JP3458301B2 - 電動式開閉扉の防犯装置および防犯方法 - Google Patents

電動式開閉扉の防犯装置および防犯方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の開口部に
配される建築用電動シヤッター等の電動式開閉扉の防犯
装置および防犯方法の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電動モータの正逆駆動に基づい
て開閉扉の開閉をするように構成した電動式の開閉扉が
知られているが、このもののなかには、防犯性等を考慮
して施錠装置を設けることが要求される。そしてこのよ
うな施錠装置としては、電動モータにブレーキ装置を設
け、モータ停止時にブレーキ力でシャッターカーテンの
開放を規制するようにして施錠するものがあるが、この
ものは、ブレーキ装置付の電動モータが必要でコスト的
に不利なうえ、大型化するという問題がある。このた
め、ブレーキ装置のない簡略化された電動モータを用い
ることが試みられているが、この場合には何らかの施錠
手段を設けることが要求される。この様な場合の施錠手
段としては、シヤッターカーテンにラッチを出没自在に
設け、該ラッチを管理者が出没操作することで施錠−解
錠する機械的な施錠手段が知られている。しかるに、こ
のものは、いちいち管理者が施錠−解錠操作しなければ
ならないため、施錠忘れや解錠忘れがあるうえ、施錠状
態のままシヤッターカーテンを開放させた場合に、電動
モータは給電状態でもシヤッターカーテンは開放しない
状態となって、電動モータに過大な負荷がかかり続け、
最終的には電動モータが焼きついてしまう等の問題があ
る。そこで、施錠手段として電気的な施錠手段である電
気錠(電磁弁)を採用し、シヤッターカーテンの開閉駆
動に連繋して施錠−解錠を行うようにしたものが提唱さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記電気錠
は施錠−解錠の操作性には優れるもののコストが高くな
ってしまうという問題があるうえ、停電等の異常時に電
気錠を解錠するための解錠装置が別途必要となり、部品
点数が増加してさらなるコストアップを招来するという
問題がある。そこで、実開平2−62064号公報に示
されるように、扉体が全閉状態になったことの検知をす
る全閉検知スイッチを防犯スイッチに兼用し、全閉状態
の扉体が開放されて全閉検知スイッチのスイッチ切換え
があったことに伴い開閉機を閉駆動して全閉させるよう
にした防犯回路についてかつて提唱した。ところがこの
ものは、全閉検知スイッチを防犯スイッチに兼用するも
のであるから、全閉時の反動を受けたり風圧を受けたり
して扉体が僅かに開方向に移動しただけで全閉検知スイ
ッチのスイッチ切換えがなされて開閉機が閉駆動するこ
とになって信頼性、安定性に欠けるという問題があり、
ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、請求項1の発明は、扉体の開閉
作動を行うべく開閉機の駆動制御をする制御部を備えて
なる電動式開閉扉において、前記制御部に、扉体が全閉
状態になったことの検知をする全閉検知手段と、扉体が
開放作動されていることの検知をする開放作動検知手段
とをそれぞれ接続すると共に、制御部には、全閉状態に
なって全閉検知手段から検知信号が入力したことに基づ
いて前記駆動制御を行うべく設定される駆動制御モード
からのモード切換えがなされ、全閉状態から無理に持ち
上げられたと判断される予め設定開状態まで開放され
たことの検知信号が開放作動検知手段からあった場合に
開閉機に対して全閉検知手段から全閉検知信号が入力す
全閉状態になるまで閉駆動指令の出力をする防犯制御
モードを設けた電動式開閉扉の防犯装置である。そし
て、この様にすることにより、防犯性能に優れて信頼性
の高いものにできる。請求項2の発明は、請求項1にお
いて、防犯制御モードへの切換えは、扉体が全閉状態に
なってから所定のタイマ時間経過後に実行されるように
することができる。請求項3の発明は、請求項1または
2において、開放作動検知手段は、扉体を開閉するため
の回動軸の回転を検知するものであるようにすることが
