JP4116514B2 - 開閉装置 - Google Patents

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本発明は、防犯性に優れた開閉装置に関するものである。
従来、例えば特開2002−89152号公報に記載された窓シャッタ装置等の開閉装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、この従来の開閉装置は、図10に示すように、挿入部1を端縁部に有し開口部2を開閉する開閉体3と、溝内空間4に挿入された挿入部1を案内する案内溝部5およびこの案内溝部5から内方に向って突出し溝内空間4を第1溝内空間部4aと第2溝内空間部4bとに分ける係合受け突部6を有する案内体7と、開閉体3に設けられ係合受け突部6との係合により溝内空間4から挿入部1が抜け出るのを防止する抜止め用係合体8とを備えている。
特開2002−89152号公報
しかしながら、上記従来の開閉装置では、図10に示すように、例えば案内体7の案内溝部5が第三者の悪意により室外側から例えばバールAでこじ開けられると、開閉体3の挿入部1が溝内空間4から抜け出されてしまうおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、防犯性に優れた開閉装置を提供することを目的とする。
求項記載の開閉装置は、挿入部を端縁部に有し、開口部を開閉する開閉体と、溝内空間が形成されこの溝内空間に挿入された前記挿入部を案内する案内溝部を有する案内体とを備え、前記案内溝部は、前記溝内空間を介して互いに離間対向した一対の対向板部と、これら一対の対向板部の各溝底側端部相互を連結した溝底板部とを有し、前記一対の対向板部のうちの室外側の対向板部の中間部の内面側からは、変形し易い薄肉板状の突出片部が開口部側に向って突出し、前記突出片部は、前後方向に幅方向を有する第1突出部分と、この第1突出部分から開口部側に向って前後方向に対して傾斜状に一体に突出した第2突出部分とにて構成されているものである。
そして、例えばバールが室外側から溝内空間に挿入された場合、そのバールを突出片部が受け止めるため、突出片部は、バールから受ける力で挿入部側に変形して挿入部に食い込むこととなり、その結果、開閉体の挿入部が溝内空間から抜け出されてしまうことが適切に防止される
本発明によれば、例えばバールが室外側から溝内空間に挿入された場合、そのバールを突出片部が受け止めるため、突出片部は、バールから受ける力で挿入部側に変形して挿入部に食い込むこととなり、その結果、開閉体の挿入部が溝内空間から抜け出されてしまうことを適切に防止でき、よって防犯性に優れている
本発明の開閉装置の第1の関連技術を図面を参照して説明する。
図1において、10は開閉装置で、この開閉装置10は、例えば建物11に形成された略矩形状の窓開口である開口部12を開閉する手動式の窓シャッタ装置である。
そして、開閉装置10は、図2にも示すように、上下方向に長手状の左右一対の案内体(レール枠体)15を備え、各案内体15は外枠16を介して建物11に取り付けられている。
両案内体15は、開口部12を介して互いに離間対向して配設されており、両案内体15の下端部間には、左右方向に長手状の被当接部である下枠体(図示せず)が配設されている。また、両案内体15の上端部間には、左右方向に長手状で略箱状の収容ケース体(シャッタボックス)17が配設されている。収容ケース体17内には、巻体(図示せず)が左右方向の軸線を中心として回転可能に配設されている。
また、開閉装置10は、巻体の回転に基づいて、左右両側の端縁部(左右方向両端部)がそれぞれ挿入部20として案内体15内に挿入された状態で両案内体15にて案内されながら、開口部12に沿って昇降して開口部12を開閉する昇降可能(移動可能)な略面状の開閉体(シャッタカーテン)21を備えている。そして、この開閉体21は、開口部12の閉鎖時には巻体からの巻戻しにより挿入部20が案内体15にて案内されながら下端部が下枠体に当接するまで下降して略全体が略平板状となって開口部12を閉鎖し、開口部12の開口時には巻体の巻取りにより挿入部20が案内体15にて案内されながら下端部が収容ケース体17の底面部に当接するまで上昇して略全体が収容ケース体17内で略円筒状となって開口部を開口させるものである。
