板81の上下端部に戸先側に突出して連結された戸当たり体83より構成されている。
戸当たり体取付用基板81は、室外側突縁124の内面側から内面補強枠122の戸先側面にかけて設けられた兆番取付座84に一端が連結され、他端が戸当たり体取付基板81裏面側に枢着された兆番85によって、室外側端部を回動中心として、通常姿勢から室外側に回動自在となっている。
戸当たり体83は、真鍮材より棒状に形成された戸当たり本体830と、戸当たり本体830の戸先側に設けられた軟質合成樹脂材よリなる戸当たり緩衝部831より棒状に形成され、戸当たり体取付用基板81の戸先側面に戸先側に突出してネジ止め等によって連結されている。
符号821、821は、マグネット用吸着板82、82に対応して、開放側縦枠12の上下端部に取付けられたマグネットキャッチ、符号822(図16に示す。)は開放側縦枠12の上下端部に取付けられたクッション材を示している。
第1実施例の戸当たり部材8は上記のように構成され、通常使用では、マグネットキャッチ821にマグネット用吸着板82、82が吸着して、戸当たり体取付用基板81は基枠121と平行な姿勢に保持され、従って、戸当たり体83は閉鎖状態の扉体3と平行に戸先側に突出している。
したがって、通常使用で、扉体3が開放されたときは、扉体3の室外側面が、図16に示すように室外側方向から戸当たり体83の戸先側端面に当接し扉体3は全開姿勢となる。
一方、室内で非常事態が発生し、室外側から緊急に扉体3を開放する必要が生じたときは、前述したように、操作孔78よりドライバー等を差し込んで、係合軸部641と係止部711の係止状態を解除し(図17に示す状態。)、レール部材60の戸先側端部を室外側に引き出す、すると扉体3も扉支持部材2と共に、連結ピン600及び上回動支持軸431を回動中心として室外側に回動し、やがて、扉体3の室外側面は室内側から戸当たり体83に当接し、更なる扉体3の開放によって、戸当たり体取付用基板81は、室外側端部を回動中心として、戸当たり体3と共に室外側に回動する。すなわち、戸当たり体83は、扉体3の開放が可能な位置に移動する事となる。(図18に示す状態。)
次に、本発明の第2実施例の戸当たり部材8は、図19、図20に示すように、戸当たり体83と、戸当たり体83の戸尻側端面に連結された戸当たり体取付板86より構成されている。
戸当たり体83は第1実施例と同様棒状に形成され、戸当たり体取付板86は、板バネ材にて扁平なU字型に形成され、一片が室外側突縁124の内面側にネジ止め等にて連結され、他片が戸当たり体83の戸尻側端面に連結されて、閉鎖状態の扉体3と平行に戸先側に突出している。
そして、通常使用では、扉体3の室外側面が、図19に示すように室外側方向から戸当たり体83の戸先側端面に当接し扉体3は全開姿勢となる。
一方、室内で非常事態が発生した時は、第1実施例と同様にレール部材60の戸先側端部を室外側に引き出すと扉体3の室外側面は室内側から戸当たり体83に当接し、更なる扉体3の開放によって、戸当たり体取付板86は、室外側端部を中心として、室内側の端部が開口するよう戸当たり体3と共に一片が戸先側に移動する。すなわち、戸当たり体83は、扉体3の開放が可能な位置に移動する事となる。(図18に示す状態。)
そして、レール部材60が通常状態(係合軸部641と係止部711が係止状態)となると、戸当たり体83は、戸当たり体取付板86の弾性によって、元の位置に復帰する。
次に、本発明の第3実施例の戸当たり部材8は、図21、図22に示すように、戸当たり体83のみから構成されている。
戸当たり体83は、外側突縁124の内面側にネジ止め等にて連結されるコイルバネからなる弾性心棒832と、弾性心棒832を隠蔽する合成樹脂製のカバー体833より構成され、通常使用では、扉体3の室外側面が、図21に示すように戸当たり体83の戸先側端面に当接し扉体3は全開姿勢となる。
一方、室内で非常事態が発生した時は、第1の実施例と同様にレール部材60の戸先側端部を室外側に引き出すと扉体3の室外側面は室内側から戸当たり体83に当接し、更なる扉体3の開放によって、戸当たり体83は、弾性心棒832の弾性変形によって室外側に略くの字状に変形する。すなわち、戸当たり体3は、扉体3の開放が可能な姿勢に変形する事となる。(図22に示す状態。)