できる。請求項4の発明は、請求項1、2または3にお
いて、開放作動検知手段は、駆動制御のモードにおいて
障害物検知をするための障害物検知手段であるようにす
ることができ、これによって部材の兼用化が果たせる。
請求項5の発明は、開閉機の駆動に基づいて扉体の開閉
作動が行われる電動式開閉扉において、扉体が全閉状態
になったことの全閉検知手段による全閉検知に基づき
降の開閉機の駆動制御を防犯制御モードに切換え、該防
犯制御モードでは、全閉状態から無理に持ち上げられた
と判断される予め設定開状態まで開放されたことの検
知を開放作動検知手段から入力した場合に開閉機に対し
全閉検知手段から全閉検知信号が入力する全閉状態
なるまで開閉機に閉駆動の指令を出力するようにした電
動式開閉扉の防犯方法である。この様にすることによ
り、シャッターカーテンの開放時の反動等による上動を
外部からの操作として検知することなく安定性の良い防
犯性能を発揮できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は建築物の開口
部に設けられるシヤッター装置のシヤッターカーテンで
あって、該シヤッターカーテン1は、開口部上方のシヤ
ッターケース2内に配設される巻取り軸(回動軸)3に
巻装されており、開閉機4の正逆駆動に基づいて巻取り
軸3が回動することで開口部両側のガイドレール5にガ
イドされる状態で移動して、シャッターケース2に収納
される閉鎖姿勢と開口部を閉鎖する開放姿勢とに姿勢変
姿する構成となっており、これらは何れも従来通りの構
成となっている。
【0006】6は前記開閉機4の駆動制御をするための
制御部であって、該制御部6はマイクロコンピュータ等
の電子部品を用いて構成されており、例えば開口部側方
に配した操作スイッチ7、つまり開放用スイッチPB
U、停止用スイッチPBS、閉鎖用スイッチPBDから
の操作信号である開放制御信号、停止制御信号、閉鎖制
御信号が入力されるように設定されている。そうして、
制御部6では、前記各信号の入力があった場合に、開閉
機4に対して開放制御、停止制御、閉鎖制御を実行する
よう出力するように設定されている。
【0007】一方、開閉機4は電動モータ4a、減速機
4b等の各種部材装置が組込まれたものであるが、開閉
機4には電動モータ4aの回転に同期してカウントし、
所定のカウント数(本実施の形態では「0」のとき)に
なったことで検知信号(全閉検知信号)を出力するカウ
ンタ式のリミットスイッチ(本発明の全閉検知手段に相
当する)8と、電動モータ4aの回転に同期してパルス
信号を出力するエンコーダ式の検知センサ9とが設けら
れ、これらリミットスイッチ8と検知センサ9からの検
知信号が前記制御部6に入力するようになっている。そ
して本実施の形態では、これら検知信号の入力によりシ
ャッターカーテン1の開閉制御と共に、障害物検知制
御、防犯制御を実行するようになっている。
【0008】以下、これら制御手順について図4〜7の
図面に基づいて説明する。まず、リミットスイッチ8の
リミット調整であるが、このリミットスイッチ8は、シ
ャッターカーテン1が全閉した、つまり下限位置に位置
していることの検知に専ら使用されるもので、その調整
は次のように行われるが、この調整は、制御部6の初期
設定に含まれ、これを図5のフローチャート図に示す。
この初期設定されるにあたり、電源投入をして制御部6
を起動させると共にシヤッターカーテン1を全閉にして
おく。この状態で、前記カウンタ式リミット8が「0」
でない場合、つまり検知信号が出力されない場合、警報
を発っする設定になっている。因みに、リミットスイッ
チ8の「0」へのセットは、リセット操作具(図示せ
ず)の操作で実行できる。一方、「0」にセットされて
いる場合、つまり検知信号が出力されている場合、次に
開放制御信号の入力があったか否かが判断される。そし
て開放制御信号の入力があった場合、制御部6は開閉機
4に対して開駆動指令を出力し、シャッターカーテン1
を開作動させるが、制御部6では、この開作動に伴う検
知センサ9のパルス信号をカウントする。そして制御部
6は、途中停止信号の入力がないことを条件に、予め設
定されている過負荷状態になったか否かを検知センサ9
からのパルス信号の変化に伴い検知する。この過負荷状
