JP4109592B2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4109592B2
JP4109592B2 JP2003319643A JP2003319643A JP4109592B2 JP 4109592 B2 JP4109592 B2 JP 4109592B2 JP 2003319643 A JP2003319643 A JP 2003319643A JP 2003319643 A JP2003319643 A JP 2003319643A JP 4109592 B2 JP4109592 B2 JP 4109592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
engagement
closing
engaging
receiving portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003319643A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005083163A (ja
Inventor
祥延 花井
悦典 嶋村
隆 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2003319643A priority Critical patent/JP4109592B2/ja
Publication of JP2005083163A publication Critical patent/JP2005083163A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4109592B2 publication Critical patent/JP4109592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

本発明は、防犯性に優れた開閉装置に関するものである。
従来、例えば開口部を開閉する昇降可能な開閉体と、ロック用孔部を有し開閉体の側端部が挿入部として挿入され開閉体の昇降時に開閉体を案内する案内体と、開閉体の中間部を構成するロック用スラットと、ロック用スラットに取り付けられロック用孔部との係合により開閉体の上昇を規制するロックバー体とを備える開閉装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実公平3−7506号公報
しかしながら、上記従来の開閉装置では、例えば開閉体の中間部を構成するロック用スラットが悪意等の故意により変形させられた場合にロックバー体がロック用孔部と係合不能となり、開閉体の上昇を適切に規制することができなくなるおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、開閉体の上昇を適切に規制でき、防犯性に優れた開閉装置を提供することを目的とする。
求項記載の開閉装置は、挿入部を側端部に有し、開口部を開閉する昇降可能な開閉体と、上昇規制用係合受け部および抜止め用係合受け部を有し、前記開閉体の挿入部が挿入され、前記開閉体の昇降時に前記開閉体を案内する案内体と、前記開閉体の一部を構成する係合体被取付部材と、この係合体被取付部材に取り付けられ、前記上昇規制用係合受け部との係合により前記開閉体の上昇を規制する上昇規制用係合体と、前記係合体被取付部材に取り付けられ、前記抜止め用係合受け部との係合により前記案内体内から前記挿入部が抜け出るのを防止する抜止め用係合体とを備え、前記案内体の前記上昇規制用係合受け部は、案内体本体部に回動可能に設けられた回動部材にて構成され、前記回動部材は、前記抜止め用係合受け部を兼ねたものであるものである
請求項2記載の開閉装置は、請求項1記載の開閉装置において、係合体被取付部材は、開閉体の下端部を構成する下端構成部材であるものである。
求項記載の開閉装置によれば、抜止め用係合体が抜止め用係合受け部との係合により案内体内から挿入部が抜け出るのを防止することから、上昇規制用係合体が上昇規制用係合受け部と係合不能な状態になるようなことが防止され、このため、上昇規制用係合体と上昇規制用係合受け部との係合により開閉体の上昇を適切に規制でき、よって防犯性に優れている。また、回動部材にて構成された上昇規制用係合受け部と上昇規制用係合体との係合によって、開閉体の上昇を適切かつ効果的に規制できる。さらに、回動部材が抜止め用係合受け部を兼ねたものであるから、別途に抜止め用係合受け部用の部材を備えた場合に比べて、構成の簡素化を図ることができる。