ここで、両案内体15は、左右対称の構成のものであり、各案内体15は、開口部12に連通する溝内空間23が内側に形成されこの溝内空間23に挿入された挿入部20を案内する上下方向に長手状の案内溝部24を有している。
案内溝部24は、開口部12に向って開口する断面略コ字状のもので、開閉体21の厚さ方向である前後方向に溝内空間23を介して互いに離間対向した略矩形平板状の前後一対の対向板部25と、これら一対の対向板部25の各溝底側端部相互を連結した略矩形平板状の溝底板部26とにて構成されている。
各対向板部25の開口部3側の端部内面側には、緩衝材保持用の突出部28が一体に形成されている。緩衝材保持用の突出部28は、互いに離間対向した断面略L字状の保持部分29にて構成されている。そして、緩衝材保持用の突出部28の両保持部分29にて、案内溝部24と挿入部20との衝突をやわらげるためのモヘア等の緩衝材30が嵌合保持されている。
また、各案内体15は、案内溝部24の対向板部25の中間部から溝内空間23に向って突出し溝内空間23を第1溝内空間部23aと第2溝内空間部23bとに分ける前後一対の係合受け突部31を有している。両係合受け突部31は、第1溝内空間部23aと第2溝内空間部23bとを連通する連通開口32を介して互いに離間対向して配設されている。
そして、両係合受け突部31との係合により案内溝部24の溝内空間23の第1溝内空間部23aから挿入部20が抜け出るのを防止する断面略T字状の複数の抜止め用係合体(スラット抜止めピース)33が、開閉体21の挿入部20にこの挿入部20から側方に向って突出した状態にそれぞれ設けられている。これら複数の抜止め用係合体33は、互いに間隔をおいて挿入部20の上端側から下端側にわたって分散して配設されている。また、各抜止め用係合体33の先端部は、案内溝部24の溝内空間23の第2溝内空間部23bに位置する(図2参照)。
また、各案内体15の案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分、つまり案内溝部24の溝底側のコ字状部分のみが、補強部35にて補強されている。このため、例えば挿入具であるバールが悪意により室外側から溝内空間23に挿入された場合、案内溝部24の溝底側のコ字状部分は変形せず、室外側の対向板部25のみがバールから受ける力で室外側の係合受け突部31の基端位置を支点として屈曲変形する。
そして、このような室外側の対向板部25を係合受け突部31の基端位置を支点として屈曲変形させるための補強部35は、例えば案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分全体の内面側に一体に形成されている。
なお、各案内溝部24の下端部には上昇規制用係合受け部(図示せず)が設けられ、この上昇規制用係合受け部は第1溝内空間部23aに位置する。
一方、開閉体21は、同一形状の複数枚のスラット36が互いに回動可能に連結されて構成された開閉体本体部37を有し、この開閉体本体部37の上端部が収容ケース体17内の巻体に取り付けられている。また、開閉体本体部37の下端部には、開口部12の閉鎖時に下枠体に当接する当接部である略中空状の下端構成部材(座板)38が回動可能に連結されている。
そして、開閉体21の下端構成部材38には、図示しないが、開口部12の閉鎖時に案内体15の上昇規制用係合受け部との係合により開閉体21の上昇を規制する左右一対の上昇規制用係合体(鍵バー)が設けられている。各上昇規制用係合体は、図示しない操作レバーの操作により、下端構成部材38の側面開口から側方に突出した状態で上昇規制用係合受け部と係合可能な係合位置と、上昇規制用係合受け部とは係合不能な非係合位置とに、それぞれ選択的に移動可能となっている。また、上昇規制用係合体は、図示しないばね等の付勢体にて係合位置に移動する方向に付勢されている。なお、上昇規制用係合体と係合受け部とにて、開口部12の閉鎖時に開閉体21を下端位置(閉鎖位置)にロックするロック手段(施錠手段)が構成されている。
次に、上記第1の関連技術の作用等を説明する。
