JP2005083093A - 電動シャッターの駆動制御装置、電動シャッターの初期設定方法、及び、電動シャッターの駆動制御方法 - Google Patents

電動シャッターの駆動制御装置、電動シャッターの初期設定方法、及び、電動シャッターの駆動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 シャッターカーテンの全閉位置や全開位置での位置決めを容易且つ正確に行うことができる電動シャッターの駆動制御装置を提供する。
【解決手段】 作動制御部は、設定操作スイッチが操作された際に初期設定モードとなり、その初期設定モードにおいては、モータを自動的に駆動させ、該モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、シャッターカーテンの全閉位置を基準として計数する。そして、作動制御部は、シャッターカーテンの全開位置をモータの駆動状態に基づいて判断し、パルス信号の全開位置における計数値を記録する計数値記録処理とを行うことにより、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置と対応する計数値を初期設定値として自動的に設定する。また、作動制御部は、シャッターカーテンが全開位置から全閉位置となるようにモータを駆動させ、その間における該モータの作動電流値Cを基準電流値Cbに更新する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シャッターカーテンを全開位置及び全閉位置に自動的に移動させる電動シャッターの駆動制御装置、電動シャッターの初期設定方法、及び、電動シャッターの駆動制御方法に関するものである。
従来、電動シャッターの駆動制御装置として、例えば特許文献1に記載される電動シャッターの制御装置が提案されている。
この電動シャッターの制御装置は、シャッターカーテンを移動させるモータにロータリエンコーダが連結され、そのロータリエンコーダから発生されるパルスの数を計数するようになっている。また、制御装置に設けられたROM内には、シャッターカーテンの最大移動量のデータ(最大パルス数)が予め記録されている。そして、該制御装置は、パルスの計数値と、所定時間内に発生するパルス数とに基づいて、シャッターカーテンの上限(全開)位置及び下限(全閉)位置を判断するようになっている。このため、該電動シャッターの制御装置によれば、シャッターカーテンの上限位置及び下限位置を、リミットスイッチを用いることなく認識することができる。
また、この電動シャッターの制御装置では、停電状態から復電した後に閉スイッチまたは開スイッチが操作されると、原点位置データが自動的に再設定されるようになっている。このため、停電中のシャッターカーテンの移動によって該シャッターカーテンの実位置と計数値とにズレが生じてしまった場合でも、そのズレが自動的に補正される。
実開平5−28897号公報
ところで、こうした従来の電動シャッターの制御装置では、シャッターカーテンの最大移動量を予め設定しておく必要がある。しかし、シャッターカーテンの最大移動量は実際に設置される箇所毎に異なるため、予め設定された最大移動量と実際の最大移動量とにズレが生じるおそれがある。よって、この電動シャッターの制御装置では、全閉位置や全開位置での位置決めを正確に行うことができなくなってしまうおそれがある。
また、シャッターカーテンを移動させるモータの回転特性は、経年変化に伴うシャッターカーテンの摺動摩擦の増減やモータの劣化などを要因として変化するおそれがある。このため、シャッターカーテンに異物が挟み込まれていない状態であっても、所定時間内に発生するパルス数が減少してしまうおそれがある。よって、従来の電動シャッターの制御装置では、シャッターカーテンに異物が挟み込まれていない状態であるにも拘わらず、異物が挟み込まれていると誤判断してしまうおそれがある。
しかも、従来の電動シャッターの制御装置では、シャッターカーテンの開閉動作を繰り返すと、全開位置または全閉位置において、パルスの計数値と予め設定されたパルス数との間にズレが生じるおそれがあることが本願の発明者によって確認されている。このため、本来の全開位置や全閉位置でシャッターカーテンが停止しなくなってしまうおそれがある。
ところで、一般に電動シャッターにおいては、シャッターカーテンによる異物の挟み込みを防止するために、挟み込み防止機能が設けられている。そして、前記従来の電動シャッターの制御装置では、こうした挟み込み防止機能についての具体的な記述はなされていないものの、「所定時間内に発生するパルス数が少なくなるため上下限位置か否かを判断することができる。」との記載がある。よって、該従来の電動シャッターの制御装置によれば、明らかに上下限位置でない箇所において所定時間内に発生するパルス数が少なくなった場合に、シャッターカーテンによって異物が挟み込まれたと判断することができ得る。近年では、シャッターカーテンに挟み込まれた異物の保護を図るために、比較的小さな力で異物が挟み込まれた時点で挟み込みを検出することが要求されている。しかし、所定時間内に発生するパルス数に基づいた挟み込み検出では、シャッターカーテンに加わる微小な荷重の変化を検出しにくいため、低い荷重での挟み込み検出が困難である。よって、該要求に充分に応えることが困難である。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シャッターカーテンの全閉位置や全開位置での位置決めを容易且つ正確に行うことができる電動シャッターの駆動制御装置、電動シャッターの初期設定方法、及び、電動シャッターの駆動制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、低荷重での挟み込み検出を行うことができるとともに、経年変化に伴って生じる挟み込みの誤検出を生じ難くすることができる電動シャッターの駆動制御装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御するとともに、閉動作時における該シャッターカーテンによる異物の挟み込みを前記モータの作動電流値に基づいて検出する挟み込み検出機能を有する電動シャッターの駆動制御装置であって、所定の操作が行われた際に初期設定モードとなり、前記モータを自動的に駆動させ、前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置のうちの一方の位置からなる第1位置を基準として計数する計数処理と、前記第1位置とは逆の位置からなる第2位置を、前記モータの駆動状態に基づいて判断する位置判断処理と、前記パルス信号の前記第2位置における計数値を記録する計数値記録処理とを行うことにより、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置と対応する計数値を初期設定値として自動的に設定するとともに、前記シャッターカーテンが少なくとも全開位置から全閉位置となるように前記モータを駆動させ、その間における該モータの作動電流値を記録する電流値記録処理を行うことにより、前記挟み込み検出のための基準電流値を設定する自動初期設定手段を備えていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電動シャッターの駆動制御装置において、前記初期設定モードにおいて前記自動初期設定手段は、前記シャッターカーテンが全閉位置から全開位置となるように前記モータを駆動させ、前記計数処理時にあっては前記シャッターカーテンの全閉位置を基準として前記パルス数を計数し、前記位置判断処理時にあっては、所定時間内における前記パルス信号のパルス数が予め設定された数値よりも少なくなったときに、そのときのシャッターカーテンの位置を全開位置として判断することを要旨とする。
