JP2007023691A - シャッターカーテンのガイド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シャッターケース内のガイド部と、ガイドレールの内奥部に突出したままの状態の係止爪との干渉を防止する。
【解決手段】 シャッターケース1の底部1aに形成されシャッターカーテン3が出入りするスリット1bに配置され、スリット1bに対しシャッターケース1内にてシャッターカーテン3を案内するシャッターカーテンのガイド構造であって、スリット1bの端部に位置し、シャッターカーテン3の縁部を支持してシャッターカーテン3の開閉動作を案内するガイドレール4の上端に連結され、スリット1bの縁部近傍からシャッターケース1の内方に向けて延出するとともに、スリット幅長に対して略漏斗状に拡開する湾曲凸面形状のガイド部9を備え、ガイド部9は、ガイドレール4の内奥部4bから離間して配設されるとともに、ガイドレール4の溝縁4dに略連続して配設されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えばガイドレール上端に位置してシャッターケース内に配設されて、シャッターカーテンの開閉動作時におけるガイドレールとシャッターケース内との案内を行うシャッターカーテンのガイド構造に関するものである。
一般に、昇降することで開閉となるシャッターカーテンの左右側縁部をガイドするガイドレールには、下記特許文献における図の一部に示すように、そのガイドレール上端に上部側に向けて漏斗状に広がるガイド部材が一体に形成され設けられており、シャッターケースに対してシャッターカーテンを巻き取り,繰り出す際のケース内でのシャッターの径変化による移動方向の変化を案内して、巻き取り,繰り出しの不良状態を防止し、常時整列状態に巻き取り、及び繰り出しが行えるようにしており、ガイド部材は図示のごとくシャッターケース内に配置される。
しかしながら、上記のような構造のガイド部材では、シャッターケースのガイドレール設置側である底面に形成されるシャッターカーテンの出入口部分であるスリットに対して、シャッターケース内で拡開された形状であることから、シャッターケースの底面及びスリットを構築する以前にガイドレールを配置する施工手順となり、すなわち、ガイドレールを組み付ける際には、スリットが先に構築さてしまうとガイド部材は装着が不可能となる。また、シャッター装置として不具合が発生し、修理・交換などの作業を行う場合に、ガイドレールのみ交換という施工が行えず、このような施工時に制約を受けることがある。
また、シャッターカーテンを側方に連ねて配設した所謂連装シャッターの場合において、シャッターカーテンを案内支持するガイドレールは、シャッターカーテンの解放時に、隣り合うシャッターカーテンの側縁部を支持する中間のガイドレールを取り外すように構成されており、前記漏斗形状のガイド部材が一体であるとシャッターケースから抜き取ることができず、このガイド部材とガイドレールとが別体であることが求められる。
そこで、本出願人は先に図8(a),(b)に示す構造のガイド部材101を開発した。ガイド部材101は、図示しないシャッターケースの下部に開口されたスリットの両側にあってシャッターケースの底面にフランジ結合する底板102と、各底板102から一体に立ち上げられ、かつガイドレール103の上端両側に嵌合する当接用凹部104と、凹部104の上部からシャッターケースの内側に互いに漏斗状に対向するように曲面状に加工されたガイド部105とから構成されており、ガイドレール103の頂部を凹部104にはめ込むことにより、ガイドレール103を真直な状態で形成し、シャッターケース側に対して脱着可能に位置決めできるようにしている。
ところで、最近のシャッター装置では、シャッターカーテン閉鎖時における高さ方向中間部に施錠装置を配置し、施錠,解錠操作に応じて施錠機構をシャッターカーテンの幅方向に移動させ、施錠状態では、シャッターカーテンの両側端部に施錠機構の先端に設けた鉤型に突出する略熊手状の係止爪をガイドレール内に設けた係合片に係合させることで施錠とするものがある。
図9(a),(b)には、以上の施錠機構106を設けたシャッターカーテンの一構成部材であるスラット107を示している。図において、スラット107の幅方向中央部には前記施錠機構106に連繋する施錠装置108及びその屋内側には図示しないサムターンが配置され、また屋外側には合鍵を使い、この施錠装置108の回動操作により前記施錠機構106の先端に設けた鉤型に突出する略熊手状の係止爪106aを出没させてガイドレール103の溝底部となる内奥部に設けた図示しない係合部に係止されて施錠される。
