JP2000129985A - 引戸の施錠装置 - Google Patents

引戸の施錠装置

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JP2000129985A
JP2000129985A JP10299671A JP29967198A JP2000129985A JP 2000129985 A JP2000129985 A JP 2000129985A JP 10299671 A JP10299671 A JP 10299671A JP 29967198 A JP29967198 A JP 29967198A JP 2000129985 A JP2000129985 A JP 2000129985A
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JP
Japan
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sliding door
rod member
rod
guide groove
screw
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Pending
Application number
JP10299671A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Sasada
泰伸 笹田
Kazuhisa Horikawa
一久 堀川
Toshiki Tachibana
俊希 橘
Yasutoki Takimoto
泰時 瀧本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引戸錠の取付け位置が相違する引戸に対し
て、単一の長さのロッド部材で充分に対応することがで
きるようにした引戸の施錠装置を提供することである。 【解決手段】 引戸2の戸先側端面に上下方向のガイド
溝3を形成し、そのガイド溝3の端板4に引戸錠6を固
定する。引戸錠6の施解錠操作によって上下動される摺
動子12の上記ガイド溝3内に位置する先端部にジョイ
ント部材15を取付け、そのジョイント部材15にロッ
ド部材21の後端部を長さ方向に位置調整自在に連結す
る。ロッド部材21の先端部外周に雄ねじ23を形成
し、その雄ねじ23にロッドキャップ24をねじ係合し
て、ロッドキャップ24の回転による軸方向の移動およ
びロッド部材21の取付け位置の調整により、ロッドキ
ャップ24の端面を適切な位置に調整して引戸錠6の取
付け位置が相違する引戸に対して対応できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出入口を開閉す
る引戸の施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出入口の床面に設けられたレールに沿っ
て引戸を移動自在に設け、その引戸の内部に取付けられ
た引戸錠のシリンダ錠を施解錠し、あるいはサムターン
を回動して、上記引戸錠に設けられた摺動子を上下動
し、その摺動子に連結されたロッド部材を引戸の戸先側
端面に設けられたガイド溝内において上下動して、ロッ
ド部材の先端部を出入口の上側又は下側に設けられた受
具の係合孔に係脱させるようにした引戸の施錠装置は従
来から知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
施錠装置においては、摺動子の先端部に固着したナット
にロッド部材の後端部に設けたねじ軸をねじ係合して、
摺動子とロッド部材とを連結する構造であるため、ロッ
ド部材の取付け位置を調整することができない。
【0004】このため、引戸に対する引戸錠の取付位置
に応じて適切な長さのロッド部材をその都度製作した
り、長さの異なるロッド部材を複数用意して、適切な長
さのロッド部材を選択して使用する必要があり、きわめ
て不経済であった。
【0005】また、ロッド部材はナットに対するねじ軸
のねじ係合による連結であるため、ロッド部材の連結に
際しては、引戸の上面又は下面で開口するガイド孔から
ロッド部材を挿入してナットにねじ係合する必要があ
る。このため、ロッド部材の連結に際して引戸を取外す
必要が生じ、組付けに非常に手間がかかる問題があっ
た。
【0006】この発明の課題は、単一の長さのロッド部
材によって引戸錠の取付け位置が相違する引戸に対応す
ることができるようにした経済性および組付け性に優れ
た引戸の施錠装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、出入口を開閉する引戸の戸
先側端面に上下方向に延びるガイド溝を形成し、そのガ
イド溝の端面に引戸錠を取付け、この引戸錠の施解錠操
作によって上下動される摺動子のガイド溝内に位置する
先端部にロッド部材を連結し、前記引戸の全閉状態にお
いて、上記引戸錠の操作によりロッド部材を上下動さ
せ、ロッド部材の先端部を出入口の上側又は下側に設け
られた係合孔に係合して引戸を施錠するようにした引戸
の施錠装置において、前記摺動子の先端部にジョイント
部材を取付け、そのジョイント部材に前記ロッド部材の
後端部を連結し、ロッド部材の先端部に雄ねじを設け、