請求項3に記載の発明では、シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御するとともに、閉動作時における該シャッターカーテンによる異物の挟み込みを前記モータの作動電流値に基づいて検出する挟み込み検出機能を有する電動シャッターの駆動制御装置であって、前記シャッターカーテンの閉動作時に前記モータの作動電流値を検出する電流値検出手段と、前記シャッターカーテンの全開位置から全閉位置までの動作時毎における前記モータの作動電流値を記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記モータの最新の作動電流値に基づいて、前記シャッターカーテンによる異物の挟み込みの有無を検出する挟持有無検出手段とを備えることを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の電動シャッターの駆動制御装置において、前記シャッターカーテンの全開位置から全閉位置までの動作時に前記シャッターカーテンによる異物の挟み込みが検出された際には、そのときのモータの作動電流値が前記記録手段に記録されないことを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御する電動シャッターの駆動制御装置であって、前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置のうちの一方の位置からなる第1位置を基準として計数する計数手段と、前記第1位置とは逆の位置からなる第2位置を、前記モータの駆動状態に基づいて判断する位置判断手段と、前記位置判断手段によって判断された前記パルス信号の前記第2位置での計数値が予め設定された初期設定値と異なる場合に、該計数値を該初期設定値に補正する補正処理を行う計数値補正手段とを備えることを要旨とする。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の電動シャッターの駆動制御装置において、前記計数値補正手段は、前記計数値が前記初期設定値よりも大きい場合に前記補正処理を行うとともに、該計数値が前記初期設定値よりも小さい場合にあっては、その差分が所定の許容値内である場合に前記補正処理を行い、該差分が該許容値外である場合には前記シャッターカーテンの移動に異常が生じたと判断することを要旨とする。
請求項7に記載の発明では、シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御するとともに、閉動作時における該シャッターカーテンによる異物の挟み込みを前記モータの作動電流値に基づいて検出する挟み込み検出機能を有する電動シャッターにおける初期設定方法であって、所定の操作が行われた際に、前記シャッターカーテンが全閉位置から全開位置となるように前記モータを自動的に駆動させ、前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全閉位置を基準として計数し、且つ該シャッターカーテンの全開位置を前記モータの駆動状態に基づいて判断して、前記パルス信号の全開位置における計数値を記録することにより、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置と対応する計数値を初期設定値として自動的に設定するとともに、前記シャッターカーテンが少なくとも全開位置から全閉位置となるように前記モータを駆動させ、その間における該モータの作動電流値を記録することにより、前記挟み込み検出のための基準電流値を自動的に設定することを要旨とする。
請求項8に記載の発明では、シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御する電動シャッターの駆動制御方法であって、前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置のうちの一方の位置からなる第1位置を基準として計数しつつ、前記第1位置とは逆の位置からなる第2位置を、前記モータの駆動状態に基づいて判断し、前記パルス信号の前記第2位置での計数値が予め設定された初期設定値と異なる場合に、該計数値を該初期設定値に補正することを要旨とする。
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1,7に記載の発明によると、シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置は、シャッターカーテンを移動させるモータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数に基づいて設定される。そして、該シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置は、モータの駆動によって自動的に設定される。このため、シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置を設定するためのリミットスイッチなどが不要となるとともに、該設定作業を容易に行うことができる。また、シャッターカーテンによる異物の挟み込みは該モータの作動電流値に基づいて検出されるため、モータに加わる負荷の微少な変化を容易に検出することが可能となる。そして、こうした挟み込み検出のための基準電流値は、シャッターカーテンが全開位置から全閉位置となるようにモータが自動的に駆動されることにより自動的に設定されるため、基準電流値の設定作業を容易に行うことができる。よって、シャッターカーテンの全閉位置や全開位置での位置決めを容易且つ正確に行うことができる。
請求項2に記載の発明によると、シャッターカーテンが全閉位置から全開位置となるようにモータが駆動され、該シャッターカーテンの全閉位置を基準としてパルス数が計数される。そして、シャッターカーテンが全開位置であるか否かの判断は、所定時間内におけるパルス信号のパルス数が予め設定された数値よりも少なくなったか否かに基づいて行われる。このため、シャッターカーテンが全閉位置から全開位置に移動されることによって全開位置及び全閉位置と対応するパルス数の値が初期設定値として設定され、該シャッターカーテンが全開位置から全閉位置に移動されることによって挟み込み検出のための基準電流値が設定される。