態は、シャッターカーテン1が全開し、最下端に位置す
る座板1aがマグサに当って強く引っ張られた重度の過
負荷状態になったものと判断し、制御部6は、停止指令
を開閉機4に出力すると共に、全閉状態からこの過負荷
状態になるまでの全パルス数を登録し、これにより上限
の初期設定が終了する。
【0009】このようにして初期設定がなされた以降、
制御部6は本制御を実行することになるが、この制御手
順について図4、6、7のフローチャート図に基づいて
説明する。まず、制御部6は、操作スイッチ7から開
放、閉鎖そして停止の制御信号を入力したか否かを判断
するが、まず開放制御信号を入力した場合について説明
する。この場合には、開閉機4に対して開放駆動指令を
出力すると共に、検知センサ9からのパルス信号をカウ
ントするように設定されている。そして、開閉機4が開
放駆動を開始すると、制御部6は、操作スイッチ7から
停止制御信号を入力したか否かの判断をし、入力された
と判断した場合では、検知センサ9からのパルス信号の
カウント数をクリアーすると共に、開閉機4に駆動停止
指令を出力するように設定されている。これに対し、停
止信号の入力がない場合では、検知センサ9からのパル
ス信号が過負荷状態であるか否かが判断されるが、この
場合の過負荷状態は、前述の初期設定時にシャッターカ
ーテン1が全開して座板1aがマグサに当ったときの重
過負荷状態を基準とし、該基準となる重過負荷を検知し
たか否かを判断するように設定されている。そして、該
重過負荷状態を検知したと判断された場合(例えば、中
途開状態から開放作動がなされた場合のように、カウン
トされるパルス信号が前記初期設定で登録された全パル
ス数の99%に達していない状態で全開状態になった場
合に相当する)では、開閉機4に駆動停止指令を出力す
ると共に、パルス信号のカウント数をクリアーするよう
に設定されている。
【0010】一方、重負荷状態の検知がない状態で開放
作動がなされた場合に、検知センサ9からのパルス信号
が、前記初期設定で登録された全パルス数の例えば99
%(これを99%開放位置と本実施の形態では定義する
が、該位置は、座板1aがマグサに当接する少し前位置
であればよく、99%に限定されるものではない)に達
したか否かの判断をし、達していないと判断される場合
においては、開閉機に対して開放駆動指令を出力し続
ける設定となっている。一方、99%開放位置を越えた
と判断した場合には、シャッターカーテン1は殆ど全開
に近い状態であり、以降、制御部6は、前記基準とされ
る重過負荷状態よりも小さい軽過負荷状態であるか否か
を入力するパルス信号から判断するように設定されてい
る。そして、制御部6は、検知センサ9からの信号が軽
過負荷状態を検知したと判断するとパルス信号のカウン
ト数をクリアーすると共に、開閉機4に対し駆動停止指
令を出力するようになっている。このように、制御部6
は、99%開放位置以降は検知センサ9からのパルス信
号が軽過負荷状態となっていることの判断で開閉機4の
駆動停止をするようになっており、これによって、全開
時において座板1aが初期設定時のようにマグサに緊張
状に当って各種部材装置にストレスを与えることがない
ように設定されている。
【0011】一方、操作スイッチ7から閉鎖制御信号を
入力したと判断した場合では、開閉機4に対して閉鎖駆
動指令を出力する。そして、制御部6は操作スイッチ7
から停止制御信号を入力したか否かの判断をし、入力さ
れたと判断した場合では、開閉機4に駆動停止指令を出
力してシャッターカーテン1の閉作動を停止する。これ
に対し、停止制御指令の入力がない場合では、リミット
スイッチ8から全閉検知信号を入力したか否かを判断す
る。そして入力していない、つまりシャッターカーテン
1が全閉ではないと判断される場合には、検知センサ9
からのパルス信号が過負荷検知状態、つまり障害物検知
等の閉鎖異常検知状態であるか否かの判断をし、異常検
知状態でないと判断される場合には、開閉機4の閉鎖駆
動を継続する。これに対し、過負荷検知状態である、つ
まり障害物検知されたと判断すると、開閉機4の駆動停
止等を行う障害物検知制御のモードに移行するが、これ
については、汎用の制御手順を用いることができ、詳細