そして、レール部材60が通常状態(係合軸部641と係止部711が係止状態)となると、戸当たり体83は、弾性心棒832の弾性によって、元の姿勢に復帰する。
本発明の室内側からの正面図 本発明の室外からの正面図 扉体を全開した状態の平面図 非常時に扉体と共にレール部材を回動した状態の平面図 本発明の室内側からの一部きり欠き拡大正面図 図5のA部拡大図 図5のB部拡大図 図6のC―C線断面図 図7のD―D線断面図 図5のF―F線拡大断面図 図5のG―G線拡大断面図 図6のE―E線断面図 ガイド部材斜視図 図12のH―H線拡大断面図 第1実施例の戸当たり部材を使用した場合の扉体の閉鎖状態での要部横断面図 第1実施例の戸当たり部材を使用した場合の扉体の開放状態での要部横断面図 係合軸部と係止部の係止状態を解除した状態を示す要部縦断面図 第1実施例の戸当たり部材を使用した場合の扉体と共にレール部材を回動した状態状態での要部横断面図 第2実施例の戸当たり部材を使用した場合の扉体の開放状態での要部横断面図 第2実施例の戸当たり部材を使用した場合の扉体と共にレール部材を回動した状態での要部横断面図 第3実施例の戸当たり部材を使用した場合の扉体の開放状態での要部横断面図 第3実施例の戸当たり部材を使用した場合の扉体と共にレール部材を回動した状態での要部横断面図
符号の説明
1 戸枠
11 閉鎖側縦枠
12 開放側縦枠
2 扉支持枠
3 扉体
4 上部回動支持部材
5 ガイド部材
6 蓄力装置
60 レール部材
7 ラッチ部材
8 戸当たり部材
81 戸当たり体取付用基板
83 戸当たり体

Claims (3)

  1. 戸枠と、戸枠の戸尻側に回動自在に保持される扉支持枠と、扉支持枠に回動自在に保持される扉体と、扉体の上端に設けられたガイド部材を開閉方向に案内するレール部材と、扉体の開放方向への移動を停止させる戸当たり体等からなり、扉体が回動しながら移動して間口を開閉することができる扉装置において、レール部材の戸尻側端部は戸枠に回動自在で、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持され、非常時、ラッチ部材は室外側から操作されて、レール部材の戸先側端部と戸枠の係止状態を解除し、扉体及び扉支持枠がレール部材と共に室外側に回動するとき、前記戸当たり体は扉体等の開放が可能な位置に移動することを特徴とする扉装置。
  2. 戸枠と、戸枠の戸尻側に回動自在に保持される扉支持枠と、扉支持枠に回動自在に保持される扉体と、扉体の上端に設けられたガイド部材を開閉方向に案内するレール部材と、扉体の開放方向への移動を停止させる戸当たり体等からなり、扉体が回動しながら移動して間口を開閉することができる扉装置において、レール部材の戸尻側端部は戸枠に回動自在で、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持され、非常時、ラッチ部材は、室外側からの操作によってレール部材の戸先側端部と戸枠の係止状態を解除し、扉体及び扉支持枠がレール部材と共に室外側に回動するとき、前記戸当たり体は扉体等の開放が可能な姿勢に変形することを特徴とする扉装置
  3. 戸枠と、戸枠の戸尻側に回動自在に保持される扉支持枠と、扉支持枠に回動自在に保持される扉体と、扉体の上端に設けられたガイド部材を開閉方向に案内するレール部材と、扉体の開放方向への移動を停止させる戸当たり体等からなり、扉体が回動しながら移動して間口を開閉することができる扉装置において、レール部材の戸尻側端部は戸枠に回動自在で、戸先側端部はラッチ部材を介して戸枠に係脱自在に保持され、非常時、ラッチ部材は、室外側からの操作によってレール部材の戸先側端部と戸枠の係止状態を解除し、扉体及び扉支持枠がレール部材と共に室外側に回動するとき、室外側方向に回動自在に扉支持枠の室外側に位置して戸枠の高さ方向ほぼ全幅に渡って設けられた戸当たり取付基板の上下端部にとりつけられた戸当たり体は、戸当たり体取付用基板の室外側方向への回動によって、扉体等の開放が可能な位置に移動することを特徴とする扉装置。
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