請求項3に記載の発明によると、シャッターカーテンの全開位置から全閉位置までの動作時毎にモータの作動電流値が記録され、その記録されたモータの最新の作動電流値に基づいてシャッターカーテンによる異物の挟み込みの有無が検出される。このため、挟持有無検出を行うための基準電流値となるモータの作動電流値が経年変化によって変化した場合でも、挟み込みの誤検出を生じ難くなる。
請求項4に記載の発明によると、異物を挟み込んだ状態でのモータの作動電流値が次回の挟持有無検出時の基準電流値になってしまうことが防止されるため、挟持有無検出の精度を損なうことが抑止される。
請求項5,8に記載の発明によると、シャッターカーテンの開閉動作によって第2位置でのパルス数の計数値が初期設定値と異なった場合には、該計数値が初期設定値に補正される。このため、パルス数の計数値に基づいて第1位置の位置決めを行う場合に、第1位置の位置ズレが生じにくくなる。例えば、第1位置を全閉位置として設定し、第2位置を全開位置として設定した場合、全閉位置の位置決めの際に、実際の全閉位置に満たない位置で位置決めされてしまったり、実際には全閉位置であるにも拘わらず閉動作が継続されてしまったりすることがない。
請求項6に記載の発明によると、計数値を初期設定値に補正すべきであるか、シャッターカーテンの移動に異常が生じたと判断すべきであるかが確実に認識可能となる。
請求項1,2,5〜8に記載の発明によれば、シャッターカーテンの全閉位置や全開位置での位置決めを容易且つ正確に行うことができる。
請求項3,4に記載の発明によれば、低荷重での挟み込み検出を行うことができるとともに、経年変化に伴って生じる挟み込みの誤検出を生じ難くすることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、電動シャッター1は、ガレージの入り口など、設置対象となる開口部2の屋内側の上部に配設されている。電動シャッター1の筐体1a内には巻取シャフト3が設けられ、この巻取シャフト3にはシャッターカーテン4の上端が連結されている。これによりシャッターカーテン4は巻取シャフト3に巻回可能となっている。また、シャッターカーテン4は筐体1aの下端から下方に突出可能となっている。開口部2の両内側部には断面略「コ」字状のガイドレール5が設けられ、シャッターカーテン4は、両側縁がガイドレール5に案内された状態で上下動するようになっている。このため、シャッターカーテン4の下端が床面6に達する位置のときに全閉状態となり、該下端が筐体1aの下面に達する位置のときに全開状態となる。
また、巻取シャフト3の一端には、ギアを介してモータ7の回転軸が連結されている。このため、モータ7の回転に伴って巻取シャフト3も回転され、シャッターカーテン4が巻取シャフト3に巻回されたり巻き戻されたりする。これにより、シャッターカーテン4が上下動される。モータ7は、制御装置8に電気的に接続され、該制御装置8から出力される駆動信号に基づいて正転・逆転するようになっている。
制御装置8には操作スイッチ9が電気的に接続され、この操作スイッチ9は、屋内側における開口部2の近辺(ここでは側方)に配設されている。操作スイッチ9は、開操作スイッチ9a、閉操作スイッチ9b及び設定操作スイッチ9cが設けられており、各スイッチ9a〜9cを押圧操作すると、対応する押圧操作信号が制御装置8(図2に示す作動制御部11)に入力されるようになっている。具体的には、開操作スイッチ9aを押圧操作すると開操作信号が制御装置8に入力され、閉操作スイッチ9bを操作すると閉操作信号が制御装置8に入力され、設定操作スイッチ9cを押圧操作すると設定操作信号が制御装置8に入力されるようになっている。なお、本実施形態において設定操作スイッチ9cは、カバーによって覆われるなどして誤操作しにくくなっている。
次に、モータ7及び制御装置8の詳細な電気的構成について説明する。
図2に示すように、制御装置8は、自動初期設定手段、計数手段、挟持有無検出手段、位置判断手段及び計数値補正手段としての作動制御部11とモータドライバ12とを備えている。この制御装置8は、図示しない電源装置から電力供給されるようになっている。
作動制御部11は、CPU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであり、記録手段としての不揮発性のメモリ11aを備えている。このメモリ11aには、後記する電流検出器15からの作動電流値に基づいて挟持有無を判定するための閾値THや、全開位置(上限位置)を判断するための規定値PHや、全閉位置(下限位置)の判断に用いられる許容値PTが記録されている。また、メモリ11aは、後記するパルスセンサ16から入力されるパルス信号の計数値や、電流値検出手段としての電流検出器15から入力されるモータ7の作動電流値を記録可能となっている。
作動制御部11は、入力端子IN、第1出力端子OUT1及び第2出力端子OUT2を備え、入力端子INには前記操作スイッチ9が電気的に接続されている。一方、作動制御部11の各出力端子OUT1,OUT2には、モータドライバ12が電気的に接続されている。モータドライバ12は、第1スイッチング素子TR1、第2スイッチング素子TR2、第1リレー13及び第2リレー14を備えている。第1スイッチング素子TR1及び第2スイッチング素子TR2は、本実施形態ではNPNトランジスタによって構成されている。そして、第1スイッチング素子TR1のベース端子は前記第1出力端子OUT1に接続され、第2スイッチング素子TR2のベース端子は前記第2出力端子OUT2に接続されている。両スイッチング素子TR1,TR2のエミッタ端子は接地されている。また、第1スイッチング素子TR1のコレクタ端子は第1リレー13のコイルL1の一端に接続され、第2スイッチング素子TR2のコレクタ端子は第2リレー14のコイルL2の一端に接続され、各コイルL1,L2の他端は前記電源装置に接続されている。
第1リレー13及び第2リレー14はそれぞれc接点構造をなし、第1リレー13のa接点側の固定接点CP1及び第2リレー14のa接点側の固定接点CP4は、前記電源装置に接続されている。また、第1リレー13のb接点側の固定接点CP2及び第2リレー14のb接点側の固定接点CP5は、接地されている。そして、第1リレー13の可動接点CP3はモータ7の第1端子に接続され、第2リレー14の可動接点CP6は、電流検出器15を介してモータ7の第2端子に接続されている。よって、モータ7は、両リレー13,14が共にOFF状態(非励磁状態)である場合には電力が供給されないため駆動しない。また、モータ7は、第1リレー13がON状態(励磁状態)且つ第2リレー14がOFF状態の場合には、第1リレー13を介して電力が供給されるため、正回転駆動してシャッターカーテン4を上昇(開動作)させる。これに対し、モータ7は、第1リレー13がOFF状態且つ第2リレー14がON状態の場合には、第2リレー14を介して電力が供給されるため、逆回転駆動してシャッターカーテン4を下降(閉動作)させる。
