JP3947696B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉体の構成の簡素化を図ることができる開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、換気機能をもった開閉装置としては、例えば開閉体であるシャッタカーテンに工夫を施したスリットタイプ式の窓シャッタや、ブラインドタイプ式の窓シャッタ等が広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のスリットタイプ式の窓シャッタ等の開閉装置では、シャッタカーテン等の開閉体の構成が複雑となりがちで、開閉体の構成の簡素化を図れない、という不具合がある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、開閉体の構成の簡素化を図ることができる開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
求項記載の開閉装置は、室外空間と室内空間とを仕切る移動可能な開閉体と、この開閉体の移動時にこの開閉体を案内するガイド溝部、前記室外空間に面する外面部、および、この外面部と離間対向して前記室内空間に面する内面部を有するガイドレール体と、このガイドレール体の前記外面部に形成された外換気孔と、前記ガイドレール体の前記内面部に形成された内換気孔とを備え、前記外換気孔は、前記ガイドレール体の外面部に前記室外空間側への切起しにより形成され、その切起し部分にて覆われているものである
【0006】
請求項2記載の開閉装置は、請求項1記載の開閉装置において、内換気孔は、ガイドレール体の内面部における外換気孔との対向部分以外の部分に形成されているものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の開閉装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0008】
図1において、1は開閉装置で、この開閉装置1は、例えば住宅等の建物2に取り付けられた窓シャッタ等である。
【0009】
この開閉装置1は、建物2の室外空間と室内空間とを仕切る上下方向に移動可能、例えば昇降可能なシャッタカーテン等の開閉体3と、この開閉体3の昇降時にこの開閉体3を案内する上下方向に長手状の左右一対のガイドレール体4とを備えている。
【0010】
また、この開閉装置1は、両ガイドレール体4の上端部間にわたって配置された略箱状の収容ケース体6と、両ガイドレール体4の下端部間にわたって配置された下枠体7とを備えている。
【0011】
なお、収容ケース体6内には、図示しないが、開閉体3を巻戻し可能に巻取る巻体が回転可能に配置されている。また、開閉体3は、例えば複数のスラット3a等にて構成された比較的安価なクローズタイプ式のものである。
【0012】
ここで、両ガイドレール体4は、左右対称のもので、図2に示すように、開閉体3の昇降時に開閉体3の左右方向端部が挿入された状態で開閉体3を案内する横断面略コ字状で上下方向のガイド溝部11を有している。
【0013】
また、このガイドレール体4は、室外空間に面する上下方向に長手状で略矩形状の外面部である外板部12と、この外板部12と所定距離だけ離間対向して室内空間に面する上下方向に長手状で略矩形状の内面部である内板部13とを有している。
【0014】
これら互いに左右に離間対向した外板部12および内板部13は、ガイド溝部11から建物2側に向って突出し、各先端側が建物2に固定されている。
【0015】
そして、ガイドレール体4の外板部12には、図2および図3に示すように、上下方向に間隔をおいて並んだ複数の外換気孔16が横スリット状で略矩形状に形成されている。すなわち、外板部12には、複数(例えば10個以上)の外換気孔16が外板部12の上端から下端にわたって形成されている。
【0016】
各外換気孔16は、外板部12に室外空間側への切起しにより形成され、その切起し部分12aにて覆われている。この室外空間側に膨出した切起し部分12aは、下面開口状のもので、上縁および両側縁が外板部12の外換気孔16に臨んだ縁部に連続している。
【0017】
また、ガイドレール体4の内板部13における外換気孔16との対向部分以外の部分には、上下方向に間隔をおいて並んだ複数の内換気孔17が、外換気孔16と略同じ横スリット状で略矩形状に切欠き形成されている。
【0018】
すなわち、内板部13には、複数(例えば10個以上)の内換気孔17が、外板部12の外換気孔16と異なる高さ位置において内板部13の上端から下端にわたって形成されている。なお、外換気孔16と内換気孔17とにて、ガイドレール体4に開口形成され室外空間と室内空間とを連通させる通気孔である換気孔20が構成されている。
【0019】
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
【0020】
開閉体3は、巻体の巻戻しにより下降して略平面状の閉状態となり、建物2の室外空間と室内空間とを仕切る。すなわち、開閉体3は、下降して閉状態となり、室外空間と室内空間との間の所定の開口部を閉鎖する。この下降時には、開閉体3は、左右一対のガイドレール体4のガイド溝部11にて案内され、スムーズに下降する。