この雄ねじに前記係合孔に係合可能なロッドキャップを
ねじ係合した構成を採用している。
【0008】上記のように構成すれば、ロッドキャップ
を回転することにより、ロッド部材の長さを調整するこ
とができるため、引戸錠の取付け位置が相違する引戸に
対して対応させることができる。
【0009】ここで、前記ジョイント部材にロッド部材
の後端部を長さ方向に位置調整自在に連結した構成を採
用すると、ロッド部材の取付位置を調整することができ
るため、その取付位置の調整とロッドキャップの回転に
よる軸方向の移動によってロッドキャップの端面の位置
調整幅が大きくなり、引戸錠の取付位置が大幅に相違す
る引戸に対して充分に対応することができる。
【0010】前記ロッド部材の後端部を位置調整自在に
連結する手段として、ジョイント部材に前記ロッド部材
の後端部外周に沿う締付片を前記ガイド溝の開口に対向
して設け、この締付片の端部にビス挿入孔を形成し、そ
のビス挿入孔からジョイント部材にねじ込まれるビスの
締付けにより、上記締付片とジョイント部材とでロッド
部材の後端部を締付けるようにしたものを採用すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、出入口1を
開閉する引戸2は、上記出入口1の周枠1aにおける下
枠のレール(図示省略)および上枠のガイド溝(図示省
略)に沿って移動自在とされている。
【0012】図2および図3に示すように、引戸2の戸
先側端面には上下方向に延びるガイド溝3が形成されて
いる。ガイド溝3の端板4には錠箱挿入孔5が形成さ
れ、その錠箱挿入孔5に引戸錠6の錠箱7が挿入されて
いる。引戸錠6は、錠箱挿入孔5の周縁部に当接される
フロントプレート8を有し、そのフロントプレート8の
上下端部が上記端板4にねじ込まれるビスの締付けによ
って固定されている。
【0013】ここで、引戸錠6は、引戸2の屋外面に設
けられるシリンダ錠9および屋内面に設けられるサムタ
ーン10を有し、上記シリンダ錠9の施解錠操作又はサ
ムターン10の回動操作によって図2に示すカムプレー
ト11が回動して一対の摺動子12が相反する方向に移
動するようになっており、各摺動子12の先端部はフロ
ントプレート8に形成された上下方向に長いガイド孔1
3に挿通されてガイド溝3内に臨んでいる。
【0014】図4に示すように、摺動子12のそれぞれ
先端部には一対のねじ孔14が上下に設けられている。
摺動子12の一方、実施の形態では上部の摺動子12に
ジョイント部材15が取付けられている。
【0015】ジョイント部材15は摺動子12の先端部
側面に当接される取付片15aの一側上部に連結片15
bを設けた構成とされている。取付片15aにはビス挿
入孔16が設けられ、そのビス挿入孔16から前記摺動
子12のねじ孔14にねじ込むビス17の締付けによっ
て摺動子12にジョイント部材15が連結されている。
【0016】ジョイント部材15の連結片15bはガイ
ド溝3の開口と対向し、その連結片15bの一側に上記
連結片15bと前側で対向する締付片18が折り曲げに
よって形成されている。
【0017】締付片18の端部には一対のビス挿入孔1
9が上下に設けられ、一方、連結片15bには上記ビス
挿入孔19と同軸上にねじ孔20が設けられている。
【0018】締付片18は、円弧状をなし、その内側に
丸軸から成るロッド部材21の後端部が挿入されてい
る。ロッド部材21は締付片18のビス挿入孔19から
連結片15bのねじ孔20にねじ込まれるビス22の締
付けによって固定され、上記ビス22を弛めることによ
って軸方向に取付け位置が調整し得るようになってい
る。
【0019】ロッド部材21の先端部には雄ねじ23が
設けられ、その雄ねじ23にロッドキャップ24の後端
部に設けられたねじ孔25がねじ係合されている。
【0020】図1に示すように、ロッドキャップ24は
引戸2の上側に設けられたロッド挿入孔26にスライド
自在に挿入され、上記摺動子12の上方向への移動時
に、引戸2の上面から上方に突出するようになってい
る。
【0021】一方、前記周枠1aの上枠には、引戸2の
閉鎖状態において、上記ロッドキャップ24と対向する
位置に係合孔27が形成され、その係合孔27に対する
ロッドキャップ24の係合によって引戸2は施錠され
る。
【0022】図3において、28はガイド溝3の開口部
に着脱自在に取付けられた弾性を有するシール材を示
す。
【0023】実施の形態で示す施錠装置は上記の構造か
ら成り、その施錠装置の組付けに際しては、シール材2
8を取外した状態において、ガイド溝3の開口から錠箱
挿入孔5に引戸錠6の錠箱7を挿入し、フロントプレー
ト8を錠箱挿入孔5の周縁部に当接した状態でそのフロ
ントプレートを端板4にねじ止めして引戸錠6を固定す
る。
【0024】引戸錠6の取付け後、ガイド溝3の開口か
ら内部にロッド部材21を挿入し、そのロッド部材21
の後端部を引戸錠6の摺動子12に予め取付けられたジ
ョイント部材15の締付片18の内側に挿入し、かつロ
ッドキャップ24をロッド挿入孔26に挿入し、上記ロ
ッドキャップ24の上端面が引戸2の錠面と略一致する
ようにロッドキャップ24を位置調整したのち、締付片
18のビス挿入孔19から連結片15bのねじ孔20に