電流検出器15は、モータ7に流れる電流(作動電流)を検出し、その作動電流値を作動制御部11に入力するようになっている。
モータ7の近辺には、該モータ7の回転軸の回転状態を検出し、該回転軸の回転に伴ってパルス信号を出力するパルスセンサ16が配設されている。このパルスセンサ16は、ホール素子(ホールIC)を用いて構成された公知のセンサであり、モータ7の回転軸の回転数に比例した数のパルス信号を出力する。詳しくは、モータ7の回転軸には極性の異なる磁石(磁極)が所定間隔で着磁されており、パルスセンサ16は、回転軸の回転により生じる磁界変化をピックアップしてパルスを出力する。こうしたパルスセンサ16の出力端子は、作動制御部11に電気的に接続されている。このため、パルスセンサ16から出力されるパルス信号は、作動制御部11に入力される。なお、パルスセンサ16は、ホールICを用いて構成されたものに限らず、ロータリエンコーダを用いて構成されたものであってもよい。
このように構成された制御装置8において、作動制御部11は、通常、両出力端子OUT1,OUT2からLレベルの信号を出力した状態となっている。そして、操作スイッチ9から前記押圧操作信号が入力されると、作動制御部11は、モータ7の駆動制御を行う。詳しくは、開操作スイッチ9aが押圧操作されて入力端子INに開操作信号が入力されると、作動制御部11は、第1出力端子OUT1からHレベルの信号を出力して第1スイッチング素子TR1を作動させる。これにより、第1リレー13がON状態となり、モータ7が正回転駆動してシャッターカーテン4が自動的に開動作される。一方、閉操作スイッチ9bが押圧操作されて入力端子INに閉操作信号が入力されると、作動制御部11は、第2出力端子OUT2からHレベルの信号を出力して第2スイッチング素子TR2を作動させる。これにより、第2リレー14がON状態となり、モータ7が逆回転駆動してシャッターカーテン4が自動的に閉動作される。こうした作動制御部11は、開操作信号または閉操作信号が一旦入力されると、シャッターカーテン4が全開または全閉状態になるまでの間はモータ7を駆動し続ける。また、モータ7の動作中において作動制御部11は、該パルス信号のパルス数を計数するようになっている。
ところで、作動制御部11は、シャッターカーテン4の全開位置(上限位置)及び全閉位置(下限位置)を、前記パルス信号の計数値に基づいて認識するようになっている。また、シャッターカーテン4の閉動作時において、作動制御部11は、モータ7の作動電流値に基づいて、該シャッターカーテン4による異物の挟み込みの有無を検出する挟持有無検出を行うようになっている。このため、このように構成された電動シャッター1を開口部2に配設した後においては、該開口部2に適応するシャッターカーテン4の上限位置及び下限位置を設定するとともに、基準電流値となるモータ7の作動電流値を設定するための初期設定作業が必要となる。そこで、作動制御部11は、こうした初期設定作業を自動的に行うための自動初期設定制御を行うようになっている。また、初期設定完了後の通常動作時において、作動制御部11は、シャッターカーテン4の挟持有無検出制御と、上限位置におけるパルス数の計数値を補正する計数値補正制御とを行うようになっている。そこで、作動制御部11によって行われる各種制御を、図3〜図5に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。なお、各制御を行うための制御プログラムは、作動制御部11を構成するROM内に記録されている。
<1>自動初期設定制御
自動初期設定制御にあたり、作業者は、まずシャッターカーテン4を床面6に当接または近接する位置(全閉位置、下限位置)まで移動させ、設定操作スイッチ9cを押圧操作する。これにより、作動制御部11は、自動初期設定モードに切り換わり、図3に示す自動初期設定処理を開始する。
自動初期設定処理が開始されると、ステップS1において作動制御部11は、第1出力端子OUT1からHレベルの信号を出力してモータ7を正回転させ、シャッターカーテン4を開方向へ移動(開動作)させる。
そして、ステップS2において作動制御部11は、パルスセンサ16から入力されるパルス信号のパルス数を計数する計数処理を行う。具体的には、作動制御部11は、下限位置でのパルス数(=「0」)を初期設定値として、該パルス数を加算していく。
ステップS3において作動制御部11は、所定時間(例えば2秒間)内におけるパルス数Pcが、メモリ11aに記録されている前記規定値PHよりも小さいか否かを判断する。そして、作動制御部11は、該パルス数Pcが規定値PHよりも小さくなったと判断すると、シャッターカーテン4が全開位置(上限位置)に達したと判断してステップS4の処理へ移行し、モータ7の駆動を停止させる。すなわち、このステップS3において作動制御部11は、シャッターカーテン4の位置判断処理を行う。なお、作動制御部11は、該パルス数Pcが規定値PHよりも小さくなったと判断するまでは、シャッターカーテン4が全開位置に達していないと判断してモータ7の駆動を継続する。
ステップS5において作動制御部11は、モータ7の停止時でのパルス信号の計数値を上限値として判断し、その計数値をメモリ11aに記録する。つまり、このステップS5において作動制御部11は、シャッターカーテン4の全開位置と対応するパルス数の値を初期設定値として設定する計数値記録処理を行う。
その後、ステップS6において作動制御部11は、第2出力端子OUT2からHレベルの信号を出力してモータ7を逆回転させ、シャッターカーテン4を閉方向へ移動(閉動作)させる。
そして、ステップS7において作動制御部11は、パルスセンサ16から入力されるパルス信号のパルス数を計数する。ここで、作動制御部11は、メモリ11aに記録した上限位置でのパルス信号の計数値から減算していく。また、ステップS8において作動制御部11は、所定時間ΔT(本実施形態ではΔT=10ミリ秒)毎に、電流検出器15から入力されるモータ7の作動電流値をメモリ11aに記録する。そして、作動制御部11は、ここで検出した作動電流値を基準電流値Cbとして認識する。
その後、ステップS9において作動制御部11は、パルス信号の計数値が基準値(=「0」)となった時点でモータ7の駆動を停止させて、ここでの処理を一旦終了する。
よって、この自動初期設定制御では、設定操作スイッチ9cを押圧操作するだけで、電動シャッター1の初期設定を自動的に行うことができる。
<2>挟持有無検出制御
シャッターカーテン4の閉動作時には、作動制御部11は、図4に示すフローチャートに従って挟持有無検出制御のための処理を行う。なお、この処理は、シャッターカーテン4の閉動作時には繰り返し行われる。
閉操作スイッチ9bが押圧操作されて閉操作信号が入力されると、ステップS11において作動制御部11は、第2出力端子OUT2からHレベルの信号を出力してモータ7を逆回転させ、シャッターカーテン4を閉動作させる。そして、ステップS12において作動制御部11は、パルスセンサ16から入力されるパルス信号の計数(減算)を開始する。