またこの施錠機構では、スプリングの反転付勢力を利用しており、シャッターカーテンの閉鎖状態で施錠する際には、合鍵またはサムターンを完全に施錠方向に回すことにより、スプリングは、係止爪を突出側に付勢し、以後はスプリングの付勢力によって、施錠位置に付勢されたままとなる。その逆に合鍵またはサムターンを解錠方向に回すと、係止爪は没入し、スプリングの付勢方向が変化し、係止爪106aが解錠方向に反転付勢され、以後その状態に保持される。
特開平10−148060号公報(図5)
しかしながら、シャッターカーテン閉鎖時における施錠状態からの解錠操作時において、スプリングが完全に付勢方向が反転しない状態でも、係止爪106aがガイドレール内の係合部との係止を解除されることから、解錠時の操作は、合鍵またはサムターンを完全に解錠方向に回すことがなくても解錠できたと判断してしまう場合がある。
このような係止爪の没入が不完全な状態でシャッターカーテンを開放操作させてしまうと、上昇移動に伴う振動などでスプリングの付勢方向が係止爪106aの施錠方向に変位する場合があり、係合部を通過した後に係止爪106aがガイドレール内で突出し、係止爪先端が、ガイドレールの底面に接触し、金属同士の擦れ合う異音を発生したり、齧り込み等が発生して故障の原因となる。ところが、係止爪の没入が不完全なまま、シャッターカーテンが上昇し、収納部へと移動となると、係止爪106aの先端が図8(b)の円内に示すように、ガイド部材101のガイド部105に衝突し、係止爪を損傷させたり、或いはガイド部材を損傷させるおそれがあり、またこのような不具合が生じた場合に、シャッターカーテン上昇時ではガイド部材の位置で係止爪が引っ掛かると格納が不能となるため、合鍵やサムターンを再度操作して完全に解錠位置にしてから再度シャッター開放操作を行わなければならなかった。
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、組立施工を容易にするとともに、特に施錠装置を設けたシャッターカーテンにおいて、ガイド部材と突出したままとなった場合の係止爪との干渉を防止し、シャッターカーテン開閉操作時における囓り込みや損傷などを未然に防止できるようにしたシャッターカーテンのガイド構造を提供することを目的としている。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載のシャッターカーテンのガイド構造は、シャッターケース1に形成されシャッターカーテン3が出入りするスリット1bに配置され、該スリット1bに対し前記シャッターケース1内にて前記シャッターカーテン3の少なくとも一方の面を案内するシャッターカーテンのガイド構造であって、
前記スリット1bの端部に位置し、前記シャッターカーテン3の縁部を支持して該シャッターカーテン3の開閉動作を案内するガイドレール4の一端に連結され、
前記スリット1bの縁部近傍から前記シャッターケース1の内方に向けて延出するとともに、前記スリット幅長に対して略漏斗状に拡開する湾曲凸面形状のガイド部9を備え、
該ガイド部9は、前記ガイドレール4の内奥部4bから離間して配設されるとともに、前記ガイドレール4の溝縁4dに略連続して配設されていることを特徴とする。
請求項2記載のシャッターカーテンのガイド構造は、前記ガイド部9には、その曲面方向に沿って少なくとも1つの凸条9a(9b)が形成されていることを特徴とする。
請求項3記載のシャッターカーテンのガイド構造は、前記凸条は、互いに平行となって形成される複数で構成され、突出高さが前記ガイドレール4の内奥部4b側では高く、溝開口側で低くなっていることを特徴とする。
請求項4記載のシャッターカーテンのガイド構造は、前記ガイド部9には、前記シャッターケース1のスリット縁部に沿い、該シャッターケース1の表面に固定される取付板7を備えていることを特徴とする。
請求項1記載のシャッターカーテンのガイド構造によれば、解錠操作時に、係止爪が没入状態にならず、ガイドレールの溝底である内奥部側に突出した状態で、シャッターカーテンの開放操作となっても、ガイドレールの一端からシャッターケースへ移動される際に、この係止爪と干渉する部分がなく、異音の発生や、損傷等の問題を未然に回避できる。これにより、シャッターカーテンの開閉操作時における故障などの発生を防ぐことが可能となる。