請求項2記載の開閉装置によれば、係合体被取付部材が開閉体の下端部を構成する下端構成部材であるため、開閉体の下端部において上昇が適切に規制され、より一層防犯性に優れている。
本発明の開閉装置の第1の関連技術を図面を参照して説明する。
図5において、1は開閉装置で、この開閉装置1は、例えば建物2に形成された略矩形状の窓開口である開口部3を開閉する手動式の窓シャッタ装置である。
そして、開閉装置1は、図1および図2にも示すように、互いに離間対向した上下方向に長手状の左右一対の案内体(ガイドレール)5と、両案内体5の下端部間にわたって配設された左右方向に長手状の被当接部である下枠体6と、両案内体5の上端部間にわたって配設された左右方向に長手状で略箱状の収容ケース体(シャッタボックス)7と、収容ケース体7内に左右方向の軸線を中心として回転可能に配設された巻体(図示せず)とを備えている。
また、開閉装置1は、巻体の回転に基づいて、左右両側の両側端部(左右方向両端部)がそれぞれ挿入部10として案内体5内に挿入された状態で両案内体5にて案内されながら、開口部3に沿って昇降して開口部3を開閉する昇降可能な略面状の開閉体(シャッタカーテン)11を備えている。
すなわち、開閉装置1は、開口部3の閉鎖時には巻体からの巻戻しにより挿入部10が案内体5にて案内されながら下端部が下枠体6に当接するまで下降して略全体が略平板状となって開口部3を閉鎖し、開口部3の開口時には巻体の巻取りにより挿入部10が案内体5にて案内されながら下端部が収容ケース体7に当接するまで上昇して略全体が略円筒状となって開口部3を開口させる開閉体11を備えており、この開閉体11の上端側が巻体に固定され、開閉体11の下端側が自由端部となっている。
ここで、案内体5は、上下方向に長手状の案内体本体部13を有し、この案内体本体部13には、開閉体11の昇降時に開閉体11の挿入部10を案内する上下方向に長手状で横断面略コ字状のガイド溝部14が開口部3に向って開口した状態に形成されている。
ガイド溝部14は、開閉体11の厚さ方向である前後方向に互いに離間対向した前板部(室外側の板部)15と後板部(室内側の板部)16とを有している。前板部15の外端部と後板部16の外端部とは、連結板部17にて一体に連結されている。
ガイド溝部14の前板部15の内端部対向面(後板部16と対向した後面)からは、緩衝材保持用の突出部21が後板部16側に向って一体に突出している。緩衝材保持用の突出部21は、左右方向に互いに離間対向した横断面略T字状の第1保持部分22と横断面略L字状の第2保持部分23とにて構成されている。そして、緩衝材保持用の突出部21にて、案内体5のガイド溝部14と開閉体11の挿入部10との衝突をやわらげるためのモヘア等の緩衝材24が嵌合保持され、この緩衝材24は両保持部分22,23間にこれら両保持部分22,23にて挟持された状態で配設されている。
また、ガイド溝部14の後板部16の内端部対向面(前板部15と対向した前面)からは、緩衝材保持用の突出部26が前板部15側に向って一体に突出している。緩衝材保持用の突出部26は、左右方向に互いに離間対向した横断面略T字状の第1保持部分27と横断面略L字状の第2保持部分28とにて構成されている。
そして、緩衝材保持用の突出部26にて、案内体5のガイド溝部14と開閉体11の挿入部10との衝突をやわらげるためのモヘア等の緩衝材29が嵌合保持され、この緩衝材29は両保持部分27,28間にこれら両保持部分27,28にて挟持された状態で配設されている。また、この緩衝材29を保持した緩衝材保持用の突出部26の第1保持部分27は、抜止め用係合受け部30を兼ねたものである。すなわち、後板部16側の第1保持部分27のうち緩衝材29側とは反対側の横断面略L字状部分が、抜止め用係合受け部30となっている。
また、ガイド溝部14の連結板部17の下端部内面からは、傾斜状の案内面32を有する略三角形状の上昇規制用係合受け部(鍵受け)31が開口部3側に向って突出している。上昇規制用係合受け部31は、案内体本体部13のガイド溝部14の連結板部17の下端部にねじ等の固定具33にて固設され下枠体6の近傍位置でガイド溝部14内に位置する固定部材34にて構成されている。なお、案内体5の案内体本体部13は、例えば建物2に固着された外枠35と、この外枠35に固着されたレール枠36とにて構成されている。
開閉体11は、同一形状の複数枚のスラット41が互いに回動可能に連結されて構成された開閉体本体部42を有し、この開閉体本体部42の基端スラット41が収容ケース体7内の巻体に取り付けられている。