また、ステップS13において作動制御部11は、所定時間ΔT毎に、モータ7の作動電流値Cをメモリ11aに記録する。ここで、作動制御部11は、今回検出したモータ7の作動電流値Cをメモリ11aに記録する。すなわち、このステップS13において作動制御部11は、電流値記録処理を行う。
ステップS14において作動制御部11は、パルス信号の計数値が「0」であるか否かを判断する。そして、作動制御部11は、計数値が「0」であると判断した場合、すなわちシャッターカーテン4が下限位置に達したと判断した場合には、ステップS15の処理へ移行する。
このステップS15において作動制御部11は、ステップS13においてメモリ11aに記録した今回の作動電流値Cを、基準電流値Cbとして設定する。つまり、作動制御部11は、既に設定されている基準電流値Cbを作動電流値Cに更新する。このため、次回の挟持有無検出制御時においては、今回検出された最新の作動電流値Cに基づいて挟持有無検出が行われる。すなわち、このステップS15において作動制御部11は、基準電流値Cbの最新化処理を行う。そして、このステップS15の処理を完了すると、作動制御部11は、ステップS20の処理へ移行してモータ7の駆動を停止させ、ここでの処理を一旦終了する。つまり、この場合、作動制御部11は、シャッターカーテン4が順調に全閉状態になったと判断してシャッターカーテン4の閉動作を終了する。
一方、ステップS14において作動制御部11は、該計数値が「0」ではないと判断した場合、すなわちシャッターカーテン4が下限位置に達していない場合には、ステップS16の処理へ移行する。
このステップS16において作動制御部11は、ステップS13で記録した今回の作動電流値Cと前記基準電流値Cbとの差分(電流値差分ΔC)が、メモリ11aに予め記録されている前記閾値THよりも大きいか否かを判断する。そして、作動制御部11は、電流値差分ΔCが閾値TH以下であると判断した場合には再びステップS14の処理へ移行し、該電流値差分ΔCが該閾値THよりも大きいと判断した場合にはステップS17の処理へ移行する。
ステップS17において作動制御部11は、パルス信号の計数値が「0」に近似しているか否かを判断する。そして、作動制御部11は、パルス信号の計数値が「0」に近似していると判断した場合、すなわちシャッターカーテン4が下限位置近辺に位置している状態で前記電流値差分ΔCが前記閾値THよりも大きいと判断した場合には、シャッターカーテン4が下限位置に到達していると認識してステップS15の処理へ移行する。つまり、この場合においても、作動制御部11は、今回の作動電流値Cを、次回の挟持有無検出制御時に利用する基準電流値Cbとして設定し、シャッターカーテン4が順調に全閉状態になったと判断してシャッターカーテン4の閉動作を終了する。なお、『計数値が「0」に近似』とは、パルス信号の計数値が「0」に近い値であることを示し、本実施形態においては計数値が「−20」〜「20」の範囲内である場合を示す。
一方、ステップS17において作動制御部11は、該計数値が「0」に近似していないと判断した場合、すなわちシャッターカーテン4が下限位置近辺に位置していない状態であるにも拘わらず作動電流値Cが比較電流値以上であると判断した場合には、シャッターカーテン4によって異物を挟み込んでいると認識してステップS18の処理へ移行する。
ステップS18において作動制御部11は、第2出力端子OUT2からLレベルの信号を出力するとともに第1出力端子OUT1からHレベルの信号を出力することによりモータ7を反転(正回転)駆動させ、シャッターカーテン4を開方向へ移動させる。そして、ステップS19において作動制御部11は、メモリ11aに今回記録した作動電流値Cをクリアする。つまり、作動制御部11は、シャッターカーテン4の閉動作中に異物の挟み込みを検出した場合には、基準電流値Cbの更新処理(ステップS15の処理)が行われず、次回の挟持有無検出制御時においては、前回以前に設定された最新の基準電流値Cbに基づいて挟持有無検出が行われることとなる。このため、シャッターカーテン4が正常に移動している状態での作動電流値Cが経年変化によって変化した場合でも、挟み込みの誤検出を生じ難くなる。
そして、作動制御部11は、シャッターカーテン4が開方向へ所定量移動させた時点でステップS20の処理へ移行してモータ7の駆動を停止させ、ここでの処理を一旦終了する。すなわち、作動制御部11は、シャッターカーテン4によって異物を挟み込んだと判断した場合には、シャッターカーテン4を開方向へ所定量移動させて異物の挟持状態を解除する。
<3>計数値補正制御
シャッターカーテン4の開動作時には、作動制御部11は、図5に示すフローチャートに従って計数値補正制御のための処理を行う。なお、この処理は、シャッターカーテン4の開動作時には繰り返し行われる。
開操作スイッチ9aが押圧操作されて開操作信号が入力されると、ステップS21において作動制御部11は、第1出力端子OUT1からHレベルの信号を出力してモータ7を正回転させ、シャッターカーテン4を開動作させる。そして、ステップS22において作動制御部11は、パルスセンサ16から入力されるパルス信号のパルス数の計数(加算)を開始する。
ステップS23において作動制御部11は、所定時間(例えば2秒間)内におけるパルス数Pcが、メモリ11aに記録されている前記規定値PHよりも小さいか否かを判断する。そして、作動制御部11は、該パルス数Pcが規定値PHよりも小さくなったと判断すると、ステップS24の処理へ移行する。なお、作動制御部11は、該パルス数Pcが規定値PHよりも小さくなったと判断するまでは、ここでの処理を継続する。
ステップS24において作動制御部11は、メモリ11aに記録されている上限値(初期設定値)とパルス信号の計数値との差分(計数値差分)ΔPが、メモリ11aに予め記録されている所定の許容値PTよりも大きいか否かを判断する。なお、本実施形態において許容値PTは、上限値の1/20程度の値に設定されている。すなわち、例えば上限値が「20000」の場合、該許容値は「100」程度に設定されている。よってこの場合、作動制御部11は、パルス信号の計数値が「19900」未満であるか否かを判断することとなる。その結果、前記計数値差分ΔPが前記許容値PTよりも大きいと判断した場合、作動制御部11は、シャッターカーテン4が上限位置に達していないにも拘わらずパルス数Pcが規定値PHよりも小さくなっていることから、シャッターカーテン4が正常に開動作していないと認識してステップS25の処理へ移行する。そして、ステップS25において作動制御部11は、第1出力端子OUT1からLレベルの信号を出力するとともに第2出力端子OUT2からHレベルの信号を出力することによりモータ7を反転(逆回転)駆動させ、シャッターカーテン4を閉方向へ移動させる。その後、作動制御部11は、シャッターカーテン4が閉方向へ所定量移動させた時点でステップS26の処理へ移行してモータ7の駆動を停止させ、ここでの処理を一旦終了する。すなわち、作動制御部11は、シャッターカーテン4が正常に開動作していないと判断した場合には、シャッターカーテン4を閉方向へ所定量移動させる。このため、シャッターカーテン4に異物が引っかかっている場合などに、該異物が引っかかったままシャッターカーテン4を開動作させてしまうことが防止される。