開口部12を閉鎖する場合、開閉体21を巻体から巻戻しつつ開口部12に沿って下降させ、開閉体21の下端側の下端構成部材38を下枠体に当接させる。
この開閉体21の下降途中で、上昇規制用係合体は、案内体15の下端側の上昇規制用係合受け部の傾斜面にて押されることにより付勢体の付勢力に抗して非係合位置まで一旦移動するが、上昇規制用係合受け部の傾斜面から離れた後には、上昇規制用係合体は、付勢体の付勢力に基づいて係合位置に復帰する。こうしてロック手段によるロックが自動的にかかる。
そして、この開口部12の閉鎖時において、例えば挿入具であるバールが悪意により室外側から案内体15の案内溝部24の溝内空間23に挿入され、この挿入されたバールにて案内溝部24がこじ開けられた場合、補強部35の補強により案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分はほとんど変形せず、室外側の対向板部25のみが、バールから受ける力で室外側の係合受け突部31の基端位置を支点として室外側に屈曲変形する。
このため、案内溝部24の変形後、開閉体21の挿入部20を案内体15の案内溝部24の溝内空間23から抜こうとしても、抜止め用係合体33が案内体15の係合受け突部31と係合するため、開閉体21の挿入部20は溝内空間23から抜け出ず、上昇規制用係合体は上昇規制用係合受け部の下方の係合位置に位置したままである。
したがって、案内溝部24の変形後において、悪意で室外側から開閉体21を無理やり持上げようとしても、上昇規制用係合体と上昇規制用係合受け部との係合により開閉体21の上昇は規制され、開口部12の閉鎖状態は維持される。
なお、開口部12を室内側から開口する場合は、操作レバーを操作して上昇規制用係合体を上昇規制用係合受け部とは係合不能な非係合位置まで移動させてから、開閉体21を開口部12に沿って上昇させればよい。
そして、上記開閉装置10によれば、案内溝部24における第1溝内空間部23aに対応する部分に比べて案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分を変形しにくくした補強部35を備えるため、案内体15の案内溝部24における第1溝内空間部23aに対応する部分が変形しても、案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分は補強部35の補強により変形しにくく、その結果、開閉体21の挿入部20が溝内空間23から抜け出されてしまうことを適切に防止でき、よって防犯性に優れている。
なお、補強部35は、構成の簡素化の観点から案内体15の案内溝部24の内面側に一体に形成することが好ましいが、例えば図3および図4に示すように、補強部35を案内体15とは別体の補強部材40にて形成してもよい。
図3に示す断面コ字状の補強部材40は、案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分全体の内面に沿って配設されている。なお、補強部材40の室外側の端縁部が係合受け突部31から突出した突出部31aと室外側の対向板部25における突出部31aと対向した部分との間に嵌入されることにより、補強部材40が案内体15に対して固定されている。
図4に示す断面L字状の補強部材40は、案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分全体の外面に沿って配設されており、この補強部材40は図示しないねじ等の固定具にて案内体15に対して固定されている。
本発明の開閉装置の第2の関連技術について図5を参照して説明する。
図5に示す開閉装置10の案内体15には、補強部35の代わりに、案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分の変形を抑制する変形抑制部41が一体に形成されている。
変形抑制部41は、案内溝部24の一対の対向板部25のうちの室外側の対向板部25の溝底側端部から反開口部12側に向って一体に突出している。また、変形抑制部41は、室外側の対向板部25の延長部分42と、この延長部分42にこの延長部分42と直交状に連設され溝底板部26と対向して位置し外枠16に接続された接続部分43とにて構成されている。