開閉体本体部42の先端スラット41には、開閉体11の一部である下端部を構成する略中空状の係合体被取付部材である下端構成部材(座板)43が回動可能に連結されている。下端構成部材43は、スラット41と略同じ長さを有する左右方向に長手状のもので、この下端構成部材43の左右方向両端部は、挿入部10として案内体5のガイド溝部14内に挿入されている(図1参照)。
そして、開閉体11の下端構成部材43には、開口部3の閉鎖時に対応する案内体5の上昇規制用係合受け部31との係合により開閉体11の上昇を規制する左右方向に長手状の左右一対の上昇規制用係合体(鍵バー)45が左右方向に移動可能に取り付けられている。
上昇規制用係合体45は、上昇規制用係合受け部31に対して進退するもので、この上昇規制用係合体45の外端側の係合部46は、図示しない操作レバーの操作により、下端構成部材43の側面開口から側方に突出した状態で上昇規制用係合受け部31と係合可能な係合位置と、上昇規制用係合受け部31とは係合不能な非係合位置とに選択的に設定可能となっている。また、上昇規制用係合体45は、図示しないばね等の付勢体によって係合位置に移動する方向に付勢されている。
また、開閉体11の下端構成部材43の左右方向両端部には、開口部3の閉鎖時に対応する案内体5の抜止め用係合受け部30との係合により案内体5のガイド溝部14内から下端構成部材43の挿入部10が開口部3側に抜け出るのを防止する左右一対の抜止め用係合体(座板フック)50が、ねじ等の固定具51にて固着されており、この抜止め用係合体50にて下端構成部材43の側面開口が閉塞されている。
抜止め用係合体50は、例えば合成樹脂或いは金属等にて一体に形成されたもので、下端構成部材43の端部に嵌入され下端構成部材43内に位置する嵌入部52と、下端構成部材43外であってガイド溝部14内に位置する露出部53とにて構成されている。
そして、露出部53には左右方向の挿通孔54が形成され、この挿通孔54内に上昇規制用係合体45が挿通されている(図3参照)。また、露出部53には、抜止め用係合受け部30と係合する係合部55が後板部16側に向って膨出状に形成され、この係合部55は下端構成部材43の後面により室内側に位置する。また、この係合部55の抜止め用係合受け部30との対向部分は断面山形状に形成されている。
なお、上昇規制用係合体45の係合部46と案内体5の上昇規制用係合受け部31とにて、開口部3の閉鎖時に開閉体11を下端位置(閉鎖位置)にロックするロック手段(施錠手段)60が構成されている。
次に、上記第1の関連技術の作用等を説明する。
開口部3を閉鎖する場合、開閉体11を巻体から巻戻しつつ開口部3に沿って下降させ、開閉体11の下端部の下端構成部材43を下枠体6に当接させる。
この開閉体11の下降途中で、上昇規制用係合体45の係合部46は、案内体5の上昇規制用係合受け部31の案内面32にて押されることにより付勢体の付勢力に抗して非係合位置まで一旦移動するが、案内面32から離れた後には、付勢体の付勢力に基づいて係合位置に復帰する。こうしてロック手段60によるロックが自動的にかかる。
そして、図4に示すように、開口部3の閉鎖時において、例えば悪意で室外側からバール59によって開閉体11の座板である下端構成部材43が狙われて攻撃されたとしても、抜止め用係合体50の係合部55と案内体5の抜止め用係合受け部30とが互いに係合し、下端構成部材43の挿入部10が案内体5のガイド溝部14内から開口部3側に抜け出ることを防止する。
このため、上昇規制用係合体45の係合部46は、案内体5の上昇規制用係合受け部31の下方の係合位置に位置したままであり、この状態で、悪意で室外側から開閉体11を無理やり持上げようとしても、上昇規制用係合体45の係合部46と上昇規制用係合受け部31との係合により開閉体11の上昇は規制され、開口部3の閉鎖状態が維持される。
なお、開口部3を室内側から開口する場合は、操作レバーを操作して上昇規制用係合体45の係合部46を上昇規制用係合受け部31とは係合不能な非係合位置まで移動させてから、開閉体11を開口部3に沿って上昇させ、収容ケース体7内に収容する。
そして、このような開閉装置1によれば、開口部3の閉鎖時に案内体5の抜止め用係合受け部30との係合により案内体5のガイド溝部14内から挿入部10が抜け出るのを防止する抜止め用係合体50が開閉体11の下端構成部材43に固定して取り付けられているため、開閉体11の下端部を構成する下端構成部材43が狙われても、上昇規制用係合体45が上昇規制用係合受け部31と係合不能な状態になるようなことを防止でき、これにより開閉体11の上昇を適切に規制でき、よって防犯性に優れている。
また、開閉体11の下端側が自由端部となっているため、2つの係合体(上昇規制用係合体45および抜止め用係合体50)が取り付けられる係合体被取付部材を開閉体11の下端側に位置する下端構成部材43で構成することにより、開閉体11の下端側を強化でき、より一層の防犯性の向上を図ることができる。