一方、ステップS24において計数値差分ΔPが許容値PT以下であると判断した場合、作動制御部11は、シャッターカーテン4が全開位置(上限位置)に達したと認識し、ステップS27の処理へ移行してモータ7の駆動を停止させる。そして、続くステップS28において作動制御部11は、このモータ7の停止時における計数値を上限値に補正してここでの処理を一旦終了する。具体的には、作動制御部11は、例えば上限値が「20000」である場合には、たとえ計数値が「20100」であったとしても「20000」に補正する。つまり、上限位置における実際の計数値と初期設定値との間にズレが生じている場合には、実際の計数値が初期設定値に補正される。このため、シャッターカーテン4の開閉動作を繰り返すうちに、上限位置でのパルス信号の計数値と上限値との間にズレが生じても、そのズレを補正することができる。
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)設定操作スイッチ9cが押圧操作されると、制御装置8の作動制御部11による自動初期設定制御によってモータ7が駆動され、シャッターカーテン4が自動的に開閉動作される。そして、モータ7の回転に応じて出力されるパルス信号が全閉状態を基準として計数され、全開位置における該パルス信号の計数値がメモリ11aに記録される。すなわち、シャッターカーテン4の上限位置(全開位置)及び下限位置(全閉位置)と対応するパルス信号の計数値が自動的にメモリ11aに記録される。このため、開口部2への設置直後などに電動シャッター1の初期設定を行うにあたっては、設定操作スイッチ9cを押圧操作するだけでよく、これにより、シャッターカーテン4の全閉位置や全開位置での位置決めが行われる。つまり、シャッターカーテン4の全閉位置や全開位置での位置決めを容易且つ正確に行うことができる。
また、シャッターカーテン4による異物の挟み込みは該モータ7の作動電流値に基づいて検出されるため、モータ7に加わる負荷の微少な変化を容易に検出することが可能となる。そして、こうした挟み込み検出のための基準電流値Cbも、自動初期設定制御によって自動的に設定されるため、基準電流値の設定作業を容易に行うことができる。
(2)自動初期設定制御においては、シャッターカーテン4が全閉位置から全開位置となるようにモータ7が駆動され、該シャッターカーテン4の全閉位置を基準としてパルス数が計数(加算)される。そして、シャッターカーテン4が全開位置に達すると、その全開位置での計数値がメモリ11aに記録される。その後、シャッターカーテン4が閉方向に移動され、該シャッターカーテン4が全閉位置に達するまでの間におけるモータ7の作動電流値Cが基準電流値Cbとして設定される。このため、シャッターカーテン4の一連の開閉動作によって初期設定を行うことができる。
(3)シャッターカーテン4の全開位置から全閉位置までの動作時毎にモータ7の作動電流値Cが記録され、該シャッターカーテン4が異物を挟み込むことなく全閉状態となった場合には、その記録された作動電流値Cが基準電流値Cbとして更新される。そして、次回の挟持有無検出制御時において作動制御部11は、その更新された基準電流値Cbに基づいて挟持有無検出を行う。つまり、作動制御部11は、モータ7の最新の作動電流値Cに基づいてシャッターカーテン4による異物の挟み込みの有無を検出する。このため、シャッターカーテン4が正常に移動している状態でのモータ7の作動電流値Cが経年変化によって変化した場合でも、挟み込みの誤検出を生じ難くなる。
(4)シャッターカーテン4の閉動作時に、該シャッターカーテン4による異物の挟み込みが検出された場合には、そのときのモータ7の作動電流値Cは基準電流値Cbとして更新されない。つまり、異物を挟み込んだ状態でのモータ7の作動電流値Cが、次回の挟持有無検出時の基準電流値Cbになってしまうことが防止される。このため、挟持有無検出の精度が低下してしまうのを抑止することができる。
(5)シャッターカーテン4の開閉動作により、全開位置でのパルス信号の計数値が上限値(初期設定値)と異なった場合には、作動制御部11による計数値補正制御により、該計数値が上限値に補正される。つまり、例えばシャッターカーテン4の開閉動作を繰り返すうちに上限位置でのパルス信号の計数値が上限値と異なってしまった場合であっても、該計数値が上限値に補正される。つまり、シャッターカーテン4の開閉動作を繰り返すうちに、上限位置でのパルス信号の計数値と上限値との間にズレが生じても、そのズレを補正することができる。本実施形態において作動制御部11は、パルス信号の計数値が「0」となったことを全閉位置として認識してシャッターカーテン4の移動を停止させるようになっている。このため、こうした計数値補正制御により、全閉位置の位置決めの際に、実際の全閉位置に満たない位置に位置決めされてしまったり、実際には全閉状態であるにも拘わらずシャッターカーテン4の閉動作が継続されてしまったりするのを防止することができる。
(6)作動制御部11は、パルス信号の計数値がメモリ11aに記録された上限値(初期設定値)よりも小さい場合には、上限値と計数値との差分(計数値差分ΔP)が所定の許容値PTよりも小さい場合に計数値を上限値に補正し、該計数値差分ΔPが該許容値PTよりも大きい場合にあってはシャッターカーテン4の移動に異常が生じたと判断する。このため、作動制御部11は、計数値を上限値に補正すべきであるか、シャッターカーテン4の移動に異常が生じたと判断すべきであるかを確実に認識することができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態において作動制御部11は、自動初期設定制御を行う際に、シャッターカーテン4を全閉位置(下限位置)から全開位置(上限位置)まで移動させ、全閉位置を基準としてパルス信号の計数を行うようになっている。しかし、作動制御部11は、シャッターカーテン4を全開位置から全閉位置まで移動させ、全開位置を基準としてパルス信号の計数を行うようになっていてもよい。
・ 前記実施形態において作動制御部11は、シャッターカーテン4の全閉状態で設定操作スイッチ9cが押圧操作された際に、自動初期設定制御を行うようになっている。このため、作業者は、自動初期設定制御を行わせる際に、シャッターカーテン4を全閉位置まで移動させる必要がある。しかし、作動制御部11は、設定操作スイッチ9cが押圧操作された際に、シャッターカーテン4を自動的に閉方向へ移動させ、シャッターカーテン4が全閉状態となった時点で前記自動初期設定制御を行うようになっていてもよい。すなわち、作動制御部11は、シャッターカーテン4の全閉位置も自動的に設定するようになっていてもよい。なお、この場合、作動制御部11は、モータ7の作動電流値Cと基準電流値Cbとの差分(電流値差分ΔC)が前記閾値THよりも大きくなった際に、シャッターカーテン4が全閉位置に達したと判断すればよい。このようにすれば、作業者がシャッターカーテン4を全閉位置まで移動させる必要がなくなり、自動初期設定制御をより簡単に行うことができる。
