JPH0524898U - 電動シヤツターの制御装置 - Google Patents

電動シヤツターの制御装置

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JPH0524898U
JPH0524898U JP1932691U JP1932691U JPH0524898U JP H0524898 U JPH0524898 U JP H0524898U JP 1932691 U JP1932691 U JP 1932691U JP 1932691 U JP1932691 U JP 1932691U JP H0524898 U JPH0524898 U JP H0524898U
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shutter curtain
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pulse
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JP1932691U
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博之 武田
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文化シヤツター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッターカーテンを停止させる上下限値を
自動的に設定する。 【構成】 設定スイッチがオンされかつ開放スイッチが
オンされたときにモータを開方向に回転させると共にカ
ウント値qをリセットし(ステップ100、102、1
04、108)、モータに連結されたロータリーエンコ
ーダから発生されるパルスをカウントする。250ms
ec毎にカウント値qが所定値以下になったか判断す
る。シャッーターカーテンが上限位置に到達すると所定
時間内に発生するパルス数が少なくなるため上限位置か
否かを判断することができる。上限位置と判断されたと
きにそのときのカウント値p(シャッターカーテンが上
昇しているときアップカウントされ下降しているときダ
ウンカウントされる)から所定値p0 減算した値を上限
値として設定する。下限値も同様に設定する。そして、
カウント値が上下限値になったか否かを判断してシャッ
ターカーテンを上下限位置に自動的に停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動シャッターの制御装置に係り、特にシャッターカーテンを上限位 置及び下限位置に自動的に停止させる電動シャッターの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、マイクロコンピュータによってシャッターカーテンを上限位置及び 下限位置に自動的に停止させる制御装置が知られている。この制御装置では、シ ャッターカーテンを開閉する開閉機にロータリーエンコーダを取付けてロータリ エンコーダから出力されるパルスをカウントし、カウント値と上下限値とを比較 し、カウント値と上下限値とが一致したときに開閉機を自動的に停止している。 この上下限値は、シャツターを現場に据え付けたときに、シャッターカーテンを 上下限位置に停止させて設定スイッチを操作することによってマイクロコンピュ ータのRAM(リードオンリメモリ)に記憶させることによって設定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の制御装置では、上下限値を設定するときに手動で設 定スイッチを操作しなければならないので設定に手間がかかる、という問題があ る。
【0004】 本考案は上記問題点を解決すべくなされたもので、上下限値を自動的に設定す ることができる電動シャッターの制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、シャッターカーテンを移動させる開閉機 の回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段と、パルス発生手段から発生さ れたパルスの数をカウントするカウント手段と、パルス発生手段から発生された パルスに基づいてシャッターカーテンが上下限位置に到達したか否かを判断する 判断手段と、シャッターカーテンが上下限位置に到達したと判断されたときのカ ウント手段のカウント値に基づいて上下限値を設定する設定手段と、カウント手 段のカウント値と設定手段で設定された上下限値に基づいて開閉機を制御する制 御手段と、を含んで構成したものである。
【0006】
【作用】
本考案のパルス発生手段はシャッターカーテンを移動させる開閉機の回転に応 じてパルスを発生する。このパルスの数はカウント手段によってカウントされる 。判断手段は、パルス発生手段から発生されたパルスに基づいてシャッターカー テンが上下限位置に到達したか否かを判断する。シャッターカーテンが上下限位 置に到達すると、シャッターカーテンがケースや床面に当接してパルス発生手段 から出力されるパルスのパルス幅が長くなるか発生周期が長くなるため、パルス 幅が所定値以上になったか否かまたは所定時間内の発生パルス数が所定値以下か 否かを判断することによりシャッターカーテンが上下限位置に到達したか否かを 判断することができる。設定手段は、シャッターカーテンが上下限位置に到達し たと判断されたときのカウント手段のカウント値に基づいて上下限値を自動的に 設定する。この上下限値は、シャッターカーテンが上下限位置に到達したときの カウント値でもよいが、判断手段によって判断された上下限位置は、シャッター カーテンがケースや床面に当接する位置であるため、判断された上下限位置に対 応するカウント値を僅かに増減した値を用いることにより、上下限値設定後にシ ャッターカーテンがケースや床面に当接しないようにすることができる。制御手 段は、カウント手段のカウント値と設定手段で設定された上下限値に基づいて開 閉機を制御する。本考案によれば、上下限位置に到達したか否かを判断し、到達 したと判断されたときのカウント値に基づいて上下限値を設定しているため、上 下限値を自動的に設定することができる。