なお、図5に示す開閉装置10のその他の構成は、図1および図2に示す開閉装置10の構成と基本的に同一である。
そして、図5に示す開閉装置10によれば、例えばバールが悪意により室外側から溝内空間23に挿入された場合、溝底板部26が室外側へ若干移動するとともに、バールから受ける力に基づく室外側の対向板部25の屈曲変形の支点が変形抑制部41の角部(つまり延長部分42と接続部分43との連設部分)にずれるため、変形抑制部41にて案内溝部24における第2溝内空間部23bに対応する部分の変形が抑制されることとなる。したがって、開閉体21の挿入部20が溝内空間23から抜け出されてしまうことを適切に防止でき、よって防犯性に優れている。
なお、変形抑制部41は、案内体15の案内溝部24の外面側に一体に形成されたものには限定されず、案内体15とは別体の部材にて形成されたもの等でもよい。
本発明の開閉装置の第3の関連技術について図6を参照して説明する。
図6に示す開閉装置10は、図2に示すものとは異なり、互いに係合して抜止め機能を発揮する係合受け突部31および抜止め用係合体33を備えていない。
また、図6に示す開閉装置10の案内体15の案内溝部24の各対向板部25の溝底側端部寄りの内面側には、挿入部20との間隙46が狭くなるように、溝内空間23に挿入された挿入部20に向って膨出した膨出状の補強部45が一体に形成されており、各補強部45は案内溝部24の略全長にわたって位置する。開閉体21の厚さ方向である前後方向に互いに離間対向した前後一対の補強部45間の距離は、開閉体21の挿入部20の厚さ寸法より少しだけ大きい。
なお、図6に示す開閉装置10のその他の構成は、図1および図2に示す開閉装置10の構成と基本的に同一である。
そして、図6に示す開閉装置10によれば、案内溝部24の室外側の対向板部25の溝底側端部寄りの部分が膨出状の補強部45の補強により変形しにくいばかりでなく、例えばバールが悪意により室外側から溝内空間23に挿入された場合でもバールの先端部は膨出状の補強部45と挿入部20との間の狭い間隙46には入らないため、開閉体21の挿入部20が溝内空間23から抜け出されてしまうことを適切に防止でき、よって防犯性に優れている。
なお、補強部45は、案内体15の案内溝部24の内面側に一体に形成されたものには限定されず、案内体15とは別体の補強部材にて形成されたもの等でもよい。また、両補強部45間の距離を開閉体21の挿入部20の厚さ寸法と略同じにしてもよい。
本発明の開閉装置の一実施の形態について図7および図8を参照して説明する。
図7および図8に示す開閉装置10は、図2に示すものとは異なり、互いに係合して抜止め機能を発揮する係合受け突部31および抜止め用係合体33を備えていない。
また、図7および図8に示す案内溝部24の室外側の対向板部25の中間部の内面側からは、変形し易い薄肉板状の突出片部51が開口部12側に向って一体に突出しており、この突出片部51は案内溝部24の略全長にわたって位置する。突出片部51は、前後方向に幅方向を有する第1突出部分52と、この第1突出部分52から開口部12側に向って前後方向に対して傾斜状に一体に突出した第2突出部分53とにて構成されている。
なお、図7および図8に示す開閉装置10のその他の構成は、図1および図2に示す開閉装置10の構成と基本的に同一である。
そして、図7および図8に示す開閉装置10によれば、例えばバールが悪意により室外側から溝内空間23に挿入された場合、そのバールを突出片部51が受け止めるため、突出片部51は、バールから受ける力で挿入部20側に変形して挿入部20の表面に食い込むこととなり、その結果、開閉体21の挿入部20が溝内空間23から抜け出されてしまうことを適切に防止でき、よって防犯性に優れている。なお、突出片部51は、案内体15の案内溝部24の内面側に一体に形成されたものには限定されず、案内体15とは別体の部材にて形成されたもの等でもよい。
本発明の開閉装置の第関連技術について図9を参照して説明する。
図9に示す開閉装置10は、図2に示すものとは異なり、互いに係合して抜止め機能を発揮する係合受け突部31および抜止め用係合体33を備えていない。