請求項2記載のシャッターカーテンのガイド構造によれば、凸条が形成されていることにより、シャッターカーテンのガイド部に対する通過時における接触摩擦を低減させることができる。また、この凸条により、ガイド部が、単純な面形状ではなくなり、剛性が向上することとなる。これにより、ガイド部の変形などが防止される。
請求項3記載のシャッターカーテンのガイド構造によれば、シャッターカーテンに対して、ガイドレールの内奥部側の凸条が通常の開閉動作時に接触することとなり、溝開口側は、シャッターカーテンが風などで撓んだ際に接触することとなる。そして、通常時に接触する側であるガイドレール内奥部側の凸条が、シャッターカーテンの外観としてガイドレール内であることから、摩耗や接触傷などが、通常見えない部分とされることとなり、このシャッターカーテンの外観を損ねることが軽減される。
請求項4のシャッターカーテンのガイド構造によれば、シャッターカーテンが全て収納される開放状態において、このシャッターカーテンの繰り出し端である例えば最下端に設けられる水切板が、シャッターケースのスリット部分における縁部分に直接接触してしまうことなく、取付板部に当接することとなり、シャッターケースの板部分表面を汚損したり損傷させることがなくなる。すなわちこの取付板が、戸当りとして構成され、この位置でのシャッターケースの補強となる。
以下本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、シャッターカーテンが上下に昇降することで開閉となる構成のシャッター装置において説明する。図1は本発明に係るシャッター装置の全体的構成を示す概略側面図、図2はガイド部材単体を示す平面図、図3は同背面図、図4は同側面図、図5は図3におけるA−A剪断面図、図6(a),(b)はガイド部材とガイドレール及び施錠装置との関係を示す側断面図及び平断面図、図7(a),(b)は同ガイド部材とガイドレールとの取付関係を示す概略斜視図である。
図1において、矩形状断面をしたシャッターケース1のガイドレール設置側となる底部1aにはスリット1bが開口形成され、シャッターケース1内の略中心位置に配置された巻取軸2の外周に巻き取りられたシャッターカーテン3をスリット1bを通じて略垂直に下降、上昇可能に配置し、例えば建物内外をシャッターカーテン3により仕切るようにしている。
シャッターケース1の間口幅方向の端縁下部には建物躯体などに鉛直配設された、断面略コ字状で、奥拡がりな略蟻溝状をしたガイドレール4のシャッターケース1側先端となる一端としての上端が脱着可能に嵌合され、その上部に連続してシャッターケース1の底面に対向して固定され、かつ上部が漏斗状に拡開する一対のガイド部材5が設けられている。
またシャッターカーテン3の繰り出し端である最下端には断面略逆T字形の水切板6が連結されており、この水切板6は、巻取軸2に巻き取られるシャッターカーテン3が最小径Mminとなる最大繰り出し位置で接地面に接地してシャッターカーテン3を完全閉鎖して屋内外を区画し、巻取径が最大Mmaxとなる巻取完了状態で、シャッターカーテン3を全開し、水切板6がシャッターケース1の底部1aに当接し、そのスリット1bを閉じるようになっている。
ガイド部材5は、所定板厚の金属板よりなるプレス成形体であって、図2〜図5に示すように、シャッターケース1のスリット1b両縁部に沿って固定され、ガイドレール4の両側部につき当てられる取付板としての戸当り板7と、各戸当り板7の上部前縁7aに立上げ形成されて、ガイドレール4の前部側である溝開口4c側部に嵌合される凹部8と、凹部8の上部に対となることで互いに漏斗状に拡開する湾曲凸面形状に形成されたガイド部9と、戸当り板7の後部前縁7bに垂直に立ち上げられた垂直ガイド板10とからなっており、ガイドレール4の内奥部4b側相当位置には、図2に示すように(平面視において)凹部8及びガイド部9ともに切除されたような空間部分を有した形状となり、戸当り板7及び垂直ガイド板10がガイドレール4の外側に配置されているものとなる。ここで、このガイド部材5は、上記したように一対で構成されており、シャッターカーテン3の両面に対応するように各部7,8,9,10が形成され、すなわち対称形状とされることが好ましい。