・ 前記実施形態では、自動初期設定制御により、シャッターカーテン4の全閉位置及び全開位置と対応するパルス信号の計数値が設定されるようになっている。しかし、これら計数値は、初期パラメータとしてメモリ11aに予め記録されていたり、外部入力によってメモリ11aに記録可能となっていたりしてもよい。具体的には、例えば、パルス信号の1周期におけるシャッターカーテン4の移動量と開口部2の高さとの関係からパルス信号の最大パルス数を算術的に求め、その算出した最大パルス数を、全開位置と対応するパルス信号の計数値として設定する。なお、全閉位置と対応するパルス信号の計数値は、前記実施形態と同様に「0」に設定する。このようにすれば、自動初期設定制御時において作動制御部11は、上下限設定処理(ステップS1〜S5の処理)を行う必要がなくなる。よって、作動制御部11の処理負担を軽減させることができる。また、基準電流値Cbについても、モータ7の性能やシャッターカーテン4を移動させるために必要なトルクなどから算術的に求められた値を、基準電流値Cbとしてメモリ11aに予め設定されていたり、外部入力によってメモリ11aに記録可能となっていたりしてもよい。このようにすれば、自動初期設定処理自体を不要にすることができる。但し、これらの場合、各パラメータは算術的に求められた理論値であるため、前記実施形態における自動初期設定制御を行うことによって設定された値ほどには高い精度で各値を設定することは少々困難となる。
・ 前記実施形態において作動制御部11は、挟持有無検出制御時に基準電流値Cbの最新化処理(ステップS15の処理)を行い、今回検出したモータ7の作動電流値Cを基準電流値Cbとして設定し、次回の挟持有無検出時にはその更新された基準電流値Cbを用いるようになっている。しかし、作動制御部11は、今回検出したモータ7の作動電流値Cだけでなく、過去何回か(例えば5回)の作動電流値Cの平均値を算出し、該算出値を基準電流値Cbとして設定するようになっていてもよい。このようにすれば、突発的な変動を生じた作動電流値Cを基準電流値Cbとして設定してしまうのをより確実に防止することができる。
・ 前記実施形態において作動制御部11は、モータ7の最新の作動電流値Cを基準電流値Cbに設定し、その最新の基準電流値Cbを用いてシャッターカーテン4の挟持有無検出を行うようになっている。しかし、作動制御部11は、こうした基準電流値Cbの最新化処理を行わないようになっていてもよく、最初に設定された基準電流値Cbを用いてシャッターカーテン4の挟持有無検出を行うようになっていてもよい。このようにすれば、作動制御部11の処理負担及びメモリ11aの容量負担を軽減させることができる。
・ 前記実施形態において作動制御部11は、上限値補正制御を行うようになっている。しかし、作動制御部11は、こうした上限値補正制御を行わないようになっていてもよい。
・ 前記実施形態において作動制御部11は、シャッターカーテン4の開動作時にあっては、所定時間(例えば2秒間)内におけるパルス数Pcが、メモリ11aに記録されている前記規定値PHよりも小さいか否かにより、全開状態か否かの判断と、シャッターカーテン4の移動に異常が生じたか否かの判断を行うようになっている。しかし、作動制御部11は、シャッターカーテン4の開動作時においても、閉動作時と同様に、モータ7の作動電流値Cに基づいて全開状態か否かの判断と、シャッターカーテン4の移動に異常が生じたか否かの判断を行うようになっていてもよい。また、作動制御部11は、これらの判断のうちの一方のみを、モータ7の作動電流値Cに基づいて行うようになっていてもよい。
・ 前記実施形態において作動制御部11は、シャッターカーテン4の閉動作時にあっては、パルス信号の計数値が「0」となった際に、シャッターカーテン4が全閉位置に達したと判断してモータ7の駆動を停止するようになっている。しかし、作動制御部11は、パルス信号の計数値が「0」付近となっている状態で前記電流値差分ΔCが前記閾値THよりも大きいと判断した場合にのみ、シャッターカーテン4が全閉位置に達したと判断するようになっていてもよい。
・ 前記実施形態において電動シャッター1は、開口部2の上部に配設され、シャッターカーテン4を上下方向に移動させて開閉するようになっている。しかし、電動シャッター1は、シャッターカーテン4を左右方向に移動させて開閉する態様となっていてもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 請求項1または請求項2に記載の電動シャッターの駆動制御装置において、前記シャッターカーテンの閉動作時に前記モータの作動電流値を検出する電流値検出手段と、前記シャッターカーテンの全開位置から全閉位置までの動作時毎における前記モータの作動電流値を記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記モータの最新の作動電流値に基づいて、前記シャッターカーテンによる異物の挟み込みの有無を検出する挟持有無検出手段とを備えること。
(2) シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御し、該モータの回転に応じて出力されるパルス信号の計数値に基づいて該シャッターカーテンの全閉位置及び全開位置の位置決めを行う電動シャッターの駆動制御装置であって、所定の操作が行われた際に初期設定モードとなり、その初期設定モードにおいては、前記モータを自動的に駆動させ、前記パルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置のうちの一方の位置からなる第1位置を基準として計数する計数処理と、前記第1位置とは逆の位置からなる第2位置を、前記モータの駆動状態に基づいて判断する位置判断処理と、前記パルス信号の前記第2位置における計数値を記録する計数値記録処理とを行うことにより、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置と対応する計数値を初期設定値として自動的に設定する自動初期設定手段を備えていることを特徴とする電動シャッターの駆動制御装置。
(3) シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御するとともに、閉動作時における該シャッターカーテンによる異物の挟み込みを前記モータの作動電流値に基づいて検出する挟み込み検出機能を有する電動シャッターの駆動制御装置であって、所定の操作が行われた際に初期設定モードとなり、その初期設定モードにおいては、前記シャッターカーテンが全開位置から全閉位置となるように前記モータを駆動させ、その間における該モータの作動電流値を記録する電流値記録処理を行うことにより、前記挟み込み検出のための基準電流値を自動的に設定する自動初期設定手段を備えていることを特徴とする電動シャッターの駆動制御装置。