ねじ込むビス22の締付けによってロッド部材21を固
定する。
【0025】ここで、ロッドキャップ24の位置調整に
際しては、そのロッドキャップ24を回転し、あるいは
ロッド部材21を軸方向に移動させるようにする。
【0026】上記のように、施錠装置の組付けは、ガイ
ド溝3の開口から行なうことができるため、引戸2を取
外す必要がなく、施錠装置をきわめて簡単に組付けるこ
とができる。
【0027】また、ロッドキャップ24の上端の位置調
整もガイド溝3の開口から行なうことができるため、調
整作業も容易である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、引
戸の戸先側端面に形成されたガイド溝の開口から引戸錠
やロッド部材の組付けを行なうことができるので、組付
けが容易であると共に、ロッド部材は先端部の雄ねじに
ロッドキャップをねじ係合して長さ調整することができ
るため、引戸錠の取付け位置が相違する引戸に充分に対
応することができ、引戸錠の取付け位置に応じて適切な
長さのロッド部材を形成する場合に比較して、経済的で
ある。
【0029】また、ジョイント部材に対してロッド部材
を長さ方向に位置調整自在に連結したことにより、その
取付け位置の調整とロッドキャップの回動によるロッド
部材の長さ調整とによってロッドキャップの上端の位置
調整幅が大きくなり、引戸錠の取付け位置が大幅に相違
する引戸に対しても充分に対応することができる。
【0030】さらに、ジョイント部材に設けた締付片の
締付けによってロッド部材の後端部を外周から挾持する
取付けとしたことにより、ロッド部材をきわめて安定よ
く取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る引戸の施錠装置の実施の形態を
示す正面図
【図2】同上の引戸錠の取付け部を示す拡大断面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】同上の分解斜視図
【符号の説明】
1 出入口 3 ガイド溝 4 端板 6 引戸錠 12 摺動子 15 ジョイント部材 18 締付片 19 ビス挿入孔 20 ねじ孔 21 ロッド部材 22 ビス 23 雄ねじ 24 ロッドキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 俊希 大阪市中央区島之内二丁目12番21号 株式 会社シブタニ内 (72)発明者 瀧本 泰時 大阪市中央区島之内二丁目12番21号 株式 会社シブタニ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口を開閉する引戸の戸先側端面に上
    下方向に延びるガイド溝を形成し、そのガイド溝の端面
    に引戸錠を取付け、この引戸錠の施解錠操作によって上
    下動される摺動子のガイド溝内に位置する先端部にロッ
    ド部材を連結し、前記引戸の全閉状態において、上記引
    戸錠の操作によりロッド部材を上下動させ、ロッド部材
    の先端部を出入口の上側又は下側に設けられた係合孔に
    係合して引戸を施錠するようにした引戸の施錠装置にお
    いて、前記摺動子の先端部にジョイント部材を取付け、
    そのジョイント部材に前記ロッド部材の後端部を連結
    し、ロッド部材の先端部に雄ねじを設け、この雄ねじに
    前記係合孔に係合可能なロッドキャップをねじ係合した
    ことを特徴とする引戸の施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記ジョイント部材にロッド部材の後端
    部を長さ方向に位置調整自在に連結したことを特徴とす
    る請求項1に記載の引戸の施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記ロッド部材の後端部を位置調整自在
    に連結する手段が、ジョイント部材に前記ロッド部材の
    後端部外周に沿う締付片を前記ガイド溝の開口に対向し
    て設け、この締付片の端部にビス挿入孔を形成し、その
    ビス挿入孔からジョイント部材にねじ込まれるビスの締
    付けにより、上記締付片とジョイント部材とでロッド部
    材の後端部を締付けるようにした構成から成る請求項2
    に記載の引戸の施錠装置。
JP10299671A 1998-10-21 1998-10-21 引戸の施錠装置 Pending JP2000129985A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255729A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Daiken Co Ltd 引戸装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255729A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Daiken Co Ltd 引戸装置

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