【0007】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。図2は本考案の制御装 置を備えた電動シャッターの概略図である。シャッターカーテン10はまぐさ部 16から床面17まで掛け渡された断面形状がほぼコ字状のガイドレール21に 両端部が案内された上下動するように構成されている。このシャッターカーテン 10の上端部は、巻取シャフト23に取りつけられている。巻取シャフト23を チェーン25を介して開閉機としてのモータ22によって回転することにより、 シャッターカーテン10が巻き取りまたは巻き戻され、シャッターカーテン10 を上下動させることができる。また、モータ22の回転軸には、モータ22の回 転に応じてパルスを出力するロータリーエンコーダ24が連結されている。
【0008】 ロータリーエンコーダ24は、RAM、ROM、CPUを備えたマイクロコン ピュータで構成された制御装置26に接続されている。また、この制御装置26 には、シャッターカーテン開閉用のモータ22に接続された駆動装置20が接続 されると共に、開放スイッチ18A、停止スイッチ18B、閉鎖スイッチ18C 及び設定スイッチ18Dを備えた操作器18が接続されている。操作器18の開 放スイッチ18A、停止スイッチ18B及び閉鎖スイッチ18Cをオンすること によってシャッターカーテンを上昇、停止、下降させることができる。また、設 定スイッチ18Dを操作することによって以下で説明する上下限値の設定を行う ことができる。
【0009】 次に、制御装置26による上下限値設定ルーチンを説明する。図1はこの上下 限値設定のメインルーチンを示すものであり、図3はロータリーエンコーダ24 から出力されるパルスが立ち上がったときに割り込まれる割込みルーチンを示す ものである。図3のステップ150では、モータ22が開方向に回転されたとき にセットされかつモータ22が閉方向に回転されたときにリセットされるフラグ Fがセットされているか否かを判断する。フラグFがセットされているときには ステップ152においてカウント値pを1インクルメントし、フラグFがリセッ トされているときには、ステップ154においてカウント値pを1ディクルメン トする。このためシャッターカーテンが上昇しているときにはアップカウントさ れ、下降しているときにはダウンカウントされることになる。そして、次のステ ップ156において過負荷検出用カウント値qを1インクルメントした後メイン ルーチンへリターンする。
【0010】 メインルーチンのステップ100では、設定スイッチ18Dがオンされたか否 か、すなわち上下限値設定モードになったか否かを判断する。この設定スイッチ 18Dは、シャッターを現場に設置したとき、停電等によってRAMに記憶した 上下限値データが消失したとき等にオンされる。上下限値設定モードのときには 、操作者は設定スイッチ18Dをオンした後、開放スイッチ18Aをオンし、次 に閉鎖スイッチ18Cをオンする。ステップ102では開放スイッチ18Aがオ ンされたか否かを判断し、開放スイッチ18Aがオンされたときにはステップ1 04においてモータ22を開方向に回転させると共にステップ106においてモ ータ22を開方向に回転させたことを記憶するためにフラグFをセットする。次 のステップ108では過負荷検出用カウント値qをリセットし、ステップ110 において停止スイッチ18Bがオンされたか否かを判断する。停止スイッチ18 Bがオンされたときには、ステップ112でモータ22を停止させた後ステップ 102に戻る。一方、停止スイッチ18Bがオンされていないときはステップ1 14において所定時間(例えば250msec)経過したか否かを判断する。所定時 間経過していないときにはステップ110に戻り、所定時間経過したときには、 ステップ116において過負荷検出用カウント値qが所定値(例えば、通常状態 の所定時間内の発生パルス数の70%の値)以下になったか否かを判断する。過 負荷検出用カウント値qが所定値を越えているときにはシャッターカーテンが上 限位置に到達していないため、次の所定時間内にシャッターカーテンが上限位置 に到達したことを検出するために、ステップ108において過負荷検出用カウン ト値qをリセットする。一方、過負荷検出用カウント値qが所定値以下のときに は、所定時間内の発生パルス数が所定値以下であり、パルスの発生周期が長くな ったためシャッターカーテンが上限位置に到達したと判断し、ステップ118に おいてこのときのカウント値pを上原点として記憶すると共に、ステップ120 においてこのときのカウント値pから所定値p0 を減算した値を上限値としてR AMに記憶する。この所定値p0 はシャッターカーテンを停止させる上限位置で シャッターカーテンがシャッターケース等に当接しない値であり、このようにス テップ116で検出された上限位置よりもわずかに下側にシャッターカーテンを 停止させる上限位置を設定することによりシャッターカーテンのスラット等への 傷付き等を防止することができる。そして次のステップ122においてモータを 停止する。