本発明の一実施形態の電動シャッターの概略構成図。 同実施形態の電気的構成を概略的に示す回路図。 同実施形態の自動初期設定制御を示すフローチャート。 同実施形態の挟持有無検出制御を示すフローチャート。 同実施形態の計数値補正制御を示すフローチャート。
符号の説明
1…電動シャッター、4…シャッターカーテン、7…モータ、8…制御装置、11…自動初期設定手段、計数手段、挟持有無検出手段、位置判断手段及び計数値補正手段としての作動制御部、11a…記録手段としてのメモリ、15…電流値検出手段としての電流検出器。

Claims (8)

  1. シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御するとともに、閉動作時における該シャッターカーテンによる異物の挟み込みを前記モータの作動電流値に基づいて検出する挟み込み検出機能を有する電動シャッターの駆動制御装置であって、
    所定の操作が行われた際に初期設定モードとなり、前記モータを自動的に駆動させ、
    前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置のうちの一方の位置からなる第1位置を基準として計数する計数処理と、
    前記第1位置とは逆の位置からなる第2位置を、前記モータの駆動状態に基づいて判断する位置判断処理と、
    前記パルス信号の前記第2位置における計数値を記録する計数値記録処理とを行うことにより、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置と対応する計数値を初期設定値として自動的に設定するとともに、
    前記シャッターカーテンが少なくとも全開位置から全閉位置となるように前記モータを駆動させ、その間における該モータの作動電流値を記録する電流値記録処理を行うことにより、前記挟み込み検出のための基準電流値を設定する自動初期設定手段を備えていることを特徴とする電動シャッターの駆動制御装置。
  2. 前記初期設定モードにおいて前記自動初期設定手段は、前記シャッターカーテンが全閉位置から全開位置となるように前記モータを駆動させ、前記計数処理時にあっては前記シャッターカーテンの全閉位置を基準として前記パルス数を計数し、前記位置判断処理時にあっては、所定時間内における前記パルス信号のパルス数が予め設定された数値よりも少なくなったときに、そのときのシャッターカーテンの位置を全開位置として判断することを特徴とする請求項1に記載の電動シャッターの駆動制御装置。
  3. シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御するとともに、閉動作時における該シャッターカーテンによる異物の挟み込みを前記モータの作動電流値に基づいて検出する挟み込み検出機能を有する電動シャッターの駆動制御装置であって、
    前記シャッターカーテンの閉動作時に前記モータの作動電流値を検出する電流値検出手段と、
    前記シャッターカーテンの全開位置から全閉位置までの動作時毎における前記モータの作動電流値を記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録された前記モータの最新の作動電流値に基づいて、前記シャッターカーテンによる異物の挟み込みの有無を検出する挟持有無検出手段とを備えることを特徴とする電動シャッターの駆動制御装置。
  4. 前記シャッターカーテンの全開位置から全閉位置までの動作時に前記シャッターカーテンによる異物の挟み込みが検出された際には、そのときのモータの作動電流値が前記記録手段に記録されないことを特徴とする請求項3に記載の電動シャッターの駆動制御装置。
  5. シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御する電動シャッターの駆動制御装置であって、
    前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置のうちの一方の位置からなる第1位置を基準として計数する計数手段と、
    前記第1位置とは逆の位置からなる第2位置を、前記モータの駆動状態に基づいて判断する位置判断手段と、
    前記位置判断手段によって判断された前記パルス信号の前記第2位置での計数値が予め設定された初期設定値と異なる場合に、該計数値を該初期設定値に補正する補正処理を行う計数値補正手段とを備えることを特徴とする電動シャッターの駆動制御装置。
  6. 前記計数値補正手段は、前記計数値が前記初期設定値よりも大きい場合に前記補正処理を行うとともに、該計数値が前記初期設定値よりも小さい場合にあっては、その差分が所定の許容値内である場合に前記補正処理を行い、該差分が該許容値外である場合には前記シャッターカーテンの移動に異常が生じたと判断することを特徴とする請求項5に記載の電動シャッターの駆動制御装置。
  7. シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御するとともに、閉動作時における該シャッターカーテンによる異物の挟み込みを前記モータの作動電流値に基づいて検出する挟み込み検出機能を有する電動シャッターにおける初期設定方法であって、
    所定の操作が行われた際に、前記シャッターカーテンが全閉位置から全開位置となるように前記モータを自動的に駆動させ、前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全閉位置を基準として計数し、且つ該シャッターカーテンの全開位置を前記モータの駆動状態に基づいて判断して、前記パルス信号の全開位置における計数値を記録することにより、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置と対応する計数値を初期設定値として自動的に設定するとともに、
    前記シャッターカーテンが少なくとも全開位置から全閉位置となるように前記モータを駆動させ、その間における該モータの作動電流値を記録することにより、前記挟み込み検出のための基準電流値を自動的に設定することを特徴とする電動シャッターの初期設定方法。
  8. シャッターカーテンを移動させるモータの駆動を制御する電動シャッターの駆動制御方法であって、
    前記モータの回転に応じて出力されるパルス信号のパルス数を、前記シャッターカーテンの全開位置及び全閉位置のうちの一方の位置からなる第1位置を基準として計数しつつ、前記第1位置とは逆の位置からなる第2位置を、前記モータの駆動状態に基づいて判断し、
    前記パルス信号の前記第2位置での計数値が予め設定された初期設定値と異なる場合に、該計数値を該初期設定値に補正することを特徴とする電動シャッターの駆動制御方法。
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