【0021】
そして、室外空間と室内空間とが開閉体3にて仕切られた状態であっても、ガイドレール体4に形成された換気孔20、つまり異なる高さに位置する外換気孔16および内換気孔17により換気が行われる。
【0022】
すなわち、例えば室外空間からの空気が外換気孔16および内換気孔17を通って室内空間に入ったり(図2参照)、室内空間からの空気が内換気孔17および外換気孔16を通って室外空間に出たりする。
【0023】
なお、室外空間と室内空間との仕切りの解除、つまり所定の開口部を開口させる場合は、巻体の巻取りにより開閉体3を上昇させればよい。
【0024】
そして、上記開閉装置1によれば、ガイド溝部11で開閉体3を案内するガイドレール体4の外板部12に外換気孔16が形成され、ガイドレール体4の内板部13における外換気孔16との対向部分以外の部分に内換気孔17が形成された構成であるから、開閉体3の構成の簡素化を図ることができるとともに、プライバシーの保護を図ることもできる。また、開閉体3の構成の簡素化により、開閉体3が故障し難くなり、信頼性を向上でき、製造コストも低減できる。
【0025】
しかも、外換気孔16は、外板部12に室外空間側への切起しにより形成され、その下面開口状の切起し部分12aにて覆われているので、プライバシー保護をより一層確実なものにできるばかりでなく、例えば雨天時等に雨水等が室内空間に入り込むのを防止できる。
【0026】
なお、開閉装置1は、換気孔20をガイドレール体4の外板部12および内板部13に形成したものには限定されず、例えば図示しないが、換気孔20をガイドレール体4のガイド溝部11に形成したものでもよい。また、図示しないが、外換気孔16を外板部12に切欠き形成したものでもよく、或いは、内換気孔17を内板部13に切起し形成したもの等でもよい。
【0027】
また、開閉装置1は、例えば図示しないが、開口量調整手段にて換気孔20の開口量を調整可能な構成としてもよい。
【0028】
さらに、ガイドレール体4は、金属等にて一体形成したものでもよく、2つ以上の部品を連結して形成したもの等でもよい。
【0029】
また、開閉装置1は、窓シャッタ等のシャッタ装置には限定されず、例えば図示しないが、その他のシャッタ装置、雨戸、引戸等のドア装置、ブラインド装置、スクリーン装置等、或いは、これら装置のうちの同種または異種を複数並設したものでもよい。
【0030】
さらに、開閉体3は、閉移動方向を下方としかつ開移動方向を上方とする上下方向に移動可能なものには限定されず、例えば左右方向に移動可能なもの、床面等に沿って水平方向に移動可能なもの、床面等に対して傾斜した傾斜方向に移動可能なもの、或いは、これらの複合した方向に移動可能な構成としてもよい。
【0031】
また、開閉装置1は、内換気孔17をガイドレール体4の内板部13における外換気孔16との対向部分以外の部分のみに形成したものには限定されず、内換気孔17を内板部13における外換気孔16との対向部分に形成したものでもよい。
【0032】
【発明の効果】
求項の発明によれば、ガイド溝部で開閉体を案内するガイドレール体の外面部に外換気孔が形成され、内面部に内換気孔が形成された構成であるから、開閉体の構成の簡素化を図ることができ、また、外換気孔は、ガイドレール体の外面部に室外空間側への切起しにより形成され、その切起し部分にて覆われているので、例えば雨水等が室内空間に入り込むのを防止できる。
【0033】
請求項2の発明によれば、ガイド溝部で開閉体を案内するガイドレール体の内面部における外換気孔との対向部分以外の部分に内換気孔が形成された構成であるから、開閉体の構成の簡素化を図ることができるとともに、プライバシーの保護を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉装置の一実施の形態の斜視図である。
【図2】 同上開閉装置のガイドレール体の横断面図である。
【図3】 同上開閉装置のガイドレール体の縦断面図である。
【符号の説明】
1 開閉装置
3 開閉体
4 ガイドレール体
11 ガイド溝部
12 外面部である外板部
12a 切起し部分
13 内面部である内板部
16 外換気孔
17 内換気

Claims (2)

  1. 室外空間と室内空間とを仕切る移動可能な開閉体と、
    この開閉体の移動時にこの開閉体を案内するガイド溝部、前記室外空間に面する外面部、および、この外面部と離間対向して前記室内空間に面する内面部を有するガイドレール体と、
    このガイドレール体の前記外面部に形成された外換気孔と、
    前記ガイドレール体の前記内面部に形成された内換気孔とを備え、
    前記外換気孔は、前記ガイドレール体の外面部に前記室外空間側への切起しにより形成され、その切起し部分にて覆われている
    ことを特徴とする開閉装置。
  2. 内換気孔は、ガイドレール体の内面部における外換気孔との対向部分以外の部分に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
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