【0011】 次のステップ124では閉鎖スイッチ18Cがオンされたか否かを判断し、閉 鎖スイッチ18Cがオンされたときにはステップ126においてモータ22を閉 方向に回転するとともにステップ128においてフラグFをリセットする。次の ステップ130では過負荷検出用カウント値qをリセットし、ステップ132に おいて停止スイッチ18Bがオンされたか否かを判断する。停止スイッチ18B がオンされたときにはステップ134においてモータ22を停止させ、停止スイ ッチ18Bがオンされていないときには、ステップ136において所定時間(例 えば250msec)経過したか否かを判断する。所定時間経過したときにはステッ プ138において過負荷検出用カウント値qが所定値以下か否かを判断する。過 負荷検出用カウント値qが所定値を越えているときにはステップ130へ戻り、 所定値以下のときには、所定時間内の発生パルス数が所定値以下であることから シャッターカーテンが下限位置に到達したと判断し、ステップ140においてこ のときのカウント値pを下原点としてRAMに記憶するとともに、ステップ14 2においてこのときのカウント値pに所定値p0 を加算した値を下限値としてR AMに記憶する。この結果、シャッターカーテンが停止される下限位置はステッ プ138で検出された下限位置よりもわずかに上側になり、シャッターカーテン のスラットへの傷付き等を防止することができる。そしてステップ144におい てモータを停止し、ステップ146において設定スイッチ18Dがオフされたか 否かを判断し、オフされたときにはこのルーチンを終了する。
【0012】 図4は動作ルーチンを示すもので、ステップ160においてモータ22を操作 器18によってオンされたスイッチに応じて、開閉方向に回転させると共に停止 させる。次のステップ162、164では、ステップ152及びステップ154 でアップダウンカウントされたカウント値pがステップ120及びステップ14 2で設定された上下限値内の値か否かを判断し、p≧上限値またはp≦下限値の ときにはシャッターカーテンが停止させるべき上限位置または下限位置に到達し たため、ステップ166においてモータ22を停止させる。これによって、シャ ッターカーテンが上限位置または下限位置で自動的に停止される。
【0013】 なお、上記では所定時間内のパルス数が所定値以下か否かを判断することによ りシャッターカーテンが上限位置及び下限位置に到達したか否かを判断したが、 ロータリーエンコーダ24から発生されるパルスのパルス幅が所定値を越えたか 否かによってシャッターカーテンの上下限位置を判断するようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、上下限位置に到達したか否かを判断し、 到達したと判断されたときのカウント値を上下限値として設定しているため、上 下限値を自動的に設定できる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の上下限値設定ルーチンのメイ
ンルーチンを示す流れ図である。
【図2】本考案が適用可能な電動シャッターの概略図で
ある。
【図3】ロータリエンコーダから発生されるパルスの立
上がりによって割り込まれる割込みルーチンを示す流れ
図である。
【図4】シャッターカーテンを動作させるルーチンを示
す流れ図である。
【符号の説明】
18 操作器 18D 設定スイッチ 24 ロータリーエンコーダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターカーテンを移動させる開閉機
    の回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段と、 パルス発生手段から発生されたパルスの数をカウントす
    るカウント手段と、 パルス発生手段から発生されたパルスに基づいてシャッ
    ターカーテンが上下限位置に到達したか否かを判断する
    判断手段と、 シャッターカーテンが上下限位置に到達したと判断され
    たときのカウント手段のカウント値に基づいて上下限値
    を設定する設定手段と、 カウント手段のカウント値と設定手段で設定された上下
    限値に基づいて開閉機を制御する制御手段と、 を含む電動シャッターの制御装置。
JP1932691U 1991-03-28 1991-03-28 電動シャッターの制御装置 Expired - Lifetime JP2543457Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006118232A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP2020084642A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 株式会社Lixil シャッター装置
JP2021110143A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 開閉体電動化ユニット、開閉体システム、プログラム

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