ガイドレール4の溝開口4cの上端縁には溝開口4cが拡幅するような略V字形のカット部4aが形成されている。また、カット部4aに対応して凹部8の後端側には、カット部4aに連続するように下向きに先端となる略くさび形状の垂下部8aが形成されている。この垂下部8aは、シャッターカーテン3の昇降動作時に、ガイドレール4側とガイド部材5のガイド部9側との双方向のスムースな移行を可能としている。
ガイド部9の湾曲凸面となるガイド面には、凸条が形成されており、本実施の形態では図2に示すように、互いに平行となる2つで構成され、後端側に所定の突出量d1の凸条9aが形成され、先端側にこれより小さな突出量d2の凸条9bが形成されている。また、ガイド面に連続するように、凸条9bを稜線とした先端側に、折曲形成された補強リブ9cが形成されている。
凸条9a,9bはガイド部9を通過する際のシャッターカーテン3に対する摺接面積を小さくし、摺動抵抗を減ずるとともに、接触音など異音の発生を防止する。また、これら凸条9a,9bは、ガイド部9の形状を平滑にせず、略波板状に形成することで、このガイド部9を補強するものであり、かつ折曲形成した補強リブ9cによってもガイド部9全体の剛性強化を図っている。なお、ガイドレール4の内奥部側に位置することとなる凸条9aは、図5に示すように、前述した垂下部8aと連続形成される。
また、戸当り板7には、板面の略中央部分に、上方向へ切り起しにより係止爪7cが形成されている。この係止爪7cは、シャッターカーテン3が出入りするスリット1bを形成するまぐさを設置するための位置決め爪とされる。なお、この係止爪7cは、シャッターケース1の底部1aにかしめることで、このガイド部材5が、シャッターケース1の底部1a表面に固定されるように構成してもよい。
図6はガイド部材5とガイドレール4及び施錠機構との関係を示した側面図と平面図である。シャッターカーテン3を構成する複数のスラット3aのうち、閉鎖状態での高さ方向で床面からの所定距離位置に、そのスラット3aの左右幅方向中央に施錠装置(図示せず)が配設される。施錠装置は、スラット3aの室内側となる裏側に配置され、室外側には鍵穴が表出し、施錠装置の施錠・解錠操作に応じて連動する施錠機構20が、スラット3aの長手方向に沿って配設される。施錠機構20の先端は、スラット3aの端部に位置し、鉤型に突出する例えば略熊手形の係止爪20aを備えている。
このような構成により、施錠状態から合鍵やサムターンを用いて解錠操作を行った際に、施錠機構20が完全に解錠状態とならずに、図6(b)に示すように、係止爪20aがスプリングの反転付勢力により引っ込まずに突出した状態のまま、シャッターカーテン3が開放動作となると、係止爪20aは、ガイドレール4の内奥部4bに位置したままであるが、この内奥部4bにはガイド部9が配置されず、このガイド部9が内奥部4bから離間した位置とされており、シャッターカーテン3をシャッターケース1内に巻き込む際に干渉することがなく、これに伴う異音の発生、衝突、損傷等、巻き込み不良などの故障等の原因を未然に防止している。また、シャッターカーテン3の昇降時に、ガイドレール4の溝開口4cの縁部分である溝縁4dと、ガイド部材5の垂下部8a及び凸部9aにより、図6(a)に示すように、シャッターカーテン3との接触可能部分が略連続し、シャッターカーテン3の昇降移動をスムースなものとする。
図7は以上説明したガイド部材5とガイドレール4との概略斜視図を示している。
図7(a)に示すように、対となる両ガイド部材5がシャッターケース1の底部1aにおけるスリット1bの端部に対向して予め固定されている状態を示し、この状態から図7(b)に示すように、ガイドレール4の上端部を両ガイド部材5間に嵌め込むように下方から装着することで、ガイドレール4が両ガイド部材5を介してシャッターケース1に位置決め固定できることになる。
なお、この際、図1に示すように、ガイドレール4の上端は、ガイド部材5に対して嵌め込まれることとなり、この上端には適宜突出代として所定の長さを必要とする。