次に、本発明の開閉装置の第2の関連技術について図6を参照して説明する。
図6に示す開閉装置1の抜止め用係合体50は、図1に示すものとは異なり、下端構成部材43の後面により一方側である室内側に位置する係合部55と、下端構成部材43の前面により他方側である室外側に位置する係合部55aとを有している。係合部55は露出部53の後部に後板部16側に向って膨出状に形成され、かつ、係合部55aは露出部53の前部に前板部15側に向って膨出状に形成されている。なお、露出部53の前後方向の長さ寸法は、ガイド溝部14の溝幅寸法と略等しい寸法になっている。
また、後板部16側の第1保持部分27のうち緩衝材29側とは反対側の横断面略L字状部分が、係合部55と係合する抜止め用係合受け部30となっており、かつ、前板部15側の第1保持部分22のうち緩衝材24側とは反対側の横断面略L字状部分が、係合部55aと係合する抜止め用係合受け部30aとなっている。なお、図6に示す開閉装置1のその他の構成部材は、図1に示す開閉装置1の構成部材と基本的に同一である。
そして、このような図6に示す開閉装置1によれば、抜止め用係合体50の係合部55,55aと案内体5の抜止め用係合受け部30,30aとの係合により下端構成部材43の挿入部10がガイド溝部14内から開口部3側に抜け出るのを効果的に防止できるため、図1に示す開閉装置1と同様、開閉体11の上昇を適切に規制でき、よって防犯性に優れている等の作用効果を奏し得る。
次に、本発明の開閉装置の第3の関連技術について図7ないし図9を参照して説明する。
図7ないし図9に示す開閉装置1は、2つの係合部55,55aと2つの抜止め用係合受け部30,30aとを備える点で図6に示す開閉装置1と同じであるが、図7等に示す抜止め用係合受け部30,30aは、緩衝材保持用の突出部21,26とは別に設けられている。
すなわち、抜止め用係合受け部30は後板部16の内端部対向面から前板部15側に向って突出した突出板部61にて構成され、抜止め用係合受け部30aは前板部15の内端部対向面から後板部16側に向って突出した突出板部62にて構成されている。突出部21,26の第1保持部分22,27は、第2保持部分23,28と左右対称の形状となっている。なお、図7等に示す開閉装置1のその他の構成部材は、図1に示す開閉装置1の構成部材と基本的に同一である。
そして、このような図7等に示す開閉装置1によれば、抜止め用係合体50の係合部55,55aと案内体5の突出部21,26とは別の抜止め用係合受け部30,30aとの係合により下端構成部材43の挿入部10がガイド溝部14内から開口部3側に抜け出るのを効果的に防止できるため、図1に示す開閉装置1と同様、開閉体11の上昇を適切に規制でき、よって防犯性に優れている等の作用効果を奏し得る。
次に、本発明の開閉装置の実施の形態について図10ないし図14を参照して説明する。
図10ないし図14に示す開閉装置1の案内体5の上昇規制用係合受け部31は、図1に示すものとは異なり、案内体本体部13の下端部に支持部材65を介して回動可能に設けられた略板状の回動部材66にて構成されている。
この回動部材66は、支持部材65にて軸支された左右方向の軸67を中心として回動可能となっている。すなわち、回動式の上昇規制用係合受け部(可動式の鍵受け)31は、案内体5のガイド溝部14内に対して進退するもので、図13に示す進出位置および図14に示す後退位置間で前後方向に回動可能となっている。また、上昇規制用係合受け部31は、ばね等の付勢体68によって進出位置に移動する方向に付勢されている。
また、この回動部材66は、抜止め用係合受け部30を兼ねたもので、図13に示す進出位置に位置した状態時に抜止め用係合体50の係合部55と係合して案内体5のガイド溝部14内から下端構成部材43の挿入部10が抜け出るのを防止する。すなわち、抜止め用係合受け部30と上昇規制用係合受け部31とが、いずれも回動部材66にて構成されている。
また一方、図11等に示す抜止め用係合体50は、図1等に示すものとは異なり、下端構成部材43の端部に固定具51にて固着された略矩形状の板部50aと、この板部50aの下端構成部材43から側方に突出した部分から下方に膨出しガイド溝部14内に位置する先細状の係合部55とにて構成されている。なお、図11等に示す開閉装置1のその他の構成部材は、図1に示す開閉装置1の構成部材と基本的に同一である。
そして、この開閉装置1の作用等を説明すると、開口部3を閉鎖する場合、開閉体11を巻体から巻戻しつつ開口部3に沿って下降させ、開閉体11の下端部の下端構成部材43を下枠体6に当接させる。