については省略する。
【0012】そして前記閉鎖作動が進み、シャッターカ
ーテン1が全閉してリミットスイッチ8から全閉検知信
号が入力すると、制御部6は開閉機4の駆動停止指令を
出力すると共に、タイマ起動をする。そして、前記起動
したタイマのタイマ時間(例えば2秒)が経過したと判
断された場合に、前述の開閉駆動制御モードから防犯制
御モードに移行する。この防犯制御モードは、操作スイ
ッチ7を開放操作することで解除される設定になってい
るが、遠隔的に解除できるように設定することも勿論で
きる。さて、防犯制御モードにおいては、検知センサ9
からパルス信号の入力があり、かつその場合のパルス数
が予め設定される設定パルス数(例えば5パルス)を越
えた(本発明の開放作動検知手段からの検知信号に相当
する)と判断されると、シヤッターカーテン1が予め設
定された以上(例えば10ミリメートル)に無理に持ち
上げられたと判断し、開閉機4に対して、リミットスイ
ッチ8から全閉検知信号を入力するまで閉鎖駆動の指令
を出力する設定になっている。
【0013】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、操作スイッチ7のスイッチ操作に基づいて制
御部6が開閉機4に対して開放制御、停止制御、閉鎖制
御を行い、これによってシャッターカーテン1の開閉停
止作動が実行されることになるが、この場合に、シャッ
ターカーテン1が全閉した状態から防犯制御モードに移
行する。そしてこのモードになると、検知センサ9から
所定パルス以上のパルス信号を受信した場合、シャッタ
ーカーテン1が無理に持ち上げられたものと判断して、
シャッターカーテン1の閉鎖作動が自動的になされる。
この結果、シャッター装置に別途施錠装置を設けること
なく防犯性に優れたものにすることができる。
【0014】このように、本発明が実施された形態にお
いては、施錠装置を格別に装備させなくても優れた防犯
性を発揮できるものであるが、シャッターカーテン1が
持ち上げられたことに基づく開閉機4の閉駆動を、全閉
検知信号がリセットされたことで行うのではなく、シャ
ッターカーテン1が予め設定されたところ(検知センサ
9の所定のパルス数が入力される)まで上昇したことの
検知で行うものであるため、従来の全閉検知スイッチを
防犯スイッチに兼用して防犯回路を構成したもののよう
に、例えば風圧を受けてシャッターカーテンが撓んで座
板が僅かに持ち上げられた程度のものまでをも外部から
の操作と見做して閉駆動してしまうようなことがなくな
って安定性、信頼性の優れたものにできる。しかも閉鎖
制御モードから防犯制御モードへの移行は、全閉検知が
なされて閉機4が停止すると同時に行うのではなく、所
定のタイマ時間を経過した後に行われる構成となってい
るから、シャッターカーテン1が全閉したときの反動を
受けて座板がバウンドしている場合のような安定してい
ない時点で防犯制御モードが起動してしまうことがな
く、安定性、信頼性が一段と向上する。
【0015】さらにこのものでは、開放作動検知手段
を、開放、閉鎖異常を検知する検知手段を構成する検知
センサ9で兼用する構成としたので、部材装置の兼用化
がなされて部品点数の削減を計れる。
【0016】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ことは勿論なく、通常の開閉制御モードから防犯制御モ
ードに切換え、該防犯制御モードにおいて開閉機を制御
する制御部としては、コンピュータ等の電子部品を用い
たものでなく、リレースイッチ等の電気部品を用いたも
のとすることも勿論できる。この場合、全開検知セン
サ、全閉検知センサ、そして異常検知センサを各別に設
け、さらに防犯制御モードに対応した開放作動検知セン
サを設けて本発明を実施することができるが、この場合
でも、異常検知センサを前記実施の形態のように回転異
常の検知をするために設けられるエンコーダ式のような
ものにすれば、これを開放作動検知センサに兼用できる
ことはいうまでもない。さらに、前記実施の形態に用い
られた制御部は、シャッターカーテンの開放制御におい
て、全閉から全開状態になることに伴うエンコーダから
のパルス信号のカウントに基づいて全開位置での停止制