このような構成により、ガイドレール4の組み付けが容易にできることから施工性を大幅に改善でき、また、ガイドレール4のみを取り外すなども容易なものとなり、シャッター装置としての組立・解体時の段取状の制約をなくし、施工性を大幅に向上することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、本発明のガイド部材5をシャッターカーテン3の左右側端に位置する各ガイドレール4に対して実施した場合を示したが、例えば連装型シャッターに配置される中間のガイドレールとの組合せにも適用できることは勿論であり、上記同様の構成で、シャッターケース1内に設けることで同様の効果を得られるものである。特に、このような連装型シャッターの場合では、中間のガイドレールと組み合わされるガイド部材を、対称形状のガイド部材5同士がシャッターの幅方向に連接して一体となった構造としてもよい。
また、上述した実施の形態では、シャッターケース1のスリット1bに対して、その端部において対となるようにガイド部材5をそれぞれ配置した構成例について示したが、少なくとも、シャッターカーテン3がシャッターケース1内での収納される方向に近い側に片側構成で配置される構成とすれば良く、或いは、施錠機構20の係止爪20a先端が突出する方向に対応した位置に配置されることとすれば良く、すなわち、一対で構成しなくとも良い。
さらに、上述した実施の形態では、シャッターカーテン3の開閉方向を上下方向とし、昇降することによって開閉とされる例について述べたが、このシャッターカーテン3の開閉方向は、上下方向に限定することなく、その他の方向、例えば左右横方向や、斜め方向、上昇を閉鎖とし下降を開放とするような構成のシャッター装置に適用しても良い。
また、上述した実施の形態では、シャッターカーテン3の構成として、複数のスラット3aよりなる例について述べたが、シャッターカーテンとして、上記の複数のスラット3aを連接して構成されるもの以外に、複数のパイプ状部材を連接してなる構成や、単数又は複数のパネル、シート状物、スクリーン状物よりなる構成、網状、などで構成されるもとしてもよく、或いは、これらを組み合わせて構成されるものとしても良い。
本発明に係るシャッター装置の全体的構成を示す説明図である。 ガイド部材単体を示す平面図である。 同背面図である。 同側面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 (a),(b)はガイド部材とガイドレール及び施錠装置との関係を示す側断面図及び平断面図である。 (a),(b)は同ガイド部材と、ガイドレールとの取付関係を示す簡略斜視図である。 (a),(b)は先に本出願人が開発したガイド部材とガイドレール及び施錠装置との関係を示す側断面図及び平断面図である。 (a),(b)はスラットに設けた側部突出型施錠装置の中央断面図及び端面における平断面図である。
符号の説明
1…シャッターケース
1b…スリット
3…シャッターカーテン
3a…スラット
4…ガイドレール
4b…内奥部
7…取付板
8…凹部
9…ガイド部
9a,9b…凸条
20…施錠機構
20a…係止爪

Claims (4)

  1. シャッターケースに形成されシャッターカーテンが出入りするスリットに配置され、該スリットに対し前記シャッターケース内にて前記シャッターカーテンの少なくとも一方の面を案内するシャッターカーテンのガイド構造であって、
    前記スリットの端部に位置し、前記シャッターカーテンの縁部を支持して該シャッターカーテンの開閉動作を案内するガイドレールの一端に連結され、
    前記スリットの縁部近傍から前記シャッターケースの内方に向けて延出するとともに、前記スリット幅長に対して略漏斗状に拡開する湾曲凸面形状のガイド部を備え、
    該ガイド部は、前記ガイドレールの内奥部から離間して配設されるとともに、前記ガイドレールの溝縁に略連続して配設されていることを特徴とするシャッターカーテンのガイド構造。
  2. 前記ガイド部には、その曲面方向に沿って少なくとも1つの凸条が形成されていることを特徴とする請求項1記載のシャッターカーテンのガイド構造。
  3. 前記凸条は、互いに平行となって形成される複数で構成され、突出高さが前記ガイドレールの内奥部側では高く、溝開口側で低くなっていることを特徴とする請求項2記載のシャッターカーテンのガイド構造。
  4. 前記ガイド部には、前記シャッターケースのスリット縁部に沿い、該シャッターケースの表面に固定される取付板を備えていることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載のシャッターカーテンのガイド構造。
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