この開閉体11の下降途中で、案内体5の回動部材66は、上昇規制用係合体45の係合部46にて押されることにより付勢体68の付勢力に抗して後退位置まで一旦回動するが、係合部46の通過後には、付勢体の付勢力に基づいて進出位置に復帰する。こうしてロック手段60によるロックが自動的にかかる。
そして、開口部3の閉鎖時において、例えば悪意で室外側からバール59によって開閉体11の座板である下端構成部材43が狙われて攻撃されたとしても、抜止め用係合体50の係合部55と案内体5の抜止め用係合受け部(回動部材66)30とが互いに係合し、下端構成部材43の挿入部10が案内体5のガイド溝部14内から開口部3側に抜け出ることを防止する。
このため、上昇規制用係合体45の係合部46は、案内体5の上昇規制用係合受け部31の下方の係合位置に位置したままであり、この状態で、悪意で室外側から開閉体11を無理やり持上げようとしても、上昇規制用係合体45の係合部46と上昇規制用係合受け部(回動部材66)31との係合により開閉体11の上昇は規制され、開口部3の閉鎖状態が維持される。
なお、開口部3を室内側から開口する場合は、操作レバーを操作して上昇規制用係合体45の係合部46を上昇規制用係合受け部31とは係合不能な非係合位置まで移動させてから、開閉体11を開口部3に沿って上昇させ、収容ケース体7内に収容する。
そして、このような図11等に示す開閉装置1によれば、図1に示す開閉装置1と同様、開口部3の閉鎖時に案内体5の抜止め用係合受け部30との係合により案内体5のガイド溝部14内から挿入部10が抜け出るのを防止する抜止め用係合体50が開閉体11の下端構成部材43に固定して取り付けられているため、開閉体11の下端部を構成する下端構成部材43が狙われても、開閉体11の上昇を適切に規制でき、よって防犯性に優れている等の作用効果を奏し得る。
また、上昇規制用係合受け部31を構成する回動部材66が抜止め用係合受け部30を兼ねたものであるから、上昇規制用係合受け部31用の部材と抜止め用係合受け部30用の部材とをそれぞれ別々に備えた場合に比べて、部品点数を少なくでき、構成の簡素化を図ることができる。
なお、開閉装置1は、開閉体の下端部を構成する座板等の下端構成部材43に2種類の係合体45,50を取り付けた構成には限定されず、例えば、図示しないが、開閉体の中間部、例えば上下方向略中央部を構成する係合体被取付部材に2種類の係合体45,50を取り付けた中間ロック式の構成等とすることもできる。
また、開閉装置1は、窓開口である開口部3の周囲等に固定された窓シャッタ装置には限定されず、例えば、図示しないが、その他の開口部の周囲に固定された他のシャッタ装置、ブラインド装置、スクリーン装置、オーバーヘッドドア装置等、或いは、これら装置のうちの同種または異種を複数並設したもの等でもよい。
さらに、開閉装置1は、開口部3の全閉時に開閉体11の下端構成部材43が下枠体6に当接する構成には限定されず、例えば下枠体6を設けず、下端構成部材43を床面等の躯体側に直接当接させる構成等でもよい。
本発明の開閉装置の第1の関連技術の一部平面図である。 同上開閉装置の一部を室内側からみた図である。 同上開閉装置の抜止め用係合体(座板フック)の側面図である。 同上開閉装置の抜止め用係合体が係合受け部と係合した状態を示す図である。 同上開閉装置を示す全体斜視図である。 本発明の開閉装置の第2の関連技術の一部平面図である。 本発明の開閉装置の第3の関連技術の一部平面図である。 同上開閉装置の一部を室内側からみた図である。 同上開閉装置の抜止め用係合体(座板フック)の側面図である。 本発明の開閉装置の実施の形態の一部平面図である。 同上開閉装置の一部を室内側からみた図である。 同上開閉装置の開閉体の下端部の側面図である。 同上開閉体の下端部が下枠体に当接した状態を示す図である。 同上開閉体の下端部が下枠体に当接する前の状態を示す図である。
符号の説明
1 開閉装置
3 開口部
5 案内体
10 挿入部
11 開閉体
13 案内体本体部
30 抜止め用係合受け部
31 上昇規制用係合受け
43 係合体被取付部材である下端構成部材
45 上昇規制用係合体
50 抜止め用係合体
66 回動部材

Claims (2)

  1. 挿入部を側端部に有し、開口部を開閉する昇降可能な開閉体と、
    上昇規制用係合受け部および抜止め用係合受け部を有し、前記開閉体の挿入部が挿入され、前記開閉体の昇降時に前記開閉体を案内する案内体と、
    前記開閉体の一部を構成する係合体被取付部材と、
    この係合体被取付部材に取り付けられ、前記上昇規制用係合受け部との係合により前記開閉体の上昇を規制する上昇規制用係合体と、