御をするようにし、中途開位置で停止させた場合に、こ
こまでカウントされたパルス数を登録しないものとして
制御部のコストダウン化を計っているが、これを登録す
るメモリ機能を有したもの(停電に備えてバックアップ
電源が備えられたものであればさらに好ましい)とし、
中途停止位置から全開させた場合に、前記99%開放位
置を基準とする軽過負荷での停止制御ができるようにす
ることも勿論できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の全体斜視図である。
【図2】図2(A)は開閉機の側面図であり、図2
(B)は開閉機の正面図である。
【図3】制御部の制御状態を示すブロック図である。
【図4】制御部のメインルーチンを示すフローチャート
図である。
【図5】制御部の初期設定手順を示すフローチャート図
である。
【図6】制御部の開放制御手順を示すフローチャート図
である。
【図7】制御部の閉鎖制御手順を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン 2 シャッターケース 3 巻取り軸 4 開閉機 5 ガイドレール 6 制御部 7 操作スイッチ 8 リミットスイッチ 9 検知センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−254087(JP,A) 特開 昭63−164791(JP,A) 特開 昭63−130891(JP,A) 特開 平2−183081(JP,A) 実公 平4−17744(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/00 G08B 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体の開閉作動を行うべく開閉機の駆動
    制御をする制御部を備えてなる電動式開閉扉において、
    前記制御部に、扉体が全閉状態になったことの検知をす
    る全閉検知手段と、扉体が開放作動されていることの検
    知をする開放作動検知手段とをそれぞれ接続すると共
    に、制御部には、全閉状態になって全閉検知手段から検
    知信号が入力したことに基づいて前記駆動制御を行うべ
    く設定される駆動制御モードからのモード切換えがなさ
    れ、全閉状態から無理に持ち上げられたと判断される
    め設定開状態まで開放されたことの検知信号が開放作
    動検知手段からあった場合に開閉機に対して全閉検知手
    段から全閉検知信号が入力する全閉状態になるまで閉駆
    動指令の出力をする防犯制御モードを設けた電動式開閉
    扉の防犯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、防犯制御モードへの
    切換えは、扉体が全閉状態になってから所定のタイマ時
    間経過後に実行される電動式開閉扉の防犯装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、開放作動検
    知手段は、扉体を開閉するための回動軸の回転を検知す
    るものである電動式開閉扉の防犯装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、開放作
    動検知手段は、駆動制御のモードにおいて障害物検知を
    するための障害物検知手段である電動式開閉扉の防犯装
    置。
  5. 【請求項5】 開閉機の駆動に基づいて扉体の開閉作動
    が行われる電動式開閉扉において、扉体が全閉状態にな
    ったことの全閉検知手段による全閉検知に基づき以降の
    開閉機の駆動制御を防犯制御モードに切換え、該防犯制
    御モードでは、全閉状態から無理に持ち上げられたと判
    断される予め設定開状態まで開放されたことの検知を
    開放作動検知手段から入力した場合に開閉機に対して
    閉検知手段から全閉検知信号が入力する全閉状態になる
    まで開閉機に閉駆動の指令を出力するようにした電動式
    開閉扉の防犯方法。
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