また、図9に示す開閉装置10の案内溝部24の室外側の対向板部25は、回動により中間位置で屈曲可能となっている。すなわち、室外側の対向板部25は、溝底側の固定板部分25aと、この固定板部分25aの略C字状の端部に回動可能に取り付けられた可動板部分25bとにて構成されている。
そして、可動板部分25bが固定板部分25aの略C字状の端部(回動支点)を中心として回動することにより室外側の対向板部25は中間位置で屈曲するが、この対向板部25の屈曲状態は、案内体15の案内溝部24に設けられた弾性変形可能な弾性手段である板ばね55の弾性復元力により元の状態に戻る。なお、板ばね55の一端縁部は緩衝材保持用の突出部28から突出した突出部28aと可動板部分25bにおける突出部28aと対向した部分との間に嵌入され、板ばね55の他端縁部は溝底板部26から突出した突出部26aに当接している。
なお、図9に示す開閉装置10のその他の構成は、図1および図2に示す開閉装置10の構成と基本的に同一である。
そして、図9に示す開閉装置10によれば、例えばバールが悪意により室外側から溝内空間23に挿入され、案内溝部24の室外側の対向板部25が板ばね55とともにバールから受ける力で屈曲しても、バールが溝内空間23外に出されると、室外側の対向板部25の屈曲状態は板ばね55の弾性復元力により元の状態に戻るため、開閉体21の挿入部20が溝内空間23から抜け出されてしまうことを適切に防止でき、よって防犯性に優れている。
なお、いずれの関連技術および一実施の形態においても、開閉装置10は、窓開口である開口部12の周囲等に固定された窓シャッタ装置には限定されず、例えば、図示しないが、その他の開口部の周囲に固定された他のシャッタ装置、ブラインド装置、スクリーン装置、オーバーヘッドドア装置等、或いは、これら装置のうちの同種または異種を複数並設したもの等でもよい。
また、開閉装置10は、開口部12の閉鎖時に開閉体21の下端構成部材38が下枠体に当接する構成には限定されず、例えば下枠体を設けず、下端構成部材38を床面等の躯体側に直接当接させる構成等でもよい。
さらに、図6乃至図9に示す各関連技術および一実施の形態については、互いに係合して抜止め機能を発揮する係合受け突部31および抜止め用係合体33を備えていないと説明したが、これらを備えた構成としてもよく、この場合には、図6乃至図9に示す構成との併用により開閉体21の挿入部20が溝内空間23から抜け出されてしまうことを更に適切に防止できる。
また、開閉装置10は、手動式と説明したが、電動式など駆動方式は任意である。
本発明の第1の関連技術を示す室外視斜視図である。 同上開閉装置の案内体部分を示す断面図である。 同上案内体部分の変形例を示す断面図である。 同上案内体部分の他の変形例を示す断面図である。 本発明の第2の関連技術の案内体部分を示す断面図である。 本発明の第3の関連技術の案内体部分を示す断面図である。 本発明の実施の形態の案内体部分を示す断面図である。 同上案内体部分の変形後を示す断面図である。 本発明の第関連技術の案内体部分を示す断面図である。 従来の開閉装置の案内体部分を示す断面図である。
符号の説明
10 開閉装置
12 開口部
15 案内体
20 挿入部
21 開閉体
23 溝内空
24 案内溝部
25 対向板部
26 溝底板
51 突出片部
52 第1突出部分
53 第2突出部分

Claims (1)

  1. 挿入部を端縁部に有し、開口部を開閉する開閉体と、
    溝内空間が形成されこの溝内空間に挿入された前記挿入部を案内する案内溝部を有する案内体とを備え、
    前記案内溝部は、前記溝内空間を介して互いに離間対向した一対の対向板部と、これら一対の対向板部の各溝底側端部相互を連結した溝底板部とを有し、
    前記一対の対向板部のうちの室外側の対向板部の中間部の内面側からは、変形し易い薄肉板状の突出片部が開口部側に向って突出し
    前記突出片部は、前後方向に幅方向を有する第1突出部分と、この第1突出部分から開口部側に向って前後方向に対して傾斜状に一体に突出した第2突出部分とにて構成されている
    ことを特徴とする開閉装置。
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