    前記係合体被取付部材に取り付けられ、前記抜止め用係合受け部との係合により前記案内体内から前記挿入部が抜け出るのを防止する抜止め用係合体とを備え、
    前記案内体の前記上昇規制用係合受け部は、案内体本体部に回動可能に設けられた回動部材にて構成され、
    前記回動部材は、前記抜止め用係合受け部を兼ねたものである
    ことを特徴とする開閉装置。
  2. 係合体被取付部材は、開閉体の下端部を構成する下端構成部材である
    ことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
JP2003319643A 2003-09-11 2003-09-11 開閉装置 Expired - Fee Related JP4109592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003319643A JP4109592B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003319643A JP4109592B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005083163A JP2005083163A (ja) 2005-03-31
JP4109592B2 true JP4109592B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=34418536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003319643A Expired - Fee Related JP4109592B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4109592B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4773164B2 (ja) * 2005-08-30 2011-09-14 三和シヤッター工業株式会社 建築用シャッター装置におけるラッチ錠
JP4940790B2 (ja) 2006-06-30 2012-05-30 セントラル硝子株式会社 脱ヒドロキシフッ素化剤
JP5553738B2 (ja) * 2010-12-10 2014-07-16 文化シヤッター株式会社 開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005083163A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4109592B2 (ja) 開閉装置
JP4116520B2 (ja) 開閉装置
US8505608B2 (en) Reinforcing structure for slide shutter
KR101206563B1 (ko) 창호용 잠금장치
JP5048357B2 (ja) 開閉装置
JP4673683B2 (ja) 開閉装置
JP4262618B2 (ja) 開閉装置
JP2009197482A (ja) スライド式シャッタの補強構造
JP4956075B2 (ja) 施錠装置
JP4116514B2 (ja) 開閉装置
JP2003232175A (ja) 窓シャッターの耐風圧構造
JP4295605B2 (ja) 開閉装置
JP2008261154A (ja) シャッターの手動操作装置
JP3884679B2 (ja) 開閉装置
JP4041022B2 (ja) シャッタ装置
JP3958654B2 (ja) 開閉装置および後付鍵ユニット
JP3895997B2 (ja) 開閉装置
JP5199973B2 (ja) サッシ窓用のシャッター装置およびシャッター装置付きのサッシ窓
JP2549279Y2 (ja) グリルシャッターの押上防止装置
JP3958670B2 (ja) 開閉装置
JPH0619030Y2 (ja) ブラインド式シャッタ−
JP2560423Y2 (ja) グリルシャッターの持ち上げ防止装置
JP3013813B2 (ja) シャッター用施錠装置
JP4382441B2 (ja) 施錠装置および開閉装置
JP2005113483A (ja) 開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080404

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees